JP2678862B2 - 回動式移動槽生産設備 - Google Patents
回動式移動槽生産設備Info
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Description
る回分生産方式において、独立して各単位作業を行うス
テーションを駆動装置を中心として多数各別に配設し、
移動槽を載置した移動槽台をロードセル台に積載し、該
ロードセル台を搭載したエアー浮上式台車を前記ステー
ションに順次旋回・移動させて原料を移動槽に計量しな
がら供給し原料を供給された移動槽をエアー浮上式台車
からステーション架台へ移載して所定の作業を行う回動
式移動槽生産方式に関する。 【0002】 【発明の背景及び従来技術】従来の少品種多量生産にお
いては、槽と槽をそれぞれ配管で接続するのが一般的
で、その結果多くの複雑な配管の敷設、配管の洗浄、コ
ンタミネーションの排除という問題点が残っていた。一
方、最近、需要の多様化、個性化がすすみ各社ともそれ
らに対応するために製品の多様化を一段と進めてきてお
り、従来の少品種多量生産では到底対応できず多品種少
量生産、多品種変量生産が主流となってきている。すな
わち、多くの原料、副原料はもちろん各種の添加剤、着
色剤などを使用して従来の汎用的な商品よりも一段と個
性的、機能的な商品を望んでいる消費者の幅広いニーズ
に応えるために商品コンセプトを個性化、機能化、高性
能化、高級化指向とし、同一の商品でもスペック、機
能、デザインなどが優れた多くの製品を生産して新しい
需要を掘り起こす傾向が強まっている。 【0003】上記したような社会的な時流、要請に応え
るためには、従来の少品種多量生産方式から多品種少量
生産、多品種変量生産方式に切替え、更に一段と省力
化、効率化、自動化を進める必要がある。本出願人は、
以前より「移動槽方式による多目的バッチ生産システ
ム」について研究を進め、これらのシステムに必要な技
術を多数開発し、既に実施している。ここで、前記した
「移動槽方式による多目的バッチシステム」とは、槽を
載置した移動槽台車を自動搬送車に積載し、該自動搬送
車は搬送路に沿って配設された多数のステーションのう
ち目的のステーションまで移動して移動槽台車を自動搬
送車からステーション架台へ移載し、各ステーションで
は所定の作業が効率よく行われるように固定機器が集約
して設置されているので、ステーション架台に移載され
た移動槽台車及び該移動槽台車に載置の移動槽はこれら
固定機器と自動接続装置で接続されて所定の作業を行
い、作業が終了すると別のステーションへ移動して順次
作業を継続していくものである。したがって、反応・攪
拌等の各工程の作業が同一の槽内で完結するので、コン
タミネーションの恐れはなく、多品種少量生産が可能と
なり、その上コンピュータ制御で生産が行われるので、
自動化、効率化の面でも著しい効果を有するものであ
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記した「移動槽方式
による多目的バッチ生産システム」は、かなり複雑で大
型の自動搬送車に移動槽を載置した移動槽台車を積載
し、更に機構が複雑化して操作も難しい移載装置を採用
して前記移動槽台車を自動搬送車からステーション架台
へ移載・復帰せしめるので、概して設備が巨大化してコ
スト的にもまだ改善すべき点が残っている。本出願人は
この点に関して更に研究を進め、移動槽台車を積載した
ロードセル台をエアー浮上式台車に載置し、前記エアー
浮上式台車を案内する手段を備え、搬送路上において原
料などを計量して移動槽に供給せしめ、前記エアー浮上
式台車を搬送路に沿って配設した各ステーションに移動
せしめて移動槽をエアー浮上式台車からステーション架
台に移載・復帰せしめて順次所定の作業を行う装置を開
発し、既に提案している。 【0005】しかしながら、上記した技術は前記エアー
浮上式台車を案内する手段として該エアー浮上式台車の
前部及び後部に補助台車を連結して、該補助台車にエア
ータンク並びにエアー制御装置などを搭載しているので
装置が複雑化するきらいがあった。そこで本発明は、駆
動装置を中心として多数各別に配設した各ステーション
に、前記駆動装置によりエアー浮上式台車を順次移動・
旋回させて移動槽をエアー浮上式台車からステーション
架台へ順次移載・復帰せしめる回動式移動槽生産方式の
提供を目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本発明に係る回動式移
動槽生産設備は、前記の目的を達成するために、ロード
セル台を搭載したエアー浮上式台車と、前記ロードセル
台に昇降ユニットを介して積載された移動槽を載置した
移動槽台と、前記エアー浮上式台車を進退・回動せしめ
る駆動装置と、該駆動装置を中心として略同心円上に多
数配設した各種ステーションとを備え、前記エアー浮上
式台車を進退・回動して移動槽台をエアー浮上式台車か
ら各ステーション架台に移載・復帰せしめて所定の作業
を順次行うことをその特徴とするものである。 【0007】 【作用】 本発明に係る回動式移動槽生産設備は、移動
槽を載置した移動槽台を、昇降ユニットを介してロード
セル台に積載し、更に、該ロードセル台をエアー浮上式
台車に搭載し、前記のエアー浮上式台車を進退・回動さ
せる駆動装置を備えており、しかも、前記の駆動装置を
中心として各種の作業を行うステーションを略同心円上
に多数配設してあるので、前記の移動槽に原料を計量の
うえ供給し、前記の駆動装置により前記の原料を受け入
れた移動槽を載置した移動槽台は昇降装置を介してロー
ドセル台に積載されてあり、更に、前記のロードセル台
はエアー浮上式台車に搭載されているので、前記のエア
ー浮上式台車を目的のステーションに回動あるいは移動
させて移動槽台をエアー浮上式台車よりステーション架
台に移載し作業を行い、作業終了後エアー浮上式台車に
復帰させて各ステーションに順次移動せしめて作業を行
うものである。そして、前記の移動槽台車の移載につい
ては昇降ユニットの存在により極めて安定して移載でき
るとともに昇降ユニットによりロードセル台より切り離
すことができるので、エアー浮上式台車を他の作業に従
事させることができる。 【0008】 【実施例】 本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1 は、エアー浮上式台車と、該エアー浮上式台車が順
次移動して移動槽台が移載されて所定の作業を行うステ
ーションの配置状態を示すもので、図において、1 , 1
, 1 ,・・・・・・・・・・・は反応・撹拌・加熱・冷却・払出し
・洗浄など生産に必要な作業を集約したそれぞれのステ
ーションであり、2 は前記した各ステーション1 , 1 ,・
・・・・・・に立設して移載される移動槽台を載架するための
4 基の架台であり、前記したステーション1 , 1 ,・・・・・
・ は後記する駆動装置3 を中心として略同心円上に多数
各別に配設されている。また、5 は後記するエアー浮上
式台車で、該エアー浮上式台車5 に移動槽6 、制御装置
7 などを固設した移動槽台4 が積載されている。8 は後
に詳述する駆動装置3 に設けられた旋回板とともに旋回
し、また駆動装置に設けられたギアと噛合して水平方向
に進退され、また旋回自在とされたアームで、該アーム
8 の先端はエアー浮上式台車5 の側壁に連結されるとと
もに、前部及び後端には自由輪9 が付設してある。 【0009】図2は、前記した移動槽台4がステーショ
ン1の架台2上に着座・載架された状態を示し、5は重
量物を運搬するときに従来より使用されそれ自体公知の
エアー浮上式台車で、該エアー浮上式台車5には移動槽
6、制御装置7を固設した移動槽台4を載置したロード
セル台10を積載しており、前記ロードセル台10の下
面とエアー浮上式台車5の上面との間には4個のロード
セル11が配設されており、該ロードセル11によって
前記した移動槽6内に供給される原料等を計量するよう
にされている。 【0010】前記したロードセル台10の上面と移動槽
台4の下面との間には昇降ユニット12を介在せしめて
あり、前記の昇降ユニット12は従来より公知のものが
使用されるが、例えば内部にエアーバッグが内蔵され、
下蓋が上蓋に遊嵌された状態で箱状に構成され、前記下
蓋はロードセル台10の上面に固設され、上蓋は移動槽
台4を保持するようにされ、前記エアーバッグに流体を
注入して該エアーバッグを膨張せしめて上蓋を持ち上げ
上昇させこれに載置される移動槽台4も上昇させる。そ
して、上記の上昇は極めて少ない量であるので前記のエ
アーバッグで十分に実施可能である。前記した移動槽台
4の四隅部より脚部13,13,‥‥を垂設し、該4本
の脚部13のうち2本の脚部の先端には案内輪14が、
また、他の2本の脚部の先端には位置決め具15がそれ
ぞれ付設している。 【0011】前記したように各ステーション1にステー
ション架台2が4基立設されており、前記した移動槽台
4の四隅部に垂設の脚部13の先端に付設の案内輪14
と対応して2基のステーション架台2の頂部には凹部1
6を凹設し、前記した移動槽台4の脚部13の先端の位
置決め具15に対応する2基のステーション架台2の頂
部に位置決め受入具15aが付設されている。したがっ
て、移動槽台4をステーション架台2の上方にまで移動
し位置したとき、昇降ユニット12を作動して移動槽台
4を下降せしめて移動槽台4の脚部13の先端の案内輪
14はステーション架台2の先端の凹部16に嵌合し、
同様に位置決め具15は位置決め受入具15aと連結さ
れ移動槽台4はステーション架台2に正確に載架される
ことになる。前記の位置決め具15、位置決め受入具1
5aは特に限定されるものでなく、例えば公知のピンと
溝部を備えた位置決め装置であってもよい。 【0012】18,18は、エアー浮上式台車5の上側
部の四か所に固設されているロードセル11,11のそ
れぞれ相対するロードセル11,11間に所定の間隔で
エアー浮上式台車5の上面に立設されたブラケットであ
り、また、17,17は前記したロードセル台10の底
部の側部のほぼ中央で所定の間隔で垂設させたブラケッ
トであり、上記したロードセル台10の底部に垂設のブ
ラケット17とエアー浮上式台車5上に立設のブラケッ
ト18はそれぞれ対峙して構成され、両者はステイロッ
ド19で連結されている。 【0013】上記したステイロッド19は、弾性変形し
易い材料より形成されており、更に上記したステイロッ
ド19と同一構成のものがエアー浮上式台車5上の各側
部四か所に設けられているので、エアー浮上式台車5の
進行方向となる両側部に設けられているステイロッド1
9は、エアー浮上式台車5の進行方向の揺動を防止し、
エアー浮上式台車5の進行方向と直交する方向の両側部
に設けられているステイロッド19は、エアー浮上式台
車5の進行方向と直交する方向での揺動を防止するよう
にされる。そして、前記したようにステイロッド19は
弾性変形し易い材料で製作されているのでロードセル台
10に荷重がかかってもロードセル台10の下面部のほ
ぼ中央に垂設されるブラケット17から荷重の一部が逃
げることなく全荷重がロードセル11にかかるので、移
動槽4に供給される原料等の内容物の重量を正確に計量
することができるものである。 【0014】図3は、移動槽台4を目的のステーション
1へ移動・移載するための駆動装置3の説明図であっ
て、図において、30は基台で、該基台30の中央部に
第1ギア31が軸止され、この第1ギア31の上面には
複数の軸受34を介して前記第1ギア31と同心の円盤
状の旋回板33を回転自在に支持し、前記旋回板33の
上面周縁側に第1駆動源35が固設され、該第1駆動源
35の軸35aは旋回板33を貫通し旋回板33の下面
において前記第1ギア31と噛合する第2ギア32を軸
止している。また、36は、前記旋回板33の周縁端部
に固設されるロータリエンコーダで、該ロータリエンコ
ーダ36の軸36aと前記の第2ギア32が軸止される
第1駆動源35の軸35aとはタイミングベルト37が
掛け渡されている。 【0015】したがって、第1駆動源35を作動すると
第2ギア32は回転し、該第2ギア32はこれと噛合し
ている第1ギア31の周囲を自転しながら公転し、この
公転によって、第1ギア31の上部に複数の軸受34を
介して支持されている旋回板33は旋回し、この旋回板
33の旋回は第2ギア32が軸止される第1駆動源35
の軸35a及びタイミングベルト37を介して回転せし
められるロータリエンコーダ36によって規制されて前
記の旋回板33の旋回角度を決定することができ、旋回
板33を所定の角度旋回させることができるものであ
る。 【0016】38は、前記した旋回板33上において、
第1駆動源35の反対側の周縁部に固設された第2駆動
源で、該第2駆動源38より旋回板33の中心方向に突
出する第2駆動源の駆動軸38aに第3ギア39が軸止
され、旋回板33上に立設したガイド41の先端凹部に
遊嵌されるアーム8の上面に刻設されるラック40と前
記の第3ギア39が噛合するように構成されている。し
たがって、第2駆動源38を作動すると第3ギア39は
回転し、該第3ギア39は、ガイド41の先端に凹設さ
れた凹設部に遊嵌されているアーム8の上面に刻設のラ
ック40と噛合してアーム8を図の垂直方向に進退自在
に移動可能となるので、アーム8の先端部に連結具を介
して連結するエアー浮上式台車5は、移動槽台4を積載
して前記のアーム8の進退に伴ってステーション1内に
進入または退去が可能となるものである。また、42は
旋回板33上に固設する用役装置で、43,44は用役
源(図示しない)にそれぞれ接続している電線、エアー
ホースで、これら電線、エアーホースは移動自在に架線
45に懸架されている。 【0017】駆動装置3は上記のように構成されている
ので、第1駆動源35を作動すると、ロータリエンコー
ダ36が機能して所定の回転数だけ第2ギア32を回転
させ、第2ギア32はこれと噛合する第1ギア31の周
縁を自転しながら公転することとなるので、第2ギア3
2が固設される旋回板33は所定の角度旋回し、該旋回
板33上に配設されるアーム8の先端部に連結するエア
ー浮上式台車5を目的とするステーションの正面に移動
させる。続いて第2駆動源38を作動して第3ギア39
を回転させると、該第3ギア39はアーム8上面に刻設
のラック40と噛合しているのでアーム8を図の垂直方
向に進退自在となすことができ、アーム8の先端に連結
する移動槽台4を積載するエアー浮上式台車5を目的の
ステーション内に導き入れまた退去させる。また、アー
ム8の先端及び後端に付設される自由輪9,9によって
エアー浮上式台車5を円滑に旋回・移動せしめるととも
に、アーム自身の撓みを防止するものである。 【0018】図4はそれ自身既に公知のエアー浮上式台
車5の概略図で、該台車5の下面四か所にドーナツ状の
ダイヤフラム50が固設され、これらそれぞれのダイヤ
フラム50にはエアー制御装置51、用役装置42、エ
アーホース44に接続する配管52が連通しているの
で、エアー制御装置51でコントロールされたエアーが
前記のダイヤフラム50に給気され、その結果ダイヤフ
ラム50は膨張し、更に加圧するとダイヤフラム50の
内周面に穿孔された小孔53,53からエアーが噴射
し、その噴射したエアーはダイヤフラム50の頂部と床
面の間に流出してエアーフィルム層を形成し、その結果
エアー浮上式台車5は浮上することになる。そして、ダ
イヤフラムの形状、サイズ、数、エアー量等はエアー浮
上式台車5に積載される重量によってそれぞれ決定され
るもので、所要のエアーをダイヤフラムに給気すること
によりエアー浮上式台車5は床面より僅かに浮上し、少
しの力を加えることによってエアー浮上式台車5は容易
に移動するものである。そして、前記の制御装置51は
ロードセル台10上の昇降ユニット12の制御にも用い
られる。 【0019】 本発明の実施例は以上のように構成され
ているので、その作動について説明すると、エアー浮上
式台車5 上に装置されたエアー制御装置5 1 でコントロ
ールされたエアーをエアー浮上式台車5 のダイヤフラム
5 0 に供給して該台車を浮上させ、第1 駆動源3 5 を作
動して旋回板3 3 を必要な角度旋回させ、第2 駆動源3
8 を作動してアーム8 を延伸してエアー浮上式台車5 を
目的の原料・副原料タンク(図示しない)の真下に移動
させたうえ停止させ、前記エアー浮上式台車5 を床面に
降下させる。前記した目的の原料・副原料タンクは、原
料ステーションに集中的に配置してもよいし、あるいは
各ステーションと駆動装置3の間で該駆動装置3 を中心
とした略同心円上の天井部に配設してもよいものであ
る。そして、前記した停止せしめられているエアー浮上
式台車5 に積載される移動槽6 の中央上方に目的の原
料、副原料タンクの払出し管(図示しない)が臨んでい
るので、ロードセル1 1 で計量しながら原料を所定量移
動槽6 内に供給する。同一の場所に目的の第2 原料タン
クの配管が臨んでいる場合は平行して第2 原料を供給す
ればよいが、第2 原料タンクが配設されていないときは
上記と同様な動作を繰り返して目的の第2 原料タンクが
配設されている位置にエアー浮上式台車5 を旋回・移動
せしめて第2 原料を受け入れるようにする。 【0020】移動槽6に目的の原料、副原料が受け入れ
られたとき、例えば第1の工程である反応ステーション
にエアー浮上式台車5を移動させるが、先ず、エアー制
御装置51でコントロールされたエアーをダイアフラム
50に供給してエアー浮上式台車5を再浮上させ、駆動
装置3の第1駆動源35、第2駆動源38を作動させて
アーム8を延伸し、旋回板33を旋回してエアー浮上式
台車5を前記反応ステーションの正面に位置せしめる。
このとき前記の旋回板33はロータリエンコーダ36が
コンピュータの指示により旋回角度を計測するので旋回
板33は容易に目的のステーションの正面に正確に位置
することができるものである。続いて駆動装置3の第2
駆動源38を再度作動してアーム8を延伸してエアー浮
上式台車5を反応ステーション内に進入させる。 【0021】 駆動装置3 を中心とした略同心円上に配
設した反応ステーション内には四基の架台2 が所定の位
置に立設しており、エアー浮上式台車5に搭載されたロ
ードセル台1 0 に昇降ユニット12を介して積載された移
動槽台4の各四隅部には前記ステーション架台2 に対応
する脚部1 3 がそれぞれ垂設されているので、アーム8
が所定長延伸して移動槽台4 がステーション架台2 の真
上に位置したとき、エアー制御装置5 1 でエアーをコン
トロールして昇降ユニット1 2 を収縮させ移動槽台4 を
静かに下降させると、該移動槽台4 の脚部1 3 はそれぞ
れステーション架台2 上に着座し、移動槽台4 はステー
ション架台2 に移載されるものである。そして前記の移
載に際しては、移動槽台4 の脚部の内2 本の脚部の先端
部には案内輪1 4 が付設し、前記案内輪1 4 が付設され
た脚部1 3 に対応するステーション架台2 の頂部には凹
部1 6 が凹設してあるので前記案内輪1 4 と凹部1 6 が
スムースに嵌合し、また他の2 本の脚部先端部と該脚部
に対応するステーション架台2 頂部にはそれぞれ位置決
め具1 5 と位置決め受入具1 5a が付設しているので、
これら位置決め具1 5 と位置決め受入具1 5 a とが接続
することにより移動槽台4 はステーション架台2 上に正
確に着座させるものである。このように移動槽台4 をス
テーション架台2 に載架・着座させた後、再度制御装置
でエアーをコントロールして昇降ユニット1 2 をさらに
収縮させて移動槽台4 とロードセル台1 0 とを切り離
し、駆動装置3 の第2 駆動源3 8 を作動しアーム8 を後
退させて移動槽台4 をステーション架台2 上に残してエ
アー浮上式台車5 を他の作業に従事させる。 【0022】前記した反応工程での反応作業が終了する
と、前記した他の作業に従事していたエアー浮上式台車
5を作業が終了した移動槽6を載置した移動槽台4の真
下にまで駆動装置3を作動して移動し、エアー浮上式台
車5に積載のロードセル台10上に設けた昇降ユニット
12にエアーを供給して移動槽台4を持ち上げるように
して移動槽台4を架台2より離間し、エアー浮上式台車
5に復帰させ、引き続いて第2,第3工程で所要の作業
を行い、最終的に製品払出しステーションに移動槽台4
を移載して該ステーションにて移動槽内の製品を所定の
容器等に払出し、空になった移動槽6を洗浄するため移
動槽台4を洗浄ステーションに移載し、洗浄ステーショ
ンに配設されている自動洗浄機で移動槽6を洗浄して次
の作業に備えて待機するものである。前記した各作業ス
テーションにエアー浮上式台車5を移動・旋回させると
きに前記したようにエアー浮上式台車5上面と該台車5
に積載しているロードセル台10底面に立設するブラケ
ット18と17がステイロッド19で連結されているの
で、エアー浮上式台車5のいずれの方向への揺動も最小
限に食い止めることができるものである。 【0023】エアー浮上式台車5は、移動槽台4、ロー
ドセル台10、ロードセル11等を積載しているので、
エアー浮上式台車5が浮上した際該台車5が傾かないよ
うに重心が台車の中心部に位置するように設計するのが
好ましく、また移動槽6に原料などを供給すると重心の
位置が高くなるので、極力重心が下位に位置するように
予め設計しておくのが好ましい。 【0024】 本実施例では、エアー浮上式台車5 のダ
イヤフラム5 0 及びロードセル台1 0 上面に固設の昇降
ユニット1 2 へのエアーはエアー浮上式台車5 に固設し
たエアー制御装置5 1 、駆動装置3 に搭載した用役装置
4 2 を経て給排されるが、天井に架設されたエアーホー
ス4 4 から直接給排しても構わない。駆動装置3 につい
てはアーム8 を自在に延伸・旋回せしめる機能を有すれ
ばよいものであって、特に本実施例の駆動装置に限定す
るものでなく、また本実施例の移動槽6 はエアー浮上式
台車5 に積載されているので、極く僅かの動力で自在に
目的のステーションに移動することができ、そのうえロ
ードセル1 1 が搭載されているので原料タンクなどが配
設されている位置へエアー浮上式台車5 を移動して簡単
に計量して原料などを受け入れることができるので、各
ステーションに計量装置を設置する必要は一切ないもの
である。 【0025】 本実施例においては、自動搬送台車を採
用することなくエアー浮上式台車を用い、アームを延伸
・引戻し方向に移動せしめることにより移動槽を略同心
円上に配設された各ステーションに自在に移載・復帰さ
せ、前記エアー浮上式台車にはロードセルが搭載されて
いるので容易に原料を計量して受け入れることができる
ので、各装置は軽装化され設備全体がコンパクトにな
り、そのうえ操作は簡単で投資コストも著しく軽減され
るものである。また、コンピュータ制御で作業のすべて
は自動的に行われるので省力化のメリットが大きく生産
性も大いに向上するものであり各ステーションでの作業
は同一の移動槽内で完結するのでコンタミネーションの
心配は一切なく、ステーションを略同心円上に配設した
ので簡単に設備の増設が可能となるので、将来予想され
る多品種少量・変量生産に好適な生産設備である。 【0026】 【発明の効果】 本発明に係る回動式移動槽生産設備
は、移動槽台を昇降ユニットを介して積載したロードセ
ル台をエアー浮上式台車に搭載し、該エアー浮上式台車
を進退・回動して各ステーションに案内する駆動装置を
備え、前記の進退・回動に際してはエアー浮上式台車が
浮上しているので僅かな動力で目的のステーションに移
動することができ、また、前記の移動槽台はロードセル
台に昇降ユニットを介して積載されているので、前記昇
降ユニットの存在によりステーション架台への移動槽台
の着座は安定的に確実に実施でき、更に、昇降ユニット
の作動によるエアー浮上式台車と移動槽台との切り離し
等、エアー浮上式台車と昇降ユニットとの二段階の昇降
手段によって移動槽台の移載、エアー浮上式台車の他の
作業への転用が円滑に行われるものである。また、前記
のエアー浮上式台車にはロードセルが搭載されているの
で、原料、副原料、各種添加剤等を計量のうえ移動槽に
受け入れることができるので、原料ステーション毎に計
量装置を重複して設置する必要はなく、全体として装置
の簡略化が図れるものであり、また各ステーションでの
作業はすべて同一の槽内で完結するのでコンタミネーシ
ョンの恐れは一切なく、ステーションを増設等すれば各
種の要求に対しても速やかに対応できるので、本発明
は、多品種少量・変量生産に好適な生産設備であり産業
界に及ぼす影響は著しいものがある。
関係を示す説明図 【図2】エアー浮上式台車に移動槽台を積載した状態の
説明図 【図3】駆動装置の説明図 【図4】エアー浮上式台車の説明図 【符号の説明】 1 ステーション 2 架台 3 駆動装置 4 移動槽台 5 エアー浮上式台車 6 移動槽 8 アーム 10 ロードセル台 11 ロードセル 31 第1ギア 32 第2ギア 33 旋回板 35 第1駆動源 38 第2駆動源 39 第3ギア
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1 】 ロードセル台を搭載したエアー浮上式
台車と、前記ロードセル台に昇降ユニットを介して積載
された移動槽を載置した移動槽台と、前記エアー浮上式
台車を進退・回動せしめる駆動装置と、該駆動装置を中
心として略同心円上に多数配設した各種ステーションと
を備え、前記エアー浮上式台車を進退・回動して移動槽
台をエアー浮上式台車から各ステーション架台に移載・
復帰せしめて所定の作業を順次行うことを特徴とする回
動式移動槽生産設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248892A JP2678862B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回動式移動槽生産設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248892A JP2678862B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回動式移動槽生産設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671163A JPH0671163A (ja) | 1994-03-15 |
| JP2678862B2 true JP2678862B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17184998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248892A Expired - Fee Related JP2678862B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 回動式移動槽生産設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3810885B2 (ja) * | 1997-05-08 | 2006-08-16 | Basfコーティングスジャパン株式会社 | 待機装置付き移動槽方式 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3059576B2 (ja) * | 1992-04-17 | 2000-07-04 | 旭エンジニアリング株式会社 | 移動槽による多品種少量生産方式 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4248892A patent/JP2678862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671163A (ja) | 1994-03-15 |
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