JP2855870B2 - 冶金炉におけるスクラップ塊の投入方法 - Google Patents
冶金炉におけるスクラップ塊の投入方法Info
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Description
る熔錬炉や製銅炉などの冶金炉にスクラップ塊を投入す
る方法に関するものである。
プを再生して製品化する手段としては、スクラップをプ
レス成形してほぼ立方体状のスクラップ塊を形成し、こ
のスクラップ塊を冶金炉中に投入し、熔湯中で溶解する
手段が知られている。この手段によれば、スクラップ塊
が投入された熔湯を通常の製錬手段によって製錬するこ
とにより、スクラップ塊から金属銅などの有用物質を得
ることができる。
1に示すものが知られている。この冶金炉10は、連続
製銅法において使用される冶金炉の一種である熔錬炉で
あって、略円筒状に形成された冶金炉本体20の上部に
開口部21を形成し、この開口部21からコンベアCに
よってスクラップ塊Pを冶金炉本体20内部に投入し
て、熔湯L中で溶解するようにしている。
塊Pを比較的高い位置から落下させているために、スク
ラップ塊Pが冶金炉本体20の炉床に衝突してこれを損
傷することがあり、冶金炉の寿命を低下させるおそれが
あったり、熔湯面落下時の衝撃による熔湯の波立ちが大
きいため、熔湯出口(特にオーバーフロー口)から出た
熔湯が熔湯流出用樋等からあふれることがある。
本体の側部に開口部を形成し、この開口部からスクラッ
プ塊を投入することにより、炉床の損傷を防止するとい
う手段も考えることができる。
を形成した場合には、熔湯を酸化させるために熔湯中に
吹き込まれる空気の圧力などによって飛散した飛沫(ス
プラッシュ)が開口部の内周面に付着し、これが固化し
て開口部を閉塞し、次回以降のスクラップ塊の投入が不
可能となることがあるという不都合があった。
に鑑みてなされたもので、スプラッシュによる開口部の
閉塞を防止して、冶金炉本体の側面から連続的にスクラ
ップ塊を投入することのできるスクラップ塊の投入方法
を提供することを目的とする。
塊の投入方法は、次回に投入するスクラップ塊を開口部
に待機させることによりこの炉内開口を閉塞し、つい
で、次次回に投入するスクラップ塊を前記スクラップ塊
移動手段により前記次回に投入するスクラップ塊に向け
て移動させて当接させることにより、前記次回に投入す
るスクラップ塊を冶金炉本体内部に落下させ、前記次次
回に投入するスクラップ塊を前記開口部に待機させるこ
とによりこの炉内開口を閉塞する構成としたものであ
る。
プ塊を、開口部の近傍に待機させており、次次回のスク
ラップ塊を投入する際には、スクラップ塊移動手段によ
り、次次回のスクラップ塊を次回のスクラップ塊に向け
て移動させて、次回のスクラップ塊に当接させて前方に
押し出し、これによって冶金炉本体内部に落下させ、次
次回に投入するスクラップ塊を開口部近傍に待機させて
おくこととしたので、開口部に常時スクラップ塊を待機
させておくことができる。したがって、熔湯から上方に
スプラッシュが飛散すると、このスプラッシュは、開口
部に待機しているスクラップ塊の表面に付着することに
なり、開口部内周面への付着を阻止することができる。
このため、開口部内周面にスプラッシュが付着して開口
部を閉塞することを防止することができる。
法(以下「投入方法」という。)の一実施例について説
明する。
投入方法に用いる冶金炉10の構成について説明する。
なお、本実施例の説明においては、前記した従来の冶金
炉10と共通する構成については同一符号を付して詳細
についての説明を省略する。
側面であってかつ熔湯Lの液面からほぼ470mm上方
の位置に開口部21が形成されており、この開口部21
には、略角筒状に形成されたスクラップ塊投入通路(以
下「通路」と略称する。)30が取り付けられている。
この通路30は、前記開口部21から水平方向に延出さ
れた第1通路31と、この第1通路31の側面のほぼ中
間部に形成された開口部31aに接続されて、直交方向
に延出された第2通路32とから構成されている。
と開口部21とのほぼ中間位置に、第1通路31内部を
開閉して通気を遮断・開放する第1シャッタ40が、水
平方向に移動可能に取り付けられている。この第1シャ
ッタ40の水平方向一端には、第1エアシリンダ41の
ロッド42の先端部が取り付けられている。
記第1通路31の内外を貫通して、延長方向に移動自在
に取り付けられた突出しロッド51とこの突出しロッド
51の後端に取り付けられた油圧シリンダ52とから構
成された第1スクラップ塊移動手段50が取り付けられ
ている。前記突出しロッド51の先端には、板状に形成
されたプッシャープレート51aが固定されている。
に示すように、上部および両側部が開口された形状とな
っている。
31a近傍に、第2シャッタ60が取り付けられてい
る。この第2シャッタ60は、前記第1シャッタ40と
同様に構成されており、第2エアシリンダ61のロッド
62の先端部が取り付けられている。
は、前記第1通路31と同様に構成された、突出しロッ
ド71と油圧シリンダ72とから構成されたスクラップ
塊移動手段70が取り付けられている。また、前記突出
しロッド71の先端には、板状に形成されたプッシャー
プレート71aが固定されている。
0においてスクラップ塊を投入する方法について説明す
る。
に、次回に投入するスクラップ塊P1を、冶金炉本体2
0の側面に形成した開口部21の開口端近傍に位置させ
ておき、通常の製錬作業を行う。この製錬作業中に、例
えば熔湯L中に吹き込まれた熔体酸化用の空気によって
熔湯Lの上方にスプラッシュを生じた場合であっても、
開口部21の近傍には予めスクラップ塊P1が配置され
ているので、開口部21に向けて飛散したスプラッシュ
は、スクラップ塊P1に付着することになる。すなわ
ち、開口部21の内周面にスプラッシュが付着すること
を防止できるので、開口部21が閉塞することを防止す
ることができるという利点がある。
プ塊を投入する方法について説明する。まず、第2通路
32の後部32a上であって、突出しロッド71に固定
されたプッシャープレート71aの前方に、次次回に投
入するスクラップ塊P2をクレーン等によって載置す
る。ついで、第2エアシリンダ61を動作させて第2シ
ャッタ60を開ける。ついで、第2油圧シリンダ72を
動作させて、突出しロッド71を前方に移動させ、プッ
シャープレート71aをスクラップ塊P2に当接させて
これを第1通路31の内部に収納する。ついで、突出し
ロッド71を後方に移動させた後、第2シャッタ60を
閉じる。ついで、第1エアシリンダ41を動作させて、
第1シャッタ40を開け、冶金炉本体20の内部と第1
通路31の内部とを連通させる。ついで、第1油圧シリ
ンダ52を動作させて第1突出しロッド51を前方に押
し出し、プッシャープレート51aをスクラップ塊P2
に当接させてスクラップ塊P2を前方に移動させ、予め
開口部21近傍に位置させてあるスクラップ塊P1に当
接させて炉内へ向けて押し出す。すると、このスクラッ
プ塊P1が冶金炉本体20の内部に落下し、熔湯L中で
溶解する。スクラップ塊P1が落下した後、さらにスク
ラップ塊P2を前方に僅かに押し出し、開口部21の近
傍まで移動させ、この状態で押し出し作業を停止する。
これにより、次次回に投入するスクラップ塊P2を開口
部21の近傍に待機させることができ、開口部21の閉
塞を防止することができる。
させ、シャッタ40を閉じる。以後は、同様の手順によ
り、順次スクラップ塊を冶金炉本体20の内部に投入し
つつ、開口部21近傍に常時スクラップ塊を待機させて
おくことができる。
1・第2通路31・32にそれぞれシャッタ40・60
を取り付けているので、第2シャッタ60を開けている
場合には第1シャッタ40を閉じ、第1シャッタ40を
開けている場合には第2シャッタを閉じておくことによ
り、冶金炉本体20の内部と外部とが連通することを防
止し、冶金炉本体20の内部から発生する噴煙が外部に
噴出することを防止することができる。
できるという利点もある。
は、次回に投入するスクラップ塊を冶金炉の開口部近傍
に待機させることによりこの炉内開口を閉塞し、つい
で、次次回に投入するスクラップ塊をスクラップ塊移動
手段により次回に投入するスクラップ塊に向けて移動さ
せてこのスクラップ塊に当接させて冶金炉本体内部に落
下させ、前記次次回に投入するスクラップ塊を冶金炉の
開口部に待機させることによりこの炉内開口を閉塞して
おくものとしたので、熔湯から上方に飛散したスプラッ
シュは、前記開口部近傍に待機しているスクラップ塊の
表面に付着することになり、開口部内周面への付着が阻
止される。
が付着して開口部を閉塞することを防止することがで
き、スクラップ塊の投入に支障をきたすことがない。
要部横断面図であり、図(B)は、図(A)においてX
−X線から右側部分を示す要部横断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 側面に開口部が形成された冶金炉本体
と、前記開口部に接続されたスクラップ塊投入通路と、
このスクラップ塊投入通路に取り付けられてスクラップ
塊を冶金炉本体方向に移動させるスクラップ塊移動手段
とを備え、前記スクラップ塊移動手段により、スクラッ
プ塊を前記スクラップ塊投入通路から前記冶金炉本体中
に投入するようにした冶金炉におけるスクラップ塊の投
入方法において、まず、次回に投入するスクラップ塊を
前記開口部に待機させることによりこの炉内開口を閉塞
し、ついで、次次回に投入するスクラップ塊を前記スク
ラップ塊移動手段によって前記次回に投入するスクラッ
プ塊に向けて移動させて当接させることにより、前記次
回に投入するスクラップ塊を冶金炉本体内部に落下さ
せ、前記次次回に投入するスクラップ塊を前記開口部に
待機させることによりこの炉内開口を閉塞することを特
徴とするスクラップ塊の投入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5737591A JP2855870B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冶金炉におけるスクラップ塊の投入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5737591A JP2855870B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冶金炉におけるスクラップ塊の投入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545069A JPH0545069A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2855870B2 true JP2855870B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=13053851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5737591A Expired - Lifetime JP2855870B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冶金炉におけるスクラップ塊の投入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2855870B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150021583A (ko) | 2013-06-21 | 2015-03-02 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 가연물의 처리 방법과 설비 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP5737591A patent/JP2855870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150021583A (ko) | 2013-06-21 | 2015-03-02 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 가연물의 처리 방법과 설비 |
| US9745643B2 (en) | 2013-06-21 | 2017-08-29 | Mitsubishi Materials Corporation | Method for treating combustible material and installation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0545069A (ja) | 1993-02-23 |
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