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JP2771004B2 - 自動焦点検出装置を有するカメラ - Google Patents
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JP2771004B2 - 自動焦点検出装置を有するカメラ - Google Patents

自動焦点検出装置を有するカメラ

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JP2771004B2
JP2771004B2 JP2016554A JP1655490A JP2771004B2 JP 2771004 B2 JP2771004 B2 JP 2771004B2 JP 2016554 A JP2016554 A JP 2016554A JP 1655490 A JP1655490 A JP 1655490A JP 2771004 B2 JP2771004 B2 JP 2771004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の異なる被写体に対して被写界深度を
加味してピントを合わせるオートフオーカスカメラに関
する。
〔従来の技術〕
従来この種のカメラとして、特願昭61-236841号公報
に記載されているように画面中央部に測距位置を有し、
異なる被写体に対してカメラを振って測距を行い、それ
ぞれの被写体のデフオーカス量を求め各被写体にピント
が合った状態にするための絞り値およびレンズ位置制御
にてカメラを作動させるものが提案されている。
さらに、特開平1-76964号公報では複数の位置で測距
が可能なオートフオーカスカメラにおいて、同時に複数
の点のデフオーカス量を検出して、複数の被写体にピン
トが合った状態にするため被写界深度を加味し、絞り値
およびレンズ位置制御にてカメラを作動させるものが提
案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
一方、通常のオートフォーカスモードとして複数の焦
点検知領域を備え、各領域のうち撮影者の意志で任意の
1つの領域を選択して、該領域に位置している被写体に
対してのピント合わせを行う任意点オートフォーカスモ
ード(第1のオートフォーカスモード)と複数の領域で
とらえている各被写体のうち各領域での焦点検知結果に
基づいて例えば最も至近の被写体を自動的に選択してピ
ントを合わせる領域自動選択オートフォーカスモード
(第2のオートフォーカスモード)を有し、この2つの
モードを選択可能なカメラも知られており、この形式の
カメラに対して上記のカメラを振って異なる被写体を1
つの焦点検知領域に合わせてその都度操作部材を操作し
てそれぞれの被写体のデフォーカス量を求め、各被写体
にピントが合った状態にする撮影モード(通常デプス、
第1の深度優先モード)と操作部材の一度の操作で各領
域でのでデフォーカス量を求め各被写体にピントが合っ
た状態にする撮影モード(オートデプス、第2の深度優
先モード)の両モードを適応させる場合、前記第1のオ
ートフォーカスモードが選択されている時には撮影者は
焦点検知領域をあえて選択しているので、前記第2の深
度優先モードを選択した状態でピント合わせを行うと撮
影者の意志とは異なるピント合わせとなることが多くな
る。又逆に第2のオートフォーカスモードが選択されて
いる時には撮影者は全自動でピント合わせを行わせ操作
としては出来るだけ簡単にして撮影を行いたい場合が多
く、この際に前記第1の深度優先モードを選択すると操
作が複雑になり、かつピント合わせまでの時間が長くな
るので、第2のオートフォーカスモードを選択した撮影
者の撮影意図に反してしまうことになる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の事項に鑑み、その構成として、撮影画
面の異なる複数の領域に対するフォーカス状態をそれぞ
れ独立して検知する焦点検知手段と、前記異なる領域の
うち任意の一つの領域を操作者の意志にて焦点検知対象
領域として設定し、該設定領域での対象物に対して前記
焦点検出手段にて検出されたフォーカス状態に基づいて
撮影レンズを駆動してピント合わせを行う第1のオート
フォーカスモードと前記複数の領域を焦点検知対象領域
として各領域での対象物に対して前記焦点検出手段にて
検知された各フォーカス状態を評価して1つのフォーカ
ス状態を選択し、該選択されたフォーカス状態に基づい
て撮影レンズを駆動してピントを合わせる第2のオート
フォーカスモードを有する自動焦点調節装置を備えたカ
メラにおいて、操作部材を操作した時点毎に、各操作時
点での所定の一つの領域でとらえている対象物に対して
前記焦点検出手段にて検知された各フォーカス状態に基
づいて前記操作部材の各操作時点で前記領域でとらえて
いたそれぞれの対象物を、ともにピントが合った状態と
するためのレンズ駆動量を求めてピント合わせを行う第
1の深度優先モードと、一度の操作部材の操作にて前記
複数の領域でそれぞれとらえている対象物に対して前記
焦点検出手段にて検知された各フォーカス状態に基づい
て前記各領域でとらえていた対象物のうち少なくとも2
つの対象物をともにピントが合った状態とするためのレ
ンズ駆動量を求めてピント合わせを行う第2の深度優先
モードとを有する深度優先ピント合わせ処理手段を設け
るとともに、深度優先ピント合わせ処理手段を作動させ
る際に、前記オートフォーカスモードとして前記第1の
オートフォーカスモードが設定されている時には前記第
1の深度優先モードを選択し、一方前記第2のオートフ
ォーカスモードが設定されている時には前記第2の深度
優先モードを選択する選択手段を設け、選択されたオー
トフォーカスモードと深度優先モードのマッチングをは
かり、撮影者の撮影目的などに反しない状態での深度優
先モードでの撮影を行わせるカメラを提供するものであ
る。
〔実施例〕
第4図は本発明の自動焦点装置を備えたカメラの一実
施例を示す回路図であり、先ず各部の構成について説明
する。
図において、PRSはカメラの制御装置で、例えば内部C
PU(中央処理装置),ROM,RAM,A/D変換機能を有する1チ
ツプのマイクロコンピユータである。PRSはROMに格納さ
れたカメラのシーケンス・プログラムに従って、自動露
出制御機能,自動焦点調節機能,表示機能フイルムの巻
き上げ・巻き戻し等のカメラの一連の動作を行ってい
る。そのためにPRSは通信用信号SO,SI,SCLK,通信選択信
号CLCM,CSDR,CDDRを用いて、カメラ本体の周辺回路およ
びレンズ内制御装置と通信を行って、各々の回路やレン
ズの動作を制御する。
SOはPRSから出力されるデータ信号、SIはPRSに入力さ
れるデータ信号、SCLKは信号SO,SIの同期クロツクであ
る。
LCMはレンズ通信バツフアであり、カメラが動作中の
ときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給するととも
に、PRSからの選択信号CLCMが高電位レベル(以下‘H'
と略記し、低電位レベルは‘L'と略記する)のときに
は、カメラとレンズ間の通信バツフアとなる。
PRSがCLCMを‘H'にして、SCLKに同期して所定にのデ
ータをSOから送出すると、LCMはカメラ・レンズ間通信
接点を介して、SCLK,SOの各々のバツフア信号LCK,DCLを
レンズへ出力する。それと、同時にレンズからの信号DL
Cのバツフア信号をSIに出力し、PRSはSCLKに同期してSI
からのレンズのデータを入力する。
DDRはスイツチ検知および表示用回路であり、信号CDD
Rが‘H'のとき選択されて、SO,SI,SCLKを用いてPRSから
制御される。即ち、PRSから送られてくるデータに基づ
いてカメラの表示部材DSPの表示を切り替えたりまた、
スーパーインポーズ表示用LED1〜LED3を選択的に動作さ
せ、さらにカメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通
信によってPRSに報知する。
SW1、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したスイツ
チで、レリーズボタンの第1段階の押下によりSW1がオ
ンし、引き続いて第2段階の押下でSW2がオンする。PRS
はSW1オンで測光、自動焦点調節を行い、SW2オンをトリ
ガとして露出制御とその後のフイルムの巻き上げを行
う。
なお、SW2はマイクロコンピユータであるPRSの「割り
込み入力端子」に接続され、SW1オン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割り込みがかかり、直ちに所
定の割り込みプログラムへ制御を移すことができる。
MTR1はフイルム給送用、MTR2はミラーアツプ・ダウン
およびシヤツタばねチヤージ用のモータであり、各々の
駆動回路MDR1,MDR2により正転,逆転の制御が行われれ
る。PRSからMDR1,MDR2に入力されている信号M1F,M1R,M2
F,M2Rはモータ制御用の信号である。
MG1,MG2は各々シヤツタ先幕・後幕走行開始用マグネ
ツトで、信号SMG1,SMG2、増幅トランジスタTR1,TR2で通
電され、PRSによりシヤツタ制御が行われる。
レンズ内制御回路LPRSのLCKに同期して入力される信
号DCLは、カメラから撮影レンズLNSに対する命令のデー
タであり、命令に対するレンズの動作は予め決められて
いる。LPRSは所定の手続きに従ってその命令を解析し、
焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからのレンズの
各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞りの駆
動状態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点距
離、デフオーカス量対焦点調節光学系の移動量の係数
等)の出力を行う。
実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラ
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動量・方向に従って焦点調節用モータLTMRを信
号LMF,LMRによって駆動して、焦点調節光学系を光軸方
向に移動させて焦点調節を行う。光学系の移動量はエン
コーダ回路ENCFのパルス信号SENCFでモニタし、LPRS内
のカウンタで計数しており、所定の移動が完了した時点
でLPRS自身が信号LMF,LMRを‘L'にしてモータLMTRを制
御する。
このため、一旦カメラから焦点調節の命令が送られた
後は、カメラの制御装置PRSはレンズの駆動が終了する
まで、レンズ駆動に関して全く関与する必要がない。ま
た、カメラから要求があった場合には、上記カウンタの
内容をカメラに送出することも可能な構成になってい
る。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時
に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては
公知のステツピングモータDMTRを駆動する。
E・NCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路で
あり、LPRSはENCZからの信号SENCZを入力してズーム位
置を検出する。LPRS内には各ズーム位置におけるレンズ
・パラメータが格納されており、カメラ側のPRSから要
求があった場合には、現在のズーム位置に対応したパラ
メータをカメラに送出する。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光す
る、露出制御用の測光センサであり、その出力SSPCはPR
Sのアナログ入力端子に入力され、A/D変換後、所定のプ
ログラムに従って自動露出制御に用いられる。
ISOはフイルムの感度の読み取り手段でフイルムのDx
コードを電気的に読み取り、読み取られたフイルム感度
信号SISOをPRSに入力する。
SDRは焦点検出用のラインセンサ装置SNSの駆動回路で
あり、信号CSDRが‘H'のときに選択されて、SO,SI.SCLK
を用いてコンピユータPRSから制御される。
コンピユータPRSから駆動回路SDRへ与える信号SEL1,S
EL2はセンサ列対SNS1,SNS2,SNS3の像信号出力のいずれ
かを選択する信号であり、蓄積終了後に選択されたセン
サ列対の像信号が出力される。
駆動回路SDRの出力VIDEOは、センサ装置SNSからの像
信号と暗電流出力の差動をとったのち、被写体の輝度に
よって決定されるゲインで増幅された像信号である。
上記暗電流出力とは、センサ列中の遮光された画素の
出力値であり、駆動回路SDRはコンピユータPRSからの信
号DSHによってコンデンサにその暗電流出力値を保持し
てセンサ列の他の画素からの像信号との差動増幅を行
う。
VIDEOはコンピユータPRSのアナログ入力端子に接続さ
れておりコンピユータPRSは同信号をA/D変換後、そのデ
イジタル値をRAM上の所定アドレスに順次格納してゆ
く。
TINTE1はセンサ列に蓄積された電荷が適正になったこ
とを表す信号でコンピユータPRSはこれを受けて像信号
の読みだしを実行する。
CK1,CK2はセンサ装置SNSの駆動クロツクを生成するた
めのクロツクである。
コンピユータPRSが信号CSDRを‘H'として所定の「蓄
積開始コマンド」を駆動回路SDRに送出することによっ
てセンサ装置SNSの蓄積動作が開始される。
これによりセンサで被写体像の光電変換が行われ、セ
ンサの光電変換素子部には電荷が蓄積される。この電位
が所定のレンズに達すると、駆動回路SDRは上記信号TIN
TE1を‘L'とする。
コンピユータPRSはこれ受けてクロツクCK2に所定の波
形を出力する。
駆動回路SDRはCK2に基づいてクロツクを生成してセン
サ装置SNSに与え、センサ装置SNSは前記クロツクによっ
て像信号を出力し、コンピユータPRSは自ら出力してい
るCK2に同期して内部のA/D変換機能でアナログ入力端子
に入力されているVIDEOをA/D変換後デイジタル信号とし
て、RAMの所定アドレスに順次格納する。
第2図および第3図はスーパーインポーズ測距視野表
示の説明図であり、第2図は主要部の斜視図である。図
中LED1〜LED3は表示用LEDで、それぞれ第3図のピント
グラス上の表示パターン31-1〜31-3に対応している。30
はフアインダ視野枠である。表示用LEDを発光させると
その光束は第2図に示すように投光レンス24と可動ハー
フミラー20によってピントグラス上の表示パターン部に
導かれる。
このとき投光レンズ24の射出面24aにはフレンネルレ
ンズが設けてあり、このフレンネルレンズの作用によっ
て1つのLEDの発光で1つの表示部がされるように構成
されている。
この表示パターン31-1〜31-3の位置は第1図のセンサ
装置SNSの各センサ列対と対応した位置関係にありLED1
〜LED3を選択的に発光させることによって合焦表示を行
うことが可能である。
次いで第1図を用いて、上記実施例の動作を説明す
る。カメラに電源が投入されるとマイコンPRS内のRAMは
すべてクリアされ、各入出力ポートは初期化され、プロ
グラムはSTARTから制御を開始する。
ステツプ70 スイツチSW1がONかどうかを判定する。
SW1がONであれば測光および焦点検出制御を行うため
ステツプ78へ分岐する。
SW1がOFFならステツプ70-1へ分岐する。今SW1がOFFに
なっているものとして、以下ステツプ70-1以下の動作を
説明する。
ステツプ70-1 デプスモードの判定を行う。なお複数
のデフオーカス量を検出し深度を加味したレンズ駆動お
よび絞り制御を行うモードをデプスモードと称する。こ
のモードは後述のステツプ74にて撮影者にてマニアルで
設定される。
デプスモード時にはステツプ70-2へ、それ以外のモー
ドの時にはステツプ70-5へ進む。
ステツプ70-2 後述のステツプ72にて設定される測距
点の判定を行う。設定される測距点としては画面の左側
部領域、央部部領域、右側部領域および全領域の4モー
ドが有る。左側部領域は第4図のセンサSNS-1の測距視
野に、中央部領域はセンサSNS-2の測距視野に、右側部
領域にはセンサSNS-3の測距視野に、また全領域はセン
サSNS-1〜SNS-3の測距視野に対応している。
左,中央,右側のうち一つの領域が選択されている時
にはステツプ70-3に進み、全領域が選択されている時に
はステツプ70-4に進む。
ステツプ70-3 スイツチSW1のオンからオフへの変化
を検出してデプスモードのフラグを変更する。即ち、フ
ラグデプス状態1が設定されていればフラグをデプス状
態2に変更し、デプス状態2が設定されていれば、デプ
ス状態3に変更する。なおデプス状態3が設定されてい
る時は、フラグを変更しないものとする。
また、スイツチSW1のオンからオフへの変化を検出し
てフラグJFを“L"にセツトする。
ステツプ70-4 デプスに関するパラメータやフラグ等
のクリアを行う。(デプスモード自身は、クリアされな
い) ステツプ70-5 AF(オートフオーカス)動作に関する
パラメータを初期化する。
ステツプ71 測距点切換スイツチ(FD-SW)がONかど
うか判定する。
測距点切換スイツチ(FD-SW)ONならステツプ72へ分
岐して測距点切換の処理を行う。
FD-SWがOFFならステツプ73へ分岐する。なおスイツチ
FD-SWは第4図のスイツチ郡SWS内の所定のスイツチであ
る。
ステツプ72 測距点切換を行う。測距点切換中は、ス
ーパーインポーズ表示により、現在設定されている測距
点を表示し、ダイヤルの操作に連動してオンオフするス
イツチ(ダイヤルSWと称す)により測距点の切換えが行
われる。
例えばダイヤルSWを所定量まわすごとに右側部領域→
中央部領域→左側部領域→全領域(自動選択モード)の
如く設定領域が切換えられる。なお、このダイヤルSWも
第4図のスイツチ群SWS内のスイツチである。また全領
域が設定された時には全側測距点のスーパーインポーズ
表示がなされる。
ステツプ73 AEモードの設定SWがONかどうか判定す
る。AEオードSW(第4図のスイツチ群SWS内の所定のス
イツチ)がONならばステツプ74へ分岐し、そうでなけれ
ばステツプ75へ分岐する。
ステツプ74 AEモードの変更を行う。ダイヤルSWのオ
ンオフによりマニアルモード→シヤツタ速度優先AEモー
ド→絞り優先AEモード→プログラムモード→デスプモー
ドの順にモードの切換えが行われる。なおダイヤルを反
転させると反対の順でモード切換えが行われる。また、
AEモード中は外部表示で、どのモードに設定されている
かを表示する。
ステツプ75 タイマー中であるかどうか判定する。
タイマー中はステツプ70へもどりSWセンスを行う。タ
イマーは、FP.SW,AEモードSW,ダイヤルSW等のスイツチ
が操作されている間セツトされ、これらのSWを何も操作
しないで一定時間がたつとタイマーがOFFとなる。
ステツプ76 ソフトウエアスタンバイ状態にする前に
各種の表示をOFFする。
ステツプ77 マイコンPRSをソフトウエアスタンバイ
状態にする。
このソフトウエアスタンバイ状態においては、マイコ
ン本体だけでなく、クロツクをはじめ内蔵周辺モジユー
ルの機能が停止するため、消費電流は著しく低減される
が、規定の電圧が与えられている限り、マイコンPRSの
レジスタの内容および内蔵RAMのデータは保持される。
またソフトウエアスタンバイ状態の解除は、上記各スイ
ツチSWの変化によって行われ、スタンバイが解除される
とSTARTから制御を実行する。
以上ステツプ70〜77までの動作にて、FPSWにて測距点
切換えモードが設定されダイヤルSWにて測距点の選択が
なされ、一方AEモードスイツチにてAEモード設定状態と
なり、ダイヤルSWにてAEモードが選択的に設定される。
次いでスイツチSW1がオンとなった場合の動作につき
説明する。
スイツチSW1がオンとなると、ステツプ78に進み、AE
モードとしてデプスモードが設定されているか否かを判
定されデプスモードが設定されていない時にはステツプ
79へ、デプスモードが設定されている時にはステツプ80
に進む。
ステツプ79 デプスモードでない場合、通常の焦点検
出動作を行う。ここでの焦点検出動作としては測距点が
予め撮影者にて選択されている時には、その選択測距点
で検出されたデフオーカス量に基づくレンズ駆動を意味
している。一方、自動選択モードの時には各測距点での
各デフオーカス量のうち一番至近を表わすデフオーカス
量に基づくレンズ駆動が行われるものとする。
ステツプ80 測距点の指定がされているかどうかを判
定する。
測距点が、右,中央,左のいづれかに設定されている
場合、ステツプ81へ分岐し、自動選択モードに設定され
ている場合はステツプ82へ分岐し、オートデプスの制御
を行う。即ち、デプスモードにおいて自動選択モードを
設定するとオートデプスになる。
ステツプ81 1つの測距点で複数回測距を行って深度
巾を決める後述のデプス動作を行う。
ステツプ82 後述のオートデプス制御を行う。
ステツプ83 測光センサの出力をA/D変換し、設定さ
れたモードに従い絞り値,シヤツタ速度等を計算する。
ステツプ84 前記のAFルーチン中(NOMAL DEPTH,AVT
O,DEPTH,NOMAL AF)で合焦状態になるとJFフラグを立て
るので、そのフラグにより分岐を行う。
JF=‘H'(合焦状態)はステツプ85へ分岐する。
JF=‘L'(非合焦状態)はステツプ70へ分岐する。
ステツプ85 合焦している場合、合焦であることを表
示する(NOMAL DEPTHの場合は、その時のデプス状態の
処理が終了したことを示す)。さらに、NOMAL DEPTH、A
UTO DEPTHまたはNOMAL AFで設定された測距点のスーパ
ーインポーズ表示を行う。
特にスーパーインポーズ表示は前回の合焦状態を記憶
しておき、最初の1回だけ表示を行うようにすると、消
費電力が低減され、かつフアインダ内の見え方もわずら
わしくない。
ステツプ86 レリーズボタンが更に深く押し込まれて
SW2がオンしたか否かを判定し、SW2がONしたと判定され
るとステツプ87に進み不図示のレリースシーケンスへ分
岐し、ステツプ83で決定した制御値に従い、絞り制御、
シヤツタ制御を行い続いてフイルムの給送制御等を行
い、STARTへ戻る。
次いでステツプ81にて実行されるNOMAL DEPTHのサブ
ルーチン動作につき第5図を用いて説明する。
ステツプ50-1 NOMAL DEPTHが初めて行われたか否か
判定し初めての時にはステツプ50-2にてフラグデプス状
態を1に設定しフラグJFを‘L'にする。初回ではない時
はステツプ51に進む。
ステツプ51 デプス状態は1〜3までの3状態があり
後述の如く1つの状態の動作が終了するとJFフラグを
‘H'にする。メインルーチンのステップ70-3では上述の
如く状態を更新し、JFフラグを‘L'にする。ここでJFフ
ラグをcheckして状態が更新しているかどうかを判定
し、JF=‘H'(状態が更新されていない)ならステツプ
62へ分岐しメインルーチンへ戻り、JF=‘L'(状態が更
新されている)ならステツプ52へ分岐し、それぞれの状
態に応じた処理を行う。
ステツプ52 それぞれのデプス状態に応じて分岐す
る。
デプス状態1の時は53へ分岐する。
デプス状態2の時は54へ分岐する。
デプス状態3の時は58へ分岐する。
今、初回のNOMAL DEPTHサブルーチンの実行であると
すると、ステツプ53に進む。
ステップ53 通常のAF動作を行う。
即ち、前述の第1図のステツプ72に選択された一つの
測距領域のセンサにて像信号を蓄積し、該像信号に基づ
くデフオーカス量の算出および該デフオーカス量分のレ
ンズ駆動を行い、その時の選択測距点にある被写体に対
するピント合わせを行う。また、上記デフオーカス量の
算出時に合焦と見なされるデフオーカス量が得られた時
にはJFフラグを‘H'にセツトし、レンズ駆動は行わない
ものとする。
ステツプ53にピント合わせが行われるとステツプ62に
てリターンし、上述のステツプ83〜86が行われる。
この時スイツチSW1がオン状態に保持されていれば再
度ステツプ70,78,80,81が実行される。
再度のNOMAL DEPTHサブルーチンの実行にあってはス
テツプ50-2を実行することなしにステツプ51に進む。こ
の時JFフラグが‘L'であると再度ステツプ52、53が実行
され測距点での被写体に対し、合焦となっていればフラ
グJFが‘H'となる。この様にして再度のNOMAL DEPTHサ
ブルーチンが行われた後もスイツチSW1がオン状態に保
持されていれば、上記の動作を繰り返されるがJFフラグ
が‘H'にセツトされるため以後繰り返されるNOMAL DEPT
Hサブルーチンに際してステツプ53を実行せず、レンズ
は合焦となった状態に保持される。
この様にしてデプス状態1の処理にて被写体にピント
を合わせた後にスイツチSW1をオフとするとステツプは7
0,70-1,70-2,70-3に進む。
ステツプ70-3では上述の如く、スイツチSW1のオンか
らオフへの変化を検出するので、フラグデプス状態を1
から2に進めるとともにJFフラグを‘L'にセツトする。
従って、スイッチSW1を再度オンとしてステツプ81のNOM
AL DEPTHサブルーチンが再度実行されるにあたり、ステ
ツプは54に進む。
ステツプ54 デプス状態1にてピントを合わせた被写
体とは異なる第2の被写体に対して選択された測距点
(デプス状態1と同一の測距点)でのセンサにて像の蓄
積およびデフオーカス量を求める。このデフオーカス量
を所定のRAMに格納し、ステツプ55に進む。
ステツプ55 ステツプ54で検出したデフオーカス量か
らレンズ駆動量を計算しレンズ駆動を行う。レンズ駆動
は、レンズ駆動命令と、レンズ駆動量をレンズ通信バツ
フアLCMを介してレンズへ送信することで行われる。
ステツプ56 レンズが停止したかどうかをチエツク
し、レンズの駆動が終了したらステツプ57へ分岐する。
ステツプ57 デプス状態2が終了したのでJF-‘H'に
する。
この様にしてデプス状態2の処理が終了した後スイツ
チSW1をオフとすると、前述の如くステツプ70-3が実行
されフラグデプス状態を3に進め、JFフラグを‘L'に
し、再度スイツチSW1をオンとした後、再度NOMAL DEPTH
サブルーチンが実行される。このNOMAL DEPTHサブルー
チンにあってはデプス状態が3に進んでいるので、ステ
ツプ58が行われる。
ステツプ58 ステツプ54で検出したデフオーカス量か
ら絞り値を計算する。
この絞り値の計算は検出したデフオーカス量を、最小
錯乱円=35μmで割ることにて求められ、この値のアペ
ツクス値がAV値となる。
ステツプ59 デプス状態1のレンズ位置とデプス状態
2のレンズ位置から中間位置を求め、この中間位置へレ
ンズを駆動する。
ステツプ60 レンズが上記中間位置へ移行したか否か
チエツクし中間位置でレンズが停止すればステツプ61へ
進む。
ステツプ61 デプス状態3が終了したので、JF=‘H'
にする。
以上の如くNOMAL DEPTHサブルーチンでは選択した測
距点で異なる位置にある被写体をそれぞれ合焦とするレ
ンズ位置の中間位置にレンズを位置させ、かつその時に
両被写体ともに深度内におさめるための絞り値を求め、
レリーズ動作後、この絞り値にて撮影を行うこととな
る。
次いで、第1図のステツプ82のAUTO DEPTHサブルーチ
ンの動作につき第6図を用いて説明する。
なお、該AUTO DEPTHはデプスモードが選択下で測距視
野の自動選択モードが選ばれることで自動的に選択され
ることは前述の通りである。
ステツプ40 複数の測距点(左側,中央部,右側の各
点)のデフオーカス量の検出をそれぞれ独立して行う。
マイコンPRSは駆動回路SDRに蓄積開始命令を送り蓄積
を開始する。駆動回路SDRから蓄積終了信号が送信され
ると、マイコンPRSはセンサの像信号の入力を行う。全
てのセンサの像信号が所定のRAM内へ読み込まれると、
既知の相関演算を行って各測距点のデフオーカス量を求
める。
ステツプ41 オートデプスの演算を行う。この演算は
下記の如くして行われる。
上記各測距点での像信号に基づき各測距点のうち測距
可能な測距点に対するフラグをセツトする。該セツトさ
れたフラグの測距点での各デフオーカス量のうち最も至
近側の被写体のデフオーカス量(def F)と最も無限側
の被写体のデフオーカス量(def N)との差α=def F-d
ef N/で求める。
αを最小錯乱円=35μmで割った値を絞り値として/
そのアペツクス値AVを求める。
上記デフオーカス量def Fとdef Nの中間量を求める。
(def F+def N)/2 この値をレンズ固有の光学データおよびレンズ駆動モ
ータのパルスピツチ等のデータを用いレンズ駆動量に換
算する。
ステツプ42 ステツプ41で計算したレンズ駆動用のデ
フオーカス量(def F+def N)/2が合焦しきい値より小
さいかどうか判定する。合焦しきい値より小さければス
テツプ45へ分岐する。しきい値より大きければステツプ
43へ分岐する。
ステツプ43 ステツプ41で計算したレンズ駆動量分だ
けレンズ駆動を行う。
ステツプ44 ステツプ43での駆動量のレンズ駆動終了
を待ちレンズが停止したらステツプ46へ進む。
ステツプ45 ステツプ42で合焦判定された場合ここへ
分岐する。
まず、JF=‘H'にセツトし、深度内に入った測距点に
対応するスーパーインポーズ表示を行うためのフラグ設
定を行う。
ステツプ46 メインルーチンヘリターンする。
以上のようにAUTO DEPTHでは各測距点で測距した被写
体のうち、最も遠方と最も近い被写体をともにピントが
合った状態とするための絞り値およびレンズ位置制御が
自動的に行われることとなる。
また、ステツプ45で深度内に入った測距点に対応する
フラグがセツトされているので、このAUTO DEPTHサブル
ーチン終了後の第1図のステツプ85で上記深度内に入っ
た測距点を示す発光ダイオードLED1,LED2,LED3が点灯し
撮影者にこれを示さしめる。
また、更にAUTO DEPTH処理後にSW1をオフとすると第
1図のステツプ70-4にてオートデプスに関するフラグお
よび演算された絞り値、デフオーカス量等全てクリアさ
れる。よって、SW1オフ後に再度オートデプス処理を行
わせるためにはスイツチSW1をオンとすれば上述のオー
トデプス処理が再度実行されることとなる。
なお、通常のデプス処理にあってはデプス状態3処理
後にスイツチSW3をオフとしてもデプス処理に関するフ
ラグ等はクリアされることなく、その状態に保持される
こととなる。
〔効果〕
以上のように測距点に対する自動選択モードの設定に
連動してオートデプスモードを自動選択したので、測距
点の選択と2つのデプスモードとの対応関係がわかりや
すく、誤操作等をおこしにくい操作性のカメラを提供出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラの動作を説明するためのフ
ローチヤートを示す説明図、 第2図は本発明のカメラに用いるフアインダー光学系の
構成を示す構成図、 第3図は第2図示のフアインダー光学系における画面状
態を示す説明図、 第4図は本発明に係るカメラの一実施例を示す回路図、 第5図,第6図はそれぞれ第1図フローチヤートにおけ
るサブルーチン動作を説明するための説明図である。 PRS……マイクロコンピユータ SNS……センサー LNS……撮影レンズ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影画面の異なる複数の領域に対するフォ
    ーカス状態をそれぞれ独立して検知する焦点検出手段
    と、前記異なる領域のうち任意の一つの領域を操作者の
    意志にて焦点検知対象領域として設定し、該設定領域で
    の対象物に対して前記焦点検出手段にて検知されたフォ
    ーカス状態に基づいて撮影レンズを駆動してピント合わ
    せを行う第1のオートフォーカスモードと前記複数の領
    域を焦点検知対象領域として各領域での対象物に対して
    前記焦点検出手段にて検知された各フォーカス状態を評
    価して1つのフォーカス状態を選択し、該選択されたフ
    ォーカス状態に基づいて撮影レンズを駆動してピントを
    合わせる第2のオートフォーカスモードを有する自動焦
    点調節装置を備えたカメラにおいて、操作部材を操作し
    た時点毎に、各操作時点で所定の一つの領域でとらえて
    いる対象物に対して前記焦点検出手段にて検知された各
    フォーカス状態に基づいて前記操作部材の各操作時点で
    前記領域でとらえていたそれぞれの対象物を、ともにピ
    ントが合った状態とするためのレンズ駆動量を求めてピ
    ント合わせを行う第1の深度優先モードと、一度の操作
    部材の操作にて前記複数の領域でそれぞれとらえている
    対象物に対して前記焦点検出手段にて検知された各フォ
    ーカス状態に基づいて前記各領域でとらえていた対象物
    のうち少なくとも2つの対象物をともにピントが合った
    状態とするためのレンズ駆動量を求めてピント合わせを
    行う第2の深度優先モードとを有する深度優先ピント合
    わせ処理手段を設けるとともに、深度優先ピント合わせ
    処理手段を作動させる際に、前記オートフォーカスモー
    ドとして前記第1のオートフォーカスモードが設定され
    ている時には前記第1の深度優先モードを選択し、一方
    前記第2のオートフォーカスモードが設定されている時
    には前記第2の深度優先モードを選択する選択手段を設
    けたことを特徴とするカメラ。
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