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JP2865958B2 - フライアッシュの無害化処理方法 - Google Patents
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JP2865958B2 - フライアッシュの無害化処理方法 - Google Patents

フライアッシュの無害化処理方法

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JP2865958B2
JP2865958B2 JP4287480A JP28748092A JP2865958B2 JP 2865958 B2 JP2865958 B2 JP 2865958B2 JP 4287480 A JP4287480 A JP 4287480A JP 28748092 A JP28748092 A JP 28748092A JP 2865958 B2 JP2865958 B2 JP 2865958B2
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JP
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fly ash
water
liquid
slurry
exhaust gas
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和典 松本
保夫 井上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみ焼却、石炭等の燃焼
によって発生するフライアッシュの無害化処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のフライアッシュの無害化処理方法
では、フライアッシュと水を混和後、フライアッシュと
水の混和物に燃焼排ガスを吹き込んでスラリーを中和し
た後、高分子凝縮剤を混和して脱水固液分離している。
【0003】即ち、図2に示すように、洗浄水流入管1
から混和槽3内に供給される洗浄水とフライアッシュ供
給管2から同混和槽3内に供給されるフライアッシュと
は、同混和槽3内において攪拌機3aによって混和され
て水洗浄され、灰表面に付着している重金属等の有害物
が洗浄水側へ移行したスラリーとなる。このスラリー
は、反応槽10内に供給され、同反応槽10内で排ガス
供給管9から吹き込まれる燃焼排ガスと攪拌機10aに
よって混和されて、スラリーが中和される。この中和さ
れたスラリーは、混和槽5内に供給され、同混和槽5内
において高分子凝集剤供給管4から供給される高分子凝
集剤と攪拌機5aによって混和され、フライアッシュを
凝集フロックとする。この凝集フロックを含むスラリー
は、脱水機6内に供給されて脱水作用を受け、脱水ケー
キ7と分離液8が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法では、
洗浄水とフライアッシュとを混和してフライアッシュを
洗浄した後、燃焼排ガスを吹き込んでスラリーを中和
し、その後高分子凝集剤を混和して脱水しているが、フ
ライアッシュの良好な凝集フロックができないため効果
的な脱水を行うことができない。この良好な凝集フロッ
クができない理由は、中和を行うためにスラリーに吹き
込む燃焼排ガス中の炭酸ガス(CO2 )がスラリー内の
水酸化カルシウム(Ca(OH)2 )を炭酸カルシウム
(CaCO3)に変化させ、この炭酸カルシウムが凝集
フロックの生成を妨げているものと考えられる。
【0005】このために、スラリーを脱水して得られる
脱水ケーキの含水率が80〜90%と高く、また分離液
中のCaCl、Ca(OH)2 等の浮遊物質(SS)の
濃度が高くなる。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できるフライアッシュの無害化処理方法を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼排ガス中
に含まれるフライアッシュを水洗浄してその表面に付着
している重金属類等の有害物を洗浄水側に移行させ、フ
ライアッシュを無害化した後の洗浄水を処理するフライ
アッシュの無害化処理方法において、フライアッシュを
水洗浄した後フライアッシュと水の混合物に高分子凝集
剤を添加して灰を凝集させてフロックを生成させた上、
前記混合物を脱水して固液分離し、その分離液に燃焼排
ガスを吹き込んで中和することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、燃焼によって発生するフライアッ
シュを水洗浄してその表面に付着している重金属等の有
害物を洗浄水側に移行させ、このフライアッシュと水の
混合物に直ちに高分子凝集剤を混和して脱水し固液分離
する。これによって、洗浄したフライアッシュが良好な
フロックを形成して、効果的に脱水を行うことが可能で
ある。
【0009】また、以上の通り効果的に脱水された分離
液に燃焼排ガスを吹き込むことによって分離液を中和
し、以後の中和に要する薬品コストを低減する。さら
に、この燃焼排ガスによる中和を行うことによって、分
離液中の炭酸カルシウムを重炭酸カルシウムに変換して
配管等へのスケール付着を防止する。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。3は、攪拌機3aを収容し、洗浄水流入管1からの
洗浄水とフライアッシュ供給管2からのフライアッシュ
が供給される混和槽である。同混和槽3は、攪拌機5a
を収容する混和槽5に接続されており、混和槽5内には
高分子凝集剤供給管4から高分子凝集剤が供給されるよ
うになっている。6は混和槽5に接続され固液分離を行
う脱水機であり、同脱水機6で得られた分離水8は、反
応槽10内に供給されるようになっている。同反応槽1
0は攪拌機10aを収容しており、かつ同反応槽10内
には排ガス供給管9より燃焼排ガスが吹き込まれるよう
になっている。
【0011】なお、7は脱水機6における固液分離によ
って得られた脱水ケーキである。また、反応槽10から
排出された処理液11は、pHを一定値にコントロール
した状態で重金属イオン等を除去して放流可能な水質に
するために、次工程において、酸・アルカリ薬品によっ
て処理される。また、前記の混和槽5内に供給される高
分子凝集剤としては、ダイヤフロックのAP520、A
P630(商品名)等を使用することができる。
【0012】本実施例では、フライアッシュは混和槽3
内において、攪拌機3aによって洗浄水と混和されて水
洗浄され、その表面に付着した重金属等の有害物が洗浄
水側に移行したスラリーとなる。このスラリーは、混和
槽5内に供給され、同混和槽5内で攪拌機5aによって
高分子凝集剤と混和されてフライアッシュの凝集フロッ
クが形成される。この際、スラリー中には凝集フロック
の形成を阻害するCaCO3 は存在していないために、
フライアッシュは効果的に凝集してフロックとなる。
【0013】以上の通り、効果的に凝集フロックが形成
されたスラリーは、脱水機6内に供給されて固液分離作
用を受け、脱水ケーキ7と分離液8が得られる。スラリ
ーには、前記のように効果的に凝集フロックが形成され
ているために、脱水機6による脱水は充分に行われ、含
水率の低い脱水ケーキ7が得られると共に浮遊物質の濃
度が低下した分離液8が得られる。
【0014】この浮遊物質の濃度が低い分離液8は、反
応槽10内に供給されて、攪拌機10aによって吹き込
まれた燃焼排ガスと混和され、燃焼排ガス中のCO2
より化1に示す中和を受ける。
【0015】
【化1】
【0016】分離液8中に更にCO2 を吹き込み続ける
と、分離液のpHが低下することによって、分離液8中
のCO3 2- がHCO3 - に変化し、分離液中の炭酸カル
シウム(CaCO3 )が重炭酸カルシウム(Ca(HC
3 2 )に変化する。これによって、配管等へのスケ
ールの付着が防止される。
【0017】以上説明したように、本実施例では、混和
槽3内で水洗浄を行ったフライアッシュのスラリーに混
和槽5内で高分子凝集剤を混和することによって、フロ
ックの生成を阻害するCaCO3 が存在しない状態でス
ラリーが高分子凝集剤によって処理され、効果的な凝集
フロックの形成を行うことができる。従って、脱水機6
では効果的な脱水が行われ、含水率の低い脱水ケーキ7
と浮遊物質の濃度が低い分離液8とを得ることができ
る。
【0018】また、この分離液8を反応槽10内で燃焼
排ガスによって中和しているために、分離液8中の炭酸
カルシウムが重炭酸カルシウムに変換されて配管等にお
ける炭酸カルシウムスケールの発生を抑制することがで
きる。これに加えて、分離液8は浮遊物質の濃度が低い
ために、次工程における分離液処理用の薬品量を減少す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明では、フライアッシュを水洗浄し
た直後に高分子凝集剤を添加しているために、従来の方
法ではフロック化が難かしいフライアッシュを効果的に
高分子凝集剤でフロック化させることができ、その上で
脱水を行うことによって、含水率の低い脱水ケーキと浮
遊物質濃度の低い分離液を得ることができる。
【0020】また、この浮遊物質濃度の低い分離液を燃
焼排ガスによって中和しているために、スケール付着を
防止し、かつ、次工程における分離液の処理に要する薬
品量を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図である。
【図2】従来のフライアッシュの無害化処理方法の系統
図である。
【符号の説明】
1 洗浄水流入管 2 フライアッシュ供給管 3 混和槽 4 高分子凝集剤供給管 5 混和槽 6 脱水器 7 脱水ケーキ 8 分離液 9 排ガス供給管 10 反応槽 11 処理液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−176493(JP,A) 特開 昭62−289291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/56 B09B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼によって発生するフライアッシュを
    水洗浄してその表面に付着している重金属類等の有害物
    を洗浄水側に移行させ、フライアッシュを無害化した後
    の洗浄水を処理するフライアッシュの無害化処理方法に
    おいて、フライアッシュを水洗浄した後フライアッシュ
    と水の混合物に高分子凝集剤を添加して灰を凝集させて
    フロックを生成させた上、前記混合物を脱水して固液分
    離し、その分離液に燃焼排ガスを吹き込んで中和するこ
    とを特徴とするフライアッシュの無害化処理方法。
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