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JP2684117B2 - 車両の乗員保護装置のトリガ回路装置 - Google Patents
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JP2684117B2 - 車両の乗員保護装置のトリガ回路装置 - Google Patents

車両の乗員保護装置のトリガ回路装置

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JP2684117B2
JP2684117B2 JP2503872A JP50387290A JP2684117B2 JP 2684117 B2 JP2684117 B2 JP 2684117B2 JP 2503872 A JP2503872 A JP 2503872A JP 50387290 A JP50387290 A JP 50387290A JP 2684117 B2 JP2684117 B2 JP 2684117B2
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    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の上位概念において特定されかつ
それ自体ヨーロッパ特許出願公開第2309111号公報、第
3図によって予め公知である特有な回路装置の改良に関
する。この公知技術では、それぞれ独自のトリガ体およ
び独自のコンデンサ並びに独自の個別トリガスイッチを
有する2つの電流分岐の並列回路、並びにトリガ体に直
列に接続されている共通のトリガスイッチが設けられて
おり、その際電流分岐に給電する電圧源から見て、コン
デンサはその充電期間においてその都度、配属されてい
るトリガ体に並列に接続されている。これらコンデンサ
は、事故の際、配属されているトリガ体を介して強力な
電流パルスを発生する。トリガ体は、事故の前には、浮
遊電位にあって、すなわち所定の連続作動電圧にはな
い。回路装置の最も重要な部分、例えば回路装置のコン
デンサの散発的または連続的な機能検査については、何
も示されていない。
本発明の回路装置では、コンデンサはその充電期間に
配属されているトリガ体に並列ではなくて、直列に接続
されている。さらに、本発明では、コンデンサのみなら
ず、トリガ体も所定の連続作動電圧にあり、その際少な
くとも原理的にはこれだけで、事故前のこの連続作動電
圧の大きさが、点火ピル等の機能性を一定程度表すこと
ができるものである。その理由は、普通でない連続作動
電圧は障害を示唆するものだからである。
ヨーロッパ特許出願公開第0284728号公報に記載の回
路装置においても、複数のトリガスイッチが、すなわち
並列回路に直列に、およびそれぞれの電流分岐における
それぞれ1つの付加的な固有のトリガスイッチがコンデ
ンサに対して直列に設けられている。これらコンデンサ
は、事故の際当該の電流分岐において、電流パルスの流
れを、このコンデンサがこの電流によって充電されるま
での間だけ許容する。しかしこれらのコンデンサは、ト
リガのために必要であるエネルギーの蓄積のためではな
くて、明らかに、その他の点火ピルの点火も保証される
ように、点火ピルのうちの第1の点火ピルの点火期間に
既にそこの中央に取り付けられた付加的な点火コンデン
サの完全な放電を回避するためにだけ用いられる。さら
にこの公知公報の図から、当該のコンデンサが、走行期
間中、事故の前、電圧源に接続されていない、すなわち
確実に定義し得る連続作動電圧に充電されていないこと
が明らかである。さらに、これら電流分岐の当該コンデ
ンサはそれぞれ、そこの中央に取り付けられている点火
コンデンサの容量のおおよそ20%しか有していない。す
なわちこの公知の回路装置ではそれは実際に、ただ単
に、トリガ体のトリガのために必要なエネルギーを事故
の前に蓄積する中央に取り付けられた点火コンデンサで
ある。すなわち、この公知の回路装置に取り付けられて
いるコンデンサは、事故の際に電流分岐に設けられてい
るトリガ体をトリガすることができるようにするため
に、事故の前に十分なエネルギーを蓄積しない。
−出来るだけ簡単な構造上の構成にも拘らず、回路装置
の高度な信頼性を実現し、その際回路装置のこの信頼性
は事故の前に任意にしばしば容易に検査可能であるよう
にしたいという課題、 −すなわち僅かな回路コストにも拘らず、トリガ体にお
ける著しく高い電流によるトリガ体の意図しない誤トリ
ガの危険が回避される程度に低い電流によってコンデン
サを充電することができるのみならず、 とりわけ、事故前の走行期間中も、大したコストをか
けずに、回路装置の安全性にとって特別重要な構成部分
の簡単で、確実で、自動的なルーチン検査を実施するこ
とができるようにするという課題、−このためにこれら
構成部分は申し分なく定義し得る、容易に測定可能な連
続作動電圧にあるのみならず、必要に応じて、事故の前
に必要に応じて適宜、回路装置において障害のためトリ
ガしないトリガ体、すなわち例えば障害によりトリガし
ない点火ピルに対する原因が存在しないかまたはどこに
存在するかを検出することができるようにするために、
測定点を介して特別な検査電圧ないし測定電流を供給す
ることができ−、 並びに後に、実際に事故が発生するや否や、事故の
際、電流分岐の申し分ない減結合が実現し得るようにす
ることによって並びに事故の際、コンデンサに蓄積され
たエネルギーが強力な短い電流パルスを発生するために
特別良好に利用可能であるようにすることによって、す
べてのトリガ体ないしすべての点火ピルの確実なトリガ
を保証するようにしたいという課題、 かつ付加的に−すなわち事故の際、そのエネルギーの、
種々の電流分岐の種々のトリガ体への分配に対する特別
な配慮を要求することになる中央の点火コンデンサを回
避するという課題 は、本発明によれば、請求項1に記載の構成によって解
決される。
電流パルスは本発明において−西独国特許出願公開第
2309111号公報、第3図の場合と同様に、少なくとも2
つのトリガスイッチ、すなわち電流分岐の1つにおける
個別トリガスイッチ並びに電流パルスの期間にこれと直
列に接続されている共通のトリガスイッチが同時に導通
しているときにしか、トリガされない。
しかし本発明によれば、機能性を表示するための連続
作動電圧の利用が許容されるばかりではない。本発明に
よればさらに、事故の前に、これら2つのトリガスイッ
チのその都度1つによる閉成によって、回路装置の選択
された構成部分を介してのみ測定電流を測定することが
できるようになり、その際測定電流の作用は相応の、本
発明においてこのためにも受けられた測定点において測
定可能であり、例えばこれにより発生された差電圧が選
択された構成部分、例えばこのように選択された点火ピ
ルを介して測定可能であり、その場合この差電圧は、
(瞬時の)抵抗、すなわち例えば点火ピル抵抗に対する
尺度である。すなわちこの場合これら測定電流がトリガ
体を介して直接流れる限り、これらは、トリガ体をトリ
ガするには弱すぎる。というのは、トリガ体は強力な電
流パルスによって漸くトリガされるからである。その場
合抵抗ないし測定点において測定可能な電圧の時間的な
経過も、当該の電流分岐の当該のコンデンサの(瞬時
の)容量に対する尺度としても用いることができる。
すなわち本発明によれば、信頼性にとって特別重要で
ある構成部分の機能性を事故の前に自動的かつルーチン
によりしばしば繰り返し可能に測定点を介して検査でき
るようにし、それぞれの電流分岐において、電圧源によ
って発生される連続作動電圧を直列回路において検査で
きるようにすることによって、回路装置の最も重要な構
成部分の機能性の、少なくとも時々実施され、ひいては
特別正確な適宜の検査を行うことができるようになる。
さらに本発明によると、中央に配設された、大きな容
量の点火コンデンサを使用しないですむ。つまり本発明
はそれに代わって、それぞれの電流分岐において少なく
とも1つのそこに設けられた、相応に僅かな容量しか有
していない(点火)コンデンサを有している。すなわ
ち、点火エネルギーを唯一の中央のコンデンサに蓄積し
かつ事故の際にトリガ体の相互の減結合を機械的なスイ
ッチを介してまたは点火電流制限部を介して実現するこ
とに代わって、本発明では、それぞれの電流分岐の1つ
または複数のトリガ体がこれら電流分岐に個々に配属さ
れている、本発明により特有の仕方で接続されている
(点火)コンデンサおよびこれらの、特有の仕方で接続
されている個別トリガスイッチによってトリガされる。
本発明において付加的に、トリガ期間中に電流分岐の減
結合が望まれるかまたは必要である場合は、それは、例
に基づいて後で説明するように、非常に簡単な仕方で、
例えば抵抗および/または整流器を介しても行うことが
できる。
以下に詳しく説明する本発明の実施例が示すように、
そのうえ驚くべきことに、本発明の(点火)コンデンサ
の容量は公知の電流分岐に設けられているコンデンサの
容量より大きくする必要がなく、しかも本発明ではその
容量は、本発明では中央点火コンデンサが不要であるに
も拘わらず、公知のコンデンサの容量より小さくするこ
とができる。
電流分岐のトリガ体、すなわち例えば点火ピルは、本
発明では必ずしも、同一型式の保護装置のみをトリガす
るものでなくてもよい。本発明の回路装置では、トリガ
体の一部が例えば1つまたは複数のエアバックをトリガ
することができ、これに対してトリガ体の別の部分はベ
ルトロック装置および/または1つまたは複数のロール
バーをトリガすることができる。
種々の個別トリガスイッチはさらに、上述の公知技術
で既に示されているように、当該のトリガ体を同時にま
たは時間的に相前後して段階的にトリガすることができ
る。
その他の請求項に記載されている付加的な構成によれ
ば、次の付加的な利点を実現することができる。即ち 請求項2に記載の構成によれば、作動期間中、これによ
り形成される測定区間の個々の構成部分の機能性も、す
なわちトリガスイッチおよびその他の、これに接続され
ている構成部分を、これによりトリガ体を所望せずにト
リガするという危険が生じることなく検査できること、 請求項3,4および5に記載の構成によれば、回路装置の
最も重要な部分の機能の信頼性の、特別正確な少なくと
も時々実施される検査を可能にしたこと、 請求項6に記載の構成によれば、後から、回路装置の正
しいおよび誤った動作−場合によってはまた運転者の正
しいおよび誤った操作−に関する信頼できる情報提供
を、事故の後からでも可能にしたこと、 請求項7に記載の構成によれば、回路装置の特別簡単な
コストのかからないハードウェア構成を可能にしたこと 請求項8に記載の構成によれば、僅かなハードウェアコ
ストでもって付加的に、乗員保護装置の欠陥の、乗員に
対する適時な警報を可能にしたこと、並びに 請求項9に記載の構成によれば、種々様々な乗員に配属
されている保護装置をトリガすべき時点の最適化を可能
にすること。
本発明の有利な実施例およびその改良例が図面に示さ
れている: 第1図は、本発明を3つのトリガ回路を用いて3つの
エアバックをトリガするために使用した実施例を示す回
路図であり、 第2図は、第1図の回路を一層詳細に示した“トラン
ジスタ制御回路"ANST(第1図)の右側にある回路部分
の回路図であり、 第3図は、3つのトリガ回路の1つの点火コンデンサ
の充電を詳細に示す回路図であり、 第4図は、第1図に示された点火コンデンサの放電を
詳細に示す回路図であり、 第5図および第6図は、第1図にブロックとして示さ
れているトランジスタ制御回路ANSTの回路図である(第
2図の制御回路ANSTに対するこれに関連した指示も参照
されたい)。
従って図面には、乗員保護装置、例えば車両のエアバ
ックおよび/またはベルトロック装置をトリガするため
の有利な回路装置の例が示されている。
第1図および第2図において示されている3つのトリ
ガ体/点火ピルZP1,ZP2,ZP3が設けられており、これら
によって、十分重大な事故の際にそれぞれ、保護を実施
する、即ち例えばエアバックの膨張をトリガする電流パ
ルスが導かれる。
第1図および第2図にはその他に、ここではそれぞ
れ、点火ピルZP1,ZP2,ZP3並びにコンデンサC2,C5,C9を
直列回路として含んでいる3つの電流分岐ZP1/C2,ZP2/C
5,ZP3/C9が示されている。3つの電流分岐は、電流供給
源の端子VCC30とGNDとの間にある並列回路を形成してい
る。
第1図および第2図には更に、その切換区間がそれぞ
れ事故の前は非導通状態にありかつ十分重大な事故の際
には導通状態に移行し、ひいては点火ピルZP1,ZP2,ZP3
に電流パルスを部分的に直接に(例えば第4図における
第2図の部分参照)例えばSS−GND−R41/R56/R42−Q16
−Q6−C2−ZP1−D2を介して、また部分的にマイクロプ
ロセッサμpを介して間接的に惹き起こすトリガスイッ
チSSが示されている。即ちマイクロプロセッサは、例え
ばマイクロプロセッサμpによって走査された測定点MP
7,MP9を介して特に、クラッシュセンサのトリガスイッ
チSSの導通を検出し、これに基づいてマイクロプロセッ
サμpは事故の際に即刻(同時にかまたは時間的に段階
付けられて密に相前後して)スイッチQ16,Q6,Q9およびQ
13の切換区間をその導通状態に制御する。
従って図示の実施例において、走行期間、事故の前、
それぞれの電流分岐ZP1/C2,ZP2/C5,ZP3/C9のコンデンサ
C2,C5,C9は1つまたは複数の高オーミック抵抗、ここで
はR7/R14,R32/R26,R32/R26,R33/R37を介して電圧源VCC3
0,GND(第3図に略示されている作動フェーズ参照)に
接続されており、これにより事故の前にはこれらコンデ
ンサC2,C5およびC9がその点火電圧、ここでは約30Vに充
電される。充電は、その場合(図示の例において)充電
電流回路に直列に挿入されているトリガ体ZP1,ZP2,ZP3
がまだトリガすることができない程度に高オーミックの
抵抗を介して行われる。その際それぞれの電流分岐ZP1/
C2,ZP2/C5,ZP3/C9のそれぞれのコンデンサC2,C5,C9は、
それぞれのコンデンサC2,C5,C9が事故の際信頼できるに
足るエネルギーを有する電流パルスをそれにそれぞれ属
する点火ピルZP1,ZP2,ZP3に送出する程高い固有容量、
ここでは270μF、並びに事故の前に高い点火電圧、こ
こでは約30Vを有している。この容量およびこの点火電
圧、ひいては事故の前にこれらコンデンサに蓄積される
エネルギーは−D2,D8,D11,Q6,Q9,Q13,R41,R42,R56にお
ける場合により生じる無視できない付加的なエネルギー
損失にも拘わらず−当該の電流分岐(ZP1/C2,ZP2/C5,ZP
3/C9)のそれぞれ所属の点火ピルZP1,ZP2,ZP3を確実に
トリガするのに十分である。
即ち3つ点火ピルZP1,ZP2,ZP3の点火のために必要な
エネルギーは、これら電流分岐の独自のコンデンサC2,C
5,C9に蓄積される。これら3つのコンデンサの容量は、
その蓄積されたエネルギー自体が最悪の場合でも確実な
点火のために十分であるように選択されている。
引き続いて、第3図および第4図に図示の、第1図お
よび第2図の部分、即ち第1電流分岐ZP1/C2の構成素子
の参照記号を使用して説明する。別の電流分岐に対して
も、相応の別の参照記号を使用することができる。
即ちコンデンサC2の充電は、第3図に示されているよ
うに、抵抗R7,R14および点火ピルを介して高抵抗に行わ
れる。その理由はこの場合、スイッチQ6の切換区間は非
導通状態であるからである。充電の電圧終値、即ち点火
電圧は、30Vの作動電圧において、ダイオードD1におけ
る電圧降下のため約29.4Vである。
従って充電時定数t0は次の式から得られる: t0=(R7+R14+RZp)・C2=620ms 従ってコンデンサC2が完全に充電されるまでに、約5t
0=3.1sが経過する。
行われた実験によれば、20Vのコンデンサ電圧におい
て既に点火が保証されていることから出発すれば、第3
図に示されている、すべての構成素子の回路定数におい
て回路装置のスイッチオン後、機器が使用準備状態にな
るまで、たった約700msの時間しか経過しない。
しかしコンデンサC2の放電の際、即ち事故の際、スイ
ッチQ6,Q16およびSSの切換区間は導通状態である。それ
からコンデンサの正に充電された側にGND電位が印加さ
れ、これによりそこでそのとき低抵抗状態のトリガ電流
回路においてこのコンデンサC2の点火電圧の大部分が点
火ピルに加わる。この点は第4図に図示の、第1図およ
び第2図の部分が参考になる。即ち点火ピルZP1の点火
の際のコンデンサC2の放電は、コンデンサC2のプラス極
からマイナス極に向かって低抵抗の電流路を介して次の
ように行われる:導通しているMOSFETQ6−導通している
MOSFETQ16−電流パルス検出抵抗R41/R42/R56−閉成され
たセイフィングセンサ/クラッシュセンサSS−ダイオー
ドD2−点火ピルZP1。
即ち点火ピルを流れる電流パルスは点火時において実
質的に、電流パルス検出抵抗、MOSFETのチャネル抵抗お
よび点火ピル抵抗自体によってのみ制限される。
この電流回路において(2つの別の電流分岐ZP2/C5,Z
P3/C9においても)その他有利には、常時2つのトラン
ジスタ/MOSFETが直列であり、その結果事故の前、例え
ば車両のスタートの際の常時、2つのMOSFETの一方の切
換区間をテストの目的で導通することができ、一方第2
のMOSFETの切換区間は非導通状態にとどまって、このテ
スト過程の期間の点火ピルの点火を妨げる。セイフィン
グセンサ/クラッシュセンサSSはこのテスト過程の期間
に付加的に第4図に図示された電流路内に存在しかつ、
電子装置における欠陥、即ち例えば2つのスイッチQ16,
Q6の一方の切換区間の誤った導通がテストの際のそれ自
体意図されない点火をトリガすることを妨げる。このこ
とは、第1図および第2図に図示の例の2つの別の電流
分岐のテストに対しても当て嵌まる。
第2図には複数の測定点MP1ないしMP10が示されてい
る。それらの電位は、車両の作動期間中のテスト目的の
ために、殊にそのスタートの際に、マイクロプロセッサ
μpによって検査することができる。この検査を一層確
実に行うために、検査期間中に付加的に複数の所定の回
路点にテスト信号を印加することができる。例えば電位
入力側TEST,ANST1ないしANST4、また第5図および第6
図に示された電位入力側ZK1,ZKA111,ZKA112,ZKComも参
照。これら電位入力側の少なくとも一部はその他、正常
な作動時間においても、即ち事故の前または事故の際
に、回路装置の制御のために付加的に使用することがで
きる。とりわけ電位入力側TESTを介して(第2図参
照)、一時的にスイッチQ1を用いてテスト電圧、ここで
はVCC30の1/2、即ち15Vを、事故の開始がシミュレート
されかつ電流パルス検出抵抗R41/R42/R56=ここでは1
Ωにおいて測定点MP10を用いて観察されるように、測定
点MP8に印加することができ、このことはまた、スイッ
チQ16をテストすることを確実に許容するものである。
第1図、もっと正確には第2図は、MOSFETQ16および
上述の並列接続された電流パルス検出抵抗R41/R42/R56
がすべての電流分岐に対して共通に使用されることを示
している。即ちこれら構成素子に対するコストは僅かで
ある。
図示の例において、第4図に基づいて説明したよう
に、事故の際、電流路における2つのMOSFETQ16およびQ
6の切換区間が導通切換される。ここでは全部で4つのM
OSFETQ16,Q6,Q9,Q13のそれぞれに、第1図に示された制
御回路ANSTが前置接続されている。第1図に示された制
御回路ANSTの出力側を表す電位入力側ANST1ないしANST4
に対する、第2図における相応の指示を参照されたい。
MOSFETの導通切換のために、ここでは例えばプロセッサ
に対して2つの相補的な信号が利用される。第5図およ
び第6図には、当該の制御回路ANSTの構成に対するこの
種の例が示されており、第5図にはMOSFETスイッチQ6を
有する第1の電流分岐のみが示されているが、2つの別
の電流分岐において、制御回路ANSTは第5図と同じ形式
に構成されておりかつ作動する。
第5図に図示のハイアクティブ電位入力側ZKA111は、
トリガを制御する3つのスイッチ/トランジスタQ6,Q9,
Q13に対して共通に設けられている。第5図に示されて
いる電位入力側ZK1並びに2つの別のスイッチQ9,Q13に
対応する相応の電位入力側ZK2およびZK3は、個々に対応
するコンデンサC2,C5,C9の電流パルス発生の制御ために
用いられる。すべての電流分岐に共通なスイッチ/トラ
ンジスタQ16は、第6図に図示の制御入力側ZKA112およ
びZKComを有しかつ第4図に基づいて説明したように、
電流分岐の個々のコンデンサの電流パルスの発生を付加
的に共通に制御するために用いられる。
電位入力側対ZKA111/ZK1,ZKA111/ZK2,ZKA111/ZK3,ZKA
112/ZKComには、第5図および第6図に示されているよ
うに、当該のスイッチQ6,Q9,Q13,Q16が上述の電流パル
スを発生するために制御される場合、同時に相補的な信
号が供給される。それぞれ2つの相補的な信号のこのよ
うな使用によって、誤トリガを来すその入力側/出力側
のすべてがハイまたはローに切り換えられるマイクロプ
ロセッサの欠陥が回避される。更に、相補的な信号のこ
のような使用によって、マイクロプロセッサμpがその
出力線路を内部のプルアップ抵抗を介してハイに接続す
るマイクロプロセッサμpのリセットフェーズの期間の
難点が回避される。
図示の回路装置を用いて電流パルスを測定することが
できるようにするため、 場合によってはこれら電流パルスを、それぞれ当該の
トリガ体/点火ピルがトリガしたという申し分ない確認
の後にその都度、再び−スイッチQ6,Q9ないしQ13の遮断
によって−遮断することができるようにするため、かつ 場合によってはこれら電流パルスをまた、−例えばマ
イクロプロセッサμpのメモリにおいて−記録すること
ができるようにするため、 更に次のこと、即ちとりわげ種々の回路定数設定の可
能性および電流パルスのしきい値の選定に対する種々の
可能性について説明しておきたい: 電流パルスが複数のトリガ体/点火ピルのうち唯一の
ものにしか流れないとき、この電流パルスは第1図、第
2図および第4図によれば3つの並列接続された電流パ
ルス検出抵抗R41/R42/R56に約7Vの最大値を有する電圧
降下を発生する。この電圧降下は図示の実施例において
は、R70およびD17を介して約3.5Vに制限されかつ第2図
に図示の測定点MP10を介してマイクロプロセエッサ割り
込み入力側に導かれる。この割り込みは例えば、スイッ
チQ6,Q9,Q13を用いて電流パルスを阻止するために用い
ることができる。しかしここでマイクロプロセッサμp
のこれら割り込み入力側を、特にマイクロプロセッサμ
pに記憶されているソフトウェアを用いて、種々異なっ
ているように形成することができる: この割り込み入力側をTTL入力側として形成すると
き、2Vより大きい電圧の印加の際に割り込みは確実にト
リガされる。従ってこのことは2Aより大きな電流につい
ても成り立つ。即ち図示の回路装置は、電流パルスが少
なくとも約2Aに達したかどうかを検出する。
しかし割り込み入力側がCMOS入力側としてプログラミ
ングされれば、>0.7のVCCの場合、即ち>3.5Vの場合、
ハイレベルが検出される。従ってこの場合、>3.5Aの点
火電流においてようやく割り込みが実施される。
図示の実施例では電流分岐は、点火ピルおよびコンデ
ンサをそれぞれ直列回路として含んでいる。その場合コ
ンデンサC2,C5,C9は容易に充電可能であるばかりでなく
かつ事故の際に容易かつ迅速に放電可能である。更に、
回路装置の最も重要な構成部分は非常に良好に、しかも
車両の作動期間中にテスト可能である。すなわち本発明
では中央の点火コンデンサを設けないですみ、それ故に
トリガされたトリガ体における短絡にも拘らず、その他
のトリガ体の確実なトリガを実現するために、種々の電
流分岐間の付加的な特別な減結合手段を必要としない。
また、唯一のセイフィングセンサ/クラッシュセンサ
のみでコンデンサC2,C5,C9の放電をトリガしないように
することによって、本発明の回路装置の別の改良例が実
現される。道路の穴を通過した際等の誤トリガに対する
安全性を高めるために、付加的に別のセイフィングセン
サ/クラッシュセンサを設けることができ、その際回路
装置は有利には、セイフィングセンサの少なくとも2つ
が事故を指示するときにのみ、コンデンサC2,C5,C9を放
電する。これらセンサすべてを同一の構成とせずに、異
なった構成にすれば、別の改良が可能である。即ち例え
ば第1図に図示の電子センサESを付加的に設けることが
でき、その場合この図に示されているスイッチSSは例え
ば、機械的なセイフィングセンサの構成部分である。第
1図に示されているように、電子センサESの出力信号の
時間的な経過を、マイクロプロセッサμpによって、時
間的な経過が実際に事故に対して典型的であることを
(即ち道路の穴に対して典型的ではないこと)を評価す
るようにすれば、保護装置の誤トリガに対する安全性は
一層高められる。
本発明ないしその利用した実施例は、次の一連の多く
の利点を実現することができる: 1.回路装置は、1つまたは複数の電流分岐が並列接続さ
れている乗員保護装置に適しており、その際これら電流
分岐はそれぞれ独自のエネルギー蓄積器を有している。
2.減結合はそれぞれ、とりわけ直列接続された高オーミ
ックの抵抗を介して行われる。
3.トリガは、一方におけるスイッチ/トランジスタQ6/Q
9/Q13および他方におけるQ16、並びに付加的な、例えば
機械的な、センサ制御されるスイッチを用いて行われ
る。
4.制御回路ANSTによって制御される、それ自体正常時に
は1つの電流分岐の点火電流をトリガするスイッチのみ
が−第2図および第4図におけるQ6のみが−閉成される
が、同時に共通のスイッチQ16は閉成されていなけれ
ば、測定点MP8において測定可能である測定電流のみ
が、第2図に図示の抵抗R49/R43を介して流れ、かつ1
つまたは複数のトリガ体/点火ピルのトリガのためには
小さすぎる、当該電流分岐の当該点火ピルを流れる電流
は、第2図に図示の測定点MP1/MP2において当該点火ピ
ルの両端に生じる差電圧として測定可能であり、その場
合この差電圧は(瞬時の)点火ピル抵抗に対する尺度と
なる。−更にそのとき抵抗R49/R43ないし測定点MP8にお
いて測定される電圧の時間的な経過は、当該の電流分岐
の当該のコンデンサーC2,C5,C9−の容量に対する尺度と
なる。
5.電流パルス検出抵抗R41/R56/R42において、事故の際
に測定点MP10を用いて、それぞれの電流パルスの高さな
いし時間的な経過を測定することができる。
6.直列回路Q6/Q16ないしQ9/Q16ないしQ13/Q16によって
かつこれら4つのスイッチQ6,Q9,Q12,Q16のうちのその
都度唯一のスイッチのみの導通によって、誤トリガの危
険なしにそれぞれの電流分岐をテストすることができ
る。−セイフィングセンサによって制御されるスイッチ
SSは、回路装置に障害があっても望まないトリガが生じ
ることがないことを保証する。
フロントページの続き (72)発明者 フォークト,リヒャルト ドイツ連邦共和国 D―8411 ジンツィ ング ダーリエンヴェーク 4 (56)参考文献 米国特許3871472(US,A) 米国特許4381829(US,A) 英国公開4835513(GB,A) 欧州公開339967(EP,A1)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】十分重大な事故の際に、車両の乗員保護す
    るためのエアバックまたはベルトロック装置をトリガす
    るための回路装置であって、 電圧源(VCC30,GND)を備え、該電圧源は、事故の前
    に、少なくとも2つの電流分岐の並列回路に給電し、 それぞれの電流分岐においてそれぞれ固有のトリガ体
    (ZP1,ZP2,ZP3)を備え、その際事故の際に前記トリガ
    体によって電流パルスが派生され、該電流パルスはエア
    バックの膨張をトリガし、 それぞれの電流分岐において、事故の前に前記電圧源に
    よって充電される固有のコンデンサ(C2,C5,C9)を備
    え、その際該コンデンサは、事故の際、前記トリガ体
    (ZP1,ZP2,ZP3)を含んでいる電流分岐における付加的
    なエネルギー消失にも拘わらず、配属されているトリガ
    体に、保護機能トリガのために十分なエネルギーを有す
    る電流パルスを供給する程度に高い固有容量並びに事故
    の前には高い点火電圧を有しており、 前記電流分岐に挿入されている、抵抗を含んでいる減結
    合素子を備え、該減結合素子は、事故の際に当該コンデ
    ンサおよび当該トリガ体を介して電流分岐内を流れる電
    流パルスを相互に減結合し、 それぞれの電流分岐に配属されている個々の個別トリガ
    スイッチ(Q6,Q9,Q13)を備え、該トリガスイッチはそ
    れぞれ前記電流分岐において、一方における前記抵抗か
    ら成る減結合素子と、他方における前記コンデンサ(C
    2,C5,C9)および前記トリガ体(ZP1,ZP2,ZP3)との間に
    接続されており、かつ事故の前は非導通である、前記個
    別トリガスイッチ(Q6,Q9,Q13)のスイッチング区間は
    事故の際に導通状態に移行しかつこれにより当該電流分
    岐のトリガ体(ZP1,ZP2,ZP3)に電流パルスが流れるこ
    とを可能にし、かつ 前記トリガ体に直列に挿入されている、少なくとも1つ
    の共通のトリガスイッチ(SS,Q16)を備え、該トリガス
    イッチの、事故の前は非導通であるスイッチング区間は
    事故の際に導通状態に移行する形式のものにおいて、 前記電流分岐のそれぞれは、前記コンデンサおよび前記
    トリガ体の直列回路並びに少なくとも1つの唯一の測定
    点を含んでおりかつそれぞれの直列回路の前記コンデン
    サまたは前記トリガ体には事故の前には前記電圧源によ
    って連続作動電圧が供給されており、該連続作動電圧は
    前記測定点を介して検査可能であり、かつ 前記個別トリガスイッチの前記スイッチング区間は、当
    該の電流分岐と前記1つまたは複数の共通のトリガスイ
    ッチとから形成されている直列回路を橋絡しかつ前記個
    々のトリガスイッチは、事故の際に前記少なくとも1つ
    の共通のトリガスイッチを介して該トリガスイッチに個
    々に配属されているトリガ体を通って当該コンデンサの
    電流パルスが低抵抗状態で通るようにする ことを特徴とする乗員保護装置のトリガ回路装置。
  2. 【請求項2】電流分岐の検査期間中および測定点を介し
    て測定電流が該電流分岐の信頼性にとって重要な構成部
    分を介して流れる期間に、当該個別トリガスイッチかま
    たは共通のスイッチのスイッチング区間は非導通状態に
    ある請求項1記載の乗員保護装置のトリガ回路装置。
  3. 【請求項3】回路装置は複数の測定点(MP1ないしMP1
    0)を含んでおり、該測定点の電位は事故の前の車両の
    作動期間において、機関の始動の際に少なくとも1回、
    短時間検査される請求項1または2記載の乗員保護装置
    のトリガ回路装置。
  4. 【請求項4】検査期間中1つまたは複数の検査電位を、
    これにより生じる、測定点(MP1ないしMP10)の電位を
    測定するために、回路装置の所定の回路点(TEST,ANST1
    ないしANST4,ZK1,ZKA111,ZKA112,ZKCom)に印加する別
    のスイッチ(Q1,Q2,更にANSTにおいて)が設けられてい
    る請求項3記載の乗員保護装置のトリガ回路装置。
  5. 【請求項5】(Q1/Q2/D18/R49/R43を介して)1つまた
    は複数の測定点を介して回路装置の構成部分に印加され
    る電位は、障害のない作動において事故の際に少なくと
    も近似的に前記構成部分に発生する(MP8,MP10におけ
    る)、情報を含んでいる電位をシミュレートする請求項
    4記載の乗員保護装置のトリガ回路装置。
  6. 【請求項6】回路装置は、事故の際にトリガ特性を記録
    する、少なくとも1つの評価回路(R41/R56/R42,R70,C1
    4,D17,μpに接続されているMP10)を含んでいる請求項
    1から5までのいずれか1項記載の乗員保護装置のトリ
    ガ回路装置。
  7. 【請求項7】回路装置は、スイッチ(Q16,Q6,Q9,Q13)
    の少なくとも一部を制御するメモリプログラミングされ
    たマイクロプロセッサ(μp)を含んでいる請求項1か
    ら6までのいずれか1項記載の乗員保護装置のトリガ回
    路装置。
  8. 【請求項8】マイクロプロセッサ(μp)は、測定点
    (MP1ないしMP10)の電位も検査しかつ 障害の検出の際に一人または複数の乗員にこの検出を指
    示する 請求項7および請求項3から6までのいずれか1項記載
    の乗員保護装置のトリガ回路装置。
  9. 【請求項9】コンデンサ(C2,C5,C9)は、1つまたは複
    数のクラッシュセンサによって制御される個別トリガス
    イッチを用いて、事故の際に時間的に隙間なく相前後し
    て、配属されているトリガ体を介して電流パルスを送出
    する請求項1から8までのいずれか1項記載の乗員保護
    装置のトリガ回路装置。
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