JP2880468B2 - 自動接木装置 - Google Patents
自動接木装置Info
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- JP2880468B2 JP2880468B2 JP8321521A JP32152196A JP2880468B2 JP 2880468 B2 JP2880468 B2 JP 2880468B2 JP 8321521 A JP8321521 A JP 8321521A JP 32152196 A JP32152196 A JP 32152196A JP 2880468 B2 JP2880468 B2 JP 2880468B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台木に穂木を接ぎ木処
理する自動接木装置に関する。
理する自動接木装置に関する。
【0002】
【従来の技術】接ぎ木処理は、植物の一部(穂木)を他
の植物(台木)に接合して、所望の性質を有する植物を
得る方法であり、これによって樹勢調節、着花促進、結
果量増加及び品質向上等を図ることができ、古くから広
く利用されている。前述のような接ぎ木処理を自動的に
行う自動接木装置の一例が、実開昭61−31038号
公報に開示されている。この自動接木装置では前記公報
の第18図に示すように、穂木の茎部を楔状に切断し台
木の茎部の上端面に穴を開けて、穂木の茎部を台木の茎
部の上端面の穴に接ぎ木処理するように構成されてい
る。
の植物(台木)に接合して、所望の性質を有する植物を
得る方法であり、これによって樹勢調節、着花促進、結
果量増加及び品質向上等を図ることができ、古くから広
く利用されている。前述のような接ぎ木処理を自動的に
行う自動接木装置の一例が、実開昭61−31038号
公報に開示されている。この自動接木装置では前記公報
の第18図に示すように、穂木の茎部を楔状に切断し台
木の茎部の上端面に穴を開けて、穂木の茎部を台木の茎
部の上端面の穴に接ぎ木処理するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように台木の茎
部の上端面に穴を開ける場合、この穴の直径は台木の茎
部の直径よりも小さなものとなり、穴自身が非常に小さ
なものとなるので、前述の自動接木装置では、台木の茎
部の上端面の小さな穴に穂木の茎部を接合する状態とな
っている。これに対し台木の茎部及び穂木の茎部は、向
きがバラ付いており且つ軟らかくて向きが変わり易い状
態のものが多いので、台木の茎部の上端面の小さな穴に
穂木を接合することは実際には困難な場合が多く、台木
の茎部と穂木の茎部との接合がうまく行えないことがあ
る。さらに、小さな苗と言ってよい台木において、この
台木の細い茎部の上端面と言う非常に狭い範囲の中に小
さな穴を開けることも、実際には困難なものである。
部の上端面に穴を開ける場合、この穴の直径は台木の茎
部の直径よりも小さなものとなり、穴自身が非常に小さ
なものとなるので、前述の自動接木装置では、台木の茎
部の上端面の小さな穴に穂木の茎部を接合する状態とな
っている。これに対し台木の茎部及び穂木の茎部は、向
きがバラ付いており且つ軟らかくて向きが変わり易い状
態のものが多いので、台木の茎部の上端面の小さな穴に
穂木を接合することは実際には困難な場合が多く、台木
の茎部と穂木の茎部との接合がうまく行えないことがあ
る。さらに、小さな苗と言ってよい台木において、この
台木の細い茎部の上端面と言う非常に狭い範囲の中に小
さな穴を開けることも、実際には困難なものである。
【0004】又、前述の自動接木装置では、台木の茎部
の上端面に穴を開ける際に、台木の全ての子葉を残して
いるので、接ぎ木処理の後に台木の子葉が成長すること
があり、この台木の子葉の成長により穂木の成長が妨げ
られることがある。本発明は自動接木装置において、台
木と穂木との接合がうまく行えるように、台木の子葉の
成長により穂木の成長が妨げられることがないように構
成することを目的としている。
の上端面に穴を開ける際に、台木の全ての子葉を残して
いるので、接ぎ木処理の後に台木の子葉が成長すること
があり、この台木の子葉の成長により穂木の成長が妨げ
られることがある。本発明は自動接木装置において、台
木と穂木との接合がうまく行えるように、台木の子葉の
成長により穂木の成長が妨げられることがないように構
成することを目的としている。
【0005】
台木の接合相当箇所を所定接合形状に切断する台木切断
手段と、所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とを、互いに接合させる接合手
段とを備えてある。
手段と、所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とを、互いに接合させる接合手
段とを備えてある。
【0006】 〔2〕先端側が荒切除された台木の接合相当箇所を所定
接合形状に切断する台木切断 手段と、所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とを、互いに接合させる接合手
段とを備えてある。
接合形状に切断する台木切断 手段と、所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とを、互いに接合させる接合手
段とを備えてある。
【0007】
〔I〕 前述の実開昭61−31038号公報に記載の自動接木
装置のように、台木の茎部の上端面に穴を開ける構成で
あると、穂木の茎部が接合可能な部分は前述の穴と言う
小さな部分でしかない。これに対し請求項1の特徴によ
ると、台木の接合相当箇所が所定接合形状に切断され
て、この所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とが接合される。この場合、台
木の接合相当箇所を斜めに切断したりすることにより、
穂木の接合相当箇所が接合可能な部分を、前述の穴と言
う小さな部分よりも大きなものにすることができる。こ
れによって、向きがバラ付いており且つ軟らかくて向き
が変わり易いと言うような台木の茎部及び穂木の茎部の
状態の影響を受けることなく、台木と穂木との接合を支
障なく確実に行うことができる。
装置のように、台木の茎部の上端面に穴を開ける構成で
あると、穂木の茎部が接合可能な部分は前述の穴と言う
小さな部分でしかない。これに対し請求項1の特徴によ
ると、台木の接合相当箇所が所定接合形状に切断され
て、この所定接合形状に切断された台木の接合相当箇所
と、穂木の接合相当箇所とが接合される。この場合、台
木の接合相当箇所を斜めに切断したりすることにより、
穂木の接合相当箇所が接合可能な部分を、前述の穴と言
う小さな部分よりも大きなものにすることができる。こ
れによって、向きがバラ付いており且つ軟らかくて向き
が変わり易いと言うような台木の茎部及び穂木の茎部の
状態の影響を受けることなく、台木と穂木との接合を支
障なく確実に行うことができる。
【0008】請求項1の特徴のように、台木の接合相当
箇所を所定接合形状に切断する構成の場合、切断の対象
となるのは台木の茎部の上端面と言う非常に狭い範囲で
はなく、台木の茎部の全体(接合相当箇所)と言う比較
的広い範囲が切断の対象となる。これにより、向きがバ
ラ付いており且つ軟らかくて向きが変わり易いと言うよ
うな台木の茎部の状態の影響を受けることなく、台木の
接合相当箇所を支障なく確実に所定接合形状に切断する
ことができる。
箇所を所定接合形状に切断する構成の場合、切断の対象
となるのは台木の茎部の上端面と言う非常に狭い範囲で
はなく、台木の茎部の全体(接合相当箇所)と言う比較
的広い範囲が切断の対象となる。これにより、向きがバ
ラ付いており且つ軟らかくて向きが変わり易いと言うよ
うな台木の茎部の状態の影響を受けることなく、台木の
接合相当箇所を支障なく確実に所定接合形状に切断する
ことができる。
【0009】請求項1の特徴において台木の接合相当箇
所を所定接合形状に切断する際、台木の子葉(一部又は
全て)を切除するように構成すれば、接ぎ木処理の後に
台木の子葉が成長すると言うことが少なくなるので、台
木の子葉の成長により穂木の成長が妨げられると言うよ
うな状態は生じない。
所を所定接合形状に切断する際、台木の子葉(一部又は
全て)を切除するように構成すれば、接ぎ木処理の後に
台木の子葉が成長すると言うことが少なくなるので、台
木の子葉の成長により穂木の成長が妨げられると言うよ
うな状態は生じない。
【0010】 〔II〕 請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項
〔I〕に記載の「作用」を備えており、これに加えて以
下のような「作用」を備えている。請求項2の特徴によ
ると、先端側が荒切除された台木の接合相当箇所が所定
接合形状に切断される。このように台木の先端側(子葉
等)が事前に荒切除されていると、台木切断手段により
台木の接合相当箇所を所定接合形状に切断する際、台木
の先端側(子葉等)が台木切断手段の邪魔になると言う
ことがない。
〔I〕に記載の「作用」を備えており、これに加えて以
下のような「作用」を備えている。請求項2の特徴によ
ると、先端側が荒切除された台木の接合相当箇所が所定
接合形状に切断される。このように台木の先端側(子葉
等)が事前に荒切除されていると、台木切断手段により
台木の接合相当箇所を所定接合形状に切断する際、台木
の先端側(子葉等)が台木切断手段の邪魔になると言う
ことがない。
【0011】
【発明の効果】請求項1の特徴のように、台木の接合相
当箇所を所定接合形状に切断して、接ぎ木処理を行うよ
うに構成することにより、穂木の接合相当箇所が接合可
能な部分を大きなものにすることができ、且つ、切断の
対象を台木の茎部の全体(接合相当箇所)と言う比較的
広い範囲とすることができた。これにより、向きがバラ
付いており且つ軟らかくて向きが変わり易いと言うよう
な台木の茎部及び穂木の茎部の状態の影響を受けること
なく、台木の接合相当箇所の所定接合形状での切断、並
びに、台木と穂木との接合が支障なく確実に行えるよう
になり、自動接木装置における接ぎ木処理の不良率を抑
えることができた。請求項1の特徴によると、台木の接
合相当箇所を所定接合形状に切断する際、台木の子葉
(一部又は全て)を切除するように構成することができ
るので、台木の子葉の成長により穂木の成長が妨げられ
ると言うような状態を未然に防止することができて、自
動接木装置の活着率を向上させることができた。
当箇所を所定接合形状に切断して、接ぎ木処理を行うよ
うに構成することにより、穂木の接合相当箇所が接合可
能な部分を大きなものにすることができ、且つ、切断の
対象を台木の茎部の全体(接合相当箇所)と言う比較的
広い範囲とすることができた。これにより、向きがバラ
付いており且つ軟らかくて向きが変わり易いと言うよう
な台木の茎部及び穂木の茎部の状態の影響を受けること
なく、台木の接合相当箇所の所定接合形状での切断、並
びに、台木と穂木との接合が支障なく確実に行えるよう
になり、自動接木装置における接ぎ木処理の不良率を抑
えることができた。請求項1の特徴によると、台木の接
合相当箇所を所定接合形状に切断する際、台木の子葉
(一部又は全て)を切除するように構成することができ
るので、台木の子葉の成長により穂木の成長が妨げられ
ると言うような状態を未然に防止することができて、自
動接木装置の活着率を向上させることができた。
【0012】請求項2の特徴によると、請求項1と同様
に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、これ
に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。請
求項2の特徴のように、台木の先端側(子葉等)が事前
に荒切除された状態で、台木の接合相当箇所を所定接合
形状に切断するように構成することにより、台木の先端
側(子葉等)に邪魔されることなく、台木切断手段が台
木の接合相当箇所を精度良く所定接合形状に切断するこ
とができるようになる。これにより、台木と穂木との接
合がさらに精度良く行えるようになって、自動接木装置
の活着率をさらに向上させることができた。
に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、これ
に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。請
求項2の特徴のように、台木の先端側(子葉等)が事前
に荒切除された状態で、台木の接合相当箇所を所定接合
形状に切断するように構成することにより、台木の先端
側(子葉等)に邪魔されることなく、台木切断手段が台
木の接合相当箇所を精度良く所定接合形状に切断するこ
とができるようになる。これにより、台木と穂木との接
合がさらに精度良く行えるようになって、自動接木装置
の活着率をさらに向上させることができた。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1及び図2に示すように、台木A及び
穂木Bを個別に保持し接合する接合手段6が備えられて
おり、植木鉢11にて養成され載置台12に横向きに配
置される台木A(台木Aの先端側は必要に応じて荒切除
されている)の先端側を、傷めないようにスプリング6
1aを介して弾力的に保持する台木保持手段61と、播
種して発芽させた穂木Bを、傷めないようにスプリング
62aを介して弾力的に保持する穂木保持手段62とか
ら、接合手段6が構成されている。
いて説明する。図1及び図2に示すように、台木A及び
穂木Bを個別に保持し接合する接合手段6が備えられて
おり、植木鉢11にて養成され載置台12に横向きに配
置される台木A(台木Aの先端側は必要に応じて荒切除
されている)の先端側を、傷めないようにスプリング6
1aを介して弾力的に保持する台木保持手段61と、播
種して発芽させた穂木Bを、傷めないようにスプリング
62aを介して弾力的に保持する穂木保持手段62とか
ら、接合手段6が構成されている。
【0014】モータ13の出力軸13aに連結された螺
軸14の正逆両方向の回転に応じ、載置台12に対し接
近離間する方向へ往復運動する移動台82が備えられ、
移動台82に後述する固定装置91等と共に載置された
旋回モータ81によって、90°ずつ旋回して第1姿勢
(図1の実線で示す姿勢)、第2姿勢(図1の二点鎖線
で示す姿勢)、及び第3姿勢(図2に示す姿勢)の3つ
の姿勢をとる三方アーム15が備えられており、三方ア
ーム15の一部を構成する第1アーム15aの先端部に
穂木保持手段62が設けられている。
軸14の正逆両方向の回転に応じ、載置台12に対し接
近離間する方向へ往復運動する移動台82が備えられ、
移動台82に後述する固定装置91等と共に載置された
旋回モータ81によって、90°ずつ旋回して第1姿勢
(図1の実線で示す姿勢)、第2姿勢(図1の二点鎖線
で示す姿勢)、及び第3姿勢(図2に示す姿勢)の3つ
の姿勢をとる三方アーム15が備えられており、三方ア
ーム15の一部を構成する第1アーム15aの先端部に
穂木保持手段62が設けられている。
【0015】第1,2,3姿勢について具体的に説明す
る。第1姿勢は第1アーム15aが台木Aから最も離れ
た位置となる姿勢であり、第3姿勢は第1アーム15a
が第1姿勢から180°旋回して台木Aに最も接近した
位置となる姿勢である。第2姿勢は第1アーム15aが
第1及び第2姿勢の中間の位置となる姿勢である。
る。第1姿勢は第1アーム15aが台木Aから最も離れ
た位置となる姿勢であり、第3姿勢は第1アーム15a
が第1姿勢から180°旋回して台木Aに最も接近した
位置となる姿勢である。第2姿勢は第1アーム15aが
第1及び第2姿勢の中間の位置となる姿勢である。
【0016】三方アーム15の残りの第2アーム15b
は、第1アーム15aと略直交する方向に延設されてお
り、第1姿勢において上向き姿勢となる。三方アーム1
5の残りの第3アーム15cは、第1アーム15aの反
対側に延設されており、第1姿勢において台木Aに最も
接近した位置となる。第3アーム15cの先端部に近接
センサ17が装着されており、近接センサ17によって
台木Aの先端が感知される。
は、第1アーム15aと略直交する方向に延設されてお
り、第1姿勢において上向き姿勢となる。三方アーム1
5の残りの第3アーム15cは、第1アーム15aの反
対側に延設されており、第1姿勢において台木Aに最も
接近した位置となる。第3アーム15cの先端部に近接
センサ17が装着されており、近接センサ17によって
台木Aの先端が感知される。
【0017】台木A及び穂木Bを接合手段6で保持した
まま、台木A及び穂木Bの接合相当箇所の各々を所定接
合形状に切断する切断手段7が備えられており、移動台
82から延設された支持部材71aによって支持される
カム手段71bを、植木鉢11を支持する載置台12側
(以下、台木A側と言う)へ移動させ、その移動に応じ
て対向する一対の刃部を相互接近させて、その間に配置
される穂木Bの接合相当箇所を、所定接合形状に切断す
るカムローラ方式の穂木カッタ71と、三方アーム15
の第2アーム15bの先端部に回転自在に装着され、そ
れを回転させて三方アーム15を第1姿勢から第2姿勢
へ旋回させることにより、台木保持手段61にて保持さ
れた台木Aの接合相当箇所を、所定接合形状に切断する
回転切断方式の台木カッタ72(台木切断手段に相当)
とから、切断手段7が構成されている。
まま、台木A及び穂木Bの接合相当箇所の各々を所定接
合形状に切断する切断手段7が備えられており、移動台
82から延設された支持部材71aによって支持される
カム手段71bを、植木鉢11を支持する載置台12側
(以下、台木A側と言う)へ移動させ、その移動に応じ
て対向する一対の刃部を相互接近させて、その間に配置
される穂木Bの接合相当箇所を、所定接合形状に切断す
るカムローラ方式の穂木カッタ71と、三方アーム15
の第2アーム15bの先端部に回転自在に装着され、そ
れを回転させて三方アーム15を第1姿勢から第2姿勢
へ旋回させることにより、台木保持手段61にて保持さ
れた台木Aの接合相当箇所を、所定接合形状に切断する
回転切断方式の台木カッタ72(台木切断手段に相当)
とから、切断手段7が構成されている。
【0018】三方アーム15の旋回中心から穂木保持手
段62にて保持され切断された穂木Bの切断部最先端位
置までの距離は、三方アーム15の旋回中心から台木カ
ッタ72の刃先最遠位置までの距離よりも、一定距離α
だけ短くしてある(図1参照)。
段62にて保持され切断された穂木Bの切断部最先端位
置までの距離は、三方アーム15の旋回中心から台木カ
ッタ72の刃先最遠位置までの距離よりも、一定距離α
だけ短くしてある(図1参照)。
【0019】接合手段6にて台木A及び穂木Bを保持し
たまま、台木A及び穂木Bの所定接合形状に切断された
接合相当箇所の位置を合わせる位置合わせ手段8が備え
られており、位置合わせ手段8は旋回モータ81及び移
動台82を主たる要素として構成されている。
たまま、台木A及び穂木Bの所定接合形状に切断された
接合相当箇所の位置を合わせる位置合わせ手段8が備え
られており、位置合わせ手段8は旋回モータ81及び移
動台82を主たる要素として構成されている。
【0020】位置合わせ手段8にて接合相当箇所の位置
が合わされた台木A及び穂木Bの接合部を固定する固定
手段9が備えられ、固定手段9は移動台82に載置され
ており、バンドやテープ等の固定媒体を繰り出し固定媒
体にて接合部を固定する固定装置91から構成されてい
る。
が合わされた台木A及び穂木Bの接合部を固定する固定
手段9が備えられ、固定手段9は移動台82に載置され
ており、バンドやテープ等の固定媒体を繰り出し固定媒
体にて接合部を固定する固定装置91から構成されてい
る。
【0021】以上の構造により台木Aに対する穂木Bの
接ぎ木処理を行う場合、先ず載置台12に植木鉢11を
載置して、台木Aを台木保持手段61にて保持し、三方
アーム15を図1に示す第1姿勢にした状態で、第1ア
ーム15aの先端部に穂木Bを補給して穂木Bを穂木保
持手段62にて保持する。
接ぎ木処理を行う場合、先ず載置台12に植木鉢11を
載置して、台木Aを台木保持手段61にて保持し、三方
アーム15を図1に示す第1姿勢にした状態で、第1ア
ーム15aの先端部に穂木Bを補給して穂木Bを穂木保
持手段62にて保持する。
【0022】次に、三方アーム15を第1姿勢にしたま
まで移動台82を台木A側に移動させて、近接センサ1
7が台木Aの先端を感知するまでに、穂木カッタ71に
て穂木Bの接合相当箇所を所定接合形状に切断する。そ
して、移動台82を台木A側にさらに移動させ、近接セ
ンサ17が台木Aの先端を感知すると、移動台82の移
動を停止させて、台木カッタ72の回転を開始し、その
状態を維持しながら三方アーム15を90°旋回させて
第2姿勢にすることにより、台木Aの接合相当箇所を所
定接合形状に切断する。
まで移動台82を台木A側に移動させて、近接センサ1
7が台木Aの先端を感知するまでに、穂木カッタ71に
て穂木Bの接合相当箇所を所定接合形状に切断する。そ
して、移動台82を台木A側にさらに移動させ、近接セ
ンサ17が台木Aの先端を感知すると、移動台82の移
動を停止させて、台木カッタ72の回転を開始し、その
状態を維持しながら三方アーム15を90°旋回させて
第2姿勢にすることにより、台木Aの接合相当箇所を所
定接合形状に切断する。
【0023】台木Aの接合相当箇所が所定接合形状に切
断されると、台木カッタ72の回転を停止しながら、三
方アーム15をさらに90°旋回させる。この時点では
図2に示すように、台木Aの接合相当箇所と穂木Bの接
合相当箇所とが一定距離αだけ離れて対面した状態とな
るので、螺軸14を回転させることにより、移動台82
を一定距離αだけ台木A側へ移動させて、台木Aの接合
相当箇所と穂木Bの接合相当箇所との位置合わせを行
う。移動台82を一定距離αだけ移動させるのをより確
実化するために、移動台82の所定位置にストッパ82
aを設けておき、ストッパ82aを固定部に接当させる
ことにより移動台82を強制的に位置決めするとよい。
断されると、台木カッタ72の回転を停止しながら、三
方アーム15をさらに90°旋回させる。この時点では
図2に示すように、台木Aの接合相当箇所と穂木Bの接
合相当箇所とが一定距離αだけ離れて対面した状態とな
るので、螺軸14を回転させることにより、移動台82
を一定距離αだけ台木A側へ移動させて、台木Aの接合
相当箇所と穂木Bの接合相当箇所との位置合わせを行
う。移動台82を一定距離αだけ移動させるのをより確
実化するために、移動台82の所定位置にストッパ82
aを設けておき、ストッパ82aを固定部に接当させる
ことにより移動台82を強制的に位置決めするとよい。
【0024】次に、位置合わせが行われた台木A及び穂
木Bの接合部を、固定装置91より繰り出される固定媒
体を用いて固定する。このようにして台木A及び穂木B
の接合部の固定が完了した後、穂木保持手段62による
穂木Bの保持を解除して、移動台82を元の位置に戻
し、この後に三方アーム15を逆方向へ180°旋回さ
せて第1姿勢に戻す。台木保持手段61による保持を解
除して穂木Bが接ぎ木処理された台木Aを植木鉢11と
一緒に取り外す。
木Bの接合部を、固定装置91より繰り出される固定媒
体を用いて固定する。このようにして台木A及び穂木B
の接合部の固定が完了した後、穂木保持手段62による
穂木Bの保持を解除して、移動台82を元の位置に戻
し、この後に三方アーム15を逆方向へ180°旋回さ
せて第1姿勢に戻す。台木保持手段61による保持を解
除して穂木Bが接ぎ木処理された台木Aを植木鉢11と
一緒に取り外す。
【0025】 〔別実施例〕 (イ)前述の実施例では、台木A及び穂木Bを1箇所に
て保持するように構成したが、台木A及び穂木Bを2箇
所で保持することとすれば、斜方向へ成長した台木A及
び穂木Bを直線状に矯正することができ、接合相当箇所
の位置合わせがより確実になる。
て保持するように構成したが、台木A及び穂木Bを2箇
所で保持することとすれば、斜方向へ成長した台木A及
び穂木Bを直線状に矯正することができ、接合相当箇所
の位置合わせがより確実になる。
【0026】(ロ)前述の実施例において、三方アーム
15の旋回中心から台木カッタ72までの刃先最遠位置
までの距離を、三方アーム15の旋回中心から穂木保持
手段62にて保持され切断された穂木Bの切断部先端位
置までの距離に一致させておくと、台木カッタ72にて
台木Aを切断した状態(第2姿勢)から三方アーム15
を90°旋回させることにより、台木Aの接合相当箇所
と穂木Bの接合相当箇所との位置合わせが行われる。
15の旋回中心から台木カッタ72までの刃先最遠位置
までの距離を、三方アーム15の旋回中心から穂木保持
手段62にて保持され切断された穂木Bの切断部先端位
置までの距離に一致させておくと、台木カッタ72にて
台木Aを切断した状態(第2姿勢)から三方アーム15
を90°旋回させることにより、台木Aの接合相当箇所
と穂木Bの接合相当箇所との位置合わせが行われる。
【0027】(ハ)前述の実施例では、三方アーム15
を180°旋回させた後、三方アーム15を逆転させて
元の第1姿勢に戻すこととしたが、三方アーム15を3
60°旋回させて元の第1姿勢へ戻すことも可能であ
る。
を180°旋回させた後、三方アーム15を逆転させて
元の第1姿勢に戻すこととしたが、三方アーム15を3
60°旋回させて元の第1姿勢へ戻すことも可能であ
る。
【0028】(ニ)前述の実施例とは異なる実施例とし
て図3及び図4に示すように、台木Aを養生した植木鉢
11を、自動搬送装置20を用いて間欠送り方式にて平
行移動させる実施例が考えられる。図3及び図4に示す
ように、台木Aを養生した植木鉢11を搬入し台木Aを
台木保持手段61’にて保持する取付ポジションS1、
植木鉢11が平行移動された後に台木カッタ72’(台
木切断手段に相当)にて、台木Aの接合相当箇所を所定
接合形状に切断する台木切断ポジションS2、植木鉢1
1がさらに平行移動された後、台木Aに対して穂木Bを
供給すべく穂木Bを穂木保持手段62’にて保持しなが
ら、穂木Bの接合相当箇所を穂木カッタ71’を用いて
所定接合形状に切断する穂木保持切断ポジションS3が
備えられている。
て図3及び図4に示すように、台木Aを養生した植木鉢
11を、自動搬送装置20を用いて間欠送り方式にて平
行移動させる実施例が考えられる。図3及び図4に示す
ように、台木Aを養生した植木鉢11を搬入し台木Aを
台木保持手段61’にて保持する取付ポジションS1、
植木鉢11が平行移動された後に台木カッタ72’(台
木切断手段に相当)にて、台木Aの接合相当箇所を所定
接合形状に切断する台木切断ポジションS2、植木鉢1
1がさらに平行移動された後、台木Aに対して穂木Bを
供給すべく穂木Bを穂木保持手段62’にて保持しなが
ら、穂木Bの接合相当箇所を穂木カッタ71’を用いて
所定接合形状に切断する穂木保持切断ポジションS3が
備えられている。
【0029】接合相当箇所が所定接合形状に切断された
台木Aに対して、180°旋回する旋回アーム21(接
合手段に相当)を用いて、接合相当箇所が所定接合形状
に切断された穂木Bを位置合わせする為に180°旋回
した上で、旋回アーム21を平行移動させて、台木A及
び穂木Bの接合部に固定装置91’から固定媒体を繰り
出し、固定媒体にて台木A及び穂木Bの接合部を固定す
る位置合わせ固定ポジションS4、穂木Bが接ぎ木処理
された台木Aを、植木鉢11と一緒に取り出す取り外し
ポジションS5が備えられている。
台木Aに対して、180°旋回する旋回アーム21(接
合手段に相当)を用いて、接合相当箇所が所定接合形状
に切断された穂木Bを位置合わせする為に180°旋回
した上で、旋回アーム21を平行移動させて、台木A及
び穂木Bの接合部に固定装置91’から固定媒体を繰り
出し、固定媒体にて台木A及び穂木Bの接合部を固定す
る位置合わせ固定ポジションS4、穂木Bが接ぎ木処理
された台木Aを、植木鉢11と一緒に取り出す取り外し
ポジションS5が備えられている。
【0030】台木カッタ72’は旋回アーム21及び穂
木カッタ71’と一緒に傾斜台22に載置されており、
傾斜台22の傾斜面に沿って回転刃を台木A側に接近さ
せるように平行移動することによって、台木Aの接合相
当箇所を所定接合形状に切断する。この切断時の回転刃
の平行移動距離に関する情報は、位置合わせ固定ポジシ
ョンS4において、穂木Bが台木Aに位置合わせされる
ときに使用される。
木カッタ71’と一緒に傾斜台22に載置されており、
傾斜台22の傾斜面に沿って回転刃を台木A側に接近さ
せるように平行移動することによって、台木Aの接合相
当箇所を所定接合形状に切断する。この切断時の回転刃
の平行移動距離に関する情報は、位置合わせ固定ポジシ
ョンS4において、穂木Bが台木Aに位置合わせされる
ときに使用される。
【0031】この場合、位置合わせ固定ポジションS4
において、穂木カッタ71’にて切断された穂木Bを保
持しながら、下方へ旋回アーム21が180°旋回しき
った状態のままで、傾斜台22の傾斜面に沿って台木A
側に平行移動して、台木A及び穂木Bの接合相当箇所の
位置合わせが行われるのであり、その平行移動量が前述
の情報に基づいて設定される。
において、穂木カッタ71’にて切断された穂木Bを保
持しながら、下方へ旋回アーム21が180°旋回しき
った状態のままで、傾斜台22の傾斜面に沿って台木A
側に平行移動して、台木A及び穂木Bの接合相当箇所の
位置合わせが行われるのであり、その平行移動量が前述
の情報に基づいて設定される。
【0032】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構造に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構造に限定されるものではない。
【図1】三方アームが第1姿勢にある状態を示す側面図
【図2】三方アームが第3姿勢にある状態を示す側面図
【図3】別実施例における自動接木装置の正面図
【図4】図3においてIV−IVの方向から見た縦断側
面図
面図
6,21 接合手段 72,72’ 台木切断手段 A 台木 B 穂木
Claims (2)
- 【請求項1】 台木(A)の接合相当箇所を所定接合形
状に切断する台木切断手段(72),(72’)と、 所定接合形状に切断された前記台木(A)の接合相当箇
所と、穂木(B)の接合相当箇所とを、互いに接合させ
る接合手段(6),(21)とを備えてある自動接木装
置。 - 【請求項2】 先端側が荒切除された台木(A)の接合
相当箇所を所定接合形状に切断する台木切断手段(7
2),(72’)と、 所定接合形状に切断された前記台木(A)の接合相当箇
所と、穂木(B)の接合相当箇所とを、互いに接合させ
る接合手段(6),(21)とを備えてある自動接木装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321521A JP2880468B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 自動接木装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321521A JP2880468B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 自動接木装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63080515A Division JP2950830B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 自動接木装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163863A JPH09163863A (ja) | 1997-06-24 |
| JP2880468B2 true JP2880468B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18133505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321521A Expired - Fee Related JP2880468B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 自動接木装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2880468B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP8321521A patent/JP2880468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09163863A (ja) | 1997-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |