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JP2724066B2 - 連想メモリ装置 - Google Patents
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JP2724066B2 - 連想メモリ装置 - Google Patents

連想メモリ装置

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JP2724066B2
JP2724066B2 JP4003403A JP340392A JP2724066B2 JP 2724066 B2 JP2724066 B2 JP 2724066B2 JP 4003403 A JP4003403 A JP 4003403A JP 340392 A JP340392 A JP 340392A JP 2724066 B2 JP2724066 B2 JP 2724066B2
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    • G11C15/04Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores using semiconductor elements
    • G11C15/046Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores using semiconductor elements using non-volatile storage elements

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  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連想メモリ装置に関
し、詳しくは、不揮発性メモリ素子をベースとする新構
造のセルからなるCAM(Content Addressable Memor
y:内容アクセス・メモリ)、すなわち連想メモリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より検索データと記憶データの一致
検出を全ビット並行に行い、一致したデータの記憶アド
レスまたはデータを出力する機能を有する半導体記憶回
路として、連想メモリ、すなわち完全並列型CAM(内
容アクセス・メモリ:ContentAddressable Memory)が
良く知られている(菅野卓雄監修、飯塚哲哉編「CMO
S超LSIの設計」培風館、P176〜P177参
照)。
【0003】しかし、従来のCAMの1ビットあたりの
構成例は、SRAMセルとイクスクルーシブNOR回路
から構成されており、セルサイズが大きく実用レベルの
容量をもったCAMを構成することは不可能であった。
【0004】また、近年数多く商品化されている個人デ
ータベースとしてICカード等では、上記のようなCA
Mの構成ではなく、あらかじめデータが記憶されたRO
M(リードオンリーメモリ)のデータを1つ1つ順次検
索して所望のデータを探し出す構造になっている。この
ため、国語辞典や英和辞典のようにデータが多くなれば
なるほど、検索に多くの時間を要し、高速でかつフレキ
シブルな検索機能を有するものはまだ存在していない。
【0005】以上の従来技術を考慮して従来のROM等
におさめられているデータの検索がソフトウエア的に1
つ1つのデータに対して逐次行なわれるのではなく、C
AMのように一度に全部のデータの検索が可能となれば
今後の大容量メモリを搭載するICカード等のデータ検
索をより高速でかつフレキシビリティをもったものにす
ることが出来る。
【0006】このため、大容量連想メモリの可能性を示
唆するものとして、米国特許第3,701,980号公
報(U.S.Patent3,701,980,Oct.1972) あるいは特開平1
−194196号公報に記載の発明等があげられる。ま
ず、前者の米国特許はDRAMベースのもので通常の2
ビットメモリを1組としたCAMセルの構造をもち、後
者のものはEPROM不揮発性メモリをベースとするも
のであり、やはり通常のEPROMメモリ2ビットを1
組としたCAMを構成している。従って、いずれのもの
もSRAMベースのCAMよりも高集積化が可能であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、米国特許
3,701,980号公報に開示されたDRAMベース
のものはまだ面積的に問題がある。一方、特開平1−1
94196号公報に開示されたEPROM不揮発メモリ
ベースのものでは、構造的に単に2ビット1組としてE
PROMメモリを使用し、共通化されたグランドライン
を一致検索線としただけで、一致検索時の動作の詳細に
ついて十分な考慮がなされておらず、フレキシブルな書
き込み、読み出しができないという問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑み、多数のメ
モリセルの検索を相互干渉なく高速で行なうことがで
き、より高速でかつ大容量のデータベースを構築するこ
とを可能とする連想メモリ装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、不揮発性メモリを2ビット1組として
用いる連想メモリについて、鋭意研究した結果、従来の
CAM構造における不具合が下記の点にあることを知見
した。
【0010】すなわち、(1)この特開平1−1941
96号公報に開示のCAM構造では、一致検索時に、一
致セルと不一致セルが混在すると共通化された一致検索
線を介して、ロウ“0”データの電位とハイ“1”デー
タの電位との衝突が発生してしまい、動作が保証できな
い。
【0011】そればかりか、(2)高集積化になればな
るほどメモリセルの数は莫大なものになり、一致セルと
不一致セルが多数存在することになるため、全体では極
めて大きな電流が流れてしまう。
【0012】本発明者は、上記知見に基づいて、本発明
に至ったものである。すなわち、本発明は、第1のデー
タ線から一致検索線への電気的接続または非接続を定義
する第1の不揮発性メモリセルと、これに対し第2のデ
ータ線から前記一致検索線への電気的接続または非接続
を定義する第2の不揮発性メモリセルと、これら第1お
よび第2の不揮発性メモリセルを制御する制御ワード線
とを1組の検索メモリワードブロックとする連想メモリ
装置であって、データ検索時の各信号線の電圧と不揮発
性メモリセルのしきい値電圧とが下記式(I)および
(II)を同時に満足するように調整されていることを特
徴とする連想メモリ装置を提供するものである。 VW −VH <VtL<VW −VL <VtH (I) VW −VS <VtL (II) ただし、 VtL:前記不揮発性メモリセルの低しきい値電圧 VtH:前記不揮発性メモリセルの高しきい値電圧 VW :前記制御ワード線の電圧 VH :前記データ線の“1”データを示す電圧 VL :前記データ線の“0”データを示す電圧 VS 前記データ検索時の前記一致検索線の電圧 である。
【0013】ここで、前記不揮発性メモリセルが、上記
式(I)および(II)を満足するしきい値電圧をもつ不
揮発性トランジスタにより構成されているのが好まし
い。また、上記連想メモリ装置であって、さらに、前記
データ検索時の電圧を上記式(I)および(II)を同時
に満足するように設定する手段を有するのが好ましい。
【0014】
【発明の作用】本発明の連想メモリ装置は、1組の検索
メモリワードブロックにおいて、第1および第2のデー
タ線と一致検索線との電気的接続または非接続を定義す
る第1および第2の不揮発性メモリセルを制御ワード線
によって制御するように構成されている。一方、前記第
1および第2のデータ線、前記一致検索線、前記制御ワ
ード線などの信号線に印加される電圧と、前記第1およ
び第2の不揮発性メモリセルの低しきい値電圧との関係
が上記式(I)および(II)を満足するように調整され
ている。このため、一本の前記制御ワード線に多数の検
索メモリワードブロックが接続されている場合において
も、前記第1および第2のデータ線から加えられる検索
データと前記検索メモリワードブロックのメモリデータ
とが一致するブロックでは、たとえ、前記制御ワード線
の制御によっても前記第1および第2の不揮発性メモリ
セルの接続定義状態にかかわらず、前記第1および第2
のデータ線のいずれも前記一致検索線に接続することは
なく、前記検索データと前記メモリデータとが不一致の
ブロックのみにおいて、前記制御ワード線により前記第
1および第2の不揮発性メモリセルの接続定義状態に応
じて、前記第1のデータ線および第2のデータ線を各々
前記一致検索線に接続あるいは非接続せしめることが可
能となる。
【0015】前記一致検索線の電位を前記一致検索線に
接続されているセンスアンプで検出することにより、前
記第1および第2のデータ線に印加される検索データに
よる、各ブロックの前記第1および第2の不揮発性メモ
リセルとの一致検索結果を得ることができる。従って、
たとえ、同一制御ワード線によって制御される多数組の
検索メモリワードブロックにおいて、検索データと不一
致となる検索メモリワードブロックと、一致する検索メ
モリワードブロックとの両方が存在してもこれらのブロ
ック間での電気的衝突をなくすことができ、極めて高い
精度で一致検索結果を得ることができ、かつ極めて高い
メモリセル選択の自由度を持つことができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明に係る連想メモリ装置を添付
の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】まず、本発明の説明に入る前に、従来の不
揮発性メモリを用いるCAM構造において生じる問題と
同様の問題が、不揮発性メモリセルを高集積CAMに応
用する場合にも存在することを図3に示す新たに考慮し
た2ビット1組のCAMのFlash EEPROMメモリ構
造を用いて説明し、新たな考案を加え、本発明の主たる
発明のポイントを明らかにする。
【0018】同図ではメモリセル31a,31bを1組
としたメモリぺア31と、メモリセル32a,32bを
1組としたメモリペア32とを各々1つのCAMセルと
している。この例で挙げているものは、スタックセル構
造と称されるもので、電荷を蓄積するフローティングゲ
ート33の直上にコントロールゲート34を積層したも
のであり、高集積化に適した構造となっている。
【0019】また、各メモリセルのフローティングゲー
ト33の電荷蓄積状態によるしきい値電圧Vtのばらつ
きを示したものが図4である。通常スタック構造のメモ
リセルの低しきい値電圧VtLは、0.5〜3.5V程度
であり、3V程度のばらつきを持つ。しかし、CAM構
造の場合はこのばらつきが致命的となる。これを論点の
1つとして以下の説明を続ける。
【0020】メモリセル31aのフローティングゲート
33には電子が注入され、高しきい値電圧VtH(これを
データ“0”L(ロウ)と定義する)が、メモリセル3
1bはその反転の低しきい値電圧VtL(これをデータ
“1”H(ハイ)と定義する)が、メモリセル32aは
低しきい値電圧VtLが、メモリセル32bは高しきい値
電圧VtHが定義されている。即ち、メモリペア31によ
り構成されるCAMセルには“0”L(ロウ)データ
が、メモリペア32のCAMには“1”H(ハイ)デー
タが定義されているとする。この状態で各々のCAMセ
ルに一致検索データ39のデータの“0”L(ロウ)、
“0”L(ロウ)が一致検出される場合について考慮す
る。
【0021】まず、接地トランジスタ38をオフとし、
一致検索センスアンプ37をアクティブとする。この一
致検索アンプ37は電流駆動型のアンプであり、自らド
ライブ能力を有する。そのため一致検索線36は、1.
5〜2.0V程度の電位に設定される。この設定電位
は、フローティングゲート33の蓄積電荷に影響を与え
ないように小さい値であることが望ましく、一般的には
2V以下がよいと考えられている。
【0022】ここで一般的なCAM動作としては、高電
位にプリチャージされた一致検索線の電荷が、不一致C
AMセルのデータ線の“0”L(ロウ)によってディス
チャージされ低電位へと変化する。この変化を起こした
一致検索線が不一致を、逆に電位変化がなく高電位を維
持するものが一致をあらわす。この例では、メモリペア
32のCAMセルのデータ“1”H(ハイ)と検索デー
タ“0”L(ロウ)が異なり、一致検索線36はデータ
線2a(“0”L(ロウ))によりディスチャージが発
生し低電位となる。
【0023】具体的な検索動作としては、データ線1a
に一致検索データの“0”L(ロウ)電位の0Vが印加
され、データ線1bにはこの逆の“1”H(ハイ)電位
の1.5〜2.0Vが印加される。同様にして、データ
線2aに一致検索データの“0”L(ロウ)電位の0V
が印加され、データ線2bにはこの逆の“1”H(ハ
イ)電位の1.5〜2.0Vが印加される。この時も、
上記理由によりハイ状態の電位は1.5〜2.0V程度
に低く設定される。
【0024】この状態で、セレクトワード線35がアク
ティブとなると、しきい値電圧VtがVtH(>6.5
V:図4参照)のメモリセル31a,32bはオフ状態
を保つ。しかし、メモリセル31bとメモリセル32a
の場合は異なる動作をする。
【0025】まず、メモリセル32aに着目する。一致
検索線36の電荷を引き抜いて不一致を検出させるため
には、このメモリセル32aがオンしなければならな
い。しかるに、このトランジスタのしきい値電圧Vt
は、0.5〜3.5Vの値をとる(図4参照)。また、
このときのソース電極側はデータ線2aとなり、0Vが
印加されている。従って、セレクトワード線35の電圧
は3.5V以上である必要があり、通常はそれより
1V程度高い4.5V程度が適当と思われる。
【0026】つまり、セレクトワード線35の電圧VW
≧4.5Vとしてはじめて一致検索線36の電位がデー
タ線2aの0V電位により引き落とされる。一方、一致
検索センスアンプ37は電流駆動型でありドライブ能力
がある。このため、一致検索線36の電位は最終的に
1.0〜1.5V程度に低下し、この約0.5V程度の
電圧低下によって不一致を検出する。もちろんこの電位
低下により不一致を検出するわけであるが、これにより
一致データを記憶していたCAMセルのメモリセル31
bに不都合が発生することになる。
【0027】このメモリセル31bの各々3つの電極
(ドレイン、ゲート、ソース)の電位を考えると、まず
ゲートは、セレクトワード線35の4.5V以上、ソー
スは一致検索線36の電位の1.0〜1.5V、またド
レインはデータ線の1.5〜2.0Vとなる。つまり、
このトランジスタのゲート、ソース電位差VGSは、3.
0〜3.5(4.5−(1.0〜1.5))V以上とな
る。
【0028】ところでこのメモリセル31bのしきい値
電圧Vt は、最低0.5Vである(図4参照)。つま
り、 VGS(=3.0〜3.5)>Vt (=0.5) となり、この時の基板バイアス効果によるメモリセル3
1bのしきい値電圧の上昇を考慮しても、このメモリセ
ル31bのトランジスタはオンしてしまう。このため、
データ線1bのハイ電位からデータ線2aのロウ電位に
貫通電流が流れることになる。
【0029】一般に連想メモリの場合、一致検索動作
は、複数のセレクトワード線に渡り同時に行われる。従
って、各セレクトワード線での貫通電流はチップ全体で
はきわめて大きな値となり、動作不能という致命的な問
題となる。また、データ線1bのハイ電位によりデータ
一致検索線35の電位があがり、一致検索センスアンプ
37による電位差検出が困難な状態になる問題も発生す
る。
【0030】このような新たな考察をもとに、本発明に
係わる連想メモリ装置を添付図面に基づいて具体的に説
明する。図1は本発明の連想メモリ装置の一実施例を示
すものである。図1に示すCAMメモリは、前述と同様
に、CAMの構成単位となっている2ビット1組のEE
PROMメモリセルにより構成したものである。CAM
メモリセル11は、例えばスタック型FlashEEP
ROMセル11a、11bからなり、EEPROMセル
11aと11bは、互いに相反する記憶状態を有するよ
うに書き込まれている。ここでは、EEPROMセル1
1aにはデータ“0”L(ロウ)、11bにはデータ
“1”H(ハイ)が書き込まれ、EEPROMセル12
aにはデータ“1”H(ハイ)、12bにはデータ
“0”L(ロウ)が書き込まれたものとする。これらE
EPROMメモリセル11a、11bとメモリセル12
a、12bは各々メモリペアを構成し、2ビットのCA
Mメモリセル11、12となる。
【0031】EEPROMメモリセル11a、11b、
12a、12bは、例えば図2に示すような具体的構造
を持つEEPROMメモリセル20からなる。EEPR
OMメモリセル20は、P基板21にnのソース22、
ドレイン23を形成し、その間のP基板21上にトンネ
ル酸化膜24、その上にフローティングゲート25、さ
らにその上にコントロールゲート26を形成したもので
ある。書き込みは高電圧パルス27をコントロールゲー
ト26に印加することによってフローティングゲート2
5へのホットエレクトロンの注入を行ない、しきい値電
圧Vt をVW 以上の所定の電圧に上げることにより
“0”L(ロウ)のデータ状態を定義する。また、
“1”H(ハイ)の書き込みは、ソース22またはドレ
イン23側にフローティングゲートから電子を引き抜く
ことによって行なっている。本願では、データ“0”L
(ロウ)が書き込まれたEEPROMメモリセルのしき
い値電圧は高しきい値電圧VtH、データ“1”H(ハ
イ)が書き込まれたEEPROMメモリセルのしきい値
電圧は低しきい値電圧VtLをとるものとする。
【0032】従って、図1のEEPROMセル11aお
よび12bのフローティングゲート13に記入されてい
る記号“H”は電子が注入された状態を示し、これらの
セルのトランジスタは高しきい値電圧VtHを持ち、デー
タ“0”L(ロウ)を記憶していることを示す。一方、
EEPROMセル11bおよび12aのフローティング
ゲート13に記入されている記号“L”は電子が引き抜
かれた状態を示し、これらのセルのトランジスタは低し
きい値電圧VtLを持ち、データ“1”H(ハイ)を記憶
していることを示す。
【0033】CAMメモリセル11において、EEPR
OMメモリセル11aのドレインはデータ線(ビット
線)1aに、EEPROMメモリセル11bのドレイン
はデータ線(ビットバー線)1bに接続され、両メモリ
セル11a、11bのコントロールゲート14は同一セ
レクトワード線15に接続され、両メモリセル11a、
11bのソースは一致検索線16に接続される。CAM
メモリセル12についても、構成するEEPROMメモ
リセル12a、12bのデータ内容および両メモリセル
12a、12bのドレインの接続がそれぞれデータ線2
aおよびデータ線2bであること以外は全く同様に構成
される。更に、一致検索線16にはプリチャージトラン
ジスタ17aを含む一致検索センスアンプ17と接地ト
ランジスタ18が設けられている。このようなCAMメ
モリセルが、一致検索線16とセレクトワード線15と
を共通化されて、複数配置されている。
【0034】まず、CAMメモリセルのデータ読み出し
動作について簡単に説明する。通常の読み出し動作で
は、データ線1a,1b,2a,2bの先に設けられた
選択回路5およびセンスアンプ6を用いて行う。選択回
路5によって、例えばデータ線1bにセンスアンプ6が
接続される。このアンプは電流検出型であり、データ線
1bは非読み出し時に例えば1.5〜2.0Vに保たれ
る。次いでセレクトワード線15にVW 、例えば5Vが
印加されると、Vw >VtLに設定されているのでデータ
線1bと一致検索線16との間のメモリセル11bがオ
ンする。一方、この時一致検索線16は接地トランジス
タ18によってグランド電位に固定されており、このた
めデータ線1bの電位は下がり1.0〜1.5V程度に
変化する。この変化をセンスアンプ6で検出し、その結
果を出力する。
【0035】これに対し、選択回路5によってデータ線
1aにセンスアンプ6が接続され、データ線が同様に
1.5〜2.0Vに保たれる。次いでワード線15に同
様にV(5V)の電圧が印加されるが、データ線1a
と一致検索線との間のEEPROMメモリセル11aは
高しきい値電圧VtHを持ち、V<VtHに設定され
ているのでオンしない。従って、データ線1aの電位は
変化しない。これをセンスアンプ6で検出し、その結果
を出力する。こうして、各メモリセルに記憶されている
データの読み出しが行われる。ここで、データ線1a、
1bの電位を2V以下にしている理由は、メモリセルに
蓄積された電荷へのデータ読み出し時の影響を抑制する
ためである。
【0036】次に、上述のような構成のCAMメモリに
ついて、前述のようなメモリセル間の電位干渉などの不
具合が発生することなく、入力データとの一致検索が可
能であることを以下に説明する。
【0037】本発明においては、一致検索時のセレクト
ワード線の印加電圧VW と、データ“0”L(ロウ)が
入力されたデータ線の印加電圧VL 、データ“1”H
(ハイ)が入力されたデータ線の印加電圧VH 、一致検
索線の印加電圧VS と、2ビット1組のCAMメモリの
データ“1”を記憶しているEEPROMセルの低しき
い値電圧VtLとの関係が下記式を満足するように調整さ
れている。 VW −VH <VtL<VW −VL (I) VW −VS <VtL (II) もちろん、従来通り、2ビット1組のCAMメモリのデ
ータ“0”を記憶しているEEPROMセルは高しきい
値電圧VtHを持ち、セレクトワード線の印加電圧VW
印加(ハイの状態)された場合であってもオンしないよ
うに設定されていることはいうまでもない。すなわち、
ここでも VtH>VW −VL >VW −VH かつVtH>VW −VS (III) ように設定されている。
【0038】次に、一致検出動作について説明する。ま
ず、メモリセル11a,11b,12a,12bを2セ
ル1組のメモリペアとしてデータを書き込む。この組は
必ずしも隣接するメモリセルである必要はないが、この
例では説明容易化のために隣接するセルに相反するデー
タを書き込んである。
【0039】メモリペアにより構成されるCAMセル1
1は“0”L(ロウ)、メモリペアであるCAMセル1
2は“1”H(ハイ)である。一致検索データ19は、
これらCAMメモリセル11,12に対して各々“0”
L(ロウ),“0”L(ロウ)を検出することにする。
従って、メモリペア11のCAMセルのデータは検索デ
ータと一致するが、メモリペア12のCAMセルのデー
タは不一致となる。
【0040】まず、データ線1aには“0”L(ロウ)
電圧VL (通常OV)、データ線1bには“1”H(ハ
イ)電圧VH が印加され、データ線2aには“0”L
(ロウ)電圧VL 、データ線2bには“1”H(ハイ)
電圧VH が印加される。また、接地トランジスタ18は
オフ、一致検索線16はプリチャージトランジスタ17
aによって“1”H(ハイ)状態に設定される。ここ
で、一致検索線16の電圧をVS として表す。
【0041】この状態でセレクトワード線15が“1”
H(ハイ)となると電圧VW が印加され、メモリペア1
1、12を構成する各々のメモリセル11a,11b,
12a,12bのコントロールゲート14に“1”H
(ハイ)の電圧VW が印加される。
【0042】メモリセル11aおよび11bは、フロー
ティングゲート13に電子が注入され、上記式(III)で
示すようにセレクトワード線のH(ハイ)電圧VW では
オンしない高しきい値電圧VtHを持ち、前述のデータ読
み出しと同様にオフ状態を保つ(これは、図4に示すよ
うにVtH>6.5VであるEEPROMメモリセルを用
い、VW =5V、VH =1.5〜2.0V、VL =0
V、VS =1.5〜2.0Vとした場合にも同じであ
る)。従って、データ線1aの“0”L(ロウ)状態と
データ線2bの“1”H(ハイ)状態が一致検索線16
に影響を与えることはない。しかし、低しきい値電圧V
tLを持つメモリセル11bおよびメモリセル12aの場
合は異なる。その低しきい値VtLと各信号線の電圧V
W 、VH 、VL、VS との何の関係が上記式(I)およ
び(II)を満足することが重要な問題となる。
【0043】以下に具体的に説明する。まず、メモリセ
ル12aの場合は、蓄積データ“1”H(ハイ)と検索
データ“0”L(ロウ)が異なる。このためデータ線2
aの“0”L(ロウ)状態によって一致検索線16の
“1”H(ハイ)状態の電荷を引き抜く必要がある。
【0044】ここで、データ線の電圧がV(L状
態)、一致検索線16の電圧がV(H状態)に電位設
定されており、セレクトワード線にV(H状態)が印
加されたとする。するとメモリセル12aのゲート、ソ
ース電位差VGSはV−Vとなる。即ち、 VGS=(セレクトワード線15のH電圧)−(データ線2aのL電圧) =V=V 一方、このEEPROMメモリセル12aのしきい値電
圧Vtは、低しきい値電圧VtLである。
【0045】ここで、本発明においては、上記式(I)
を満足するよう調整されているので、V−V>低し
きい値電圧VtLとなり、メモリセル12aはオンし、
プリチャージトランジスタ17aでプリチャージされた
一致検索線16の電位を下げる。この電位降下を一致検
索センスアンプ17で検出し、不一致信号が出力され
る。
【0046】一方、同一セレクトワード線に接続される
メモリペアのメモリセル間で電位干渉を起こさないため
に、メモリペア11の場合は、蓄積データ“0”L(ロ
ウ)と検索データ“0”L(ロウ)が一致しており、メ
モリセル11bはオフの状態を保ちデータ線1bと一致
検索線16は非接続の状態を保つ必要がある。
【0047】ここで、メモリセル11bのゲート、ドレ
イン電位差VGDはV−Vおよびゲート、ソース電
位差VGSは、V−Vとなる。すなわち、 VGD=(セレクトワード線15のH電圧)−(データ線1bのH電圧) =V−V GS=(セレクトワード線15のH電圧)−(一致検索線の電圧) =V−V 一方、このEEPROMメモリセル11bのしきい値電
圧Vtは、低しきい値電圧VtLである。本発明におい
ては、上記式(I)および(II)を満足するように調
整されているのでVGD=V−V<VtLかつV
GS=V−V<VtLであるので、EEPROMメ
モリセル11bはオンしない。従って、データ線1bと
一致検索線1bは非接続の状態を保つ。
【0048】つまり、一致検索動作時に各信号線(ワー
ド線15、データ線1a、1b、2a、2bおよび一致
検索線16)の電圧VW 、VH 、VL 、VS とEEPR
OMメモリセル11a、11b、12a、12bのしき
い値電圧、特にセル11bおよび12aの低しきい値電
圧VtLとの関係を調整しているので、メモリセル12a
のみがオンし、メモリセル11bはオフとすることがで
きる。この結果、データ線1bの“1”H(ハイ)電位
H からデータ線2aの“0”L(ロウ)電位VL への
貫通電流を防止あるいは制御することができる。
【0049】従って、同一セレクトワード線15で制御
される多数のCAMセル11、12、……に、検索デー
タと記憶データとが不一致のセルと一致のセルが混在し
ていても、一致セルのEEPROMメモリセルは両方と
もオンせず、不一致セルの一方のEEPROMメモリセ
ルのみがオンするので、電位干渉を起こすことなく、確
実に一致検索線16の電位を降下させることができるの
で、この電圧をセンスアンプ17によって検出すること
により不一致を検出することができる。
【0050】一方、同一のセレクトワード線15で制御
される多数のCAMセル11、12、……のすべてにお
いて、検索データと記憶データとが一致する時にはすべ
てのCAMセルのすべてのEEPROMメモリセルがオ
ンせず、データ線と一致検索線16とが電気的に接続さ
れることはないので、一致検索線16の電位はプリチャ
ージトランジスタ17aによるプリチャージ電圧VS
ら変化しない。従ってこの電圧をセンスアンプ17によ
って検出することにより一致を検出することができる。
【0051】このように、常にメモリセル間の電位干渉
を生じさせることなく確実に一致検索動作させること
は、従来のメモリのしきい値電圧と各信号線の電圧が調
整されていない不揮発性タイプの連想メモリでは、不可
能である。このような不揮発性メモリのしきい値電圧と
各信号線の電圧の調整は、(1)各信号線の電圧に応じ
て、EEPROMの低しきい値電圧を上記式(I)およ
び(II)を満足するように調整あるいは設定することに
よって行う、または(2)使用する不揮発性メモリのし
きい値電圧、特に低しきい値電圧が決められている場合
には、各信号線の電圧、特に制御ワード線、第1および
第2のデータ線、一致検索線の電圧を上記式(I)およ
び(II)を満足するように調整または設定することによ
って行うことができる。
【0052】上記(1)のEEPROMの低しきい値電
圧VtLの調整あるいは設定は、図2に示す高電圧パル
ス印加手段27によって行なうことができる。例えば、
従来のように、制御ワード線の電圧V=5V、データ
“0”の入力データ線電圧V、データ“1”の入力デ
ータ線電圧V、一致検索線の電圧V=1.5〜2.
0Vとする時、EEPROMの高しきい値電圧をVtH
>5V、低しきい値電圧を3.0V<VtL<5Vに設
定すればよい。このしきい値電圧Vtの調整または設定
は、図2に示すEEPROM20のように、高電圧パル
ス印加手段27によってコントロールゲート14に印加
する高電圧パルスの大きさや印加する回数を変えること
により、フローティングゲート13に注入するホットエ
レクトロンの量を調整または設定することにより行なえ
ばよいし、また、フローティングゲート13から電子を
引き抜いて行なえばよいし、さらには引き抜く電子の量
を調整または設定することにより行なえばよい。
【0053】また、上記(2)の各信号線の電圧の調整
または設定を行なう場合は、図1に示すように、第1お
よび第2データ線のデータ“1”の電圧Vおよびデー
タ“0”の電圧Vを各々の電圧制御手段3によって、
制御ワード線15の駆動電圧Vを電圧制御手段4によ
って、一致検索線16の電圧をプリチャージトランジス
タ17aによって調整または設定することによって行な
うことができる。ここで、電圧制御手段3、4は、特に
限定はなく従来公知のものを用いることができる。例え
ば、図4に示すようなEEPROMを使う場合、すなわ
ちVtH>6.5V、VtL=0.5〜3.5Vである
場合、例えばV=4.0V、V=4.0V、V
0V、V=4.0Vに設定すればよい。一致検索セン
スアンプとして図示例のダイナミックタイプの一致検索
センスアンプ17の代りに、データ読み出し時のセンス
アンプ6と同様な電流駆動(検出)型のセンスアンプを
用いてもよい。むしろ電流駆動型のセンスアンプは、定
常的な駆動電流を持たず、低消費電力であるダイナミッ
クタイプの一致検索センスアンプ17よりも一致検索線
16の電位を調整または設定しやすいので好ましい。
【0054】以上、上述の例ではEEPROMメモリセ
ルを2ビット1組としたCAMセルを代表例にあげて説
明したが、本発明はこれに限定されることはなく、通常
の不揮発性メモリセル(マスクROM、EPROM等)
にも適応できることはいうまでもない。
【0055】さらに、本発明の連想メモリ装置は、より
高集積化のために、一致検索線、センスアンプ(S.
A.)、第1のデータ線(ビット線)、第2のデータ線
(ビットバー線)を共通化した構造(特願平3−232
073号明細書参照)に適応してもよい。
【0056】また、これまでは全てNOR型のメモリセ
ルについて説明してきたが、NAND型のCAMセルに
ついても、本発明は適用可能である(このNAND型構
造に関しては、特願平3−239890号明細書参
照)。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、不揮発性メモリを2ビ
ット1組とするCAM構造における一致検索時の各メモ
リセル間の貫通電流を防止または制御して、多数のメモ
リセルの一致検索を相互干渉なく、高速で行なうことが
できる。また、各信号線の電圧が大きく変えられないも
のでも、メモリセルの低しきい値電圧を所要値に設定す
ることにより、また、従来のメモリセルのように各CA
Mセルを構成するメモリセルのしきい値電圧等のバラツ
キが大きいものでも、各信号線の電圧を調整することに
より、一致検索時の各CAMセル間の電気的衝突をなく
すことができるものであり、極めて高いメモリセル選択
の自由度を持つものである。
【0058】また、このCAMを近年重要視されている
データベースメモリとして使用することにより、極めて
高速な任意キーワード検索機能を持つ大容量データベー
スシステムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る連想メモリ装置の一実施例の構
成図である。
【図2】 本発明に係る連想メモリ装置に用いられるE
EPROMメモリセルの一実施例の構成図である。
【図3】 本発明に係る連想メモリ装置を説明するため
のスタック型メモリによる構成図である。
【図4】 図3に示す連想メモリ装置に用いられるスタ
ック型メモリセルのしきい値電圧の分布図である。
【符号の説明】
1a、1b、2a、2b データ線 3、4 電圧制御手段 5 選択回路 6 センスアンプ 11a、11b、12a、12b EEPROMセル 11、12 CAMメモリセル 13 フローティングゲート 14 コントロールゲート 15 セレクトワード線 16 一致検索線 17 一致検索センスアンプ 17a プリチャージトランジスタ 18 接地トランジスタ 19 一致検索データ 20 EEPROMメモリセル 21 P基板 22 ソース電極 23 ドレイン電極 24 トンネル酸化膜 25 フローティングゲート 26 コントロールゲート 27 高電圧パルス印加手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のデータ線から一致検索線への電気的
    接続または非接続を定義する第1の不揮発性メモリセル
    と、これに対し第2のデータ線から前記一致検索線への
    電気的接続または非接続を定義する第2の不揮発性メモ
    リセルと、これら第1および第2の不揮発性メモリセル
    を制御する制御ワード線とを1組の検索メモリワードブ
    ロックとする連想メモリ装置であって、データ検索時の
    各信号線の電圧と不揮発性メモリセルのしきい値電圧と
    が下記式(I)および(II)を同時に満足するように調
    整されていることを特徴とする連想メモリ装置。 VW −VH <VtL<VW −VL <VtH (I) VW −VS <VtL (II) ただし、 VtL:前記不揮発性メモリセルの低しきい値電圧 VtH:前記不揮発性メモリセルの高しきい値電圧 VW :前記制御ワード線の電圧 VH :前記データ線の“1”データを示す電圧 VL :前記データ線の“0”データを示す電圧 VS 前記データ検索時の前記一致検索線の電圧 である。
  2. 【請求項2】前記不揮発性メモリセルが、上記式(I)
    および(II)を満足するしきい値電圧をもつ不揮発性ト
    ランジスタにより構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の連想メモリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の連想メモリ装置であっ
    て、さらに、前記データ検索時の電圧を上記式(I)お
    よび(II)を同時に満足するように設定する手段を有す
    ることを特徴とする連想メモリ装置。
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