JP2731385B2 - ソフトウエア設計情報獲得装置 - Google Patents
ソフトウエア設計情報獲得装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は既存ソフトウエアを別システム用に移植する
装置に係り、特に既存ソフトウエアから設計情報を表
(表形式データ)の関係として獲得するに好適なソフト
ウエア設計情報獲得装置に関する。 〔従来の技術〕 従来より専門家の知識や経験などのノウハウを獲得し
て、非専門家でも専門家と同様な問題解決を行なうこと
を目的としたエキスパートシステムが開発されており、
本発明に係る情報獲得のための従来技術にはこのエキス
パートシステムの知識情報の獲得技術がある。なおエキ
スパートシステムに関連する公知例には例えば特開昭59
−16771号,特開昭60−540号,特開昭60−7539号,特開
昭60−63639号,特開昭60−63640号,特開昭60−74040
号,特開昭61−5344号,特開昭61−7937号公報などが挙
げられる。 〔発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術ではソフトウエアの設計情報を記述から
直接に獲得して保持し再構成する点について配慮されて
おらず、既存ソフトウエアの設計情報を有効に活用でき
ない問題があった。 本発明の目的はソフトウエアの設計情報を記述から直
接に獲得して保持し再構成するソフトウエア設計情報獲
得装置を提供するにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、第1図に示すように設計仕様獲得システ
ムにおいて、設計情報を獲得するために解析された表
(表形式のデータ)を登録して管理する表管理手段と、
表の欄を構成する項目及びその定義情報を登録して管理
する項目管理手段と、表の項目情報を管理する表内関係
管理手段と、表と表との導出関係を管理する表間関係管
理手段と、上記導出関係を項目間の演算関係によって表
現し管理する項目間関係管理手段と、使用される全ての
項目を管理する項目領域管理手段とを付加することによ
り、(1)ソフトウエアの設計情報を第2図のように項
目データから構成される表形式データである表と表の関
係と、表と項目の関係と、項目と項目の関係とに分解し
て表形式データの変換過程として獲得し、(2)仕様の
変更情報は表の関係(構造)の変更して再構成し、
(3)必要なソフトウエアを表の関係から生成可能にし
たソフトウエア設計情報獲得装置により達成される。 〔作用〕 上記ソフトウエア設計情報獲得装置において、設計仕
様獲得システムに付加された手段の作用を順次に例を用
いて説明する。 まず第2図は本発明によるソフトウエア設計情報の獲
得過程を示す概念図である。まず説明のために用いるあ
るプログラムAの入力は項目a1,b1,c1から構成される
表(表形式データ)1と、項目a2,b2から構成される表
(表形式データ)2であり、出力は項目a3,b3,c3から
構成される表3とする。ここで表(表形式データ)3の
データは項目a3,b3,c3の組(レコード)であり、表1
の項目a1と表2の項目a2とが等しい値AAの場合には表1
の項目a1,b1,c1の組と表2の項目a2,b2の組から演算
関係a3←a1,b3←b1×b2,c3←c1+b2により項目a3,
b3,c3が計算され、表3の項目a3には表1の項目a1の値
AAがそのまま代入され、項目b3には表1の項目b1の値2
と表2の項目b2の値20の積40が代入され、項目c3には表
1の項目c1の値2と表2の項目b2の値20の和24が代入さ
れて導出され、このようにしてプログラムAの機能は表
形式データの変換(遷移)過程として表わされる。 ついで第3図(a),(b),(c)及び第4図
(d),(e),(f)は第2図の設計情報の獲得結果
を示す説明図である。つぎに第1図の設計仕様獲得シス
テムに第2図のプログラムAが入力されると、同システ
ムはプログラムAの設計情報を獲得すべくプログラムA
をその記述から表形式データの変換として解析すること
により、第2図のプログラムAを上記のように表1と表
2を入力して表3を出力する機能をもつプログラムと解
釈する。これによりその解析結果に基づいて同システム
に付加された表管理手段は第3図(a)に示す表管理内
容のようにプログラムAを構成する表とその入出力とし
てプログラムAが表1と表2と表3から構成され、その
表1と表2が入力であって表3が出力であるのを獲得し
てその内容を管理し、項目管理手段は第3図(b)に示
す項目管理内容のようにプログラムAの中で使われてい
る項目との属性と長さの一覧としてプログラムAでは項
目a1,a2,a3,b1,b2,b3,c1,c2が使用され、その属
性と長さは項目a1,a2,a3が文字列で8バイト長であっ
て項目b1,b2,b3,c1,c2が整数で4バイト長であるの
を獲得して管理し、表内関係管理手段は第3図(c)に
示す表内関係管理内容のように表とその構成項目として
表1が構成項目a1,b1,c1から成り表2が構成項目a2,
b2から成り表3が構成項目a3,b3,c3から成るのを獲得
して管理し、表間関係管理手段は第4図(d)に示す表
間関係管理内容のように導出表とその入力表とキー項目
として表3が表1と表2から導出され、そのさい項目a1
と項目a2がキーとなるのを獲得して管理し、項目間関係
管理手段は第4図(e)に示す項目間関係管理内容のよ
うに導出項目とその入力項目と演算関係として表3の項
目a3には演算a1により表1の項目a1の値がそのまま代入
され項目b3には演算b1×b2により表1の項目b1と表2の
項目b2の積が代入され項目c3には演算c1+b2により表1
の項目c1と表2の項目b2の和が代入されるのを獲得して
管理し、項目領域管理手段は第4図(f)に示す項目領
域管理内容のようにプログラムAの全項目がa,b1,c1,
b2,b3,c3から成るのを獲得して管理し、なお項目aは
項目a1,a2,a3が同一項目であるのを示す。このように
プログラムAより表と表の関係と表と項目の関係を獲得
して管理する。 つぎに第5図は本発明によるソフトウエア設計情報の
仕様変更過程を示す概念図である。また第6図(a),
(b),(c)及び第7図(d),(e),(f)は第
5図の設計情報の仕様変更結果を示す説明図である。ま
ず第2図のプログラムAを移植するにあたってプログラ
ムAに対する変更仕様が第5図のように表(表形式デー
タ)1の項目c1と表2(表形式データ)の項目b2から演
算関係d3←c1×b2により表(表形式データ)3に項目c1
の値4と項目b2の値20の積80を値とする項目d3を追加す
る変更であるとする。つぎに第1図の設計仕様獲得シス
テムに第5図の変更仕様が入力されると、同システムは
プログラムAに対する仕様変更をすべく変更仕様と第2
図(第3図,第4図)の獲得仕様を編集して再構成す
る。するとその編集結果に基づいて項目管理手段はその
属性と長さの一覧に項目d3とその属性の整数と長さの4
バイト長を追加登録して管理し、表内関係管理手段は第
6図(c)に示す表内関係管理内容のように表とその構
成項目として表3に項目d3を追加登録して管理し、項目
間関係管理手段は第7図(e)に示す項目間関係管理内
容のように導出項目とその入力項目と演算関係として表
3の導出項目d3に演算c1×b2により表1に項目c1と表2
の項目b2の積が代入されるのを追加登録し、項目領域管
理手段は第7図(f)に示す項目領域管理内容のように
項目領域に項目d3を追加登録する。このようにプログラ
ムAを移植するにあたっての仕様変更情報を表の関係
(構造)の変更として再構成し管理する。 このようにして既開発ソフトウエアの設計情報を表形
式データの変換(遷移)過程として記述から直接に獲得
し、仕様変更部分については表と項目などの関係の追加
と変更と削除によって行うことにより設計情報を容易に
再構成できる。 〔実施例〕 以下に本発明の一実施例を第1図と第8図ないし第14
図により説明する。 まず第8図は本発明によるソフトウエア設計情報獲得
装置の一実施例を示す移植システム(設計仕様獲得シス
テム)の稼動する計算機のハードウエア構成図である。
第8図において、本移植システムの計算機はマルチバス
11と、マルチバス11を制御するバス制御装置12と、マル
チバス11に接続された中央処理装置13と、ディスク制御
装置14と、中央処理装置13に接続された主記憶装置15
と、ディスプレイ装置16と、キーボード17と、ディスク
制御装置に接続されたディスク18から構成される。この
構成で、キーボード17から入力されたデータは中央処理
装置13によって主記憶装置15に取り込まれると共にディ
スプレイ装置16に表示され、主記憶装置15上のデータは
中央処理装置13によりマルチバス11を介してディスク制
御装置14に送られ該ディスク制御装置14によりディスク
18に格納される。 ついで第1図は本発明によるソフトウエア設計情報獲
得装置の一実施例を示す第8図の計算機上で機能する移
植システム(設計仕様獲得システム)のソフトウエア構
成図である。第1図において、本移植システムはソフト
ウエア構成上からみると、主記憶装置15とディスプレイ
装置16およびキーボード17とディスク18a,18bなどと接
続する入出力制御部19と、入出力制御部19とそれぞれ接
続される処理過程を表形式データの変換(遷移)過程と
して表現するに適したプログラミング言語で記述された
アプリケーションシステムを入力するシステム入力部20
と、入力したアプリケーションシステムのプログラムを
解析して設計仕様を獲得するプログラム解析部21と、上
記入力アプリケーションシステムに必要な仕様変更を入
力して変更仕様と上記獲得仕様を編集し再構成する仕様
編集部22と、編集された仕様から別システムのプログラ
ムを生成するプログラム生成部23と、生成されたプログ
ラムを出力するシステム出力部24とからなる移植システ
ム(設計仕様獲得システム)において、解析された表を
登録して管理する表管理部25と、表の欄を構成する項目
及びその定義情報を登録して管理する項目管理部26と、
表がどの項目から構成されるかを管理する表内関係管理
部27と、表と表との導出関係を管理する表間関係管理部
28と、上記導出関係を項目間の演算関係によって表現し
管理する項目間関係管理部29と、アプリケーションシス
テム中に使用される全ての項目を管理する項目領域管理
部30を付加することにより、既存アプリケーションシス
テムの設計情報を表形式データの変換(遷移)過程とし
て獲得でき、仕様変更を入力するだけで獲得設計情報を
変更して別システムのプログラムを生成可能とすべく構
成される。 第9図は第1図(第2図)の移植システム(設計仕様
獲得システム)の処理対象ソフトウエアの構造図であ
る。本実施例では職場A用に開発された生産管理用ソフ
トウエアAを職場B用に生産管理用ソフトウエアBに移
植(設計仕様変更)する例を取り扱い、まず移植システ
ムの具体的処理過程を説明するためのソフトウエアAの
中のプログラムEXPLODEについて説明すると、プログラ
ムEXPLODE機能は立案された生産計画に従って製品を指
定された納期までに指定された数量だけ作るのに必要な
部品の数量と時期を計算する所要量展開機能であって、
このEXPLODEの機能を表形式データの変換(遷移)過程
として表現すると第9図のようになる。同図において、
項目:製品,数量,納期から成る表:生産計画表と、
項目:製品,日数から成る表:基準日程表とを入力とし
て、生産計画表の製品と基準日程表の製品とが等しいも
のについて着手日=納期−日数+1を計算し、生産計画
表の項目:着手日に代入する。同生産計画表と、項
目:製品,部品,構成数から成る表:部品構成表とを入
力として、生産計画表の製品と部品構成表の製品とが等
しいものについて必要部品の必要数量=数量×構成数と
納期=着手日−1とを計算し、項目:部品,数量,納期
から成る表:部品要求表に出力する。このようにEXPLOD
Eの機能は生産計画表と基準日程表と部品構成表から部
品要求表をうる機能である。 このプログラムEXPLODEをリレーショナル型データベ
ース用言語で記述すると、 記述(A) UPDATE 生産計画表 KEY=(製品) 基準日程表 KEY=(製品) SET 着手日=納期−日数+1; … INSERT INTO 部品要求表(部品,数量,納期) SELECT 部品,数量×構成数,着手日−1 FROM 生産計画表 KEY=(製品) 部品構成表 KEY=(製品); …… のようになる。さらに生産計画表と基準日程表と部品構
成表と部品要求表の情報を定義するために同言語で記述
すると、 記述(B) CREATE TABLE 生産計画表(製品C8,数量I4,納期I4,着
手日I4); …… CREATE TABLE 基準日程表(製品C8,日数14); …… CREATE TABLE 部品構成表(製品C8,部品C8,構成数I
4); …… CREATE TABLE 部品要求表(部品C8,数量I4,納期I4); …… のようになる。ここでC8は属性が文字列Cで、長さが8
バイトであることを表わし、I4は属性が整数Iで長さが
4バイトであるのを表わす。 第10図は第1図(第2図)の移植システムにおける第
9図の処理対象ソフトウエアAの設計情報の獲得過程の
処理フローチャートである。また第11図(a),
(b),(c)及び第12図(d),(e),(f)は同
ソフトウエアAの設計情報の獲得結果を示す説明図であ
る。第10図の処理フローと第11図および第12図の獲得結
果の図を用いて第1図(第2図)の移植システムにおけ
るソフトウエアAの設計情報の獲得過程と獲得結果を説
明する。いまソフトウエアAはディスク18aに格納され
ているものとして、操作者はキーボード17から指令を入
力して移植システムを起動させると、起動した移植シス
テムからディスプレイ装置16に移植対象となるソフトウ
エアの入力ガイダンスが表示され、ついで操作者は同ガ
イダンスに従いソフトウエアAが格納されているディス
ク18aに指定して移植システムに入力要求する。これに
より移植システムはシステム入力部20を起動し、入出力
制御部19を介してディスク18aからソフトウエアAを主
記憶装置15に読み込む(ステップ100)。つぎに移植シ
ステムは解析部21を起動して、読み込んだ主記憶装置15
上のソフトウエアAを取り出し(ステップ101)、ソフ
トウエアAを解析して表形式データの変換(遷移)過程
に分解させる。この分解の処理過程を上記のソフトウエ
アAの中のプログラムEXPLODEにより説明すればEXPLODE
の記述は上記した記述(A),(B)のようになり、解
析部21は記述(A),(B)を解析しながら第7図に示
す表形式データの変換(遷移)過程に分解する。こうし
てまず記述(A)のを解析し、入力表が生産計画表と
基準日程表であって、UPDATEの記述から入力表が出力表
にも使用されていると判断し、SETの記述から生産計画
表が出力表でもあると判断して、同生産計画表と基準日
程表の情報を表管理部25に渡す(ステップ102)。これ
により表管理部25は第11図(a)に示す表管理内容のよ
うに渡された全ての表とその入出力を登録して管理する
(ステップ103)。ついで記述(B)の,を解析
し、生産計画表が製品,数量,納期,着手日の項目から
成り、その属性と長さがそれぞれ文字列8バイト,整数
4バイト,整数4バイト,整数4バイトであるのを解釈
し、また同様にして基準日程表が製品,日数の項目から
成り、日数の属性と長さが整数4バイトであるのを解釈
して、生産計画表と基準日程表の項目の情報を項目管理
部26に渡すとともに、表と項目の情報を表内関係管理部
27に渡し、これにより項目管理部26は第11図(b)に示
す項目管理内容のように渡された全項目とその属性と長
さを登録して管理し(ステップ104)、また表内関係管
理部27は第11図(c)に示す表内関係管理内容のように
渡された表とその構成項目を登録して管理する(ステッ
プ105)。つぎに解析部21は記述(A)のの解析を続
け、キーが生産計画表,基準日程表ともに製品の項目で
あると解釈して、表間関係管理部28にキー情報を渡し、
これにより表間関係管理部28は第12図(d)に示す表間
関係管理内容のように導出表とその入力表とキー項目を
登録して管理する(ステップ106)。ついでSETの記述を
解析して、生産計画表の着手日が納期から日数を減算し
て1を加えることによってえられると解釈して、その情
報を項目間関係管理部29に渡し、これにより項目間関係
管理部29は第12図(e)に示す項目間関係管理内容のよ
うに導出項目とその入力項目と演算関係を登録して管理
し(ステップ107)、つぎに全項目の情報を項目領域管
理部30に渡し、これにより項目領域管理部30は第12図
(f)に示す項目領域管理内容のように項目の重複を除
いて製品,数量,納期,着手日,日数の項目を登録して
管理する(ステップ108)。以下同様にして記述(A)
の,記述(B)の,についても処理を行なうこと
により、第9図に示すEXPLODEの機能の表現ができたこ
とになり、このEXPLODEに対する処理と同様にしてソフ
トウエアAの全てのプログラムの処理を行ない、第11図
および第12図に示すソフトウエアAの設計情報を獲得す
る(ステップ109)。 つぎに第13図は第1図(第2図)の移植システム(設
計仕様獲得システム)の仕様変更ソフトウエアの構造図
である。また第14図は第1図(第2図)の移植システム
における第13図の仕様変更ソフトウエアBの仕様変更過
程の処理フローチャートである。第14図の処理フローと
第13図の構造図と第11図(a),(b),(c)および
第12図(d),(e),(f)の獲得結果の追加変更部
分を用いて第1図(第2図)の移植システムにおけるソ
フトウエアAを職場B用のソフトウエアBに移植するた
めの仕様変更過程と追加変更結果を説明する。移植シス
テムは上記によるソフトウエアAからの設計情報の獲得
が終了すると、操作者にディスプレイ装置16を通して変
更仕様の入力を要求する。操作者はキーボード17からソ
フトウエアAの部品要求表に着手日を設けて部品を手配
する日付けを出力するという変更内容の変更仕様を入力
する(ステップ110)。この変更仕様を表形式データの
変換(遷移)過程として表現すると第13図のようにな
る。ついで操作者は表の追加がなく部品要求表に項目:
着手日を追加入力する。すると入出力制御部19を通して
編集部22が部品要求表に項目:着手日の追加の情報を受
けとり、編集部22は表内関係管理部27に部品要求表に項
目:着手日の追加の情報を渡す。これにより表管理部25
の表管理内容の追加はなく(ステップ111)、また項目
管理部26の項目管理内容の追加もなく(ステップ11
2)、表内関係管理部27は第11図(c)に示す表内関係
管理内容のように部品要求表の構成項目に着手日を追加
登録して管理する(ステップ113)。つぎに操作者は着
手日を計算するに必要な基準日程表の情報を入力する。
すると編集部22はこの情報を受けとって部品要求表の着
手日を計算するには部品要求表と基準日程表を入力表と
して導出する必要があると判断し、表間関係管理部28に
その情報を渡す。これにより表間関係管理部28は第12図
(d)に示す表間関係管理内容のように導出表の部品要
求表とその入力表の部品要求表基準日程表とキー項目
の部品,製品を追加登録して管理する(ステップ11
4)。項目間関係管理部29の項目間関係管理内容の追加
はなく(ステップ115)、項目領域管理部30の項目領域
管理内容の追加もない(ステップ116)。以上で変更仕
様の入力が終了すると(ステップ117)、移植システム
は生成部23によって仕様変更後の獲得設計情報をもとに
ソフトウエアBを生成する。この生成の処理過程を説明
すると、生成部23は上記の解析部21が行なったのと逆に
表管理部25と項目管理部26と表内関係管理部27と表間関
係管理部28と項目間関係管理部29と項目領域管理部30と
を用いながら具体的な記述を生成する。たとえばプログ
ラムEXPLODEの場合には、記述(A)に、 UPDATE 部品要求表 KEY=(部品) 基準日程表 KEY=(製品) SET 着手日=納期−日数+1; を追加し、記述(B)のを、 CREATE TABLE 部品要求表(部品C8,数量I4,納期I4,着
手日I4); と変更してEXPLODEを生成する(ステップ118)。ついで
主記憶装置15上に生成されたソフトウエアBはシステム
出力部24により入出力制御部19を介してディスク18bに
格納される(ステップ119)。 以上のように本実施例によれば、既存ソフトウエアの
設計情報をその記述から直接に獲得して再利用できるの
でソフトウエアの移植作業の効率を大幅に向上できる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、既存ソフトウエアの記述から直接に
設計情報を獲得し表形式データの変換(遷移)過程とし
て保持しかつ再構成が容易なので、(1)既存ソフトウ
エアの設計情報を別ソフトウエア作成に利用してソフト
ウエアの生産性を向上でき、(2)ソフトウエアの設計
情報を表形式データの変換(遷移)過程として保持して
いるため獲得した設計情報を容易に解釈でき、(3)既
存ソフトウエアの仕様変更を容易に行なえるためソフト
ウエアの拡張と追加と変更が容易となるなどの効果があ
る。
装置に係り、特に既存ソフトウエアから設計情報を表
(表形式データ)の関係として獲得するに好適なソフト
ウエア設計情報獲得装置に関する。 〔従来の技術〕 従来より専門家の知識や経験などのノウハウを獲得し
て、非専門家でも専門家と同様な問題解決を行なうこと
を目的としたエキスパートシステムが開発されており、
本発明に係る情報獲得のための従来技術にはこのエキス
パートシステムの知識情報の獲得技術がある。なおエキ
スパートシステムに関連する公知例には例えば特開昭59
−16771号,特開昭60−540号,特開昭60−7539号,特開
昭60−63639号,特開昭60−63640号,特開昭60−74040
号,特開昭61−5344号,特開昭61−7937号公報などが挙
げられる。 〔発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術ではソフトウエアの設計情報を記述から
直接に獲得して保持し再構成する点について配慮されて
おらず、既存ソフトウエアの設計情報を有効に活用でき
ない問題があった。 本発明の目的はソフトウエアの設計情報を記述から直
接に獲得して保持し再構成するソフトウエア設計情報獲
得装置を提供するにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、第1図に示すように設計仕様獲得システ
ムにおいて、設計情報を獲得するために解析された表
(表形式のデータ)を登録して管理する表管理手段と、
表の欄を構成する項目及びその定義情報を登録して管理
する項目管理手段と、表の項目情報を管理する表内関係
管理手段と、表と表との導出関係を管理する表間関係管
理手段と、上記導出関係を項目間の演算関係によって表
現し管理する項目間関係管理手段と、使用される全ての
項目を管理する項目領域管理手段とを付加することによ
り、(1)ソフトウエアの設計情報を第2図のように項
目データから構成される表形式データである表と表の関
係と、表と項目の関係と、項目と項目の関係とに分解し
て表形式データの変換過程として獲得し、(2)仕様の
変更情報は表の関係(構造)の変更して再構成し、
(3)必要なソフトウエアを表の関係から生成可能にし
たソフトウエア設計情報獲得装置により達成される。 〔作用〕 上記ソフトウエア設計情報獲得装置において、設計仕
様獲得システムに付加された手段の作用を順次に例を用
いて説明する。 まず第2図は本発明によるソフトウエア設計情報の獲
得過程を示す概念図である。まず説明のために用いるあ
るプログラムAの入力は項目a1,b1,c1から構成される
表(表形式データ)1と、項目a2,b2から構成される表
(表形式データ)2であり、出力は項目a3,b3,c3から
構成される表3とする。ここで表(表形式データ)3の
データは項目a3,b3,c3の組(レコード)であり、表1
の項目a1と表2の項目a2とが等しい値AAの場合には表1
の項目a1,b1,c1の組と表2の項目a2,b2の組から演算
関係a3←a1,b3←b1×b2,c3←c1+b2により項目a3,
b3,c3が計算され、表3の項目a3には表1の項目a1の値
AAがそのまま代入され、項目b3には表1の項目b1の値2
と表2の項目b2の値20の積40が代入され、項目c3には表
1の項目c1の値2と表2の項目b2の値20の和24が代入さ
れて導出され、このようにしてプログラムAの機能は表
形式データの変換(遷移)過程として表わされる。 ついで第3図(a),(b),(c)及び第4図
(d),(e),(f)は第2図の設計情報の獲得結果
を示す説明図である。つぎに第1図の設計仕様獲得シス
テムに第2図のプログラムAが入力されると、同システ
ムはプログラムAの設計情報を獲得すべくプログラムA
をその記述から表形式データの変換として解析すること
により、第2図のプログラムAを上記のように表1と表
2を入力して表3を出力する機能をもつプログラムと解
釈する。これによりその解析結果に基づいて同システム
に付加された表管理手段は第3図(a)に示す表管理内
容のようにプログラムAを構成する表とその入出力とし
てプログラムAが表1と表2と表3から構成され、その
表1と表2が入力であって表3が出力であるのを獲得し
てその内容を管理し、項目管理手段は第3図(b)に示
す項目管理内容のようにプログラムAの中で使われてい
る項目との属性と長さの一覧としてプログラムAでは項
目a1,a2,a3,b1,b2,b3,c1,c2が使用され、その属
性と長さは項目a1,a2,a3が文字列で8バイト長であっ
て項目b1,b2,b3,c1,c2が整数で4バイト長であるの
を獲得して管理し、表内関係管理手段は第3図(c)に
示す表内関係管理内容のように表とその構成項目として
表1が構成項目a1,b1,c1から成り表2が構成項目a2,
b2から成り表3が構成項目a3,b3,c3から成るのを獲得
して管理し、表間関係管理手段は第4図(d)に示す表
間関係管理内容のように導出表とその入力表とキー項目
として表3が表1と表2から導出され、そのさい項目a1
と項目a2がキーとなるのを獲得して管理し、項目間関係
管理手段は第4図(e)に示す項目間関係管理内容のよ
うに導出項目とその入力項目と演算関係として表3の項
目a3には演算a1により表1の項目a1の値がそのまま代入
され項目b3には演算b1×b2により表1の項目b1と表2の
項目b2の積が代入され項目c3には演算c1+b2により表1
の項目c1と表2の項目b2の和が代入されるのを獲得して
管理し、項目領域管理手段は第4図(f)に示す項目領
域管理内容のようにプログラムAの全項目がa,b1,c1,
b2,b3,c3から成るのを獲得して管理し、なお項目aは
項目a1,a2,a3が同一項目であるのを示す。このように
プログラムAより表と表の関係と表と項目の関係を獲得
して管理する。 つぎに第5図は本発明によるソフトウエア設計情報の
仕様変更過程を示す概念図である。また第6図(a),
(b),(c)及び第7図(d),(e),(f)は第
5図の設計情報の仕様変更結果を示す説明図である。ま
ず第2図のプログラムAを移植するにあたってプログラ
ムAに対する変更仕様が第5図のように表(表形式デー
タ)1の項目c1と表2(表形式データ)の項目b2から演
算関係d3←c1×b2により表(表形式データ)3に項目c1
の値4と項目b2の値20の積80を値とする項目d3を追加す
る変更であるとする。つぎに第1図の設計仕様獲得シス
テムに第5図の変更仕様が入力されると、同システムは
プログラムAに対する仕様変更をすべく変更仕様と第2
図(第3図,第4図)の獲得仕様を編集して再構成す
る。するとその編集結果に基づいて項目管理手段はその
属性と長さの一覧に項目d3とその属性の整数と長さの4
バイト長を追加登録して管理し、表内関係管理手段は第
6図(c)に示す表内関係管理内容のように表とその構
成項目として表3に項目d3を追加登録して管理し、項目
間関係管理手段は第7図(e)に示す項目間関係管理内
容のように導出項目とその入力項目と演算関係として表
3の導出項目d3に演算c1×b2により表1に項目c1と表2
の項目b2の積が代入されるのを追加登録し、項目領域管
理手段は第7図(f)に示す項目領域管理内容のように
項目領域に項目d3を追加登録する。このようにプログラ
ムAを移植するにあたっての仕様変更情報を表の関係
(構造)の変更として再構成し管理する。 このようにして既開発ソフトウエアの設計情報を表形
式データの変換(遷移)過程として記述から直接に獲得
し、仕様変更部分については表と項目などの関係の追加
と変更と削除によって行うことにより設計情報を容易に
再構成できる。 〔実施例〕 以下に本発明の一実施例を第1図と第8図ないし第14
図により説明する。 まず第8図は本発明によるソフトウエア設計情報獲得
装置の一実施例を示す移植システム(設計仕様獲得シス
テム)の稼動する計算機のハードウエア構成図である。
第8図において、本移植システムの計算機はマルチバス
11と、マルチバス11を制御するバス制御装置12と、マル
チバス11に接続された中央処理装置13と、ディスク制御
装置14と、中央処理装置13に接続された主記憶装置15
と、ディスプレイ装置16と、キーボード17と、ディスク
制御装置に接続されたディスク18から構成される。この
構成で、キーボード17から入力されたデータは中央処理
装置13によって主記憶装置15に取り込まれると共にディ
スプレイ装置16に表示され、主記憶装置15上のデータは
中央処理装置13によりマルチバス11を介してディスク制
御装置14に送られ該ディスク制御装置14によりディスク
18に格納される。 ついで第1図は本発明によるソフトウエア設計情報獲
得装置の一実施例を示す第8図の計算機上で機能する移
植システム(設計仕様獲得システム)のソフトウエア構
成図である。第1図において、本移植システムはソフト
ウエア構成上からみると、主記憶装置15とディスプレイ
装置16およびキーボード17とディスク18a,18bなどと接
続する入出力制御部19と、入出力制御部19とそれぞれ接
続される処理過程を表形式データの変換(遷移)過程と
して表現するに適したプログラミング言語で記述された
アプリケーションシステムを入力するシステム入力部20
と、入力したアプリケーションシステムのプログラムを
解析して設計仕様を獲得するプログラム解析部21と、上
記入力アプリケーションシステムに必要な仕様変更を入
力して変更仕様と上記獲得仕様を編集し再構成する仕様
編集部22と、編集された仕様から別システムのプログラ
ムを生成するプログラム生成部23と、生成されたプログ
ラムを出力するシステム出力部24とからなる移植システ
ム(設計仕様獲得システム)において、解析された表を
登録して管理する表管理部25と、表の欄を構成する項目
及びその定義情報を登録して管理する項目管理部26と、
表がどの項目から構成されるかを管理する表内関係管理
部27と、表と表との導出関係を管理する表間関係管理部
28と、上記導出関係を項目間の演算関係によって表現し
管理する項目間関係管理部29と、アプリケーションシス
テム中に使用される全ての項目を管理する項目領域管理
部30を付加することにより、既存アプリケーションシス
テムの設計情報を表形式データの変換(遷移)過程とし
て獲得でき、仕様変更を入力するだけで獲得設計情報を
変更して別システムのプログラムを生成可能とすべく構
成される。 第9図は第1図(第2図)の移植システム(設計仕様
獲得システム)の処理対象ソフトウエアの構造図であ
る。本実施例では職場A用に開発された生産管理用ソフ
トウエアAを職場B用に生産管理用ソフトウエアBに移
植(設計仕様変更)する例を取り扱い、まず移植システ
ムの具体的処理過程を説明するためのソフトウエアAの
中のプログラムEXPLODEについて説明すると、プログラ
ムEXPLODE機能は立案された生産計画に従って製品を指
定された納期までに指定された数量だけ作るのに必要な
部品の数量と時期を計算する所要量展開機能であって、
このEXPLODEの機能を表形式データの変換(遷移)過程
として表現すると第9図のようになる。同図において、
項目:製品,数量,納期から成る表:生産計画表と、
項目:製品,日数から成る表:基準日程表とを入力とし
て、生産計画表の製品と基準日程表の製品とが等しいも
のについて着手日=納期−日数+1を計算し、生産計画
表の項目:着手日に代入する。同生産計画表と、項
目:製品,部品,構成数から成る表:部品構成表とを入
力として、生産計画表の製品と部品構成表の製品とが等
しいものについて必要部品の必要数量=数量×構成数と
納期=着手日−1とを計算し、項目:部品,数量,納期
から成る表:部品要求表に出力する。このようにEXPLOD
Eの機能は生産計画表と基準日程表と部品構成表から部
品要求表をうる機能である。 このプログラムEXPLODEをリレーショナル型データベ
ース用言語で記述すると、 記述(A) UPDATE 生産計画表 KEY=(製品) 基準日程表 KEY=(製品) SET 着手日=納期−日数+1; … INSERT INTO 部品要求表(部品,数量,納期) SELECT 部品,数量×構成数,着手日−1 FROM 生産計画表 KEY=(製品) 部品構成表 KEY=(製品); …… のようになる。さらに生産計画表と基準日程表と部品構
成表と部品要求表の情報を定義するために同言語で記述
すると、 記述(B) CREATE TABLE 生産計画表(製品C8,数量I4,納期I4,着
手日I4); …… CREATE TABLE 基準日程表(製品C8,日数14); …… CREATE TABLE 部品構成表(製品C8,部品C8,構成数I
4); …… CREATE TABLE 部品要求表(部品C8,数量I4,納期I4); …… のようになる。ここでC8は属性が文字列Cで、長さが8
バイトであることを表わし、I4は属性が整数Iで長さが
4バイトであるのを表わす。 第10図は第1図(第2図)の移植システムにおける第
9図の処理対象ソフトウエアAの設計情報の獲得過程の
処理フローチャートである。また第11図(a),
(b),(c)及び第12図(d),(e),(f)は同
ソフトウエアAの設計情報の獲得結果を示す説明図であ
る。第10図の処理フローと第11図および第12図の獲得結
果の図を用いて第1図(第2図)の移植システムにおけ
るソフトウエアAの設計情報の獲得過程と獲得結果を説
明する。いまソフトウエアAはディスク18aに格納され
ているものとして、操作者はキーボード17から指令を入
力して移植システムを起動させると、起動した移植シス
テムからディスプレイ装置16に移植対象となるソフトウ
エアの入力ガイダンスが表示され、ついで操作者は同ガ
イダンスに従いソフトウエアAが格納されているディス
ク18aに指定して移植システムに入力要求する。これに
より移植システムはシステム入力部20を起動し、入出力
制御部19を介してディスク18aからソフトウエアAを主
記憶装置15に読み込む(ステップ100)。つぎに移植シ
ステムは解析部21を起動して、読み込んだ主記憶装置15
上のソフトウエアAを取り出し(ステップ101)、ソフ
トウエアAを解析して表形式データの変換(遷移)過程
に分解させる。この分解の処理過程を上記のソフトウエ
アAの中のプログラムEXPLODEにより説明すればEXPLODE
の記述は上記した記述(A),(B)のようになり、解
析部21は記述(A),(B)を解析しながら第7図に示
す表形式データの変換(遷移)過程に分解する。こうし
てまず記述(A)のを解析し、入力表が生産計画表と
基準日程表であって、UPDATEの記述から入力表が出力表
にも使用されていると判断し、SETの記述から生産計画
表が出力表でもあると判断して、同生産計画表と基準日
程表の情報を表管理部25に渡す(ステップ102)。これ
により表管理部25は第11図(a)に示す表管理内容のよ
うに渡された全ての表とその入出力を登録して管理する
(ステップ103)。ついで記述(B)の,を解析
し、生産計画表が製品,数量,納期,着手日の項目から
成り、その属性と長さがそれぞれ文字列8バイト,整数
4バイト,整数4バイト,整数4バイトであるのを解釈
し、また同様にして基準日程表が製品,日数の項目から
成り、日数の属性と長さが整数4バイトであるのを解釈
して、生産計画表と基準日程表の項目の情報を項目管理
部26に渡すとともに、表と項目の情報を表内関係管理部
27に渡し、これにより項目管理部26は第11図(b)に示
す項目管理内容のように渡された全項目とその属性と長
さを登録して管理し(ステップ104)、また表内関係管
理部27は第11図(c)に示す表内関係管理内容のように
渡された表とその構成項目を登録して管理する(ステッ
プ105)。つぎに解析部21は記述(A)のの解析を続
け、キーが生産計画表,基準日程表ともに製品の項目で
あると解釈して、表間関係管理部28にキー情報を渡し、
これにより表間関係管理部28は第12図(d)に示す表間
関係管理内容のように導出表とその入力表とキー項目を
登録して管理する(ステップ106)。ついでSETの記述を
解析して、生産計画表の着手日が納期から日数を減算し
て1を加えることによってえられると解釈して、その情
報を項目間関係管理部29に渡し、これにより項目間関係
管理部29は第12図(e)に示す項目間関係管理内容のよ
うに導出項目とその入力項目と演算関係を登録して管理
し(ステップ107)、つぎに全項目の情報を項目領域管
理部30に渡し、これにより項目領域管理部30は第12図
(f)に示す項目領域管理内容のように項目の重複を除
いて製品,数量,納期,着手日,日数の項目を登録して
管理する(ステップ108)。以下同様にして記述(A)
の,記述(B)の,についても処理を行なうこと
により、第9図に示すEXPLODEの機能の表現ができたこ
とになり、このEXPLODEに対する処理と同様にしてソフ
トウエアAの全てのプログラムの処理を行ない、第11図
および第12図に示すソフトウエアAの設計情報を獲得す
る(ステップ109)。 つぎに第13図は第1図(第2図)の移植システム(設
計仕様獲得システム)の仕様変更ソフトウエアの構造図
である。また第14図は第1図(第2図)の移植システム
における第13図の仕様変更ソフトウエアBの仕様変更過
程の処理フローチャートである。第14図の処理フローと
第13図の構造図と第11図(a),(b),(c)および
第12図(d),(e),(f)の獲得結果の追加変更部
分を用いて第1図(第2図)の移植システムにおけるソ
フトウエアAを職場B用のソフトウエアBに移植するた
めの仕様変更過程と追加変更結果を説明する。移植シス
テムは上記によるソフトウエアAからの設計情報の獲得
が終了すると、操作者にディスプレイ装置16を通して変
更仕様の入力を要求する。操作者はキーボード17からソ
フトウエアAの部品要求表に着手日を設けて部品を手配
する日付けを出力するという変更内容の変更仕様を入力
する(ステップ110)。この変更仕様を表形式データの
変換(遷移)過程として表現すると第13図のようにな
る。ついで操作者は表の追加がなく部品要求表に項目:
着手日を追加入力する。すると入出力制御部19を通して
編集部22が部品要求表に項目:着手日の追加の情報を受
けとり、編集部22は表内関係管理部27に部品要求表に項
目:着手日の追加の情報を渡す。これにより表管理部25
の表管理内容の追加はなく(ステップ111)、また項目
管理部26の項目管理内容の追加もなく(ステップ11
2)、表内関係管理部27は第11図(c)に示す表内関係
管理内容のように部品要求表の構成項目に着手日を追加
登録して管理する(ステップ113)。つぎに操作者は着
手日を計算するに必要な基準日程表の情報を入力する。
すると編集部22はこの情報を受けとって部品要求表の着
手日を計算するには部品要求表と基準日程表を入力表と
して導出する必要があると判断し、表間関係管理部28に
その情報を渡す。これにより表間関係管理部28は第12図
(d)に示す表間関係管理内容のように導出表の部品要
求表とその入力表の部品要求表基準日程表とキー項目
の部品,製品を追加登録して管理する(ステップ11
4)。項目間関係管理部29の項目間関係管理内容の追加
はなく(ステップ115)、項目領域管理部30の項目領域
管理内容の追加もない(ステップ116)。以上で変更仕
様の入力が終了すると(ステップ117)、移植システム
は生成部23によって仕様変更後の獲得設計情報をもとに
ソフトウエアBを生成する。この生成の処理過程を説明
すると、生成部23は上記の解析部21が行なったのと逆に
表管理部25と項目管理部26と表内関係管理部27と表間関
係管理部28と項目間関係管理部29と項目領域管理部30と
を用いながら具体的な記述を生成する。たとえばプログ
ラムEXPLODEの場合には、記述(A)に、 UPDATE 部品要求表 KEY=(部品) 基準日程表 KEY=(製品) SET 着手日=納期−日数+1; を追加し、記述(B)のを、 CREATE TABLE 部品要求表(部品C8,数量I4,納期I4,着
手日I4); と変更してEXPLODEを生成する(ステップ118)。ついで
主記憶装置15上に生成されたソフトウエアBはシステム
出力部24により入出力制御部19を介してディスク18bに
格納される(ステップ119)。 以上のように本実施例によれば、既存ソフトウエアの
設計情報をその記述から直接に獲得して再利用できるの
でソフトウエアの移植作業の効率を大幅に向上できる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、既存ソフトウエアの記述から直接に
設計情報を獲得し表形式データの変換(遷移)過程とし
て保持しかつ再構成が容易なので、(1)既存ソフトウ
エアの設計情報を別ソフトウエア作成に利用してソフト
ウエアの生産性を向上でき、(2)ソフトウエアの設計
情報を表形式データの変換(遷移)過程として保持して
いるため獲得した設計情報を容易に解釈でき、(3)既
存ソフトウエアの仕様変更を容易に行なえるためソフト
ウエアの拡張と追加と変更が容易となるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるソフトウエア設計情報獲得装置の
一実施例を示すソフトウエア構成図、第2図は第1図の
ソフトウエア設計情報の獲得過程の概念図、第3図
(a),(b),(c)および第4図(d),(e),
(f)は第2図の設計情報の獲得結果の説明図、第5図
は第1図のソフトウエア設計情報の仕様変更過程の概念
図、第6図(a),(b),(c)および第7図
(d),(e),(f)は第5図の設計情報の仕様変更
結果の説明図、第8図は本発明によるソフトウエア設計
情報獲得装置の一実施例を示すハードウエア構成図、第
9図は第1図(第2図)の処理対象ソフトウエアの構造
図、第10図は第9図のソフトウエア設計情報の獲得過程
の処理フローチャート、第11図(a),(b),(c)
および第12図(d),(e),(f)は第10図の設計情
報の獲得結果の説明図、第13図は第1図の仕様変更ソフ
トウエアの構造図、第14図は第13図の仕様変更ソフトウ
エアの仕様変更過程の処理フローチャートである。 11…マルチバス、12…バス制御装置、13…中央処理装
置、14…ディスク制御装置、15…主記憶装置、16…ディ
スプレイ装置、17…キーボード、18,18a,18b…ディス
ク、19…入出力制御部、20…システム入力部、21…解析
部、22…編集部、23…生成部、24…システム出力部、25
…表管理部、26…項目管理部、27…表内関係管理部、28
…表間関係管理部、29…項目間関係管理部、30…項目領
域管理部。
一実施例を示すソフトウエア構成図、第2図は第1図の
ソフトウエア設計情報の獲得過程の概念図、第3図
(a),(b),(c)および第4図(d),(e),
(f)は第2図の設計情報の獲得結果の説明図、第5図
は第1図のソフトウエア設計情報の仕様変更過程の概念
図、第6図(a),(b),(c)および第7図
(d),(e),(f)は第5図の設計情報の仕様変更
結果の説明図、第8図は本発明によるソフトウエア設計
情報獲得装置の一実施例を示すハードウエア構成図、第
9図は第1図(第2図)の処理対象ソフトウエアの構造
図、第10図は第9図のソフトウエア設計情報の獲得過程
の処理フローチャート、第11図(a),(b),(c)
および第12図(d),(e),(f)は第10図の設計情
報の獲得結果の説明図、第13図は第1図の仕様変更ソフ
トウエアの構造図、第14図は第13図の仕様変更ソフトウ
エアの仕様変更過程の処理フローチャートである。 11…マルチバス、12…バス制御装置、13…中央処理装
置、14…ディスク制御装置、15…主記憶装置、16…ディ
スプレイ装置、17…キーボード、18,18a,18b…ディス
ク、19…入出力制御部、20…システム入力部、21…解析
部、22…編集部、23…生成部、24…システム出力部、25
…表管理部、26…項目管理部、27…表内関係管理部、28
…表間関係管理部、29…項目間関係管理部、30…項目領
域管理部。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.機能を表形式データの表変換過程として記述し得る
プログラミング言語で記述されたアプリケーションシス
テムを入力するシステム入力手段と、入力したアプリケ
ーションシステムのプログラムを解析して、機能を表す
表、表を構成する項目、それらの関係に分解し、アプリ
ケーションシステムの入力表から出力表への変換過程を
出力表から入力表へと機能とは逆の順序に明らかにして
設計仕様を獲得するプログラム解析手段と、上記入力ア
プリケーションシステムに必要な仕様変更を入力して変
更仕様と上記獲得仕様とを、分解した表、項目及びそれ
らの関係を用いることで編集し再構成する仕様編集手段
とから成る設計仕様獲得システムにおいて、アプリケー
ションシステム中で使用される全ての項目を管理する項
目領域管理手段と、解析された表を入力表か出力表かを
区別し登録して管理する表管理手段と、上記項目領域管
理手段に管理され、表の欄を構成する項目及びその定義
情報を登録して管理する項目管理手段と、上記表管理手
段に登録、管理されている表が上記項目管理手段に登
録、管理されている、どの項目から構成されるかを表し
た項目間従属関係を管理する表内関係管理手段と、上記
表管理手段に登録、管理されている表と表との表間導出
関係を管理する表間関係管理手段と、上記表間関係管理
手段に登録、管理されている上記導出関係を上記表内関
係管理手段に登録、管理されている項目間従属関係を用
いて、項目間の演算関係によって表現した項目間導出関
係(項目間導出関係:少なくとも2つの項目間の関係を
表し、その関係とは、1つの項目の値は残りの項目の値
が決れば一義的に決る関係であり、上記1つの項目は子
項目、残りの項目は親項目と呼ぶ)を管理する項目間関
係管理手段とを付加することにより、既存アプリケーシ
ョンシステムの設計情報を表形式データの変換過程とし
て獲得すると共に仕様変更を入力して獲得設計情報を変
更可能にしたことを特徴とするソフトウェア設計情報獲
得装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2362287A JP2731385B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ソフトウエア設計情報獲得装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2362287A JP2731385B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ソフトウエア設計情報獲得装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63192133A JPS63192133A (ja) | 1988-08-09 |
| JP2731385B2 true JP2731385B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12115699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2362287A Expired - Lifetime JP2731385B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ソフトウエア設計情報獲得装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731385B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2605402B2 (ja) * | 1989-07-18 | 1997-04-30 | 日本電気株式会社 | 辞書システムにおけるデータ導出方式 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP2362287A patent/JP2731385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 日立評論 68[11](1986)P.931−934 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63192133A (ja) | 1988-08-09 |
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