JP2785715B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関し、特に圧電材に使用するインクジェットヘッドに
関する。
に関し、特に圧電材に使用するインクジェットヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置として、図4に
示すような、記録ヘッド(インクジェットヘッド)10
0と、インク供給路106と、インクタンク107とか
ら構成されるものが知られている。インクタンク107
に溜まっているインク108は、インク供給路106を
介して記録ヘッド100のインク溜まり102に入る。
記録ヘッド100は、インク溜まり102と、圧電素子
103と、圧電室104と、ノズル105とから成る。
圧電素子103は、複数(図4では7個)の細い圧力室
104の上部に固定され、記録信号によって駆動される
ことにより圧力室104内の圧力を高め、ノズル5から
インクを吐出させる。
示すような、記録ヘッド(インクジェットヘッド)10
0と、インク供給路106と、インクタンク107とか
ら構成されるものが知られている。インクタンク107
に溜まっているインク108は、インク供給路106を
介して記録ヘッド100のインク溜まり102に入る。
記録ヘッド100は、インク溜まり102と、圧電素子
103と、圧電室104と、ノズル105とから成る。
圧電素子103は、複数(図4では7個)の細い圧力室
104の上部に固定され、記録信号によって駆動される
ことにより圧力室104内の圧力を高め、ノズル5から
インクを吐出させる。
【0003】上述の従来の記録ヘッドでは、インクが流
れる圧力室と圧電素子を別々に製作しなければならず、
また圧力室へ圧電素子を固定しなければならないので、
圧力室と圧電素子との位置合わせが必要となり、製造コ
ストが高くなる。
れる圧力室と圧電素子を別々に製作しなければならず、
また圧力室へ圧電素子を固定しなければならないので、
圧力室と圧電素子との位置合わせが必要となり、製造コ
ストが高くなる。
【0004】それらの問題を解決するために、同一出願
人による特願平5−189796号によるインクジェッ
ト記録装置の記録ヘッドがある。これは図5(a)の断
面図および図5(c)の斜視図に示すように、圧電ヘッ
ド部は圧電材41の中央に直径20〜100μmの貫通
穴42を設け、圧電材41の両端面に電極43a、43
bをコーティングしたもので、貫通穴42にはインク供
給部(図示略)から図5(a)の矢印A方向へインク4
4が供給される。図5(b)において、電極43a、4
3bの間に駆動回路46から電圧を印加して駆動するこ
とにより、圧電材41に歪みが発生し、圧電材41は貫
通穴の中心軸に平行な方向に伸びる。これによりインク
44をインクが供給される側と反対側の出口へ伝播する
圧力波が発生し、貫通穴42から外方向へインク滴45
が吐出される。
人による特願平5−189796号によるインクジェッ
ト記録装置の記録ヘッドがある。これは図5(a)の断
面図および図5(c)の斜視図に示すように、圧電ヘッ
ド部は圧電材41の中央に直径20〜100μmの貫通
穴42を設け、圧電材41の両端面に電極43a、43
bをコーティングしたもので、貫通穴42にはインク供
給部(図示略)から図5(a)の矢印A方向へインク4
4が供給される。図5(b)において、電極43a、4
3bの間に駆動回路46から電圧を印加して駆動するこ
とにより、圧電材41に歪みが発生し、圧電材41は貫
通穴の中心軸に平行な方向に伸びる。これによりインク
44をインクが供給される側と反対側の出口へ伝播する
圧力波が発生し、貫通穴42から外方向へインク滴45
が吐出される。
【0005】以上説明した原理を用いた記録ヘッドを図
6の斜視図に示す。圧電ヘッド部20、21はそれぞれ
図5の圧電ヘッド部と同じもので、電極43bは、圧電
材20aと同じ材質からなるインク供給部23へ固定さ
れている。インク供給部23の中にはインク溜まり26
が形成され、そこには管25を介してインクタンク(図
示せず)からインクが供給される。インク供給部23
は、図7の断面図に示すようにコの字状断面形状を有
し、圧電ヘッド部20、21の間に切り込み24が設け
られている。この切り込み24は、圧電材20a、21
aが駆動中に互いの歪みの影響を及ぼさないようにする
目的で設けており、圧電ヘッド部20、21は同時また
は別々に駆動される。
6の斜視図に示す。圧電ヘッド部20、21はそれぞれ
図5の圧電ヘッド部と同じもので、電極43bは、圧電
材20aと同じ材質からなるインク供給部23へ固定さ
れている。インク供給部23の中にはインク溜まり26
が形成され、そこには管25を介してインクタンク(図
示せず)からインクが供給される。インク供給部23
は、図7の断面図に示すようにコの字状断面形状を有
し、圧電ヘッド部20、21の間に切り込み24が設け
られている。この切り込み24は、圧電材20a、21
aが駆動中に互いの歪みの影響を及ぼさないようにする
目的で設けており、圧電ヘッド部20、21は同時また
は別々に駆動される。
【0006】高密度記録を得るためには、図8の斜視図
に示すように、前記圧電ヘッド部と同様な構成の圧電ブ
ロック30a、30b、30c、30dを千鳥状に配置
することによってなされる。圧電ブロック30は内部に
インク溜りを有するインク供給部31とを有する。イン
ク供給部31にはインクタンクからのインクが管39を
介して供給される。各々の圧電ブロック30はインク射
出側の一部の面33(図8の白抜きの部分)と図の底面
とインク供給部31に接合する面以外の表面が金属膜で
コーティングされた後、面33の両側5ヵ所に互い違い
に溝38を入れたものである。各溝38の間には、図に
示す圧電ヘッド部と同じ構成の圧電ヘッド部30a、3
0b、30c、30dが形成される。この圧電ヘッド部
30は積層型圧電構造で構成され、図6の単層構造より
大きな歪みを発生させることができる。各圧電ヘッド部
30a〜30dの貫通穴(直径40〜100μm)に
は、インク供給部31の中のインク溜まりに連通したイ
ンクが供給されている。圧電ブロック30には、対向す
る2つの側面P、Sからブロック内の途中まで電極3
2、34が形成され、さらに側面P、Sに接触しない3
つの電極35がブロック内に形成されている。従って、
圧電ヘッド部30a、30bを駆動するための一方の電
極は電極34、他方の電極は電極35となり、また、圧
電ヘッド部30c、30dを駆動するための一方の電極
は電極32、他方は電極35となる。このため、電極3
5は各圧電ヘッド部30a〜30dで同電位になる。電
極35は共通電極37に接続される。従って、例えば、
圧電ヘッド部30cを駆動する場合、電極32に接続す
る側面P側の電極と共通電極37とを駆動回路36に接
続すればよい。
に示すように、前記圧電ヘッド部と同様な構成の圧電ブ
ロック30a、30b、30c、30dを千鳥状に配置
することによってなされる。圧電ブロック30は内部に
インク溜りを有するインク供給部31とを有する。イン
ク供給部31にはインクタンクからのインクが管39を
介して供給される。各々の圧電ブロック30はインク射
出側の一部の面33(図8の白抜きの部分)と図の底面
とインク供給部31に接合する面以外の表面が金属膜で
コーティングされた後、面33の両側5ヵ所に互い違い
に溝38を入れたものである。各溝38の間には、図に
示す圧電ヘッド部と同じ構成の圧電ヘッド部30a、3
0b、30c、30dが形成される。この圧電ヘッド部
30は積層型圧電構造で構成され、図6の単層構造より
大きな歪みを発生させることができる。各圧電ヘッド部
30a〜30dの貫通穴(直径40〜100μm)に
は、インク供給部31の中のインク溜まりに連通したイ
ンクが供給されている。圧電ブロック30には、対向す
る2つの側面P、Sからブロック内の途中まで電極3
2、34が形成され、さらに側面P、Sに接触しない3
つの電極35がブロック内に形成されている。従って、
圧電ヘッド部30a、30bを駆動するための一方の電
極は電極34、他方の電極は電極35となり、また、圧
電ヘッド部30c、30dを駆動するための一方の電極
は電極32、他方は電極35となる。このため、電極3
5は各圧電ヘッド部30a〜30dで同電位になる。電
極35は共通電極37に接続される。従って、例えば、
圧電ヘッド部30cを駆動する場合、電極32に接続す
る側面P側の電極と共通電極37とを駆動回路36に接
続すればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたインクジェ
ットヘッドは小型化が容易であるという利点を持つが、
高密度記録を実現するための圧電ヘッド部30を千鳥状
に分割させるための溝38の加工において、溝38を図
8に示すような形状にすることは容易なことではない。
そのため、エキシマレーザー等の特殊な加工によらなけ
ればヘッドを得ることができないという問題が生じた。
特殊な加工はインクジェットヘッドの製造コストを高く
するものである。したがって本発明の目的は、上記特殊
な加工法によらないで高密度記録が可能なインクジェッ
トヘッドを得ることにある。
ットヘッドは小型化が容易であるという利点を持つが、
高密度記録を実現するための圧電ヘッド部30を千鳥状
に分割させるための溝38の加工において、溝38を図
8に示すような形状にすることは容易なことではない。
そのため、エキシマレーザー等の特殊な加工によらなけ
ればヘッドを得ることができないという問題が生じた。
特殊な加工はインクジェットヘッドの製造コストを高く
するものである。したがって本発明の目的は、上記特殊
な加工法によらないで高密度記録が可能なインクジェッ
トヘッドを得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧電材
に少なくとも1本の第1の溝を設け、第1の溝に対して
向きの異なる複数本の第2の溝を設け、さらに第2の溝
とは逆向きの第3の溝を設け、これら3つの溝によっ
て、複数の六角柱の圧電材を千鳥状に形成し、その六角
柱の軸上にインクを溜める穴を設けるように構成した。
に少なくとも1本の第1の溝を設け、第1の溝に対して
向きの異なる複数本の第2の溝を設け、さらに第2の溝
とは逆向きの第3の溝を設け、これら3つの溝によっ
て、複数の六角柱の圧電材を千鳥状に形成し、その六角
柱の軸上にインクを溜める穴を設けるように構成した。
【0009】
【作用】圧電材上に3種類の溝を形成し、これらの溝に
よって、圧電材上に千鳥状に配置された多角柱を複数形
成する。多角柱の中心軸に沿ってインク穴を形成して高
密度のインクジェットヘッドを構成する。
よって、圧電材上に千鳥状に配置された多角柱を複数形
成する。多角柱の中心軸に沿ってインク穴を形成して高
密度のインクジェットヘッドを構成する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明のインクジェットヘッド
の部分断面斜視図を、図2は図1のインクジェットヘッ
ドの上面図を示す。
詳細に説明する。図1は本発明のインクジェットヘッド
の部分断面斜視図を、図2は図1のインクジェットヘッ
ドの上面図を示す。
【0011】図1において、圧電材料例えばチタン酸ジ
ルコン酸鉛系セラミックあるいはチタン酸バリウムなど
で構成された圧電ブロック10と、その下部にインク溜
まり16を有するインク供給部11が設けられている。
圧電ブロック10は中央部にセンタ溝19(第1の溝)
が設けられ、そのセンタ溝19に対して図2に示すよう
に+60゜の角度で所定の間隔aで複数の分割溝18a
(第2の溝)を設け、さらに、分割溝18aとは逆の傾
斜すなわち−60゜の角度で間隔bで複数の分割溝18
b(第3の溝)を設ける。したがって分割溝18aと1
8bは60゜の角度で交差するようにする。また、間隔
a、b、およびセンタ溝19によって分割された圧電ブ
ロック10の幅cは同じ長さであることが望ましい。そ
れにより圧電材の歪みの分布が均一化され、より効率の
良いインク滴吐出が可能になるからである。具体的に
は、ノズル1列分のノズルピッチを1/150インチ
(約0.0847mm)とすると、間隔a、b、および
cの長さは前記ノズルピッチに√3/2(2分の√3)
をかけた長さ、すなわち約1/173.2インチであ
る。すると圧電ブロック10は、複数の六角柱状の圧電
ブロック10a、10b、10c、10d、…、に分割
され、それらの配置は千鳥状になる。それらの六角柱状
圧電ブロック各々の軸上に圧電ブロック10の上面から
インク溜まり16に至る貫通穴42を形成する。
ルコン酸鉛系セラミックあるいはチタン酸バリウムなど
で構成された圧電ブロック10と、その下部にインク溜
まり16を有するインク供給部11が設けられている。
圧電ブロック10は中央部にセンタ溝19(第1の溝)
が設けられ、そのセンタ溝19に対して図2に示すよう
に+60゜の角度で所定の間隔aで複数の分割溝18a
(第2の溝)を設け、さらに、分割溝18aとは逆の傾
斜すなわち−60゜の角度で間隔bで複数の分割溝18
b(第3の溝)を設ける。したがって分割溝18aと1
8bは60゜の角度で交差するようにする。また、間隔
a、b、およびセンタ溝19によって分割された圧電ブ
ロック10の幅cは同じ長さであることが望ましい。そ
れにより圧電材の歪みの分布が均一化され、より効率の
良いインク滴吐出が可能になるからである。具体的に
は、ノズル1列分のノズルピッチを1/150インチ
(約0.0847mm)とすると、間隔a、b、および
cの長さは前記ノズルピッチに√3/2(2分の√3)
をかけた長さ、すなわち約1/173.2インチであ
る。すると圧電ブロック10は、複数の六角柱状の圧電
ブロック10a、10b、10c、10d、…、に分割
され、それらの配置は千鳥状になる。それらの六角柱状
圧電ブロック各々の軸上に圧電ブロック10の上面から
インク溜まり16に至る貫通穴42を形成する。
【0012】また、必要に応じて所定の径を有するノズ
ル17aを設けたノズルプレート17を圧電ブロック1
0の上面に接合する。そのノズルプレート17のインク
滴射出側の面にポリ4−フッ化エチレン樹脂(商品名:
テフロン)をコーティングしたり、またはフッ化グラフ
ァイトをメッキ加工するなどの撥水処理を施すと、イン
ク滴の射出を安定化させることが可能になる。圧電ブロ
ック10を駆動させるための電極は、圧電ブロック10
の内部に20〜50μmの間隔で電極12、13を交互
に設けることによって、圧電ブロック10内の電界強度
を高めることができる。従って比較的低い電圧、例えば
20V程度でインク滴を吐出するのに必要な歪みを得る
ことができる。
ル17aを設けたノズルプレート17を圧電ブロック1
0の上面に接合する。そのノズルプレート17のインク
滴射出側の面にポリ4−フッ化エチレン樹脂(商品名:
テフロン)をコーティングしたり、またはフッ化グラフ
ァイトをメッキ加工するなどの撥水処理を施すと、イン
ク滴の射出を安定化させることが可能になる。圧電ブロ
ック10を駆動させるための電極は、圧電ブロック10
の内部に20〜50μmの間隔で電極12、13を交互
に設けることによって、圧電ブロック10内の電界強度
を高めることができる。従って比較的低い電圧、例えば
20V程度でインク滴を吐出するのに必要な歪みを得る
ことができる。
【0013】本発明において圧電材の分割形状は必ずし
も六角柱である必要はないが、上記実施例のように圧電
ブロック10を六角柱状に形成すれば、図8に示す従来
の直方体状の圧電ブロックに比べて歪みの分布が均一化
され、より効率の良いインク滴吐出が可能になる。また
センタ溝19(第1の溝)は1本に限らず必要に応じて
複数本形成してもよい。
も六角柱である必要はないが、上記実施例のように圧電
ブロック10を六角柱状に形成すれば、図8に示す従来
の直方体状の圧電ブロックに比べて歪みの分布が均一化
され、より効率の良いインク滴吐出が可能になる。また
センタ溝19(第1の溝)は1本に限らず必要に応じて
複数本形成してもよい。
【0014】次に、本発明のインクジェットヘッドの製
造工程を図3(a)〜(c)に説明する。まず図3
(a)の工程において、素材である1つの圧電ブロック
10には予め両端からそれぞれ内側へ伸びるように配置
された電極12a、12bと内側のみに配置された電極
13が交互に設けられている。次に図3(b)で、前記
電極12aと12bの間を通るように入れられたセンタ
溝19をダイシングソーなどで切り込み形成し、さらに
そのセンタ溝19に導電性膜、すなわち共通電極14を
形成する。そして圧電ブロック10の両側に、センタ溝
19の底dより高い位置e、e’までの位置に前記共通
電極14と同様に信号電極15a、15bを形成する。
またこの工程の前後に、圧電ブロック10の底面からイ
ンク溜まりとなる開口部16を形成する。次に図3
(c)の工程で、図2に示す分割溝18a、18bを前
記センタ溝19を形成したのと同様にダイシングソーな
どの通常の切削加工によって切り込み形成する。溝18
a,18b(溝の底の位置を図3(c)に破線で示して
いる)の深さdはセンタ溝19の深さDと信号電極15
a、15bの端e、e’の位置の間になるようにする。
そうすれば信号電極15a、15bは、各六角柱状圧電
ブロック(10a、10b、10c、10d、…、)ご
とに切断されるが、共通電極14は切断されることなく
連通したままである。
造工程を図3(a)〜(c)に説明する。まず図3
(a)の工程において、素材である1つの圧電ブロック
10には予め両端からそれぞれ内側へ伸びるように配置
された電極12a、12bと内側のみに配置された電極
13が交互に設けられている。次に図3(b)で、前記
電極12aと12bの間を通るように入れられたセンタ
溝19をダイシングソーなどで切り込み形成し、さらに
そのセンタ溝19に導電性膜、すなわち共通電極14を
形成する。そして圧電ブロック10の両側に、センタ溝
19の底dより高い位置e、e’までの位置に前記共通
電極14と同様に信号電極15a、15bを形成する。
またこの工程の前後に、圧電ブロック10の底面からイ
ンク溜まりとなる開口部16を形成する。次に図3
(c)の工程で、図2に示す分割溝18a、18bを前
記センタ溝19を形成したのと同様にダイシングソーな
どの通常の切削加工によって切り込み形成する。溝18
a,18b(溝の底の位置を図3(c)に破線で示して
いる)の深さdはセンタ溝19の深さDと信号電極15
a、15bの端e、e’の位置の間になるようにする。
そうすれば信号電極15a、15bは、各六角柱状圧電
ブロック(10a、10b、10c、10d、…、)ご
とに切断されるが、共通電極14は切断されることなく
連通したままである。
【0015】その後図3(c)に示すように各六角柱状
圧電ブロックに貫通穴42を形成する。その貫通穴42
は必ずしもこの図3(c)の工程の時に形成する必要は
なく、例えば各溝18a,18b,19の加工前や、図
3(a)の工程、または図3(b)の工程のときに形成
してもよい。その後、圧電ブロック10の低部に形成さ
れた開口部16を覆うようにして底板11aを接合して
インク溜まり16を形成する。また必要に応じて、図1
に示すノズルプレート17を接合する。
圧電ブロックに貫通穴42を形成する。その貫通穴42
は必ずしもこの図3(c)の工程の時に形成する必要は
なく、例えば各溝18a,18b,19の加工前や、図
3(a)の工程、または図3(b)の工程のときに形成
してもよい。その後、圧電ブロック10の低部に形成さ
れた開口部16を覆うようにして底板11aを接合して
インク溜まり16を形成する。また必要に応じて、図1
に示すノズルプレート17を接合する。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のインク
ジェットヘッドは、圧電材内にインク圧力室すなわち貫
通穴とインク溜まりが形成されるので小型化が容易であ
り、また圧電ブロックの溝加工においても、特殊な加工
によらない通常の切削加工によって目的とする形状、す
なわち高密度記録が可能なインクジェットヘッドを製造
することが可能になるので、製造コストも低減すること
ができる。
ジェットヘッドは、圧電材内にインク圧力室すなわち貫
通穴とインク溜まりが形成されるので小型化が容易であ
り、また圧電ブロックの溝加工においても、特殊な加工
によらない通常の切削加工によって目的とする形状、す
なわち高密度記録が可能なインクジェットヘッドを製造
することが可能になるので、製造コストも低減すること
ができる。
【図1】本発明によるインクジェットヘッドの一実施例
を示す部分断面斜視図である。
を示す部分断面斜視図である。
【図2】図1のインクジェットヘッドの圧電ブロックの
上面図である。
上面図である。
【図3】図1のインクジェットヘッドの製造工程概略を
示す図で、(a)(b)(c)は各工程を示す断面図で
ある。
示す図で、(a)(b)(c)は各工程を示す断面図で
ある。
【図4】従来のインクジェット記録装置の概略図であ
る。
る。
【図5】インクジェットヘッドの原理説明図で、(a)
は断面図、(b)は動作状態を示す断面図、(c)は斜
視図である。
は断面図、(b)は動作状態を示す断面図、(c)は斜
視図である。
【図6】図5に示すインクジェットヘッドの基本構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】図5に示すインクジェットヘッドの構成例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【符号の説明】 10 圧電ブロック 10a、10b、10c、10d 分割された圧電ブロ
ック 12、13 内部電極 14 共通電極 15 信号電極 16 インク溜まり 17 ノズルプレート 18a、18b 分割溝 19 センタ溝
ック 12、13 内部電極 14 共通電極 15 信号電極 16 インク溜まり 17 ノズルプレート 18a、18b 分割溝 19 センタ溝
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1対の対向する電極が形成さ
れ、前記電極面に垂直な方向に開けられた貫通穴をイン
ク流路とし、その貫通穴を少なくとも1列以上の列でか
つ所定の間隔で複数個配置された圧電材と、前記貫通穴
の片端に連通して各貫通穴にインクを供給するインク溜
まりとを備え、隣接する貫通穴の間の圧電材に溝を形成
して前記電極を電気的に分離独立させ、任意の貫通穴の
周囲の電極に電圧を印加させてその貫通穴の断面を拡大
縮小させることにより貫通穴内部に充填されたインクに
衝撃を与えて、その衝撃力によりインク溜まりに連通し
た開孔端とは反対側の開孔端からインクを吐出させて記
録するインクジエットヘッドにおいて、前記圧電材に少
なくとも1本の第1の溝を設け、第1の溝と異なる向き
の第2の溝を第1の溝と交差させて複数本設けるととも
に、第1の溝に対して第2の溝とは逆の向きの第3の溝
を第1および第2の溝と交差させて複数本設け、前記3
つの溝によって、前記圧電材を千鳥状に配置された複数
の多角柱に区切り、その多角柱の軸上に前記貫通穴を設
けたことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記第1の溝に対する第2および第3の
溝のなす角度が、それぞれ60°であり、前記多角柱が
六角柱である請求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 前記第1の溝に、前記圧電材に電圧を印
加するための共通電極を形成した請求項1または2に記
載のインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25004294A JP2785715B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25004294A JP2785715B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885206A JPH0885206A (ja) | 1996-04-02 |
| JP2785715B2 true JP2785715B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17201963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25004294A Expired - Fee Related JP2785715B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2785715B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19941044A1 (de) * | 1999-08-28 | 2001-03-22 | Bosch Gmbh Robert | Piezoelektrischer Keramikkörper |
| JP4754886B2 (ja) * | 2005-06-16 | 2011-08-24 | 株式会社アルバック | 印刷装置、印刷方法 |
| JP5457935B2 (ja) | 2010-05-12 | 2014-04-02 | パナソニック株式会社 | インクジェットヘッドおよびインクジェット装置ならびにそれらの製造方法 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP25004294A patent/JP2785715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0885206A (ja) | 1996-04-02 |
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