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JP2855973B2 - Mos型薄膜トランジスタ - Google Patents
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JP2855973B2 - Mos型薄膜トランジスタ - Google Patents

Mos型薄膜トランジスタ

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JP2855973B2
JP2855973B2 JP4175120A JP17512092A JP2855973B2 JP 2855973 B2 JP2855973 B2 JP 2855973B2 JP 4175120 A JP4175120 A JP 4175120A JP 17512092 A JP17512092 A JP 17512092A JP 2855973 B2 JP2855973 B2 JP 2855973B2
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gate
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    • H10D30/674Thin-film transistors [TFT] characterised by the active materials

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多結晶シリコンを用い
た薄膜トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】多結晶シリコン薄膜トランジスタは、絶
縁体上に形成可能であることから、高速スタティック・
メモリー集積回路の負荷素子として用いられたり、液晶
表示素子において画素と呼ばれる表示単位毎に配置して
液晶駆動トランジスタなどに用いられている。
【0003】図ボトム・ゲート型と呼ばれる一般的
な薄膜トランジスタの素子構造の断面図を示す。下地絶
201の上に多結晶シリコンのゲート電極203が
配置される。ゲート酸化膜205を介して上部に多結晶
シリコン層206を堆積した後、高濃度にキャリア不純
物をドーピングしたソース・ドレイン高濃度領域208
が形成される。さらに、カバー膜209として、シリコ
ン酸化膜を上部に堆積し、ソース・ドレイン高濃度領域
208の部分に対して開口加工して、アルミ電極210
が形成される。この様にして形成された構造において、
ゲート電極203からの電界によって、ソース領域とド
レイン領域間のキャリアの移動が制御され、MOS型ト
ランジスタとして動作するものである。
【0004】ところが、シリコン基板結晶を用いて作ら
れたMOS型トランジスタに比べると、多結晶シリコン
を用いた薄膜トランジスタでは、リーク電流が多く、特
徴的な構造上の工夫がされている。
【0005】それは、図に示すように、ソース・ドレ
イン高濃度領域208とゲート電極203の端部との間
にオフセット領域222が形成されているためである。
薄膜トランジスタでは、多結晶シリコンを用いているた
めに結晶粒界などの結晶欠陥が多く含まれており、リー
ク電流の発生機構には電界の効果が影響していることが
多結晶シリコン抵抗体の電気伝導挙動などから類推され
る。
【0006】実際、このようなオフセット領域を設ける
とリーク電流の低減に効果があることが、経験上知られ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記のオフセッ
ト領域を形成する製造技術上の問題点としては、下地の
ゲート電極パターンに目合わせしてソース・ドレイン高
濃度領域を形成するものの、位置的な誤差が避けられな
いことがある。
【0008】シリコン基板結晶を用いて作られる一般の
MOS型トランジスタでは、基板に対して上部に配置さ
れるゲート電極をマスにして、イオン注入法によりキャ
リア不純物をドーピングすることができる。このため
に、ゲート電極のパターンに対して、自己整合的にソー
ス・ドレイン領域が形成可能なわけである。このこと
が、特性上のばらつきの少ないトランジスタ素子を極め
て高い密度で集積化できる要因の一つであり、薄膜トラ
ンジスタにおいても自己整合的なソース・ドレイン領域
の形成が求められている。
【0009】また、合せて素子寸法の微細化により、サ
ブミクロン・レベルのゲート寸法が精度よく求められて
いた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の従来
技術の課題点を解決するために、下地絶縁膜の表面上に
設けられたボトム・ゲート型の薄膜トランジスタにおい
て、上記下地絶縁膜の表面上には第1の絶縁膜,ゲート
電極および第2の絶縁膜からなる積層構造を有してお
り、上記積層構造の上面および側面と上記下地絶縁膜の
表面上とには活性領域となるシリコン層を有しており、
上記第2の絶縁膜の上面および側面の一部を覆う部分の
上記シリコン層と、上記第1の絶縁膜の側面の一部およ
び上記下地絶縁膜の上面の一部を覆う部分のこのシリコ
ン層とにはそれぞれソース・ドレイン領域が設けられ、
上記ゲート電極の膜厚でゲート長を制御し、上記第1の
絶縁膜の膜厚でゲート電極の下位に設けられた上記ソー
ス・ドレイン領域とこの該ゲート電極との間のオフセッ
ト領域の幅を制御し、上記第2の絶縁膜の膜厚でゲート
電極の上位に設けられた上記ソース・ドレイン領域とこ
のゲート電極との間のオフセット領域の幅を制御する
とを特徴としている。
【0011】これは、通常用いられている半導体構造プ
ロセスにおいて、目合わせ露光では、数百nm程度の位
置ずれが避けられないのに対して、多結晶シリコン、酸
化膜などの成膜における膜厚は数nm程度での制御が可
能である点に着目し、このことを利用できる新規のデバ
イス構造を提示するものである。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】MOS型薄膜トランジスタの製造方法を説
明するための工程順の断面図である図1を参照すると、
本発明の第1の実施例のMOS型薄膜トランジスタは、
以下のように形成される。まず、下地絶縁膜101の上
に、膜厚0.3μmのCVDシリコン酸化膜102、膜
厚0.4μmの多結晶シリコン層103を順次堆積す
る。この後、多結晶シリコン層103は、リン拡散法に
より不純物ドーピングを行い、表面の酸化膜を除去す
る。この多結晶シリコン層103の膜厚が通常構造のゲ
ート長に相当している。この多結晶シリコン層103の
上に、膜厚0.35μmのCVDシリコン酸化膜104
を堆積する。次に、ホト・レジスト(図示せず)を用い
たリソグラフィー技術とドライエッチング技術を適用し
て、形状加工をおこない、上部にはCVDシリコン酸化
104,下部にはCVDシリコン酸化膜102を有し
て中間層には多結晶シリコン103からなる積層構造
を形成する。この積層構造の上面,側面を含めた周囲
に、膜厚150nmのCVDシリコン酸化膜105を成
膜する〔図1(a)〕。
【0014】次に、異方性の強いドライエッチングを用
いて全面をエッチングして、上記積層構造の側壁部のみ
CVDシリコン酸化膜105を残して薄膜トランジスタ
のゲート酸化膜を形成した後に、薄膜トランジスタの活
性層となる多結晶シリコン層106を、膜厚150nm
堆積する〔図1(b)〕。
【0015】次に、ホト・レジスト107をパターニン
グして、MOS型薄膜トランジスタを形成する領域を開
口形状とする。この開口部に対して、加速電圧50Ke
Vでヒ素を注入してn型のイオン注入領域108を形成
する。注入部分のヒ素の濃度が、1立方センチメートル
あたり、20乗程度になるようにドーズ量を設定する。
注入されるイオンの流れを基板表面に垂直になるように
保つと、側壁部に形成された多結晶シリコン層106に
は入射角度が平行となるためドーピングされない。この
ような条件が装置上満足できない場合は、補助的に側壁
部をカバーするための意味で、CVDシリコン酸化膜を
配置することもできる。その手法は、先のゲート酸化膜
の形成と同様に行なえばよい〔図1(c)〕。
【0016】次に、ホト・レジスト107を除去した
後、900℃20分程度のアニールを行い、イオン注入
された領域の多結晶シリコン層106を活性化させてn
チャネルのソース・ドレイン高濃度領域108aを形成
する。このとき、ソース・ドレイン高濃度領域108a
はイオン注入層108より広がるので、薄膜トランジス
タのオフセット量を決める積層構造の酸化膜102,1
04の膜厚としてはこの分を見込んでおく必要がある。
【0017】最後にカバー膜として、膜厚0.4μmの
CVDシリコン酸化膜109を堆積した後に、ソース・
ドレイン高濃度領域108a部分を開口加工して、アル
ミ電極110を設ける。これらの電極110は、ゲート
電極を共通にした二つのトランジスタを直列に接続した
時のソース、ドレイン端子に対応している〔図1
(d)〕。
【0018】上記第1の実施例のnチャネル薄膜トラン
ジスタの特性を、従来構造のものと比較して測定してみ
ると、ウェーハ面内84個の平均として、従来構造のリ
ーク電流がゲート幅1μm当りで3.4pA,ばらつき
が18%程度であったのに対して、本実施例のもので
は、0.17pA,ばらつきが3%程度と、大幅な特性
の向上が見られた。
【0019】MOS型薄膜トランジスタの製造方法を説
明するための工程順の断面図である図2を参照すると、
本発明の第2の実施例のMOS型薄膜トランジスタは、
CVDシリコン酸化膜109(図1(d)参照)までは
上記第1の実施例と同様の製造工程を経た後に、積層構
造の上部に形成された高濃度領域108aに対してCV
Dシリコン酸化膜109を開口加工し〔図2(a)〕、
さらに、アルミ電極110を配置する〔図2(b)〕。
【0020】上記第2の実施例では、並列接続の薄膜ト
ランジスタを形成している。本実施例の構造では、従来
構造よりも小さな面積で、全ゲート幅の長いトランジス
タが形成できる利点がある。
【0021】本発明の第3の実施例は、本発明をCMO
Sトランジスタに適用したものである。CMOS構成の
場合では、nチャネル、pチャネルの両方の薄膜トラン
ジスタを作る必要があり、また同一のゲート電位で動作
するべく、チャネル領域の多結晶シリコン層に対して低
濃度のドーピングを行って、各チャネルのトランジスタ
のしきい値を揃える必要がある。
【0022】薄膜トランジスタからなるCMOSトラン
ジスタの製造方法を説明するための図3を参照すると、
上記第3の実施例は、まず、上記第1の実施例と同様
に、多結晶シリコン層106(図1(b)参照)を形成
した後、nチャネル薄膜トランジスタを形成する部分の
みを開口部としたホト・レジスト117aのパターンを
形成する。次に、しきい値制御のためのボロンのイオン
注入を行い、多結晶シリコン層106を多結晶シリコン
層106aにする。このとき、注入されるイオンの流れ
は、基板表面に対して垂直から大きな角度で傾けている
のが有効である。さらに、n型のイオン注入領域108
の形成のために、基板表面に垂直角度で、ヒ素のイオ
ン注入を行なう〔図3(a)〕。
【0023】次に、ホト・レジスト117aを除去し、
相補的にpチャネル薄膜トランジスタを形成する領域だ
けを開口させたホト・レジスト117bを作成し、しき
い値制御のためのリンイオン注入によるチャネル・ドー
ピングをして、多結晶シリコン層106を多結晶シリコ
ン層106bに変換する。さらにp型のイオン注入領域
118の形成のために、基板に垂直にフッ素化ボロンを
イオンに注入する〔図3(b)〕。
【0024】次に、ホト・レジスト117bを除去し
て、全体に0.2μm厚さのCVDシリコン酸化膜11
9を形成して、ゲート・絶縁膜積層構造の上部付近を開
口加工する。こののち、0.1μmの厚さのチタン層1
20をスパッタ法で堆積し、アニール処理をする。これ
により、n型,p型のイオン注入領域108,118
は、それぞれnチャネル,pチャネルのソース・ドレイ
ン高濃度領域108a,118aとなる。同時に、酸化
膜の開口部の高濃度領域108a,118aのみをシリ
サイド層121とする〔図3(c)〕。
【0025】他の領域の未反応のチタン層120やCV
Dシリコン酸化膜119を除去した後に、全体にカバー
膜として、0.4μm厚のCVD酸化膜109を成膜
し、開口加工を行って、アルミ電極110との電気的導
通を設定する〔図3(d)〕。
【0026】上記第3の実施例ではCMOS構成のトラ
ンジスタを近接して形成できる利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ゲ
ート電極と積層した絶縁膜の膜厚によりこのMOS型薄
膜トランジスタのオフセット領域の長さが決定されるた
め、MOS型薄膜トランジスタのリーク電流の低減が容
易になる。また、ゲート長の制御も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を製造方法に沿って説明
するための工程順の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を製造方法に沿って説明
するための工程順の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を製造方法に沿って説明
するための工程順の断面図である。
【図4】従来のMOS型薄膜トランジスタを説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
101,201 下地絶縁膜 102,104,105,109,119 CVDシ
リコン酸化膜 103,106,106a,106b 多結晶シリコ
ン層 107,117a,117b ホト・レジスト 108,118 イオン注入領域 108a,118a,208 ソース・ドレイン高濃
度領域 110,210 アルミ電極 120 チタン層 121 シリサイド層 203 ゲート電極 205 ゲート酸化膜 209 カバー膜 222 オフセット領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地絶縁膜の表面上に設けられたボトム
    ・ゲート型の薄膜トランジスタであって、前記下地絶縁膜の表面上には第1の絶縁膜,ゲート電極
    および第2の絶縁膜からなる積層構造を有しており、 前記積層構造の上面および側面と前記下地絶縁膜の表面
    上とには活性領域となるシリコン層を有しており、 前記第2の絶縁膜の上面および側面の一部を覆う部分の
    前記シリコン層と、前記第1の絶縁膜の側面の一部およ
    び前記下地絶縁膜の上面の一部を覆う部分の該シリコン
    層とにはそれぞれソース・ドレイン領域が設けられ、 前記ゲート電極の膜厚でゲート長を制御し、前記第1の
    絶縁膜の膜厚で該ゲート電極の下位に設けられた前記ソ
    ース・ドレイン領域と該ゲート電極との間のオフセット
    領域の幅を制御し、前記第2の絶縁膜の膜厚で該ゲート
    電極の上位に設けられた前記ソース・ドレイン領域と該
    ゲート電極との間のオフセット領域の幅を制御すること
    を特徴とするMOS型薄膜トランジスタ。
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