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JP2835935B2 - 差筋アンカーとその製造方法 - Google Patents
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JP2835935B2 - 差筋アンカーとその製造方法 - Google Patents

差筋アンカーとその製造方法

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JP2835935B2
JP2835935B2 JP7995595A JP7995595A JP2835935B2 JP 2835935 B2 JP2835935 B2 JP 2835935B2 JP 7995595 A JP7995595 A JP 7995595A JP 7995595 A JP7995595 A JP 7995595A JP 2835935 B2 JP2835935 B2 JP 2835935B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差筋アンカーの改良に
関する発明及び差筋アンカーの製造方法の改良に関する
発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の差筋アンカー1は、図9及び図1
0に示すように、差筋アンカー1は下部を太く形成した
差筋1aと、複数の割溝15aが形成されているスリー
ブ15からなる。
【0003】図11に示すように差筋1aにスリーブ1
5を取り付けた状態で、図12に示すようにコンクリー
ト10に穿設された埋設孔10a内にスリーブ15が取
り付けられた差筋1aを埋設孔10a内に埋設した後
に、前記スリーブ15に圧力を加え、スリーブ15の下
端を拡げることによりスリーブ15の一部をコンクリー
ト10に食い込ませることにより固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、差筋1aと割溝が形成されているスリーブ15
からなる差筋アンカー1aでは、コンクリート10に大
きな埋設孔を掘ることが必要となるために埋設孔の穿設
に時間が掛かり過ぎるとの欠点があるとともに、スリー
ブ15を差筋1aとは別体に形成する必要があるために
製造コストが高くなるとの欠点がある。
【0005】そこで、本発明は、コンクリート等に穿設
する埋設孔の径は小径に形成すれば十分であるために、
コンクリートには小径の埋設孔が穿設されるだけなので
コンクリートの強度が保持できるとともに、極めて低廉
な差筋アンカーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、差筋のプラグ
挿入部に挿入孔及び複数の割溝を形成し、前記プラグ挿
入部の挿入孔にプラグを挿入したことを特徴とする差筋
アンカーの構成及び差筋のフラグ挿入部を高温に加熱
し、加熱した差筋を第1金型及び第2金型に形成されて
いる浅溝及び深溝に収納し固定し、ポンチにより前記差
筋のプラグ挿入部に挿入孔を形成した後に割溝を形成
し、前記プラグ挿入部の挿入孔にプラグを挿入したこと
を特徴とする差筋アンカーの製造方法の構成とした。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に使用される差筋の正面図であり、差
筋1aには複数の横節5、5、5、5、5、5、5・・
・と、一対の縦節5b、5bが差筋1aの外周に形成さ
れている。符号5a、5a、5a、5a、5a・・・は
突出部を示し、前記突出部5a、5a、5a、5a、5
a・・・は、差筋1aの外周面4より外方に突出してい
る。
【0008】図2は、本発明である差筋アンカーの差筋
の一端にポンチにより挿入孔を穿設する状態を示した正
面図である。先ず、差筋1aの一端にポンチ6の先端6
aを差筋1aの底面3aに押圧して穿設する。前記底面
3aに、ポンチ6により挿入孔3cを穿設する前に、差
筋1aのプラグ挿入部3を約1000℃程度の高温に加
熱し、差筋1aのプラグ挿入部3を加熱した状態でポン
チ6の先端6aを差筋1aの底面3aに当て、押圧し圧
入しながらプラグ8を挿入可能な挿入孔3cを穿設す
る。
【0009】差筋1aの底面3aよりポンチ6を圧入す
ることにより形成される挿入孔3cは、図7及び図8に
示す金型11を使用して穿設されるものである。即ち、
金型11は、第1金型12と第2金型13から構成され
る。第1金型12の各4辺には深溝12e、12e、1
2e、12eと浅溝12f、12f、12f、12fと
からなる第1溝12a、第2溝12b、第3溝12c及
び第4溝12dが形成されている。
【0010】また、第2金型13の各4辺にも深溝13
e、13e、13e、13e及び浅溝13f、13f、
13f、13fからなる第1溝13a、第2溝13b、
第3溝13c及び第4溝13dが形成されている。
【0011】先ず、図7に示すように、下部3bが高温
で加熱された差筋1aを第1金型12の第1溝12aに
収納した後、前記差筋1aに覆いかぶせるように第2金
型13の第3溝13cを載せ、第1金型12及び第2金
型13を外方から押圧することにより、差筋1aを第1
金型12の第1溝12aと第2金型13の第3溝13c
により挟着固定し、固定した差筋1aの底面3aにポン
チ6の先端6aを圧入して、差筋1aにプラグ8の挿入
孔3cが形成される。
【0012】図3は、ピンポンチにより差筋に挿入孔を
穿設するとともに割溝を形成した状態の正面図である。
差筋1aのプラグ挿入部3の底面3a方向よりポンチ6
を圧入させることによりプラグ8を挿入するための挿入
孔3cが形成される。前記挿入孔3cを形成する際に、
差筋1aのプラグ挿入部3に存在している横節5、5、
5及び縦節5bが掃滅する。
【0013】そして、差筋1aのプラグ挿入部3は膨張
し、横節5、5、5、5、5が外周面4より突出してい
る突出部5a、5a、5a、5a、5a、5a及び縦節
5bの突出部と同一位置になるように変形する。
【0014】図4は図3中のA−A線に沿った断面図で
あり、図3に示すように、差筋1aの下部3にプラグ8
を挿入するための挿入孔3cを形成した後に、図4に示
すように4本の割溝7、7a、7b、7cを形成する。
図4において、割溝7、7a、7b、7cは4本である
が、4本以上設けてもよい。また、2本、3本のみを設
けてもよい。
【0015】図5は本発明である差筋に形成された挿入
孔にプラグを挿入した状態を示した正面図、図6は本発
明である差筋アンカーをコンクリートに穿設された埋設
孔に挿入し、金槌により押圧している状態を示した図で
ある。
【0016】図5に示すように、差筋1aのプラグ挿入
部3には、挿入孔3cが形成されるとともに割溝7〜7
cが形成され、プラグ8が前記挿入孔3cに挿入されて
差筋アンカー1が完成する。
【0017】そして、前記差筋アンカー1を、図6に示
すように、コンクリート10に掘られた埋設孔10aに
起立させた後、金槌9で前記差筋アンカー1の上部2を
強打すると、拡開片3b、3b、3b、3bがプラグ8
の外形のように外方に拡開し、拡開片3b、3b、3
b、3bがコンクリート10に食い込み固定される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成で
あるから以下の効果が得られる。第1に、コンクリート
に掘られる埋設孔が小さいて済むために容易にコンクリ
ートに埋設孔を穿設することができる。第2、コンクリ
ートに埋設孔を容易に形成することができるので、埋設
孔を穿設するための穿設用ドリルの機械が長持ちする。
第3に、コンクリートに埋設孔を穿設するための労働時
間を大幅に短縮することができる。第4に、コンクリー
トに穿設する埋設孔が小さいので、コンクリートの強度
が保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される差筋の一部正面図である。
【図2】本発明に使用される差筋の一端にポンチにより
挿入孔を穿設する状態を示した正面図である。
【図3】ポンチにより差筋に挿入孔を穿設するととも
に、割溝を形成した状態の正面図である。
【図4】図3中のA−A線に沿った断面図である。
【図5】本発明に使用される差筋のプラグ挿入部にプラ
グを挿入した状態を示した正面図である。
【図6】本発明である差筋アンカーをコンクリートに穿
設された埋設孔に挿入し、金槌により差筋アンカーの上
部を強打している状態を示した図である。
【図7】金型に差筋を固定し、差筋の底面にポンチによ
りプラグを挿入するための挿入孔を穿設する方法を示し
た一部断面図である。
【図8】第1金型と第2金型からなる金型に差筋を固定
し状態の正面図である。
【図9】公知の差筋の正面図である。
【図10】公知の差筋に取り付けるためのスリーブの正
面図である。
【図11】公知の差筋に、差筋の上部をスリーブ内に挿
入し、スリーブを差筋に取り付けた状態の正面図であ
る。
【図12】公知の差筋アンカーのスリーブが取り付けら
れている下部をコンクリートに穿設した埋設孔に埋設
し、差筋に取り付けられたスリーブに圧力を加えてスリ
ーブを変形させた状態の一部断面図である。
【符号の説明】
1 差筋アンカー 1a 差筋 2 上部 3 プラグ挿入部 3a 底面 3b 拡開片 3c 挿入孔 4 外周面 5 横節 5a 突出部 5b 縦節 5c 大径部 6 ポンチ 6a 先端 7〜7c 割溝 8 プラグ 9 金槌 10 コンクリート 11 金型 11a 挿通孔 11b 大径部 12 第1金型 12a 第1溝 12b 第2溝 12c 第3溝 12d 第4溝 12e 浅溝 12f 深溝 13 第2金型 13a 第1溝 13b 第2溝 13c 第3溝 13d 第4溝 13e 浅溝 13f 深溝 15 スリーブ 15a 割溝 15b 上端 15c 拡開片

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差筋のプラグ挿入部に挿入孔及び複数の
    割溝を形成し、前記プラグ挿入部の挿入孔にプラグを挿
    入したことを特徴とする差筋アンカー。
  2. 【請求項2】 フラグ挿入部に形成した割溝を2本とし
    たことを特徴とする請求項1記載の差筋アンカー。
  3. 【請求項3】 フラグ挿入部に形成した割溝を3本とし
    たことを特徴とする請求項1記載の差筋アンカー。
  4. 【請求項4】 フラグ挿入部に形成した割溝を4本とし
    たことを特徴とする請求項1記載の差筋アンカー。
  5. 【請求項5】 差筋のフラグ挿入部を高温に加熱し、加
    熱した差筋を第1金型及び第2金型に形成されている浅
    溝及び深溝に収納し固定し、ポンチにより前記差筋のプ
    ラグ挿入部に挿入孔を形成した後に割溝を形成し、前記
    プラグ挿入部の挿入孔にプラグを挿入したことを特徴と
    する差筋アンカーの製造方法。
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