JP2870899B2 - 義歯安定剤 - Google Patents
義歯安定剤Info
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- JP2870899B2 JP2870899B2 JP32238289A JP32238289A JP2870899B2 JP 2870899 B2 JP2870899 B2 JP 2870899B2 JP 32238289 A JP32238289 A JP 32238289A JP 32238289 A JP32238289 A JP 32238289A JP 2870899 B2 JP2870899 B2 JP 2870899B2
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- Japan
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- denture
- gum
- denture stabilizer
- stabilizer
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、義歯床と類似した色調を有し、口腔内使用
時の審美性に優れたガム状、粉末状又はシート状の義歯
安定剤に関する。
時の審美性に優れたガム状、粉末状又はシート状の義歯
安定剤に関する。
義歯安定剤は、取外し可能な義歯がゆるんだ場合、義
歯を固定して咬合を改善する目的で使用され、一般に義
歯固定の方法の違いによって密着タイプと粘着タイプに
分けられる。また、剤型的には、ガム状、ペースト状、
粉末状、シート状などに分類することができる。
歯を固定して咬合を改善する目的で使用され、一般に義
歯固定の方法の違いによって密着タイプと粘着タイプに
分けられる。また、剤型的には、ガム状、ペースト状、
粉末状、シート状などに分類することができる。
これらの義歯安定剤には、通常、基剤の色をカバーし
たり、口腔内使用時の審美性を向上させる目的で着色剤
を配合することが多く、特に製剤が口腔内に溶出せず長
期間使用可能な密着タイプの義歯安定剤においては、義
歯床及び口腔粘膜の色調に近づけることが望まれる。
たり、口腔内使用時の審美性を向上させる目的で着色剤
を配合することが多く、特に製剤が口腔内に溶出せず長
期間使用可能な密着タイプの義歯安定剤においては、義
歯床及び口腔粘膜の色調に近づけることが望まれる。
従来、かかる目的で使用される義歯安定剤の着色剤と
しては、水溶性の色素が単品又は種々の組み合わせで用
いられてきた。
しては、水溶性の色素が単品又は種々の組み合わせで用
いられてきた。
しかしながら、従来の水溶性色素を用いた義歯安定剤
は、義歯床の色調に類似させることが難しく、不自然な
色調になり易い上、褪色したり、あるいは長期間保存し
たような場合に義歯安定剤に液分離が生じ易く、しかも
このように液分離が生じた場合、分離した液が着色し、
液分離が少量であっても外観品質を著しく損なう問題が
あった。
は、義歯床の色調に類似させることが難しく、不自然な
色調になり易い上、褪色したり、あるいは長期間保存し
たような場合に義歯安定剤に液分離が生じ易く、しかも
このように液分離が生じた場合、分離した液が着色し、
液分離が少量であっても外観品質を著しく損なう問題が
あった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、義歯床の
色調に類似し、審美性に優れている上、長期間保存して
も液分離が生じ難く、また液分離が生じても分離した液
を着色させることのないガム状、粉末状又はシート状の
義歯安定剤を提供することを目的とする。
色調に類似し、審美性に優れている上、長期間保存して
も液分離が生じ難く、また液分離が生じても分離した液
を着色させることのないガム状、粉末状又はシート状の
義歯安定剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため種々検討を重
ねた結果、ガム状、粉末状又はシート状の義歯安定剤を
着色する着色剤として水不溶性赤色顔料の三二酸化鉄
(弁柄)を使用することにより、義歯安定剤を容易に義
歯床の色調に近づけ、類似させることができると共に、
水溶性色素を用いる場合に比べて義歯安定剤に液分離を
生じさせ難く、たとえ液分離が生じても分離液を着色さ
せることがなく、品質を損なうことが少ないことを知見
し、本発明をなすに至った。
ねた結果、ガム状、粉末状又はシート状の義歯安定剤を
着色する着色剤として水不溶性赤色顔料の三二酸化鉄
(弁柄)を使用することにより、義歯安定剤を容易に義
歯床の色調に近づけ、類似させることができると共に、
水溶性色素を用いる場合に比べて義歯安定剤に液分離を
生じさせ難く、たとえ液分離が生じても分離液を着色さ
せることがなく、品質を損なうことが少ないことを知見
し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、着色剤として水不溶性赤色顔料で
ある三二酸化鉄を配合したガム状、粉末状又はシート状
の義歯安定剤を提供するものである。
ある三二酸化鉄を配合したガム状、粉末状又はシート状
の義歯安定剤を提供するものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る義歯安定剤は、密着タイプ、粘着タイプ
のいずれのものでもよく、またガム状、粉末状、シート
状のいずれの剤型のものでもよく、その種類に応じた公
知の成分を用いて調製することができる。
のいずれのものでもよく、またガム状、粉末状、シート
状のいずれの剤型のものでもよく、その種類に応じた公
知の成分を用いて調製することができる。
例えば、酢酸ビニル樹脂を主体とする密着タイプを義
歯安定剤を得る場合、特公昭61−36802号公報に記載さ
れているように、酢酸ビニル樹脂、それに必要に応じて
無毒性油脂・ワックス類、油溶性乳化剤、水不溶性粉
体、酵素等の有効成分などを用い、これらを水、低級ア
ルコールを溶剤としてガム状に製することができる。
歯安定剤を得る場合、特公昭61−36802号公報に記載さ
れているように、酢酸ビニル樹脂、それに必要に応じて
無毒性油脂・ワックス類、油溶性乳化剤、水不溶性粉
体、酵素等の有効成分などを用い、これらを水、低級ア
ルコールを溶剤としてガム状に製することができる。
また、他のタイプの義歯安定剤の場合も、同様に適宜
な成分を用いて製することができる。
な成分を用いて製することができる。
而して、本発明は、かかる義歯安定剤に着色剤として
水不溶性赤色顔料の三二酸化鉄(弁柄)を配合する。こ
の場合、本発明においては、色調の調整のために他の水
不溶性顔料を配合しても差し支えない。
水不溶性赤色顔料の三二酸化鉄(弁柄)を配合する。こ
の場合、本発明においては、色調の調整のために他の水
不溶性顔料を配合しても差し支えない。
なお、三二酸化鉄としては、硫酸第一鉄を脱水して得
た無水硫酸鉄を650〜1000℃で焼成した後、粉砕、乾燥
して得た三二酸化鉄が好適に使用される。
た無水硫酸鉄を650〜1000℃で焼成した後、粉砕、乾燥
して得た三二酸化鉄が好適に使用される。
上記三二酸化鉄の配合量は種々選定することができる
が、組成物全体の0.001〜1%(重量%)、特に0.01〜
0.5%とすることが好ましい。
が、組成物全体の0.001〜1%(重量%)、特に0.01〜
0.5%とすることが好ましい。
本発明の義歯安定剤によれば、義歯床の色調に類似
し、かつ液分離が生じ難く、また液分離が生じても分離
液に着色がないものである。
し、かつ液分離が生じ難く、また液分離が生じても分離
液に着色がないものである。
次に、実施例により本発明の効果を具体的に示す。
〔実験例1〕 第1表に示す着色剤を用いた下記組成の義歯安定剤を
調製し、その色調を評価すると共に、義歯床レジンとし
て而至歯科工業(株)製ACRON No.3を用い、義歯床の
色との類似性を比較した。結果を第1表に併記する。
調製し、その色調を評価すると共に、義歯床レジンとし
て而至歯科工業(株)製ACRON No.3を用い、義歯床の
色との類似性を比較した。結果を第1表に併記する。
義歯安定剤組成 酢酸ビニル樹脂 50% ステアリン酸モノグリセリン 1 サラシミツロウ 3 軟質炭酸カルシウム 7 エタノール 20 着色剤 第1表に示す量 精製水 残 合 計 100% 〔実験例2〕 実験例1で用いたNo.6とNo.8の義歯安定剤につき、義
歯使用者24名にどちらのサンプルが義歯床の色に近いか
の一対比較アンケート調査を行なった。結果を第2表に
示す。
歯使用者24名にどちらのサンプルが義歯床の色に近いか
の一対比較アンケート調査を行なった。結果を第2表に
示す。
第1,2表の結果より、三二酸化鉄を使用することで義
歯床の色に近い色調の義歯安定剤が得られることが認め
られる。
歯床の色に近い色調の義歯安定剤が得られることが認め
られる。
〔実験例3〕 実験例1で用いたNo.6〜8の義歯安定剤を50℃で1ヵ
月保存した場合、また、−5℃〜10℃のサイクル試験
(1サイクル:2日)を1ヵ月行なった場合の経日安定性
を第3表に示す項目について評価した。結果を第3表に
示す。
月保存した場合、また、−5℃〜10℃のサイクル試験
(1サイクル:2日)を1ヵ月行なった場合の経日安定性
を第3表に示す項目について評価した。結果を第3表に
示す。
第3表の結果より、水不溶性赤色顔料を用いることで
液分離を可及的に少なくすることができ、また分離液は
着色がなく、無色透明であることが認められた。
液分離を可及的に少なくすることができ、また分離液は
着色がなく、無色透明であることが認められた。
以下、実施例を示すが、本発明は下記の実施例に限定
されるものではない。
されるものではない。
〔実施例1〕密着タイプ(ガム状) 酢酸ビニル樹脂 60 % ステアリン酸モノグリセリン 2 ポリプロピレングリコール 4 軽質炭酸カルシウム 5 エタノール 18 三二酸化鉄(弁柄) 0.03精製水 残 合計 100 % 〔実施例2〕密着タイプ(ガム状) 酢酸ビニル樹脂 55 % ステアリン酸モノグリセリン 1 ミツロウ 2 ポリブテン 3 軟質炭酸カルシウム 3 エタノール 22 三二酸化鉄(弁柄) 0.05精製水 残 合計 100 % 〔実施例3〕密着タイプ(ガム状) 酢酸ビニル樹脂 55 % ステアリン酸モノグリセリン 1 ミツロウ 3 軟質炭酸カルシウム 4 エタノール 15 三二酸化鉄(弁柄) 0.03 赤色3号アルミニウムレーキ 0.01精製水 残 合計 100 % 〔実施例4〕粘着タイプ(粉末状) カラヤガム 90 % トラガントガム 9.49 三二酸化鉄(弁柄) 0.5 香料 0.01 合計 100 %
Claims (1)
- 【請求項1】着色剤として水不溶性赤色顔料である三二
酸化鉄を配合したガム状、粉末状又はシート状の義歯安
定剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32238289A JP2870899B2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 義歯安定剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32238289A JP2870899B2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 義歯安定剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03182242A JPH03182242A (ja) | 1991-08-08 |
| JP2870899B2 true JP2870899B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18143032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32238289A Expired - Lifetime JP2870899B2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 義歯安定剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2870899B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4076165B2 (ja) | 2004-02-05 | 2008-04-16 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 管理装置、収納カセット、現金自動預け払い機、情報処理システム、管理方法、及び制御方法 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP32238289A patent/JP2870899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03182242A (ja) | 1991-08-08 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 Year of fee payment: 10 |
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