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JP2620803B2 - α−サイクロデキストリンの精製法 - Google Patents
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JP2620803B2 - α−サイクロデキストリンの精製法 - Google Patents

α−サイクロデキストリンの精製法

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JP2620803B2 JP9379588A JP9379588A JP2620803B2 JP 2620803 B2 JP2620803 B2 JP 2620803B2 JP 9379588 A JP9379588 A JP 9379588A JP 9379588 A JP9379588 A JP 9379588A JP 2620803 B2 JP2620803 B2 JP 2620803B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、α−サイクロデキストリンを含有する各種
サイクロデキストリン混合物からα−サイクロデキスト
リンを効率的に精製する方法に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
サイクロデキストリンは、不安定物質の安定化、揮発
性物質の揮散防止、異臭マスキング、難溶性・不溶性物
質の可溶化、化学反応触媒等の機能を有し、食品、医薬
品への用途が多数検討されている。
これらの機能は、サイクロデキストリンの立体的空洞
の中に親油性的な物質が包み込まれる包接作用により達
せられると考えられている。
サイクロデキストリンにはブドウ糖が6個環状に結合
したα−サイクロデキストリン、7個環状に結合したβ
−サイクロデキストリン、8個環状に結合したγ−サイ
クロデキストリン、又、9個以上環状に結合したδ−サ
イクロデキストリン、ε−サイクロデキストリン等が知
られている。又、α−、β−、γ−等のサイクロデキス
トリンにブドウ糖1個を結合させたG1−α−サイクロデ
キストリン、G1−β−サイクロデキストリン、G1−γ−
サイクロデキストリン等のグルコシルサイクロデキスト
リン、ブドウ糖2個のマルトースを結合させたG2−α−
サイクロデキストリン、G2−β−サイクロデキストリ
ン、G2−γ−サイクロデキストリン等のマルトシルサイ
クロデキストリン、ブドウ糖3個のマルトトリオースを
結合させたG3−α−サイクロデキストリン、G3−β−サ
イクロデキストリン、G3−γ−サイクロデキストリン等
のマルトトリオシルサイクロデキストリン、グルコシル
基、マルトシル基、マルトトリオシル基をサイクロデキ
ストリンの2位以上に結合させたG1,G1−,G1,G2−,G2,G
2−等のサイクロデキストリンに代表される分岐サイク
ロデキストリンが知られている。
これらのサイクロデキストリンの製造法としては、澱
粉に酵素(サイクロデキストリングルカノトランスフェ
ラーゼ)を作用させてα−サイクロデキストリン、β−
サイクロデキストリン、γ−サイクロデキストリン等の
サイクロデキストリンを得る方法があり、デキシパール
K、デキシパールL、セルデックスCH、リンデックス−
P、トヨデリン−P等が市販されている。これらはα−
サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリン、γ
−サイクロデキストリン等の各種サイクロデキストリン
及びデキストリン等の混合物であり、製造法、例えば酵
素の選択等により、α−サイクロデキストリンリッチ、
β−サイクロデキストリンリッチの各種サイクロデキス
トリン混合物を得る方法が開発されている。
第1表に代表的な市販品の組成分析例を示す。
又、分岐サイクロデキストリンの製造法としては、プ
ルラナーゼの逆反応を利用して、サイクロデキストリン
にマルトースをα−1,6結合させ、マルトシルサイクロ
デキストリン等の分岐サイクロデキストリンを製造する
方法、高濃度のマルトースとサイクロデキストリンの溶
液にBacillus sp.の生産する耐熱性プルラナーゼを高温
で長時間作用させることにより、マルトシルサイクロデ
キストリンを製造する方法、イソアミラゼーの逆反応を
利用してサイクロデキストリンにマルトトリオースをα
−1,6結合させてマルトトリオシルサイクロデキストリ
ンを製造する方法等があり、イソエリート等が商品化さ
れている。これらの方法で製造される市販の分岐サイク
ロデキストリンはα−サイクロデキストリン、β−サイ
クロデキストリン、γ−サイクロデキストリン等の非分
岐サイクロデキストリン、分岐−α−サイクロデキスト
リン、分岐−β−サイクロデキストリン、分岐−γ−サ
イクロデキストリン、グルコース、マルトース、マルト
トリオース、デキストリンの混合物である。第2表に、
代表的な市販品(「イソエリート」、塩水港精糖製)の
組成分析例(カタログ値)を示す。
以上のように、市販されているサイクロデキストリ
ン、分岐サイクロデキストリンは各種サイクロデキスト
リンの混合物である。
一方、純度の高いサイクロデキストリンを製造しよう
という試みも多くなされている。一例として限界濾過膜
と逆浸透膜を組み合わせた方法が開発されている。本法
の概略を記すと、反応槽で生成したα−、β−、γ−サ
イクロデキストリン、デキストリン混合物を、限外濾過
膜を通過させ逆浸透膜に送る。サイクロデキストリン以
外お未反応デキストリンは分子量が大きく限外濾過膜を
通過できないので、再び反応槽に戻しサイクロデキスト
リン生成の原料として再使用される。反応槽に少量の枝
切り酵素を添加しておくことにより、澱粉は全てサイク
ロデキストリンに変換され、逆浸透膜で濃縮される。濃
縮サイクロデキストリン溶液は結晶槽に送られ、溶解度
が低いβ−サイクロデキストリンを晶出させる。母液は
再び逆浸透膜で濃縮し、結晶槽に送る。この反復操作り
よりβ−、α−、γ−サイクロデキストリンの順に結晶
が得られ、再結晶により高純度のα−、γ−サイクロデ
キストリンを得る。
このように純度の高いサイクロデキストリンを得るに
は多くの手間と労力を要し、特に水への溶解性が高く分
離し難いα−、γ−サイクロデキストリンは高価であ
り、各種サイクロデキストリン、デキストリンの混合物
と比較すると、α−サイクロデキストリンで数10倍、γ
−サイクロデキストリンは更に高価である。
又、分岐サイクロデキストリン含有サイクロデキスト
リンに関しては、各種サイクロデキストリンの水への溶
解度が相似通っており相溶効果もあいまって、純度の高
い各種サイクロデキストリンを単離することは非常に難
しくカラムクロマト等による高度な分離技術を要し、非
常に高価なものになる。第3表に、分岐サイクロデキス
トリンを含めた各種サイクロデキストリンの水への溶解
度を示す。
これらのサイクロデキストリン(ホスト)と取り込ま
れる物質(ゲスト)との間には一般に選択性があり、サ
イクロデキストリンの空洞の大きさとゲスト分子の立体
的大きさが適合した時に安定化し、包接されやすいと考
えられている。又、包接されることによりゲストの溶解
性が変化する場合が多く、水難溶解性物質が可溶化した
りする。この溶解性の変化もサイクロデキストリンの種
類と関連があり、α−サイクロデキストリンは可溶性包
接物を、β−サイクロデキストリンは難溶解性包接物を
形成する場合が多い。その他の不安定化物質の安定化機
能、揮発性物質の揮発防止機能、異臭マスキング機能、
化学反応触媒機能もサイクロデキストリンの種類との関
連が予想される。即ち、目的とする機能発現によって
は、互いのサイクロデキストリン、例えばα−サイクロ
デキストリンとβ−サイクロデキストリン、又はα−サ
イクロデキストリンと各種分岐サイクロデキストリンが
互いに機能を阻害し合う場合も多い。このような場合に
は、高純度のサイクロデキストリン単体を使用するのが
理想的であるが、前述したように価格が非常に高く実用
性に乏しい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる実情に鑑み、各種サイクロデキ
ストリン混合物からα−サイクロデキストリンを安価且
つ効率的に生成する方法を鋭意検討した結果、α−サイ
クロデキストリンを含有する各種サイクロデキストリン
混合物とモノグリセライドを水の存在下で混合して不溶
解部を生成させ、次いで得られた不溶解部からモノグリ
セライドを除去することにより、高順度のα−サイクロ
デキストリンが得られることを見出し、本発明を完成し
た。
即ち、本発明はα−サイクロデキストリンを含有する
各種サイクロデキストリン混合物とモノグリセライドを
水の存在下で混合して不溶解部を生成させ、次いで、得
られた不溶解部からモノグリセライドを除去することを
特徴とするα−サイクロデキストリンの精製法を内容と
するものである。
本発明における各種サイクロデキストリン混合物は、
α−サイクロデキストリンをある程度含有するもの全て
が対象となりうる。
例えば、澱粉に酵素(サイクロデキストリングカノト
リンスフェラーゼ)を作用させて得られる、α−サイク
ロデキストリン、β−サイクロデキストリン、γ−サイ
クロデキストリン、グルコース9個以上が環状結合した
サイクロデキストリン、デキストリン等の混合物、プル
ラナーゼの逆反応を利用する方法、Bacillus sp.の生産
する耐熱性プルラナーゼを高温で長時間作用させる方法
や、イソアミラーゼの逆反応を利用する方法等により得
られるα−サイクロデキストリン、β−サイクロデキス
トリン、γ−サイクロデキストリン、各種分岐サイクロ
デキストリン(G1−α−、G2−α−、G3−α−、G1−β
−、G2−β−、G3−β−、G1−γ−、G2−γ−、G3−γ
−等)デキストリン、グルコース、マルトース、マルト
トリオース類の混合物が挙げられる。
本発明におけるモノグリセライドは特に限定されず、
例えばモノパルミン、モノステアリン、モノラウリン等
の飽和モノグリセライド、モノオレイン、モノリノール
等の不飽和モノグリセライド、及びそれらの混合物等が
挙げられる。又、モノグリセライドは位置異性体として
グリセリンの1−位に脂肪酸基がついているもの、2−
位に脂肪酸基がついているものがあるが、いずれも使用
されうる。モノグリセライドは水に溶けないが、水との
混合比を変え、更に温度を変えると、種々の相図ができ
る。
例えば飽和モノグリセライドの場合、常温では固体
(β−結晶)であり、温度を上昇するとα−ゲル構造を
とり、更に温度を上昇すると水との比率によってニート
構造、ラメウ構造、Dispersion構造、Viscous Isotropi
c構造、Fluid Isotropic構造等をとる。
本発明において、α−サイクロデキストリンを含有す
る各種サイクロデキストリン混合物とモノグリセライド
の混合は、モノグリセライドがどういう構造をとってい
ても良いが、好ましくは溶融状態、即ち、α−ゲル構
造、ニート構造、ラメウ構造、Dispersion構造、Viscou
s Isotropic構造、Fluid Isotropic構造等の状態で行
う。
本発明において、α−サイクロデキストリンを含有す
る各種サイクロデキストリン混合物とモノグリセライド
の混合比率は、各種サイクロデキストリン混合物中のα
−サイクロデキストリン含量に依存する。即ち、サイク
ロデキストリン混合物中のα−サイクロデキストリンと
モノグリセライドのモル比が0.2〜3.0:1.0の範囲で混合
するのが好ましい。
実施例で後述するように、分岐サイクロデキストリン
をほとんど含まないサイクロデキストリン混合物を原料
とした場合には、サイクロデキストリン混合物中のα−
サイクロデキストリンとモノグリセライドのモル比が1.
0:1.0付近が、得られるα−サイクロデキストリンの純
度が高い。α−サイクロデキストリンとモノグリセライ
ドのモル比が0.4:1.0より小さい場合は、α−サイクロ
デキストリンにβ−サイクロデキストリンやγ−サイク
ロデキストリンが若干混入してくる。又、α−サイクロ
デキストリンとモノグリセライドのモル比が2.0:1.0よ
り大きい場合は、α−サイクロデキストリンにβ−サイ
クロデキストリンが若干混入してくる。一方、分岐サイ
クロデキストリン主体のサイクロデキストリン混合物を
原料とした場合には、α−サイクロデキストリンにG2
α−サイクロデキストリンが若干混入してくる。この傾
向は、α−サイクロデキストリンとモノグリセライドの
モル比が大きくなるにつれて顕著になるようである。い
ずれにしても、必要以上のモノグリセライドを使用する
ことは、コスト的にも高くつき不必要である。
本発明においてはα−サイクロデキストリンを含有す
る各種サイクロデキストリン混合物とモノグリセライド
を水の存在下で混合し、生成した不溶解部を取得する
が、この取得は、減圧濾別、遠心分離、加圧濾別、膜分
離等の一般的な分離手段により行われる。この場合の不
溶解部としては、未反応のモノグリセライド、α−サイ
クロデキストリンとモノグリセライドとの反応物質等が
考えられる。
本発明においては、サイクロデキストリン混合物とモ
ノグリセライドとの混合により不溶解部を生成させ、し
かる後に該不溶解部からモノグリセライドを除去して、
目的とするα−サイクロデキストリンを得るか、このモ
ノグリセライドの除去はα−サイクロデキストリンとモ
ノグリセライドとの包接平衡をずらすことによって行わ
れる。
このα−サイクロデキストリンとモノグリセライドと
の包接平衡をずらす方法としては、溶媒に対する溶解度
の違いを利用する方法、沸点の違いを利用する方法等が
有効である。
溶媒にする溶解度の違いを利用する方法について記す
と、サイクロデキストリンは水やアルコールに可溶であ
り、モノグリセライドは水に不溶であるが、アルコール
には可溶である。一方、本発明により得られる不溶解部
は前述の如く水に不溶であるが、アルコールにも不溶で
ある。本発明者らの検討によれば、本不溶解部はピリジ
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ホ
ルムアミド等に可溶であり、又、これらの溶媒を主要成
分とする溶媒、例えばピリジンと水の混合物に可溶であ
る。本発明においては不溶解部を上記溶媒を主要成分と
する溶媒に溶解させ、次いでモノグリセライドを析出せ
しめるために、過剰の上記溶媒以外の溶媒、例えば水で
希釈する。
次いで、モノグリセライドを除去した溶液を加熱、膜
分離、噴霧乾燥等により濃縮して粉末を得る。加熱時等
において、溶液に残存していた微量のモノグリセライド
が析出することがあるが、これは分別濾過等により除去
した方が好ましい。
次に、沸点の違いを利用する方法について説明する。
モノグリセライドは減圧下(数mmHg)200℃〜250℃条件
下水蒸気蒸留により留出する。又、より高真空下では分
子蒸留により留出可能である。一方、サイクロデキスト
リンはこれらの条件下では留出しないので、この沸点の
差を利用して、本発明の不溶解部の包接平衡をずらして
不溶解部からモノグリセライドを除去することが可能で
ある。本発明においては、不溶解部をモノグリセライド
以上の沸点を有する適当な分散質、例えば油脂に分散さ
せ、水蒸気蒸留、分子蒸留等により不溶解部からモノグ
リセライドを除去する。モノグリセライドを除去した
後、油脂中に分散しているα−サイクロデキストリンを
水抽出、分別濾過等により回収すればよい。
尚、本発明は酵素を作用させるサイクロデキストリン
の製造工程においても有効である。
〔作用・効果〕
本発明により、α−サイクロデキストリンを含有する
各種サイクロデキストリン混合物から、高純度のα−サ
イクロデキストリンを安価に製造することが可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する
が、本発明はこれらにより何ら制限を受けるものではな
い。
実施例1 サイクロデキストリン、糖混合品「セルデックスCH−
20」(日本食品加工(株)製100gに水100g、モノステア
リン(理研ビタミン(株)製、モノステアリン含量98
%〕1.66gを加え、80〜90℃の温度でT.K.ホモミキサー
(特殊機化工業(株)製)で30分間混合した。
次いで、2kgの水を加え希釈して混合液の粘度を低下
させた後、不溶解部を濾別し水洗した。得られた不溶解
部にピリジンを加え溶解させた後、ピリジンの20倍容積
の水を加え混合した。次に、析出したモノグリセライド
を除去した後、水相を濃縮して粉末を得た。
実施例2 実施例1において、モノステアリン3.31gを使用した
他は実施例1と同様に行った。
実施例3 実施例1において、モノステアリン0.66gを使用した
他は実施例1と同様に行った。
実施例4 実施例1において、モノステアリンの代わりに「エマ
ルジーMS」(理研ビタミン(株)製、モノステアリン70
%、モノパルチミン30%)1.66gを使用した他は実施例
1と同様に行った。
実施例5 実施例1において、モノステアリンの代わりにモノオ
レイン(純度98%)1.66gを使用した他は実施例1と同
様に行った。
実施例6 「イソエリート」粉末品(塩水港精糖(製)、全サイ
クロデキストリン含量80%)100gに水100g、モノステア
リン1.3gを加え、80〜90℃の温度でT.K.ホモミキサーで
30分間混合した。以下は実施例1と同様に行った。
実施例7 実施例6において、モノステアリン2.5gを使用した他
は実施例6と同様に行った。
実施例8 実施例6において、モノステアリン12.5gを使用した
他は実施例6と同様に行った。
実施例9 実施例1で得られた不溶解部に10倍重量の油脂を加
え、減圧下(3mmHg)220℃に加熱し、水蒸気蒸留(蒸気
吹込用水温60℃)してモノグリセライドを留出除去し
た。
モノグリセライドを留出除去した後、常温に冷却し常
圧に戻した後、油脂と等重量の水を加えて混合し、水相
を濃縮して粉末を得た。
実施例10 実施例9において、水蒸気蒸留の代わりに、2mmHgの
高真空度下、190度にて分子蒸留(流下膜式分子蒸留機
を使用)してモノグリセライドを留出除去した以外は実
施例9と同様に行った。
実施例1〜10で得られた粉末を、以下の条件で液体ク
ロマト分析した。
液体クロマト分析条件: 装置:JASCO 880−pu カラム:Hibar Lichrosorb NH2(5μ) 溶出液:アセトニトリル/水=60/40 溶出速度:1ml/min 検出機:Shodex SE−61 得られた分析結果を第4表に示した。原料の「セルデ
ックスCH−20」、「イソエリート」の分析結果も併せて
掲記した。
第4表から明らかな様に、α−サイクロデキストリン
を含有する各種サイクロデキストリン混合物とモノグリ
セライドを混合し不溶解部を生成させ、しかる後得られ
た不溶解物中からモノグリセライドを除去することによ
り、高純度のα−サイクロデキストリンを得ることがで
きる。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】α−サイクロデキストリンを含有する各種
    サイクロデキストリン混合物とモノグリセライドを水の
    存在下で混合して不溶解部を生成させ、次いで、得られ
    た不溶解部からモノグリセライドを除去することを特徴
    とするα−サイクロデキストリンの精製法。
  2. 【請求項2】モノグリセライドが飽和モノグリセライ
    ド、不飽和モノグリセライド、又はその混合物である請
    求項1記載の精製法。
  3. 【請求項3】α−サイクロデキストリンを含有する各種
    サイクロデキストリン混合物とモノグリセライドの混合
    を、各モノグリセライドが溶融する温度域で行う請求項
    1又は2記載の精製法。
  4. 【請求項4】不溶解部を可溶性溶媒を主要成分とする溶
    媒に溶解した後、モノグリセライドが難溶もしくは不溶
    である過剰の溶媒で希釈して生成する析出物を除去する
    請求項1記載の精製法
  5. 【請求項5】不溶解部の可溶性溶媒がピリジン、ジメチ
    ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ホルムアミド
    から選択される少なくとも1種である請求項4記載の精
    製法。
  6. 【請求項6】不溶解部をモノグリセライドより高沸点物
    質中に分散・溶解し、減圧下もしくは常圧下でモノグリ
    セライドを留出除去する請求項1記載の精製法。
  7. 【請求項7】減圧下の水蒸気蒸留等によりモノグリセラ
    イドを留出除去する請求項5記載の精製法。
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