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JP2861807B2 - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
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JP2861807B2 - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

光磁気記録媒体の製造方法

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JP2861807B2
JP2861807B2 JP12552994A JP12552994A JP2861807B2 JP 2861807 B2 JP2861807 B2 JP 2861807B2 JP 12552994 A JP12552994 A JP 12552994A JP 12552994 A JP12552994 A JP 12552994A JP 2861807 B2 JP2861807 B2 JP 2861807B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体の製造
方法に関し、特に書換可能な光磁気ディスク等に用いら
れ、磁気カー効果あるいは磁気ファラデー効果等の磁気
光学効果を読み出すことの出来る光磁気記録媒体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体の材料とは、主として以
下の条件が要求される。 (a)垂直磁化膜であること。 (b)大きな保磁力を有していること。 (c)カー回転角が大きいこと。
【0003】Fe,Co等にTb,Gd等の重希土類を
添加した場合、磁気異方性が増加し垂直磁化膜になるこ
とが知られている。こうしたことから、光磁気記録媒体
の材料としてGdTbFe,DyFe,GdCo,Gd
Co,TbCo,TbFeCo等の重希土類−3d遷移
金属非晶質合金薄膜が前記の条件を満足し、かつ量産に
適し、読み出しノイズが小さいことから有望とされてい
る。特にTbFeCoは、有望視され実用材料となって
いる。
【0004】光磁気記録の高密度化の手段として、レー
ザーのビーム径を絞ることによる記録領域の微小化があ
る。記録再生ヘッドの対物レンズのN.A.を変えずに
ビーム径を絞るためには、レーザー光源の短波長化が必
要となる。このために、非線形光学素子を用いた短波長
光源や短波長LDの開発が進んでいる。しかし、現在実
用化されている重希土類−3d遷移金属非晶質合金薄膜
は、波長が短くなるにしたがいカー回転角が小さくなる
ことが知られている。また、フォトディテクタの量子変
換効率も、波長の低下により減少する。したがって、短
波長レーザーにより再生した場合、再生出力が大幅に低
下してしまい、高記録密度を達成することは困難であ
る。このため、短波長域でカー回転角の大きな新たな光
磁気記録材料が必要になる。
【0005】短波長用光磁気記録材料として、これまで
にガーネット、Pt/Co、軽希土類−3d遷移金属非
晶質合金薄膜が検討されている。しかし、これらの材料
には以下のような欠点がある。
【0006】ガーネットはファラデー回転角が大きいた
め大きな再生出力を得ることができるが、成膜中もしく
は成膜後に結晶を成長させるためには600℃以上の加
熱が必要とされ通常のガラス基板上に作製することは困
難である。従って、基板として高価な耐熱ガラスを使用
する必要があり、媒体が高価になるという欠点がある。
【0007】Pt/Coは、短波長域で重希土類−3d
遷移金属非晶質合金よりも大きなカー回転角を有する
が、フォトディテクタの変換効率の低下を補うほどの大
きな値ではない。また、結晶質であるため媒体雑音が大
きく、短波長域における再生出力は低下するという欠点
がある(特開平3−162739号公報)。
【0008】軽希土類−3d遷移金属非晶質合金薄膜の
場合もPt/Coの場合と同様に、十分大きなカー回転
角を、記録再生が可能な組成範囲では得ることができな
いという欠点を有する。従って、これらの記録材料に変
わる新しい材料の利用が必要となる。
【0009】MnBi化合物は、基板上にBiとMnを
順次成膜したMn−Bi積層膜を加熱し反応させると,
BiのC軸配向性が保存されて、C軸配向のMnBi化
合物となる。このMnBi化合物は、C軸に強い磁気異
方性を有するために垂直磁化膜となる。さらに、MnB
i化合物は、波長400nmから900nmにおいてカー回
転角が1度以上と大きいため短波長用光磁気記録材料と
して有望である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】MnBi光磁気記録媒
体の製造方法及びノイズレベルについて図を参照して説
明する。図15は従来例のMnBi光磁気記録媒体の熱
処理前の構成断面図である。ガラス基板1上に、下地層
(スパッタ法による窒化珪素膜)2を100nmの厚さ
に、Bi層3をイオンクラスタービーム法で20nmの厚
さに、Mn層4をイオンクラスタービーム法で8nmの厚
さに、干渉層(スパッタ法によるSiN)5を300nm
の厚さに、反射層(スパッタ法によるAl膜)6を20
nmの厚さに順次成膜した。Mnの成膜速度は0.05nm
/s,成膜中の真空度は3×10-6torrである。B
iの成膜速度は0.1nm/s,成膜中の真空度は3×1
0-7torrである。Biの成膜中の基板温度は室温で
ある。ランド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度が1
1.7度の基板を用いた。
【0011】図16はMnBi光磁気記録媒体のディス
クのノイズスペクトル(a)を一般的な光磁気ディスク
媒体であるTbFeCoディスクのノイズスペクトル
(b)とともに示したものである。測定波長830nm、
対物レンズのNAは0.55、線速6m/s、再生光量
一定の条件で測定している。MnBiディスクのノイズ
レベルは、TbFeCoディスクよりも大きく、1MH
z付近では20dBの差になっていることが認められ
る。又、再生信号雑音比(C/N)が小さいという欠点
もある。
【0012】本発明の目的は、媒体ノイズが低く実用に
供されるMnBi光磁気記録媒体の簡便なる製造方法を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に誘電
体からなる下地層、Bi層、Mn層、誘電体からなる干
渉層を順次成膜し、熱処理によりMnBi化合物を合成
する光磁気記録媒体の製造方法であって、特にBi層に
関しての考察より成されたものである。
【0014】すなわち、前記光磁気記録媒体の製造方法
において、Bi層の表面粗さを、最大粗さRmax <30
nm,中心面平均粗さRa <2.0nmとすることによって
媒体ノイズの低減された光磁気記録媒体を得られること
が見いだされた。ここで、Bi層の層厚を12nm以上1
8nm以下とすること、または溶融Biとの接触角が13
0度以上である下地層を用いることによってより好適な
光磁気記録媒体が得られる。
【0015】又、同様な光磁気記録媒体の製造方法にお
いて、Bi層成膜中の基板温度を80℃以上200℃以
下とすること、もしくはBi層の成膜速度を0.1nm/
s以下とすることによっても媒体ノイズの低減された光
磁気記録媒体を得られることが見いだされた。
【0016】又、同様な光磁気記録媒体の製造方法にお
いて、Bi層を、Bi下地層とBi成長層の二層に分け
て成膜すること、さらに好適にはBi下地層の成膜中の
基板温度をBi成長層の成膜中の基板温度より低くする
こと、もしくはBi下地層の成膜速度をBi成長層の成
膜速度より高くすることによっても望ましい光磁気記録
媒体が得られる。
【0017】さらには、案内溝付き基板を用いて同様な
光磁気記録媒体を製造する場合、案内溝付き基板のラン
ド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度を10度以下とす
ること、もしくは、Bi層をBi下地層とBi成長層の
二層に分け、Bi下地層の成膜中の基板温度をBi成長
層の成膜中の基板温度よりも高くし、かつBi下地層の
成膜速度をBi成長層の成膜速度よりも低くすることに
よっても好適な光磁気記録媒体が得られることが見いだ
された。
【0018】
【作用】Bi薄膜の表面形態は成膜条件(基板温度、成
膜速度)や下地層の表面エネルギーと表面粗さに非常に
敏感である。このため一般的な成膜条件ではBi層上に
は記録膜の膜厚以上の高さの島状突起が多数存在する。
光磁気記録媒体の記録情報の読み出しには、読取レーザ
光の偏光面の変化が利用されている。このBi層上にM
n層、保護層を積層した後に熱処理し記録媒体は生成さ
れるため、Bi層上に島状突起が存在する場合、記録層
内にそのまま島状突起は保存される。このため、レーザ
光の偏光面は島状突起部分で大きく乱され、高い媒体ノ
イズが発生する。従って、Bi層の平坦化によりMnB
iディスクの媒体ノイズは低減できる。
【0019】Bi層の平坦性は、結晶核生成頻度とその
成長速度に強く依存する。つまり、核生成頻度が小さく
成長速度が遅いほど、平坦性は高まり島状突起は少なく
なる。核生成頻度を小さくするためには下地層の表面エ
ネルギーを小さくすること、言い替えれば濡れ性を悪く
すること(Biとの接触角が大きいことに対応する)が
有効である。また、島状突起はある一定以上の膜厚の結
晶粒界から発生するため、Bi層の厚さを薄くすること
も有効であるが、12nm以下ではMnBiの結晶成長が
困難になる。基板温度を高くすることも核生成頻度を小
さくし、Bi層の平坦化に有効である。成膜速度を遅く
することは結晶核の成長速度を小さくすることになり、
Bi層の表面平滑性は向上する。
【0020】これとは別に、Bi層を下地層と成長層の
二層に分けて成膜することは結晶核の密度と成長速度の
制御が別々にできるため非常に有効な手段である。下地
層の成膜中の基板温度を成長層の基板温度より低くし、
下地層の成膜速度を成長層の成膜速度より高くすること
で、Bi層の表面平滑性は向上する。
【0021】また、核生成頻度を小さくするためには下
地層の表面平坦性を高めることも有効である。基板に存
在する案内溝は基板表面の傾斜を大きく変えるため、結
晶核の発生頻度を高める。従って、ランド部とグルーブ
部境界斜面の傾斜角度を小さくすることにより島状突起
の発生を抑えることができる。また、薄い下地層として
平坦性の高いBi層を成膜後、厚い成長層を速い成膜速
度で成長させることも、島状突起の成長を抑制する上で
有効である。
【0022】
【実施例】MnBi光磁気記録媒体の製造方法およびそ
の記録媒体について図面を参照して説明する。図1はM
nBi光磁気記録媒体の熱処理前の構成断面図である。
フォトポリマーによりグルーブを形成したガラス基板1
上に、下地層(スパッタ法による窒化珪素膜)2を10
0nmの厚さに、Bi層3をイオンクラスタービーム法で
15nmの厚さに、Mn層4をイオンクラスタービーム法
で6nmの厚さに、干渉層(イオンクラスタービーム法に
よるSiO)5を300nmの厚さに、反射層(スパッタ
法によるAl膜)6を20nmの厚さに順次成膜した。M
nの成膜速度は0.2nm/s,成膜中の真空度は1×1
-6torrである。Biの成膜速度は0.045nm/
s,成膜中の真空度は3×10-7torr、基板温度は
130℃である。熱処理を150℃10時間行い記録媒
体とした。Bi層の膜厚、成膜条件および下地層を変化
させることによりBi層の表面粗さを変化させることが
できる。
【0023】図2は、Bi層のAFM像(1μm ×1μ
m )の一例である。Biの成膜速度は0.045nm/
s,成膜中の真空度は3×10-7torr、基板温度は
室温、層厚は15nmである。ガラス基板を用いている。
50nm程度大きさの島状突起が点在していることがわか
る。この島状突起が媒体ノイズを大きくする原因であ
る。このBi層のRmax =15nm,Ra =1.73であ
る。
【0024】図3は、Bi層の膜厚、成膜条件および下
地層を変えBi層の表面粗さを変化させたMnBi光磁
気ディスクの媒体ノイズとRmax ,Ra の関係である。
媒体構成はBi層の膜厚を除き図1と同様である。測定
波長830nm、対物レンズのNAは0.55、線速6m
/s、再生光量一定の条件で測定した。1MHzにおけ
るノイズレベルの値である。媒体ノイズは、Rmax <3
0nm,Ra <2.0nmの範囲で−35dB以下となり、
図9に示した従来例よりもノイズは低下する。このこと
は、Bi層の表面粗さをRmax <30nm,Ra <2.0
nmとすることで、媒体ノイズを低減できることを示して
いる。
【0025】図4に、Biの成膜速度を0.1nm/s、
基板温度を室温としたときの層厚とBi表面のRmax 、
Ra の関係を示す。ガラス基板を用いている。層厚が1
8nm以下ではRmax <30nm,Ra <2.0nmとなり、
MnBiディスクの媒体ノイズは低減する事が可能であ
る。一方、Bi層が12nm以下では、熱処理によりBi
とMnの均一な化学反応が進行せずMnBiディスクは
作製できなかった。従って、媒体ノイズを低減し、かつ
MnBiディスクを作製するためにはBi層の層厚を1
2nm以上18nm以下とする必要がある。
【0026】図5に、溶融Biと下地層及び基板の接触
角θとRa ,Rmax の関係を示す。成膜速度を0.05
nm/s,基板温度を130℃ととした。膜厚は20nmで
ある。横軸は表面エネルギに比例する1+cosθで示
している。Ra とRmax は、1+cosθの増加ととも
に増加する。1+cosθが、0.4以下ではRmax<
30nm,Ra <2.0nmとなり、MnBiディスクの媒
体ノイズは低減する事が可能である。これは接触角θ
が、130度以上であることに対応する。
【0027】図6に、Bi成膜中の基板温度とRmax の
関係を示す。成膜速度は0.05nm/s、膜厚は20nm
である。Rmax は、基板温度の増加とともに減少する。
基板温度が、80℃以下ではRmax <30nmとなり、M
nBiディスクの媒体ノイズは低減する事が可能であ
る。一方、基板温度を200℃以上にした場合、Biの
融点に近くなるためBi層のC軸配向性が失われてしま
い、MnBiディスクの作製には用いることはできなか
った。
【0028】図7に、Biの成膜速度とRmax の関係を
示す。基板温度130℃、膜厚は20nmである。Rmax
は、成膜速度の増加とともに増加る。成膜速度が、0.
1nm/s以下ではRmax <30nmとなり、MnBiディ
スクの媒体ノイズは低減する事が可能である。
【0029】図8に、下地層と成長層の二層に分けて成
膜したBi層のAFM像(1μm ×1μm )を示す。図
9には、通常の連続成膜のBi層のAFM像(1μm ×
1μm )を示す。下地層の成膜条件は、成膜速度:0.
19nm/s、基板温度:室温、層厚:5nmである。成長
層の成膜条件は、成膜速度:0.045nm/s、基板温
度:130℃、層厚:15nmである。通常の連続成膜の
Bi層の成膜条件は、成膜速度:0.045nm/s、基
板温度:130℃、層厚:20nmである。ガラス基板を
用いた。AFM像から判るように下地層と成長層の二層
に分けて成膜することにより、通常の連続成膜よりもB
i層の表面平滑性は増加し、MnBiディスクの媒体ノ
イズは低減する事が可能である。
【0030】図10に、下地層と成長層の成膜条件を逆
転させたBi層のAFM像(1μm×1μm )を示す。
この場合の下地層の成膜条件は、成膜速度:0.045
nm/s、基板温度:130℃、層厚:5nmである。成長
層の成膜条件は、成膜速度:0.19nm/s、基板温
度:室温、層厚:15nmである。ガラス基板を用いた。
AFM像から判るように、この成膜条件では、通常の連
続成膜よりもBi層の表面平滑性は悪化し、MnBiデ
ィスクの媒体ノイズは低減することはできない。従っ
て、下地層の成膜中の基板温度を成長層の基板温度より
低く、下地層の成膜速度をを成長層の成膜速度より高く
することが、下地層と成長層の二層に分けて成膜したB
i層の表面平滑性を向上させるためには必要である。
【0031】図11は、ランド部とグルーブ部境界斜面
の傾斜角度が9.5度の基板上に成長させたBi層のA
FM像(10μm ×10μm )である。Biの成膜速度
は0.045nm/s,成膜中の真空度は3×10-7to
rr、基板温度は100℃、層厚は20nmである。ポリ
カーボネイト基板を用いている。Bi層の表面平坦性は
高く、ランド部とグルーブ部境界に島状突起は存在しな
い。
【0032】図12は、ランド部とグルーブ部境界斜面
の傾斜角度が11.7度の基板上に成長させたBi層の
AFM像(10μm ×10μm )の一例である。Biの
成膜速度は0.045nm/s,成膜中の真空度は3×1
-7torr、基板温度は100℃、層厚は20nmであ
る。フォトポリマーにより案内溝を形成したガラス基板
を用いている。ランド部とグルーブ部境界に島状突起が
成長していることが判る。平坦部からの島状突起の高さ
は、64nmである。
【0033】図13は、ランド部とグルーブ部境界斜面
の傾斜角度と平坦部からのBiの島状突起の高さの関係
である。傾斜角度の増加とともにBiの島状突起の高さ
は増加する。傾斜角度を10度以下にすることで、島状
突起高さは30nm以下となり、MnBiディスクの媒体
ノイズは低減する事が可能である。
【0034】図14は、ランド部とグルーブ部境界斜面
の傾斜角度が11.7度の基板上に下地層と成長層の二
層で成長させたBi層のAFM像(10μm ×10μm
)の一例である。下地層の成膜条件は、成膜速度:
0.045nm/s、基板温度:130℃、層厚:5nmで
ある。成長層の成膜条件は、成膜速度:0.19nm/
s、基板温度:室温、層厚:15nmである。成膜中の真
空度は3×10-7torrである。フォトポリマーによ
り案内溝を形成したガラス基板を用いている。Bi層の
表面平坦性は高く、ランド部とグルーブ部境界に島状突
起は存在しない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
によれば、MnBi記録層を利用した高性能光磁気記録
媒体において、媒体ノイズの低減により再生信号雑音比
の向上が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録媒体の熱処理前の部分断面
図である。
【図2】Bi層のAFM像(1μm ×1μm )の一例を
示した図である。
【図3】MnBi光磁気ディスクの媒体ノイズとRmax
,Ra の関係を示す図である。
【図4】Bi層厚とBi層表面のRmax 、Ra の関係を
示す図である。
【図5】Biと下地層及び基板の接触角θとBi層表面
のRa ,Rmax の関係を示す図である。
【図6】Bi成膜中の基板温度とBi層表面Rmax の関
係である。
【図7】Biの成膜速度とBi層表面Rmax の関係であ
る。
【図8】二層に分けて成膜したBi層のAFM像(1μ
m ×1μm )である。
【図9】通常の連続成膜のBi層のAFM像(1μm ×
1μm )である。
【図10】下地層と成長層の成膜条件を図8と逆転させ
たBi層のAFM像(1μm ×1μm )である。
【図11】ランド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度が
9.5度の基板上Bi層のAFM像(10μm ×10μ
m )である。
【図12】ランド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度が
11.7度の基板上Bi層のAFM像(10μm ×10
μm )である。
【図13】ランド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度と
平坦部からのBiの島状突起の高さの関係である。
【図14】ランド部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度が
11.7度の基板上に下地層と成長層の二層で成長させ
たBi層のAFM像(10μm ×10μm )である。
【図15】従来例の光磁気記録媒体の熱処理前の部分断
面図である。
【図16】光磁気記録媒体のノイズスペクトルを示す図
である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 1′ フォトポリマーによりグルーブを形成したガラス
基板 2 下地層 3 Bi層 4 Mn層 5 干渉層 6 反射膜

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に誘電体からなる下地層、Bi層、
    Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜し、熱処理に
    よりMnBi化合物を合成する光磁気記録媒体の製造方
    法であって、Bi層の表面粗さを、最大粗さRmax <3
    0nm,中心面平均粗さRa <2.0nmとすることを特徴
    とする光磁気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】Bi層の層厚を12nm以上18nm以下とす
    ることを特徴とする請求項1記載の光磁気記録媒体の製
    造方法。
  3. 【請求項3】溶融Biとの接触角が130度以上である
    下地層を用いることを特徴とする請求項1記載の光磁気
    記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】基板上に誘電体からなる下地層、Bi層、
    Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜し、熱処理に
    よりMnBi化合物を合成する光磁気記録媒体の製造方
    法であって、Bi層成膜中の基板温度を80℃以上20
    0℃以下とすることを特徴とする光磁気記録媒体の製造
    方法。
  5. 【請求項5】基板上に誘電体からなる下地層、Bi層、
    Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜し、熱処理に
    よりMnBi化合物を合成する光磁気記録媒体の製造方
    法であって、Bi層の成膜速度を0.1nm/s以下とす
    ることを特徴とする光磁気記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】基板上に誘電体からなる下地層、Bi層、
    Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜し、熱処理に
    よりMnBi化合物を合成する光磁気記録媒体の製造方
    法であって、Bi層を、Bi下地層とBi成長層の二層
    に分けて成膜することを特徴とする光磁気記録媒体の製
    造方法。
  7. 【請求項7】Bi下地層の成膜中の基板温度をBi成長
    層の成膜中の基板温度より低くすることを特徴とする請
    求項6記載の光磁気記録媒体の製造方法。
  8. 【請求項8】Bi下地層の成膜速度をBi成長層の成膜
    速度より高くすることを特徴とする請求項6記載の光磁
    気記録媒体の製造方法。
  9. 【請求項9】案内溝付き基板上に誘電体からなる下地
    層、Bi層、Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜
    し、熱処理によりMnBi化合物を合成する光磁気記録
    媒体の製造方法であって、前記案内溝付き基板のランド
    部とグルーブ部境界斜面の傾斜角度が10度以下である
    ことを特徴とする光磁気記録媒体の製造方法。
  10. 【請求項10】案内溝付き基板上に誘電体からなる下地
    層、Bi層、Mn層、誘電体からなる干渉層を順次成膜
    し、熱処理によりMnBi化合物を合成する光磁気記録
    媒体であって、Bi層をBi下地層とBi成長層の二層
    に分け、Bi下地層の成膜中の基板温度をBi成長層の
    成膜中の基板温度よりも高くし、かつBi下地層の成膜
    速度をBi成長層の成膜速度よりも低くすることを特徴
    とする光磁気記録媒体の製造方法。
JP12552994A 1994-06-07 1994-06-07 光磁気記録媒体の製造方法 Expired - Lifetime JP2861807B2 (ja)

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