JPS635265B2 - - Google Patents
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- JPS635265B2 JPS635265B2 JP59135989A JP13598984A JPS635265B2 JP S635265 B2 JPS635265 B2 JP S635265B2 JP 59135989 A JP59135989 A JP 59135989A JP 13598984 A JP13598984 A JP 13598984A JP S635265 B2 JPS635265 B2 JP S635265B2
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Description
〔発明の技術分野〕
本発明は制電性繊維状物質と導電性粉末物質と
を、少なくとも繊維状物質が容積比率で5〜50%
になるようにゴムまたは熱可塑性ゴムもしくはラ
テツクスまたは液状ゴム等を主成分とする弾性高
分子材料中に混入して繊維状物質を一定方向に配
列せしめた厚さ0.02mm〜1.0mmの制電性シートと
した後、これをその繊維状物質の配列方向がそれ
ぞれ異なるように、2層以上の積層体または2片
以上のつき合わせ体もしくはこれらの組合わせ体
に成型してなる電磁波遮蔽ゴム材に関するもので
ある。 〔従来技術〕 近年、各種電子機器、通信受信器、コンピユー
ター等の普及は著しいものであり、事業用のみな
らず家庭用にもおよんでいる。 しかしながら、多くの電子機器は妨害性電磁波
を発生し、他の機器の機能を妨害する。このよう
な障害を防ぐには、発生した妨害性電磁波を四方
に放射しないように遮蔽し、また外部から進入し
てくる妨害性電磁波を遮蔽する必要がある。 従来、これらの問題を解決するために、例えば
コンピユーターの場合には外装材または筐体に金
属板を用いたり、高分子プラスチツクを用いる場
合には亜鉛溶射したり、導電性塗料を塗布したり
して妨害性電磁波を遮蔽している。またその他の
方法としては高分子プラスチツクスそのものに金
属物質を混入して導電性をもたすことによつて電
磁波を遮蔽する方法も開発されている。さらにま
た、特に電磁波のもれ易い、また進入のうけ易
い、コンピユーター外装材の貫通部または狭間
部、高周波電源を備えている電子部品やスイツチ
ングレギユレーターのケースの合わせ部、導波管
のジヨイント部等には、導電性塗料の塗布した
り、導電性コーキング材や導電性接着剤を用いた
り、金属ろうのやきつけが行なわれている。しか
しながらこれらの方法はいずれも加工施工に手間
がかかり、電磁波遮蔽効果も未だ十分とはいえな
い。 また上記の方法を改良する他の方法として加工
施工に手間がかからない導電性のパツキン、ガス
ケツトを用いる方法が開発されている。これらの
方法は、多量の導電性粉末特に金属粉をゴムまた
はプラスチツクスに混入し、素材の導電性を高め
ることにより電磁波遮蔽効果を得んとするもので
ある。 しかし一方においてこれらの方法は、多量の導
電性粉末を用いるため、比重の大きいしかも硬度
の高い弾性の乏しいものとなり、パツキン、ガス
ケツト類に用いる場合の欠点の一つとなつてい
る。また金属粉の多量配合の場合には、輸送中、
取付け中、使用中などにおいてマトリツクスから
の金属粉の抜け落ちがあり、安定した導電性を得
るのがむづかしい。 この導電性物質の多量使用による欠点を改良す
るために、ここ数年、金属粉末にかわる物質とし
て短径1mm以上の扁平状金属物や金属繊維を用い
る研究が進められている。これらの利点は、金属
物質が扁平状もしくは繊維状であるため導電性粉
末にくらべ少量で高い導電性をうることにある。 しかし、これらの物質を用いる場合の問題点も
あり、早急な解決が望まれている。即ち、扁平状
もしくは繊維状であるため混合分散性が困難なこ
と、マトリツクスとの接着性あるいは混合成型物
の物性強度に問題があることコストが高くつくこ
となどである。 〔発明の概要〕 本発明は上記した従来の問題点を解決するため
になされたものでゴムまたは熱可塑性ゴムもしく
は液状ゴムまたはラテツクスを主成分とする弾性
高分子材料中に太さ500デニール以下または直径
0.2mm以下長さ0.1〜20mmの表面処理金属細線、金
属メツキ繊維、金属蒸着繊維、導電性金属化合
物、吸着繊維、炭素複合合成繊維などの自己放電
能即ちコロナ放電能を有する制電性繊維状物質5
〜50容積パーセントと100メツシユ以下の金、銀、
銅、アルミ、ニツケル、フエライト化合物、グラ
フアイト、導電性カーボンブラツク等の導電性粉
末物質10〜40重量部とが混入分散されてなりかつ
前記制電性繊維状物質が一定方向に配列した厚さ
0.02〜1.0mmの制電性シートを、前記制電性繊維
状物質の配列方向がそれぞれ異なるように、2層
以上の積層体または2片以上のつき合わせ体もし
くはこれらの組合わせ体に成型することにより、
優れた電磁波の遮蔽効果が得られる電磁波遮蔽ゴ
ム材を提供することを目的とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を図面に基づいて説明する。 本発明は第1図〜第11図に例示するごとき形
状を有する電磁波遮蔽ゴム材であるが、しかしこ
れら例示したものに限定される目的用途に合わせ
て所望の形状に利用できるのは勿論である。 即ち、第1図は本発明の主要な一部を構成する
制電性シート1の破断斜視図である。ここにおい
て、制電性シート1の基材素子は、例えば天然ゴ
ムおよびそのラテツクス、合成天然ゴムおよびそ
のラテツクス、スチレン−ブタジエンゴムおよび
そのラテツクス、クロロプレンゴムおよびそのラ
テツクス、アクリロニトリル−ブタジエンゴムお
よびそのラテツクス、イソブチレン−イソプレン
ゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルフ
オン化ポリエチレンゴム、フツソゴム、シリコー
ンゴム、多硫化系ゴム等のゴム弾性体、 液状シリコーンゴム、液状ウレタンゴム、液状
ブタジエンゴム、液状イソプレンゴム、液状クロ
ロプレンゴム、液状多硫化ゴム等の液状ゴム弾性
体、 スチレン−イソプレンターミナルブロツク共重
合体、スチレンブタジエンターミナルブロツク共
重合体、EPDMポリオレフインブレンド体、ア
イオノマー、トランス1・4ポリイソプレン、
1・2ポリブタジエン、塩素化ポリエチレン、エ
ピクロルヒドリンゴム、熱可塑性ウレタンエラス
トマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
チレン−ブチルゴムグラフトポリマー、弾性塩ビ
等の常温でゴム弾性を示す熱可塑性ゴム、 の1種または2種以上のポリマーを主成分とす
る。 次に、制電性シート1は、上記のポリマーを主
成分とした配合物中に、金、銀、銅、ニツケル、
アルミ等の通電性金属またはこれらの化合物を
綿、スフ、レーヨン、アクリル、ナイロン、ビニ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の繊維に蒸着あるいはメツキあるいは含浸
または吸着せしめた金属蒸着繊維、金属メツキ繊
維、導電性金属化合物含浸または吸着繊維、ある
いは導電性カーボンを混入した炭素複合合成繊維
を細片化した太さ500デニール以下、長さ0.1mm〜
20mmのコロナ放電能力を有する炭素複合合成繊維
状物質、または直径0.2mm以下長さ0.1mm〜20mmの
酸洗い処理等で表面処理された金属細線等からな
る制電性繊維状物質2、5〜50容積パーセント
と、体積固有抵抗が108Ω・cm以下である、100メ
ツシユ以下の金、銀、銅、ニツケル、アルミ、フ
エライト化合物等の金属粉、またはグラフアイ
ト、導電性カーボン等の導電性粉末3、10〜40重
量部を好ましくはあらかじめブレンドして添加
し、ほぼ均一に分散せしめ、カレンダーリング、
キヤステイング、デイツピング、コーテイングフ
イルム化して前記制電性繊維状物質2が、一定方
向に配列した厚さ0.02mm〜1.0mmのシート状にし
たものである。なお、本制電性繊維状物質2はい
ずれも太さが500デニール以下長さ0.1〜20mm(金
属細線においては直径0.2mm以下長さ0.1mm〜20
mm)の短状繊維状表面処理繊維であるためゴム中
への分散が容易であると同時に、ゴムとの密着性
にすぐれ、繊維状補強剤としての効果が得られる
他、ポリマーの風合を損うことがない。 さらに上述の制電性繊維状物質2および導電性
粉末3を添加するにさいして、難燃剤例えば三酸
化二アンチモンに代表されるアンチモン系難燃
剤、リン酸エステルおよびリン化合物、塩素系難
燃剤、臭素系難燃剤等を、その合計が15PHR(ポ
リマー100重量部に対して15重量部)以上になる
ように加えて制電性シート1を難燃性にすること
もできる。なお、15PHR以上の添加の必要性に
ついては、自己消火性を付与するための難燃剤添
加の総部数として15PHR以上が必要であるから
である。また、前記添加物を必要な発泡剤と共に
添加してスポンジシート状の制電性シート1とす
ることもできる。 さらにまた、特に補強効果の面から、前記の添
加物を添加した配合物を、綿、ナイロン、ビニロ
ン、ポリエステル、スフ、レーヨン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アクリルなどの生機にプレ
ツシング、デイツピング、コーテイング、フリク
シヨニング、トツピング等の方法によりコートし
て、基布入り制電性シート1とすることもでき
る。 なお生機には前記の繊維を通電性金属またはこ
れらの金属化合物でメツキあるいは蒸着、あるい
は吸着または含浸せしめたるもの、あるいは導電
性カーボンを混入して炭素複合合成繊維としたも
のをその一部または全部に使用して、導電性とな
し電磁波遮蔽効果を一層高めることもできる。 なお、本発明における制電性シート1の厚みは
0.02mm〜1.0mmの範囲が最も効果的である。 即ち1mm以上の肉厚を有する場合、制電性繊維
状物質2はシートの表面と内部に均一に分散され
ず、表面には少なく、内部には多く混入されるの
で繊維状物質2の配列もみだれる。このため、1
mm以上の肉厚を有するシートの場合は、繊維状物
質2の量を必要以上に多く配合せねばならず、不
経済であるばかりか、シート1そのものも厚く、
積層そして/またはつき合わせて得られる遮蔽ゴ
ム材(成型品)の肉厚が厚手に制限される欠点が
ある。 また0.02mm以下のシート1の厚みではシート製
造に際し、シート化が困難であること、強度が弱
くなり破れやすくなること、摩耗に関し長期間の
効果を期待できないこと等の欠点が生じる。一
方、0.02mm〜1.0mmのシート1の厚みでは、シー
ト1が薄いために生じた制電性繊維状物質2のシ
ート層内の不均一分散がなくなると同時に、繊維
状物質2の配列状態も極めて良いため余分な制電
性繊維状物質2の添加がさけられ、価格的にも安
価で物性的にも安定した制電性シート1を得るこ
とができるのである。なおこの場合混入される繊
維状物質2の太さは500デニール以下または直径
0.2mm以下が望ましく、長さは0.1mm〜20mmの範囲
がよい。500デニール以上の太さまたは直径0.2mm
以上ではゴム配合物への分散が悪く、配列が困難
で、強度的にも期待できないからである。また長
さに関し、0.1mm以下ではゴム中への分散はよい
が、繊維状物質2の配向効果が乏しく、20mm以上
ではゴム中への分散ができず繊維状物質2は配合
物中にかたまつてしまい全く配列しないおそれが
ある。 一方制電性繊維状物質2の量は全容積の5〜50
パーセントの範囲が適当である。5パーセント以
下では成型品の体積固有抵抗が高くなることによ
り導電性が悪くなり電磁波遮蔽効果がない。また
50パーセント以上では、ゴム中への混合分散がむ
ずかしく、かつ得られた成型品の硬度が高すぎ強
度的およびゴム弾性保持が困難であるからであ
る。尚特に低硬度高弾性製品用途には制電性繊維
状物質2の量は5〜30容積パーセントの範囲が好
ましい。 さらにまた本発明においては、金、銀、銅、ニ
ツケル、アルミ、フエライト化合物、グラフアイ
ト、導電性カーボンブラツク等の粒子系100メツ
シユ以下の導電性粉末3を、好ましくはあらかじ
め制電性繊維状物質2とブレンドしてゴム中に加
えるが、これは上記繊維状物質2相互の接触確率
を二次的に助け、導電性を高めることを目的とし
たものであり、この方法によれば、ゴム中の繊維
状物質2の容積比率は50%以下でよく、前述した
ごとく50%以上混入した場合に生じる混合分散が
悪くしかも得られる成型品の硬度が高すぎ良好な
弾性が得られない等の欠点を防ぐことができる。
一方導電性粉末3も繊維状物質2相互の接触確率
を高める目的で使用されるものであるため、大量
の量を使用する必要は全くなく、むしろ弾性高分
子材料に対し10〜40重量部の範囲の少量が望まし
い。 また、繊維状物質2と導電性粉末3をあらかじ
めブレンドして用いると、繊維状物質2に導電性
粉末3がほどよくまぶされた状態になるため、繊
維状物質2の毛だまりがおこりにくい。この結
果、分散が極めてよく、繊維状物質2の配列もよ
いので、少量の両物質の添加でもつて良好な導電
性が得られる効果を有する他、ゴム弾性をそこな
わず比較的比重の軽い成型品を得ることができ
る。 なお、繊維状物質2と導電性粉末3のブレンド
は通常のブレンダー機を用いて比較的容易に行な
えるが、繊維状物質2と粉末3が十分に混合され
るまでブレンドすることが必要であり、若干の油
または可塑剤等の軟化剤と共にブレンドすると良
い分散が得られる。 かくのごとくして得られたそれぞれの制電性シ
ート1は、含まれる制電性繊維状物質2の配列方
向がそれぞれ異なるように、所望の形状、厚さに
積層そして/またはつき合わせ成型される。 電磁波の遮蔽効果を大ならしめるためには、成
型品中に含まれる制電性繊維状物質2の配列が重
要である。すなわち、繊維状物質2の配列をおこ
すことによつて配列方向の体積抵抗率は低下し、
導電性はよくなる。従つて電磁波の進入方向に繊
維2が配列する場合、最も遮蔽効果が大きい。 さらに実験によれば、繊維2の配列がない、も
しくは少ない場合は、電磁波の進行方向に対して
成型品の肉厚が少なくとも1mm以上なければ充分
な遮蔽効果が得られないことが認められた。 従つて成型品の繊維配列の単一方向だけの場合
は、成型品の厚みにかかわらず繊維配列と同一方
向の電磁波を遮蔽できるが、多方向よりの電磁波
の進入に対しては、常に肉厚を4mm以上に保つ必
要がある。 いいかえれば、電磁波遮蔽に対して最も適切と
考える方法は電磁波の進入方向に対して、繊維状
物質2が同一方向に配列している成型品を用いる
ことである。従つて進入電磁波の方向が常に一定
である場合には、制電性繊維状物質2の配列は一
方向配列でよい。しかし、電磁波の進入は常に同
一方向とは限らないのが通常である。 本発明はかかる点を考慮して第1図に示すごと
き、長手方向に繊維状物質2を配列せしめた制電
性シート1を長さ方向または幅方向または斜め方
向に自由に裁断し、繊維状物質2が2方向以上に
配列するように積層そして/またはつき合わせ成
型をすることにより進入電磁波の方向性を問うこ
となく電磁波遮蔽を効果的に得んとするものであ
る。 例えば、第2図は所望の大きさに裁断された2
枚の制電性シート1を、含まれるお互いの繊維状
物質2が他方に対しほぼ直角方向に配列するよう
に積層された本発明の電磁波遮蔽ゴム材の一例で
ある。 ここにおいて、成型品の多方向配列の効果は前
述のごとき繊維状物質2の2方向進入電磁波との
同方向性による電磁波吸収効果の他、内部反射し
た進入電磁波を他層においてすみやかにキヤツチ
し吸収する効果や、内部反射のくり返えしによる
電磁波エネルギーの減衰効果がある。 第3図は前述のごとくして得られた制電性シー
ト1を第2図と同様に含まれる制電性繊維状物質
2の配列方向がそれぞれ異なるように3層に積層
した本発明の電磁波遮蔽ゴム材の他例である。 即ち第3図の場合、第1層、第2層、第3層に
含まれるそれぞれの繊維状物質2の配列方向はX
軸に対しそれぞれ0゜、90゜、45゜となる。これら3
方向に配列した制電性繊維状物質2を有する電磁
波遮蔽ゴム材の効果は、今仮に電磁波の進入をZ
軸からとした場合、その電磁波に対し第3層、第
2層、第1層と角度の異なる繊維配列のため電磁
波はそれらの繊維状物質2によつて複雑な反射、
内部反射あるいは吸収をくり返えし、電磁波エネ
ルギーは減少していく。 また電磁波のZ軸方向の進入に対しA面、
A′面を金属挾持体で圧接挾持する場合、進入電
磁波のエネルギーの一部は遮蔽ゴム材に吸収され
熱エネルギーに変換し第1層からすみやかに金属
挾持体を通つて放電する。また集入電磁波エネル
ギーが遮蔽ゴム材の表面に静電エネルギーとして
帯電した場合も金属挾持体を通つて放電する。ま
たB面、B′面を金属挾持体で圧接挾持する場合
は第2層からすみやかに放熱放電する。 第4図は第2図で得られた成型品を打ち抜き加
工した一例である。なおこの場合加硫やうち抜き
加工の際に表裏面や切断面に露出する繊維状物質
2の離脱やケバ立ちの防止のため、エマルジヨ
ン、ラテツクスゴム溶液、液状ゴム等を用いてス
プレーや浸漬の方法で成型品の表裏面そして/ま
たは側面の1部または全部にコーテイング被膜4
を形成したものである。表裏面そして/または側
面へのコートの効果は繊維状物質2のケバ立ちに
よるホコリや離脱によるゴミの原因をなくすこと
にある他、風合いを高めることにも役立つ。 第5図は第1図の制電性シート1を他の例と同
様に、長さ方向と幅方向に任意の大きさに裁断し
て得られたシートをつき合わせて貼り合わせ、プ
レス成型により得た異方向の繊維配列を有する平
面体の他例である。 くり返えし述べたごとく、電磁波遮蔽に対して
繊維状物質2をその有効手段として用いる場合の
最も適切と考えられる方法は、電磁波の進入方向
に対して繊維状物質2が同一方向に配列している
成型品を用いることである。しかしながら、本願
発明者らはその研究において電磁波の進入を受け
る成型品の全面積の約1/4にあたる面積に含まれ
る制電性繊維状物質2が電磁波の進入と同方向に
配列している場合、他の面積に含まれる繊維状物
質2が異方向であつたとしても、それらの共存す
る場合において、その電磁波の遮蔽効果は全体が
同方向に配列しているものに比べてほとんど変わ
らないというおどろくべき事実を見出したのであ
る。これは進入電磁波が異方向に配列する制電性
繊維状物質2並びに同時に混在する導電性粉末3
にあたり複雑な反射をくり返えしエネルギー減衰
を引きおこし、同方向に配列する繊維状物質2よ
りすみやかに放熱放電するためと考えられる。 なお第5図において2枚のつき合わせによる貼
り合わせ成型品を例示したが、3枚つき合わせ、
4枚つき合わせによるさらに多方向の繊維配列を
有する貼り合わせ成型品をうることも可能であ
る。また第4図に示されるごとき表面コート層を
同様に設けることも無論可能である。 第6図、第7図は、筒状体にプレスした成型品
の他例である。なお、筒状成型品は輪切りして試
望の大きさで使用することも可能である。またそ
の他の所望の形状に成型することも勿論可能であ
る。さらに、筒状品の製法については、第6図の
ごとく、繊維状物質2の一部が異方向になるよう
に一部を重ねて加硫する方法もよいし、第7図の
ごとくその全部を重ね合わせてプレスする方法で
作つてもよい。 第8図は成型品の表面の一部または全体に粘着
剤層5を設けた本発明の一例である。即ち通常の
粘着剤、接着剤、シーリング剤、または導電性の
粘着剤、接着剤、シーリング剤を塗布または貼り
合わせた成型品であつて、他の物体へのとりつけ
作業を容易にしたものである。なお、図中6は離
型紙である。 第9図、第10図は電子部品のケース7,8に
本電磁波遮蔽ゴム材を用いた用途の一例を示した
ものである。なお9はアースである。 第11図は第5図に示す電磁波遮蔽ゴム材を電
源プラグ10に用いた用途例である。本例はいう
までもなく、電源にプラグをさしこんだ時に発生
するノイズを防ぐ目的を有するものであり、良好
な効果を有するものである。 なお本発明における積層そして/またはつき合
わせ方法についてはそれぞれのシート1を裁断の
後その一部だけを積層そして/またはつき合わせ
してもよいし、または全部を積層そして/または
つき合わせしてもよい。また加硫成型の場合に
は、あらかじめ加硫した制電性シートを接着剤で
貼り合わせてもよいし未加硫時に貼り合わせた後
加硫してもよい。なお未加硫シートを用いる場合
スポンジシートは加硫と同時に発泡を行わしめる
か、あらかじめ発泡せしめた半加硫スポンジシー
トを用いる。 かくのごとく、本発明は高い自己放電能(コロ
ナ放電能)と良好な導電性能を併せ有する電磁波
遮蔽ゴム材である。 即ち、本発明者らは種々の実験の結果、自己放
電能をもつ制電性シートと導電効果を有する導電
性シートを一配合に組合すことにより、従来の導
電性シートのみを用いた場合に比較し、本発明積
層シートが数倍の電磁波遮蔽効果を得ること、さ
らには、比較的自己放電能が小さな金属細線、金
属メツキ繊維状物質、金属蒸着繊維状物質、炭素
複合合成繊維状物質を混入分散した制電性シート
に導電性カーボン等導電性物質を直接添加するこ
とにより、これらの自己放電能(コロナ放電能)
を相乗的に高めることを見出し本発明に到つたも
のである。 実施例 1
を、少なくとも繊維状物質が容積比率で5〜50%
になるようにゴムまたは熱可塑性ゴムもしくはラ
テツクスまたは液状ゴム等を主成分とする弾性高
分子材料中に混入して繊維状物質を一定方向に配
列せしめた厚さ0.02mm〜1.0mmの制電性シートと
した後、これをその繊維状物質の配列方向がそれ
ぞれ異なるように、2層以上の積層体または2片
以上のつき合わせ体もしくはこれらの組合わせ体
に成型してなる電磁波遮蔽ゴム材に関するもので
ある。 〔従来技術〕 近年、各種電子機器、通信受信器、コンピユー
ター等の普及は著しいものであり、事業用のみな
らず家庭用にもおよんでいる。 しかしながら、多くの電子機器は妨害性電磁波
を発生し、他の機器の機能を妨害する。このよう
な障害を防ぐには、発生した妨害性電磁波を四方
に放射しないように遮蔽し、また外部から進入し
てくる妨害性電磁波を遮蔽する必要がある。 従来、これらの問題を解決するために、例えば
コンピユーターの場合には外装材または筐体に金
属板を用いたり、高分子プラスチツクを用いる場
合には亜鉛溶射したり、導電性塗料を塗布したり
して妨害性電磁波を遮蔽している。またその他の
方法としては高分子プラスチツクスそのものに金
属物質を混入して導電性をもたすことによつて電
磁波を遮蔽する方法も開発されている。さらにま
た、特に電磁波のもれ易い、また進入のうけ易
い、コンピユーター外装材の貫通部または狭間
部、高周波電源を備えている電子部品やスイツチ
ングレギユレーターのケースの合わせ部、導波管
のジヨイント部等には、導電性塗料の塗布した
り、導電性コーキング材や導電性接着剤を用いた
り、金属ろうのやきつけが行なわれている。しか
しながらこれらの方法はいずれも加工施工に手間
がかかり、電磁波遮蔽効果も未だ十分とはいえな
い。 また上記の方法を改良する他の方法として加工
施工に手間がかからない導電性のパツキン、ガス
ケツトを用いる方法が開発されている。これらの
方法は、多量の導電性粉末特に金属粉をゴムまた
はプラスチツクスに混入し、素材の導電性を高め
ることにより電磁波遮蔽効果を得んとするもので
ある。 しかし一方においてこれらの方法は、多量の導
電性粉末を用いるため、比重の大きいしかも硬度
の高い弾性の乏しいものとなり、パツキン、ガス
ケツト類に用いる場合の欠点の一つとなつてい
る。また金属粉の多量配合の場合には、輸送中、
取付け中、使用中などにおいてマトリツクスから
の金属粉の抜け落ちがあり、安定した導電性を得
るのがむづかしい。 この導電性物質の多量使用による欠点を改良す
るために、ここ数年、金属粉末にかわる物質とし
て短径1mm以上の扁平状金属物や金属繊維を用い
る研究が進められている。これらの利点は、金属
物質が扁平状もしくは繊維状であるため導電性粉
末にくらべ少量で高い導電性をうることにある。 しかし、これらの物質を用いる場合の問題点も
あり、早急な解決が望まれている。即ち、扁平状
もしくは繊維状であるため混合分散性が困難なこ
と、マトリツクスとの接着性あるいは混合成型物
の物性強度に問題があることコストが高くつくこ
となどである。 〔発明の概要〕 本発明は上記した従来の問題点を解決するため
になされたものでゴムまたは熱可塑性ゴムもしく
は液状ゴムまたはラテツクスを主成分とする弾性
高分子材料中に太さ500デニール以下または直径
0.2mm以下長さ0.1〜20mmの表面処理金属細線、金
属メツキ繊維、金属蒸着繊維、導電性金属化合
物、吸着繊維、炭素複合合成繊維などの自己放電
能即ちコロナ放電能を有する制電性繊維状物質5
〜50容積パーセントと100メツシユ以下の金、銀、
銅、アルミ、ニツケル、フエライト化合物、グラ
フアイト、導電性カーボンブラツク等の導電性粉
末物質10〜40重量部とが混入分散されてなりかつ
前記制電性繊維状物質が一定方向に配列した厚さ
0.02〜1.0mmの制電性シートを、前記制電性繊維
状物質の配列方向がそれぞれ異なるように、2層
以上の積層体または2片以上のつき合わせ体もし
くはこれらの組合わせ体に成型することにより、
優れた電磁波の遮蔽効果が得られる電磁波遮蔽ゴ
ム材を提供することを目的とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を図面に基づいて説明する。 本発明は第1図〜第11図に例示するごとき形
状を有する電磁波遮蔽ゴム材であるが、しかしこ
れら例示したものに限定される目的用途に合わせ
て所望の形状に利用できるのは勿論である。 即ち、第1図は本発明の主要な一部を構成する
制電性シート1の破断斜視図である。ここにおい
て、制電性シート1の基材素子は、例えば天然ゴ
ムおよびそのラテツクス、合成天然ゴムおよびそ
のラテツクス、スチレン−ブタジエンゴムおよび
そのラテツクス、クロロプレンゴムおよびそのラ
テツクス、アクリロニトリル−ブタジエンゴムお
よびそのラテツクス、イソブチレン−イソプレン
ゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルフ
オン化ポリエチレンゴム、フツソゴム、シリコー
ンゴム、多硫化系ゴム等のゴム弾性体、 液状シリコーンゴム、液状ウレタンゴム、液状
ブタジエンゴム、液状イソプレンゴム、液状クロ
ロプレンゴム、液状多硫化ゴム等の液状ゴム弾性
体、 スチレン−イソプレンターミナルブロツク共重
合体、スチレンブタジエンターミナルブロツク共
重合体、EPDMポリオレフインブレンド体、ア
イオノマー、トランス1・4ポリイソプレン、
1・2ポリブタジエン、塩素化ポリエチレン、エ
ピクロルヒドリンゴム、熱可塑性ウレタンエラス
トマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
チレン−ブチルゴムグラフトポリマー、弾性塩ビ
等の常温でゴム弾性を示す熱可塑性ゴム、 の1種または2種以上のポリマーを主成分とす
る。 次に、制電性シート1は、上記のポリマーを主
成分とした配合物中に、金、銀、銅、ニツケル、
アルミ等の通電性金属またはこれらの化合物を
綿、スフ、レーヨン、アクリル、ナイロン、ビニ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の繊維に蒸着あるいはメツキあるいは含浸
または吸着せしめた金属蒸着繊維、金属メツキ繊
維、導電性金属化合物含浸または吸着繊維、ある
いは導電性カーボンを混入した炭素複合合成繊維
を細片化した太さ500デニール以下、長さ0.1mm〜
20mmのコロナ放電能力を有する炭素複合合成繊維
状物質、または直径0.2mm以下長さ0.1mm〜20mmの
酸洗い処理等で表面処理された金属細線等からな
る制電性繊維状物質2、5〜50容積パーセント
と、体積固有抵抗が108Ω・cm以下である、100メ
ツシユ以下の金、銀、銅、ニツケル、アルミ、フ
エライト化合物等の金属粉、またはグラフアイ
ト、導電性カーボン等の導電性粉末3、10〜40重
量部を好ましくはあらかじめブレンドして添加
し、ほぼ均一に分散せしめ、カレンダーリング、
キヤステイング、デイツピング、コーテイングフ
イルム化して前記制電性繊維状物質2が、一定方
向に配列した厚さ0.02mm〜1.0mmのシート状にし
たものである。なお、本制電性繊維状物質2はい
ずれも太さが500デニール以下長さ0.1〜20mm(金
属細線においては直径0.2mm以下長さ0.1mm〜20
mm)の短状繊維状表面処理繊維であるためゴム中
への分散が容易であると同時に、ゴムとの密着性
にすぐれ、繊維状補強剤としての効果が得られる
他、ポリマーの風合を損うことがない。 さらに上述の制電性繊維状物質2および導電性
粉末3を添加するにさいして、難燃剤例えば三酸
化二アンチモンに代表されるアンチモン系難燃
剤、リン酸エステルおよびリン化合物、塩素系難
燃剤、臭素系難燃剤等を、その合計が15PHR(ポ
リマー100重量部に対して15重量部)以上になる
ように加えて制電性シート1を難燃性にすること
もできる。なお、15PHR以上の添加の必要性に
ついては、自己消火性を付与するための難燃剤添
加の総部数として15PHR以上が必要であるから
である。また、前記添加物を必要な発泡剤と共に
添加してスポンジシート状の制電性シート1とす
ることもできる。 さらにまた、特に補強効果の面から、前記の添
加物を添加した配合物を、綿、ナイロン、ビニロ
ン、ポリエステル、スフ、レーヨン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アクリルなどの生機にプレ
ツシング、デイツピング、コーテイング、フリク
シヨニング、トツピング等の方法によりコートし
て、基布入り制電性シート1とすることもでき
る。 なお生機には前記の繊維を通電性金属またはこ
れらの金属化合物でメツキあるいは蒸着、あるい
は吸着または含浸せしめたるもの、あるいは導電
性カーボンを混入して炭素複合合成繊維としたも
のをその一部または全部に使用して、導電性とな
し電磁波遮蔽効果を一層高めることもできる。 なお、本発明における制電性シート1の厚みは
0.02mm〜1.0mmの範囲が最も効果的である。 即ち1mm以上の肉厚を有する場合、制電性繊維
状物質2はシートの表面と内部に均一に分散され
ず、表面には少なく、内部には多く混入されるの
で繊維状物質2の配列もみだれる。このため、1
mm以上の肉厚を有するシートの場合は、繊維状物
質2の量を必要以上に多く配合せねばならず、不
経済であるばかりか、シート1そのものも厚く、
積層そして/またはつき合わせて得られる遮蔽ゴ
ム材(成型品)の肉厚が厚手に制限される欠点が
ある。 また0.02mm以下のシート1の厚みではシート製
造に際し、シート化が困難であること、強度が弱
くなり破れやすくなること、摩耗に関し長期間の
効果を期待できないこと等の欠点が生じる。一
方、0.02mm〜1.0mmのシート1の厚みでは、シー
ト1が薄いために生じた制電性繊維状物質2のシ
ート層内の不均一分散がなくなると同時に、繊維
状物質2の配列状態も極めて良いため余分な制電
性繊維状物質2の添加がさけられ、価格的にも安
価で物性的にも安定した制電性シート1を得るこ
とができるのである。なおこの場合混入される繊
維状物質2の太さは500デニール以下または直径
0.2mm以下が望ましく、長さは0.1mm〜20mmの範囲
がよい。500デニール以上の太さまたは直径0.2mm
以上ではゴム配合物への分散が悪く、配列が困難
で、強度的にも期待できないからである。また長
さに関し、0.1mm以下ではゴム中への分散はよい
が、繊維状物質2の配向効果が乏しく、20mm以上
ではゴム中への分散ができず繊維状物質2は配合
物中にかたまつてしまい全く配列しないおそれが
ある。 一方制電性繊維状物質2の量は全容積の5〜50
パーセントの範囲が適当である。5パーセント以
下では成型品の体積固有抵抗が高くなることによ
り導電性が悪くなり電磁波遮蔽効果がない。また
50パーセント以上では、ゴム中への混合分散がむ
ずかしく、かつ得られた成型品の硬度が高すぎ強
度的およびゴム弾性保持が困難であるからであ
る。尚特に低硬度高弾性製品用途には制電性繊維
状物質2の量は5〜30容積パーセントの範囲が好
ましい。 さらにまた本発明においては、金、銀、銅、ニ
ツケル、アルミ、フエライト化合物、グラフアイ
ト、導電性カーボンブラツク等の粒子系100メツ
シユ以下の導電性粉末3を、好ましくはあらかじ
め制電性繊維状物質2とブレンドしてゴム中に加
えるが、これは上記繊維状物質2相互の接触確率
を二次的に助け、導電性を高めることを目的とし
たものであり、この方法によれば、ゴム中の繊維
状物質2の容積比率は50%以下でよく、前述した
ごとく50%以上混入した場合に生じる混合分散が
悪くしかも得られる成型品の硬度が高すぎ良好な
弾性が得られない等の欠点を防ぐことができる。
一方導電性粉末3も繊維状物質2相互の接触確率
を高める目的で使用されるものであるため、大量
の量を使用する必要は全くなく、むしろ弾性高分
子材料に対し10〜40重量部の範囲の少量が望まし
い。 また、繊維状物質2と導電性粉末3をあらかじ
めブレンドして用いると、繊維状物質2に導電性
粉末3がほどよくまぶされた状態になるため、繊
維状物質2の毛だまりがおこりにくい。この結
果、分散が極めてよく、繊維状物質2の配列もよ
いので、少量の両物質の添加でもつて良好な導電
性が得られる効果を有する他、ゴム弾性をそこな
わず比較的比重の軽い成型品を得ることができ
る。 なお、繊維状物質2と導電性粉末3のブレンド
は通常のブレンダー機を用いて比較的容易に行な
えるが、繊維状物質2と粉末3が十分に混合され
るまでブレンドすることが必要であり、若干の油
または可塑剤等の軟化剤と共にブレンドすると良
い分散が得られる。 かくのごとくして得られたそれぞれの制電性シ
ート1は、含まれる制電性繊維状物質2の配列方
向がそれぞれ異なるように、所望の形状、厚さに
積層そして/またはつき合わせ成型される。 電磁波の遮蔽効果を大ならしめるためには、成
型品中に含まれる制電性繊維状物質2の配列が重
要である。すなわち、繊維状物質2の配列をおこ
すことによつて配列方向の体積抵抗率は低下し、
導電性はよくなる。従つて電磁波の進入方向に繊
維2が配列する場合、最も遮蔽効果が大きい。 さらに実験によれば、繊維2の配列がない、も
しくは少ない場合は、電磁波の進行方向に対して
成型品の肉厚が少なくとも1mm以上なければ充分
な遮蔽効果が得られないことが認められた。 従つて成型品の繊維配列の単一方向だけの場合
は、成型品の厚みにかかわらず繊維配列と同一方
向の電磁波を遮蔽できるが、多方向よりの電磁波
の進入に対しては、常に肉厚を4mm以上に保つ必
要がある。 いいかえれば、電磁波遮蔽に対して最も適切と
考える方法は電磁波の進入方向に対して、繊維状
物質2が同一方向に配列している成型品を用いる
ことである。従つて進入電磁波の方向が常に一定
である場合には、制電性繊維状物質2の配列は一
方向配列でよい。しかし、電磁波の進入は常に同
一方向とは限らないのが通常である。 本発明はかかる点を考慮して第1図に示すごと
き、長手方向に繊維状物質2を配列せしめた制電
性シート1を長さ方向または幅方向または斜め方
向に自由に裁断し、繊維状物質2が2方向以上に
配列するように積層そして/またはつき合わせ成
型をすることにより進入電磁波の方向性を問うこ
となく電磁波遮蔽を効果的に得んとするものであ
る。 例えば、第2図は所望の大きさに裁断された2
枚の制電性シート1を、含まれるお互いの繊維状
物質2が他方に対しほぼ直角方向に配列するよう
に積層された本発明の電磁波遮蔽ゴム材の一例で
ある。 ここにおいて、成型品の多方向配列の効果は前
述のごとき繊維状物質2の2方向進入電磁波との
同方向性による電磁波吸収効果の他、内部反射し
た進入電磁波を他層においてすみやかにキヤツチ
し吸収する効果や、内部反射のくり返えしによる
電磁波エネルギーの減衰効果がある。 第3図は前述のごとくして得られた制電性シー
ト1を第2図と同様に含まれる制電性繊維状物質
2の配列方向がそれぞれ異なるように3層に積層
した本発明の電磁波遮蔽ゴム材の他例である。 即ち第3図の場合、第1層、第2層、第3層に
含まれるそれぞれの繊維状物質2の配列方向はX
軸に対しそれぞれ0゜、90゜、45゜となる。これら3
方向に配列した制電性繊維状物質2を有する電磁
波遮蔽ゴム材の効果は、今仮に電磁波の進入をZ
軸からとした場合、その電磁波に対し第3層、第
2層、第1層と角度の異なる繊維配列のため電磁
波はそれらの繊維状物質2によつて複雑な反射、
内部反射あるいは吸収をくり返えし、電磁波エネ
ルギーは減少していく。 また電磁波のZ軸方向の進入に対しA面、
A′面を金属挾持体で圧接挾持する場合、進入電
磁波のエネルギーの一部は遮蔽ゴム材に吸収され
熱エネルギーに変換し第1層からすみやかに金属
挾持体を通つて放電する。また集入電磁波エネル
ギーが遮蔽ゴム材の表面に静電エネルギーとして
帯電した場合も金属挾持体を通つて放電する。ま
たB面、B′面を金属挾持体で圧接挾持する場合
は第2層からすみやかに放熱放電する。 第4図は第2図で得られた成型品を打ち抜き加
工した一例である。なおこの場合加硫やうち抜き
加工の際に表裏面や切断面に露出する繊維状物質
2の離脱やケバ立ちの防止のため、エマルジヨ
ン、ラテツクスゴム溶液、液状ゴム等を用いてス
プレーや浸漬の方法で成型品の表裏面そして/ま
たは側面の1部または全部にコーテイング被膜4
を形成したものである。表裏面そして/または側
面へのコートの効果は繊維状物質2のケバ立ちに
よるホコリや離脱によるゴミの原因をなくすこと
にある他、風合いを高めることにも役立つ。 第5図は第1図の制電性シート1を他の例と同
様に、長さ方向と幅方向に任意の大きさに裁断し
て得られたシートをつき合わせて貼り合わせ、プ
レス成型により得た異方向の繊維配列を有する平
面体の他例である。 くり返えし述べたごとく、電磁波遮蔽に対して
繊維状物質2をその有効手段として用いる場合の
最も適切と考えられる方法は、電磁波の進入方向
に対して繊維状物質2が同一方向に配列している
成型品を用いることである。しかしながら、本願
発明者らはその研究において電磁波の進入を受け
る成型品の全面積の約1/4にあたる面積に含まれ
る制電性繊維状物質2が電磁波の進入と同方向に
配列している場合、他の面積に含まれる繊維状物
質2が異方向であつたとしても、それらの共存す
る場合において、その電磁波の遮蔽効果は全体が
同方向に配列しているものに比べてほとんど変わ
らないというおどろくべき事実を見出したのであ
る。これは進入電磁波が異方向に配列する制電性
繊維状物質2並びに同時に混在する導電性粉末3
にあたり複雑な反射をくり返えしエネルギー減衰
を引きおこし、同方向に配列する繊維状物質2よ
りすみやかに放熱放電するためと考えられる。 なお第5図において2枚のつき合わせによる貼
り合わせ成型品を例示したが、3枚つき合わせ、
4枚つき合わせによるさらに多方向の繊維配列を
有する貼り合わせ成型品をうることも可能であ
る。また第4図に示されるごとき表面コート層を
同様に設けることも無論可能である。 第6図、第7図は、筒状体にプレスした成型品
の他例である。なお、筒状成型品は輪切りして試
望の大きさで使用することも可能である。またそ
の他の所望の形状に成型することも勿論可能であ
る。さらに、筒状品の製法については、第6図の
ごとく、繊維状物質2の一部が異方向になるよう
に一部を重ねて加硫する方法もよいし、第7図の
ごとくその全部を重ね合わせてプレスする方法で
作つてもよい。 第8図は成型品の表面の一部または全体に粘着
剤層5を設けた本発明の一例である。即ち通常の
粘着剤、接着剤、シーリング剤、または導電性の
粘着剤、接着剤、シーリング剤を塗布または貼り
合わせた成型品であつて、他の物体へのとりつけ
作業を容易にしたものである。なお、図中6は離
型紙である。 第9図、第10図は電子部品のケース7,8に
本電磁波遮蔽ゴム材を用いた用途の一例を示した
ものである。なお9はアースである。 第11図は第5図に示す電磁波遮蔽ゴム材を電
源プラグ10に用いた用途例である。本例はいう
までもなく、電源にプラグをさしこんだ時に発生
するノイズを防ぐ目的を有するものであり、良好
な効果を有するものである。 なお本発明における積層そして/またはつき合
わせ方法についてはそれぞれのシート1を裁断の
後その一部だけを積層そして/またはつき合わせ
してもよいし、または全部を積層そして/または
つき合わせしてもよい。また加硫成型の場合に
は、あらかじめ加硫した制電性シートを接着剤で
貼り合わせてもよいし未加硫時に貼り合わせた後
加硫してもよい。なお未加硫シートを用いる場合
スポンジシートは加硫と同時に発泡を行わしめる
か、あらかじめ発泡せしめた半加硫スポンジシー
トを用いる。 かくのごとく、本発明は高い自己放電能(コロ
ナ放電能)と良好な導電性能を併せ有する電磁波
遮蔽ゴム材である。 即ち、本発明者らは種々の実験の結果、自己放
電能をもつ制電性シートと導電効果を有する導電
性シートを一配合に組合すことにより、従来の導
電性シートのみを用いた場合に比較し、本発明積
層シートが数倍の電磁波遮蔽効果を得ること、さ
らには、比較的自己放電能が小さな金属細線、金
属メツキ繊維状物質、金属蒸着繊維状物質、炭素
複合合成繊維状物質を混入分散した制電性シート
に導電性カーボン等導電性物質を直接添加するこ
とにより、これらの自己放電能(コロナ放電能)
を相乗的に高めることを見出し本発明に到つたも
のである。 実施例 1
【表】
上記表−1による配合をミキシングロールを用
いて混合し、カレンダーにより長手方向に繊維状
物質を配列させた制電性シート(シート厚0.5mm)
を得た。なお、使用した制電性繊維状物質は太さ
50デニール長さ3mmであつた。次に、こうして得
た制電性シートを第3図のごとく、繊維状物質の
配列方向をZ軸に対し、0゜、90゜、45゜となるよう
に重ねプレス成型による加熱成型を行なつたとこ
ろ、その特性値は表−2のとおりとなつた。
いて混合し、カレンダーにより長手方向に繊維状
物質を配列させた制電性シート(シート厚0.5mm)
を得た。なお、使用した制電性繊維状物質は太さ
50デニール長さ3mmであつた。次に、こうして得
た制電性シートを第3図のごとく、繊維状物質の
配列方向をZ軸に対し、0゜、90゜、45゜となるよう
に重ねプレス成型による加熱成型を行なつたとこ
ろ、その特性値は表−2のとおりとなつた。
【表】
また、遮蔽効果は第12図のとおりであつた。
なお、電磁波遮蔽効果は次のようにして測定した
(周波数帯100〜1000KHz)電磁波測定はスペクト
ラムアナライザーTR4172(タケダ理研製)を用
いて行ない、遮蔽効果を次の式により算出した。 遮蔽効果(シールド効果)=20log入
射電界強度/透過電界強度電界強度(V/m) 単位(dB) 以上の結果に示すごとく、本発明による成型品
は極めて良好な電磁波遮蔽効果並びに良好なゴム
弾性および物理性質を有していた。 実験例 2
なお、電磁波遮蔽効果は次のようにして測定した
(周波数帯100〜1000KHz)電磁波測定はスペクト
ラムアナライザーTR4172(タケダ理研製)を用
いて行ない、遮蔽効果を次の式により算出した。 遮蔽効果(シールド効果)=20log入
射電界強度/透過電界強度電界強度(V/m) 単位(dB) 以上の結果に示すごとく、本発明による成型品
は極めて良好な電磁波遮蔽効果並びに良好なゴム
弾性および物理性質を有していた。 実験例 2
【表】
上記表−3による配合をミキシングロールで混
合した後、カレンダーでシーテイングし第1図の
ごとき制電性シート(厚さ1.0mm)を得た。この
シートを繊維が同方向になるように2枚積層した
後第5図のごとくつき合わせ成型しプレス加硫し
た。(プレス条件130℃×30分4.2Kg/cm2) なお使用した制電性繊維は太さ30デニール長さ
3mmであつた。このようにして得られた成型品は
たて方向よこ方向に制電性繊維状物質がほぼ半分
ずつ平面上列したゴム薄板であつた。このゴム薄
板の物性および電磁波遮蔽効果を実験例1と同様
にして測定したところ表−4のごとくになつた。
合した後、カレンダーでシーテイングし第1図の
ごとき制電性シート(厚さ1.0mm)を得た。この
シートを繊維が同方向になるように2枚積層した
後第5図のごとくつき合わせ成型しプレス加硫し
た。(プレス条件130℃×30分4.2Kg/cm2) なお使用した制電性繊維は太さ30デニール長さ
3mmであつた。このようにして得られた成型品は
たて方向よこ方向に制電性繊維状物質がほぼ半分
ずつ平面上列したゴム薄板であつた。このゴム薄
板の物性および電磁波遮蔽効果を実験例1と同様
にして測定したところ表−4のごとくになつた。
【表】
以上のごとく、本発明の電磁波遮蔽ゴム材は、
汎用的な周波数帯域での電磁波の遮蔽効果を有す
るため、ウエーブガイド、フランジガスケツト、
電子機器のボツクスシーラおよびガスケツト、電
源プラグ、ソケツトのノイズフイルター等の幅広
い用途に用いて、電磁波妨害(EMI)、無線周波
妨害(RFI)を防ぐことができる。また、周波数
特性に応じて、磁気シールド材、電波吸収剤とし
て十分に利用できるものである。さらに本発明は
多方向からの電磁波の進入に対して遮蔽効果の発
揮を特徴とするものである。 さらにまた、本発明では制電性繊維状物質と導
電性粉末を合わせて使用するため、繊維の毛だま
りや分散不良をおこしにくく繊維状物質の配向が
スムーズにいくこと、粉末が繊維相互の接触確率
を高めること等から、導電材料が量的に少なくて
かつ良好な遮蔽効果を有する一方、従来のこの種
の用途に用いられているガスケツト特にくらべ、
比重が小さく、弾性の大きい通常のガスケツトと
しての効果も十分に有する画期的な電磁波遮蔽ゴ
ム材を得ることができる。 また本発明は表面をコーテイングすることがで
き、この結果、繊維状物質の成型品よりの難脱が
なく、ほこりやゴミを発生させない安定した品質
を得ることができる。 さらにまた、粘着剤または接着剤層をその表裏
面に設けることにより、他の物体への取付けが簡
単にできる利点も合わせて有する。 また本発明はウエーブガイド、フランジガスケ
ツト、プラグ、電子機器ボツクス等に用いる以外
にも色々な製品に用いて電磁波を防止することが
可能である他、製造コストの面でも特別な装置機
械を用いる必要がないので安くつく等数々の利点
を有する。
汎用的な周波数帯域での電磁波の遮蔽効果を有す
るため、ウエーブガイド、フランジガスケツト、
電子機器のボツクスシーラおよびガスケツト、電
源プラグ、ソケツトのノイズフイルター等の幅広
い用途に用いて、電磁波妨害(EMI)、無線周波
妨害(RFI)を防ぐことができる。また、周波数
特性に応じて、磁気シールド材、電波吸収剤とし
て十分に利用できるものである。さらに本発明は
多方向からの電磁波の進入に対して遮蔽効果の発
揮を特徴とするものである。 さらにまた、本発明では制電性繊維状物質と導
電性粉末を合わせて使用するため、繊維の毛だま
りや分散不良をおこしにくく繊維状物質の配向が
スムーズにいくこと、粉末が繊維相互の接触確率
を高めること等から、導電材料が量的に少なくて
かつ良好な遮蔽効果を有する一方、従来のこの種
の用途に用いられているガスケツト特にくらべ、
比重が小さく、弾性の大きい通常のガスケツトと
しての効果も十分に有する画期的な電磁波遮蔽ゴ
ム材を得ることができる。 また本発明は表面をコーテイングすることがで
き、この結果、繊維状物質の成型品よりの難脱が
なく、ほこりやゴミを発生させない安定した品質
を得ることができる。 さらにまた、粘着剤または接着剤層をその表裏
面に設けることにより、他の物体への取付けが簡
単にできる利点も合わせて有する。 また本発明はウエーブガイド、フランジガスケ
ツト、プラグ、電子機器ボツクス等に用いる以外
にも色々な製品に用いて電磁波を防止することが
可能である他、製造コストの面でも特別な装置機
械を用いる必要がないので安くつく等数々の利点
を有する。
第1図は本発明による制電性シートの破断斜視
図、第2図、第3図は、本発明の積層電磁波遮蔽
ゴム材の一部破断斜視図、第4図は表面コートを
施こした本発明電磁波遮蔽ゴム材の一部破断斜視
図、第5図は平面において繊維状物質を2方向に
配列せしめたつき合わせ成型による本発明電磁波
遮蔽ゴム材の斜視図、第6図は型物成型で得られ
た本発明の一部積層の筒状電磁波遮蔽ゴム材の一
部破断斜視図、第7図は型物成型で得られた本発
明の全部積層の筒状電磁波遮蔽ゴム材の一部破断
斜視図、第8図は第5図の薄板状成型品に粘着剤
を塗布した本発明電磁波遮蔽ゴム材の斜視図、第
9図、第10図はそれぞれ電子部品のケースに用
いられた本発明電磁波遮蔽ゴム材の用途例を示す
図、第11図は電源プラグに用いられた本発明電
磁波遮蔽ゴム材の用途例を示す図、第12図は遮
蔽効果を示す図である。 図中1は制電性シート、2は制電性繊維状物
質、3は導電性粉末、4はコーテイング被膜、5
は粘着剤層である。
図、第2図、第3図は、本発明の積層電磁波遮蔽
ゴム材の一部破断斜視図、第4図は表面コートを
施こした本発明電磁波遮蔽ゴム材の一部破断斜視
図、第5図は平面において繊維状物質を2方向に
配列せしめたつき合わせ成型による本発明電磁波
遮蔽ゴム材の斜視図、第6図は型物成型で得られ
た本発明の一部積層の筒状電磁波遮蔽ゴム材の一
部破断斜視図、第7図は型物成型で得られた本発
明の全部積層の筒状電磁波遮蔽ゴム材の一部破断
斜視図、第8図は第5図の薄板状成型品に粘着剤
を塗布した本発明電磁波遮蔽ゴム材の斜視図、第
9図、第10図はそれぞれ電子部品のケースに用
いられた本発明電磁波遮蔽ゴム材の用途例を示す
図、第11図は電源プラグに用いられた本発明電
磁波遮蔽ゴム材の用途例を示す図、第12図は遮
蔽効果を示す図である。 図中1は制電性シート、2は制電性繊維状物
質、3は導電性粉末、4はコーテイング被膜、5
は粘着剤層である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゴムまたは熱可塑性ゴムもしくは液状ゴムま
たはラテツクスを主成分とする弾性高分子材料中
に太さ500デニール以下または直径0.2mm以下、長
さ0.1〜20mmの表面処理金属細線、金属メツキ繊
維、金属蒸着繊維、導電性金属化合物吸着繊維、
炭素複合合成繊維などの自己放電能即ちコロナ放
電能を有する制電性繊維状物質5〜50容積パーセ
ントと100メツシユ以下の導電性粉末物質10〜40
重量部とが混入分散されてなりかつ前記制電性繊
維状物質が一定方向に配列した厚さ0.02mm〜1.0
mmの制電性シートを、前記制電性繊維状物質の配
列方向がそれぞれ異なるように、2層以上の積層
体または2片以上のつき合わせ体もしくはこれら
の組合わせ体に成型してなることを特徴とする電
磁波遮蔽ゴム材。 2 制電性シートが難燃剤15PHR以上を含んで
いる難燃性制電性シートである特許請求の範囲第
1項記載の電磁波遮蔽ゴム材。 3 制電性シートがスポンジ状制電性シートであ
る特許請求の範囲第1項記載の電磁波遮蔽ゴム
材。 4 制電性シートの配合物を、天然または合成繊
維の布帛(生機)に、好ましくは制電性繊維状物
質をその一部に使用した布帛に、プレツシング、
デイツピング、コーテイング、フリクシヨニン
グ、トツピングして、制電性コーテツドフアブリ
ツクシートとした特許請求の範囲第1項〜第3項
のいずれか一に記載の電磁波遮蔽ゴム材。 5 表裏層そして/または側面にラテツクスまた
は液状ゴムの被膜層を設けた特許請求の範囲第1
項〜第4項のいずれか一に記載の電磁波遮蔽ゴム
材。 6 表裏層の一部もしくは全部に粘着剤層または
接着剤層を設けた特許請求の範囲第1項〜第5項
のいずれか一に記載の電磁波遮蔽ゴム材。 7 筒状体に成型した特許請求の範囲第1項〜第
6項の、いずれか一に記載の電磁波遮蔽ゴム材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135989A JPS6114948A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 電磁波遮蔽ゴム材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135989A JPS6114948A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 電磁波遮蔽ゴム材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6114948A JPS6114948A (ja) | 1986-01-23 |
| JPS635265B2 true JPS635265B2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=15164592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59135989A Granted JPS6114948A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 電磁波遮蔽ゴム材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114948A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06131029A (ja) * | 1992-10-15 | 1994-05-13 | Fanuc Ltd | 加速度定数切り換え方式 |
| JP3627050B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2005-03-09 | 矢崎化工株式会社 | 導電性樹脂被覆鋼管およびその押し出し成形方法 |
| JP4515836B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2010-08-04 | 北川工業株式会社 | 導電性シート及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59135989A patent/JPS6114948A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6114948A (ja) | 1986-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |