JP2678888B2 - お供え餅用充填容器の密封構造 - Google Patents
お供え餅用充填容器の密封構造Info
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Description
封構造に関する。
ら、上段小容器と下段大容器とが平面視の同芯円形とし
て、且つ内部の連通状態にブロー成形された充填容器内
へ、搗きたての餅を流し込んで密封し、その後加熱殺菌
・冷却固化させて、その容器による包装状態の鏡餅やそ
の他のお供え餅として販売することが行なわれており、
このようなお供え餅用充填容器については、本発明者か
らも既に特公昭59−35579号や実開昭58−11
6573号、実公昭62−13495号、実公昭63−
23342号、実公平1−20302号などを提案し
た。
器の底面に開口形成された餅流し込み口を密封するに当
り、何れも容器自身の肉厚よりも薄内なシールカバー
(シール片)を用いて、これを熱盤などにより充填容器
の底面へ溶着(ヒートシール)している。
ついて言えば、上記実公平1−20302号にも記載の
通り、逆にシールカバーが容器自身よりも厚肉である
と、その容器内に流し込まれた餅の体積が、引続き冷却
作用を受けて収縮した時、或いは餅とその容器内へ一緒
に封入された空気が、その後の殺菌ボイル作用を受けて
膨張した時、その収縮や膨張をシールカバーによって確
実に吸収・補償することができず、容器自身の薄肉部分
が言わばウイークポイントとなって、その容器の部分的
に陥没又は膨張し、この種お供え餅用の商品価値として
重要な外観形状を阻害する結果となるため、これを防止
することにある。
にシールカバーの肉厚を充填容器自身のそれに比し、単
に薄肉化したにとどまる構成では、未だ次の問題があ
る。
ても、これとの相対的に容器が厚肉である関係上、その
両者を瞬間的に溶着一体化するためには、容器自身を溶
融させるに足る高い温度の熱盤などによって加圧する必
要があり、そうすると薄肉なシールカバーが過熱により
収縮変形してしまい、これに表示文字などの印刷されて
いる場合、その印刷画線が崩れる結果となる。
495号に記載されている通り、熱盤などの温度に耐え
る「当て布」を敷き、その上から加圧しなければなら
ず、作業上著しく煩雑であって、量産効果を最大限に発
揮させることができない。
には、「さらに該シール片はプラスチツクのような合成
樹脂製の容器(イ)の底面に容易に熱融着させうるよ
う、第7図に示すよう融着面をポリプロピレン(ホ’)
となして、その外面をビニール箱(ホ’’)とするよう
二層でもって形成しておくとよいのであり」と記載され
てもいる。
面と直に接触するポリプロピレンの方が、その外面をな
す塩化ビニールよりも耐熱性(溶融温度)が高く、その
塩化ビニールは上記当て布としての機能を果せないた
め、依然として上記した問題を生ずることに変りがな
い。
プロピレンから真空形成された一段の丸餅型容器におい
て、その底面のシールカバー(蓋材)(13)を容器
(10)自身と同じポリプロピレンの第1層(16)
と、これよりも軟化点が高い二軸延伸ナイロン又はポリ
エステルの第2層(17)とから成る積層シート(1
5)として、その第1層(16)を容器(10)の張り
出し口縁部(12)へヒート シールすることが開示され
ている。
5)は餅の加熱殺菌に耐える剛性を昂め、上記張り出し
口縁部(12)の変形を防止するためのものであり、そ
の蓋材(13)としての全体的な肉厚が容器(10)自
身の最も薄肉な部分(11)との関係上、これに比して
必らずしも薄肉化されていない。
器であればともかく、大小容器の積み重ね状態にブロー
成形された鏡餅型容器に対しては、上記積層シート(1
5)をそのまま適用することが困難である。蓋し、後者
では前者に比して、容器内に流し込まれる餅の体積が約
2倍であり、その冷却作用に伴なう収縮と引続く殺菌ボ
イル作用に伴なう膨張が激しく、その作用中に容器のウ
ィークポイントである最も薄肉な部分が陥没又は膨張す
るおそれに対し、そのシールカバーが先行的にダイヤフ
ラム作用して、これを確実に吸収・補償できないからで
ある。
から真空成形された容器(10)の場合、その底面が全
開状態をなすため、これを密封する蓋材(13)が薄肉
であると、餅の加熱殺菌上容易に軟化変形して、垂れ下
がるおそれがあり、これを防ぐ意味でも積層シート(1
5)として剛性化しなければならない。
の容器(10)では、底面が全開状態にあるため、その
蓋材(13)を剥離又はカットするだけで、容器(1
0)から餅を取り出すことができ、その容器(10)自
身を切り割り解体する必要性はないと言える。
ー成形された鏡餅型容器では、その下段大容器の底面に
開口する餅流し込み口が小さいため、その密封用シール
カバーを剥離又はカットしただけでは餅を取り出すこと
が不可能であり、必らず容器自身を刃物によって切り割
り解体しなければならず、このことを消費者に案内す る
技術的な理由と必要性もある。
点の改良を企図しており、そのための構成上内部の連通
する上段小容器と下段大容器とを、透明又は半透明のポ
リエチレンから平面視の同芯円形で、且つ側面視の積み
重なるほぼ楕円形にブロー成形し、上記下段大容器の底
面中央部に円形の餅流し込み口を開口させると共に、同
じく底面周辺部に断面先細り三角形の溶融突起群を、そ
の餅流し込み口が囲まれる同芯サークル状に賦形したお
供え餅用充填容器において、
後に密封するシールカバーを、容器自身と同じポリエチ
レンから成る厚肉な裏シートと、その裏シートよりも溶
融温度差が大きな高い耐熱性を有し、且つ表面に容器の
餅取り出し解体方法を案内するための説明文や説明図な
どの表示画線がカラー印刷されたナイロンから成る薄肉
な表シートとの接着合紙体とし、しかもその接着合紙体
をなすシールカバーの全体的な肉厚を、上記容器自身に
おける最も薄肉な上段小容器の頂面中央部よりも更に薄
肉化して、上記裏シートの溶融温度よりも高く、表シー
トのそれよりも低い加熱温度に設定されたヒートシーラ
ーの発熱体によって、そのシールカバーの裏シートを上
記下段大容器における溶融突起群の必要部分と溶着一体
化させたことを特徴とするものである。
トとの接着合紙体から成るシールカバーの全体的な肉厚
が、充填容器自身における最も薄肉な上段小容器の頂面
中央部よりも、更に薄肉化されているため、そのシール
カバーによる容器の密封後、餅の殺菌ボイル作用を受け
て、その餅と一緒に封入の空気とが膨張したり、又冷却
作用を受けて餅が収縮したりしても、その膨張・収縮を
シールカバーのダイヤフラム作用により確実に吸収・補
償することができ、容器自身の最も薄肉なウィークポイ
ントに波及させるおそれがない。その結果、そのウィー
クポイント からの不正変形を確実に防止し得るのであ
る。
身と同じポリエチレンから成り、しかも表シートよりも
厚肉に定められているため、大きな溶融代を保って、容
器の先細り溶融突起群と安定良く、且つ瞬間的に溶着一
体化させることができる。その際、裏シートと容器自身
をなすポリエチレンの溶融温度はポリプロピレンよりも
低く、しかも表シートのナイロンと溶融温度差が大きい
ため、ヒートシーラーの極力低い加熱温度でもシールカ
バーを容易に溶着できることとなる。
よりも薄く定められているため、その耐熱性を有する
も、ヒートシーラーの熱を遮断することなく、裏シート
へ効果的に伝導させることができ、その意味からもヒー
トシーラーの加熱温度を低く設定し得るのである。
の表面には、容器の餅取り出し解体方法を案内する説明
文や説明図などの表示画線がカラー印刷されているた
め、容器自身がポリプロピレンの硬度よりも軟らかいポ
リエチレンから成ることとも相俟って、その大小容器の
積み重なる鏡餅型をなし且つ餅流し込み口の小さなブロ
ー成形容器であっても、消費者が上記案内画線に従って
容器を安全に切り割り解体でき、その容器から餅を容易
に取り出せるのである。
述すると、図1〜3はそのお供え餅用充填容器(A)の
基本実施例を示しており、これは内部の連通する上段小
容器(11)と下段大容器(12)との積み重ね状態に
あって、その大小容器(12)(11)が平面視の全体
的な同芯円形をなしている。
(12)(11)の各個が水平方向に沿って細長く延在
するほぼ楕円形を呈していると共に、その上段小容器
(11) の頂面が中央部での最も高い凸曲面として、透
明又は乳白半透明のポリエチレンから一体にブロー成形
されたものである。
の境界位置に陥没する凹周溝部であり、僅小な円弧面を
描きつつ大小容器(12)(11)と滑らかに連続して
いる。この点、図示の実施例では凹周溝部(13)を充
填容器(A)における全体高さ(h)の2等分線(O−
O)よりも、若干の一定距離だけ上方位置へ偏心して配
設することにより、その充填容器(A)の全体に鏡餅と
してのリアルな輪郭形状を与えている。(d2)(d
1)は大小容器(12)(11)の直径を各々示してい
る。
中央部へ、その成形後に抜き加工された餅流し込み口で
あって、上記凹周溝部(13)での口径(s1)よりも
径小な円形に開口しており、ここから後述する餅充填機
の餅注入ノズルによって、充填容器(A)内へ搗きたて
の餅が流し込まれることになる。
餅流し込み口(14)である限り、その餅流し込み口
(14)の口径(s2)は上記凹周溝部(13)での口
径(s1)に比して径大に寸法化しても良く、又図4の
変形実施例に示す通り、上記下段大容器(12)の底面
から横外方へ、円形や角形の安定接地座(15)を連続
一体に張り出してもさしつかえない。
する上記下段大容器(12)の底面周辺部には、離型し
やすい断面先細り三角形の溶融突起群(16)が、餅流
し込み口(14)を囲む同芯サークル状に賦形されてい
る。
上、後述のシールカバーに比して厚肉であるも、ヒート
シーラーによる加熱温度をいたづらに高く定めることな
く、その溶融突起群(16)の必要部分のみを容易に、
且つ瞬時に溶融させて、後述 のシールカバーと効率良く
溶着一体化することができる。
填作用状態を示しているが、その充填作業に当っては回
転受け筒(17)の内部へ、充填容器(A)をその餅流
し込み口(14)が上向く姿勢状態として嵌め込みセツ
トした上、その回転受け筒(17)を竪型回転軸(1
8)の垂直軸線廻りに回転させ乍ら、図外の餅充填機に
具備するホツパーから押出しスクリユー並びに餅注入ノ
ズル(19)を経て、上記充填容器(A)内へ搗きたて
の餅を流し込むのであり、そうすれば回転遠心力を受け
て、餅が充填容器(A)内に空気溜まりを生ずることな
く、その隅々に至るまですばやく完全に充填される結果
となる。
餅流し込み口(14)を密封するためのシールカバー
(B)は、その餅流し込み口(14)よりも大きな円形
をなし、しかも図6、7に示すように表シート(20)
と裏シート(21)との合紙体として、予じめ接着一体
化されている。
(21)は上記充填容器(A)自身と同じポリエチレン
から成り、他方表シート(20)はその裏シート(2
1)よりも耐熱性(溶融温度)の高いナイロンから成
る。しかも、その接着合紙体をなすシールカバー(B)
の全体的な肉厚(t)が、上記充填容器(A)自身の最
も薄肉な上段小容器(11)の頂面中央部よりも更に薄
肉化されている。そのシールカバー(B)を容器(A)
のウィークポイントよりも先行的にダイヤフラム作用さ
せて、そのウィークポイントの陥没又は膨張するおそれ
を予防する趣旨である。
容器(A)を一例に挙げて言えば、その充填容器(A)
における上段小容器(11)の頂面中央部がウイークポ
イントとして、最も薄肉な約0.6〜0.7mmに寸法
化されているため、これとの関係から上記シールカバー
(B)の全体的な肉厚(t)が、例えば約85ミクロ ン
に寸法化されている。その場合、表シート(20)は高
い耐熱性を有するので、例えば約15ミクロンとして薄
肉に、裏シート(21)は溶融するため、残る70ミク
ロンとして表シート(20)よりも厚肉に、各々関係設
定されている。
0)よりも厚肉に定められているため、その溶融代を大
きく確保することができ、上記先細り溶融突起群(1
6)との安定・強固な溶着状態に保てるのである。他
方、表シート(20)は裏シート(21)よりも薄肉に
定められているので、これに直接加わるヒートシーラー
の熱が、その耐熱的に遮断されず、裏シート(21)へ
良好に伝導されることとなり、その結果ヒートシーラー
の加熱温度をいたづらに高く定めて、容器(A)自身ま
でも軟化させてしまうおそれなく、その極力低い加熱温
度でも上記溶融突起群(16)との相乗的に、裏シート
(21)を容器(A)と溶着一体化できるのである。
ルカバー(B)の裏シート(21)は、互いに同じ熱可
塑性のポリエチレンから成るため、その高親和性のもと
に溶着一体化することができるほか、ポリエチレンの硬
度はポリプロピレンのそれよりも軟らかいので、これか
らブロー成形された容器(A)自身の切り割り解体も、
比較的容易に行なえ、餅取り出し作業上の安全性に役立
つ。
リプロピレンのそれよりも低いため、そのポリエチレン
から成る裏シート(21)と、これよりも高い耐熱性の
ナイロンから成る表シート(20)との溶融温度差を、
極力大きく確保することができる。
温度設定範囲が広くなり、そのヒートシーラーの加熱温
度を裏シート(21)の溶融温度よりも高く、表シート
(20)のそれよりは低いものとして、いたづらに高く
設定する必要がなく、しかも裏シート(21)と容器
(A)の上記溶融突起群(16)とを必要部分での瞬間
的に効率良く溶着一体化することができ、表シート(2
0)の熱変形するおそれも完全に予防し得るのである。
(20)の表面には、図6のような充填容器(A)の餅
取り出し解体方法を案内するための説明文や説明図など
の表示画線(22)が、消費者の見やすくカラー印刷さ
れている。
1)の積み重なる鏡餅輪郭形状にブロー成形されてお
り、その下段大容器(12)の底面中央部に開口する餅
流し込み口(14)が小さいため、底面が全開状態をな
す真空成形品の容器と異なって、シールカバー(B)を
剥離又はカットしただけでは、その餅流し込み口(1
4)から餅を取り出すことが不可能であり、容器(A)
自身を刃物によって切り割り解体しなければならない。
その餅取り出し作業との関係上、上記シールカバー
(B)の表シート(20)へ表示画線(22)をカラー
印刷することには、特別の技術的意味と必要性がある。
流し込み口(14)を密封作業するに当っては、図8の
ように餅流し込み後の充填容器(A)を、その底面の上
向く倒立姿勢状態として、小容器(11)を包囲する大
きさの受け枠(23)へ、大容器(12)を上方から安
定良く係止させる。
口(14)へシールカバー(B)を、その裏シート(2
1)が大容器(12)の底面と接触するように載置させ
た上、その上方からヒートシーラー(24)の発熱体
(25)により加圧するのである。その発熱体(25)
により与えられる加熱温度は、裏シート(21)の溶融
温度よりも高く、表シート(20)のそれよりも低く設
定されている。
5)が、上記溶融突起群(16)の付与された餅流し込
み口(14)の周辺部に対応するリング形態をなしてい
るこ とは、言うまでもない。(26)はその発熱体(2
5)の取付ボルトであり、その着脱操作により大小異な
るリング形態の発熱体(25)を交換使用することもで
きるようになっている。
熱体(25)を加圧すれば、上記シールカバー(B)の
裏シート(21)が充填容器(A)自身と同じポリエチ
レンから成るため、そのシールカバー(B)を高親和性
のもとで、充填容器(A)へすばやく確実に溶着一体化
することができ、その餅流し込み口(14)を安定・確
固な密封状態に保てるのである。
細り状の溶融突起群(16)が、上記餅流し込み口(1
4)を囲む同芯サークル状態に賦形されているため、溶
融突起群(16)の必要部分のみを瞬時に溶融させて、
図9のようにシールカバー(B)の裏シート(21)と
効率良く溶着一体化することができ、その裏シート(2
1)が表シート(20)よりも厚肉に定められているこ
ととも相俟って、シールカバー(B)の耐久性も大いに
昂まることとなる。
0)は上記裏シート(21)よりも高い耐熱性を有する
ため、これを裏シート(21)に比し薄肉化しても、上
記ヒートシーラー(24)の加熱温度によって熱変形す
るおそれがなく、却ってその表シート(20)の薄肉化
により、ヒートシーラー(24)の加熱作用を裏シート
(21)へ効果的に伝導させ得るのである。そのため、
表シート(20)に見やすくカラー印刷された表示画線
(22)の案内に従って、消費者が容器(A)を切り割
り解体することにより、その餅を取り出せば良い。尚、
上記ヒートシーラー(24)としてはその発熱体(2
5)を電気により発熱させる熱盤のみならず、高周波又
は超音波により発熱させるウエルダーなどを採用するこ
とも可能である。
は、その後約80〜100℃の熱湯に 浸漬されて、約3
0〜40分だけ殺菌上のボイル作用を受けることにな
り、引続き一定時間だけ冷却(自然乾燥)されることと
なるが、その過程において餅の体積が膨張・収縮したと
しても、これが充填容器(A)自身の最も薄肉な上段小
容器(11)の頂面中央部よりも更に薄肉化されたシー
ルカバー(B)のダイヤフラム作用によって、自づと確
実に吸収・補償されることとなり、その充填容器(A)
自身のウイークポイントが部分的に陥没又は膨張する如
く、その輪郭形状を不正に変形させてしまう悪影響を及
ぼすおそれがないのである。
る上段小容器(11)と下段大容器(12)とを、透明
又は半透明のポリエチレンから平面視の同芯円形で、且
つ側面視の積み重なるほぼ楕円形にブロー成形し、上記
下段大容器(12)の底面中央部に円形の餅流し込み口
(14)を開口させると共に、同じく底面周辺部に断面
先細り三角形の溶融突起群(16)を、その餅流し込み
口(14)が囲まれる同芯サークル状に賦形したお供え
餅用充填容器(A)において、
込み充填後に密封するシールカバー(B)を、容器
(A)自身と同じポリエチレンから成る厚肉な裏シート
(21)と、その裏シート(21)よりも溶融温度差が
大きな高い耐熱性を有し、且つ表面に容器(A)の餅取
り出し解体方法を案内するための説明文や説明図などの
表示画線(22)がカラー印刷されたナイロンから成る
薄肉な表シート(20)との接着合紙体とし、しかもそ
の接着合紙体をなすシールカバー(B)の全体的な肉厚
(t)を、上記容器(A)自身における最も薄肉な上段
小容器(11)の頂面中央部よりも更に薄肉化して、上
記裏シート(21)の溶融温度よりも高く、表シート
(20)のそれよりも低い加熱温度に設定されたヒート
シーラー(24)の発熱体(25)によって、そのシー
ルカバー(B)の裏シート(21)を上記下段大容器
(12)における溶融突起群(16)の必要部分と溶着
一体化させてあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を
完全に改良できる効果がある。
器(A)の餅流し込み口(14)を密封するシールカバ
ー(B)が、表シート(20)と裏シート(21)との
予じめ接着一体化された合紙体から成り、しかもその接
着合紙体としての全体的な肉厚(t)が、特に容器
(A)自身の最も薄肉な上段小容器(11)の頂面中央
部よりも更に薄く寸法化されているため、その搗き餅の
流し込み充填後シールカバー(B)により密封された容
器(A)を、熱湯に浸漬しての殺菌ボイル作用中、餅と
封入空気が膨張したり、又冷却中に収縮したりしても、
その膨張・収縮をシールカバー(B)の先行的なダイヤ
フラム機能によって、自づと確実に吸収・補償すること
ができ、容器(A)自身の最も薄肉なウィークポイント
が陥没又は膨張する如く、不正に変形するおそれを防止
し得るのであり、上記膨張・収縮の激しい大小容器(1
2)(11)が積み重なる状態の鏡餅型にブロー成形さ
れた充填容器(A)用として、著しく有益となる。
(21)は容器(A)自身と同じポリエチレンから成
り、同じく表シート(20)はこれとの溶融温度差の大
きな高い耐熱性を有するナイロンから成るため、そのシ
ールカバー(B)を溶着すべきヒートシーラー(24)
の加熱温度設定範囲が広くなり、これを制約なく自由に
設定することができる。
熱温度を裏シート(21)の溶融温度よりも高く、表シ
ート(20)のそれよりは低いものとして、いたづらに
高く設定する必要がなく、それにも拘らず容器(A)の
底面周辺部に断面先細り三角形の溶融突起群(16)
が、その底面中央部の餅流し込み口(14)を囲む同芯
サークル状に賦形されていることとも相俟って、シール
カバー(B)の裏シート(21)を溶融突起群(16)
の必要部分と瞬間的に溶着一体化するだけで、その耐久
強度に富む密封状態を確保することができ、ヒートシー
ラー(24)のいたづらに高い加熱温度によって容器
(A)自身を不慮に熱変形させてしまうおそれも無くな
るのである。
(20)よりも厚肉に定められているため、その溶融代
を大きく安定に確保でき、他方表シート(20)は裏シ
ート(21)よりも薄肉に定められているので、ヒート
シーラー(24)の極力低い加熱温度でもこれを裏シー
ト(21)へ、ロスなく伝導させることができるのであ
り、上記効果の達成上有機的に働くこととなる。
64号は、ポリエチレンよりも溶融温度の高いポリプロ
ピレンから、一段の丸餅型に真空成形された容器に係
り、その全開状態の底面を密封するシールカバー(1
3)の全体的な肉厚が、容器(10)自身の最も薄肉な
部分(11)との相関々係から、この部分に比して必ら
ずしも薄肉化されていないため、その薄肉部分(11)
よりも先にシールカバー(13)がダイヤフラム作用す
る保障はなく、容器(10)の薄肉部分(11)が陥没
又は膨張してしまうおそれがある。
(12)(11)の積み重なる状態としてブロー成形さ
れており、その下段大容器(12)の底面中央部に開口
する餅流し込み口(14)が小さいため、ここから餅を
取り出すことは不可能であり、必らず容器(A)自身を
切り割り解体しなければならない。この点、容器(A)
自身がポリプロピレンよりも硬度の軟らかいポリエチレ
ンから成るため、上記切り割り解体を比較的容易に行な
え、その安全性にも有利である。
ら成る表シート(20)の表面には、上記容器(A)の
餅取り出し解体方法を案内するための説明文や説明図な
どの表示画線(22)が、見やすくカラー印刷されてい
るため、その表示画線(22)が高い耐熱性を有するナ
イロンから成り、上記溶着時に熱変形するおそれがない
こととも相俟って、消費者はその表示画線(22)の案
内に基いて、容器(A)を誤りなく切り割り解体するこ
ともできるのである。その表示画線(22)は唯単なる
広告文字などと異なって、本発明のような大小容器(1
2)(11)が積み重なる鏡餅型として、一体にブロー
成形された容器(A)と不可分な結び付 き関係を有して
おり、その切り割り解体に不可欠なものとして特別の技
術的意味がある。
ような底面の全開した真空成形品では、そのシールカバ
ーを剥離又はカットすれば、容器から餅を取り出すこと
ができるため、本発明のような上記意味での表示画線
(22)を印刷する必要がない。
面図である。
である。
ある。
す断面図である。
す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】内部の連通する上段小容器(11)と下段
大容器(12)とを、透明又は半透明のポリエチレンか
ら平面視の同芯円形で、且つ側面視の積み重なるほぼ楕
円形にブロー成形し、 上記下段大容器(12)の底面中央部に円形の餅流し込
み口(14)を開口させると共に、同じく底面周辺部に
断面先細り三角形の溶融突起群(16)を、その餅流し
込み口(14)が囲まれる同芯サークル状に賦形したお
供え餅用充填容器(A)において、 上記餅流し込み口(14)を搗き餅の流し込み充填後に
密封するシールカバー(B)を、容器(A)自身と同じ
ポリエチレンから成る厚肉な裏シート(21)と、その
裏シート(21)よりも溶融温度差が大きな高い耐熱性
を有し、且つ表面に容器(A)の餅取り出し解体方法を
案内するための説明文や説明図などの表示画線(22)
がカラー印刷されたナイロンから成る薄肉な表シート
(20)との接着合紙体とし、 しかも、その接着合紙体をなすシールカバー(B)の全
体的な肉厚(t)を、上記容器(A)自身における最も
薄肉な上段小容器(11)の頂面中央部よりも更に薄肉
化して、 上記裏シート(21)の溶融温度よりも高く、表シート
(20)のそれよりも低い加熱温度に設定されたヒート
シーラー(24)の発熱体(25)によって、そのシー
ルカバー(B)の裏シート(21)を上記下段大容器
(12)における溶融突起群(16)の必要部分と 溶着
一体化させたことを特徴とするお供え餅用充填容器の密
封構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6279989A JP2678888B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | お供え餅用充填容器の密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6279989A JP2678888B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | お供え餅用充填容器の密封構造 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35726691A Division JPH0794262B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | お供え餅用充填容器とその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07165263A JPH07165263A (ja) | 1995-06-27 |
| JP2678888B2 true JP2678888B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17618760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6279989A Expired - Lifetime JP2678888B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | お供え餅用充填容器の密封構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678888B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143524A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Taiyoo:Kk | 鏡餅容器及び鏡餅容器の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2800538A1 (de) * | 1978-01-07 | 1979-07-19 | Hoechst Ag | Technetium-99m-markiertes diagnostikum zur untersuchung des res |
| JPS5895685A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | 住友化学工業株式会社 | 無機質塗料の塗装方法 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP6279989A patent/JP2678888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07165263A (ja) | 1995-06-27 |
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