JP2834682B2 - 鉄道車両連結面の隙間防止用安全具 - Google Patents
鉄道車両連結面の隙間防止用安全具Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道車両の隣合う車
両間の隙間にプラットホームから人が誤って転落するの
を防止するため、隣合う車両の対向する連結面の外側端
部に取り付けられて連結面間の隙間を少なくする鉄道車
両連結面の隙間防止用安全具に関する。
両間の隙間にプラットホームから人が誤って転落するの
を防止するため、隣合う車両の対向する連結面の外側端
部に取り付けられて連結面間の隙間を少なくする鉄道車
両連結面の隙間防止用安全具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駅のプラットホームと鉄道車両と
の隙間は、プラットホームから人が転落しないように間
隔が狭められている。しかし、車両の連結部では、車両
間の連結器とプラットホームとの間に人が入れる程度の
隙間が存在するため、その隙間に、酔った人や子供など
が誤って転落することが考えられる。
の隙間は、プラットホームから人が転落しないように間
隔が狭められている。しかし、車両の連結部では、車両
間の連結器とプラットホームとの間に人が入れる程度の
隙間が存在するため、その隙間に、酔った人や子供など
が誤って転落することが考えられる。
【0003】そのため、前記車両の連結部に、その隙間
を少なくするための、ゴム弾性体などからなる転落防止
具を設けることが提案されている。しかしながら、前記
ゴム弾性体よりなる転落防止具にあってはその圧縮変形
率には限界があり、急カーブの路線に鉄道車両が入り連
結面間の隙間が極端に変化した場合などでは、前記変形
量では対応できにくい問題がある。さらに、鉄道車両の
点検などで作業員が車両の天井に登る場合、作業の邪魔
になるおそれもある。
を少なくするための、ゴム弾性体などからなる転落防止
具を設けることが提案されている。しかしながら、前記
ゴム弾性体よりなる転落防止具にあってはその圧縮変形
率には限界があり、急カーブの路線に鉄道車両が入り連
結面間の隙間が極端に変化した場合などでは、前記変形
量では対応できにくい問題がある。さらに、鉄道車両の
点検などで作業員が車両の天井に登る場合、作業の邪魔
になるおそれもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑みてなされたものであって、プラットホーム
から車両連結面間への転落を防止でき、しかも急カーブ
などで連結面間の隙間が極端に変化した場合でも速やか
に変形する鉄道車両の連結面の隙間防止用安全具を提供
しようとするものである。
記の点に鑑みてなされたものであって、プラットホーム
から車両連結面間への転落を防止でき、しかも急カーブ
などで連結面間の隙間が極端に変化した場合でも速やか
に変形する鉄道車両の連結面の隙間防止用安全具を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここで提案する発明は第
一の発明と第二の発明とがある。第一の発明は、鉄道車
両の対向する連結面の外側端部に各々対向して取り付け
られて、前記連結面間の隙間を少なくする鉄道車両連結
面の隙間防止用安全具において、前記連結面に上下方向
への回動を可能として一端が取り付けられ、上方へ傾斜
した状態で下方から支持される回動アームと、前記回動
アームの他端に該回動アームの上下方向への回動を可能
として取り付けられた接触プレートとよりなることを特
徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具に係る。
一の発明と第二の発明とがある。第一の発明は、鉄道車
両の対向する連結面の外側端部に各々対向して取り付け
られて、前記連結面間の隙間を少なくする鉄道車両連結
面の隙間防止用安全具において、前記連結面に上下方向
への回動を可能として一端が取り付けられ、上方へ傾斜
した状態で下方から支持される回動アームと、前記回動
アームの他端に該回動アームの上下方向への回動を可能
として取り付けられた接触プレートとよりなることを特
徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具に係る。
【0006】また第二の発明は、鉄道車両の対向する連
結面の外側端部に各々対向して取り付けられて、前記連
結面間の隙間を少なくする鉄道車両連結面の隙間防止用
安全具において、前記連結面に上下方向の回動を可能と
して一端が取り付けられた回動アームと、前記回動アー
ムの他端に該回動アームの上下方向への回動を可能とし
て取り付けられた接触プレートとよりなり、前記回動ア
ームが、上方へ傾斜した状態で下方から支持される連結
面側回動アームと、該連結面側回動アームの端部に上下
方向への回動を可能として連結された接触プレート側回
動アームとよりなって、前記連結面側回動アームと接触
プレート側回動アーム間に設けられたバネ部材により、
前記接触プレート側回動アームが連結面側回動アームの
延長線よりも下方へ傾斜した状態で支持されていること
を特徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具に係
る。
結面の外側端部に各々対向して取り付けられて、前記連
結面間の隙間を少なくする鉄道車両連結面の隙間防止用
安全具において、前記連結面に上下方向の回動を可能と
して一端が取り付けられた回動アームと、前記回動アー
ムの他端に該回動アームの上下方向への回動を可能とし
て取り付けられた接触プレートとよりなり、前記回動ア
ームが、上方へ傾斜した状態で下方から支持される連結
面側回動アームと、該連結面側回動アームの端部に上下
方向への回動を可能として連結された接触プレート側回
動アームとよりなって、前記連結面側回動アームと接触
プレート側回動アーム間に設けられたバネ部材により、
前記接触プレート側回動アームが連結面側回動アームの
延長線よりも下方へ傾斜した状態で支持されていること
を特徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具に係
る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の隙間防止用安全具の一例を示
したもので、可撓性カバーを省略した断面図、図2はそ
の横断面図、図3はその3−3線における断面図、図4
は図2の4−4線における断面図、図5は支持部材の一
例を示す斜視図、図6はその取付状態を示す断面図、図
7は連結面間の隙間が少なくなった時の安全具の状態を
示す断面図、図8は可撓性カバーの一例を示す側面図、
図9はその横断面図、図10はこの発明の他の例を示す
断面図、図11は回動アームの作動を示す断面図であ
る。
明する。図1はこの発明の隙間防止用安全具の一例を示
したもので、可撓性カバーを省略した断面図、図2はそ
の横断面図、図3はその3−3線における断面図、図4
は図2の4−4線における断面図、図5は支持部材の一
例を示す斜視図、図6はその取付状態を示す断面図、図
7は連結面間の隙間が少なくなった時の安全具の状態を
示す断面図、図8は可撓性カバーの一例を示す側面図、
図9はその横断面図、図10はこの発明の他の例を示す
断面図、図11は回動アームの作動を示す断面図であ
る。
【0008】図1ないし図4に示されるように、この発
明の隙間防止用安全具10は、回動アーム11と接触プ
レート15とからなり、鉄道車両の対向する連結面4
0,40の外側端部に、その接触プレート15を互いに
対向させた状態で取り付けられる。それにより、前記連
結面40,40の間に前記安全具10,10が柵状に形
成されるので、前記車両の連結面間におけるプラットホ
ームとの隙間が少なくなり、人などが前記隙間に転落す
るのを防ぐことができる。
明の隙間防止用安全具10は、回動アーム11と接触プ
レート15とからなり、鉄道車両の対向する連結面4
0,40の外側端部に、その接触プレート15を互いに
対向させた状態で取り付けられる。それにより、前記連
結面40,40の間に前記安全具10,10が柵状に形
成されるので、前記車両の連結面間におけるプラットホ
ームとの隙間が少なくなり、人などが前記隙間に転落す
るのを防ぐことができる。
【0009】回動アーム11は適当な直径の金属製のパ
イプまたは棒状体よりなり、一の接触プレート15にお
いてその上下方向に複数本が設けられる。前記回動アー
ム11は、図2に示されるように、アーム部12,12
と取付部13とによって略コ字形に形成されている。そ
して、前記回動アーム11のアーム部12,12の端部
14,14を車両の床面と水平に内向きに屈曲させ、こ
の端部14,14を、取付部材20を介して前記連結面
40に取り付けることにより、当該回動アーム11が上
下方向に回動可能となる。
イプまたは棒状体よりなり、一の接触プレート15にお
いてその上下方向に複数本が設けられる。前記回動アー
ム11は、図2に示されるように、アーム部12,12
と取付部13とによって略コ字形に形成されている。そ
して、前記回動アーム11のアーム部12,12の端部
14,14を車両の床面と水平に内向きに屈曲させ、こ
の端部14,14を、取付部材20を介して前記連結面
40に取り付けることにより、当該回動アーム11が上
下方向に回動可能となる。
【0010】前記取付部材20は、図3に示されるよう
に、軸受け部21とベアリング22とからなり、ボルト
23によって前記連結面40に固定されており、前記回
動アーム11の端部を回動可能に保持している。
に、軸受け部21とベアリング22とからなり、ボルト
23によって前記連結面40に固定されており、前記回
動アーム11の端部を回動可能に保持している。
【0011】前記回動アーム11は、図1および図2に
示すように取付部材20の下側に設けられた支持部材1
6によって、その取付部13側が端部14側よりも上方
に位置するように、傾斜させた状態で下方から支持され
ている。この支持部材16は、図5および図6に示され
るように、取付面16aと支持面16bとによってL字
形に形成され、取付面16aがボルトまたは溶接などに
よって車両の連結面40に固定されている。支持面16
bは前記取付面16aに対して鈍角Aを構成しており、
その上面に回動アーム11が支持されるようになってい
る。それによって、前記回動アーム11が上方に傾斜し
た状態となる。前記回動アーム11を取付部13側が上
方に傾斜した状態で支持することにより、該回動アーム
11は、接触プレート15を介して押圧された時に確実
に上方へ折り畳まれる。なお、前記回動アーム11の上
方への傾斜は、約5〜10°が好ましい。
示すように取付部材20の下側に設けられた支持部材1
6によって、その取付部13側が端部14側よりも上方
に位置するように、傾斜させた状態で下方から支持され
ている。この支持部材16は、図5および図6に示され
るように、取付面16aと支持面16bとによってL字
形に形成され、取付面16aがボルトまたは溶接などに
よって車両の連結面40に固定されている。支持面16
bは前記取付面16aに対して鈍角Aを構成しており、
その上面に回動アーム11が支持されるようになってい
る。それによって、前記回動アーム11が上方に傾斜し
た状態となる。前記回動アーム11を取付部13側が上
方に傾斜した状態で支持することにより、該回動アーム
11は、接触プレート15を介して押圧された時に確実
に上方へ折り畳まれる。なお、前記回動アーム11の上
方への傾斜は、約5〜10°が好ましい。
【0012】この回動アーム11は、平常時には前記連
結面40から相手車両の連結面方向へ突出した状態とな
っている。そして、図7から理解されるように、急なカ
ーブなどで前記隙間が少なくなり、対向する接触プレー
ト15,15が互いに接触して押圧されると上方へ回動
し折り畳まれた状態となる。なお、前記回動アーム11
が押圧から開放された時には、回動プレート11および
接触プレート15の自重によって元の状態に戻る。
結面40から相手車両の連結面方向へ突出した状態とな
っている。そして、図7から理解されるように、急なカ
ーブなどで前記隙間が少なくなり、対向する接触プレー
ト15,15が互いに接触して押圧されると上方へ回動
し折り畳まれた状態となる。なお、前記回動アーム11
が押圧から開放された時には、回動プレート11および
接触プレート15の自重によって元の状態に戻る。
【0013】接触プレート15は、回動アーム11の取
付部13に、取付部材25を介して取り付けられるとと
もに、前記回動アーム11の回動にともなって車両連結
面40に対し近接離間するようになっている。この接触
プレート15としては、金属板の表面を弾性材や樹脂シ
ートなどによって被覆したもの、あるいはゴムなどの弾
性体をプレート状に成形して接触音を小さくしたものが
好ましく、本実施例では、ゴム状の弾性体が用いられて
いる。この接触プレート15の弾性は適当に定めること
ができるが、余り柔らかすぎると形状保持を欠き、硬す
ぎるとプレートの接触時に異音を発生するようになる。
付部13に、取付部材25を介して取り付けられるとと
もに、前記回動アーム11の回動にともなって車両連結
面40に対し近接離間するようになっている。この接触
プレート15としては、金属板の表面を弾性材や樹脂シ
ートなどによって被覆したもの、あるいはゴムなどの弾
性体をプレート状に成形して接触音を小さくしたものが
好ましく、本実施例では、ゴム状の弾性体が用いられて
いる。この接触プレート15の弾性は適当に定めること
ができるが、余り柔らかすぎると形状保持を欠き、硬す
ぎるとプレートの接触時に異音を発生するようになる。
【0014】前記接触プレート15は、適宜の大きさと
されるが、その例として厚み10mm、長さ1000〜
1200mm、幅50〜150mmの板状に形成された
ものを挙げる。また、車両のカーブ時に接触プレート1
5,15が互いに良好に接触して、回動アーム11,1
1を効率良く押すことができるように、本実施例におい
てはプレートの両側部15a,15aが、図2のように
当該プレート15の裏面側に曲がった形状に形成され
る。
されるが、その例として厚み10mm、長さ1000〜
1200mm、幅50〜150mmの板状に形成された
ものを挙げる。また、車両のカーブ時に接触プレート1
5,15が互いに良好に接触して、回動アーム11,1
1を効率良く押すことができるように、本実施例におい
てはプレートの両側部15a,15aが、図2のように
当該プレート15の裏面側に曲がった形状に形成され
る。
【0015】前記取付部材25は、図4に示されるよう
に、前記回動アーム11の端部側の取付部材20と同様
の構造を有しており、軸受け部26とベアリング27と
からなり、前記接触プレート15の裏面にボルト28な
どによって固定される。この取付部材25は、前記取付
部13を回動可能に保持している。
に、前記回動アーム11の端部側の取付部材20と同様
の構造を有しており、軸受け部26とベアリング27と
からなり、前記接触プレート15の裏面にボルト28な
どによって固定される。この取付部材25は、前記取付
部13を回動可能に保持している。
【0016】前記安全具10には、図1に鎖線で示した
ように、可撓性カバー17が前記回動アーム11を覆っ
て接触プレート15と連結面40の間に設けられてい
る。この可撓性カバー17は、雨や埃などの侵入を防い
で前記回動アーム11を保護するとともに、必要に応じ
て前記安全具10全体を車両の色に合わせた所望の色と
するためのものである。
ように、可撓性カバー17が前記回動アーム11を覆っ
て接触プレート15と連結面40の間に設けられてい
る。この可撓性カバー17は、雨や埃などの侵入を防い
で前記回動アーム11を保護するとともに、必要に応じ
て前記安全具10全体を車両の色に合わせた所望の色と
するためのものである。
【0017】この可撓性カバー17は、適度な柔軟性を
有する材質によって構成され、回動アームの圧縮変形お
よび形状の復帰などに対応してその形状を変化させるこ
とができる。前記可撓性カバー17としては、塩化ビニ
ールや適当なゴム材などを所定の袋形状としたもの、あ
るいは前記材質をシート状に構成し、縫成または溶着な
どで袋状に形成したもの、さらには、帆布などの表面に
ゴムなどを塗布して防水加工してなるものを袋状とした
ものなどを用いることができる。
有する材質によって構成され、回動アームの圧縮変形お
よび形状の復帰などに対応してその形状を変化させるこ
とができる。前記可撓性カバー17としては、塩化ビニ
ールや適当なゴム材などを所定の袋形状としたもの、あ
るいは前記材質をシート状に構成し、縫成または溶着な
どで袋状に形成したもの、さらには、帆布などの表面に
ゴムなどを塗布して防水加工してなるものを袋状とした
ものなどを用いることができる。
【0018】また、この実施例では、前記回動アーム1
1が上方に回動するので、可撓性カバー17は、図8お
よび図9に示されるように、当該回動アーム11の取り
付けられている車両連結面40から対向する連結面に向
かって上昇する折り曲げ線18を有するジャバラ状に構
成されている。それにより、前記回動アーム11の変形
に的確に対応することができる。
1が上方に回動するので、可撓性カバー17は、図8お
よび図9に示されるように、当該回動アーム11の取り
付けられている車両連結面40から対向する連結面に向
かって上昇する折り曲げ線18を有するジャバラ状に構
成されている。それにより、前記回動アーム11の変形
に的確に対応することができる。
【0019】図10および図11はこの発明の他の例を
示すものである。ここで示される安全具30は、回動ア
ーム31が、連結面40に取り付けられる連結面側回動
アーム32と、接触プレート38の設けられる接触プレ
ート側回動アーム33とから構成される。そして、バネ
部材35により、接触プレート側回動アーム33が連結
面側回動アーム32の延長線aよりも下方へ傾斜した状
態で支持されている。なお、前記図1ないし図9と同じ
ものは同一符号で示す。連結面側回動アーム32は、一
端が前記取付部材20を介して鉄道車両の連結面40に
取り付けられ、図のように、支持部材16によって上方
へ傾斜した状態で下方から支持されている。そして、前
記連結面側回動アーム32の他端には、軸34を介し
て、接触プレート側回動アーム33の一端が上下に回動
可能に連結される。これら二つの回動アーム32,33
において、前記軸34によって連結された端部下面に
は、バネ部材35が設けられている。このバネ部材35
は、公知のスプリングバネが用いられ、前記接触プレー
ト側回動アーム33を連結面側回動アーム32の延長線
よりも下方へ傾斜した状態で支持する。なお、前記接触
プレート側回動アーム33の傾斜は、前記連結面側回動
アーム32の上昇への傾斜と同程度の傾きを設けてなさ
れることが好ましい。また、その他の部分の構造は図1
ないし図9に示した前記実施例と同様とされる。例え
ば、接触プレート38の側部付近を接触プレートの裏面
側へ曲げたり、可撓性のカバーによって回動アーム33
(連結面側回動アーム32と接触プレート側回動アーム
33を覆う等である。
示すものである。ここで示される安全具30は、回動ア
ーム31が、連結面40に取り付けられる連結面側回動
アーム32と、接触プレート38の設けられる接触プレ
ート側回動アーム33とから構成される。そして、バネ
部材35により、接触プレート側回動アーム33が連結
面側回動アーム32の延長線aよりも下方へ傾斜した状
態で支持されている。なお、前記図1ないし図9と同じ
ものは同一符号で示す。連結面側回動アーム32は、一
端が前記取付部材20を介して鉄道車両の連結面40に
取り付けられ、図のように、支持部材16によって上方
へ傾斜した状態で下方から支持されている。そして、前
記連結面側回動アーム32の他端には、軸34を介し
て、接触プレート側回動アーム33の一端が上下に回動
可能に連結される。これら二つの回動アーム32,33
において、前記軸34によって連結された端部下面に
は、バネ部材35が設けられている。このバネ部材35
は、公知のスプリングバネが用いられ、前記接触プレー
ト側回動アーム33を連結面側回動アーム32の延長線
よりも下方へ傾斜した状態で支持する。なお、前記接触
プレート側回動アーム33の傾斜は、前記連結面側回動
アーム32の上昇への傾斜と同程度の傾きを設けてなさ
れることが好ましい。また、その他の部分の構造は図1
ないし図9に示した前記実施例と同様とされる。例え
ば、接触プレート38の側部付近を接触プレートの裏面
側へ曲げたり、可撓性のカバーによって回動アーム33
(連結面側回動アーム32と接触プレート側回動アーム
33を覆う等である。
【0020】この構造の安全具30によれば、車両の連
結面間の間隔が減少して接触プレート38が対向する接
触プレート38と接触して押圧されると、図11に示さ
れるように、連結面側回動アーム32が上方へ回動し、
もって回動アーム31がバネ部材35の弾性に対抗して
軸34を中心に下方へ回動して屈曲し折り畳まれる。そ
して、再び連結面間が通常の間隔に広がった時には、前
記バネ部材35の弾性により、前記連結面側回動アーム
32と接触プレート側回動アーム33が速やかに元の位
置に復帰する。図示されるように、この回動アーム31
は、接触プレート38を車両連結面40に対して前進後
退するように支持する。そのため、前記各回動アーム3
2,33を覆う可撓性カバーとしては特に限定はなく、
折り曲げ線が上下方向となる通常用いられるジャバラ状
のカバーまたは、その他の可撓性の袋状カバーなどで
も、回動アーム31の変形に対応して容易に変形し、可
撓性カバーの選択の余地が広がる。
結面間の間隔が減少して接触プレート38が対向する接
触プレート38と接触して押圧されると、図11に示さ
れるように、連結面側回動アーム32が上方へ回動し、
もって回動アーム31がバネ部材35の弾性に対抗して
軸34を中心に下方へ回動して屈曲し折り畳まれる。そ
して、再び連結面間が通常の間隔に広がった時には、前
記バネ部材35の弾性により、前記連結面側回動アーム
32と接触プレート側回動アーム33が速やかに元の位
置に復帰する。図示されるように、この回動アーム31
は、接触プレート38を車両連結面40に対して前進後
退するように支持する。そのため、前記各回動アーム3
2,33を覆う可撓性カバーとしては特に限定はなく、
折り曲げ線が上下方向となる通常用いられるジャバラ状
のカバーまたは、その他の可撓性の袋状カバーなどで
も、回動アーム31の変形に対応して容易に変形し、可
撓性カバーの選択の余地が広がる。
【0021】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
隙間防止用安全具によれば、鉄道車両連結面間の隙間を
少なくすることができるので、プラットホームから前記
車両連結面間への人などの転落を防止できる。しかも、
鉄道車両の走行時の前記隙間の変化にも、接触プレート
同士の接触押圧によって回動アームが速やかに回動また
は屈曲して対応することができる。また、回動アームの
回動または屈曲により接触プレートを車両連結面に容易
に近接させることができるため、車両天井などに点検の
ために昇る時も邪魔にならず、きわめて好都合である。
その際、車両連結面に係止用フックを設けておけば、そ
の係止用フックに回動アームを係止して回動アームおよ
び接触プレートを邪魔にならないように維持することも
でき、取り扱いが容易である。さらに、この発明の隙間
防止用安全具は、回動アームの回動という機械的な機構
により車両連結面間の隙間を少なくするものであるた
め、耐久性に優れ、しかも頑丈である。
隙間防止用安全具によれば、鉄道車両連結面間の隙間を
少なくすることができるので、プラットホームから前記
車両連結面間への人などの転落を防止できる。しかも、
鉄道車両の走行時の前記隙間の変化にも、接触プレート
同士の接触押圧によって回動アームが速やかに回動また
は屈曲して対応することができる。また、回動アームの
回動または屈曲により接触プレートを車両連結面に容易
に近接させることができるため、車両天井などに点検の
ために昇る時も邪魔にならず、きわめて好都合である。
その際、車両連結面に係止用フックを設けておけば、そ
の係止用フックに回動アームを係止して回動アームおよ
び接触プレートを邪魔にならないように維持することも
でき、取り扱いが容易である。さらに、この発明の隙間
防止用安全具は、回動アームの回動という機械的な機構
により車両連結面間の隙間を少なくするものであるた
め、耐久性に優れ、しかも頑丈である。
【図1】この発明の一実施例の隙間防止用安全具につい
て、その可撓性カバーを省略して示す断面図である。
て、その可撓性カバーを省略して示す断面図である。
【図2】その横断面図である。
【図3】その3−3線における断面図である。
【図4】図2の4−4線における断面図である。
【図5】支持部材の一例を示す斜視図である。
【図6】その取付状態を示す断面図である。
【図7】連結面間の隙間が少なくなった時の安全具の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】可撓性カバーの一例を示す側面図である。
【図9】その横断面図である。
【図10】この発明の他の例を示す断面図である。
【図11】同実施例における回動アームの作動を示す断
面図である。
面図である。
10 隙間防止用安全具 11 回動アーム 12 端部 15 接触プレート 16 支持部材 17 可撓性カバー 20 取付部材 25 取付部材 32 連結面側回動アーム 33 接触プレート側回動アーム 40 連結面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41D 17/20
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄道車両の対向する連結面の外側端部に
各々対向して取り付けられて、前記連結面間の隙間を少
なくする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具において、 前記連結面に上下方向への回動を可能として一端が取り
付けられ、上方へ傾斜した状態で下方から支持される回
動アームと、 前記回動アームの他端に該回動アームの上下方向への回
動を可能として取り付けられた接触プレートとよりなる
ことを特徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具。 - 【請求項2】 請求項1において、接触プレートが、そ
の側部付近で当該接触プレートの裏面側へ曲がっている
ことを特徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具。 - 【請求項3】 請求項1または2において、可撓性のカ
バーが回動アームを覆って接触プレートと連結面間に設
けられていることを特徴とする鉄道車両連結面の隙間防
止用安全具。 - 【請求項4】 鉄道車両の対向する連結面の外側端部に
各々対向して取り付けられて、前記連結面間の隙間を少
なくする鉄道車両連結面の隙間防止用安全具において、 前記連結面に上下方向の回動を可能として一端が取り付
けられた回動アームと、前記回動アームの他端に該回動
アームの上下方向への回動を可能として取り付けられた
接触プレートとよりなり、 前記回動アームが、上方へ傾斜した状態で下方から支持
される連結面側回動アームと、該連結面側回動アームの
端部に上下方向への回動を可能として連結された接触プ
レート側回動アームとよりなって、前記連結面側回動ア
ームと接触プレート側回動アーム間に設けられたバネ部
材により、前記接触プレート側回動アームが連結面側回
動アームの延長線よりも下方へ傾斜した状態で支持され
ていることを特徴とする鉄道車両連結面の隙間防止用安
全具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7051861A JP2834682B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 鉄道車両連結面の隙間防止用安全具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7051861A JP2834682B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 鉄道車両連結面の隙間防止用安全具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216878A JPH08216878A (ja) | 1996-08-27 |
| JP2834682B2 true JP2834682B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=12898659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7051861A Expired - Lifetime JP2834682B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 鉄道車両連結面の隙間防止用安全具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008056394B4 (de) * | 2008-11-07 | 2014-11-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Schienenfahrzeug mit wenigstens zwei Wagenkästen und einem dazwischen angeordneten verkleideten Wagenübergangsbereich |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP7051861A patent/JP2834682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08216878A (ja) | 1996-08-27 |
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