JP2666685B2 - 線状加熱による金属板の曲げ加工方法 - Google Patents
線状加熱による金属板の曲げ加工方法Info
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Description
属製構造物の曲面状部材を平板状の素材あるいはプレス
等の一次加工を施された初期形状から目的曲面形状へ仕
上げるために用いる線状加熱による金属板の曲げ加工方
法に関するものである。
の曲げ加工を行う場合は、線状加熱により行われている
場合が多い。この線状加熱による曲げ加工は、平板状素
材あるいはプレスで一次加工された形状の金属板の所定
の位置に線状加熱を施し、生じた塑性歪による板の面内
収縮や角変形を利用して目的とする三次元形状を作り出
すものである。
縮量や角変形量が線状加熱の加熱位置、方向、加熱条件
によって決定されるため、これらの加熱位置、方向、加
熱条件が重要である。
状へ強制変形させる計算によって得られる目的固有歪分
布に着目した理論的なアプローチに基づく技術は存在せ
ず、複数個の曲げ型板を金属板上に仮配置することで目
的形状とのずれを検知しながら熟練者の勘や技能によっ
て加熱位置、方向、加熱条件を決めているのが実状であ
る。
高齢化とこれに伴う作業従事者の減少等の問題が顕著に
なって来ている。
を要する線状加熱作業を特別な技能を要せずに実施でき
て処理能力を向上させることができるような線状加熱に
よる板の曲げ加工方法が提案され且つ特許出願されてい
る(特願平3−237948号)。
(FEM)の弾性解析に基づいて線状加熱線の位置、方
向及び生成固有歪(集中的な歪分布)を決定するように
したもので、図24に示す如く、先ず、初期形状と最終
成形形状に関する幾何学情報のインプット(ステップ
I)をした後、初期形状に対応したFEMのメッシュ分
割を行う(ステップII)。次いで、初期形状から最終形
状まで強制的に弾性変形させ、その過程で生じる歪を計
算した後、計算された歪を面内成分と、曲げ成分に分離
し、それぞれの主歪分布をグラフィック画面に表示する
(ステップIII )。次に、面内の歪分布に注目し、圧縮
の主歪が大きい領域を加熱領域に選び、加熱の方向は主
歪の方向に直角の方向とし(ステップIV)、又、曲げ歪
の分布に注目し、曲げ歪の絶対値が大きい領域を加熱領
域に加え、加熱の方向は歪の絶対値が最大である主方向
に直角の方向とする(ステップV)。
ために、加熱領域に属する要素の剛性を残りの部分より
も小さくした強制変形FEM弾性解析を再度実施し、加
熱領域に集中した歪の値から生成固有歪の値を算定する
(ステップVI)。しかる後に、これらの計算に基づき線
状加熱を施して固有歪を発生させることによって所定の
最終形状に加工する(ステップVII )ものである。
出願されている方法の場合、線状加熱による板の曲げ加
工が容易に行えるため、熟練者の勘に頼らなくても実施
可能という利点があるが、 加熱方法の策定において、ステップIVとステップV
で目的固有歪を純粋な面内成分と曲げ成分とに分離する
ことによって加熱線の方向や生成固有歪の大きさを近似
的に定めているが、現実に用いられるガス炎や高周波誘
導加熱による加熱器によっては、純粋な面内収縮や曲げ
を独立に達成することは不可能であり、どのような加熱
条件を選定したとしても必ず一定比率の面内歪成分と曲
げ歪成分の両者を含んでいる。そのために、面内成分優
位と曲げ成分優位の2つの加熱条件を選定したとしても
正しい加熱線方向や目的固有歪状態を実現することが難
しいと考えられる。 図25の(イ)から(ロ)のように強制変形FEM
弾性解析を行う場合には、一般に、目的固有歪の面内成
分は、図25(ハ)に示すように収縮歪だけでなく、伸
び歪も現われることがある。又、固有歪の大きさを決め
るための加熱部の剛性を低くした強制変形FEM弾性解
析においても同様に伸び歪が表われることがある。線状
加熱による曲げ加工は、加熱部に生ずる圧縮塑性歪を利
用して加工する方法であり、図25(ハ)の下部に見ら
れる伸び歪(←→印)を付与することができない。よっ
て、目的形状に線状加熱だけによって加工することがで
きるためには、上記のFEM計算結果がすべて収縮歪
(→←印)となっていなければならない。同図25
(ハ)において少なくとも伸び歪の部分に限定して、あ
るいは、全体として一様な収縮歪を加える必要がある。
このことは、目的形状を縮めること、あるいは初期形状
を大きくすることに対応している。同様に、ある量の曲
げ歪を片側からの加熱によって達成するためには、ある
程度の面内縮みが伴うことは避けられない。これらの余
分の収縮によって、仕上った目的形状は面内の寸法不足
となる。このことは定性的には従来から知られている
が、これらを定量的に補償することが出来ないので、現
状では予め経験則に基づいた十分な余裕をとっておいた
上で、最終的な切り揃えの余分の作業や、場合によって
は寸法不足を生じるおそれが考えられる。 線状加熱を行った場合には、加熱線と直角方向の収
縮歪だけでなく、加熱線方向の収縮歪も割合は少ないが
必ず伴うことがよく知られており、両方向の生成固有歪
を考慮した上で目的固有歪分布を正確に実現させること
が難しいと考えられる。 又、加熱条件と生成固有歪との定量的関係について
は、最近提案され出願された方法では言及されていない
ので、現状の現場技術である、曲げ型板と初期形状から
経験と勘で推測される各部必要変形量を発生させるであ
ろう加熱条件を、経験をベースに選択し実施する方法が
採用されているが、多段の推測を経験と勘をベースに積
み重ねる結果として、難しいこと、誤差、バラツキが大
きいこと、出来る人が限られること、習得に時間がかか
ること、等の問題がある。
且つ出願されている線状加熱による板の曲げ加工方法を
更に進めて上述した問題点をなくし、目的形状が与えら
れると素人でも実施できると共に、希望する加熱条件だ
けで目的固有歪を実現できるようにしようとするもので
ある。
決するために、金属板を初期形状から最終の目的形状に
曲げ加工するために、先ず、初期形状と目的形状の幾何
学情報をインプットし、初期形状に基づいて有限要素法
のメッシュ分割を行って、その分割形状を目的形状の上
に写像し、次いで、初期形状から目的形状まで強制的に
変形させて目的固有歪分布を計算し、得られた目的固有
歪分布を複数の加熱線によって生成される生成固有歪で
表現すると共に、このとき加熱装置と被加工材の組合わ
せに対する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似
則を導入して求めるようにし、次に、各要素内での上記
加熱線を連結して板全体の加熱線の位置、方向、加熱条
件を定めて表示した後、金属板を加熱して曲げ加工を実
行し、更に、加熱後の金属板の形状を計測して目的形状
からの誤差を求め、誤差が許容値を超えていればそのと
きの形状を初期形状に置き換えさせるようにすると共
に、上記誤差に基づき固有歪と弾性歪の配分データを修
正させ且つ実績値として蓄積させるようにして、再度金
属板の曲げ加工を行うことを特徴とする線状加熱による
金属板の曲げ加工方法とする。加熱条件が与えられたと
きに求められた生成固有歪を初期形状に付与することに
よって曲り形状の確認のための弾性シミュレーションを
行った上で、金属板の曲げ加工を行うようにしてもよ
い。
する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似則で求
める際に、軸対称加熱源を用い、各要素内で投入熱量を
コントロールした点加熱として加熱条件を定めるように
してもよい。
に、金属板の表面形状に加熱源を摺動させて追従させる
ようにするとよい。
変形させて各要素内の目的固有歪分布を求めてから、こ
の目的固有歪分布を複数の加熱線による生成固有歪とし
て表現させ、又、相似則を導入して求められた定量的関
係に基づいて生成固有歪が与えられると、それに対応し
た加熱条件を求めるようにすることから、求められた加
熱条件での複数の加熱線による加熱を行えばよく、熟練
技術者に頼らなくてもよくなる。更に、加熱後の板形状
と目的形状との誤差が初期形状としてフィードバックさ
れると共に、目的固有歪分布計算のための実績データと
してとりこまれるため、誤差修正が行われることにより
高精度の曲面が得られる。又、上記生成固有歪を初期形
状に付与させることにより目的形状の達成具合を事前に
予測することも可能である。
た生成固有歪を求めるときに、軸対称熱源を用いて各要
素内で点加熱させるようにすると、制御パラメータを減
らすことができて計算負担が少なくなり、その分効率を
向上できることになる。
に、熱源を板表面に沿わすように摺動させると、加熱源
と金属板とが密着することから、加熱効率を落すことが
なくて正確に曲面精度を出すことができる。
する。
任意曲面を初期形状とする鋼板あるいは鋼以外の金属板
を、目的形状(別の任意の周辺形状及び曲面形状)に曲
げ加工する本発明の方法を示すフローチャートで、初期
形状と目的形状に関する幾何学情報のインプット(ステ
ップ1)をした後、金属板Pの初期形状に基づいて図2
(イ)の如く、有限要素法(FEM)のメッシュ分割を
行い(ステップ2)、その分割形状を、初期形状を目的
形状に写像する適切な写像方法によって図2(ロ)に示
すように金属板Pの目的形状の上に写像する(ステップ
3)。次いで、初期形状における各要素節点位置を目的
形状における対応する各要素節点位置にFEM計算によ
って強制的に弾性変形させ、各要素内での歪分布(目的
固有歪分布)を計算する(ステップ4)。このとき、強
制的に変形させるときの写像法の適切な選択により、加
工法に適合した目的固有歪分布が得られ、写像法と加工
法に付随した縮み代を定めることが可能となる。
プ4で求められた要素内での目的固有歪分布を複数の加
熱線によって生成される集中的な歪分布(生成固有歪)
で近似的に表現する(ステップ5)ようにする。この場
合、上記ステップ5で目的固有歪分布を生成固有歪で実
現する際に、与えられた加熱器(ガス炎、高周波誘導加
熱器、レーザ光等)と被加工材の組合わせに対して、加
熱条件(単位時間当りの入熱量、移動速度等)と生成固
有歪との定量的関係が必要となるので、この関係を求め
ておくようにする(ステップ6)。この加熱条件と生成
固有歪との定量的関係は、一般には実験データを蓄積す
るか、あるいは熱弾塑性FEM解析により入熱条件(入
熱分布又は時系列的に変化する温度分布)を与えたとき
の金属板上の生成固有歪を計算することによって得られ
る。本発明の特徴とするところは、実証実験によりその
妥当性が確認された熱弾塑性FEMプログラムを用いて
上記加熱条件と生成固有歪との関係を計算するに際し
て、後述するように、線状加熱による熱弾塑性変形問題
について成立する相似則とそれから導かれる支配パラメ
ータを用いた効率的な計算方法を開発したことと、計算
された結果をそれらのパラメータで一般化した形で整理
することにより加熱条件が与えられたときの生成固有歪
を効率よく求めることができる手段を提供したことであ
る。
ことによって板全体の加熱線の位置、方向と加熱条件を
定めて表示(ステップ7)した後、ステップ5とステッ
プ6で求められた加熱条件が与えられたときの生成固有
歪を初期形状に付与することによって、曲り形状の弾性
シミュレーションを行い確認を行う(ステップ8)。し
かる後、ステップ6で定められ、ステップ7で表示され
た加熱方法に従って手動あるいはNC制御の加熱装置を
用いた線状加熱を行う(ステップ9)。
で求められた加熱方法で金属板に生成固有歪を与えるこ
とによって目的形状に曲げ加工できるようにする。
の形状を計測し、ステップ1の目的形状との誤差を確認
し(ステップ10)、誤差が許容値内であれば作業を終
了する(ステップ11)。一方、誤差が許容値を超えて
いる場合は、現在の形状を初期形状に置き換えて(ステ
ップ12)、ステップ1へフィードバックさせる。又、
この際、上記誤差からステップ4へ送る固有歪と弾性歪
の配分データを修正させるようにする(ステップ13)
と共に、実績値として蓄積させるようにする。
方案を作って再加工を行わせ、この際、ステップ8のシ
ミュレーション結果によって、必要であればステップ1
3の配分データを更に修正させるようにする。
ップI、IIに相当するものである。
写像法の適切な選択により加工法に適した目的固有歪分
布が得られ、写像法と加工法に付随した縮み代を定める
ことができるが、この曲げ加工において必要となる縮み
代を定量的に求める方法について最も簡単な例を示す
と、先ず、面内伸び歪の部分をなくすために、たとえ
ば、図3に示す金属板Pのx、y両方向の最大伸び歪と
絶対値の等しい収縮歪を板全体、すなわち、全要素に対
して均一に加えるようにする。この均一に加えるという
ことは、縮み代を考慮しない場合の初期形状から目的形
状への写像法に対して、ある特定の修正を加えたことに
相当する。これにより、この場合の縮み代は、加えた均
一歪に板の長さを乗ずることによって図3に示すように
各辺に沿って一様な形で簡単に算定される。又、曲げに
伴う縮みについては、選定した加熱条件での曲げ成分比
をαとすると、最大曲げ歪に板の長さの1/α倍を乗じ
たものが縮み代となる(同じく均一に収縮歪を与えた場
合)。全体の縮み代は、板の縦横方向に同様の操作を行
うことによって求められる。すなわち、 Δlx=εmx max lx+εbx max lx/α Δly=εmy max ly+εby max ly/α 次に、ステップ5の加熱方法を策定する場合、目的固有
歪を実現させるために、金属板Pの目的固有歪分布を要
素内では6個の独立な成分(上面の面内歪ε′xu、ε′
yu、γxyu と下面の面内歪ε′xl、ε′yl、γxyl )で
表現し、次に、1本の線状加熱による生成固有歪を図4
(イ)(ロ)の金属板Pに示すような加熱線aと直角方
向の面内収縮量δm (=(δmu+δml)/2)と角変形
量φ(又はα=(δu −δl )/(δu +δl )で表わ
される曲げ成分比)とで集約する。これにより上記の6
個の歪成分は、複数の加熱線の適切な配置あるいは加熱
条件の調整によって実現できる。すなわち、6個の目的
固有歪成分から複数の加熱線の配置、方向、加熱条件特
性値を定めるべき6個の条件式が得られ、それらから、
たとえば、2種類の生成固有歪の特性値が与えられたと
きの加熱線の間隔や方向を定めることができる。なお、
上記においては、1本の線状加熱による生成固有歪をδ
m とαなる2個の特性値で表現して説明を行ったが、こ
れに対して、加熱線方向の収縮変形と同等な変形を起す
に必要な等価外力PL と等価モーメントML を加えた合
計4個の特性値で生成固有歪を集約し、上記と同様の手
法で行えば、加熱によって生ずる加熱方向の収縮の影響
を考慮して加熱線の配置、方向、あるいは加熱条件に対
応した生成固有歪特性値を定めることができる。
として、2本の加熱線で目的固有歪を実現する場合、す
なわち、図5に示すような或る要素内の目的固有歪の6
成分(上面の面内歪ε′xu、ε′yu、γxyu と下面の面
内歪ε′xl、ε′yl、γxyl)を異なった特性値を有す
る2本の加熱線a,bで実現する場合を説明する。それ
ぞれの加熱線a,bを表わすためにS,Lの添字を用い
ると、2個の加熱条件による4個の生成固有歪の特性値
(δmS、δmL、αS 、αL )、2本の加熱線a,bがx
軸とそれぞれなす角度θS 、θL 、2本の加熱線a,b
の加熱線間隔dS 、dL を合計した8個のパラメータで
加熱方法を定めることができる。目的固有歪を実現する
ためには、下のような6個の条件式が課せられる(ただ
し、2本とも上面加熱の場合)。
は自由に選べるから、予め特定の値に指定しておいても
残りの6個のパラメータを上記の6個の条件式が満たさ
れるように選ぶことによって目的固有歪を実現すること
ができる。
と、要素内での具体的な加熱方法が決まることになる。
このようにしてたとえば、図6に示すように16個のす
べての要素について加熱条件が定まると、これらを連続
あるいは断続的に繰り返し加熱することによって板全体
を目的形状に仕上げることができる。更に、δmS、δmL
やαS 、αL の大きさを加熱条件を変えることによって
調節すれば、加熱間隔dS 、dL を狭めたきめ細かな滑
らかな曲げ加工から、簡単な粗曲げ加工までを行うこと
ができる。
加熱装置を用いるとして、図5において一方の加熱はガ
ス炎による線状加熱(添字Sで示す)で行い、他方の加
熱は別の器具(添字Lで示す)を用いるものとする。別
の器具の方は加熱条件が固定されているか、あるいは生
成固有歪の特性値データが特定の加熱条件でしか得られ
ていないものとする。したがって、8個のパラメータの
うちのδmLとαL は予め指定しなければならない。この
場合には、目的固有歪状態を達成するためには前記の6
個の条件式(1-1) 〜(1-6) から残りの6個のパラメータ
θL 、dL 、θS 、dS 、δmS、αS が求まる。このう
ち、δmSとαS はガス炎の加熱条件から決るものである
から、たとえば、図14と図15を用いて求まった
δmS、αS になるような加熱条件Q、vを定めることが
できる。
実現する場合の他の実施例として、異なった3本の加熱
線a,b,cで目的固有歪を実現する場合を示す。加熱
方法は、12個のパラメータで決められ、12個のうち
の6個のパラメータは予め自由に設定しておくことがで
きることになる。
加熱線a,b,cによる生成固有歪の特性値δmS、
δmM、δmL、αS 、αM 、αL が装置の運転条件から固
定されている場合でも、3本の加熱線方向θS 、θM 、
θL と加熱線間隔dS 、dM 、dL を6個の条件式を満
たすように正しく選ぶことによって目的固有歪を達成す
ることができる。
る場合の更に他の実施例として、4本の加熱線a,b,
c,dで目的固有歪を実現する場合を示す。
が、一例として、加熱線aとbの2種類の加熱条件を設
定し、それぞれの条件に対して各2本の加熱線(それら
は互に固定角ψS 、ψL でそれぞれ交差するものとす
る)が付随すると考えると、加熱方法は、δmS、δmL、
αS 、αL 、θS 、θL 、dS1、dS2、dL1、dL2の1
0個のパラメータで決まり、10個のうちの4個のパラ
メータは予め自由に設定しておくことができることにな
る。
件に対応する生成固有歪の特性値δmL、αL が指定さ
れ、その条件で1本だけは指定された方向θL と間隔d
L1で施工することになっているものとすると、残りのパ
ラメータδmS、αS 、θS 、dS1、dS2、dL2を6個の
条件式を満たすように正しく選ぶことによって達成でき
る。
との定量的関係を求める具体的な実施例を説明する。 (A) 加熱条件を与えて生成固有歪を求める場合 投入熱量Q=3115cal /sec のガス炎を用いて熱源
移動速度v=15mm/sec で板厚h=16mmの板を線状
加熱した際のδm とαを求める例を示す。この場合、鋼
の材料物性値として下記のものを用いるようにする。
に比例するパラメータ、ζは熱源移動速度に対応するパ
ラメータである。
示す図14、パラメータβ、ζによる面内横収縮量の変
化を示す図15から、これらのパラメータβ、ζに対す
る角変形φと横収縮δm を読みとると、 φ=0.005 rad δm =0.001mm となることがわかる。角変形成分比αは、 α=φh/2δm =40 となる。
入すると、対象となる板の形状と熱源の幅が幾何学的相
似で、且つ金属板の材質は同一で熱的、力学的性質も同
じであることを前提にしたとき、上記パラメータβ、ζ
が同じであれば、相似化された時間と位置における温度
分布が一致し、相似の変形が起ることがわかる。
に示す2つのケースについて具体的な数値を設定した計
算結果を表1に比較する。
束)21が示してあるが、加熱源としてはさまざまな方
法が考えられる。ここで提案する方法は、それらの熱源
形状にも対応して活用することができる。
0mm、長さ300mmのモデルをM8、図9(ロ)の板厚
16mm、幅600mm、長さ600mmのモデルをM16と
呼ぶ。
倍の場合、相似の変形を発生させるためには、入熱量Q
は2倍、熱源移動速度vは 1/2倍でなくてはならないこ
とがわかる。
熱線上、板長さ方向の中央での横断面位置、板表面及び
裏面で起る熱源移動に伴う温度履歴を示している。
横軸は標準化された相対時間であるが、同時に板長さ方
向の位置に対応しており、τ=0.5は板長さ方向(図
8のY方向)の中央、τ=1.0は終端に当る。β、ζ
が等しいM8、M16では対応する位置での温度が一致
していることがわかる。
向の中央での横断面における熱源移動に伴う角変形の履
歴を示すものである。縦軸は変形角度(ラジアン)、横
軸は図10、図11の場合と同じである。
向中央での横断面における板幅方向の収縮変形の履歴を
示すものである。
速い場合(ζ=4.4)と遅い場合(ζ=1.9)の時
間に伴う変化の様子及び変形量そのものの違いが明確に
よみとれる。
計算結果を整理したグラフである。
相当) 4.4×103 (板表面での最高温度約615℃に相
当) 5.7×103 (板表面での最高温度約785℃に相
当) に選んでいる。
(熱源移動速度に対応)、βが大きいほど(表面温度が
高いほど)角変形量が大きいことがわかる。
しい点を結んだものである。これにより単位長さ当り入
熱量が同じでも入熱速度が違うと変形量が異なることが
わかる。
断面における横方向の縮み量とパラメータの関係を表わ
している。
も図14と同じである。
心位置における幅方向収縮歪とパラメータの関係を表わ
している。曲げ歪量については、板表面と板厚中央にお
ける塑性歪の差によって表現してある。図16は図13
と図14に示された傾向を統一して読みとれる図と考え
てよい。
え、その分布の集中度合いを変化させたときの曲り変形
(ラジアン)及び横収縮(mm)の関係を表わしたもので
ある。加熱を板表面からの強制熱流束qとして与えると
想定し、qを次のような軸対称ガウス分布
κはq(r)のひろがり加減を表わしκが大きいほど集
中し、小さいほど散漫となる。
合でも熱源の入熱分布パターンが異なると変形のおき方
が異なる。すなわち、曲げ加工の効率が大幅に変るとい
う重要な知見が与えられる。 (B) 最高温度を指定して生成固有歪を求める場合 (A) と同じガス炎、板厚の条件で最高温度を500℃以
下に押えた加熱を行うための熱源移動速度を求め、その
ときの生成固有歪の特性値を求める。前述のように、温
度場はβとζの2つのパラメータによって特徴づけられ
る。図18はβ及びζを系統的に変化させた温度分布の
計算結果をもとにして、板表面の最高温度Ts ,max を
縦軸にとって整理したものである。(A) の場合では、v
=15mm/sec として、β=4.4×103 、ζ=3.
4であった。このときの最高温度は図18より約600
℃であることがわかる。最高温度を500℃に下げるた
めには、vを増してβを下げる必要がある。同図からζ
>3.0の領域ではTs ,max はζにほとんど依存しな
いことがわかるので、βのみを調整すればよい。v=2
2.6mm/sec とすればβ=3.6×103 となり、T
s ,max =500℃となることがわかる。このときのζ
は、
ると、角変形φ=2×10-3rad 、横収縮δm =0.5
×10-3mm程度となる。 (C) 生成固有歪から加熱条件を求める場合 加熱方法を策定する際に、何らかの理由で生成固有歪の
特性値が動かせないことがある(たとえば、加熱方法策
定法の第1の実施例におけるδmS、αS )。この場合
に、どのような加熱条件(Q、v)で加熱したらよいか
を知ることができる。板厚が16mmの場合に生成固有歪
の特性値が、δm =10×10-3mm、α=7.2に指定
されたとする。角変形φは、 φ=2αδm /h=9×10-3(rad.) となる。
が9×10-3rad となるような横軸に平行な線を引く。
同様に図15を再掲した図20において、横収縮量が1
0×10-3mmとなる横軸に平行な線を引く。ζの値を変
えながら、縦軸に平行な線を種々引いてみて、横線と縦
線の交点でβが図19と図20とで一致するようなζ位
置を探す。結局、ζ=2.1とすると、両図における交
点でのβの値が等しくなり、β=5.2×103 程度と
なる。
sec の移動速度で線状加熱すれば、所要のδm =10×
10-3mm、α=7.2が達成されることになる。
で求められた加熱方法により金属板を曲げ加工すると、
求められた加熱方法で生成固有歪が与えられることにな
って目的形状に曲げ加工するが、この形状をステップ1
0で確認する。又、必要に応じて上記ステップ5、ステ
ップ6で求められた加熱方法での加熱による生成固有歪
を、ステップ8で初期形状に付与させ、曲り形状の弾性
シミュレーションを行い確認を行うようにすることがで
きる。
して素材圧延時及び一次加工(プレスなどによる)時の
残留応力や、加熱条件のばらつき、計算の前提と実際と
の差(シミュレーション誤差)等が考えられる。この誤
差がなければステップ11の如く作業が完了となるが、
誤差が許容値を超えているときには、ステップ12へ現
在の形状を送り初期形状値に置き換えて、再度曲げ加工
を行わせるようにする。
に蓄積したノウハウを参照して、ステップ13で固有歪
と弾性歪の構成比を選定し、併せて加熱条件のばらつき
を検証させるようにする。すなわち、ステップ13によ
り、実績として発生した修正データを蓄積し、計算のパ
ラメータ精度を逐次実際に近付けることによって、対象
材質の変化や要求形状の大幅な変化にも対応できること
になる。
での加熱線索定及び表示を簡素化できるようにしたもの
で、図9に示した如き軸対称の加熱源を用いて入熱速度
を自在に変えた点加熱を行うことにより、収縮変形の平
面方向の方向性をなくし、加熱方案算出時の自由度を減
らし、計算の効率化を図るものである。すなわち、FE
M計算の要素格子1つに対し、1加熱を施すようにす
る。図21において、○印は加熱に当って投入する熱量
を例示したもので、○印が大きい程投入熱量は大きい。
ることにより入熱速度を変えて対応する方が効率もよく
取り扱いも容易であることから、投入熱量のみをコント
ロールすることによって計算負担を大幅に減少させるこ
とができる。
用いるNC制御の加熱装置の一例を示すもので、ビーム
22と該ビーム22を支持する脚柱23とからなる門型
の架構24を、矢印X方向へ走行可能に備え、上記ガイ
ドビーム22に、上下方向(Z方向)へ伸縮可能とした
アーム25を、上記X方向と直交するY方向へ横行可能
に装備させ、且つ該アーム25の下端に、加熱源26を
首振り(旋回)可能に取り付け、該加熱源26を金属板
Pの曲面に密着させて摺動させられるようにしたもので
ある。
24のX方向の走行と、アーム25のY方向の横行と、
アーム25のZ方向の伸縮とにより加熱源26を金属板
Pの表面に沿わせて摺動させることができる。なお、ア
ーム25のZ方向の制御は、金属板Pの表面からの反力
が一定になるようにしておくものである。
して高周波誘導加熱装置を用いた場合には、加熱源26
と金属板Pとの間に隙間ができると加熱効率が急激に落
ちて、加熱条件が計算の前提から大幅にずれてしまうの
で曲面精度が悪くなってしまうおそれがあるが、その
点、図22及び図23に示す如き加熱装置を用いると、
加熱源26を鉛直に保持しつつ密着移動させることがで
きるので、加熱により常時連続的且つ複雑に変形する曲
面に対して対応させることができる。
る金属板の曲げ加工方法によれば、次のような優れた効
果を奏し得る。 (i) 各要素内での目的固有歪分布を計算して、求められ
た要素内での目的固有歪分布を、複数の加熱線によって
生成される生成固有歪で表現するようにしているので、
一般には、目的形状あるいは目的固有歪から加熱方法を
定める場合、通常は逆問題となり、種々の加熱方法を与
えた時の変形状態あるいは生成固有歪のデータを予め十
分多く蓄えておいた上で、その中から最も目的に合う加
熱方法を探し出すという手順をとらねばならないが、こ
の点本発明によれば、目的形状が与えられたならば、図
1に示すフローに従って曲げ加工方法を素人でも見つけ
出せるという効果を有し、又、この加熱方法を定めるプ
ロセスを採用したとしても、要素内で与えるべき生成固
有歪の特性値が規定された場合には、図14、図15で
与えられたような加熱条件と生成固有歪の関係を与える
データバンクが必要であるが、このことに対しても本発
明では、加熱線の数を増やしてやることによって、希望
する加熱条件(たとえば、生成固有歪の特性値が予めわ
かっている加熱条件)だけで目的固有歪を実現すること
が可能になった。 (ii)具体的な加熱条件によって発生する固有歪は、曲げ
成分と面内成分を同時に含むため、必要とする生成固有
歪を得る(すなわち、曲げ成分と面内成分のそれぞれを
求める値に合致させる)には、結果を知って原因を求め
る逆問題を解かねばならないという問題があり、この問
題を解くに当ってはどのような変形、すなわち、生成固
有歪を要求されても、必ず対応する効率のよい加熱条件
を取り出せる必要があるが、本発明では、加熱条件と生
成固有歪との定量的関係が広い範囲にわたって与えられ
るので、生成固有歪が与えられたときの適切な加熱条件
が求められて最適加熱装置を設計できる。更に、相似則
を導入したことにより、種々の加熱条件に対する生成固
有歪を求めようとする場合、小さい寸法のモデル実験で
大型対象物の推測が可能であること、計算結果の応用範
囲が広がること、全体をカバーする定量データを蓄積す
るための計算量、実験量を大幅に減らすことができるこ
と、等の効果が得られる。 (iii) 計算による加熱指示と実際に得られた形状との差
を修正することにより、目的とする形状を高精度に実現
することができ、又、この際、実績として発生した修正
データを蓄積し、計算のパラメータ精度を逐次実際に近
付けることにより、次回の作業の精度を上げることがで
きると共にフィードバック回数を減らすことができるよ
うになり、加工対象材の物性が変わったり、曲率が変っ
ても、それをノウハウとして取り込むことが可能とな
り、要求形状に柔軟に対応できることになる。 (iv)加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似則で求
める際に、軸対称の加熱源を用い、各要素内で投入熱量
をコントロールした点加熱として加熱条件を定めるよう
にすると、加熱パターンの簡素化を図ることができ、こ
れにより制御パラメータを減らすことができて計算負担
を少なくできる分効率を向上でき、他の機能向上に対応
できるようになる。 (v) 金属板を加熱して曲げ加工する際に、金属板の表面
形状に追従させて加熱源を摺動させるようにすると、加
熱の進展に伴い変化する曲面に対して加熱源を密着させ
ることができ、これにより高周波誘導加熱を採用するこ
とができる。 (vi)上記(i)(ii)(iii)(iv)(v) により、従来試行錯誤の
要素を多く含んだ複雑な現象であるために熟練した技術
者に頼らざるを得なかった線状加熱曲げ加工法につい
て、装置化あるいは最適加工法の選択が可能になった。
ある。
すもので、(イ)はFEMメッシュ分割の図、(ロ)は
目的形状の上に写像した状態図である。
示すもので、(イ)は板の斜視図、(ロ)は生成固有歪
量を示す(イ)の断面図である。
実現する場合の例を示す図である。
る。
的固有歪を実現する場合の例を示す図である。
それぞれ2本の場合の図5、図7に対応する図である。
M8の斜視図、(ロ)はモデルM16の斜視図である。
M16の対応する位置での温度履歴の比較を示す図であ
る。
M16の対応する位置での温度履歴の比較を示す図であ
る。
形の時間的変化の比較を示す図である。
位置における面内横収縮量を示す図である。
す図である。
を示す図である。
による変化を示す図である。
ある。
す図である。
示す図である。
示す図である。
的固有歪を実現する場合の例を示す図である。
である。
加工方法の実施例を示すフローチャートである。
の面内歪成分を示すもので、(イ)は初期形状を示す
図、(ロ)は目的形状を示す図、(ハ)は面内主歪ベク
トル図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 金属板を初期形状から最終の目的形状に
曲げ加工するために、先ず、初期形状と目的形状の幾何
学情報をインプットし、初期形状に基づいて有限要素法
のメッシュ分割を行って、その分割形状を目的形状の上
に写像し、次いで、初期形状から目的形状まで強制的に
変形させて目的固有歪分布を計算し、得られた目的固有
歪分布を複数の加熱線によって生成される生成固有歪で
表現すると共に、このとき加熱装置と被加工材の組合わ
せに対する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似
則を導入して求めるようにし、次に、各要素内での上記
加熱線を連結して板全体の加熱線の位置、方向、加熱条
件を定めて表示した後、金属板を加熱して曲げ加工を実
行し、更に、加熱後の金属板の形状を計測して目的形状
からの誤差を求め、誤差が許容値を超えていればそのと
きの形状を初期形状に置き換えさせるようにすると共
に、上記誤差に基づき固有歪と弾性歪の配分データを修
正させ且つ実績値として蓄積させるようにして、再度金
属板の曲げ加工を行うことを特徴とする線状加熱による
金属板の曲げ加工方法。 - 【請求項2】 金属板を初期形状から最終の目的形状に
曲げ加工するために、先ず、初期形状と目的形状の幾何
学情報をインプットし、初期形状に基づいて有限要素法
のメッシュ分割を行って、その分割形状を目的形状の上
に写像し、次いで、初期形状から目的形状まで強制的に
変形させて目的固有歪分布を計算し、得られた目的固有
歪分布を複数の加熱線によって生成される生成固有歪で
表現すると共に、このとき加熱装置と被加工材の組合わ
せに対する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似
則を導入して求めるようにし、次に、各要素内での上記
加熱線を連結して板全体の加熱線の位置、方向、加熱条
件を定めて表示した後、加熱条件が与えられたときに求
められた生成固有歪を初期形状に付与することによって
曲り形状の確認のための弾性シミュレーションを行った
上で、金属板を加熱して曲げ加工を実行し、更に、加熱
後の金属板の形状を計測して目的形状からの誤差を求
め、誤差が許容値を超えていればそのときの形状を初期
形状に置き換えさせるようにすると共に、上記誤差に基
づき固有歪と弾性歪の配分データを修正させ且つ実績値
として蓄積させるようにして、再度金属板の曲げ加工を
行うことを特徴とする線状加熱による金属板の曲げ加工
方法。 - 【請求項3】 加熱装置と被加工材の組み合わせに対す
る加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似則で求め
る際に、軸対称加熱源を用い、各要素内で投入熱量をコ
ントロールした点加熱として加熱条件を定めるようにす
る請求項1又は2記載の線状加熱による金属板の曲げ加
工方法。 - 【請求項4】 金属板を加熱して曲げ加工する際に、金
属板の表面形状に加熱源を摺動させて追従させるように
する請求項1、2又は3記載の線状加熱による金属板の
曲げ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19513293A JP2666685B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 線状加熱による金属板の曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19513293A JP2666685B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 線状加熱による金属板の曲げ加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724534A JPH0724534A (ja) | 1995-01-27 |
| JP2666685B2 true JP2666685B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=16336014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19513293A Expired - Fee Related JP2666685B2 (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 線状加熱による金属板の曲げ加工方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666685B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010194599A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Ihi Corp | 自動鋼板曲げ装置による加熱位置修正方法及び装置 |
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| JP4471415B2 (ja) * | 1999-05-12 | 2010-06-02 | 株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド | 線状加熱による金属板の曲げ加工形状評価方法 |
| JP4846242B2 (ja) * | 2005-01-25 | 2011-12-28 | 新日本製鐵株式会社 | 加熱曲げ特性に優れた厚鋼板の曲げ加工方法 |
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| KR101233518B1 (ko) * | 2008-03-11 | 2013-02-14 | 니혼 덴산 가부시키가이샤 | 기판의 법선 방위의 조정 방법 |
| KR101036660B1 (ko) * | 2008-12-09 | 2011-05-25 | 삼성중공업 주식회사 | 강제(强制) 변형을 고려한 선상가열 방법 및 그 장치 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19513293A patent/JP2666685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH0724534A (ja) | 1995-01-27 |
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