JP2842932B2 - 球状スラグの製造方法 - Google Patents
球状スラグの製造方法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/02—Treatment
- C04B20/04—Heat treatment
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、スラグセメントなどの製造に好適なスラ
グに係り、特に流動性が良くしかも安価な材料となる球
状スラグの製造方法に関する。
グに係り、特に流動性が良くしかも安価な材料となる球
状スラグの製造方法に関する。
「従来の技術」 スラグは、熔錬をはじめ炉で金属を融解するときに融
剤の添加により意識的に生成される人工的な混合物で、
SiO2を主成分とするものであり、高炉セメント、れん
が、バラスなどの製造に利用されている。
剤の添加により意識的に生成される人工的な混合物で、
SiO2を主成分とするものであり、高炉セメント、れん
が、バラスなどの製造に利用されている。
ところで、このようなスラグを製品に調整するには、
炉から排出される塊状または砂状のものをチューブミル
や縦型ミルなどで粉砕して適当な粒度に調整し、その後
必要に応じて石膏等を添加し、さらに微粉砕して製品と
する。
炉から排出される塊状または砂状のものをチューブミル
や縦型ミルなどで粉砕して適当な粒度に調整し、その後
必要に応じて石膏等を添加し、さらに微粉砕して製品と
する。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このようにして得られたスラグにあっ
ては、スラグが粉砕により角張った形状となることから
粒子間の摩擦抵抗が大きく、よって流動性および充填性
にやや難があるといった課題がある。
ては、スラグが粉砕により角張った形状となることから
粒子間の摩擦抵抗が大きく、よって流動性および充填性
にやや難があるといった課題がある。
また、このような課題を解決するため本発明者等は、
先に高温火炎中にスラグを通過させて溶融または半溶融
状態とし、次いでこれを冷却する球状スラグの製造方法
を提案した。しかし、この方法では球状でありしたがっ
て流動性や充填性に優れているスラグが得られるもの
の、バーナーからの高温火炎中にセメントクリンカーを
通過させて球状化処理を行うことから、エネルギーの消
費が多くこれにより製造コストが高くなるといった新た
な課題がある。
先に高温火炎中にスラグを通過させて溶融または半溶融
状態とし、次いでこれを冷却する球状スラグの製造方法
を提案した。しかし、この方法では球状でありしたがっ
て流動性や充填性に優れているスラグが得られるもの
の、バーナーからの高温火炎中にセメントクリンカーを
通過させて球状化処理を行うことから、エネルギーの消
費が多くこれにより製造コストが高くなるといった新た
な課題がある。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明の球状スラグの製造方法では、高温火
炎発生用のバーナーにおける支燃性ガスとしてセメント
キルンのクーラーからの排気ガスを使用し、かつ該高温
火炎発生用のバーナーからの排気ガスをセメントキルン
のプレヒーターまたはロータリーキルン内に供給するこ
とによって前記課題を解決した。
炎発生用のバーナーにおける支燃性ガスとしてセメント
キルンのクーラーからの排気ガスを使用し、かつ該高温
火炎発生用のバーナーからの排気ガスをセメントキルン
のプレヒーターまたはロータリーキルン内に供給するこ
とによって前記課題を解決した。
「作用」 この発明の球状スラグの製造方法によれば、クーラー
からの加熱された排気ガスをバーナーの支燃性ガスとし
て用いることから、バーナーでの燃焼効率が高くなる。
また、この製造方法に基づいて得られた球状スラグにあ
っては、個々の粒子が球形であることから粒子間の摩擦
抵抗が少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよ
く、また粒度コントロールにより充填性も向上したもの
となる。
からの加熱された排気ガスをバーナーの支燃性ガスとし
て用いることから、バーナーでの燃焼効率が高くなる。
また、この製造方法に基づいて得られた球状スラグにあ
っては、個々の粒子が球形であることから粒子間の摩擦
抵抗が少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよ
く、また粒度コントロールにより充填性も向上したもの
となる。
「実施例」 第1図ないし第3図はこの発明の製造方法を実施する
のに好適な装置の一例を示す図であり、まずこの装置に
ついて説明する。
のに好適な装置の一例を示す図であり、まずこの装置に
ついて説明する。
これらの図において符号1は高温火炎発生装置1であ
る。この高温火炎発生装置1は、第2図および第3図に
示すようにバーナー2とこのバーナー2の火口3側に設
けられたサイクロン4とからなるものである。バーナー
2は、プロパン,ブタン,プロピレン,アセトン,水素
などの可燃ガスや、重油,軽油などの液体燃料または石
油、さらにはオイルコークスなどの固体燃料を燃料とす
るもので、これら燃料と酸素あるいは空気などの支燃性
ガスとが供給されてその火口3から高温火炎を噴出する
ものであり、その火口3と反対の側に燃料供給部5およ
び排気ガス導入部6をそれぞれ配設したものである。導
入部6は、第1図に示すようにセメントキルン7のクー
ラー8の排気風車9に導入管10を介して接続されたもの
である。
る。この高温火炎発生装置1は、第2図および第3図に
示すようにバーナー2とこのバーナー2の火口3側に設
けられたサイクロン4とからなるものである。バーナー
2は、プロパン,ブタン,プロピレン,アセトン,水素
などの可燃ガスや、重油,軽油などの液体燃料または石
油、さらにはオイルコークスなどの固体燃料を燃料とす
るもので、これら燃料と酸素あるいは空気などの支燃性
ガスとが供給されてその火口3から高温火炎を噴出する
ものであり、その火口3と反対の側に燃料供給部5およ
び排気ガス導入部6をそれぞれ配設したものである。導
入部6は、第1図に示すようにセメントキルン7のクー
ラー8の排気風車9に導入管10を介して接続されたもの
である。
ここでセメントキルン7は、原料粉末を予熱するサス
ペンションプレヒーター11と、該サスペンションプレヒ
ーター11の下流側に配置されたロータリーキルン12と、
さらに該ロータリーキルン12の下流側に配置されたクー
ラー8とを具備してなるSPキルンであり、サスペンショ
ンプレヒーター11で予熱仮焼された原料粉末をロータリ
ーキルン12で焼成し、さらにこれをクーラー8で急冷す
るものである。
ペンションプレヒーター11と、該サスペンションプレヒ
ーター11の下流側に配置されたロータリーキルン12と、
さらに該ロータリーキルン12の下流側に配置されたクー
ラー8とを具備してなるSPキルンであり、サスペンショ
ンプレヒーター11で予熱仮焼された原料粉末をロータリ
ーキルン12で焼成し、さらにこれをクーラー8で急冷す
るものである。
すなわち第1図に示した例では、ロータリーキルン12
の下流側に吹き込み風車13が配設され、この吹き込み風
車13より熱風がロータリーキルン12内に導入されること
によって該キルン12内にて原料粉末が焼成せしめられる
ようになっている。また原料粉末を焼成した熱風は、原
料粉末と接触することによって冷却され、その状態でサ
スペンションプレヒーター11内に流入することにより、
該ヒーター11内にて原料粉末を予熱するものとなる。さ
らに、クーラー8にはその上流側に冷却用の吹き込み風
車14が配設されており、これから吹き込まれる冷風によ
ってロータリーキルン12で焼成された後送られた焼成粉
末が急冷されるようになっている。そして、焼成粉末を
冷却した冷風は、焼成粉末と接触したことにより加熱さ
れ、その状態でクーラー8の下流側に配設された前記排
気風車9より排出され、前記導入管10を介してバーナー
2の導入部6に導かれる。
の下流側に吹き込み風車13が配設され、この吹き込み風
車13より熱風がロータリーキルン12内に導入されること
によって該キルン12内にて原料粉末が焼成せしめられる
ようになっている。また原料粉末を焼成した熱風は、原
料粉末と接触することによって冷却され、その状態でサ
スペンションプレヒーター11内に流入することにより、
該ヒーター11内にて原料粉末を予熱するものとなる。さ
らに、クーラー8にはその上流側に冷却用の吹き込み風
車14が配設されており、これから吹き込まれる冷風によ
ってロータリーキルン12で焼成された後送られた焼成粉
末が急冷されるようになっている。そして、焼成粉末を
冷却した冷風は、焼成粉末と接触したことにより加熱さ
れ、その状態でクーラー8の下流側に配設された前記排
気風車9より排出され、前記導入管10を介してバーナー
2の導入部6に導かれる。
また、高温火炎発生装置1においてサイクロン4は、
第2図に示すように円筒状の側壁4aとテーパ状の底壁4b
とからなるもので、底壁4bが二重に形成され、第2図中
矢印W1,W2で示すようにこの間に水が循環することによ
ってサイクロン4内を冷却するものとなっている。側壁
4aの上方には、第3図に示すように側壁4aの一部に、そ
の接線方向に延びる火炎管15が配設されている。この火
炎管15のサイクロン4と反対の側の口部内にはバーナー
2の火口3が配置されており、これによってバーナー2
はその火炎を火炎管15内に発生せしめるものとなってい
る。また火炎管15内には、第2図に示すようにバーナー
2の火口3の前方に原料供給管16の口部16aが配設され
ている。原料供給管16は、後述するようにその平均粒径
を調整したスラグを、バーナー2の火口3前方に供給し
てバーナー2からの火炎中に通過せしめるためのもので
ある。
第2図に示すように円筒状の側壁4aとテーパ状の底壁4b
とからなるもので、底壁4bが二重に形成され、第2図中
矢印W1,W2で示すようにこの間に水が循環することによ
ってサイクロン4内を冷却するものとなっている。側壁
4aの上方には、第3図に示すように側壁4aの一部に、そ
の接線方向に延びる火炎管15が配設されている。この火
炎管15のサイクロン4と反対の側の口部内にはバーナー
2の火口3が配置されており、これによってバーナー2
はその火炎を火炎管15内に発生せしめるものとなってい
る。また火炎管15内には、第2図に示すようにバーナー
2の火口3の前方に原料供給管16の口部16aが配設され
ている。原料供給管16は、後述するようにその平均粒径
を調整したスラグを、バーナー2の火口3前方に供給し
てバーナー2からの火炎中に通過せしめるためのもので
ある。
また、サイクロン4には、側壁4aの上端にその上部開
口を覆う蓋体17が設けられており、該蓋体17のほぼ中央
部にはサイクロン4の内外を連通せしめる連通管18が蓋
体17を貫通して取り付けられている。連通管18は、バー
ナー2からの排気ガスをサイクロン4の外へ導くための
もので、そのサイクロン4側と反対の側の端部は第1図
に示すようにサスペンションプレヒーター11への排気ガ
ス供給部19aあるいは19bに連通したものとなっている。
口を覆う蓋体17が設けられており、該蓋体17のほぼ中央
部にはサイクロン4の内外を連通せしめる連通管18が蓋
体17を貫通して取り付けられている。連通管18は、バー
ナー2からの排気ガスをサイクロン4の外へ導くための
もので、そのサイクロン4側と反対の側の端部は第1図
に示すようにサスペンションプレヒーター11への排気ガ
ス供給部19aあるいは19bに連通したものとなっている。
次に、この発明の球状スラグの製造方法について、前
記構成の高温火炎発生装置1およびセメントキルン7を
用いた球状スラグおよびセメントクリンカーの製造方法
に基づいて説明する。
記構成の高温火炎発生装置1およびセメントキルン7を
用いた球状スラグおよびセメントクリンカーの製造方法
に基づいて説明する。
まず、従来と同様にセメントクリンカーの原料粉末を
粉砕し、これをセメントキルン7のサスペンションプレ
ヒーター11内に供給して予熱し、さらに予熱した前記原
料粉末をロータリーキルン12内で焼成し、その後得られ
たセメントクリンカーをクーラー8内にて冷風で急冷す
る。そして、冷却したセメントクリンカーをチューブミ
ルなどによって再度微粉砕し、分級して所望する平均粒
径のセメント粒子を得る。
粉砕し、これをセメントキルン7のサスペンションプレ
ヒーター11内に供給して予熱し、さらに予熱した前記原
料粉末をロータリーキルン12内で焼成し、その後得られ
たセメントクリンカーをクーラー8内にて冷風で急冷す
る。そして、冷却したセメントクリンカーをチューブミ
ルなどによって再度微粉砕し、分級して所望する平均粒
径のセメント粒子を得る。
また、これとは別に、高温火炎発生装置1において燃
料供給部5よりバーナー2に燃料を供給するとともに、
セメントキルン7のクーラー8より導入管10および導入
部6を介してクーラー8からの加熱された排出ガス(空
気)をバーナー2に供給し、さらにバーナー2に点火し
て高温火炎を発生せしめる。
料供給部5よりバーナー2に燃料を供給するとともに、
セメントキルン7のクーラー8より導入管10および導入
部6を介してクーラー8からの加熱された排出ガス(空
気)をバーナー2に供給し、さらにバーナー2に点火し
て高温火炎を発生せしめる。
次に、予め粒度調整したスラグ粒子を一旦図示略の貯
槽に収容し、さらにこの貯槽より原料供給管16を介して
火炎管15内の前記バーナー2からの高温火炎中にスラグ
粒子を所定量ずつ供給してこれを溶融または半溶融化せ
しめる。すると、溶融または半溶融したスラグ粒子は、
火炎に伴われさらに火炎に噴き出されてサイクロン4内
に導かれ、ここで冷却されてその表面張力により球状化
する。そして、冷却され球状化したスラグ粒子は、サイ
クロン4内の側壁4aおよび底壁4bに沿って回転しつつ下
方に落ち、さらに底壁4bより冷熱を受けて十分冷却さ
れ、その後底壁4bの排出口20から排出される。なお、球
状化処理前におけるスラグ粒子の粒度調整については、
微粉砕後分級して平均粒径を40μm以下程度、(例えば
粒径範囲15〜55μm程度)にするのが好ましく、このよ
うな平均粒径に調整することにより、前述した球状化処
理によって得られた球状スラグは、その流動性および充
填性が十分に向上したものとなる。
槽に収容し、さらにこの貯槽より原料供給管16を介して
火炎管15内の前記バーナー2からの高温火炎中にスラグ
粒子を所定量ずつ供給してこれを溶融または半溶融化せ
しめる。すると、溶融または半溶融したスラグ粒子は、
火炎に伴われさらに火炎に噴き出されてサイクロン4内
に導かれ、ここで冷却されてその表面張力により球状化
する。そして、冷却され球状化したスラグ粒子は、サイ
クロン4内の側壁4aおよび底壁4bに沿って回転しつつ下
方に落ち、さらに底壁4bより冷熱を受けて十分冷却さ
れ、その後底壁4bの排出口20から排出される。なお、球
状化処理前におけるスラグ粒子の粒度調整については、
微粉砕後分級して平均粒径を40μm以下程度、(例えば
粒径範囲15〜55μm程度)にするのが好ましく、このよ
うな平均粒径に調整することにより、前述した球状化処
理によって得られた球状スラグは、その流動性および充
填性が十分に向上したものとなる。
一方、燃料と支燃性ガス(クーラー8からの排気ガ
ス)とからの燃焼排気ガスは、サイクロン4に導かれた
後、温度が高いことから前記スラグ粒子と分離して上昇
し、連通管18に導かれて排気ガス供給部19aあるいは19b
に導かれ、さらにサスペンションプレヒーター11内に供
給される。
ス)とからの燃焼排気ガスは、サイクロン4に導かれた
後、温度が高いことから前記スラグ粒子と分離して上昇
し、連通管18に導かれて排気ガス供給部19aあるいは19b
に導かれ、さらにサスペンションプレヒーター11内に供
給される。
なお、バーナー2からの火炎温度としては、スラグの
種類によっても異なるが、少なくとも1000℃〜1200゜程
度が好ましく、1000℃より低いとスラグ粒子が十分溶融
または半溶融状態に至らず、したがってスラグ粒子が十
分に球状にならず好ましくない。また、火炎中での滞留
時間としては、0.01〜0.02秒程度が好ましい。
種類によっても異なるが、少なくとも1000℃〜1200゜程
度が好ましく、1000℃より低いとスラグ粒子が十分溶融
または半溶融状態に至らず、したがってスラグ粒子が十
分に球状にならず好ましくない。また、火炎中での滞留
時間としては、0.01〜0.02秒程度が好ましい。
このような球状スラグの製造方法にあっては、クーラ
ー8からの加熱された排気ガスをバーナー2の支燃性ガ
スとして用いることから、バーナー2での燃焼効率が高
くなってより高い温度の火炎を得ることができる。ま
た、バーナー2からの燃焼排気ガスをサスペンションプ
レヒーター11の排気ガス供給部19a,19bに供給すること
から、スラグ粒子の球状化に要した燃焼(焼成)熱を回
収してその有効利用を図り、セメントキルン7での熱効
率を高めることができる。さらに、球状化処理したスラ
グ粒子の一部が万一バーナー2からの燃焼排気ガスに同
伴されてサスペンションプレヒーター11内に流入して
も、スラグ自身がセメントの原料成分であることから、
セメントキルン7で得られるセメント粒子の品質を損な
うことが全くない。
ー8からの加熱された排気ガスをバーナー2の支燃性ガ
スとして用いることから、バーナー2での燃焼効率が高
くなってより高い温度の火炎を得ることができる。ま
た、バーナー2からの燃焼排気ガスをサスペンションプ
レヒーター11の排気ガス供給部19a,19bに供給すること
から、スラグ粒子の球状化に要した燃焼(焼成)熱を回
収してその有効利用を図り、セメントキルン7での熱効
率を高めることができる。さらに、球状化処理したスラ
グ粒子の一部が万一バーナー2からの燃焼排気ガスに同
伴されてサスペンションプレヒーター11内に流入して
も、スラグ自身がセメントの原料成分であることから、
セメントキルン7で得られるセメント粒子の品質を損な
うことが全くない。
また、このような製造方法によって得られた球状スラ
グにあっては、球形であることから粒子間の摩擦抵抗が
少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよく、また
粒度コントロールにより充填性もよいものとなる。
グにあっては、球形であることから粒子間の摩擦抵抗が
少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよく、また
粒度コントロールにより充填性もよいものとなる。
第4図は本発明の請求項2記載の製造装置の他の実施
例を示す図である。この図に示した製造装置が第1図に
示した製造装置と異なるところは、バーナー2からの燃
焼排気ガスの供給部の位置である。
例を示す図である。この図に示した製造装置が第1図に
示した製造装置と異なるところは、バーナー2からの燃
焼排気ガスの供給部の位置である。
第4図に示したセメントキルン21は、原料粉末を予熱
するサスペンションプレヒーター22と、該サスペンショ
ンプレヒーター22の下流側に配置されたロータリーキル
ン23と、さらに該ロータリーキルン23の下流側に配置さ
れたクーラー24とを具備してなるNSPキルンであり、サ
スペンションプレヒーター22に仮焼炉25を設け、かつク
ーラー24からの加熱された空気を仮焼炉26に返送せしめ
る返送管27を設けたものである。そして、この例ではバ
ーナー2からの燃焼排気ガスの供給部19cがサスペンシ
ョンプレヒーター22の仮焼炉25に、また19d,19eがサス
ペンションプレヒーター22内に、さらには19fがロータ
リーキルン23の下流側にそれぞれ設けられており、これ
ら供給部19c,19d,19e,19fのいずれかあるいは二箇所以
上にサイクロン4の連通管18が接続されている。
するサスペンションプレヒーター22と、該サスペンショ
ンプレヒーター22の下流側に配置されたロータリーキル
ン23と、さらに該ロータリーキルン23の下流側に配置さ
れたクーラー24とを具備してなるNSPキルンであり、サ
スペンションプレヒーター22に仮焼炉25を設け、かつク
ーラー24からの加熱された空気を仮焼炉26に返送せしめ
る返送管27を設けたものである。そして、この例ではバ
ーナー2からの燃焼排気ガスの供給部19cがサスペンシ
ョンプレヒーター22の仮焼炉25に、また19d,19eがサス
ペンションプレヒーター22内に、さらには19fがロータ
リーキルン23の下流側にそれぞれ設けられており、これ
ら供給部19c,19d,19e,19fのいずれかあるいは二箇所以
上にサイクロン4の連通管18が接続されている。
このような製造装置にあっても、クーラー24からの排
気ガスをバーナー2の支燃性ガスとして用いることか
ら、バーナー2での燃焼効率が高くなるのはもちろん、
バーナー2からの燃焼排気ガスをサスペンションプレヒ
ーター22の排気ガス供給部19c,19d,19e,19fに供給する
ことから、スラグ粒子の球状化に要した燃焼(焼成)を
回収してセメントキルン21での熱効率を高めることがで
きる。
気ガスをバーナー2の支燃性ガスとして用いることか
ら、バーナー2での燃焼効率が高くなるのはもちろん、
バーナー2からの燃焼排気ガスをサスペンションプレヒ
ーター22の排気ガス供給部19c,19d,19e,19fに供給する
ことから、スラグ粒子の球状化に要した燃焼(焼成)を
回収してセメントキルン21での熱効率を高めることがで
きる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明に球状スラグの製造方法
は、クーラーからの加熱された排気ガスをバーナーの支
燃性ガスとして用いるようにしたものであるから、バー
ナーでの燃焼効率が高くなってより高い温度の火炎を得
ることができ、したがってスラグの球状化処理に要する
熱エネルギーコストを低減することができる。また、バ
ーナーからの燃焼排気ガスをサスペンションプレヒータ
ーの排気ガス供給部に供給することから、スラグ粒子の
球状化に要した燃焼(焼成)熱を回収してその有効利用
を図り、セメントキルンでの熱効率を高めることがで
き、したがってスラグおよびセメントの生産コストを低
減することができる。さらに、球状化処理したスラグ粒
子の一分が万一バーナーからの燃焼排気ガスに同伴され
てサスペンションプレヒーター内に流入しても、スラグ
自身がセメントの原料成分であることから、セメントキ
ルンで得られるセメント粒子の品質を損なうことが全く
ない。
は、クーラーからの加熱された排気ガスをバーナーの支
燃性ガスとして用いるようにしたものであるから、バー
ナーでの燃焼効率が高くなってより高い温度の火炎を得
ることができ、したがってスラグの球状化処理に要する
熱エネルギーコストを低減することができる。また、バ
ーナーからの燃焼排気ガスをサスペンションプレヒータ
ーの排気ガス供給部に供給することから、スラグ粒子の
球状化に要した燃焼(焼成)熱を回収してその有効利用
を図り、セメントキルンでの熱効率を高めることがで
き、したがってスラグおよびセメントの生産コストを低
減することができる。さらに、球状化処理したスラグ粒
子の一分が万一バーナーからの燃焼排気ガスに同伴され
てサスペンションプレヒーター内に流入しても、スラグ
自身がセメントの原料成分であることから、セメントキ
ルンで得られるセメント粒子の品質を損なうことが全く
ない。
また、この製造方法によって得られた球状スラグにあ
っては、スラグが球形であることから粒子間の摩擦抵抗
が少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよく、ま
た粒度コントロールにより充填性もよくなることから、
例えばスラグセメントに添加してスラグセメントを製造
した場合、硬化後のセメント硬化体が緻密なものとな
り、また強度が従来のスラグセメントからなるものに比
べ高いものとなる。
っては、スラグが球形であることから粒子間の摩擦抵抗
が少なく、よって従来のスラグに比べ流動性がよく、ま
た粒度コントロールにより充填性もよくなることから、
例えばスラグセメントに添加してスラグセメントを製造
した場合、硬化後のセメント硬化体が緻密なものとな
り、また強度が従来のスラグセメントからなるものに比
べ高いものとなる。
第1図ないし第3図はこの発明の球状スラグの製造方法
を実施するのに好適な装置の一例を示す図であって、第
1図は製造装置の概略構成図、第2図は高温火炎発生装
置の概略構成を示す側断面図、第3図は同じく高温火炎
発生装置の横断面図、第4図は球状スラグの製造方法を
実施するのに好適な装置の他の例を示す図であって、製
造装置の概略構成図である。 1……高温火炎発生装置、2……バーナー、 6……導入部、7,21……セメントキルン、 8,24……クーラー、 11,22……サスペンションプレヒーター、 12、23……ロータリーキルン、 19a,19b,19c,19d,19e,19f……排気ガス供給部。
を実施するのに好適な装置の一例を示す図であって、第
1図は製造装置の概略構成図、第2図は高温火炎発生装
置の概略構成を示す側断面図、第3図は同じく高温火炎
発生装置の横断面図、第4図は球状スラグの製造方法を
実施するのに好適な装置の他の例を示す図であって、製
造装置の概略構成図である。 1……高温火炎発生装置、2……バーナー、 6……導入部、7,21……セメントキルン、 8,24……クーラー、 11,22……サスペンションプレヒーター、 12、23……ロータリーキルン、 19a,19b,19c,19d,19e,19f……排気ガス供給部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 修輔 千葉県船橋市豊富町58番地 住友セメン ト株式会社セメント・コンクリート技術 開発センター内 (72)発明者 宮内 明彦 千葉県船橋市豊富町58番地 住友セメン ト株式会社セメント・コンクリート技術 開発センター内 (56)参考文献 特開 平3−199145(JP,A) 特開 昭53−26818(JP,A) 特開 昭53−139628(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 5/00 - 5/02 C04B 18/14 C04B 7/19
Claims (1)
- 【請求項1】バーナーによる高温火炎中にスラグ粒子を
通過させて溶融または半溶融状態とし、次いでこれを冷
却して球状スラグを製造するに際し、 前記高温火炎発生用のバーナーにおける支燃性ガスとし
てセメントキルンのクーラーからの排気ガスを使用し、
かつ該高温火炎発生用のバーナーからの排気ガスをセメ
ントキルンのプレヒーターまたはロータリーキルン内に
供給することを特徴とする球状スラグの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15030690A JP2842932B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 球状スラグの製造方法 |
| US07/754,733 US5253991A (en) | 1989-11-20 | 1991-09-04 | Apparatus for producing spheroidal inorganic particulate material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15030690A JP2842932B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 球状スラグの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0442842A JPH0442842A (ja) | 1992-02-13 |
| JP2842932B2 true JP2842932B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15494126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15030690A Expired - Lifetime JP2842932B2 (ja) | 1989-11-20 | 1990-06-08 | 球状スラグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2842932B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05294687A (ja) * | 1992-04-14 | 1993-11-09 | Mitsubishi Materials Corp | 球状水硬性物質の製造装置 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP15030690A patent/JP2842932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0442842A (ja) | 1992-02-13 |
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