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JP2854882B2 - 光磁気記録装置及び光磁気記録方法 - Google Patents
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JP2854882B2 - 光磁気記録装置及び光磁気記録方法 - Google Patents

光磁気記録装置及び光磁気記録方法

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JP2854882B2
JP2854882B2 JP1180418A JP18041889A JP2854882B2 JP 2854882 B2 JP2854882 B2 JP 2854882B2 JP 1180418 A JP1180418 A JP 1180418A JP 18041889 A JP18041889 A JP 18041889A JP 2854882 B2 JP2854882 B2 JP 2854882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光磁気記録媒体に対し、重ね書きによる情報
の書換えが可能である光磁気記録装置及び光磁気記録方
法に関するものである。
[従来の技術] 従来、重ね書きによる情報の書換えを可能にするため
になされた光磁気記録装置として第3図に示すような方
法が提案されている。
第3図において、1は光磁気ディスクを示し、本従来
例においては、この光磁気ディスクはガラス基板2に垂
直磁化膜3を被着することによって構成されている。こ
の光磁気ディスク1は中心軸0−0'を中心として回転さ
れる。
また、4は光磁気ディスク1の垂直磁化膜3にレーザ
光を照射する光ヘッド部を示す。この光ヘッド4は半導
体レーザ5及び集光レンズ6を主構成要素として構成さ
れ、垂直磁化膜3に対し常にレーザ光が焦点を結ぶよう
な機能を持ち、かつ、光磁気ディスク1の半径方向に移
動できるように構成されている。7は光磁気ディスク1
に対し、光ヘッド4と対向するように配置された垂直磁
化膜3にバイアス磁界を印加する電磁石である。この電
磁石7は光ヘッド4と連動して半径方向に動くよう構成
されている。また磁界変調回路9に接続されたコイル8
により記録信号に応じて位相を反転する電流が供給され
るように構成されている。
磁界変調回路9は記録信号によって動作し、例えば、
記録信号が第4図(a)に示すように変化する場合、そ
れに同期して記録信号が“1"の場合、レーザ光照射状態
で垂直磁化膜3の磁化の方向が上向きになるに十分なバ
イアス磁界強度(c)が一定に発生できるように構成さ
れ、また記録信号が“0"の場合、記録信号が“1"の場合
とは正反対の方向にバイアス磁界強度(c)が等しく一
定となって動作するように構成されている。この時、光
ヘッドからのレーザ光は記録状態になると連続的に、レ
ーザ光強度(b)が一定となるように発光され、光磁気
ディスク1の垂直磁化膜3を局所的に照射し、この照射
部分の垂直磁化膜の温度をキューリ点以上に上昇させる
ようになっている。
このように構成された光磁気記録装置において、例え
ば第4図に示すような記録信号(a)が供給された場
合、レーザ光強度(b)は垂直磁化膜3をキューリ点以
上に上昇させるに十分な強度PWで連続的に駆動される、
また、バイアス磁界強度(c)は記録信号(a)に同期
して±Hの強さで発生される。したがって光ディスク1
の垂直磁化膜3は第4図(d)に模型的に示すような記
録パターンが形成される。なお、この場合の白抜き及び
斜線の記録パターンはそれぞれの上向きに磁化、下向き
に磁化されている状態を示している。
この従来例の光磁気記録装置は光磁気ディスク1の垂
直磁化膜3をレーザ光により連続的にキューリ点以上に
加熱し、記録信号に応じて変調された磁界の方向に磁化
されるため、光磁気ディスク1の垂直磁化膜3に予めど
のような情報が記録されているにかかわらず、重ね書き
によって新しい情報記録することが可能になる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、第4図(d)に示す
ような記録パターンのピットが隣接した部位(ピットエ
ッジ40)が凹凸状態になる問題点がある。
これは印加磁界の向きが逆転された時に、すなわち、
印加磁界の遷移領域において、垂直磁化膜3の磁化の向
きが不安定となるために生じる現象である。
このような凹凸状態は再生信号のノイズ上昇の原因と
なり、さらにはピットエッジ部位の不明確さにより、ピ
ークシフト、ジッタの増加を誘発するという問題点があ
った。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は上記課題に鑑み、磁界変調の遷移領域
における記録ピットのエッジ部分の凹凸を解消し、ノイ
ズが少なくかつピークシフト、ジッタの少ない良好な再
生信号を得ることができる光磁気記録装置及び光磁気記
録方法を提供することにある。
本発明の目的は、垂直磁化膜を有する光磁気記録媒体
に集光した光を照射する手段と、前記媒体の光が照射さ
れた部位に記録信号に応じて変調されると共に前記垂直
磁化膜の磁化の方向を決定するのに十分な磁界強度±H
のバイアス磁界を印加するバイアス印加手段とを有し、
磁気的に記録ピットを形成することにより情報を記録す
る光磁気記録装置において、形成する記録ピットの前部
において、印加するバイアス磁界の強度をこの記録ピッ
ト内の他の領域よりも強く、且つ前記磁界強度±Hより
大きな磁界強度±Haに設定するバイアス磁界波形調整手
段を備えたことを特徴とする光磁気記録装置によって達
成される。
また、本発明の目的は、垂直磁化膜を有する光磁気記
録媒体に集光した光を照射するとともに、前記媒体の光
が照射された部位に記録信号に応じて変調されると共に
前記垂直磁化膜の磁化の方向を決定するのに十分な磁界
強度±Hのバイアス磁界を印加し、磁気的に記録ピット
を形成することにより情報を記録する光磁気記録方法に
おいて、形成する記録ピットの前部において、印加する
バイアス磁界の強度をこの記録ピット内の他の領域より
も強く、且つ前記磁界強度±Hより大きな磁界強度±Ha
に設定することを特徴とする光磁気記録方法によって達
成される。
[実施例] 以下、本発明の光磁気記録装置及び光磁気記録方法に
ついて具体的な実施例に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、同図に於いて、1
はガラス基板あるいはプラスチック基板2に垂直磁化膜
3を被着し、さらに垂直磁化膜3を保護する保護膜11を
被着した光磁気ディスク、4は半導体レーザ5及びレン
ズ6から成る光ヘッド、7はコイル8に電流を供給する
ことより構成される電磁石を示す。10は形成する記録ピ
ットの前部において印加するバイアス磁界強度を該記録
ピット内の他の領域よりも強くする手段であるバイアス
磁界波形調整回路である。このバイアス磁界波形調整回
路10は、形成するピットの前部検出回路10aと電流の制
御回路10bから構成される。また光磁気ディスク1は不
図示のスピンドルモータにより中心軸0−0'を中心とし
て回転するようになっている。
また光ヘッド4は半導体レーザ4から照射されたレー
ザ光が垂直磁化膜3上で常に焦点を結ぶAF機能と記録或
は再生しようとするトラックを追従するためのAT機能と
を持っている。電磁石7は光ヘッド4によってレーザ光
が集光された位置に対向して配置されており、光ヘッド
4と連動して光ディスク1の半径方向へ移動することが
できる。
上記構成において、第2図に示す記録動作を参照して
以下、動作を説明する。
例えば、記録信号が(a)に示すように与えられた場
合、光ヘッド5からのレーザ光は記録状態になると同時
に、連続的にレーザ光強度(b)がPWで一定となるよう
に発光され、光磁気ディスク1の垂直磁化膜3を局所的
に照射し、この照射部分の垂直磁化膜3の温度をキュー
リ点近傍あるいはキューリ点以上に上昇させる。ここで
バイアス磁界を印加すると、光磁気ディスク1の垂直磁
化膜は印加する磁界の向き、及び強度に応じて磁化が決
定される。
ここで、本発明においては(c)に示すような、記録
ピットの前部において垂直磁化膜3の磁化を決定するの
に十分な磁界強度“±H"よりもさらに強い磁界“±Ha"
を有するバイアス磁界強度を印加する。
バイアス磁界の印加方向が“−H"から、“+H"まで変
化する場合、垂直磁化膜3に印加される磁界強度は一瞬
ゼロになり、そして“+”方向への磁界が印加され、
“+H"まで磁界強度が変化し、垂直磁化膜3の磁化の向
きが決定されるまでに至る。しかし、上述したように、
印加磁界の向きを逆転された時に、すなわち、印加磁界
の遷移領域においては、垂直磁化膜3の磁化の向きは不
安定となり、従来例第4図(d)で示したように記録ピ
ットのエッジ部分で凹凸が生じてしまう。そこで、さら
に強い磁界強度すなわち、“±H"以上の磁界“±Ha"を
印加すると、垂直磁化膜3の磁化の向きはレーザ光照射
による垂直磁化膜3の温度分布をパターンと印加磁界の
強度によって決定づけられるため、“±H"で磁化の向き
が決定されるよりも、さらに低い温度分布領域すなわ
ち、さらに広い領域までも磁化の向きを決定されるに至
る。
したがって、今、磁界を反転させる遷移領域で発生し
た垂直磁化膜3の磁化の向きが不安定であった領域まで
も含めて、この“±H"以上の強い磁界強度“±Ha"を印
加することにより垂直磁化膜3の磁化の向きが決定され
る。これにより、記録ピットのエッジにおける凹凸がな
くなった良好な記録ピットが形成されることになる。し
たがって(c)に示すような強度でバイアス磁界を印加
した場合、(d)に示すような記録パターンが形成さ
れ、記録ピットエッジの良好な記録パターンが形成され
る。ここで白抜き部分、斜線部分はそれぞれ垂直磁化膜
3が上向き、下向きに磁化されていることを表わしてい
る。したがって、このような記録パターン(d)が形成
された状態における再生信号は、ノズルが少なく、ピー
クシフトやジッタの少ないものとなる。
なお、本発明における垂直磁化膜は単層膜の記録媒体
のみならず、多層膜であっても、全てに適用可能である
ことは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、形成する記録ピ
ットの前部において、印加するバイアス磁界の強度をこ
の記録ピット内の他の領域よりも強く、且つ記録媒体の
垂直磁化膜の磁化の方向を決定するのに十分な磁界強度
±Hより大きな磁界±Haに設定することにより、磁界変
調の遷移領域における記録ピットのエッジ部分に生じる
凹凸をなくすことができ、ノイズが少なく、且つピーク
シフトやジッターの少ない良好な再生信号を得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光磁気記録装置の一実施例を示す構成
図、第2図は本発明の光磁気記録方法の動作を説明する
動作線図である。第3図は従来の光磁気記録再生装置の
構成図である。第4図は、従来の光磁気記録再生装置の
動作を説明する動作線図である。 1:光磁気ディスク 2:ガラス基板又はプラスチック基板 3:垂直磁化膜、4:光ヘッド 5:半導体レーザ、6:集光レンズ 7:電磁石、8:コイル 9:磁界変調回路 10:バイアス磁界波形調整回路 11:保護膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直磁化膜を有する光磁気記録媒体に集光
    した光を照射する手段と、前記媒体の光が照射された部
    位に記録信号に応じて変調されると共に前記垂直磁化膜
    の磁化の方向を決定するのに十分な磁界強度±Hのバイ
    アス磁界を印加するバイアス印加手段とを有し、磁気的
    に記録ピットを形成することにより情報を記録する光磁
    気記録装置において、 形成する記録ピットの前部において、印加するバイアス
    磁界の強度をこの記録ピット内の他の領域よりも強く、
    且つ前記磁界強度±Hより大きな磁界強度±Haに設定す
    るバイアス磁界波形調整手段を備えたことを特徴とする
    光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】垂直磁化膜を有する光磁気記録媒体に集光
    した光を照射するとともに、前記媒体の光が照射された
    部位に記録信号に応じて変調されると共に前記垂直磁化
    膜の磁化の方向を決定するのに十分な磁界強度±Hのバ
    イアス磁界を印加し、磁気的に記録ピットを形成するこ
    とにより情報を記録する光磁気記録方法において、 形成する記録ピットの前部において、印加するバイアス
    磁界の強度をこの記録ピット内の他の領域よりも強く、
    且つ前記磁界強度±Hより大きな磁界強度±Haに設定す
    ることを特徴とする光磁気記録方法。
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JPH0833974B2 (ja) * 1987-08-19 1996-03-29 ソニー株式会社 磁気ヘッド駆動回路
JP2685093B2 (ja) * 1987-12-07 1997-12-03 株式会社日立製作所 光磁気ディスクの外部磁界印加装置および光磁気ディスク装置

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