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JP2594233B2 - 通気性靴中敷の製造方法 - Google Patents
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JP2594233B2 - 通気性靴中敷の製造方法 - Google Patents

通気性靴中敷の製造方法

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JP2594233B2
JP2594233B2 JP13649094A JP13649094A JP2594233B2 JP 2594233 B2 JP2594233 B2 JP 2594233B2 JP 13649094 A JP13649094 A JP 13649094A JP 13649094 A JP13649094 A JP 13649094A JP 2594233 B2 JP2594233 B2 JP 2594233B2
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JP
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latex
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vulcanized
acrylic resin
resin emulsion
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伸五 林
Original Assignee
株式会社小崎
宮林産業株式会社
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の目的 本発明は、あらかじめ足裏の形状に立体成形することな
く着用者の足にフィットする通気性靴中敷の製造方法に
関する。
【0002】靴中敷はプラスチック、ゴム等の発泡製品
であるが、着用者の足の形にフィットする製品を得よう
とすれば、密閉金型を用いて足裏の起伏に一致する形状
にあらかじめ成形する必要がある。この成形作業は個別
的に実施しなければならないためコストがかさむ。
【0003】密閉金型を使用することなく製造すること
ができる、軟質加硫ラテックススポンジシートを単にト
リミングして靴中敷として用いることもできる。この方
法は連続スポンジシートをカッティングによってトリミ
ングするだけであるから能率的であり、かつコスト的に
有利である。このように平坦な均一厚みのスポンジシー
トを切り抜いてつくった製品でも、踵や爪先の盛り上っ
た部分では大きく圧縮され、つちふまず等くぼんだ部分
では圧縮の程度が小さいから、着用時には足の形にフィ
ットするように変形する。しかしながらゴムスポンジに
は反撥力があり、そのため元の非圧縮状態へ復帰しよう
とするから長時間着用すると圧迫感を生じ、履心持がよ
くない。また比較的強い反撥力のため、爪先のグリップ
力が弱く、スポーツシューズの中敷には向かない。
【0004】本発明の開示 本発明は、上に述べた密閉金型を使用することなく製造
できる平坦な加硫ラテックススポンジシートをくり抜い
てつくる靴中敷の能率性および経済性を享受する一方
で、圧迫感がなく、かつグリップ性にすぐれた通気性靴
中敷の製造法を提供する。
【0005】本発明方法は調合ラテックスから平坦な均
一厚みのスポンジシートをつくり、これを切り抜いて靴
中敷をつくる点は常法と同じであるが、新規な特徴は調
合ラテックスへ粘着性アクリル樹脂のエマルジョンを添
加することである。
【0006】添加された粘着性アクリル樹脂は、感圧性
接着剤のように機能し、体重圧によって圧潰したスポン
ジセル壁を一時的に接着し、元の形状へ復帰することを
妨げる。しかしながら圧力解放後一定時間経過すればゴ
ムの反撥力が接着力に打ち勝ち、スポンジは非圧縮状態
へ復帰する。換言すれば、足裏の形状を一時的に記憶す
る形状追随機能を持っている。このため長時間着用して
も圧迫感がなく、爪先のグリップ力が増加する。
【0007】好ましい実施態様 ここで「調合ラテックス」とは、加硫剤(イオウ)、加
硫促進剤、促進助剤、老化防止剤、充填剤などを含んだ
天然および/または合成ゴムラテックスをいう。
【0008】粘着性アクリルエマルジョンは、感圧性お
よび/または再剥離性粘着テープやラベルの接着剤に使
用されており、またそれ自体事務用接着剤として市販さ
れている。通常、アクリル酸のn−ブチル、2−エチル
ヘキシル、ラウリルなどの長鎖アルキルエステルと、ア
クリル酸と、他のモノマーを乳化重合法によって共重合
してつくられる。このような粘着性アクリル樹脂のエマ
ルジョン自体は既知であり、かつ多くの市販品があるの
でこれ以上詳しく説明を要しない。
【0009】調合ラテックスへ添加する粘着性アクリル
樹脂エマルジョンの比率は、圧潰したスポンジセルを圧
力解放後も暫く圧潰状態に保ち続けるけれども、圧力を
解放して一定時間例えば数分ないし数時間経過後元の非
圧縮状態へ復帰することを許容する比率でなければなら
ない。一般に調合ラテックス100部あたり、固形分と
して1〜20部,特に2〜10部である。
【0010】このため、調合ラテックスに所定量の粘着
性アクリル樹脂エマルジョンを添加し、発泡剤を加え、
機械的に泡立てしてフォームをつくり、さらに塩化アン
モン等のゲル化剤を加えた後直ちに適当な基体上に所定
の厚みに流延塗布する。
【0011】基体は離型紙や離型ベルトを使用し、後で
剥離してもよいが、不織布、織布、ニット布等の上に直
接ラテックスフォーム層を形成することにより、基布と
一体の靴中敷を製造することができる。
【0012】次にこのようにして形成したラテックスフ
ォーム層を熱風乾燥機中で80〜90℃で約10〜20
分間加熱し、ゲル化と同時に乾燥する。ついでこれを加
硫に適した温度および時間加熱して加硫ラテックススポ
ンジシートをつくり、カッティングにより中敷をつく
る。
【0013】〔実施例〕下記配合によって調合ラテック
スをつくった。 NRラテックス 700重量部 合成ラテックス 300重量部 起泡剤 50重量部 加硫促進剤 3重量部 イオウ 2重量部 亜鉛華 5重量部 老化防止剤 2重量部 粘着性アクリル樹脂エマルジョン 50重量部
(固形分として)
【0014】上記調合ラテックスを所要量秤量し、約4
倍の体積に発泡させ、ゲル化剤として適量の塩化アンモ
ンを混合した後、不織布上に所要の厚みに流延し、熱風
乾燥機中で80〜90℃の温度で約10〜20分間加熱
し、ゲル化乾燥した。さらにこのシートを熱風乾燥機中
で120℃で10分間加熱加硫し、加硫スポンジシート
を得た。このシートをカッティングにより靴中敷の形に
切り抜いた。得られた製品は、通気性を保持し、フィッ
ト性、グリップ性にすぐれ、長時間の着用でも圧迫感が
なかった。
【0015】なお使用したアクリル樹脂エマルジョン
は、ガンツ化成(株)より「ウルトラゾールW−20
0」の名称で販売されている、固形分約55%,pH約
7.0,粘度約1000mPa・Sのアクリル酸エステ
ル共重合樹脂エマルジョンである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着性アクリル樹脂エマルジョンを含んで
    いる調合ゴムラテックのフォームを平坦なシート状に流
    延し、ゲル化、加硫した後、得られた平坦な加硫ラテッ
    クススポンジシートを所定形状にカッティングすること
    を特徴とする通気性靴中敷の製造方法。
  2. 【請求項2】加硫ラテックススポンジシートは基布の上
    に形成される請求項1の通気性靴中敷の製造方法。
  3. 【請求項3】粘着性アクリル樹脂エマルジョンは、固形
    分としてゴムラテックス100部あたり1ないし20部
    添加される請求項1の通気性靴中敷の製造方法。
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