JP2701664B2 - 空気調和装置の電動弁駆動制御装置 - Google Patents
空気調和装置の電動弁駆動制御装置Info
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- JP2701664B2 JP2701664B2 JP4188078A JP18807892A JP2701664B2 JP 2701664 B2 JP2701664 B2 JP 2701664B2 JP 4188078 A JP4188078 A JP 4188078A JP 18807892 A JP18807892 A JP 18807892A JP 2701664 B2 JP2701664 B2 JP 2701664B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の電動弁
駆動制御装置に関し、特に、電動弁の同時駆動対策に係
るものである。
駆動制御装置に関し、特に、電動弁の同時駆動対策に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置には、特開平3−
95362号公報に開示されているように、室外ユニッ
トと室内ユニットとを接続して冷媒回路が構成される一
方、蓄熱可能な蓄熱媒体を貯溜する蓄熱槽を備えた蓄熱
ユニットが上記室外ユニットに設けられ、上記蓄熱槽内
の熱交換コイルと冷媒回路とがバイパス路で接続され、
該バイパス路と冷媒回路とを切換え接続するように構成
されているものがある。そして、上記熱交換コイルにお
いて冷媒と蓄熱媒体との熱交換を行うことにより、通常
冷暖房運転、蓄冷熱運転、蓄暖熱運転などを行うように
している。
95362号公報に開示されているように、室外ユニッ
トと室内ユニットとを接続して冷媒回路が構成される一
方、蓄熱可能な蓄熱媒体を貯溜する蓄熱槽を備えた蓄熱
ユニットが上記室外ユニットに設けられ、上記蓄熱槽内
の熱交換コイルと冷媒回路とがバイパス路で接続され、
該バイパス路と冷媒回路とを切換え接続するように構成
されているものがある。そして、上記熱交換コイルにお
いて冷媒と蓄熱媒体との熱交換を行うことにより、通常
冷暖房運転、蓄冷熱運転、蓄暖熱運転などを行うように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、各種の運転制御を行う場合、複数の膨張弁や
流量制御弁を設けて冷媒を制御しており、近年、この膨
張弁や流量制御弁に電動弁を適用して高精度な制御を行
うようになりつつある。その際、複数の電動弁を同時に
開閉動させる場合が生じ、消費電力が一時的に急激に増
大することになり、電源トランスの容量を大きくしなけ
ればならないという問題がある。特に、近年、制御精度
の向上などのために電動弁が多数設けられつつあり、消
費電力が増大する傾向にあることから、新たな電力消費
対策が望まれている。
において、各種の運転制御を行う場合、複数の膨張弁や
流量制御弁を設けて冷媒を制御しており、近年、この膨
張弁や流量制御弁に電動弁を適用して高精度な制御を行
うようになりつつある。その際、複数の電動弁を同時に
開閉動させる場合が生じ、消費電力が一時的に急激に増
大することになり、電源トランスの容量を大きくしなけ
ればならないという問題がある。特に、近年、制御精度
の向上などのために電動弁が多数設けられつつあり、消
費電力が増大する傾向にあることから、新たな電力消費
対策が望まれている。
【0004】そこで、従来、電動弁を所定時間づつ順に
駆動するようにして消費電力の低減を図るようにしてい
る。しかしながら、これでは複数の電動弁を順に駆動す
るので、応答性が悪いという問題があり、空気調和の快
適性に欠けるという問題があった。
駆動するようにして消費電力の低減を図るようにしてい
る。しかしながら、これでは複数の電動弁を順に駆動す
るので、応答性が悪いという問題があり、空気調和の快
適性に欠けるという問題があった。
【0005】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、複数の電動弁を同時駆動する際の消費電力の低減を
図ると共に、応答性の向上を図ることを目的とするもの
である。
で、複数の電動弁を同時駆動する際の消費電力の低減を
図ると共に、応答性の向上を図ることを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、1相励磁と2相励磁とが
重畳するように複数の電動弁を同時駆動するようにした
ものである。
めに、本発明が講じた手段は、1相励磁と2相励磁とが
重畳するように複数の電動弁を同時駆動するようにした
ものである。
【0007】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、複数の励磁コイル(A1,
A2, B1, B2)を有する開度調整の可能な複数個の電動弁
(5,5, … )を備えた冷媒回路(9) と、該冷媒回路(9) を
運転制御する運転制御手段(13)とを備えた空気調和装置
を前提としている。
係る発明が講じた手段は、先ず、複数の励磁コイル(A1,
A2, B1, B2)を有する開度調整の可能な複数個の電動弁
(5,5, … )を備えた冷媒回路(9) と、該冷媒回路(9) を
運転制御する運転制御手段(13)とを備えた空気調和装置
を前提としている。
【0008】そして、上記運転制御手段(13)の駆動信号
を受けて上記電動弁(5,5, … )の励磁コイル(A1, A2, B
1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御すると共に、1相
励磁と2相励磁とを繰返して開度制御する開度制御手段
(15)が設けられている。更に、上記各電動弁(5,5, … )
の始動励磁相を判別し、1相励磁の始動であると1相始
動信号を、2相励磁の始動であると2相始動信号をそれ
ぞれ出力する始動判別手段(16)と、上記運転制御手段(1
3)の駆動信号を受けて偶数個の電動弁(5,5, …)が同時
駆動であると、同時駆動信号を出力する駆動判別手段(1
7)とが設けられている。加えて、該駆動判別手段(17)の
同時駆動信号を受けると、始動判別手段(16)の1相始動
信号及び2相始動信号に基づいて半数の電動弁(5,5, …
)が1相励磁状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相
励磁状態で駆動するように上記開度制御手段(15)に励磁
信号を出力する励磁相制御手段(18)が設けられた構成と
している。
を受けて上記電動弁(5,5, … )の励磁コイル(A1, A2, B
1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御すると共に、1相
励磁と2相励磁とを繰返して開度制御する開度制御手段
(15)が設けられている。更に、上記各電動弁(5,5, … )
の始動励磁相を判別し、1相励磁の始動であると1相始
動信号を、2相励磁の始動であると2相始動信号をそれ
ぞれ出力する始動判別手段(16)と、上記運転制御手段(1
3)の駆動信号を受けて偶数個の電動弁(5,5, …)が同時
駆動であると、同時駆動信号を出力する駆動判別手段(1
7)とが設けられている。加えて、該駆動判別手段(17)の
同時駆動信号を受けると、始動判別手段(16)の1相始動
信号及び2相始動信号に基づいて半数の電動弁(5,5, …
)が1相励磁状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相
励磁状態で駆動するように上記開度制御手段(15)に励磁
信号を出力する励磁相制御手段(18)が設けられた構成と
している。
【0009】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明における駆動判別手段と励磁相
制御手段に代え、運転制御手段(13)の駆動信号を受けて
(2a+1)個(aは整数)の電動弁(5,5, … )が同時駆動で
あると、同時駆動信号を出力する駆動判別手段(17)と、
該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判
別手段(16)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて
a個の電動弁(5,5, … )が1相励磁状態のときに他の電
動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆動するように上記開
度制御手段(15)に励磁信号を出力する励磁相制御手段(1
8)を設けた構成としている。
は、上記請求項1の発明における駆動判別手段と励磁相
制御手段に代え、運転制御手段(13)の駆動信号を受けて
(2a+1)個(aは整数)の電動弁(5,5, … )が同時駆動で
あると、同時駆動信号を出力する駆動判別手段(17)と、
該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判
別手段(16)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて
a個の電動弁(5,5, … )が1相励磁状態のときに他の電
動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆動するように上記開
度制御手段(15)に励磁信号を出力する励磁相制御手段(1
8)を設けた構成としている。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、運転制御手段(13)が冷媒回路(9) を運転制御し、
例えば、圧縮機の容量を制御して空調運転を制御してい
る。そして、上記運転制御手段(13)が開度制御手段(15)
に電動弁(5,5, … )の駆動信号を出力すると、該開度制
御手段(15)が、上記電動弁(5,5, … )の励磁コイル(A1,
A2, B1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御すると共
に、1相励磁と2相励磁とを繰返して開度制御すること
になる。その際、該開度制御手段(15)の制御信号に基づ
いて始動判別手段(16)が、上記各電動弁(5,5, … )の始
動励磁相を判別し、1相励磁の始動であると1相始動信
号を、2相励磁の始動であると2相始動信号をそれぞれ
出力する一方、駆動判別手段(17)が、上記運転制御手段
(13)の駆動信号を受けて偶数個の電動弁(5,5, … )が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力することになる。
先ず、運転制御手段(13)が冷媒回路(9) を運転制御し、
例えば、圧縮機の容量を制御して空調運転を制御してい
る。そして、上記運転制御手段(13)が開度制御手段(15)
に電動弁(5,5, … )の駆動信号を出力すると、該開度制
御手段(15)が、上記電動弁(5,5, … )の励磁コイル(A1,
A2, B1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御すると共
に、1相励磁と2相励磁とを繰返して開度制御すること
になる。その際、該開度制御手段(15)の制御信号に基づ
いて始動判別手段(16)が、上記各電動弁(5,5, … )の始
動励磁相を判別し、1相励磁の始動であると1相始動信
号を、2相励磁の始動であると2相始動信号をそれぞれ
出力する一方、駆動判別手段(17)が、上記運転制御手段
(13)の駆動信号を受けて偶数個の電動弁(5,5, … )が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力することになる。
【0011】また、請求項2に係る発明によれば、上記
駆動判別手段(17)は、上記運転制御手段(13)の駆動信号
を受けて(2a+1)個(aは整数)の電動弁(5,5, … )が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力することになり、
該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、励磁相
制御手段(18)が、始動判別手段(16)の1相始動信号及び
2相始動信号に基づいて偶数個の電動弁(5,5, … )が同
時駆動の場合には、半数の電動弁(5,5, … )が1相励磁
状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆
動するように、また、奇数個(2a+1)の電動弁(5,5, … )
が同時駆動の場合には、a個の電動弁(5,5, … )が1相
励磁状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相励磁状態
で駆動するように上記開度制御手段(15)に励磁信号を出
力することになる。この結果、2相励磁の駆動が同時に
行われることがなく、消費電力の低減されることにな
る。
駆動判別手段(17)は、上記運転制御手段(13)の駆動信号
を受けて(2a+1)個(aは整数)の電動弁(5,5, … )が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力することになり、
該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、励磁相
制御手段(18)が、始動判別手段(16)の1相始動信号及び
2相始動信号に基づいて偶数個の電動弁(5,5, … )が同
時駆動の場合には、半数の電動弁(5,5, … )が1相励磁
状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆
動するように、また、奇数個(2a+1)の電動弁(5,5, … )
が同時駆動の場合には、a個の電動弁(5,5, … )が1相
励磁状態のときに他の電動弁(5,5, … )が2相励磁状態
で駆動するように上記開度制御手段(15)に励磁信号を出
力することになる。この結果、2相励磁の駆動が同時に
行われることがなく、消費電力の低減されることにな
る。
【0012】
【発明の効果】従って、請求項1及び2に係る発明によ
れば、複数の電動弁(5,5, … )を同時に駆動する際、1
相励磁と2相励磁とが重畳するように駆動させるので、
2相励磁のみが重畳することを防止することができるこ
とから、消費電力の増大を防止することができる。特
に、同時駆動する電動弁(5,5, … )の数が増大すればす
るほど消費電力を抑制することができる。この結果、電
源回路の容量を増大することがなく、コストダウンを図
ることができると同時に、電源回路の発熱を低減するこ
とができることから、電子部品の長寿命化を図ることが
でき、信頼性の向上を図ることができる。
れば、複数の電動弁(5,5, … )を同時に駆動する際、1
相励磁と2相励磁とが重畳するように駆動させるので、
2相励磁のみが重畳することを防止することができるこ
とから、消費電力の増大を防止することができる。特
に、同時駆動する電動弁(5,5, … )の数が増大すればす
るほど消費電力を抑制することができる。この結果、電
源回路の容量を増大することがなく、コストダウンを図
ることができると同時に、電源回路の発熱を低減するこ
とができることから、電子部品の長寿命化を図ることが
でき、信頼性の向上を図ることができる。
【0013】また、上記各電動弁(5,5, … )は同時に駆
動するので、応答性が低下することがなく、快適な空調
運転を実行することができ、快適性の低下を防止するこ
とができる。
動するので、応答性が低下することがなく、快適な空調
運転を実行することができ、快適性の低下を防止するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明を適用した空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、一台の室外ユニット(Y1)に対して
一台の室内ユニット(Y2)が接続されたいわゆるセパレー
トタイプのものであって、該室外ユニット(Y1)と室内ユ
ニット(Y2)とが複数台(図2では2台)設けられてい
る。
に説明する。図2は、本発明を適用した空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、一台の室外ユニット(Y1)に対して
一台の室内ユニット(Y2)が接続されたいわゆるセパレー
トタイプのものであって、該室外ユニット(Y1)と室内ユ
ニット(Y2)とが複数台(図2では2台)設けられてい
る。
【0015】上記室外ユニット(Y1)には、インバータに
より運転周波数を可変に調節されるスクロールタイプの
圧縮機(1) と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房
運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁(2)
と、冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には蒸発
器として機能する室外熱交換器(3) と、冷媒を減圧する
ための減圧部(20)と、圧縮機(1) の吸入管に介設され、
吸入冷媒中の液冷媒を除去するためのアキュムレータ
(7) とが主要機器として配置されている。また、室内ユ
ニット(Y2)には、冷房運転時には蒸発器として、暖房運
転時には凝縮器として機能する室内熱交換器(6) が配置
されている。そして、上記圧縮機(1) と四路切換弁(2)
と室外側熱交換器(3) と減圧部(20)と室内側熱交換器
(6) とアキュームレータ(7) とは、配管(8) により順次
接続され、冷媒の循環により熱移動を生ぜしめるように
した主回路(9a, 9b)が構成され、該第1主回路(9a)と第
2主回路(9b)とで冷媒回路(9) が構成されている。
より運転周波数を可変に調節されるスクロールタイプの
圧縮機(1) と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房
運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁(2)
と、冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には蒸発
器として機能する室外熱交換器(3) と、冷媒を減圧する
ための減圧部(20)と、圧縮機(1) の吸入管に介設され、
吸入冷媒中の液冷媒を除去するためのアキュムレータ
(7) とが主要機器として配置されている。また、室内ユ
ニット(Y2)には、冷房運転時には蒸発器として、暖房運
転時には凝縮器として機能する室内熱交換器(6) が配置
されている。そして、上記圧縮機(1) と四路切換弁(2)
と室外側熱交換器(3) と減圧部(20)と室内側熱交換器
(6) とアキュームレータ(7) とは、配管(8) により順次
接続され、冷媒の循環により熱移動を生ぜしめるように
した主回路(9a, 9b)が構成され、該第1主回路(9a)と第
2主回路(9b)とで冷媒回路(9) が構成されている。
【0016】ここで、上記減圧部(20)は、ブリッジ状の
整流回路(8a)と、該整流回路(8a)における一対の接続点
(P, Q)に接続された共通路(8a)とを備え、該共通路(8a)
には、液冷媒を貯溜するためのレシーバ(4) と、室外熱
交換器(3) の補助熱交換器(3a)と、液冷媒の減圧機能及
び流量調節機能を有する電動弁である電動膨張弁(5)と
が直列に配置されている。そして、上記整流回路(8a)に
おける他の一対の接続点(R, S)には、室外熱交換器(3)
側の配管(8) と室内熱交換器(6) 側の配管(8)とが接続
されている。更に、上記整流回路(8a)は、上記共通路(8
a)の上流側接続点(P) と室外熱交換器(3) 側の接続点
(S) とを繋ぎ外熱交換器(3) からレシーバ(4) への冷媒
流通のみを許容する第1逆止弁(D1)を備えた第1流入路
(8b1) と、上記共通路(8a)の上流側接続点(P) と室内熱
交換器(6) 側の接続点(R) とを繋ぎ室内熱交換器(6) か
らレシーバ(4) への冷媒流通のみを許容する第2逆止弁
(D2)を備えた第2流入路(8b2) と、上記共通路(8a)の下
流側接続点(Q) と室内熱交換器(6) 側の接続点(R) とを
繋ぎ電動膨張弁(5) から室内熱交換器(6) への冷媒流通
のみを許容する第3逆止弁(D3)を備えた第1流出路(8c
1) と、上記共通路(8a)の下流側接続点(Q) と、室外熱
交換器(3) 側の接続点(S) とを繋ぎ電動膨張弁(5) から
室外熱交換器(3) への冷媒流通のみを許容する第4逆止
弁(D4)を備えた第2流出路(8c2) とが設けられている。
整流回路(8a)と、該整流回路(8a)における一対の接続点
(P, Q)に接続された共通路(8a)とを備え、該共通路(8a)
には、液冷媒を貯溜するためのレシーバ(4) と、室外熱
交換器(3) の補助熱交換器(3a)と、液冷媒の減圧機能及
び流量調節機能を有する電動弁である電動膨張弁(5)と
が直列に配置されている。そして、上記整流回路(8a)に
おける他の一対の接続点(R, S)には、室外熱交換器(3)
側の配管(8) と室内熱交換器(6) 側の配管(8)とが接続
されている。更に、上記整流回路(8a)は、上記共通路(8
a)の上流側接続点(P) と室外熱交換器(3) 側の接続点
(S) とを繋ぎ外熱交換器(3) からレシーバ(4) への冷媒
流通のみを許容する第1逆止弁(D1)を備えた第1流入路
(8b1) と、上記共通路(8a)の上流側接続点(P) と室内熱
交換器(6) 側の接続点(R) とを繋ぎ室内熱交換器(6) か
らレシーバ(4) への冷媒流通のみを許容する第2逆止弁
(D2)を備えた第2流入路(8b2) と、上記共通路(8a)の下
流側接続点(Q) と室内熱交換器(6) 側の接続点(R) とを
繋ぎ電動膨張弁(5) から室内熱交換器(6) への冷媒流通
のみを許容する第3逆止弁(D3)を備えた第1流出路(8c
1) と、上記共通路(8a)の下流側接続点(Q) と、室外熱
交換器(3) 側の接続点(S) とを繋ぎ電動膨張弁(5) から
室外熱交換器(3) への冷媒流通のみを許容する第4逆止
弁(D4)を備えた第2流出路(8c2) とが設けられている。
【0017】また、上記整流回路(8a)における共通路(8
a)の両接続点(P, Q)の間には、キャピラリチューブ(C)
を介設してなる液封防止バイパス路(8f)が設けられて、
該液封防止バイパス路(8f)により、圧縮機(1) の停止時
における液封を防止する一方、上記レシーバ(4) の上部
と共通路(8a)の下流側との間には、開閉弁(SV)を備えた
ガス抜き路(4a)が接続されている。尚、上記キャピラリ
チューブ(C) の減圧度は電動膨張弁(5) よりも十分大き
くなるように設定されていて、通常運転時における電動
膨張弁(5) による冷媒流量調節機能を良好に維持しうる
ようになされている。
a)の両接続点(P, Q)の間には、キャピラリチューブ(C)
を介設してなる液封防止バイパス路(8f)が設けられて、
該液封防止バイパス路(8f)により、圧縮機(1) の停止時
における液封を防止する一方、上記レシーバ(4) の上部
と共通路(8a)の下流側との間には、開閉弁(SV)を備えた
ガス抜き路(4a)が接続されている。尚、上記キャピラリ
チューブ(C) の減圧度は電動膨張弁(5) よりも十分大き
くなるように設定されていて、通常運転時における電動
膨張弁(5) による冷媒流量調節機能を良好に維持しうる
ようになされている。
【0018】また、(F1 〜 F4)は、冷媒中の塵埃を除去
するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(1) の運転音を低
減させるための消音器である。更に、上記空気調和装置
にはセンサ類が設けられていて、 (Thd)は、圧縮機(1)
の吐出管に配置されて吐出管温度Tdを検出する吐出管セ
ンサ、 (Tha)は、室外ユニット(Y1)の空気吸込口に配置
されて外気温度である吸込空気温度Taを検出する室外吸
込センサ、 (Thc)は、室外熱交換器(3) に配置されて、
冷房運転時には凝縮温度となり、暖房運転時には蒸発温
度となる外熱交温度Tcを検出する外熱交センサ、 (Thr)
は、室内ユニット(Y2)の空気吸込口に配置されて室内温
度である吸込空気温度Trを検出する室内吸込センサ、
(The)は、室内熱交換器(6) に配置されて、冷房運転時
には蒸発温度となり、暖房運転時には凝縮温度となる内
熱交温度Teを検出する内熱交センサ、 (HPS)は、高圧冷
媒圧力を検出して、該高圧冷媒圧力の過上昇によりオン
となって高圧信号を出力する高圧圧力スイッチ、 (LPS)
は、低圧冷媒圧力を検出して、該低圧冷媒圧力の過低下
によりオンとなって低圧信号を出力する低圧圧力スイッ
チである。
するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(1) の運転音を低
減させるための消音器である。更に、上記空気調和装置
にはセンサ類が設けられていて、 (Thd)は、圧縮機(1)
の吐出管に配置されて吐出管温度Tdを検出する吐出管セ
ンサ、 (Tha)は、室外ユニット(Y1)の空気吸込口に配置
されて外気温度である吸込空気温度Taを検出する室外吸
込センサ、 (Thc)は、室外熱交換器(3) に配置されて、
冷房運転時には凝縮温度となり、暖房運転時には蒸発温
度となる外熱交温度Tcを検出する外熱交センサ、 (Thr)
は、室内ユニット(Y2)の空気吸込口に配置されて室内温
度である吸込空気温度Trを検出する室内吸込センサ、
(The)は、室内熱交換器(6) に配置されて、冷房運転時
には蒸発温度となり、暖房運転時には凝縮温度となる内
熱交温度Teを検出する内熱交センサ、 (HPS)は、高圧冷
媒圧力を検出して、該高圧冷媒圧力の過上昇によりオン
となって高圧信号を出力する高圧圧力スイッチ、 (LPS)
は、低圧冷媒圧力を検出して、該低圧冷媒圧力の過低下
によりオンとなって低圧信号を出力する低圧圧力スイッ
チである。
【0019】そして、上記各センサ(Thd, 〜 ,The)及び
各スイッチ(HPS, LPS)の出力信号は、コントローラ(10)
に入力されており、該コントローラ(10)には、図3に示
すように、CPU(11)を備えており、該CPU(11)は、
室外ユニット(Y1)を制御しており、インターフェイス回
路を介して室内ユニット(Y2)を制御するCPU(図示省
略)と制御信号を授受している。更に、上記CPU(11)
には、上記吐出管センサ(Thd) と室外吸込センサ(Tha)
と外熱交センサ(Thc) と接続されると共に、運転制御手
段(13)が設けられ、該運転制御手段(13)は、入力信号に
基づいて上記圧縮機(1) の容量などを制御して各主回路
(9a, 9b)の空調運転を制御するように構成されている。
各スイッチ(HPS, LPS)の出力信号は、コントローラ(10)
に入力されており、該コントローラ(10)には、図3に示
すように、CPU(11)を備えており、該CPU(11)は、
室外ユニット(Y1)を制御しており、インターフェイス回
路を介して室内ユニット(Y2)を制御するCPU(図示省
略)と制御信号を授受している。更に、上記CPU(11)
には、上記吐出管センサ(Thd) と室外吸込センサ(Tha)
と外熱交センサ(Thc) と接続されると共に、運転制御手
段(13)が設けられ、該運転制御手段(13)は、入力信号に
基づいて上記圧縮機(1) の容量などを制御して各主回路
(9a, 9b)の空調運転を制御するように構成されている。
【0020】上述した各主回路(9a, 9b)において、冷房
運転時には、室外熱交換器(3) で凝縮して液化した液冷
媒が第1流入路(8b1) から流入し、第1逆止弁(D1)を経
てレシーバ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧され
た後、第1流出路(8c1) を経て室内熱交換器(6) で蒸発
して圧縮機(1) に戻る循環となる一方、暖房運転時に
は、室内熱交換器(6) で凝縮して液化した液冷媒が第2
流入路(8b2) から流入し、第2逆止弁(D2)を経てレシー
バ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された後、第
2流出路(8c2) を経て室外熱交換器(3) で蒸発して圧縮
機(1) に戻る循環となる。
運転時には、室外熱交換器(3) で凝縮して液化した液冷
媒が第1流入路(8b1) から流入し、第1逆止弁(D1)を経
てレシーバ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧され
た後、第1流出路(8c1) を経て室内熱交換器(6) で蒸発
して圧縮機(1) に戻る循環となる一方、暖房運転時に
は、室内熱交換器(6) で凝縮して液化した液冷媒が第2
流入路(8b2) から流入し、第2逆止弁(D2)を経てレシー
バ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された後、第
2流出路(8c2) を経て室外熱交換器(3) で蒸発して圧縮
機(1) に戻る循環となる。
【0021】更に、上記CPU(11)には、ドライブ回路
(14)を介して2つの上記電動膨脹弁(5, 5)が接続されて
おり、該各電動膨脹弁(5, 5)には、4つの励磁コイル(A
1, A2, B1, B2)が設けられて開度調節の可能に構成され
ている。また、上記CPU(11)には、運転制御手段(13)
の他、本発明の特徴として開度制御手段(15)と始動判別
手段(16)と駆動判別手段(17)と励磁相制御手段(18)とが
設けられている。該開度制御手段(15)は、運転制御手段
(13)の駆動信号を受けて上記各電動膨脹弁(5, 5)の励磁
コイル(A1, A2, B1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御
すると共に、1相励磁と2相励磁とを繰返して開度制御
するように構成されている。具体的に、該開度制御手段
(15)は、図4に示すように、3パルスづつ各励磁コイル
(A1, A2, B1, B2)を励磁状態に制御すると共に、1パル
ス毎に1つの励磁コイル(A1, A2, B1, B2)と2つの励磁
コイル(A1, A2, B1, B2)とを励磁状態にしている。例え
ば、この1パルスは、32msecに設定され、パルス1で
励磁コイル(A1)のみを励磁した後、次のパルス2で励磁
コイル(A1)と励磁コイル(B1)とを励磁し、次のパルス3
で励磁コイル(B1)のみを励磁した後、次のパルス4で励
磁コイル(B1)と励磁コイル(A2)とを励磁する。続いて、
次のパルス5で励磁コイル(A2)のみを励磁した後、次の
パルス6で励磁コイル(A2)と励磁コイル(B2)とを励磁
し、次のパルス7で励磁コイル(B2)のみを励磁した後、
次のパルス8で励磁コイル(B2)と励磁コイル(A1)とを励
磁する。この動作を繰り返して、開度制御手段(15)は、
各電動膨脹弁(5, 5)を所定の開度まで制御することにな
る。そして、上記開度制御手段(15)は、圧縮機の容量と
連動し、吐出管温度Tdが最適値になるように外熱交温度
Tcと内熱交温度Teとから開度を算出して電動膨脹弁(5,
5)を制御するようになっている。
(14)を介して2つの上記電動膨脹弁(5, 5)が接続されて
おり、該各電動膨脹弁(5, 5)には、4つの励磁コイル(A
1, A2, B1, B2)が設けられて開度調節の可能に構成され
ている。また、上記CPU(11)には、運転制御手段(13)
の他、本発明の特徴として開度制御手段(15)と始動判別
手段(16)と駆動判別手段(17)と励磁相制御手段(18)とが
設けられている。該開度制御手段(15)は、運転制御手段
(13)の駆動信号を受けて上記各電動膨脹弁(5, 5)の励磁
コイル(A1, A2, B1, B2)を励磁状態と消磁状態とに制御
すると共に、1相励磁と2相励磁とを繰返して開度制御
するように構成されている。具体的に、該開度制御手段
(15)は、図4に示すように、3パルスづつ各励磁コイル
(A1, A2, B1, B2)を励磁状態に制御すると共に、1パル
ス毎に1つの励磁コイル(A1, A2, B1, B2)と2つの励磁
コイル(A1, A2, B1, B2)とを励磁状態にしている。例え
ば、この1パルスは、32msecに設定され、パルス1で
励磁コイル(A1)のみを励磁した後、次のパルス2で励磁
コイル(A1)と励磁コイル(B1)とを励磁し、次のパルス3
で励磁コイル(B1)のみを励磁した後、次のパルス4で励
磁コイル(B1)と励磁コイル(A2)とを励磁する。続いて、
次のパルス5で励磁コイル(A2)のみを励磁した後、次の
パルス6で励磁コイル(A2)と励磁コイル(B2)とを励磁
し、次のパルス7で励磁コイル(B2)のみを励磁した後、
次のパルス8で励磁コイル(B2)と励磁コイル(A1)とを励
磁する。この動作を繰り返して、開度制御手段(15)は、
各電動膨脹弁(5, 5)を所定の開度まで制御することにな
る。そして、上記開度制御手段(15)は、圧縮機の容量と
連動し、吐出管温度Tdが最適値になるように外熱交温度
Tcと内熱交温度Teとから開度を算出して電動膨脹弁(5,
5)を制御するようになっている。
【0022】一方、上記始動判別手段(16)は、上記各電
動弁の始動励磁相を判別し、つまり、各電動膨脹弁(5,
5)の開度を記憶しているので、開度のパルスより1相励
磁の始動であると1相始動信号を、2相励磁の始動であ
ると2相始動信号をそれぞれ出力するように構成されて
いる。また、上記駆動判別手段(17)は、上記運転制御手
段(13)の駆動信号を受けて2個の電動膨脹弁(5, 5)が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力するように構成さ
れている。また、上記励磁相制御手段(18)は、該駆動判
別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判別手段(1
6)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて一方の電
動膨脹弁(5) が1相励磁状態のときに他方の電動膨脹弁
(5) が2相励磁状態で駆動するように上記開度制御手段
(15)に励磁信号を出力するものである。つまり、該励磁
相制御手段(18)は、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) が1相励磁状態のときに第2主回路(9b)の電動膨脹
弁(5) が2相励磁状態になるように励磁信号出力する。
動弁の始動励磁相を判別し、つまり、各電動膨脹弁(5,
5)の開度を記憶しているので、開度のパルスより1相励
磁の始動であると1相始動信号を、2相励磁の始動であ
ると2相始動信号をそれぞれ出力するように構成されて
いる。また、上記駆動判別手段(17)は、上記運転制御手
段(13)の駆動信号を受けて2個の電動膨脹弁(5, 5)が同
時駆動であると、同時駆動信号を出力するように構成さ
れている。また、上記励磁相制御手段(18)は、該駆動判
別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判別手段(1
6)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて一方の電
動膨脹弁(5) が1相励磁状態のときに他方の電動膨脹弁
(5) が2相励磁状態で駆動するように上記開度制御手段
(15)に励磁信号を出力するものである。つまり、該励磁
相制御手段(18)は、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) が1相励磁状態のときに第2主回路(9b)の電動膨脹
弁(5) が2相励磁状態になるように励磁信号出力する。
【0023】次に、上記2つの電動膨脹弁(5, 5)の開度
制御について図5に示す制御フローに基づき説明する。
先ず、上記開度制御手段(15)は、2つの主回路(9a, 9b)
の電動膨脹弁(5, 5)を運転制御手段(13)からの駆動信号
によって吐出管温度Tdが最適値になるように開度制御す
る。そこで、ステップST1において、駆動判別手段(17)
が、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)
の電動膨脹弁(5) とが同時駆動か否かを判定し、該両電
動膨脹弁(5, 5)が同時に駆動する場合にでないときに
は、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) 又は第2
主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の何れかが単独で駆動する
場合には、そのままリターンして運転制御手段(13)の駆
動信号に基づいて開度制御手段(15)が第1主回路(9a)の
電動膨脹弁(5) 又は第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) を
開動させる。
制御について図5に示す制御フローに基づき説明する。
先ず、上記開度制御手段(15)は、2つの主回路(9a, 9b)
の電動膨脹弁(5, 5)を運転制御手段(13)からの駆動信号
によって吐出管温度Tdが最適値になるように開度制御す
る。そこで、ステップST1において、駆動判別手段(17)
が、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)
の電動膨脹弁(5) とが同時駆動か否かを判定し、該両電
動膨脹弁(5, 5)が同時に駆動する場合にでないときに
は、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) 又は第2
主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の何れかが単独で駆動する
場合には、そのままリターンして運転制御手段(13)の駆
動信号に基づいて開度制御手段(15)が第1主回路(9a)の
電動膨脹弁(5) 又は第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) を
開動させる。
【0024】一方、上記ステップST1において、上記第
1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) とが同時駆動である場合には、判定がYES
となり、ステップST2に移り、始動判別手段(16)は、第
1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が1相励磁から駆動を開
始するか否かを判定する。つまり、現在開度のパルスか
ら、図4に示すパルス1,3,5及び7であるか否かを
判別し、この1相励磁の開始である場合には、ステップ
ST2の判定がYESとなってステップST3に移り、次
に、始動判別手段(16)は、第2主回路(9b)の電動膨脹弁
(5) が1相励磁から駆動を開始するか否かをステップST
2と同様に判定する。そして、該第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) が、図4に示すパルス2,4,6及び8の2
相励磁で開始する場合には、ステップST3の判定がNO
となってステップST4に移り、第1主回路(9a)の電動膨
脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とを同時に
駆動を開始してリターンすることになる。
1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) とが同時駆動である場合には、判定がYES
となり、ステップST2に移り、始動判別手段(16)は、第
1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が1相励磁から駆動を開
始するか否かを判定する。つまり、現在開度のパルスか
ら、図4に示すパルス1,3,5及び7であるか否かを
判別し、この1相励磁の開始である場合には、ステップ
ST2の判定がYESとなってステップST3に移り、次
に、始動判別手段(16)は、第2主回路(9b)の電動膨脹弁
(5) が1相励磁から駆動を開始するか否かをステップST
2と同様に判定する。そして、該第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) が、図4に示すパルス2,4,6及び8の2
相励磁で開始する場合には、ステップST3の判定がNO
となってステップST4に移り、第1主回路(9a)の電動膨
脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とを同時に
駆動を開始してリターンすることになる。
【0025】また、上記ステップST3において、第2主
回路(9b)の電動膨脹弁(5) が1相励磁の駆動開始である
場合には、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と
第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とが共に1相励磁の駆
動開始である場合には、判定がYESとなってステップ
ST5に移り、励磁相制御手段(18)が開度制御手段(15)に
励磁信号を出力し、先ず、第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) を駆動する。その後、ステップST6に移り、第1主
回路(9a)の電動膨脹弁(5) の1相励磁の駆動が終了した
か否かを判定し、該1相励磁の駆動が終了するまでステ
ップST6に待機する。続いて、該第1主回路(9a)の電動
膨脹弁(5) の1相励磁の駆動が終了すると、上記ステッ
プST6からステップST7に移り、第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) を駆動してリターンすることになる。つま
り、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が2相励磁に
なると、第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の1相励磁を
開始し、表1に示すように、2相励磁状態が重畳しない
ようにして両電動膨脹弁(5,5)を駆動することになる。
回路(9b)の電動膨脹弁(5) が1相励磁の駆動開始である
場合には、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と
第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とが共に1相励磁の駆
動開始である場合には、判定がYESとなってステップ
ST5に移り、励磁相制御手段(18)が開度制御手段(15)に
励磁信号を出力し、先ず、第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) を駆動する。その後、ステップST6に移り、第1主
回路(9a)の電動膨脹弁(5) の1相励磁の駆動が終了した
か否かを判定し、該1相励磁の駆動が終了するまでステ
ップST6に待機する。続いて、該第1主回路(9a)の電動
膨脹弁(5) の1相励磁の駆動が終了すると、上記ステッ
プST6からステップST7に移り、第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) を駆動してリターンすることになる。つま
り、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が2相励磁に
なると、第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の1相励磁を
開始し、表1に示すように、2相励磁状態が重畳しない
ようにして両電動膨脹弁(5,5)を駆動することになる。
【0026】
【表1】
【0027】また、上記ステップST2において、第1主
回路(9a)の電動膨脹弁(5) が2相励磁から駆動を開始す
る場合には、判定がNOとなってステップST8に移り、
上記ステップST3と同様に、始動判別手段(16)は、第2
主回路(9b)の電動膨脹弁(5)が2相励磁から駆動を開始
するか否かを判定する。そして、該第2主回路(9b)の電
動膨脹弁(5) が、1相励磁で開始する場合には、ステッ
プST3の判定がNOとなってステップST4に移り、第1
主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動膨
脹弁(5) とを同時に駆動を開始してリターンすることに
なる。
回路(9a)の電動膨脹弁(5) が2相励磁から駆動を開始す
る場合には、判定がNOとなってステップST8に移り、
上記ステップST3と同様に、始動判別手段(16)は、第2
主回路(9b)の電動膨脹弁(5)が2相励磁から駆動を開始
するか否かを判定する。そして、該第2主回路(9b)の電
動膨脹弁(5) が、1相励磁で開始する場合には、ステッ
プST3の判定がNOとなってステップST4に移り、第1
主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と第2主回路(9b)の電動膨
脹弁(5) とを同時に駆動を開始してリターンすることに
なる。
【0028】また、上記ステップST8において、第2主
回路(9b)の電動膨脹弁(5) が2相励磁の駆動開始である
場合には、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と
第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とが共に2相励磁の駆
動開始である場合には、判定がYESとなってステップ
ST9に移り、励磁相制御手段(18)が開度制御手段(15)に
励磁信号を出力し、先ず、第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) を駆動する。その後、ステップST10に移り、第1主
回路(9a)の電動膨脹弁(5) の2相励磁の駆動が終了した
か否かを判定し、該2相励磁の駆動が終了するまでステ
ップST10に待機する。続いて、該第1主回路(9a)の電動
膨脹弁(5) の2相励磁の駆動が終了すると、上記ステッ
プST10からステップST11に移り、第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) を駆動してリターンすることになる。つま
り、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が1相励磁に
なると、第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の2相励磁を
開始し、2相励磁状態が重畳しないようにして両電動膨
脹弁(5, 5)を駆動することになる。
回路(9b)の電動膨脹弁(5) が2相励磁の駆動開始である
場合には、つまり、第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) と
第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) とが共に2相励磁の駆
動開始である場合には、判定がYESとなってステップ
ST9に移り、励磁相制御手段(18)が開度制御手段(15)に
励磁信号を出力し、先ず、第1主回路(9a)の電動膨脹弁
(5) を駆動する。その後、ステップST10に移り、第1主
回路(9a)の電動膨脹弁(5) の2相励磁の駆動が終了した
か否かを判定し、該2相励磁の駆動が終了するまでステ
ップST10に待機する。続いて、該第1主回路(9a)の電動
膨脹弁(5) の2相励磁の駆動が終了すると、上記ステッ
プST10からステップST11に移り、第2主回路(9b)の電動
膨脹弁(5) を駆動してリターンすることになる。つま
り、上記第1主回路(9a)の電動膨脹弁(5) が1相励磁に
なると、第2主回路(9b)の電動膨脹弁(5) の2相励磁を
開始し、2相励磁状態が重畳しないようにして両電動膨
脹弁(5, 5)を駆動することになる。
【0029】従って、本実施例によれば、2つの電動膨
脹弁(5, 5)を同時に駆動する際、1相励磁と2相励磁と
が重畳するように駆動させるので、2相励磁のみが重畳
することを防止することができることから、消費電力の
増大を防止することができる。つまり、上記表1に示す
ように、電動膨脹弁(5, 5)の1相の消費電流をI(例え
ば、I=260mA)とすると、電動膨脹弁(5, 5)の消
費電流が常に3Iとなり、2相励磁が重畳する4Iに比
して消費電流の低減を図ることができる。特に、同時駆
動する電動膨脹弁(5, 5)の数が増大すればするほど消費
電力を抑制することができる。この結果、電源回路の容
量を増大することがなく、コストダウンを図ることがで
きると同時に、電源回路の発熱を低減することができる
ことから、電子部品の長寿命化を図ることができ、信頼
性の向上を図ることができる。
脹弁(5, 5)を同時に駆動する際、1相励磁と2相励磁と
が重畳するように駆動させるので、2相励磁のみが重畳
することを防止することができることから、消費電力の
増大を防止することができる。つまり、上記表1に示す
ように、電動膨脹弁(5, 5)の1相の消費電流をI(例え
ば、I=260mA)とすると、電動膨脹弁(5, 5)の消
費電流が常に3Iとなり、2相励磁が重畳する4Iに比
して消費電流の低減を図ることができる。特に、同時駆
動する電動膨脹弁(5, 5)の数が増大すればするほど消費
電力を抑制することができる。この結果、電源回路の容
量を増大することがなく、コストダウンを図ることがで
きると同時に、電源回路の発熱を低減することができる
ことから、電子部品の長寿命化を図ることができ、信頼
性の向上を図ることができる。
【0030】また、上記各電動膨脹弁(5, 5)は同時に駆
動するので、応答性が低下することがなく、快適な空調
運転を実行することができ、快適性の低下を防止するこ
とができる。
動するので、応答性が低下することがなく、快適な空調
運転を実行することができ、快適性の低下を防止するこ
とができる。
【0031】上述した実施例は、電動膨脹弁(5, 5)が偶
数個同時に駆動する場合について説明したが、請求項2
に係る発明における励磁相制御手段(18)は、駆動判別手
段(17)が奇数個の電動膨脹弁(5,5, … )が同時に駆動す
ることを判別すると、つまり、aを整数として、(2a+1)
個の電動膨脹弁(5,5, … )が同時に駆動する際には、a
個の電動膨脹弁(5,5, … )を1相励磁する状態で、他の
電動膨脹弁(5,5, … )が2相励磁状態になるように制御
することになる。具体的に、3個の電動膨脹弁(5,5, …
)を同時に駆動する場合には、2個の電動膨脹弁(5, 5)
が1相励磁状態のときに他の1個の電動膨脹弁(5) が2
相励磁状態になるように制御することになる。
数個同時に駆動する場合について説明したが、請求項2
に係る発明における励磁相制御手段(18)は、駆動判別手
段(17)が奇数個の電動膨脹弁(5,5, … )が同時に駆動す
ることを判別すると、つまり、aを整数として、(2a+1)
個の電動膨脹弁(5,5, … )が同時に駆動する際には、a
個の電動膨脹弁(5,5, … )を1相励磁する状態で、他の
電動膨脹弁(5,5, … )が2相励磁状態になるように制御
することになる。具体的に、3個の電動膨脹弁(5,5, …
)を同時に駆動する場合には、2個の電動膨脹弁(5, 5)
が1相励磁状態のときに他の1個の電動膨脹弁(5) が2
相励磁状態になるように制御することになる。
【0032】尚、第1の実施例においては、2つの電動
膨脹弁(5, 5)を駆動する場合について説明したが、4つ
以上の偶数個の電動膨脹弁(5,5, … )を駆動する場合に
適用することができることは勿論である。また、本実施
例は、電動膨脹弁(5, 5)について説明したが、本発明
は、流量制御弁など開度調節可能な電動弁に適用するこ
とができる。また、本発明は、実施例の冷媒回路(9) に
限定されるものではない。
膨脹弁(5, 5)を駆動する場合について説明したが、4つ
以上の偶数個の電動膨脹弁(5,5, … )を駆動する場合に
適用することができることは勿論である。また、本実施
例は、電動膨脹弁(5, 5)について説明したが、本発明
は、流量制御弁など開度調節可能な電動弁に適用するこ
とができる。また、本発明は、実施例の冷媒回路(9) に
限定されるものではない。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒回路を示す冷媒回路図であ
る。
る。
【図3】コントローラを示すブロック図である。
【図4】電動膨脹弁の励磁相を示す状態図である。
【図5】電動膨脹弁の駆動状態を示す制御フロー図であ
る。
る。
5 電動膨脹弁 9 冷媒回路 11 CPU 13 運転制御手段 15 開度制御手段 16 始動判別手段 17 駆動判別手段 18 励磁相制御手段 A1,A2,B1,B2 励磁コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の励磁コイル(A1, A2, B1, B2)を有
する開度調整の可能な複数個の電動弁(5,5, … )を備え
た冷媒回路(9) と、 該冷媒回路(9) を運転制御する運転制御手段(13)とを備
えた空気調和装置において、 上記運転制御手段(13)の駆動信号を受けて上記電動弁
(5,5, … )の励磁コイル(A1, A2, B1, B2)を励磁状態と
消磁状態とに制御すると共に、1相励磁と2相励磁とを
繰返して開度制御する開度制御手段(15)と、 上記各電動弁(5,5, … )の始動励磁相を判別し、1相励
磁の始動であると1相始動信号を、2相励磁の始動であ
ると2相始動信号をそれぞれ出力する始動判別手段(16)
と、 上記運転制御手段(13)の駆動信号を受けて偶数個の電動
弁(5,5, … )が同時駆動であると、同時駆動信号を出力
する駆動判別手段(17)と、 該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判
別手段(16)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて
半数の電動弁(5,5, … )が1相励磁状態のときに他の電
動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆動するように上記開
度制御手段(15)に励磁信号を出力する励磁相制御手段(1
8)を備えていることを特徴とする空気調和装置の電動弁
駆動制御装置。 - 【請求項2】 複数の励磁コイル(A1, A2, B1, B2)を有
する開度調整の可能な複数個の電動弁(5,5, … )を備え
た冷媒回路(9) と、 該冷媒回路(9) を運転制御する運転制御手段(13)とを備
えた空気調和装置において、 上記運転制御手段(13)の駆動信号を受けて上記電動弁
(5,5, … )の励磁コイル(A1, A2, B1, B2)を励磁状態と
消磁状態とに制御すると共に、1相励磁と2相励磁とを
繰返して開度制御する開度制御手段(15)と、 上記各電動弁(5,5, … )の始動励磁相を判別し、1相励
磁の始動であると1相始動信号を、2相励磁の始動であ
ると2相始動信号をそれぞれ出力する始動判別手段(16)
と、 上記運転制御手段(13)の駆動信号を受けて(2a+1)個(a
は整数)の電動弁(5,5, … )が同時駆動であると、同時
駆動信号を出力する駆動判別手段(17)と、 該駆動判別手段(17)の同時駆動信号を受けると、始動判
別手段(16)の1相始動信号及び2相始動信号に基づいて
a個の電動弁(5,5, … )が1相励磁状態のときに他の電
動弁(5,5, … )が2相励磁状態で駆動するように上記開
度制御手段(15)に励磁信号を出力する励磁相制御手段(1
8)を備えていることを特徴とする空気調和装置の電動弁
駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4188078A JP2701664B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 空気調和装置の電動弁駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4188078A JP2701664B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 空気調和装置の電動弁駆動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634226A JPH0634226A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2701664B2 true JP2701664B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16217323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4188078A Expired - Lifetime JP2701664B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 空気調和装置の電動弁駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701664B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP4188078A patent/JP2701664B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0634226A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970902 |