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JP2635650B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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JP2635650B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2635650B2
JP2635650B2 JP63018868A JP1886888A JP2635650B2 JP 2635650 B2 JP2635650 B2 JP 2635650B2 JP 63018868 A JP63018868 A JP 63018868A JP 1886888 A JP1886888 A JP 1886888A JP 2635650 B2 JP2635650 B2 JP 2635650B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、普通紙記録のカラー複写機などに適用で
きる画像処理装置、特に多値化用の閾値を自動的に算出
するようにした閾値算出機能を有する画像処理装置に関
する。
[発明の背景] 画像処理装置、例えばレーザビームを使用したカラー
複写機などにおいては、最終的な画像情報に基づいてレ
ーザビームを変調することにより、感光体ドラム上に所
定の被写体を潜像する必要があるが、この場合にはレー
ザビーム変調のための2値化若しくは多値化された画像
データを作成する必要がある。
最近では、中間調を表示できるようにするため多値化
された画像データでビームを変調するようにしている。
このような多値化処理を行なって画像を記録するよう
にしたカラー画像処理装置の一例を、第8図以下に示
す。
原稿などの被写体2のカラー画像情報(光学像)は光
学系3を経てダイクロイックミラー4において2つの色
分解像に分離される。この例では、赤Rの色分解像とシ
アンCyの色分解像とに分離される。そのため、ダイクロ
イックミラー4のカットオフは540〜600nm程度のものが
使用される。
赤R及びシアンCyの各色分解像は画像読み取り手段例
えばCCD6,7に供給されて、夫々から赤成分R及びシアン
成分Cyのみの画像信号が出力される。
画像信号R,CyはA/D変換器10,11に供給されることによ
り、所定ビーム数、この例では6ビットのデジタル信号
に変換される。A/D変換と同時にシェーデング補正され
る。12,13はシェーデング補正回路を示す。
シェーデング補正されたデジタル画像信号は有効領域
の抽出回路15において、最大原稿サイズ幅の信号分のみ
抽出されて、次段の色弁別回路20に供給される。取り扱
う最大原稿幅がB4サイズであるときにはゲート信号とし
てはシステムのタイミング信号発生回路170で生成され
たサイズ信号B4が利用される。
ここで、シェーデング補正されたデジタル画像信号を
夫々VR,VCとすれば、これら画像信号VR,VCが色弁別回
路20に供給されて複数の色信号に分離される。
この例では、赤、青及び黒の3つの色信号に分離する
ように構成された場合を例示する。
すなわち、原稿がどのような色であっても、1画素ご
とにこれを赤、青、黒の何れかに帰属させる。この処理
を行なうと、原稿の各部分は赤、青、黒の何れかの色の
部分として認識される。
なお、この赤、青、黒を他の色とすること、さらには
4色以上とすることも、この色弁別処理に含まれるもの
である。
色弁別された各色信号は、夫々その色情報を示すカラ
ーコードデータ(2ビットデータ)とその濃度データ
(6ビットデータ)とで構成される。これらの各色信号
のデータは、例えばROM構成の色弁別用変換テーブル
(マップ)に格納されたものが使用される。
第9図はこの色弁別マップの一例を示す。
色弁別された画像データはカラー画像処理工程に移
る。
まず、次段のカラーゴースト補正回路30に供給され
て、主走査方向(水平走査方向)及び副走査方向(ドラ
ム回転方向)でのカラーゴーストが補正される。
色弁別時、特に黒の文字の周辺で不要な色ゴースト
(カラーゴースト)が発生するからである。
カラーゴーストの出現例を第10図に示す。
同図は黒文字の「性」という漢字を撮像し、色弁別後
に出現しているカラーゴーストを示したものである。
この例を見ても分るように、カラーゴーストとして
は、第11図A〜Cに示すように、黒の線のエッジ部では
赤と青が、青線のエッジ部では黒が、赤線のエッジ部で
は黒が出現している。
他の色の組合せではカラーゴーストの出現の仕方が異
なっているのは明らかである。
このようなカラーゴーストを可能な限り補正するため
の回路が、このカラーゴースト補正回路である。
カラーゴースト処理はカラーコードデータのみ対象と
なる。
画像処理としてはカラーゴースト補正の他に、解像度
補正、部分色変換処理、変倍処理、多値化処理などがあ
る。
まず、カラーゴースト補正後の画像データ(カラーコ
ードデータと濃度データ)は、後段の解像度補正回路40
において、濃度データが処理されて、その解像度(MT
F)が補正される。
解像度の劣化としては、レーザビームのビーム形状の
変形や、感光体ドラムへのトナーの現像特性の劣化等が
ある。そのうちで、解像度の劣化に直接影響を及ぼすの
は、光学系(原稿読み取り装置)とその走行系である。
第12図に光学系を駆動したときの主走査方向と副走査
方向のMTF値(補正前)を示す。この特性は2〜16dots/
mmまでの空間周波数をもつ白黒のパターンを走査したと
きの計測値である。
この場合のMTFは MTF=(W−BK)/(W+BK)(%) として定義して使用した。ここに、Wは白信号、BKは黒
信号である。
MTFの劣化は副走査方向の方が著しい。同程度に補正
するには、主走査方向に対して副走査方向の補正量を2
〜4倍に設定すればよい。
主及び副走査方向を同程度に補正し、しかも細線部の
再現性を劣化させないようにするには、解像度補正回路
としては、3×3画素の画像データを使用するコンボリ
ュウションフィルタなどを使用することができる。
コンボリュウションフィルタを使用したときの、補正
結果を第13図に示す。
解像度補正された濃度データとカラーコードデータは
夫々カラーデータセレクタ50に供給され、部分色変換モ
ードが選択されたときには、その画像領域が特定の色で
記録される。
部分色変換モードとは、白黒の原稿にマーカ(色マー
カ)で囲まれた領域を、その色マーカの色で記録するモ
ードをいう。
例えば、第14図に示すように、青の色マーカで囲まれ
た領域a内を、青で記録するのがこのモードである。
そのためには、色マーカを検出し、その領域を抽出す
る必要がある。
このような意味から、領域抽出回路60が設けられ、原
稿上の色マーカの領域が検出され、その領域信号がデー
タセレクタ50に供給される。
この領域抽出回路60からは、例えば第15図に示すよう
に、色マーカの領域に対応した領域信号QR,QBが出力さ
れる。
データセレクタ50には、これらの信号の他に、現在何
色をコピー中であるかを示すスキャンコード信号BBRと
部分色変換信号CCが夫々供給される。
カラー複写機として、特定の複数の色を記録できるよ
うにしたマルチカラーの複写機で、感光体ドラムの1回
転ごとに1色を現像し、全ての色が現像された後、1回
の転写分離処理をすることによってカラー画像を記録す
るようにしたタイプのものでは、現在何色を現像中にあ
るかを示すのがスキャンコード信号BBRである。
従って、青の色マーカが検出されたときには、青色の
コピーシーケンスのときで、しかも領域信号が得られた
ときに、対応するカラーデータを出力するようにすれ
ば、青の色マーカ内の画像を青色で記録することができ
る。
部分色変換処理でないときは、スキャンコード信号BB
Rに一致したカラーコードデータのときのみ、濃度デー
タが出力される。つまり、赤色のコピーシーケンスのと
きには、赤のカラーコードが得られている間、対応する
濃度データが選択的に出力されるものである。
カラーデータセレクタ50から出旅された画像データ
(濃度データ)は変倍回路70にて、拡大・縮小処理が施
される。
拡大・縮小処理は、その主走査方向に対しては濃度デ
ータを補間し、副走査方向(感光体ドラムの回転方向)
は走査速度を制御することによって行なう。
走査速度を速くすれば、副走査方向のサンプリングデ
ータが間引かれるため、縮小処理となり、これとは逆に
遅くすれば拡大処理となる。
この例では、カラーコードデータも同時に拡大・縮小
処理がなされる。
拡大・縮小処理が施された濃度データは多値化回路80
において、多値化処理される。例えば、4つの閾値を使
用することによって、6ビット構成の濃度データが5値
化される。
閾値データは後述するように手動若しくは自動設定さ
れる。
閾値を自動的に算出する場合には、原稿を本走査して
記録する前に、プリスキャンして濃度データを検出し、
その出力に基づいて第16図に示すような濃度ヒストグラ
ムが作成される。この濃度ヒストグラムからその原稿の
閾値が決定される。
多値化処理された3ビット構成の多値化データはイン
ターフェース回路130を介してドライバ140に供給され
る。
ドライバ140では多値化データに対応してレーザビー
ムが変調される。この例では、PWM変調される。
ドライバ140は多値化回路80に内蔵するようにしても
よい。
PWM変調されたレーザビームによって出力装置150に設
けられた感光体ドラムが現像される。
出力装置150としては、レーザ記録装置などを使用す
ることができる。
そして、現像器は、電子写真式カラー複写機が使用さ
れる。この例では、2成分非接触ジャンピング現像で、
かつ反転現像が採用される。
つまり、従来のカラー画像形成で使用される転写ドラ
ムは使用されない。装置の小型化を図るために、画像形
成用のOPC感光体(ドラム)上に、青、赤及び黒の3色
像をドラム3回転で現像し、現像後転写を1回行なっ
て、普通紙などの記録紙に転写するようにしている。
170は各種の処理タイミングを得るための処理タイミ
ング信号発生回路であって、これにはクロックCLKを始
めとして、出力装置150側から得られる主走査方向及び
副走査方向に関する水平及び垂直同期信号HV,VVさらに
はレーザビームの走査開始を示すインデックス信号IDX
などが供給される。
[発明が解決しようとする課題] 上述した構成において、濃度データを多値化する場
合、上述したように多値化用の閾値を自動的に設定する
場合と、手動的に設定する場合の双方が考えられる。
そのため、第8図に示すように濃度データが供給され
る自動閾値決定回路(EE回路)163の他に、予め算出さ
れた閾値がテーブル化された閾値テーブル(ROM構成)1
64とが設けられる。
夫々の閾値データは選択回路165においてその何れか
が選択される。この選択は操作部側で指定されたときに
得られるモードセレクト信号によって選択される。
選択された閾値データに基づいて濃度データが多値化
される。
ところで、閾値を原稿の濃度を参酌して自動的に設定
する場合には、原稿の画像を記録するための本走査の前
に、プリスキャンして原稿の濃度情報を検出する必要が
ある。
プリスキャンは原稿全体について行なわれる。
そのため、このような自動閾値決定手段を有する画像
処理装置においては、プリスキャンに要する時間がかか
る欠点がある。これは、最初のコピー時間が長くなるこ
とを意味する。
この欠点に加え、原稿全体をプリスキャンして得た画
像データを格納するためのメモリが必要なため、大容量
のメモリを用意する必要があるなどの問題もある。
このような欠点をなくすには、ある特定の領域のみを
プリスキャンすることが考えられる。しかし、最初のコ
ピー時間を考慮すると、あまり広い範囲にわたってプリ
スキャンすることは不可能である。
これに対し、プリスキャンの領域が狭いと、濃度ヒス
トグラム作成にとって必要とする充分な画像情報が得ら
れない。
そこで、この発明ではこのような問題点を解決したも
のであって、短かいプリスキャンでも充分な画像情報が
得られるようにした画像処理装置を提案するものであ
る。
[課題を解決するための技術的手段] 上述の問題点を解決するため、この発明においては、
電気信号に変換された画像情報に基づいて、この画像情
報を画像処理するようにした画像処理装置において、あ
る特定の原稿画像の範囲がプリスキャンされて主走査方
向及び副走査方向の夫々について画像情報がサンプリン
グされ、このサンプリングによって得られる所定間隔ご
との画像情報に基づいて、原稿の濃度ヒストグラムが作
成されるようにしたことを特徴とするものである。
また、短時間のプリスキャンであっても、充分な画像
情報を得るため、主走査方向は一定間隔ごとのサンプリ
ングにより、副走査方向は走査速度を速くすることによ
り画像情報のサンプリングが行なわれるようにしたこと
を特徴とするものである。
[作 用] この構成において、閾値の設定を自動で行なうか、手
動で行なうかは外部からのモード選択に応じてソフト的
に処理される。
手動モードが選択されたときにはCPU160に付随して設
けられた閾値テーブルのデータが参照され、これが閾値
データとして使用される。
手動時に使用する閾値データは予め算出された固定の
閾値であって、閾値データの数は7段階程度に分かれて
いる。
これに対して、自動閾値設定モード(EEモード)が選
択されたときには、ヒストグラム作成回路100からの濃
度ヒストグラムに基づいて適切な閾値がCPU160の介在の
元で算出される。
濃度データは原稿の特定の範囲をプリスキャンして得
たデータが使用される。
その場合、主走査方向は一定間隔ごとのサンプリング
により、副走査方向は走査速度を速くすることにより、
夫々画像情報のサンプリングが行なわれる。副走査速度
を4倍速に設定すると、副走査方向も4ラインに1回の
割合でサンプリングされることになる。
このようなサンプリング処理によって、短かいプリス
キャンであっても、充分な画像情報が得られるため、プ
リスキャンに要する時間が短縮される。
プリスキャンが複写機のウオーミングアップ時間内に
終了するようにすれば、プリスキャンして自動的に閾値
を決定する手段を採用しても、最初のコピー時間は今ま
でよりも長くはならない。
[実 施 例] 続いて、この発明に係る画像処理装置の一例を、上述
したカラー画像処理装置に適用した場合につき、第1図
以下を参照して詳細に説明する。
この発明においても、第8図に示すようなカラー画像
処理装置1が使用されるので、同一部分の説明は省略す
る。
この発明においては、多値化処理のための閾値データ
の作成及び選択は、CPU160によって行なわれる。
そのため、ヒストグラム作成回路100が設けられ、濃
度ヒストグラムの作成及びこの濃度ヒストグラムのデー
タから各色ごとに算出する閾値(多値化では複数の閾
値)はCPU160によって処理される。
従って、CPU160のデータバスは多値化回路80にも繋が
っている。
ヒストグラム作成回路100では、この例では色ごとに
最適な多値化処理を行なうため、濃度ヒストグラムも色
ごとに作成され、色ごとに閾値データが算出される。そ
のため、このヒストグラム作成回路100には、濃度デー
タの他にカラーコードデータも供給される。
濃度ヒストグラム作成に当たっては、所定の画像領域
(全画像の一部の領域)をプリスキャンして画像データ
が求められる。
所定領域のみをプリスキャンして濃度データを検出す
るようにしたのは、差程のプリスキャン時間を要するこ
となく、所定領域から濃度ヒストグラム作成に必要な濃
度データを収集できるようにするためである。
そして、このプリスキャン時間は、複写機のウオーミ
ングアップ時間以内に設定される。複写機にウオーミン
グアップを要するのは以下のような理由による。
第1に、複写機には感光体ドラムに照射する光信号
(多値化された信号によって変調される信号であって、
例えば、レーザビーム)を主走査方向に偏向走査するた
めの回転多面鏡(ポリゴンミラーなど)が設けられてい
る。この回転多面鏡の回転の安定化を図るため、多少の
ウオーミングアップの時間を必要とするためである。
第2に、コピープロセス安定化のため感光体ドラムを
予備回転(1回転以内)させる必要があるためである。
ウオーミングアップ時間としては2〜3秒程度である
から、プリスキャンはこのウオーミングアップ時間に近
い時間、好ましくはウオーミングアップ時間内で終了す
るように設定される。
ただし、このような時間をプリスキャンの時間として
設定すると、プリスキャンされる所定領域の面積が非常
に狭くなってしまう。
この欠点を避けるため、主走査方向(第3図の横方
向)は間引きながら画像情報をサンプリングし、副走査
方向(縦方向)は光学系の走査速度を通常記録時よりも
速くすることによって、閾値算出に必要な画像情報を抽
出する。
例えば、16ドット/mmの解像度であるときには、1ド
ット/mm程度に間引きながら水平方向に向かってサンプ
リングされる。
副走査方向の走査速度は、この例では、4倍速程度に
選定される。4倍速とすることによって、4ラインに1
回の割合で画像情報がサンプリングされる。また、4倍
速走査によって所定領域内の画像データが平均化された
ものが濃度データとして検出されたことになる。
このように選定すると、最大原稿サイズがB4サイズで
あるものとしたとき、実施例では、第3図に示すように
最大原稿サイズの1/5〜1/6程度の所定領域(斜線図示)
がプリスキャンの範囲となる。
そして、この範囲内において検出された画像データが
濃度ヒストグラム作成のために使用される。
そのため、ヒストグラム作成回路100は第2図に示す
ように構成される。
同図において、101はメモリを示し、これにはプリス
キャンによって得られた濃度データに基づく濃度ヒスト
グラムのデータ(発生度数を示す値)が格納されてい
る。
カラー原稿を対象とする場合には、色ごとに最適な閾
値を算出し、これに基づいて多値化すれば、色再現性の
よい画像を記録できる。
このように色ごとに閾値を決定するには、色ごとに濃
度ヒストグラムが作成される。その場合、メモリ101は
第4図に示すように、色ごとにメモリエリヤが存在す
る。
このようなことから、メモリエリヤを区別するための
カラーコードデータもメモリ101に対する上位アドレス
データとして使用される(第4図参照)。
カラーコードデータの一例を第5図に示す。
また、この例では、読み出された画像データから直ち
に、濃度ヒストグラム用の度数が算出され、プリスキャ
ン終了時には濃度ヒストグラムのデータがこのメモリ10
1にストアされるようになされている。
しかも、濃度ヒストグラムのデータは閾値算出のため
に必要となるデータであるため、メモリ101は画像デー
タの他に、CPU160から送出されたアドレスデータによっ
ても参照できるように構成される。
そのため、メモリ101の周辺回路は以下のように構成
されるものである。
まず、メモリ101のアドレス側にはラッチ回路102とア
ドレスセレクタ103とが設けられ、プリスキャンによっ
て読み出された画像データ(濃度データとカラーコード
データ)がラッチ回路102で一旦ラッチされると共に、
この画像データがアドレスセレクタ103を介してアドレ
スデータとしてメモリ101に供給される。
同様に、CPU160から送出されたアドレスデータもこの
アドレスセレクタ103を介してメモリ101に供給される。
上述したように濃度ヒストグラム作成時には画像デー
タが、閾値算出モードのときにはCPU160のアドレスデー
タが夫々使用される。
ラッチ回路102に印加されるラッチパルスは以下のよ
うにして作成される。
上述したように、16dots/mmの解像度であるときに
は、基本クロックCLK(第6図E)に対し、これを1/16
に分周したサンプリングクロックSCLK(同図F)がラッ
チパルスとして使用される。
サンプリングクロックSCLKなどはヒストグラム作成用
のタイミング発生回路108において生成される。従っ
て、この発生回路108に基本クロックCLKが供給される。
また、後述するようにこの発生回路108には、さらに
水平方向のプリスキャン幅を決定するプリスキャン信号
HPSと、垂直方向のプリスキャン幅を決定するプリスキ
ャン信号PS(第6図B,C)とが供給される。
アドレスセレクタ103には第6図Dに示すような、垂
直プリスキャン信号VPSがその選択信号として供給され
る。
なお、セレクタ109はメモリ101に対する読み出しイネ
ーブル信号と書き込み信号を、濃度ヒストグラム作成時
と閾値算出モード時とで切り替えるためのセレクタであ
る。そのため、発生回路108で作成された読み出し及び
書き込み信号▲▼,▲▼(第7図C,F)が
セレクタ109に供給されると共に、CPU160より同様な信
号▲▼,▲▼が供給される。
夫々の信号選択はプリスキャン信号VPSによって行な
われる。
メモリ101に供給される画像データから直ちに、濃度
ヒストグラムを作成するには次のような手段を採用すれ
ばよい。
この例では、メモリ101のI/Oポート側に、読み出され
たデータ(発生度数値)を「1」づつインクリメントす
る加算器105と、その出力をラッチするラッチ回路106が
夫々設けられ、ラッチ出力は再びI/Oポートを介してメ
モリ101の同一アドレスのメモリエリヤに格納される。
ラッチタイミングなどをコントロールするため、ラッ
チ回路106には、第7図D,Eに示すラッチ出力のイネーブ
ル信号▲▼と、ラッチクロックLCLKとが供給され
る。
さて、濃度ヒストグラム作成時には、画像データのう
ちカラーコードデータでメモリ101のメモリエリヤが選
択され、その濃度データの値によってそのアドレスが設
定される。
画像データが供給されると、読み出しイネーブル信号
▲▼(第7図F)によってメモリ101が読み出し
状態となり、参照されたアドレスにストアされているデ
ータ(度数を示す値)が読み出され、このデータが加算
器105で「1」づつインクリメントされる。
ラッチクロックLCLK(同図E)の特にその立上りタイ
ミング(時点t1)によって、加算出力がラッチされる。
その後、イネーブル信号▲▼によってラッチ回路
106がイネーブル状態となるため、書き込み信号▲
▼(同図C)の立上り時点t2でラッチ出力が再書き込
みされる。
なお、メモリ101の読み出しから書き込みまでの期間
は、サンプリングクロックSCLKによってラッチ回路102
が能動状態となっている期間である(第7図参照)。
このように、参照されたアドレスのデータをインクリ
メントしながら再書き込みを繰り返すことによって、そ
の同一アドレスには同一濃度データの度数を示すデータ
がストアされたことなる。
従って、プリスキャンが終了すると、プリスキャン領
域内の濃度データに基づく第16図に示すような濃度ヒス
トグラムがこのメモリ101にストアされたことになる。
これによって、画像データの読み出しと、濃度ヒスト
グラムの作成を同時に行なうことができる。そのため、
濃度データそのものをストアする必要がなくなり、メモ
リ101の容量を大幅に削減できる。
作成された濃度ヒストグラムのデータは閾値算出のと
き、CPU160からのアドレスデータによって参照され、こ
れがドライバ111を経てCPU160に取り込まれることにな
る。そして、CPU160ではこの濃度ヒストグラムからその
画像に最適な色ごとの閾値が算出される。
算出された閾値データは多値化回路80に送出され、こ
れに基づいて濃度データが多値化処理される。
なお、第1図において、180は変倍処理時に使用され
るタイミング信号を発生するためのタイミング信号発生
回路である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の構成によれば、原稿
の特定の領域だけをプリスキャンし、このプリスキャン
によって得られた画像データから閾値算出に必要な濃度
ヒストグラムを作成するようにしたものである。
これによれば、特定領域のみをプリスキャンするた
め、このプリスキャンに要する時間は非常に僅かであ
る。特に、このプリスキャンの時間を複写機のウオーミ
ングアップに要する時間内に設定する場合には、プリス
キャンしても最初のコピー時間には変りがない。
つまり、プリスキャンによってコピー時間が長くなる
ような弊害を一掃できる特徴を有する。
また、このように特定の領域のみプリスキャンして
も、主及び副走査方向とも、所定の間隔でサンプリング
しながら画像データを収集するようにしたので、特定の
領域だけをプリスキャンしても濃度ヒストグラム作成に
とって、充分な画像データが得られる効果がある。
勿論、画像データの読み取りと同時に濃度ヒストグラ
ムを作成するようにしたので、濃度ヒストグラム作成用
のメモリ容量を大幅に削減できる実益を有する。
従って、この発明は上述したようなカラー画像処理装
置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る画像処理装置の一例を示す系統
図、第2図は濃度ヒストグラム作成回路の一例を示す系
統図、第3図はプリスキャン領域を示す図、第4図は画
像データとメモリエリヤとの関係を示す図、第5図は色
とカラーコードデータとの関係を示す図、第6図及び第
7図は夫々ヒストグラム作成の説明に供する波形図、第
8図はこの発明の説明に供するカラー画像処理装置の系
統図、第9図は色弁別マップの図、第10図及び第11図は
カラーゴーストの説明図、第12図及び第13図は解像度補
正の説明図、第14図及び第15図は部分色変換の説明図、
第16図は濃度ヒストグラムの図である。 1……カラー画像処理装置 20……色弁別回路 30……カラーゴースト補正回路 40……解像度補正回路 50……カラーデータセレクタ 60……領域抽出回路 70……変倍回路 80……多値化回路 100……ヒストグラム作成回路 101……メモリ 105……加算器 106……ラッチ回路 108……タインミング発生回路 130……インターフェース回路 140……ドライバ 150……出力装置 160……CPU 170……処理タイミング信号発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気信号に変換された画像情報に基づい
    て、この画像情報を画像処理するようにした画像処理装
    置において、 ある特定の原稿画像の範囲がプリスキャンされて主走査
    方向及び副走査方向の夫々について画像情報がサンプリ
    ングされ、 このサンプリングによって得られる所定間隔ごとの画像
    情報に基づいて、原稿の濃度ヒストグラムが作成される
    ようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】主走査方向は一定間隔ごとのサンプリング
    により、副走査方向は走査速度を速くすることにより画
    像情報のサンプリングが行なわれるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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