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JP2743191B2 - 振動によるネジ組立装置 - Google Patents
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JP2743191B2 - 振動によるネジ組立装置 - Google Patents

振動によるネジ組立装置

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JP2743191B2 JP7113189A JP7113189A JP2743191B2 JP 2743191 B2 JP2743191 B2 JP 2743191B2 JP 7113189 A JP7113189 A JP 7113189A JP 7113189 A JP7113189 A JP 7113189A JP 2743191 B2 JP2743191 B2 JP 2743191B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は振動によるネジ組立装置、更に詳しくは振動
を与えることによって、部品整列皿の整列孔に多数のネ
ジあるいはワッシャーを組合せながら整列させると共
に、そのネジ及びワッシャーの取り出しを容易とした振
動によるネジ組立装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、振動発生装置は、種々のものが提供されて
いた。
このような振動発生装置として数多く用いられていた
のは、一軸方向の往復運動を繰り返すことによって、直
径方向の振動を発生させる装置であった。
具体的には、モータの出力軸に固定した偏心カムによ
る偏心運動を繰り返し直線運動に変換しての振動発生装
置、あるいは電磁ソレノイドの励磁と消磁とによるシリ
ンダの進退を利用した繰り返し直線運動を用いた振動発
生装置等が提供されていた。
またこのような振動発生装置の用途としては、いわゆ
る振動ふるいの他に、材料の移送、あるいはパーツフィ
ーダ等における部品のふるい分け等に広く用いられてい
た。
しかしながらこのような従来の振動発生装置では、単
に振動を発生させることはできるものの、振動の方向が
一軸方向であったために応用し難い技術分野が発生する
こととなっていた。
特に近年、部品の小型化に伴なって、小型の部品を、
組立ラインに配置したロボットによってワークに組み付
ける自動化ラインが用いられるに至ってきた。
このような自動化ラインでは、使用される部品をロボ
ットのマニュピレータが取り出し易いように、常に一定
の位置に部品を供給するか、あるいは部品を一定の形状
に形成された部品整列皿中に整列させ、ロボットのマニ
ュピレータがこの部品整列皿から部品を順次取り出しな
がら組み付けを行なうようにする必要が生じていた。
しかしながら部品の中でも、特に小型の部品、例えば
直径が細いネジ、あるいはピンのような縦長でかつ方向
性を有する部品等にあっては、パーツフィーダによる一
定位置への供給が困難であるだけでなく、部品整列皿に
整列させることも困難なものであった。また更に薄いワ
ッシャー等についても、1枚づつ一定位置に供給するこ
とが困難であるだけでなく、部品整列皿に整列させるこ
とも困難なものであった。
そこで同一出願人によって、部品整列皿に振動を与
え、この振動を行なっている振動装置自体を傾斜させる
ことができるようにすると共に、振動装置に部品を整列
させるための整列孔を多数設けた部品整列皿を固定し、
振動によって直径が細いネジあるいはピンのような縦長
でかつ方向性を有する部品、あるいはワッシャーのよう
に薄い部品等を部品整列皿の整列孔に整列させるように
形成することによって、極めて短時間で効率的に部品の
整列が行なえるようにした振動部品整列装置が提供され
ている。
このような振動部品整列装置としては、第6図乃至第
13図に示したようなものがあった。
第6図は振動部品整列装置の一実施例を示すための正
面図であり、第7図は第6図に示した振動部品整列装置
に用いる振動発生装置の詳細な断面図であり、第8図は
部品整列皿の斜視図であり、第9図及び第10図は整列孔
と被振動物との関係を示すための異なった断面図であ
り、第11図は第6図に示した振動部品整列装置の他の実
施例を示すための正面図であり、第12図及び第13図は第
11図に示した振動部品整列装置を使用した場合の被振動
物の流れを示すための説明図である。
まず最初に、本発明によって部品を整列させる手段に
ついて説明する。またこの部品を整列させる際には、部
品の形状によって振動発生装置10の振動方向を異ならし
めることが望ましいので、部品としての被振動物40の形
状と共に部品の整列を説明する。
最初に説明する実施例は、第6図乃至第9図に示した
ように、直径が細いネジあるいはピンのような縦長でか
つ方向性を有する部品の整列を行なうために、振動発生
装置10による振動を縦方向の振動とした場合を例として
説明する。
この実施例は、基枠50に固定した傾斜装置20と、基枠
50に傾斜軸21を介して軸支された振動発生装置10と、振
動発生装置10に固定された部品整列皿30とからなってい
る。
傾斜装置20は、基枠50に傾斜軸21をはさんで2つ設け
られたシリンダー22,23によって形成されている。
またこの両シリンダー22,23は、一方のシリンダー22
のシリンダーロッドが突出したときには、他方のシリン
ダー23のシリンダーロッドは突出せず、逆に他方にシリ
ンダー23のシリンダーロッドが突出したときには、一方
のシリンダー22のシリンダーロッドが突出しないように
形成され、この両シリンダー22,23の交互の突出によっ
て振動発生装置10を図面の左右方向に、交互に傾斜させ
るようになっている。
また振動発生装置10は、傾斜軸21によって基枠50に軸
支された静止枠11と、この静止枠11に対して可撓性を有
する連結体12によって連結された振動体13と、この振動
体13に固定されたモータ14と、このモータ14の出力軸15
に固定された偏心体16とから形成されている。
またここで連結体12は、スプリング、防振ゴム等によ
うな、可撓性を有する材料によって形成されているもの
である。
更にモータ14は、出力軸15が振動体13の面と平行にな
るように設けられている。従ってこのモータ14の回転に
よる偏心体16の回転は、振動体13に縦方向の揺れを生じ
させることとなる。
またこの振動体13には、部品整列皿30が固定されてい
る。
この部品整列皿30は、第3図に示したように多数の整
列孔31が凹設してある。図示の便宜上整列孔31を比較的
大きく書いたが、この整列孔31は、被振動物40をネジ41
とするならば、整列すべきネジ41のネジ径より若干大径
に形成されている。
次にこの実施例に掛かる振動部品整列装置の作動につ
いて説明する。
まず、作動開始前の状態について説明すると、振動体
13は第6図に示した図示例に対して、傾斜軸21を中心と
して、何れか一方に傾斜しているものである。
この傾斜方向を第1図において、例えば左側に傾斜し
ているものとして、以後の説明を行なう。また振動装置
の振動体13に固定されている部品整列皿30の中には、被
振動物40として、多数のネジ41が入っていることとす
る。
このような状態では、右側のシリンダー23のシリンダ
ーロッドが上方に突出し、左側のシリンダー22のシリン
ダーロッドが後退している状態となっている。
この状態でモータ14を回転させると、このモータ14の
出力軸15に固定した偏心体16が回転し、この偏心体16の
偏心回転によって、モータ14自身に円運動を行なわせる
ような負荷が加わる。
ただこのとき、モータ14は振動体13に固定され、かつ
この振動体13は可撓性を有する連結体12によって、静止
枠11に固定されているために、静止枠11を静止軸として
考えたときに、モータ14の円運動方向への負荷により、
振動体13が連結体12の可撓性により、細かな縦方向への
円運動を繰り返すようにする。
この細かな縦方向の円運動が、いわゆる円方向への縦
振動として振動体13に作用するものである。
またこのようなモータ14の回転を行なうと同時は、左
方のシリンダー22のシリンダーロッドを徐々に突出さ
せ、かつ右方のシリンダー23のシリンダーロッドを徐々
に後退させることによって、振動発生装置10自体が左傾
斜から徐々に右傾斜へと移行することとなる。
また、このような傾斜方向の交代による傾斜軸21を中
心とした傾斜方向の変更を行なっている際にも、モータ
14が縦方向の回転を継続しているために、振動体13は細
かな縦振動を繰り返しているものである。
このようにして、図面左側のシリンダー22のシリンダ
ーロッドが突出していくことによって、やがて振動体13
自体が傾斜軸21を中心として右方に傾斜することとな
る。
このように振動体13に縦振動が生じると、この振動13
には部品整列皿30が固定されているので、この部品整列
皿30にも細かい縦振動が生じることとなる。
このような部品整列皿30に加えられる細かい縦振動に
よって、部品整列皿30中の被振動物40としてのネジ41も
振動され、部品整列皿30中でネジ41がオドル状態とな
る。
するとネジ41のうちで、ネジ部が整列孔31に入るもの
もある。
このようにネジ部が整列孔31に入ったネジ41は、その
後の縦振動によって整列孔31から飛び出さないために、
縦振動と傾斜とを繰り返すことによって、すべての整列
孔31にネジ41が位置し、ネジ41の整列が行なえることと
なる。
また第10図に示したのは、クランク状に形成されたピ
ン42、例えばICの端子等の整列に利用する場合を示した
ものである。
一般にこのようなピン42については、長軸43とクラン
ク部44と短軸45とがあり、整列する時は、短軸45を上に
して整列させる場合が多い。このように場合には、第5
図に示したように、長軸43が入る整列孔31と、クランク
部44が入る整列孔31に連続した溝部とを部品整列皿30に
設けて縦振動を加えることによって、整列を行なうもの
である。
このような振動時に、長軸43が整列孔31に入ったら、
その後の振動で整列孔31から飛び出すことはないもの
の、仮りに短軸45が整列孔31に入った場合には、その後
の振動によって、ピン42が整列孔31から飛び出してしま
うので、最終的にはすべて所定の形状で整列できるもの
である。
即ち、このようにピン42を所定形状で整列される場合
には、短軸45が整列孔31に入った場合には飛び出すもの
の、長軸43が入った場合には飛び出さないような大きさ
の縦振動にすることが必要である。
第11図に示した実施例は、被振動物40として直径が細
いネジあるいはピンのような縦長でかつ方向性を有する
部品、あるいはワッシャーのように薄い部品の整列を行
なうために、振動発生装置10による振動を縦方向と横方
向とが組みあわさった斜め方向の振動とした場合であ
る。
この時には、モータ14の出力軸15を、振動板に対して
傾斜させて設けるものである。
このように形成すると、モータ14の偏心回転によっ
て、振動板は、縦振動と横振動とが混合した振動を行な
うこととなる。
このような振動が発生すると、縦振動によって被振動
物40がオドリながら整列孔31に整列されると共に、横振
動が部品整列皿30の面に一致した面での円振動になるこ
とから、被振動物40は細かな円状の振動を加えられなが
ら、徐々に傾斜装置20によって左右方向に移動していく
こととなる。
このような移動が、右方向への移動であるならば、第
12図に示したように、移動開始前は全て振動体13の左方
に集っていた被振動物40が、右側に傾斜させて振動を行
なっていることによって、徐々に右方に移動するもの
の、この振動体13自体の横振動が、例えば第12図に図示
したように右回転であるとすると、被振動物40は右回転
による負荷を受けつつ、かつ振動体13の右方向へ移動し
ようとする。
したがってこのとき被振動物40は、振動体13の第12図
で上方に移動しつつ、かつ右方向に移動していくことと
なる。
このようにして右方向に移動を終了した後は、振動体
13上の被振動物40は振動体13の右方向に集っているもの
の、今度は逆方向への、すなわち左側への傾斜によって
第13図に示すように、今度は図面上手前側に集まりつ
つ、振動体13の左側に移動していくこととなる。
従って、第11図に示した実施例によると、この振動発
生装置10の振動体13に固定した部品整列皿30中の被振動
物40は、モータ14の回転により縦振動と、円方向への横
振動と、傾斜装置20による傾斜により、振動体13上を傾
斜装置20による傾斜方向の行きと帰りで各々異なった方
向に寄るように作用しながら移動することとなる。
したがって、振動体13に横方向の円振動を行わせなが
ら傾斜装置20により、右方向への傾斜と左傾斜を繰り返
すことにより、被振動物40は部品整列皿30中でほぼ均一
な分布となるように移動するものである。
それ故、部品整列皿30上を極めて均一な状態で移動す
ることとなり、すべての整列孔31に整列されるものであ
る。
また更に、詳細な図示は省略するものの、被振動物40
としてワッシャーのように薄い部品の整列を行なうため
には、振動発生装置10による振動を横方向の振動とすれ
ば良い。
このようにすると、被振動物40は、振動発生装置10と
傾斜装置20との作動によって、部品整列皿30上を第12図
及び第13図に示したような流れを行ないながら、すべて
の整列孔31に整列されるものである。
このように、被振動物40の形状によって異なる方向の
振動を加えることによって、被振動物40が部品整列皿30
の整列孔31に整列されるものである。
[発明が解決しようとする課題] ただこのような振動部品整列装置では、部品を効率良
く、短時間で整列させることが可能なものの、例えばネ
ジとワッシャーを組合せ、かつ取り出し易い状態に組み
立てることができないこととなっていた。
[課題を解決するための手段] そこで本発明は、振動によってネジ及びワッシャーを
整列させながら組み立てると共に、その後載置皿上にワ
ッシャー整列皿を位置させることによって、ネジ及びワ
ッシャーを一体としてマニュピュレータ等で取り出し易
いように形成することによって、ネジ及びワッシャーの
その後の組立ラインでの自動化を図ることを目的とする
ものである。
前述した目的を達成するために、本発明は、振動を発
生する振動発生装置に、ワッシャーを整列させるための
ワッシャー整列孔を多数設けたワッシャー整列皿を固定
可能に形成し、更にこのワッシャー整列皿の上部にネジ
を整列させるためのネジ整列孔を多数設けたネジ整列皿
を固定可能に形成し、このネジ整列皿のネジ整列孔を、
ワッシャー整列皿のワッシャー整列孔に対応する位置
に、ワッシャー径よりも小径で、かつネジ部径よりも大
径に設け、かつワッシャー整列皿には、ワッシャー整列
孔をネジ部径よりも大径にした通孔によって貫通させる
と共に、ワッシャー整列皿の通孔に対応する位置に、外
形が通孔よりも小径で、内径がネジ部径よりも大径のパ
イプを立設させた載置皿を設け、ワッシャー及びネジを
整列させたワッシャー整列皿及びネジ整列皿の下方か
ら、パイプが通孔に位置するように載置皿を位置させ
て、パイプ上にワッシャー及びネジが載置可能に形成し
たことを特徴とする。
[実施例] 以下、図示例と共に、本発明の一実施例を説明する。
第1図はネジ41、スプリングワッシャー46及び平ワッ
シャー47を整列組み立てた状態を示す断面図、第2図は
ネジ41、スプリングワッシャー46及び平ワッシャー47を
整列組み立てた平ワッシャー整列皿32、スプリングワッ
シャー整列皿33、ネジ整列皿34の内の、平ワッシャー整
列皿32下部にパイプ71を立設させた載置皿70を位置させ
た状態を示す断面図、第3図は平ワッシャー整列皿32を
載置皿上に位置させた状態を示す断面図、第4図は第3
図のA−A線断面図、第5図はパイプ71の斜視図であ
る。
またこの実施例では、被振動物40として、ネジ41、ス
プリングワッシャー46、平ワッシャー47を組合せた状態
に整列させる場合を示したものである。
この時には、まず部品整列皿30として、平ワッシャー
整列皿32、スプリングワッシャー整列皿33、ネジ整列皿
34の3種類を用意する。
そしてまず最初に、部品整列皿30として平ワッシャー
整列皿32を用い、この平ワッシャー整列皿32の平ワッシ
ャー整列孔35に平ワッシャー47を整列させる。この平ワ
ッシャー47の整列に関しては、平ワッシャー47が薄い部
品であることから、振動発生装置10による振動を横方向
の振動とすれば良い。またこの時の平ワッシャー整列孔
35の直径及び深さは、平ワッシャー47の直径及び厚さと
ほぼ同一に形成されている。更にこの平ワッシャー整列
皿32の平ワッシャー整列孔35には、ネジ整列皿34によっ
て整列されるネジ41のネジ径よりも大径の通孔36が、平
ワッシャー整列皿32を貫通するようにして穿設してあ
る。
次いで平ワッシャー47を平ワッシャ整列孔35に整列さ
せた平ワッシャー整列皿32の上に、スプリングワッシャ
ー整列皿33を位置させる。ここでスプリングワッシャー
整列皿33の厚さはスプリングワッシャー46の厚さとほぼ
同一であり、かつスプリングワッシャー整列孔37の直径
はスプリングワッシャー46の直径とほぼ同一に形成され
ている。またスプリングワッシャー46は平ワッシャー47
よりも直径が小さいので、平ワッシャー整列皿32の平ワ
ッシャー整列孔35中の平ワッシャー47は、このスプリン
グワッシャー整列皿33によって押えつけられることとな
る。
従って、次いで行なうスプリングワッシャー整列皿33
のスプリングワッシャー整列孔37へのスプリングワッシ
ャー46の整列時に、平ワッシャー整列皿32の平ワッシャ
ー整列孔35中の平ワッシャー47が飛び出すことがない。
このようにしてスプリングワッシャー整列皿33のスプ
リングワッシャー整列孔37へのスプリングワッシャー46
の整列が行なわれると、部品整列皿30としては、平ワッ
シャー整列皿32の上面にスプリングワッシャー整列皿33
が位置した状態で、平ワッシャー47とスプリングワッシ
ャー46とが整列していることとなる。またここでこのス
プリングワッシャー46の整列に関しては、スプリングワ
ッシャー46が薄い部品であることから、振動発生装置10
による振動を横方向の振動とすれば良い。
その後、平ワッシャー整列皿32の上面に位置している
スプリングワッシャー整列皿33の更に上面に、ネジ整列
皿34を位置させる。
ここでネジ整列皿34に設けたネジ整列孔38の直径は、
ネジ41の直径とほぼ同一に形成されている。従って、ス
プリングワッシャー整列皿33のスプリングワッシャー整
列孔37中のスプリングワッシャー46は、このネジ整列皿
34によって押えつけられることとなる。
従って、次いで行なうネジ整列皿34のネジ整列孔38へ
のネジ41の整列時に、スプリングワッシャー整列皿33の
スプリングワッシャー整列孔37中のスプリングワッシャ
ー46が飛び出すことがない。
このようにしてネジ整列皿34のネジ整列孔38へのネジ
41の整列が行なわれると、部品整列皿30としては、平ワ
ッシャー整列皿32の上面にスプリングワッシャー整列皿
33が位置し、更にこのスプリングワッシャー整列皿33の
上面にネジ整列皿34が位置した状態で、平ワッシャー4
7、スプリングワッシャー46及びネジ41が使用状態と全
く同様に組みあわさった状態で整列していることとな
る。またここでこのネジ41の整列に関しては、ネジ41が
細長い部品であることから、振動発生装置10による振動
を縦方向の振動として、ネジ41がオドリながら整列孔31
に入るようにすれば良い。
このようにすると第1図に示すように、ネジ41、スプ
リングワッシャー46、平ワッシャー47を組合せた状態に
整列させることができる。従って、この状態で整列組み
立てを終了させることができるものの、このままではロ
ボットのマニュピュレータ等を使用した自動組み立てに
供することができない。
そこで本発明では、一旦第1図に示したような状態に
組み立て整列を行なった後、第2図に示すように、平ワ
ッシャー整列皿32の上部に、スプリングワッシャー整列
皿33、ネジ整列皿34を位置させた状態で載置皿70を平ワ
ッシャー整列皿32の下部に位置させ、載置皿70のパイプ
71で、ネジ41、スプリングワッシャー46、平ワッシャー
47と共に、スプリングワッシャー整列皿33及びネジ整列
皿34をも押し上げた後に、スプリングワッシャー整列皿
33及びネジ整列皿34を取り外すこととしている。
ここで載置皿70は、平ワッシャー整列皿32の通孔36に
対応する位置に、外形が通孔36よりも小径で、内径がネ
ジ部径よりも大径のパイプ71が突設してあるものであ
る。
従って、平ワッシャー整列皿32の下部に、載置皿70を
位置させて、載置皿70のパイプ71を通孔36に挿入させる
と、このパイプ71先端が平ワッシャー47下面に当接した
後、ネジ41、スプリングワッシャー46、平ワッシャー47
を一体として、第3図に示すように、平ワッシャー整列
皿32から突出させることができるものである。
またここで示したパイプ71は、第4図に断面図を、第
5図に斜視図を示したように、筒部72の対向する部分
に、ネジのネジ部径よりも若干小さいピッチとなるよう
な欠設部73を設け、外部の2方爪74によって直接ネジ41
のネジ部を把持できるようになっている。
従って、載置板70の各パイプ71に整列されたスプリン
グワッシャー46、平ワッシャー47を装着したネジ41は、
2方爪74を備えたドライバーによって直接握持され、か
つネジ締めが行なえることとなる。
勿論この他にも、例えばパイプ71に3方向から欠設部
を設け、図示しない3方爪によってネジを握持すること
もできるし、欠設部を設けないパイプ71を用いてネジ41
を支持するものの、ドライバーに連動して平ワッシャー
を押える爪を用いることによってネジを握持するように
形成することもできる。
また実施例では、平ワッシャー47及びスプリングワッ
シャー46をいずれも装着した状態を説明したが、いずれ
か1つのワッシャーのみをネジ41に組合せるようにして
も良い。
更に以上の説明では、平ワッシャー整列皿32の上部
に、スプリングワッシャー整列皿33、ネジ整列皿34を位
置させた状態で載置皿70を平ワッシャー整列皿32の下部
に位置させ、載置皿70のパイプ71で、ネジ41、スプリン
グワッシャー46、平ワッシャー47と共に、スプリングワ
ッシャー整列皿33及びネジ整列皿34をも押し上げた後
に、スプリングワッシャー整列皿33及びネジ整列皿34を
取り外すとして説明した。ただこの他にも、第1図に示
したような状態に組み立て整列を行なった後、平ワッシ
ャー整列皿32から、スプリングワッシャー整列皿33、ネ
ジ整列皿34を取り外し、平ワッシャー整列皿32の上面に
ネジ41、スプリングワッシャー46、平ワッシャー47が組
みあわさった状態とした後に、平ワッシャー整列皿32下
部にパイプ71を立設させた載置皿70を位置させるように
してもよい。
更にネジ41、スプリングワッシャー46、平ワッシャー
47を平ワッシャー整列皿32、スプリングワッシャー整列
皿33、ネジ整列皿34に整列させる際に、振動発生装置10
による振動を加えるとして説明したが、同時に傾斜装置
20による傾斜を加えても良い。
なお以上の説明において、シリンダー22,23は、スピ
ードコントローラーを付設し、進退を徐々に行わせるよ
うに形成すると、使用し易いものである。更にシリンダ
ーを1台だけ付設し、そのシリンダーの進退によって傾
斜を繰り返すようにすることもできる。
また傾斜装置20としては、シリンダーを用いたものを
例として説明したが、その他にも偏心カムを用いた傾斜
装置20等のように他の方法を用いて形成することもでき
る。
更に以上説明した実施例では、振動発生装置10として
モータ14の偏心回転を用いた円振動を例として説明した
が、他の手段、例えばモータの出力軸に固定した偏心カ
ムによる偏心運動を繰り返し直線運動に変換しての振動
発生装置10、あるいは電磁ソレノイドの励磁と消磁とに
よるシリンダの進退を利用した繰り返し直線運動を用い
た振動発生装置10等を用いることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、振動によってネジ及
びワッシャーを整列させながら組み立てると共に、その
後載置皿上にワッシャー整列皿を位置させることによっ
て、ネジ及びワッシャーを一体としてマニュピュレータ
等で取り出し易いように形成することによって、ネジ及
びワッシャーのその後の組立ラインでの自動化を図った
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図はネ
ジ、スプリングワッシャー及び平ワッシャーを整列組み
立てた状態を示す断面図、第2図はネジ、スプリングワ
ッシャー及び平ワッシャーを整列組み立てた平ワッシャ
ー整列皿、スプリングワッシャー整列皿、ネジ整列皿の
内の、平ワッシャー整列皿下部にパイプを立設させた載
置皿を位置させた状態を示す断面図、第3図は平ワッシ
ャー整列皿を載置皿上に位置させた状態を示す断面図、
第4図は第3図のA−A線断面図、第5図はパイプの斜
視図、第6図乃至第13図に示したものは、従来の振動部
品整列装置を示すものであって、第6図は振動部品整列
装置の一実施例を示すための正面図であり、第7図は第
6図に示した振動部品整列装置に用いる振動発生装置の
詳細な断面図であり、第8図は部品整列皿の斜視図であ
り、第9図及び第10図は整列孔と被振動物との関係を示
すための異なった断面図であり、第11図は第6図に示し
た振動部品整列装置の他の実施例を示すための正面図で
あり、第12図及び第13図は第11図に示した振動部品整列
装置を使用した場合の被振動物の流れを示すための説明
図である。 10……振動発生装置、11……静止枠 12……連結体、13……振動体 14……モータ、15……出力軸 16……偏心体、20……傾斜装置 21……傾斜軸、22……シリンダー 23……シリンダー、30……部品整列皿 31……整列孔 32……平ワッシャー整列皿 33……スプリングワッシャー整列皿 34……ネジ整列皿 35……平ワッシャー整列孔 36……通孔 37……スプリングワッシャー整列孔 38……ネジ整列孔、40……被振動物 41……ネジ、42……ピン 43……長軸、44……クランク部 45……短軸 46……スプリングワッシャー 47……平ワッシャー、50……基枠 60……押え板、70……載置板 71……パイプ、72……筒部 73……欠設部、74……2方爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動を発生する振動発生装置に、ワッシャ
    ーを整列させるためのワッシャー整列孔を多数設けたワ
    ッシャー整列皿を固定可能に形成し、 更にこのワッシャー整列皿の上部にネジを整列させるた
    めのネジ整列孔を多数設けたネジ整列皿を固定可能に形
    成し、 このネジ整列皿のネジ整列孔を、ワッシャー整列皿のワ
    ッシャー整列孔に対応する位置に、ワッシャー径よりも
    小径で、かつネジ部径よりも大径に設け、かつワッシャ
    ー整列皿には、ワッシャー整列孔をネジ部径よりも大径
    にした通孔によって貫通させると共に、 ワッシャー整列皿の通孔に対応する位置に、外形が通孔
    よりも小径で、内径がネジ部径よりも大径のパイプを立
    設させた載置皿を設け、 ワッシャー及びネジを整列させたワッシャー整列皿及び
    ネジ整列皿の下方から、パイプが通孔に位置するように
    載置皿を位置させて、パイプ上にワッシャー及びネジが
    載置可能に形成したことを特徴とする振動によるネジ組
    立装置。
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