JP2627804B2 - 持続性バニラミルクフレーバー組成物 - Google Patents
持続性バニラミルクフレーバー組成物Info
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- JP2627804B2 JP2627804B2 JP1138551A JP13855189A JP2627804B2 JP 2627804 B2 JP2627804 B2 JP 2627804B2 JP 1138551 A JP1138551 A JP 1138551A JP 13855189 A JP13855189 A JP 13855189A JP 2627804 B2 JP2627804 B2 JP 2627804B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、嗜好性に優れた新規なバニラフレーバー組
成物に関し、更に詳しくは、バニラ豆材料を乳原料、単
糖類及び二糖類よりなる群から選ばれた糖類の少なくと
も一種及びプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸及
びそれらの塩類よりなる群から選ばれたアミノ酸類の少
なくとも一種より選ばれたアミノ−カルボニル反応性成
分の添加存在下に、アミノ−カルボニル反応生起条件下
で加熱処理してなる強度、持続性及び嗜好性に優れたバ
ニラとミルクのクッキング風味を有する新規なバニラミ
ルクフレーバー組成物に関する。
成物に関し、更に詳しくは、バニラ豆材料を乳原料、単
糖類及び二糖類よりなる群から選ばれた糖類の少なくと
も一種及びプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸及
びそれらの塩類よりなる群から選ばれたアミノ酸類の少
なくとも一種より選ばれたアミノ−カルボニル反応性成
分の添加存在下に、アミノ−カルボニル反応生起条件下
で加熱処理してなる強度、持続性及び嗜好性に優れたバ
ニラとミルクのクッキング風味を有する新規なバニラミ
ルクフレーバー組成物に関する。
(従来の技術) バニラフレーバーは、古くから飲食品用に広く利用さ
れている重要なフレーバーの一種である。
れている重要なフレーバーの一種である。
天然バニラフレーバーとしては、バニラ豆を各種の有
機溶媒で抽出処理して得られるバニラエキストラクトの
形で市場に供給されている。このようなバニラエキスト
ラクトは、たとえば、細断したバニラ豆を含水エタノー
ルで抽出することにより得られるが、抽出はバニラ豆の
含有するフレーバー成分の熱変化を避けるために、比較
的低温条件の抽出温度を採用するのが普通である。
機溶媒で抽出処理して得られるバニラエキストラクトの
形で市場に供給されている。このようなバニラエキスト
ラクトは、たとえば、細断したバニラ豆を含水エタノー
ルで抽出することにより得られるが、抽出はバニラ豆の
含有するフレーバー成分の熱変化を避けるために、比較
的低温条件の抽出温度を採用するのが普通である。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如くして得られる従来のバニラエキストラクト
は、香味賦与乃至変調能が比較的弱いために、バニラ特
有の香味を飲食品に付与するには可成りな量を添加しな
ければならないという欠点を有している。殊に、バニラ
エキストラクトは乳製品フレーバーと非常によく調和す
るが、反面、香味賦与乃至変調能が比較的弱いために、
乳製品に添加した際に、乳製品のフレーバーの強さに負
けて香味賦与効果が顕著に現れない難点がある。
は、香味賦与乃至変調能が比較的弱いために、バニラ特
有の香味を飲食品に付与するには可成りな量を添加しな
ければならないという欠点を有している。殊に、バニラ
エキストラクトは乳製品フレーバーと非常によく調和す
るが、反面、香味賦与乃至変調能が比較的弱いために、
乳製品に添加した際に、乳製品のフレーバーの強さに負
けて香味賦与効果が顕著に現れない難点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記のような欠点乃至難点を克服すべ
く研究を行い、先にバニラ豆材料をスパイス系植物材料
の共存下に抽出溶媒で共抽出することからなる水溶性強
化バニラフレーバーの製法(特公昭62−51098号公報)
及びバニラ豆を、C2〜C4のα−ジ糖類、C2〜C4のα,β
−ヒドロキシ糖類、単糖類及び二糖類よりなる群から選
ばれた糖類の少なくとも一種及び/又はプロリン、オキ
シプロリン、アルギニン、リジン及びそれらの塩類より
なる群から選ばれたアミノ酸の少なくとも一種より選ば
れたアミノ−カルボニル反応性成分の少なくとも一種の
添加存在下に、アミノ−カルボニル反応生起条件下で加
熱処理してなる持続性バニラフレーバーをそれぞれ提案
した(特公昭63−21460号公報)。
く研究を行い、先にバニラ豆材料をスパイス系植物材料
の共存下に抽出溶媒で共抽出することからなる水溶性強
化バニラフレーバーの製法(特公昭62−51098号公報)
及びバニラ豆を、C2〜C4のα−ジ糖類、C2〜C4のα,β
−ヒドロキシ糖類、単糖類及び二糖類よりなる群から選
ばれた糖類の少なくとも一種及び/又はプロリン、オキ
シプロリン、アルギニン、リジン及びそれらの塩類より
なる群から選ばれたアミノ酸の少なくとも一種より選ば
れたアミノ−カルボニル反応性成分の少なくとも一種の
添加存在下に、アミノ−カルボニル反応生起条件下で加
熱処理してなる持続性バニラフレーバーをそれぞれ提案
した(特公昭63−21460号公報)。
一方、ヨーロッパにおいてはミルク(牛乳)にバニラ
ビーンズを莢ごと加えて暖め、これを漉した後卵黄、砂
糖などを加えたものがアイスクリームミックスの材料と
して利用されている。
ビーンズを莢ごと加えて暖め、これを漉した後卵黄、砂
糖などを加えたものがアイスクリームミックスの材料と
して利用されている。
本発明者等は、これらの知見に基づいて更に改良を重
ねた結果、バニラ豆材料を乳原料、糖類及びアミノ酸の
存在下に加熱処理することによって、強度、持続性及び
嗜好性に優れたバニラとミルクのクッキング風味を有す
る新規なバニラミルクフレーバーが得られることを見い
だし本発明を完成した。従って本発明の目的は、従来に
無い新しいタイプのバニラミルクフレーバーを提供する
にある。
ねた結果、バニラ豆材料を乳原料、糖類及びアミノ酸の
存在下に加熱処理することによって、強度、持続性及び
嗜好性に優れたバニラとミルクのクッキング風味を有す
る新規なバニラミルクフレーバーが得られることを見い
だし本発明を完成した。従って本発明の目的は、従来に
無い新しいタイプのバニラミルクフレーバーを提供する
にある。
以下本発明の具体的内容を更に詳しく説明する。
本発明の持続性バニラミルクフレーバー組成物は、バ
ニラ豆材料を乳原料、単糖類及び二糖類よりなる群から
選ばれた糖類の少なくとも一種及びプロリン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸及びそれらの塩類よりなる群から
選ばれたアミノ酸類の少なくとも一種より選ばれたアミ
ノ−カルボニル反応性成分の添加存在下に、アミノ−カ
ルボニル反応生起条件下で加熱処理することにより得る
ことができる。
ニラ豆材料を乳原料、単糖類及び二糖類よりなる群から
選ばれた糖類の少なくとも一種及びプロリン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸及びそれらの塩類よりなる群から
選ばれたアミノ酸類の少なくとも一種より選ばれたアミ
ノ−カルボニル反応性成分の添加存在下に、アミノ−カ
ルボニル反応生起条件下で加熱処理することにより得る
ことができる。
上記バニラ豆材料としては、例えば、ブルボンバニ
ラ、メキシコバニラ、タヒチバニラ、ジャワバニラその
他のごときバニラ豆、その細断物、破砕物、それらの乾
燥物、凍結粉砕などによる粉粒状物、或いはバニラ豆細
断物を、有機溶媒例えば、約20〜60%濃度のエタノール
を用いて抽出後、濃縮して得られるバニラエキストラク
ト及び該濃縮の際にグリセリン、プロピレングリコール
等の不揮発性溶媒を添加して溶媒回収して得られるバニ
ラオレオレジン等を挙げることができる。
ラ、メキシコバニラ、タヒチバニラ、ジャワバニラその
他のごときバニラ豆、その細断物、破砕物、それらの乾
燥物、凍結粉砕などによる粉粒状物、或いはバニラ豆細
断物を、有機溶媒例えば、約20〜60%濃度のエタノール
を用いて抽出後、濃縮して得られるバニラエキストラク
ト及び該濃縮の際にグリセリン、プロピレングリコール
等の不揮発性溶媒を添加して溶媒回収して得られるバニ
ラオレオレジン等を挙げることができる。
また、上記乳原料としては、例えば、生乳、普通牛
乳、加工乳、脱脂乳等の乳類;全粉乳、脱脂粉乳、調整
粉乳等の粉乳類;無糖練乳、加糖練乳、加糖脱脂練乳等
の連乳類;高脂肪クリーム、普通脂肪クリーム、高脂肪
脂肪置換クリーム、普通脂肪脂肪置換クリーム及びコー
ヒーホワイトナー等のクリーム類;ホエー濃縮物及びこ
れら乳原料の酸、アルカリ或いはリパーゼ、プロテアー
ゼ等の酵素による分解物、更には上記例示した如き乳原
料の混合物等を挙げることができる。
乳、加工乳、脱脂乳等の乳類;全粉乳、脱脂粉乳、調整
粉乳等の粉乳類;無糖練乳、加糖練乳、加糖脱脂練乳等
の連乳類;高脂肪クリーム、普通脂肪クリーム、高脂肪
脂肪置換クリーム、普通脂肪脂肪置換クリーム及びコー
ヒーホワイトナー等のクリーム類;ホエー濃縮物及びこ
れら乳原料の酸、アルカリ或いはリパーゼ、プロテアー
ゼ等の酵素による分解物、更には上記例示した如き乳原
料の混合物等を挙げることができる。
上記例示した如き乳原料の添加量は適宜に選択できる
が、一般的には原料バニラ豆1重量部(但しバニラエキ
ストラクト及びオレオレジンに関しては使用した豆重量
に換算する。以下同じ)に対して乳固形分として約0.01
〜50重量部、より好ましくは約0.1〜10重量部程度の添
加量を例示できる。
が、一般的には原料バニラ豆1重量部(但しバニラエキ
ストラクト及びオレオレジンに関しては使用した豆重量
に換算する。以下同じ)に対して乳固形分として約0.01
〜50重量部、より好ましくは約0.1〜10重量部程度の添
加量を例示できる。
また、上記アミノ−カルボニル反応性成分としてのア
ミノ酸としては、プロリン、アスパラギン酸、グルタミ
ン酸及びその塩類、例えば、アスパラギン酸ナトリウ
ム、グルタミン酸ナトリウムの如き塩類を挙げることが
できるが、所望によりこれら以外のアミノ酸類を添加す
ることもできる。
ミノ酸としては、プロリン、アスパラギン酸、グルタミ
ン酸及びその塩類、例えば、アスパラギン酸ナトリウ
ム、グルタミン酸ナトリウムの如き塩類を挙げることが
できるが、所望によりこれら以外のアミノ酸類を添加す
ることもできる。
また、上記アミノ−カルボニル反応性成分としての糖
類の例としては、例えば、トレオース、リボース、グル
コース、エリスロース、キシロース、フラクトース、2
−デオキシリボース、ラムノース、シュクロース、マル
トース、ラクトース等の如き単糖類及び二糖類等を挙げ
ることができる。これらアミノ酸類及び糖類は、それぞ
れ一種でも複数種併用してでも利用することができる。
類の例としては、例えば、トレオース、リボース、グル
コース、エリスロース、キシロース、フラクトース、2
−デオキシリボース、ラムノース、シュクロース、マル
トース、ラクトース等の如き単糖類及び二糖類等を挙げ
ることができる。これらアミノ酸類及び糖類は、それぞ
れ一種でも複数種併用してでも利用することができる。
上記例示の如きアミノ−カルボニル反応性成分の添加
量も適宜に選択できる。アミノ酸類の添加量としては、
原料バニラ豆の重量に基づいて約0.001〜5重量%、よ
り好ましくは、約0.01〜約1重量%程度の添加量を例示
することができる。
量も適宜に選択できる。アミノ酸類の添加量としては、
原料バニラ豆の重量に基づいて約0.001〜5重量%、よ
り好ましくは、約0.01〜約1重量%程度の添加量を例示
することができる。
また、糖類の添加量としては、例えば、バニラ豆1重
量部に対して約0.1〜20重量部、好ましくは、約0.5〜10
重量部の如き添加量を例示することができる。
量部に対して約0.1〜20重量部、好ましくは、約0.5〜10
重量部の如き添加量を例示することができる。
本発明においては、上記の乳原料、アミノ−カルボニ
ル反応性成分のほかに、卵材料、例えば、全卵、卵黄、
乾燥全卵、加糖卵黄、乾燥卵黄、更にはこれら卵材料の
リパーゼ、フオスホリパーゼ、プロテアーゼその他の酵
素を用いて処理した酵素処理品及びこれらの任意の混合
物を配合することにより、一層ユニークなバニラミルク
フレーバーを得ることができる。かかる卵材料の添加量
も任意に選択することができるが、例えば、バニラ豆1
重量部に対して約0.01〜1重量部の如き添加量を挙げる
ことができる。
ル反応性成分のほかに、卵材料、例えば、全卵、卵黄、
乾燥全卵、加糖卵黄、乾燥卵黄、更にはこれら卵材料の
リパーゼ、フオスホリパーゼ、プロテアーゼその他の酵
素を用いて処理した酵素処理品及びこれらの任意の混合
物を配合することにより、一層ユニークなバニラミルク
フレーバーを得ることができる。かかる卵材料の添加量
も任意に選択することができるが、例えば、バニラ豆1
重量部に対して約0.01〜1重量部の如き添加量を挙げる
ことができる。
本発明においては、上記の如き材料に加えて、さらに
アラビアガム、トラガカントガム、ローカストビンガ
ム、キサンタンガム、デキストリン、加工澱粉その他の
増粘剤又は安定剤等を配合することもできる。更に所望
により、食塩、呈味性有機酸塩類、核酸系調味料などの
呈味剤;天然精油、合成香料化合物及びそれらを混合し
て調製された調合香料組成物等を添加することもでき
る。
アラビアガム、トラガカントガム、ローカストビンガ
ム、キサンタンガム、デキストリン、加工澱粉その他の
増粘剤又は安定剤等を配合することもできる。更に所望
により、食塩、呈味性有機酸塩類、核酸系調味料などの
呈味剤;天然精油、合成香料化合物及びそれらを混合し
て調製された調合香料組成物等を添加することもでき
る。
本発明の好ましい一実施態様を例示すれば、例えば、
細断又は微粉末にしたバニラ豆に、牛乳、全脂練乳クリ
ーム等の乳原料、次いでプロリン、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸及びそれらの塩類よりなる群から選ばれた少
なくとも一種のアミノ酸及び単糖類及び二糖類から成る
群から選ばれた少なくとも一種の糖類とを添加し、更に
必要により水、エタノール、プロピレングリコール、或
はグリセリンの如き溶媒を加え、例えば約50℃乃至105
℃で約10分乃至5時間程度、解放容器もしくは密閉容器
中で攪拌しながら加熱処理することによって本発明のバ
ニラミルクフレーバーを得ることができる。該バニラミ
ルクフレーバーは、所望により、固形分を遠心分離、濾
過などの操作によって分離、除去して液状物とすること
ができる。
細断又は微粉末にしたバニラ豆に、牛乳、全脂練乳クリ
ーム等の乳原料、次いでプロリン、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸及びそれらの塩類よりなる群から選ばれた少
なくとも一種のアミノ酸及び単糖類及び二糖類から成る
群から選ばれた少なくとも一種の糖類とを添加し、更に
必要により水、エタノール、プロピレングリコール、或
はグリセリンの如き溶媒を加え、例えば約50℃乃至105
℃で約10分乃至5時間程度、解放容器もしくは密閉容器
中で攪拌しながら加熱処理することによって本発明のバ
ニラミルクフレーバーを得ることができる。該バニラミ
ルクフレーバーは、所望により、固形分を遠心分離、濾
過などの操作によって分離、除去して液状物とすること
ができる。
また、他の一態様によれば、例えば、細断したバニラ
豆に、水、エタノール、プロピレングリコール、グリセ
リン或はこれらの2種以上の混合物の如き溶媒を加え、
公知の方法で抽出してバニラエキストラクトを得た後
に、該バニラエキストラクトに、全脂練乳、全脂濃縮
乳、又はこれらの酵素分解物等の乳原料、前記糖類の少
なくとも1種及び前記アミノ酸類の少なくとも1種を添
加して、例えば、約50℃乃至約105℃で約10分乃至5時
間程度、加熱攪拌することによっても本発明のバニラミ
ルクフレーバーを得ることができる。
豆に、水、エタノール、プロピレングリコール、グリセ
リン或はこれらの2種以上の混合物の如き溶媒を加え、
公知の方法で抽出してバニラエキストラクトを得た後
に、該バニラエキストラクトに、全脂練乳、全脂濃縮
乳、又はこれらの酵素分解物等の乳原料、前記糖類の少
なくとも1種及び前記アミノ酸類の少なくとも1種を添
加して、例えば、約50℃乃至約105℃で約10分乃至5時
間程度、加熱攪拌することによっても本発明のバニラミ
ルクフレーバーを得ることができる。
上記に数態様を例示したようにして得ることのできる
本発明のバニラミルクフレーバーは、天然バニラ豆材料
と、乳原料、糖類及びアミノ酸類よりなるアミノ−カル
ボニル反応性成分の添加存在下に、アミノ−カルボニル
反応生起条件下で加熱処理された生成物であって、従来
のバニラエキストラクトに比して、香気香味賦与乃至変
調能が顕著に強化されたバニラフレーバーとなるのに加
えて、ミルクと共にクッキングされた従来にないユニー
クな香味香味を有し、優れた持続性を賦与されたバニラ
ミルクフレーバーである。
本発明のバニラミルクフレーバーは、天然バニラ豆材料
と、乳原料、糖類及びアミノ酸類よりなるアミノ−カル
ボニル反応性成分の添加存在下に、アミノ−カルボニル
反応生起条件下で加熱処理された生成物であって、従来
のバニラエキストラクトに比して、香気香味賦与乃至変
調能が顕著に強化されたバニラフレーバーとなるのに加
えて、ミルクと共にクッキングされた従来にないユニー
クな香味香味を有し、優れた持続性を賦与されたバニラ
ミルクフレーバーである。
本発明のバニラミルクフレーバーは、溶液状、濃縮液
状、ペースト状、粉末状その他の任意の形態であること
ができ、従来のバニラフレーバーに比して、優れた且つ
増強された香気香味賦与乃至変調能を有する持続性バニ
ラミルクフレーバーにとして、従来のバニラフレーバー
と同様な分野、更には、従来のバニラフレーバーの場合
にはその添加量が多くなり過ぎて使用に制約を受けた分
野においても、有利に利用することができる。
状、ペースト状、粉末状その他の任意の形態であること
ができ、従来のバニラフレーバーに比して、優れた且つ
増強された香気香味賦与乃至変調能を有する持続性バニ
ラミルクフレーバーにとして、従来のバニラフレーバー
と同様な分野、更には、従来のバニラフレーバーの場合
にはその添加量が多くなり過ぎて使用に制約を受けた分
野においても、有利に利用することができる。
例えば、アイスクリーム、シャーベット等の冷菓;チ
ョコレート、ビスケット、シュークリーム、プリン、バ
バロア、ムース等の洋菓子類;パン類、キャンデイー、
チョコレート、焼物等のセンターに詰めるフイリング
材;ホイップクリーム、フアットクリーム類;ココアド
リンク等の飲料、さらにはリキュール等の飲食品類の香
気香味賦与乃至変調剤に利用することができる。
ョコレート、ビスケット、シュークリーム、プリン、バ
バロア、ムース等の洋菓子類;パン類、キャンデイー、
チョコレート、焼物等のセンターに詰めるフイリング
材;ホイップクリーム、フアットクリーム類;ココアド
リンク等の飲料、さらにはリキュール等の飲食品類の香
気香味賦与乃至変調剤に利用することができる。
以下、実施例により本発明持続性バニラミルクフレー
バー及びその製法の数例について、更に詳しく説明す
る。
バー及びその製法の数例について、更に詳しく説明す
る。
(実施例) 参考例1 バニラエキストラクトの製造 バニラ豆細断物(ブルボン)100gに50%エタノール
(v/v)250gを加え60〜65℃で5時間撹拌抽出し、固・
液分離した後更に50%エタノール(v/v)250gを加え60
〜65℃で再度5時間撹拌抽出し瀘液を合わせて濃縮し、
バニラエキストラクト400gを得た。(参考品1:該エキス
トラクト1gはバニラ豆0.25gに相当する) 参考例2 バニラオレオレジンの製造 バニラ豆(ブルボン)細断物100gに50%(v/v)エタ
ノール500gを加えて60〜65℃で5時間攪拌抽出した。不
溶物を除去して得られた抽出液にグリセリン25gを加え
て減圧濃縮し、Brix70゜のバニラオレオレジン50g得た
(参考品2:このオレオレジン1gはバニラ豆2gに相当す
る)。
(v/v)250gを加え60〜65℃で5時間撹拌抽出し、固・
液分離した後更に50%エタノール(v/v)250gを加え60
〜65℃で再度5時間撹拌抽出し瀘液を合わせて濃縮し、
バニラエキストラクト400gを得た。(参考品1:該エキス
トラクト1gはバニラ豆0.25gに相当する) 参考例2 バニラオレオレジンの製造 バニラ豆(ブルボン)細断物100gに50%(v/v)エタ
ノール500gを加えて60〜65℃で5時間攪拌抽出した。不
溶物を除去して得られた抽出液にグリセリン25gを加え
て減圧濃縮し、Brix70゜のバニラオレオレジン50g得た
(参考品2:このオレオレジン1gはバニラ豆2gに相当す
る)。
実施例1 以下の配合組成混合物を95±2℃で1時間加熱攪拌し
た。
た。
加糖練乳(乳固形分30.3%) 250 g 全脂濃縮乳(乳固形分35%) 200 g 上白糖 50 g ブドウ糖果糖液糖(Bx75゜) 350 g バニラオレオレジン(参考品2) 100 g バニラエキス(参考品1) 50 g トラガカントガム 2 g L−アスパラギン酸ナトリウム 3 g L−プロリン 1 g L−グルタミン酸ナトリウム 1 g L−バリン 0.8gDL−アラニン 1 g 合計 1008.8g 得られた組成物は、好ましいロースト感を伴った濃厚
で嗜好性に優れ、バニラとミルクのクッキングされたユ
ニークな香気・香味を有し、水で50倍に希釈しても充分
なフレーバー強度を有していた。
で嗜好性に優れ、バニラとミルクのクッキングされたユ
ニークな香気・香味を有し、水で50倍に希釈しても充分
なフレーバー強度を有していた。
実施例2 以下の配合組成混合物を95±2℃で1時間加熱攪拌し
た。
た。
加糖練乳(乳固形分30.3%) 260 g 全脂濃縮乳(乳固形分35%) 170 g 上白糖 50 g ぶどう糖果糖液糖(Bx75゜) 360 g バニラ粉砕物(50メッシュ) 100 g バニラエキス(参考品1) 30 g 卵黄 30 g ローカストビーンガム 5 g L−アスパラギン酸ナトリウム 2 g L−プロリン 0.5g DL−アラニン 0.5gL−バリン 0.5g 合計 1008.5g 得られた組成物は、濃厚で好ましいカスタード風味を
伴った嗜好性に優れたバニラミルクフレーバーであっ
た。
伴った嗜好性に優れたバニラミルクフレーバーであっ
た。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のバニラエキストラクトやバニ
ラオレオレジンとは全く異なって、単純なバニラの風味
ではなく、バニラと乳製品、卵などでクッキングされた
非常に嗜好性に富んだ新規な香気香味を有し、且つ通常
の調理品に比較しても数十倍のフレーバー強度を有する
バニラミルクフレーバーが得られる。かかるバニラミル
クフレーバーは、バニラエキストラクトと乳製品を単純
にブレンドしても得られるものではなく、本発明によっ
て初めて創造されたキャラクターのある風味である。本
発明のバニラミルクフレーバーは、アイスクリーム等の
冷菓、ビスケット、クッキー、シュークリーム、ババロ
ア、ミルクプリン、ホットケーキ、キャンデイー類、チ
ョコレート、チューインガム等の菓子類、ココアドリン
ク、エッグノッグなどの飲料に配合して、極めて嗜好性
に優れた風味を与えることができる。かかる飲食品に対
する本発明のバニラミルクフレーバーの添加量は任意に
選択することができるが、一般的には、飲食品の重量に
基づいて約0.01〜10%の如き添加量を挙げることができ
る。
ラオレオレジンとは全く異なって、単純なバニラの風味
ではなく、バニラと乳製品、卵などでクッキングされた
非常に嗜好性に富んだ新規な香気香味を有し、且つ通常
の調理品に比較しても数十倍のフレーバー強度を有する
バニラミルクフレーバーが得られる。かかるバニラミル
クフレーバーは、バニラエキストラクトと乳製品を単純
にブレンドしても得られるものではなく、本発明によっ
て初めて創造されたキャラクターのある風味である。本
発明のバニラミルクフレーバーは、アイスクリーム等の
冷菓、ビスケット、クッキー、シュークリーム、ババロ
ア、ミルクプリン、ホットケーキ、キャンデイー類、チ
ョコレート、チューインガム等の菓子類、ココアドリン
ク、エッグノッグなどの飲料に配合して、極めて嗜好性
に優れた風味を与えることができる。かかる飲食品に対
する本発明のバニラミルクフレーバーの添加量は任意に
選択することができるが、一般的には、飲食品の重量に
基づいて約0.01〜10%の如き添加量を挙げることができ
る。
また、本発明のバニラミルクフレーバー組成物は、こ
れを素材として、更にバニラエキストラクト、バニラオ
レオレジン等のバニラ豆抽出物、バニリン、エチルバニ
リン及び他の合成、天然香気成分を混合して調製した調
合バニラフレーバーを配合して新規なバニラフレーバー
を製造するのに有用である。
れを素材として、更にバニラエキストラクト、バニラオ
レオレジン等のバニラ豆抽出物、バニリン、エチルバニ
リン及び他の合成、天然香気成分を混合して調製した調
合バニラフレーバーを配合して新規なバニラフレーバー
を製造するのに有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 2/00 C12G 3/06 C12G 3/06 A23L 2/00 B
Claims (2)
- 【請求項1】バニラ豆材料を乳原料、単糖類及び二糖類
よりなる群から選ばれた糖類の少なくとも一種及びプロ
リン、アスパラギン酸、グルタミン酸及びそれらの塩類
からなる群から選ばれたアミノ酸類の少なくとも一種よ
り選ばれたアミノ−カルボニル反応性成分の添加存在下
に、アミノ−カルボニル反応生起条件下で加熱処理して
なる持続性バニラミルクフレーバー組成物。 - 【請求項2】該加熱処理の際に、卵原料を添加すること
を特徴とする請求項(1)に記載の組成物。
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|---|---|---|---|
| JP1138551A JP2627804B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 持続性バニラミルクフレーバー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JPH034767A JPH034767A (ja) | 1991-01-10 |
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ID=15224790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP1138551A Expired - Fee Related JP2627804B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 持続性バニラミルクフレーバー組成物 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2627804B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104905212A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-09-16 | 恒枫食品科技有限公司 | 一种热反应型牛奶风味反应物及其制备方法 |
| KR20170039559A (ko) | 2015-10-01 | 2017-04-11 | 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 | 가열 처리 바닐라 엑기스의 제조 방법 |
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-
1989
- 1989-05-31 JP JP1138551A patent/JP2627804B2/ja not_active Expired - Fee Related
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