JP2640779B2 - 電磁波シールド材 - Google Patents
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピューターやワードプロセッサー等の
OA機器、通信機、自動車用電子装置等に使用される電磁
波シールド材に関し、上記機器部品に不可欠な難燃性を
有する電磁波シールド材に関するものである。
OA機器、通信機、自動車用電子装置等に使用される電磁
波シールド材に関し、上記機器部品に不可欠な難燃性を
有する電磁波シールド材に関するものである。
(従来の技術) 従来、OA機器、通信機等の高度な電子機器等に使用さ
れる電磁波シールド材として、導電性フィラーを混入し
た塗料、樹脂等や鉄、アルミ、銅等に金属箔等が使用さ
れていた。また、近年では、例えば、特開昭57−42196
号、特開昭57−42197号等に示されている様に炭素系繊
維の布や不織布を基材としたものや、特開昭62−18799
号に示されている様にステンレス、銅等の金属繊維で形
成した不織布、或いは、特開昭63−262900号、実開昭63
−15799号に示されている様に金属めっき繊維と熱融着
性繊維とで形成する不織布が提案されている。
れる電磁波シールド材として、導電性フィラーを混入し
た塗料、樹脂等や鉄、アルミ、銅等に金属箔等が使用さ
れていた。また、近年では、例えば、特開昭57−42196
号、特開昭57−42197号等に示されている様に炭素系繊
維の布や不織布を基材としたものや、特開昭62−18799
号に示されている様にステンレス、銅等の金属繊維で形
成した不織布、或いは、特開昭63−262900号、実開昭63
−15799号に示されている様に金属めっき繊維と熱融着
性繊維とで形成する不織布が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来の電磁波シールド材のうち、導電
性フィラー等を混入した塗料及び樹脂では、 (1) 電子機器等のハウジングに塗工する工程が必要
であり、コスト高となる。
性フィラー等を混入した塗料及び樹脂では、 (1) 電子機器等のハウジングに塗工する工程が必要
であり、コスト高となる。
(2) 機器内の冷却用開口部及びスイッチ、コネク
タ、キーボード等の他部品接続開口部の遮蔽ができな
い。
タ、キーボード等の他部品接続開口部の遮蔽ができな
い。
等の問題がある。また、鉄、アルミ、銅等の箔及び蒸着
膜では、 (a) 材質が硬く、柔軟性に劣るため、ハウジング等
の曲面追従性に欠ける。
膜では、 (a) 材質が硬く、柔軟性に劣るため、ハウジング等
の曲面追従性に欠ける。
(b) 通気性がないため、冷却用開口部に用いること
ができない。
ができない。
等の問題がある。更に導電性繊維を用いたもので、炭素
繊維及びステンレス等鉄系繊維を使用したものは、抵抗
率が高いため、高い電磁波遮蔽性を得るためには、これ
ら上記繊維を高混率で配合する必要があり、コスト高で
ある。また、ニッケル、銅等の銀以外の金属によるめっ
き繊維を使用したものは、その金属のもつ抵抗率が高い
ために高混率で配合する必要が生じたり、銅の様に酸化
防止対策を施す必要が生じたりするためコスト高となる
ばかりでなく、その対策により抵抗率の低い金属を使用
したにもかかわらず、充分な遮蔽効果が現われない等の
問題がある。更に上記導電性繊維を使用したもので、難
燃性を有する電磁波シールド材が、前述の特開昭63−26
2900号等で提示されているが、難燃性繊維の使用による
ものであり、残炎、残じんに対する効果は発揮できるも
のの、燃焼物の熔融落下防止に対する効果が不十分であ
る。
繊維及びステンレス等鉄系繊維を使用したものは、抵抗
率が高いため、高い電磁波遮蔽性を得るためには、これ
ら上記繊維を高混率で配合する必要があり、コスト高で
ある。また、ニッケル、銅等の銀以外の金属によるめっ
き繊維を使用したものは、その金属のもつ抵抗率が高い
ために高混率で配合する必要が生じたり、銅の様に酸化
防止対策を施す必要が生じたりするためコスト高となる
ばかりでなく、その対策により抵抗率の低い金属を使用
したにもかかわらず、充分な遮蔽効果が現われない等の
問題がある。更に上記導電性繊維を使用したもので、難
燃性を有する電磁波シールド材が、前述の特開昭63−26
2900号等で提示されているが、難燃性繊維の使用による
ものであり、残炎、残じんに対する効果は発揮できるも
のの、燃焼物の熔融落下防止に対する効果が不十分であ
る。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになし
たもので、通気性、曲面追従性を有し、高い電磁波遮蔽
性能を有し、かつ燃焼物の熔融落下を防止すると共に、
難燃性の判定評価要素である残炎、残じん等に対して良
好な性能を有する不織布製の電磁波シールド材を提供す
ることを目的とする。
たもので、通気性、曲面追従性を有し、高い電磁波遮蔽
性能を有し、かつ燃焼物の熔融落下を防止すると共に、
難燃性の判定評価要素である残炎、残じん等に対して良
好な性能を有する不織布製の電磁波シールド材を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の電磁波シールド
材は、基本的構造を不織布として通気性及び曲面追従性
を付与し、この不織布中電磁波を遮蔽する難燃性シール
ド層を、銀めっき合成繊維と炭化物形成繊維と熱収縮性
繊維とで構成し、また用途に応じて積層する難燃性非シ
ールド層を炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とで構成し
て、高い電磁波遮蔽性を付与すると共に、燃焼物の熔融
落下の防止機能を付与し、また、上記不織布を構成する
繊維の結合剤として、エチレン−塩ビ共重合体とエチレ
ン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1種とアンチモ
ン系難燃剤とから成る混合樹脂を採用することにより、
前者の難燃性が後者の組合せによって相乗効果を発揮し
て、残炎、残じん等に対して充分な効果を発揮するよう
にしたものである。
材は、基本的構造を不織布として通気性及び曲面追従性
を付与し、この不織布中電磁波を遮蔽する難燃性シール
ド層を、銀めっき合成繊維と炭化物形成繊維と熱収縮性
繊維とで構成し、また用途に応じて積層する難燃性非シ
ールド層を炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とで構成し
て、高い電磁波遮蔽性を付与すると共に、燃焼物の熔融
落下の防止機能を付与し、また、上記不織布を構成する
繊維の結合剤として、エチレン−塩ビ共重合体とエチレ
ン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1種とアンチモ
ン系難燃剤とから成る混合樹脂を採用することにより、
前者の難燃性が後者の組合せによって相乗効果を発揮し
て、残炎、残じん等に対して充分な効果を発揮するよう
にしたものである。
すなわち、本発明に係る電磁波シールド材は、銀めっ
き合成繊維と炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とから成る
繊維マットに結合剤を付着した難燃性シールド層から成
り、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維との混率を4:1〜3:1
であり、かつ上記結合剤をエチレン−塩ビ共重合体とエ
チレン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1種とアン
チモン系難燃剤との混合樹脂で構成して成る。
き合成繊維と炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とから成る
繊維マットに結合剤を付着した難燃性シールド層から成
り、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維との混率を4:1〜3:1
であり、かつ上記結合剤をエチレン−塩ビ共重合体とエ
チレン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1種とアン
チモン系難燃剤との混合樹脂で構成して成る。
また、本発明の電磁波シールド材の他の態様として、
上記難燃性シールド層に、上記難燃性シールド層と同じ
混率にした、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とから成る
繊維マットに同様の結合剤を付着した少なくとも1層の
難燃性非シールド層を積層して成る。
上記難燃性シールド層に、上記難燃性シールド層と同じ
混率にした、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とから成る
繊維マットに同様の結合剤を付着した少なくとも1層の
難燃性非シールド層を積層して成る。
(作用) 上記構成の電磁波シールド材を用いると、高い電磁波
遮蔽機能と燃焼物の熔融落下防止機能を発揮すると共
に、難燃性の判定評価要素である残炎、残じん等に対し
て良好な可能を発揮することができる。また、不織布と
しての通気性及び曲面追従性の機能を発揮して、種々の
電子機器等の接続開口部や冷却用開口部に使用すると、
濾材としての塵埃捕集機能も発揮することができる。
遮蔽機能と燃焼物の熔融落下防止機能を発揮すると共
に、難燃性の判定評価要素である残炎、残じん等に対し
て良好な可能を発揮することができる。また、不織布と
しての通気性及び曲面追従性の機能を発揮して、種々の
電子機器等の接続開口部や冷却用開口部に使用すると、
濾材としての塵埃捕集機能も発揮することができる。
次に、本発明の構成を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に用いる銀めっき合成繊維の部分拡大
図であり、(1)は銀めっき合成繊維で、芯部を構成す
る合成繊維(2)の表面に銀めっき層(3)を形成した
ものである。上記合成繊維(2)としては、ポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル
繊維、アラミド系繊維等から選択したもので、特にアク
リル繊維又はメタ系アラミド繊維が好適である。また、
銀めっき層(3)の銀めっきの付着量は、単一繊維当た
り20重量%以下が好ましく、20重量%を越えると繊維の
柔軟性が失われて、好ましくない。
図であり、(1)は銀めっき合成繊維で、芯部を構成す
る合成繊維(2)の表面に銀めっき層(3)を形成した
ものである。上記合成繊維(2)としては、ポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル
繊維、アラミド系繊維等から選択したもので、特にアク
リル繊維又はメタ系アラミド繊維が好適である。また、
銀めっき層(3)の銀めっきの付着量は、単一繊維当た
り20重量%以下が好ましく、20重量%を越えると繊維の
柔軟性が失われて、好ましくない。
第2図は本発明に係る電磁波シールド材の一実施例を
示す概略断面図であり、上層の難燃性非シールド層
(4)と下層の難燃性シールド層(5)とを積層した2
層構造にしたものである。なお、電磁波シールド材とし
ては、その用途に応じて、難燃性シールド層(5)を単
独で用いたり、また難燃性シールド層(5)を難燃性非
シールド層(4)で以てサンドイッチ状に挟んだ3層構
造にすることも可能である。
示す概略断面図であり、上層の難燃性非シールド層
(4)と下層の難燃性シールド層(5)とを積層した2
層構造にしたものである。なお、電磁波シールド材とし
ては、その用途に応じて、難燃性シールド層(5)を単
独で用いたり、また難燃性シールド層(5)を難燃性非
シールド層(4)で以てサンドイッチ状に挟んだ3層構
造にすることも可能である。
上記難燃性シールド層(5)は、銀めっき合成繊維
(1)と炭化物形成繊維(アクリル繊維、レーヨン繊
維、メタ系アラミド繊維等)と熱収縮性繊維(モダアク
リル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン−ポリエ
ステル複合繊維、ポリエステル−ポリプロピレン複合繊
維等)とを混合した繊維マットに後述の結合剤を付着し
て成る。
(1)と炭化物形成繊維(アクリル繊維、レーヨン繊
維、メタ系アラミド繊維等)と熱収縮性繊維(モダアク
リル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン−ポリエ
ステル複合繊維、ポリエステル−ポリプロピレン複合繊
維等)とを混合した繊維マットに後述の結合剤を付着し
て成る。
ところで、上記銀めっき合成繊維の含有量は、50dB以
上のシールド効果を得るには、少なくとも10g/m2あれば
十分であり、さらに高いシールド効果が要求される場合
でも、僅かな増量で十分目的の電磁波遮蔽効果を達成す
ることができる。
上のシールド効果を得るには、少なくとも10g/m2あれば
十分であり、さらに高いシールド効果が要求される場合
でも、僅かな増量で十分目的の電磁波遮蔽効果を達成す
ることができる。
また、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維との混率は、難
燃性シールド層(5)の目付に応じて決定されるが、50
g/m2以下の低目付では3:1、それ以上の目的では4:1が好
ましい。なお、熱収縮性繊維の混率が増加すると、燃焼
試験(UL−94V)時において著しい収縮が発生して、結
果的に試料全体が燃焼してしまうことになり、不適とな
る。また、炭化物形成繊維のみで構成すると、燃焼物の
熔融落下は防止できるが、残炎時間が長くなり、上記燃
焼試験の評価基準を超過するので、好ましくない。
燃性シールド層(5)の目付に応じて決定されるが、50
g/m2以下の低目付では3:1、それ以上の目的では4:1が好
ましい。なお、熱収縮性繊維の混率が増加すると、燃焼
試験(UL−94V)時において著しい収縮が発生して、結
果的に試料全体が燃焼してしまうことになり、不適とな
る。また、炭化物形成繊維のみで構成すると、燃焼物の
熔融落下は防止できるが、残炎時間が長くなり、上記燃
焼試験の評価基準を超過するので、好ましくない。
次に、難燃性非シールド層(4)は、上記難燃性シー
ルド層(5)と同様に、燃焼物の熔融落下がなく、残
炎、残じんの少ない、アクリル繊維、レーヨン繊維等の
炭化物形成繊維とモダアクリル繊維、ポリプロピレン繊
維等の熱収縮性繊維とを同一の混率で混合した繊維マッ
トに後述の結合剤を付着して成る。
ルド層(5)と同様に、燃焼物の熔融落下がなく、残
炎、残じんの少ない、アクリル繊維、レーヨン繊維等の
炭化物形成繊維とモダアクリル繊維、ポリプロピレン繊
維等の熱収縮性繊維とを同一の混率で混合した繊維マッ
トに後述の結合剤を付着して成る。
上記難燃性非シールド層(4)と難燃性シールド層
(5)を構成する繊維の結合剤は、エチレン−塩ビ共重
合体とエチレン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1
種とアンチモン系難燃剤との混合樹脂で構成して成る。
(5)を構成する繊維の結合剤は、エチレン−塩ビ共重
合体とエチレン−塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1
種とアンチモン系難燃剤との混合樹脂で構成して成る。
ところで、上記結合剤におけるエチレン−塩ビ共重合
体、エチレン−塩ビ−酢ビ共重合体の塩ビ系樹脂とアン
チモン系難燃剤の固形分混合比は、塩ビ系樹脂100部に
対して、アンチモン系難燃剤を30〜60部、好ましくは40
〜60部にすると、好適である。なお、アンチモン系難燃
剤の混率が30部未満であると、特に残炎時間、残じん時
間が長くなって充分な難燃効果が得られず、また60部を
越えると、繊維間結合剤としての繊維保持力が低下する
ので、好ましくない。
体、エチレン−塩ビ−酢ビ共重合体の塩ビ系樹脂とアン
チモン系難燃剤の固形分混合比は、塩ビ系樹脂100部に
対して、アンチモン系難燃剤を30〜60部、好ましくは40
〜60部にすると、好適である。なお、アンチモン系難燃
剤の混率が30部未満であると、特に残炎時間、残じん時
間が長くなって充分な難燃効果が得られず、また60部を
越えると、繊維間結合剤としての繊維保持力が低下する
ので、好ましくない。
以下、具体例をあげて更に詳しく説明する。
(実施例) アクリル繊維1.5dに銀めっきを施した銀めっき合成繊
維10g/m2とレーヨン繊維15g/m2、モダアクリル繊維5g/m
2を混綿し、公知のウェブ形成機を用いて形成した繊維
マットに、エチレン−塩ビ−酢ビ共重合体とアンチモン
系難燃剤を固形比100部対30部で構成した結合剤を不織
布繊維マットを構成する総繊維目付に対し乾燥重量で50
%(15g/m2)となる様に付着乾燥させ、電磁波シールド
材Aを得た。
維10g/m2とレーヨン繊維15g/m2、モダアクリル繊維5g/m
2を混綿し、公知のウェブ形成機を用いて形成した繊維
マットに、エチレン−塩ビ−酢ビ共重合体とアンチモン
系難燃剤を固形比100部対30部で構成した結合剤を不織
布繊維マットを構成する総繊維目付に対し乾燥重量で50
%(15g/m2)となる様に付着乾燥させ、電磁波シールド
材Aを得た。
(比較例1) 実施例で使用した銀めっき合成繊維5g/m2とレーヨン
繊維20g/m2、モダアクリル繊維5g/m2とを混綿し得られ
た不織布繊維マットに実施例で使用した接着剤を実施例
と同量付着させ電磁波シールド材Bを得た。
繊維20g/m2、モダアクリル繊維5g/m2とを混綿し得られ
た不織布繊維マットに実施例で使用した接着剤を実施例
と同量付着させ電磁波シールド材Bを得た。
(比較例2) 実施例で得られた不織布マットに、エチレン−塩ビ−
酢ビ共重合体とアンチモン系難燃剤を固形比100部対20
部で構成した結合剤を実施例と同量付着させ、電磁波シ
ールド材Cを得た。
酢ビ共重合体とアンチモン系難燃剤を固形比100部対20
部で構成した結合剤を実施例と同量付着させ、電磁波シ
ールド材Cを得た。
(比較例3) 実施例で使用した銀めっき合成繊維10g/m2と、ポリエ
ステル繊維10g/m2、ナイロン繊維10g/m2と混綿した不織
布マットに実施例で使用した結合剤を実施例と同量付着
させ電磁波シールド材Dを得た。
ステル繊維10g/m2、ナイロン繊維10g/m2と混綿した不織
布マットに実施例で使用した結合剤を実施例と同量付着
させ電磁波シールド材Dを得た。
(比較例4) 実施例での不織布マットの綿配合を銀めっき合成繊維
10g/m2、アクリル繊維20g/m2とし、実施例で使用した結
合剤を同量付着させ電磁波シールド材Eを得た。
10g/m2、アクリル繊維20g/m2とし、実施例で使用した結
合剤を同量付着させ電磁波シールド材Eを得た。
(比較例5) 実施例での不織布マットの綿配合を銀めっき合成繊維
10g/m2、モダアクリル繊維20g/m2とし、実施例で使用し
た結合剤を同量付着させ電磁波シールド材Fを得た。
10g/m2、モダアクリル繊維20g/m2とし、実施例で使用し
た結合剤を同量付着させ電磁波シールド材Fを得た。
上記実施例及び比較例で得られた電磁波シールド材A
とBの遮蔽効果を測定し第3図に示した。比較例の電磁
波シールド材Bは、低周波部(1MHz以下)では、37dB、
高周波部では、それ以下であり特に100MHz以上での効果
の減衰が著しいのに対し、本発明の電磁波シールド材A
は、全般にわたって50dB以上の良好な効果があり、減衰
も余り生じないという、優れた結果が得られた。
とBの遮蔽効果を測定し第3図に示した。比較例の電磁
波シールド材Bは、低周波部(1MHz以下)では、37dB、
高周波部では、それ以下であり特に100MHz以上での効果
の減衰が著しいのに対し、本発明の電磁波シールド材A
は、全般にわたって50dB以上の良好な効果があり、減衰
も余り生じないという、優れた結果が得られた。
次に上記実施例及び各比較例で得られた電磁波シール
ド材A、C、D、E及びFの難燃試験結果を下表に示
す。試験方法は、UL−94Vに準拠する方法にて行なっ
た。
ド材A、C、D、E及びFの難燃試験結果を下表に示
す。試験方法は、UL−94Vに準拠する方法にて行なっ
た。
表に示す様に、本願実施例では良好な難燃性能を示し
た。
た。
(発明の効果) 本発明は上記の構成としたから、高導電性である銀め
っき合成繊維を採用することにより、低混入率によって
も高い電磁波遮蔽性能を有し、しかも安価に製造でき
る。また、不織布構造を有していることから、通気性、
曲面追従性を利用でき、冷却用開口部等の他の材料で
は、遮蔽できない部位や、複雑な形状を有する物でも遮
蔽できる効果を有し、更に、難燃性に優れ、特に、燃焼
時の熔融物の落下のない優れた電磁波シールド材を提供
できる効果を有する。
っき合成繊維を採用することにより、低混入率によって
も高い電磁波遮蔽性能を有し、しかも安価に製造でき
る。また、不織布構造を有していることから、通気性、
曲面追従性を利用でき、冷却用開口部等の他の材料で
は、遮蔽できない部位や、複雑な形状を有する物でも遮
蔽できる効果を有し、更に、難燃性に優れ、特に、燃焼
時の熔融物の落下のない優れた電磁波シールド材を提供
できる効果を有する。
第1図は、本発明に用いる銀めっき合成繊維の部分拡大
斜視図、第2図は、本発明の実施の一例を示す概略構成
断面図、第3図は、本発明Aと比較例Bの遮蔽効果を示
すグラフである。 (1)……銀めっき合成繊維、(2)……合成繊維、
(3)……銀メッキ層、(4)……難燃性非シールド
層、(5)……難燃性シールド層。
斜視図、第2図は、本発明の実施の一例を示す概略構成
断面図、第3図は、本発明Aと比較例Bの遮蔽効果を示
すグラフである。 (1)……銀めっき合成繊維、(2)……合成繊維、
(3)……銀メッキ層、(4)……難燃性非シールド
層、(5)……難燃性シールド層。
Claims (3)
- 【請求項1】銀めっき合成繊維と炭化物形成繊維と熱収
縮性繊維とから成る繊維マットに結合剤を付着した難燃
性シールド層から成り、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維
との混率が4:1〜3:1であり、かつ上記結合剤がエチレン
−塩ビ共重合体とエチレン−塩ビ−酢ビ共重合体とから
選択した1種とアンチモン系難燃剤との混合樹脂である
ことを特徴とする電磁波シールド材。 - 【請求項2】銀めっき合成繊維と炭化物形成繊維と熱収
縮性繊維とから成る繊維マットに結合剤を付着した難燃
性シールド層と、炭化物形成繊維と熱収縮性繊維とから
成る繊維マットに結合剤を付着した少なくとも1層の難
燃性非シールド層とを積層して成り、炭化物形成繊維と
熱収縮性繊維との混率が4:1〜3:1であり、かつ上記両層
における結合剤がエチレン−塩ビ共重合体とエチレン−
塩ビ−酢ビ共重合体とから選択した1種とアンチモン系
難燃剤とから混合樹脂であることを特徴とする電磁波シ
ールド材。 - 【請求項3】結合剤における固形分配合比(部)がエチ
レン−塩ビ共重合体又はエチレン−塩ビ−酢ビ共重合
体:アンチモン系難燃剤=100:30〜60部である請求項1
又は2記載の電磁波シールド材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334283A JP2640779B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 電磁波シールド材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334283A JP2640779B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 電磁波シールド材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03194999A JPH03194999A (ja) | 1991-08-26 |
| JP2640779B2 true JP2640779B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=18275608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1334283A Expired - Fee Related JP2640779B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 電磁波シールド材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2640779B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2886006B2 (ja) * | 1992-10-15 | 1999-04-26 | 北川工業株式会社 | 熱収縮性導電シート |
| US6521829B2 (en) | 1999-03-25 | 2003-02-18 | Japan Science And Technology Corporation | Electromagnetic wave absorbing sheet |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1334283A patent/JP2640779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03194999A (ja) | 1991-08-26 |
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