JP2702175B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
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- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0503—Inert supplements
- G03G5/051—Organic non-macromolecular compounds
- G03G5/0521—Organic non-macromolecular compounds comprising one or more heterocyclic groups
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真感光体に関し、さらに詳しくは、
耐久性に優れた感光層を有し、繰り返し使用による画質
劣化が少ない電子写真感光体に関する。
耐久性に優れた感光層を有し、繰り返し使用による画質
劣化が少ない電子写真感光体に関する。
[従来の技術] 近年、有機化合物を光導電体として用いた電子写真感
光体が数多く開発されている。そのうち実用化されてい
るものは、ほとんどが光導電体を電荷発生材料と電荷輸
送材料との機能分散した形態をとっている。
光体が数多く開発されている。そのうち実用化されてい
るものは、ほとんどが光導電体を電荷発生材料と電荷輸
送材料との機能分散した形態をとっている。
このような、有機光導電体を用いた電子写真感光体
は、感光層の成膜性が良好なため生産性が高いことが長
所とされており、また材料設計上柔軟性があるので感
度、光応答性などの電子写真特性が更に優れたものが期
待されている。
は、感光層の成膜性が良好なため生産性が高いことが長
所とされており、また材料設計上柔軟性があるので感
度、光応答性などの電子写真特性が更に優れたものが期
待されている。
ところで、電子写真感光体は電子写真装置の中で繰り
返し使用により各種画像形成プロセスを繰り返し経るの
で、感光体には安定した特性を維持することが要求され
る。しかしながら、有機光導電体を用いた電子写真感光
体は、繰り返し使用すると帯電能の低下に伴う画像濃度
の低下、表面抵抗の低下に伴う画像のにじみ等の画質劣
化が起きやすいという欠点を有している。
返し使用により各種画像形成プロセスを繰り返し経るの
で、感光体には安定した特性を維持することが要求され
る。しかしながら、有機光導電体を用いた電子写真感光
体は、繰り返し使用すると帯電能の低下に伴う画像濃度
の低下、表面抵抗の低下に伴う画像のにじみ等の画質劣
化が起きやすいという欠点を有している。
画像劣化が起きる原因の1つとしてコロナ放電の影響
が考えられる。すなわち、感光体は複写機の中で使用さ
れているときには、たえずコロナ放電の雰囲気にさらさ
れており、繰り返しコピーを行うに従ってコロナ放電に
より生成するオゾン等の活性種により有機光導電体が劣
化すると考えられる。また、有機光導電体を用いた電子
写真感光体は負帯電で使用することが多く、この場合、
負のコロナ帯電は正のコロナ帯電よりもオゾンを多く発
生するので、正帯電で使用する他の感光体に比べて劣化
し易いと考えられる。
が考えられる。すなわち、感光体は複写機の中で使用さ
れているときには、たえずコロナ放電の雰囲気にさらさ
れており、繰り返しコピーを行うに従ってコロナ放電に
より生成するオゾン等の活性種により有機光導電体が劣
化すると考えられる。また、有機光導電体を用いた電子
写真感光体は負帯電で使用することが多く、この場合、
負のコロナ帯電は正のコロナ帯電よりもオゾンを多く発
生するので、正帯電で使用する他の感光体に比べて劣化
し易いと考えられる。
従来、上記の様な電子写真感光体の劣化を防止する方
法として各種酸化防止剤を添加することが提案されてい
る(特開昭57-122444号公報、特開昭58-120260号公報、
特開昭61-156131号公報、特開昭62-105151号公報な
ど)。
法として各種酸化防止剤を添加することが提案されてい
る(特開昭57-122444号公報、特開昭58-120260号公報、
特開昭61-156131号公報、特開昭62-105151号公報な
ど)。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は画質劣化防止が更に向上し、
しかも他の電子写真特性に悪影響を与えることのない酸
化防止剤を提供することにある。
しかも他の電子写真特性に悪影響を与えることのない酸
化防止剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に従って、有機光導電体が含有されている感光
層を有する電子写真感光体において、該感光層には下記
構造式(1)で表わされる化合物および構造式(2)で
表わされる化合物が含有されていることを特徴とする電
子写真感光体が提供される。
層を有する電子写真感光体において、該感光層には下記
構造式(1)で表わされる化合物および構造式(2)で
表わされる化合物が含有されていることを特徴とする電
子写真感光体が提供される。
[式中、X1は X2は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数
2〜10のアルケニル基である] [式中、Rは水素原子またはハロゲン原子、X3およびX4
は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアル
ケニル基である] 以下、本発明を詳細に説明する。
2〜10のアルケニル基である] [式中、Rは水素原子またはハロゲン原子、X3およびX4
は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアル
ケニル基である] 以下、本発明を詳細に説明する。
前記構造式(2)においてRが表わすハロゲン原子と
してはF,Cl,Br,Iが挙げられる。
してはF,Cl,Br,Iが挙げられる。
本発明において有機光導電体を含有する感光層は、機
能分離された電荷発生材料と電荷輸送材料とが混合され
た状態で含有されている単層型電荷発生材料を含有する
電荷発生層と、電荷輸送材料を含有する電荷輸送層とを
積層した積層型などの形態をとる。
能分離された電荷発生材料と電荷輸送材料とが混合され
た状態で含有されている単層型電荷発生材料を含有する
電荷発生層と、電荷輸送材料を含有する電荷輸送層とを
積層した積層型などの形態をとる。
電荷発生材料としては、ピリリウム、チオピリリウム
系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン顔
料、ペリレン顔料、シベンズピレンキノン顔料、ピラン
トロン顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、キナクリトン系
顔料などの有機色素類が用いられる。
系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン顔
料、ペリレン顔料、シベンズピレンキノン顔料、ピラン
トロン顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、キナクリトン系
顔料などの有機色素類が用いられる。
電荷輸送材料としては、ピラゾリン系、スチルベン
系、トリフェニルアミン系、ベンジジン系、オキサゾー
ル系、インドール系、カルバゾール系の化合物などが用
いられる。
系、トリフェニルアミン系、ベンジジン系、オキサゾー
ル系、インドール系、カルバゾール系の化合物などが用
いられる。
単層型感光体の場合は上記の電荷発生材料と電荷輸送
材料を適当に結着樹脂に分散、溶解し、これを導電性基
体上に塗布して感光層を形成する。
材料を適当に結着樹脂に分散、溶解し、これを導電性基
体上に塗布して感光層を形成する。
また、積層型感光体としては、導電性基体上に電荷
発生層、電荷輸送層の順に積層したもの、或いは電荷
輸送層、電荷輸送層の順に積層したものがある。の場
合には電荷発生層の形成法として、電荷発生材料と結着
樹脂を溶剤中に分散、溶解して塗布する方法の他、蒸
着、スパッタリングによる方法等がある。電荷輸送層は
電荷輸送材料と結着樹脂を溶剤中に分散、溶解して電荷
発生層上に積層する。この場合、前記構造式(1),
(2)で表わされる化合物を電荷輸送層に含有させるの
が好適である。
発生層、電荷輸送層の順に積層したもの、或いは電荷
輸送層、電荷輸送層の順に積層したものがある。の場
合には電荷発生層の形成法として、電荷発生材料と結着
樹脂を溶剤中に分散、溶解して塗布する方法の他、蒸
着、スパッタリングによる方法等がある。電荷輸送層は
電荷輸送材料と結着樹脂を溶剤中に分散、溶解して電荷
発生層上に積層する。この場合、前記構造式(1),
(2)で表わされる化合物を電荷輸送層に含有させるの
が好適である。
の場合には電荷輸送材料と結着樹脂を溶剤中に分
散、溶解し塗布して電荷輸送層を形成し、該層上に電荷
発生材料と結着樹脂を溶剤中に分散、溶解し塗布して電
荷発生層を形成する。この時、電荷発生層中にも電荷輸
送材料を含有させることが好ましい。この場合、構造式
(1),(2)の化合物を電荷発生層、または電荷発生
層と電荷輸送層の両者に含有されるのが好適である。
散、溶解し塗布して電荷輸送層を形成し、該層上に電荷
発生材料と結着樹脂を溶剤中に分散、溶解し塗布して電
荷発生層を形成する。この時、電荷発生層中にも電荷輸
送材料を含有させることが好ましい。この場合、構造式
(1),(2)の化合物を電荷発生層、または電荷発生
層と電荷輸送層の両者に含有されるのが好適である。
本発明においては、ヒンダードフェノール基を4個有
する酸化防止剤(前記構造式(1)で表わされる化合
物)と、ベンゾトリアゾール基を有する酸化防止剤(前
記構造式(2)で表わされる化合物)を併用するもので
ある。これら2種の酸化防止剤はそれぞれ単独のみの使
用では効果が少ないが、両者を併用することにより、十
分な効果を発揮するものである。式(1)、式(2)の
化合物の含有量の合計は含有される感光層(積層型の場
合は電荷発生層および/または電荷輸送層)の重量に対
して0.2〜20重量%が好ましく、0.6〜15重量%がより好
ましい。式(1)の化合物の含有量(A)と式(2)の
化合物の含有量(B)の比(A)/(B)は0.1/1〜1/
0.1(重量比)が好ましく、0.3/1〜1/0.3(重量比)が
より好ましい。
する酸化防止剤(前記構造式(1)で表わされる化合
物)と、ベンゾトリアゾール基を有する酸化防止剤(前
記構造式(2)で表わされる化合物)を併用するもので
ある。これら2種の酸化防止剤はそれぞれ単独のみの使
用では効果が少ないが、両者を併用することにより、十
分な効果を発揮するものである。式(1)、式(2)の
化合物の含有量の合計は含有される感光層(積層型の場
合は電荷発生層および/または電荷輸送層)の重量に対
して0.2〜20重量%が好ましく、0.6〜15重量%がより好
ましい。式(1)の化合物の含有量(A)と式(2)の
化合物の含有量(B)の比(A)/(B)は0.1/1〜1/
0.1(重量比)が好ましく、0.3/1〜1/0.3(重量比)が
より好ましい。
含有量の合計が0.2重量%未満では劣化防止効果が小
さくなる傾向があり、20重量%を超えると、感度低下、
残留電位上昇等の悪影響を与える傾向がある。
さくなる傾向があり、20重量%を超えると、感度低下、
残留電位上昇等の悪影響を与える傾向がある。
オゾンやそれに伴って生じる活性物質による感光層の
劣化防止機構は、主としてヒンダードフェノール基と、
ベンゾトリアゾール基によって発現されるがその効果は
両酸化防止剤の相乗作用に起因するところが大きい。
劣化防止機構は、主としてヒンダードフェノール基と、
ベンゾトリアゾール基によって発現されるがその効果は
両酸化防止剤の相乗作用に起因するところが大きい。
本発明の感光層にはさらに摩耗性減少のための潤滑
剤、表面改質剤、可とう性向上のための可塑剤、などの
既知の添加剤を含有させてもよい。
剤、表面改質剤、可とう性向上のための可塑剤、などの
既知の添加剤を含有させてもよい。
導電体基体としては公知のもの、例えば円筒状あるい
はベルト状のアルミニウム、鉄、銅、または金属蒸着し
たプラスチックフィルムなどがあげられる。また、基体
と、感光層との間に必要に応じて、接着層、バリヤー
層、平行層などの中間層を設けてもよい。
はベルト状のアルミニウム、鉄、銅、または金属蒸着し
たプラスチックフィルムなどがあげられる。また、基体
と、感光層との間に必要に応じて、接着層、バリヤー
層、平行層などの中間層を設けてもよい。
[実施例] 次に、本発明を実施例により具体的に説明するが本発
明はこれによって限定されるものではない。
明はこれによって限定されるものではない。
実施例1 導電性基体として径80mm、長さ360mmのアルミニウム
シリンダーを用い、これにポリアミド樹脂(商品名:ア
ミランCM-8000、東レ製)の5%メタノール溶液を浸漬
法で塗布し、0.5μm厚の下引き層をもうけた。
シリンダーを用い、これにポリアミド樹脂(商品名:ア
ミランCM-8000、東レ製)の5%メタノール溶液を浸漬
法で塗布し、0.5μm厚の下引き層をもうけた。
次に下記構造式のトリスアゾ顔料を10部(重量部、以
下同様)、 ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBL−
S、積水化学製)6部、及びシクロヘキサノン50部を1
φガラスビーズを用いたサンドミル装置で分散した。こ
の分散液に、メチルエチルケトン100部を加えて下引き
層上に塗布し、0.2μm厚の電荷発生層を形成した。
下同様)、 ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBL−
S、積水化学製)6部、及びシクロヘキサノン50部を1
φガラスビーズを用いたサンドミル装置で分散した。こ
の分散液に、メチルエチルケトン100部を加えて下引き
層上に塗布し、0.2μm厚の電荷発生層を形成した。
次に、下記構造式のスチルベン化合物を10部、ポリカ
ーボネート 樹脂(商品名:ペンライトL−1250、帝人化成製)10部
をジクロロメタン50部モノクロロベンゼン10部に溶解
し、電荷輸送層塗布液を調製した。この塗布液に、さら
にテトラキス−[メチレン−3−(3′,5′−ジ−tert
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ピロピオネー
ト]メタン(THPM−1)及び、2−(2′−ヒドロキシ
−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール(BZT−1)を重量混合比1/1、合計で0.4部、2.0
部夫々添加したもの、混合比0.5/1で前述の様に添加し
たもの、また混合比1/0.5で前述の様に添加したものを
用いて、上記電荷発生層上に塗布し18μm厚の電荷輸送
層を形成した。このようにして作成した感光体をそれぞ
れ感光体1,2,3,4,5,6とする。さらに、混合比1/1で添加
量を6部としたもの、比較して添加剤を加えないもの、
また比較としてTHPM−1,BZT−1を単独で、2.0部加えた
感光体7,8,9,10を作成した。
ーボネート 樹脂(商品名:ペンライトL−1250、帝人化成製)10部
をジクロロメタン50部モノクロロベンゼン10部に溶解
し、電荷輸送層塗布液を調製した。この塗布液に、さら
にテトラキス−[メチレン−3−(3′,5′−ジ−tert
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ピロピオネー
ト]メタン(THPM−1)及び、2−(2′−ヒドロキシ
−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール(BZT−1)を重量混合比1/1、合計で0.4部、2.0
部夫々添加したもの、混合比0.5/1で前述の様に添加し
たもの、また混合比1/0.5で前述の様に添加したものを
用いて、上記電荷発生層上に塗布し18μm厚の電荷輸送
層を形成した。このようにして作成した感光体をそれぞ
れ感光体1,2,3,4,5,6とする。さらに、混合比1/1で添加
量を6部としたもの、比較して添加剤を加えないもの、
また比較としてTHPM−1,BZT−1を単独で、2.0部加えた
感光体7,8,9,10を作成した。
これらの感光体を電子写真複写機に装置し各特性を以
下のようにして評価した。まず、感光体の暗部電位
(VD)、明部電位(VL)をそれぞれ−650V、−150Vとな
るように、潜像の条件を設定した。その時の像露光量を
求め、初期感度とした。次に、5000枚の連続コピーを行
った後の電位を測定し、VDの低下率及びVLの上昇分を求
めた。その後、放置の間コロナ帯電器の直下に位置する
部分をマーキングした感光体を複写機内に10時間放置し
た後、マーキングした部分と他の部分の表面電位を測定
し、その差(ΔVD)を求めた。この結果を表1に示す。
下のようにして評価した。まず、感光体の暗部電位
(VD)、明部電位(VL)をそれぞれ−650V、−150Vとな
るように、潜像の条件を設定した。その時の像露光量を
求め、初期感度とした。次に、5000枚の連続コピーを行
った後の電位を測定し、VDの低下率及びVLの上昇分を求
めた。その後、放置の間コロナ帯電器の直下に位置する
部分をマーキングした感光体を複写機内に10時間放置し
た後、マーキングした部分と他の部分の表面電位を測定
し、その差(ΔVD)を求めた。この結果を表1に示す。
次に添加剤の混合比、添加量を様々に変位させて感光
体を作成し同様な評価を行った。結果を表2に示す。
体を作成し同様な評価を行った。結果を表2に示す。
なお表に示した添加量は、添加した感光層、すなわ
ち、ここでは電荷輸送層の重量に対する比率である。
ち、ここでは電荷輸送層の重量に対する比率である。
表1,2から明らかなように、式(1)及び(2)の化
合物を含有しない感光体については、繰り返し電子写真
プロセスを経ることにより暗部電位が著しく低下した。
また、式(1)、式(2)の化合物のどちらか一方のみ
では、効果が小さかった。
合物を含有しない感光体については、繰り返し電子写真
プロセスを経ることにより暗部電位が著しく低下した。
また、式(1)、式(2)の化合物のどちらか一方のみ
では、効果が小さかった。
これに対し、式(1)の化合物、式(2)の化合物の
含有量、混合比率が適切な感光体については、帯電能の
低下が著しく少く優れており、実用上の悪影響も見られ
なかった。また、添加量が25重量%の場合は、明部電位
が上昇した。
含有量、混合比率が適切な感光体については、帯電能の
低下が著しく少く優れており、実用上の悪影響も見られ
なかった。また、添加量が25重量%の場合は、明部電位
が上昇した。
実施例2 電荷発生材料として下記構造式のジスアゾ顔料10部、 ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBX−
1、積水化学製)6部、及びシクロヘキサノン50部をガ
ラスビーズを用いたサンドミル装置で分散した。この分
散液に、テトラヒドロフラン100部を加えて実施例1と
同様の基体及び下引き層上に塗布し、0.2μm厚の電荷
発生層を形成した。
1、積水化学製)6部、及びシクロヘキサノン50部をガ
ラスビーズを用いたサンドミル装置で分散した。この分
散液に、テトラヒドロフラン100部を加えて実施例1と
同様の基体及び下引き層上に塗布し、0.2μm厚の電荷
発生層を形成した。
次に、電荷輸送材料として下記構造式のベンズカルバ
ゾール化合物 8部、スチレン−アクリル共重合樹脂(商品名:エスチ
レンMS-200新日本製鉄化学製)10部、及びテトラキス−
[メチレン−3(3′,5′−ジ−tert−アシル−4′−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(THPM−
2)、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−
アシルフェニル)ベンゾトリアゾール(BZT−2)混合
比1/1で0.72部をジクロロメタン15部、モノクロロベン
ゼン45部に溶解した溶液を上記電荷発生層上に塗布し18
μm厚の電荷輸送層を形成した。これを感光体−21とす
る。
ゾール化合物 8部、スチレン−アクリル共重合樹脂(商品名:エスチ
レンMS-200新日本製鉄化学製)10部、及びテトラキス−
[メチレン−3(3′,5′−ジ−tert−アシル−4′−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(THPM−
2)、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−
アシルフェニル)ベンゾトリアゾール(BZT−2)混合
比1/1で0.72部をジクロロメタン15部、モノクロロベン
ゼン45部に溶解した溶液を上記電荷発生層上に塗布し18
μm厚の電荷輸送層を形成した。これを感光体−21とす
る。
一方比較のためTHPM−2、BZT−2をいずれも加えな
いサンプルを作成し、感光体22とする。さらに比較サン
プルとして表3に示す添加剤を加えた感光体を作成し
た。
いサンプルを作成し、感光体22とする。さらに比較サン
プルとして表3に示す添加剤を加えた感光体を作成し
た。
これらの感光体について実施例1と同様に特性の評価
を行った。また初期のVD,VLをそれぞれ−650V、−150V
にするときの光量も測定した。これらの結果を表4に示
す。
を行った。また初期のVD,VLをそれぞれ−650V、−150V
にするときの光量も測定した。これらの結果を表4に示
す。
表4に示すように、式(1),式(2)の化合物の併
用に依る劣化防止効果が明らかであると同時に、他の酸
化防止剤のみ、あるいは他の酸化防止剤との併用では十
分な効果を得られないか、或いは他の悪影響が大である
ことがわかる。
用に依る劣化防止効果が明らかであると同時に、他の酸
化防止剤のみ、あるいは他の酸化防止剤との併用では十
分な効果を得られないか、或いは他の悪影響が大である
ことがわかる。
実施例3 実施例1と同様にして基体上に下引き層を塗布した。
次に下記構造式のスチルベン化合物15部、ポリカーボ
ネート樹脂 (商品名:パンライトL−1250、帝人化成製)10部をジ
クロロメタン50部、モノクロベンゼン10部に溶解した溶
液を下引き層上に塗布し15μm厚の電荷輸送層を形成し
た。
ネート樹脂 (商品名:パンライトL−1250、帝人化成製)10部をジ
クロロメタン50部、モノクロベンゼン10部に溶解した溶
液を下引き層上に塗布し15μm厚の電荷輸送層を形成し
た。
次に下記構造式のジスアゾ顔料4部、前記スチルベン
化合物7部、 前記ポリカーボネート樹脂10部、THPM-P1、BZT11混合比
1/1を0.63部、ジクロルメタン150部、モノクロルベンゼ
ン50部中に、分解、溶解した塗布液を前記電荷輸送層上
にスプレー塗布し、5μm厚の電荷発生層を形成した。
これを感光体30とする。
化合物7部、 前記ポリカーボネート樹脂10部、THPM-P1、BZT11混合比
1/1を0.63部、ジクロルメタン150部、モノクロルベンゼ
ン50部中に、分解、溶解した塗布液を前記電荷輸送層上
にスプレー塗布し、5μm厚の電荷発生層を形成した。
これを感光体30とする。
一方THPH−1、BZT−1を添加しない感光体31を作成
した。これらの感光体を正帯電にてVD=+650V、VL=+
150Vとなるように設定し、以下は従来と同様な評価を行
った。その結果を表−5に示す。
した。これらの感光体を正帯電にてVD=+650V、VL=+
150Vとなるように設定し、以下は従来と同様な評価を行
った。その結果を表−5に示す。
実施例4 実施例1と同様にして基体上に下引き層を塗布した。
次に下記構造式のジスアゾ顔料1部、 実施例2で用いたベンズカルバゾール化合物10部、ポ
リカーボネート樹脂(商品名:パンライトL−1250、帝
人化成製)10部、テトラキス−[メチレン−3(3′−
tert−アルミ−5′−tert−ブチル−4′−ヒドロキシ
フェニル]メタン(THPM−3)、2−(2′−ヒドロシ
ン−3′−tert−アシル−5′−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール(BZT−3)、ジクロルメタン6
0部、モノクロルベンゼン20部に分散・溶解した塗料を
上記下引き層上に塗布し、16μm厚の感光層を作成し
た。
リカーボネート樹脂(商品名:パンライトL−1250、帝
人化成製)10部、テトラキス−[メチレン−3(3′−
tert−アルミ−5′−tert−ブチル−4′−ヒドロキシ
フェニル]メタン(THPM−3)、2−(2′−ヒドロシ
ン−3′−tert−アシル−5′−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール(BZT−3)、ジクロルメタン6
0部、モノクロルベンゼン20部に分散・溶解した塗料を
上記下引き層上に塗布し、16μm厚の感光層を作成し
た。
これを感光体32とする。一方比較のためTHPM−3/BZT
−3添加しない感光層を形成し、これを感光体33とす
る。
−3添加しない感光層を形成し、これを感光体33とす
る。
これらの感光体について実施例3と同様な評価を行っ
た結果を表5に併記する。
た結果を表5に併記する。
実施例5 酸化防止剤として表6に示す化合物を用い、混合比1/
1、添加量を10%とした他は実施例1と同様にして感光
体を作成した。
1、添加量を10%とした他は実施例1と同様にして感光
体を作成した。
表7示す感光体について同様の評価を行った結果表8
に示す。
に示す。
実施例6 実施例1及び2で作成した感光体2,8及び21につい
て、前述した特性評価における5000枚コピーの後、さら
に45000枚のコピーを行った。その結果、酸化防止剤を
添加した感光体2,4については50000枚耐久試験後も初期
と比較して画質の低下がなく安定してコントラストが高
く、ムラのない画像が得られた。一方、酸化防止剤を添
加していない比較サンプルの感光体8は、15000枚耐久
前後から画像濃度の低下が顕著になった。またコピー終
了後の休止放置時に発生する電位低下により、非常にム
ラの多い画像となった。
て、前述した特性評価における5000枚コピーの後、さら
に45000枚のコピーを行った。その結果、酸化防止剤を
添加した感光体2,4については50000枚耐久試験後も初期
と比較して画質の低下がなく安定してコントラストが高
く、ムラのない画像が得られた。一方、酸化防止剤を添
加していない比較サンプルの感光体8は、15000枚耐久
前後から画像濃度の低下が顕著になった。またコピー終
了後の休止放置時に発生する電位低下により、非常にム
ラの多い画像となった。
実施例で用いた添加剤(THPM−1〜6、BZT1〜6)の
構造を表9にまとめて示す。
構造を表9にまとめて示す。
[発明の効果] このように、本発明の電子写真感光体は、コロナ放電
環境下における電位の安定性が極めて高く、常に安定し
た高品質の画像を形成することができる。また本電子写
真感光体は通常の複写機の他、レーザービームプリンタ
ー、LEDプリンター、LEDプリンター、LCDプリンター、C
RTプリンターなど、電子写真を応用したプリンターの感
光体としても用いることができる。
環境下における電位の安定性が極めて高く、常に安定し
た高品質の画像を形成することができる。また本電子写
真感光体は通常の複写機の他、レーザービームプリンタ
ー、LEDプリンター、LEDプリンター、LCDプリンター、C
RTプリンターなど、電子写真を応用したプリンターの感
光体としても用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角野 文男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−168645(JP,A) 特開 昭63−73254(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】導電性基体上に、有機光導電体が含有され
ている感光層を有する電子写真感光体において、該感光
層には下記構造式(1)で表わされる化合物および構造
式(2)で表わされる化合物が含有されていることを特
徴とする電子写真感光体。 [式中、X1は X2は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数
2〜10のアルケニル基である] [式中、Rは水素原子またはハロゲン原子、X3およびX4
は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアル
ケニル基である] - 【請求項2】感光層が電荷発生層と電荷輸送層を積層し
たものである請求項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】感光層が電荷発生材料および電荷輸送材料
を含有する単一層からなる請求項1記載の電子写真感光
体。 - 【請求項4】構造式(1)で表わされる化合物および構
造式(2)で表わされる化合物の含有量の合計が、含有
される感光層の重量に対して0.2〜20重量%である請求
項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項5】構造式(1)で表わされる化合物の含有量
(A)と構造式(2)で表わされる化合物の含有量
(B)の比(A)/(B)が、0.1/1〜1/0.1(重量比)
である請求項1,4記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238917A JP2702175B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238917A JP2702175B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0287149A JPH0287149A (ja) | 1990-03-28 |
| JP2702175B2 true JP2702175B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17037195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63238917A Expired - Fee Related JP2702175B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2702175B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358015B2 (en) * | 2005-06-03 | 2008-04-15 | Lexmark International, Inc. | Plasticized photoconductor |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6373254A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-02 | Konica Corp | ヒンダ−ドフエノ−ル化合物を含有する電子写真感光体 |
| JPS63168645A (ja) * | 1986-12-30 | 1988-07-12 | Zenichi Yoshida | 光記録体 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63238917A patent/JP2702175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0287149A (ja) | 1990-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |