JP2798640B2 - 罫線印刷制御方式 - Google Patents
罫線印刷制御方式Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は罫線印刷制御方式に
関し、特に罫線フォントを内蔵しオーバレイ形式の罫線
コマンドに対応できる印刷制御コードを持たないシリア
ルプリンタに対して、オーバレイ形式の罫線コマンドを
含む文書データを印刷させるための罫線印刷制御方式に
関する。
関し、特に罫線フォントを内蔵しオーバレイ形式の罫線
コマンドに対応できる印刷制御コードを持たないシリア
ルプリンタに対して、オーバレイ形式の罫線コマンドを
含む文書データを印刷させるための罫線印刷制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】表や文字記入枠などの罫線を含む文書を
電子データとして作成しプリンタで印刷する方式には、
罫線を文字と同様に扱い、文字フォントと同形式の罫線
フォントをドット展開して罫線を印刷するものと、罫線
を文字とは異なるグラフィック線として扱い、文字とグ
ラフィック罫線とをオーバレイ形式で重ね印刷するもの
とがある。
電子データとして作成しプリンタで印刷する方式には、
罫線を文字と同様に扱い、文字フォントと同形式の罫線
フォントをドット展開して罫線を印刷するものと、罫線
を文字とは異なるグラフィック線として扱い、文字とグ
ラフィック罫線とをオーバレイ形式で重ね印刷するもの
とがある。
【0003】現在広く用いられているプリンタには、レ
ーザプリンタのように頁単位で高速な印刷処理を行うペ
ージプリンタのほかに、熱転写方式やインクジェット方
式のような印字ヘッドの移動により行単位で印字を行う
ノンインパクトシリアルプリンタがある。ページプリン
タにより罫線の重ね印刷を行う場合には、1頁分の文字
データと罫線データとを与え、それぞれ1頁分の文字お
よび罫線のドットデータに展開して重ね印刷させること
ができる。これに対し、シリアルプリンタの場合には、
一般に数行分のメモリしか内蔵していないため、文字デ
ータのみならず罫線データも行単位で入力する必要があ
る。このため、上位の情報処理装置からはプリンタに行
単位で印刷コマンドが送出され、この印刷コマンドに
は、改行幅を指定する改行情報のほかに、文字を印刷す
るための文字列コマンドと罫線を印刷するための罫線コ
マンドとの異なる形式のコマンドが含まれている。一
方、罫線フォントを使用する場合には罫線コマンドがな
く、文字列コマンドの中で罫線フォントの文字コードを
指定する。従って、罫線フォントを内蔵したシリアルプ
リンタの中には、罫線コマンドを解析して罫線を印刷す
る機能を持たないものがあり、このようなプリンタでは
オーバレイ形式の罫線を含む文書データを印刷させるこ
とができない。
ーザプリンタのように頁単位で高速な印刷処理を行うペ
ージプリンタのほかに、熱転写方式やインクジェット方
式のような印字ヘッドの移動により行単位で印字を行う
ノンインパクトシリアルプリンタがある。ページプリン
タにより罫線の重ね印刷を行う場合には、1頁分の文字
データと罫線データとを与え、それぞれ1頁分の文字お
よび罫線のドットデータに展開して重ね印刷させること
ができる。これに対し、シリアルプリンタの場合には、
一般に数行分のメモリしか内蔵していないため、文字デ
ータのみならず罫線データも行単位で入力する必要があ
る。このため、上位の情報処理装置からはプリンタに行
単位で印刷コマンドが送出され、この印刷コマンドに
は、改行幅を指定する改行情報のほかに、文字を印刷す
るための文字列コマンドと罫線を印刷するための罫線コ
マンドとの異なる形式のコマンドが含まれている。一
方、罫線フォントを使用する場合には罫線コマンドがな
く、文字列コマンドの中で罫線フォントの文字コードを
指定する。従って、罫線フォントを内蔵したシリアルプ
リンタの中には、罫線コマンドを解析して罫線を印刷す
る機能を持たないものがあり、このようなプリンタでは
オーバレイ形式の罫線を含む文書データを印刷させるこ
とができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、罫線
フォントを内蔵しオーバレイ形式の罫線コマンドの解析
機能を持たないシリアルプリンタでは、そのままではオ
ーバレイ形式の罫線処理で作成された文書データを印刷
することができない。印刷を可能とするには、罫線コマ
ンドをプリンタが処理可能なドット情報用の印刷制御コ
ードに変換してプリンタに入力する必要がある。
フォントを内蔵しオーバレイ形式の罫線コマンドの解析
機能を持たないシリアルプリンタでは、そのままではオ
ーバレイ形式の罫線処理で作成された文書データを印刷
することができない。印刷を可能とするには、罫線コマ
ンドをプリンタが処理可能なドット情報用の印刷制御コ
ードに変換してプリンタに入力する必要がある。
【0005】ところで、シリアルプリンタにおいては、
印字ヘッドの移動により1度に印刷できる縦罫線の最大
の高さは印字ヘッドの高さであるが、文書データの1行
すなわち改行幅は通常印字ヘッドの高さよりも大きいた
め、文書データの1行内にある各罫線を1対1で罫線フ
ォントやグラフィック線に置き代えて印字するだけで
は、縦罫線が連続して印刷されないという問題がある。
この対策として、例えば特開昭58―191166号公
報には、罫線フォントの縦幅が文書データの改行幅より
も小さい場合に、罫線フォント間の隙間を補完印字して
縦罫線を連続にする機能を備えたプリンタが提案されて
いるが、罫線コマンドをプリンタが処理可能なドット情
報用の印刷制御コードに変換する場合にも、これと同様
な機能を持たせることが必要である。
印字ヘッドの移動により1度に印刷できる縦罫線の最大
の高さは印字ヘッドの高さであるが、文書データの1行
すなわち改行幅は通常印字ヘッドの高さよりも大きいた
め、文書データの1行内にある各罫線を1対1で罫線フ
ォントやグラフィック線に置き代えて印字するだけで
は、縦罫線が連続して印刷されないという問題がある。
この対策として、例えば特開昭58―191166号公
報には、罫線フォントの縦幅が文書データの改行幅より
も小さい場合に、罫線フォント間の隙間を補完印字して
縦罫線を連続にする機能を備えたプリンタが提案されて
いるが、罫線コマンドをプリンタが処理可能なドット情
報用の印刷制御コードに変換する場合にも、これと同様
な機能を持たせることが必要である。
【0006】本発明の目的は、オーバレイ形式の罫線コ
マンドに対応できる印刷制御コードを持たないシリアル
プリンタで、オーバレイ形式の罫線処理により作成され
た文書データを、縦罫線の一部を欠落させることなく印
刷するための罫線印刷制御方式を提供することにある。
マンドに対応できる印刷制御コードを持たないシリアル
プリンタで、オーバレイ形式の罫線処理により作成され
た文書データを、縦罫線の一部を欠落させることなく印
刷するための罫線印刷制御方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の罫線印刷制御
方式は、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応できる印
刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、オー
バレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷させ
るための罫線印刷制御方式であって、罫線や文字の印刷
を指示する印刷コマンドを行単位で入力するコマンド入
力手段と、入力された印刷コマンドを解析して罫線を印
刷するための罫線コマンドを抽出するコマンド解析手段
と、抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの
複数行に分割して各行内で罫線を印刷するための分割罫
線コマンドに変換する行分割手段と、分割された各分割
罫線コマンドから対応する罫線部分の図形を構成するド
ットデータを作成しプリンタが理解できるドット情報用
の印刷制御コードを作成する罫線印刷制御コード作成手
段と、前記コマンド入力手段により入力された印刷コマ
ンドの罫線コマンド以外の部分をプリンタが理解できる
印刷制御コードに変換し前記罫線印刷制御コード作成手
段で作成されたドット情報用の印刷制御コードと合成す
る印刷用制御コード作成手段と、合成された印刷用制御
コードをプリンタに送信する印刷用制御コード送信手段
とを備えて構成されている。
方式は、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応できる印
刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、オー
バレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷させ
るための罫線印刷制御方式であって、罫線や文字の印刷
を指示する印刷コマンドを行単位で入力するコマンド入
力手段と、入力された印刷コマンドを解析して罫線を印
刷するための罫線コマンドを抽出するコマンド解析手段
と、抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの
複数行に分割して各行内で罫線を印刷するための分割罫
線コマンドに変換する行分割手段と、分割された各分割
罫線コマンドから対応する罫線部分の図形を構成するド
ットデータを作成しプリンタが理解できるドット情報用
の印刷制御コードを作成する罫線印刷制御コード作成手
段と、前記コマンド入力手段により入力された印刷コマ
ンドの罫線コマンド以外の部分をプリンタが理解できる
印刷制御コードに変換し前記罫線印刷制御コード作成手
段で作成されたドット情報用の印刷制御コードと合成す
る印刷用制御コード作成手段と、合成された印刷用制御
コードをプリンタに送信する印刷用制御コード送信手段
とを備えて構成されている。
【0008】請求項2の罫線印刷制御方式は、請求項1
記載の罫線印刷制御方式において、前記行分割手段が、
抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数
の行に分割して分割罫線コマンドに変換する際に、改行
幅が印字ヘッドの縦幅サイズに等しい行と、入力文書デ
ータの改行幅から印字ヘッドの縦幅サイズの整数倍を減
算した差分に等しい行とに分割するよう構成されている
ことを特徴とする。
記載の罫線印刷制御方式において、前記行分割手段が、
抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数
の行に分割して分割罫線コマンドに変換する際に、改行
幅が印字ヘッドの縦幅サイズに等しい行と、入力文書デ
ータの改行幅から印字ヘッドの縦幅サイズの整数倍を減
算した差分に等しい行とに分割するよう構成されている
ことを特徴とする。
【0009】請求項3の罫線印刷制御方式は、請求項1
記載の罫線印刷制御方式において、前記行分割手段が、
抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数
の行に分割して分割罫線コマンドに変換する際に、改行
幅が入力文書データの改行幅を等分した値の複数の行に
分割するよう構成されていることを特徴とする。
記載の罫線印刷制御方式において、前記行分割手段が、
抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数
の行に分割して分割罫線コマンドに変換する際に、改行
幅が入力文書データの改行幅を等分した値の複数の行に
分割するよう構成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0012】図1に示す本実施形態の罫線印刷制御方式
10は、文書データとして罫線や文字の印刷を指示する
印刷コマンドを行単位で入力するコマンド入力手段11
と、入力された印刷コマンドを解析して罫線を印刷する
ための罫線コマンドを抽出するコマンド解析手段12
と、抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅分のサイ
ズの複数行に分割して各行内で罫線を印刷するための分
割罫線コマンドに変換する行分割手段13と、分割され
た各分割罫線コマンドから対応する罫線部分の図形を構
成するドットデータを作成してプリンタが理解できるド
ット情報の印刷制御コードを作成する罫線印刷制御コー
ド作成手段14と、印刷コマンドの罫線以外の部分をプ
リンタが理解できる印刷制御コードに変換して罫線印刷
制御コード作成手段14で作成された罫線用のドット情
報の印刷制御コードと合成する印刷用制御コード作成手
段15と、合成された印刷用制御コードをプリンタ20
に送信する印刷用制御コード送信手段16とから成り、
プリンタ20はこの印刷用制御コードにより印刷を実行
する。
10は、文書データとして罫線や文字の印刷を指示する
印刷コマンドを行単位で入力するコマンド入力手段11
と、入力された印刷コマンドを解析して罫線を印刷する
ための罫線コマンドを抽出するコマンド解析手段12
と、抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅分のサイ
ズの複数行に分割して各行内で罫線を印刷するための分
割罫線コマンドに変換する行分割手段13と、分割され
た各分割罫線コマンドから対応する罫線部分の図形を構
成するドットデータを作成してプリンタが理解できるド
ット情報の印刷制御コードを作成する罫線印刷制御コー
ド作成手段14と、印刷コマンドの罫線以外の部分をプ
リンタが理解できる印刷制御コードに変換して罫線印刷
制御コード作成手段14で作成された罫線用のドット情
報の印刷制御コードと合成する印刷用制御コード作成手
段15と、合成された印刷用制御コードをプリンタ20
に送信する印刷用制御コード送信手段16とから成り、
プリンタ20はこの印刷用制御コードにより印刷を実行
する。
【0013】以下、図1の実施の形態の動作を具体例を
参照しながら詳細に説明する。説明を簡単にするため、
図2に示すような罫線による文字記入枠を含む2行の文
書の印刷を例に考える。この文書の1行目は文字列「あ
いう」のみから成り、2行目には文字列「ABC」のほ
かにこの文字列を囲む罫線による記入枠21が含まれて
いる。図2に示すように、文書の改行幅をx、1度の印
字ヘッドの移動により印刷できる印字幅(印字ヘッドの
縦幅)をyとして、改行幅xは印字幅yよりも大きくy
<x<2yの関係にあり、記入枠21の高さは改行幅x
と等しいものとする。
参照しながら詳細に説明する。説明を簡単にするため、
図2に示すような罫線による文字記入枠を含む2行の文
書の印刷を例に考える。この文書の1行目は文字列「あ
いう」のみから成り、2行目には文字列「ABC」のほ
かにこの文字列を囲む罫線による記入枠21が含まれて
いる。図2に示すように、文書の改行幅をx、1度の印
字ヘッドの移動により印刷できる印字幅(印字ヘッドの
縦幅)をyとして、改行幅xは印字幅yよりも大きくy
<x<2yの関係にあり、記入枠21の高さは改行幅x
と等しいものとする。
【0014】ここで、プリンタ20は、改行情報に従っ
て用紙を縦方向に移動させ改行を行う機能と、文字コー
ドをドットデータに展開して印刷する機能と、印字ヘッ
ドの高さの範囲内のドットデータを外部から受け取って
印刷する機能とを備えているが、罫線コマンドの指示内
容をドット展開して印刷するための印刷制御コードは持
っていないものとする。
て用紙を縦方向に移動させ改行を行う機能と、文字コー
ドをドットデータに展開して印刷する機能と、印字ヘッ
ドの高さの範囲内のドットデータを外部から受け取って
印刷する機能とを備えているが、罫線コマンドの指示内
容をドット展開して印刷するための印刷制御コードは持
っていないものとする。
【0015】まず、図2の文書を印刷するための文書デ
ータとして、印刷コマンドが1行分ずつコマンド入力手
段11により入力される。印刷コマンドは、改行幅を指
示する改行情報と、文字列の印刷を指示する文字列コマ
ンドと、罫線の印刷を指示する罫線コマンドと、ドット
データの印刷を指示するドット情報コマンドとから成
り、それぞれのコマンドに含まれるデータ形式は異な
る。文字列コマンドには文字列の先頭位置座標,文字サ
イズ,文字コード列等の情報が含まれ、罫線コマンドに
は罫線の始点,終点の行内の相対位置座標および線種,
線幅等の情報が含まれている。
ータとして、印刷コマンドが1行分ずつコマンド入力手
段11により入力される。印刷コマンドは、改行幅を指
示する改行情報と、文字列の印刷を指示する文字列コマ
ンドと、罫線の印刷を指示する罫線コマンドと、ドット
データの印刷を指示するドット情報コマンドとから成
り、それぞれのコマンドに含まれるデータ形式は異な
る。文字列コマンドには文字列の先頭位置座標,文字サ
イズ,文字コード列等の情報が含まれ、罫線コマンドに
は罫線の始点,終点の行内の相対位置座標および線種,
線幅等の情報が含まれている。
【0016】コマンド解析手段12は、コマンド入力手
段11が入力した印刷コマンドを1行分ずつ解析し、罫
線コマンドを抽出して改行情報と併せて行分割手段13
に、罫線コマンド以外の文字列コマンド及びドット情報
コマンドは改行情報と共に印刷用制御コード作成手段1
5に送る。図2の文書の1行目には罫線がないため、コ
マンド解析手段12は、1行目の印刷内容である文字列
「あいう」を印刷する文字列コマンドを改行情報と共に
印刷用制御コード作成手段15に送る。2行目には文字
列「ABC」のほかに罫線による記入枠21が含まれて
いるため、コマンド解析手段12は、記入枠21の印刷
を指示する罫線コマンドを抽出して改行情報と併せて行
分割手段13へ送り、文字列「ABC」に対する文字列
コマンドと改行情報とを印刷用制御コード作成手段15
に転送する。
段11が入力した印刷コマンドを1行分ずつ解析し、罫
線コマンドを抽出して改行情報と併せて行分割手段13
に、罫線コマンド以外の文字列コマンド及びドット情報
コマンドは改行情報と共に印刷用制御コード作成手段1
5に送る。図2の文書の1行目には罫線がないため、コ
マンド解析手段12は、1行目の印刷内容である文字列
「あいう」を印刷する文字列コマンドを改行情報と共に
印刷用制御コード作成手段15に送る。2行目には文字
列「ABC」のほかに罫線による記入枠21が含まれて
いるため、コマンド解析手段12は、記入枠21の印刷
を指示する罫線コマンドを抽出して改行情報と併せて行
分割手段13へ送り、文字列「ABC」に対する文字列
コマンドと改行情報とを印刷用制御コード作成手段15
に転送する。
【0017】行分割手段13は、改行情報から得られる
改行幅と印字ヘッドの1度の移動により印刷できる印字
幅とを比較し、改行幅が印字幅よりも大きい場合には、
コマンド解析手段12から受け取った罫線コマンドを印
字幅の複数行に分割し、分割した印字幅の各行内で罫線
を印刷するための分割罫線コマンドに変換する。図2の
文書の2行目の場合、文書の改行幅xを印字幅yと比較
するとy<x<2yの関係があるので、文書の1行(改
行幅のサイズの行)を行幅が印字幅y以内の2行に分割
し、分割した各行に対応する分割罫線コマンドを作成す
る。
改行幅と印字ヘッドの1度の移動により印刷できる印字
幅とを比較し、改行幅が印字幅よりも大きい場合には、
コマンド解析手段12から受け取った罫線コマンドを印
字幅の複数行に分割し、分割した印字幅の各行内で罫線
を印刷するための分割罫線コマンドに変換する。図2の
文書の2行目の場合、文書の改行幅xを印字幅yと比較
するとy<x<2yの関係があるので、文書の1行(改
行幅のサイズの行)を行幅が印字幅y以内の2行に分割
し、分割した各行に対応する分割罫線コマンドを作成す
る。
【0018】ここで、文書の1行(改行幅のサイズの
行)を論理行、印字ヘッドの1度の移動で印刷できる印
字幅(印字ヘッドの縦幅)の行を印字行、論理行を印字
幅以内の複数に分割した行を物理行と定義する。通常の
サイズの文字は論理行内の下端を基準に印字幅の範囲内
に印字されるため、論理行を物理行に分割する際には、
論理行と下端を共通とし印字行と同じ幅を持つ基準の物
理行と、この基準の物理行に含まれない論理行の部分か
ら成る物理行とに分割する。図2の文書の2行目の場合
は、図3に示すように、行幅が(x―y)で記入枠21
の上部のみが含まれる物理行と、基準の物理行であり
行幅がyで文字列「ABC」と記入枠21の大部分とが
含まれる物理行との二つの物理行に分割する。
行)を論理行、印字ヘッドの1度の移動で印刷できる印
字幅(印字ヘッドの縦幅)の行を印字行、論理行を印字
幅以内の複数に分割した行を物理行と定義する。通常の
サイズの文字は論理行内の下端を基準に印字幅の範囲内
に印字されるため、論理行を物理行に分割する際には、
論理行と下端を共通とし印字行と同じ幅を持つ基準の物
理行と、この基準の物理行に含まれない論理行の部分か
ら成る物理行とに分割する。図2の文書の2行目の場合
は、図3に示すように、行幅が(x―y)で記入枠21
の上部のみが含まれる物理行と、基準の物理行であり
行幅がyで文字列「ABC」と記入枠21の大部分とが
含まれる物理行との二つの物理行に分割する。
【0019】続いて、記入枠21を構成する罫線の始
点,終点の位置を論理行内の位置情報で表しているコマ
ンド解析手段12から受け取った罫線コマンドを、それ
ぞれ物理行及び物理行に分割された記入枠21の各
部を構成する罫線の位置を印字行内の位置情報で表示し
た2行分の分割罫線コマンドに変換する。印刷コマンド
中の改行情報とプリンタの印字幅とから、物理行を印
字する印字行の改行幅のx―yと物理行を印字する印
字行の改行幅のyとを算出し、これに基づいて罫線コマ
ンドの論理行内の罫線の位置情報を、分割した各印字行
内の罫線の位置情報に変換し、2行分の分割罫線コマン
ドを作成してそれぞれの改行情報と併せて罫線印刷制御
コード作成手段14に転送する。
点,終点の位置を論理行内の位置情報で表しているコマ
ンド解析手段12から受け取った罫線コマンドを、それ
ぞれ物理行及び物理行に分割された記入枠21の各
部を構成する罫線の位置を印字行内の位置情報で表示し
た2行分の分割罫線コマンドに変換する。印刷コマンド
中の改行情報とプリンタの印字幅とから、物理行を印
字する印字行の改行幅のx―yと物理行を印字する印
字行の改行幅のyとを算出し、これに基づいて罫線コマ
ンドの論理行内の罫線の位置情報を、分割した各印字行
内の罫線の位置情報に変換し、2行分の分割罫線コマン
ドを作成してそれぞれの改行情報と併せて罫線印刷制御
コード作成手段14に転送する。
【0020】罫線印刷制御コード作成手段14は、分割
された各印字行の分割罫線コマンド中の罫線情報を印字
行ごとに罫線を構成するドットデータに変換し、プリン
タが理解できるドット情報の印刷制御コードを作成す
る。すなわち、図3の論理行の罫線による記入枠21を
構成するドットデータを物理行と物理行とに分け、
2行で印字するためのドット情報を作成する。まず、図
4(a)に示すように、網掛けで示した物理行を含む
印字行内にある罫線による記入枠21の部分(a点とb
点とを結ぶ縦線、a点とc点とを結ぶ横線、c点とd点
とを結ぶ縦線)のドットデータを作成する。次に、図4
(b)に示すように、網掛けで示した物理行に対応す
る印字行内にある罫線部分(b点とe点とを結ぶ縦線、
e点とf点とを結ぶ横線、d点とf点とを結ぶ縦線)の
ドットデータを作成する。作成したドットデータは、そ
れぞれドット情報の印刷制御コードに組み込まれて印刷
用制御コード作成手段15に渡される。
された各印字行の分割罫線コマンド中の罫線情報を印字
行ごとに罫線を構成するドットデータに変換し、プリン
タが理解できるドット情報の印刷制御コードを作成す
る。すなわち、図3の論理行の罫線による記入枠21を
構成するドットデータを物理行と物理行とに分け、
2行で印字するためのドット情報を作成する。まず、図
4(a)に示すように、網掛けで示した物理行を含む
印字行内にある罫線による記入枠21の部分(a点とb
点とを結ぶ縦線、a点とc点とを結ぶ横線、c点とd点
とを結ぶ縦線)のドットデータを作成する。次に、図4
(b)に示すように、網掛けで示した物理行に対応す
る印字行内にある罫線部分(b点とe点とを結ぶ縦線、
e点とf点とを結ぶ横線、d点とf点とを結ぶ縦線)の
ドットデータを作成する。作成したドットデータは、そ
れぞれドット情報の印刷制御コードに組み込まれて印刷
用制御コード作成手段15に渡される。
【0021】印刷用制御コード作成手段15は、印刷コ
マンド中の文字列コマンドなどの罫線コマンド以外のコ
マンドに対応する印刷制御コードを作成すると共に、罫
線印刷制御コード作成手段14で作成された罫線のドッ
トデータの印刷制御コードと改行情報を一致させてマー
ジし、印字行単位の印刷用制御コードを編集する。
マンド中の文字列コマンドなどの罫線コマンド以外のコ
マンドに対応する印刷制御コードを作成すると共に、罫
線印刷制御コード作成手段14で作成された罫線のドッ
トデータの印刷制御コードと改行情報を一致させてマー
ジし、印字行単位の印刷用制御コードを編集する。
【0022】図2の文書の1行目には罫線がないため、
文字列「あいう」の印刷制御コードを作成することによ
り、改行情報も変更することなくそのまま印刷用制御コ
ードが作成される。図2の文書の2行目には罫線が含ま
れるため、まず物理行の罫線のドットデータから物理
行を印字するための印字行の印刷用制御コードを作成
する。次に、文字列「ABC」の印刷制御コードを作成
し、物理行の罫線を構成するドットデータの印刷制御
コードとマージすることにより、物理行を印字するた
めの印字行の印刷用制御コードが作成される。
文字列「あいう」の印刷制御コードを作成することによ
り、改行情報も変更することなくそのまま印刷用制御コ
ードが作成される。図2の文書の2行目には罫線が含ま
れるため、まず物理行の罫線のドットデータから物理
行を印字するための印字行の印刷用制御コードを作成
する。次に、文字列「ABC」の印刷制御コードを作成
し、物理行の罫線を構成するドットデータの印刷制御
コードとマージすることにより、物理行を印字するた
めの印字行の印刷用制御コードが作成される。
【0023】作成された印刷用制御コードは、印刷用制
御コード送信手段16によりプリンタ20に送られ、文
字コードは文字発生器によりドットデータに展開され、
罫線のドットデータと共に印字ヘッドの移動により同時
に印刷が行われる。
御コード送信手段16によりプリンタ20に送られ、文
字コードは文字発生器によりドットデータに展開され、
罫線のドットデータと共に印字ヘッドの移動により同時
に印刷が行われる。
【0024】このようにして、罫線フォントを文字発生
器に内蔵し、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応でき
る印刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、
オーバレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷
させることが可能となる。しかも、論理行の改行幅が印
字ヘッドの縦幅より大きいときは、論理行を印字ヘッド
の縦幅以内の複数の行に分割して各行に対して罫線の印
刷制御を行うため、縦罫線の一部を欠落させることなく
印刷させることができる。
器に内蔵し、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応でき
る印刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、
オーバレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷
させることが可能となる。しかも、論理行の改行幅が印
字ヘッドの縦幅より大きいときは、論理行を印字ヘッド
の縦幅以内の複数の行に分割して各行に対して罫線の印
刷制御を行うため、縦罫線の一部を欠落させることなく
印刷させることができる。
【0025】上述した実施の形態の説明においては、行
分割手段が論理行を複数の物理行に分割し、分割した物
理行と印字行との対応をとる場合、図4(a)及び
(b)に示すように、物理行の幅と印字行の改行幅とを
等しく選定するようにし、物理行の罫線は印字行の下
部で印刷するようにした。しかしながら、これに限定さ
れることなく、例えば物理行に対する印字行と物理行
に対する印字行の改行幅を等しくし、物理行の罫線
は印字行の下部でなく中央部で印刷するようにすること
もできる。
分割手段が論理行を複数の物理行に分割し、分割した物
理行と印字行との対応をとる場合、図4(a)及び
(b)に示すように、物理行の幅と印字行の改行幅とを
等しく選定するようにし、物理行の罫線は印字行の下
部で印刷するようにした。しかしながら、これに限定さ
れることなく、例えば物理行に対する印字行と物理行
に対する印字行の改行幅を等しくし、物理行の罫線
は印字行の下部でなく中央部で印刷するようにすること
もできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の罫線印刷
制御方式は、オーバレイ形式の罫線コマンドを印字ヘッ
ドの縦幅サイズごとに分割し、ドットデータとして出力
するため、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応できる
印刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、オ
ーバレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷さ
せることが可能となる。しかも、文書の改行幅が印字ヘ
ッドの縦幅よりも大きい場合でも、行と行の間で縦罫線
の一部を欠落して連続しない現象を発生することなく印
刷できる効果がある。
制御方式は、オーバレイ形式の罫線コマンドを印字ヘッ
ドの縦幅サイズごとに分割し、ドットデータとして出力
するため、オーバレイ形式の罫線コマンドに対応できる
印刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対し、オ
ーバレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを印刷さ
せることが可能となる。しかも、文書の改行幅が印字ヘ
ッドの縦幅よりも大きい場合でも、行と行の間で縦罫線
の一部を欠落して連続しない現象を発生することなく印
刷できる効果がある。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1の動作を説明するための文書イメージの一
例を示した説明図である。
例を示した説明図である。
【図3】図2の文書イメージに対する行分割手段の分割
の概念を示す説明図である。
の概念を示す説明図である。
【図4】図2の文書イメージに対する行分割による印刷
動作の説明図である。
動作の説明図である。
10 罫線印刷制御方式 11 コマンド入力手段 12 コマンド解析手段 13 行分割手段 14 罫線印刷制御コード作成手段 15 印刷用制御コード作成手段 16 印刷用制御コード送信手段 20 プリンタ 21 記入枠
Claims (3)
- 【請求項1】 オーバレイ形式の罫線コマンドに対応で
きる印刷制御コードを持たないシリアルプリンタに対
し、オーバレイ形式の罫線コマンドを含む文書データを
印刷させるための罫線印刷制御方式であって、罫線や文
字の印刷を指示する印刷コマンドを行単位で入力するコ
マンド入力手段と、入力された印刷コマンドを解析して
罫線を印刷するための罫線コマンドを抽出するコマンド
解析手段と、抽出した罫線コマンドを印字ヘッドの縦幅
サイズの複数行に分割して各行内で罫線を印刷するため
の分割罫線コマンドに変換する行分割手段と、分割され
た各分割罫線コマンドから対応する罫線部分の図形を構
成するドットデータを作成しプリンタが理解できるドッ
ト情報用の印刷制御コードを作成する罫線印刷制御コー
ド作成手段と、前記コマンド入力手段により入力された
印刷コマンドの罫線コマンド以外の部分をプリンタが理
解できる印刷制御コードに変換し前記罫線印刷制御コー
ド作成手段で作成されたドット情報用の印刷制御コード
と合成する印刷用制御コード作成手段と、合成された印
刷用制御コードをプリンタに送信する印刷用制御コード
送信手段とを備えたことを特徴とする罫線印刷制御方
式。 - 【請求項2】 前記行分割手段が、抽出した罫線コマン
ドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数の行に分割して分割
罫線コマンドに変換する際に、改行幅が印字ヘッドの縦
幅サイズに等しい行と、入力文書データの改行幅から印
字ヘッドの縦幅サイズの整数倍を減算した差分に等しい
行とに分割するよう構成されていることを特徴とする請
求項1記載の罫線印刷制御方式。 - 【請求項3】 前記行分割手段が、抽出した罫線コマン
ドを印字ヘッドの縦幅サイズの複数の行に分割して分割
罫線コマンドに変換する際に、改行幅が入力文書データ
の改行幅を等分した値の複数の行に分割するよう構成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の罫線印刷制御
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072099A JP2798640B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 罫線印刷制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072099A JP2798640B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 罫線印刷制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09258934A JPH09258934A (ja) | 1997-10-03 |
| JP2798640B2 true JP2798640B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13479632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8072099A Expired - Fee Related JP2798640B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 罫線印刷制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2798640B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4581809B2 (ja) * | 2005-04-20 | 2010-11-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 文字罫線処理方法および装置およびプログラム |
| CN120039042A (zh) * | 2025-04-03 | 2025-05-27 | 湖南天桥嘉成智能科技有限公司 | 钢板喷码方法和系统 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8072099A patent/JP2798640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09258934A (ja) | 1997-10-03 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980609 |
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