JP2886065B2 - ファクシミリ送信装置 - Google Patents
ファクシミリ送信装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ送信装置、
特に送信の緊急度合に応じて優先的に発信出来る送信予
約が行えるファクシミリ送信装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば複数のファクシミリ受信装置に同
報送信を行うためにファクシミリ送信装置に送信予約機
能を与えたものがあるが、このような送信予約機能を有
するファクシミリ送信装置の従来例としては例えば図4
に示すものがある。このファクシミリ送信装置1は、入
力用キーボード等を有し装置への各種情報の入力を行う
操作部2と、送信予約情報が格納される第1記憶部3と
画情報が格納される画情報記憶部4と、宛先のダイヤル
情報が格納されるダイヤル情報記憶部5と、画情報記憶
部4への画情報の書込み、及び読出しを行う送信部6
と、送信部6から送られて来た信号を変調するモデム7
と、ダイヤル情報記憶部5からの情報を受取ってダイヤ
ル信号を送出する発呼部8を有し、電話回線9における
通信制御を行う網制御部10と、前記第1記憶部3等の
各種機能部をコントロールする制御部11とから成る。
このファクシミリ送信装置1は、電話回線9を通して変
換機12に接続され、更にこの交換機12から電話回線
9を通して交換機12に接続され、更にこの交換機12
から電話回線9を通して複数のファクシミリ受信装置1
3、14、15に接続されている。 【0003】そして、このような構成を有するファクシ
ミリ送信装置1によって相手側のファクシミリ受信装置
13、14、15に順次同報を行う場合は、送信部11
8に原稿がセットされ、操作部2から順次同報送信指令
が発せられる。これにより、制御部11から送信部6へ
順次同報のための指令が発せられ、送信部6は原稿を読
取って画情報に変換し、この画情報を画情報記憶部4に
格納する。そして、制御部11は、予め順次同報送信の
順序を表わす情報が格納された第1記憶部3から最初に
発呼すべき宛先(ファクシミリ受信装置13とする)を
読出し、このファクシミリ受信装置13を示すダイヤル
情報をダイヤル情報記憶部5から選択して網制御部10
に出力する。 【0004】網制御部10にダイヤル情報が転送される
と図5に示す手順に従って発信動作が行われる。先ず網
制御部10は、図5中フェーズAに示すように、ステッ
プST1においてファクシミリ送信装置1を回線9に接
続し、次にステップST2においてモデム7が交換機1
2からダイヤル可トーン信号が送出されているか否かを
検出し、このダイヤル可トーン信号が送出されていれば
制御部11に知らせる。次いでステップST3において
発呼部8は前記ダイヤル情報に基づいたダイヤル信号を
回線9上に送出する。ダイヤル信号送出後モデム7はス
テップST4において通信の相手と接続したか否かをチ
ェックすると共にステップST5においてビジートーン
信号が入力されるか否かを検出する。そしてステップS
T5においてビジートーン信号を検出したり、又は交換
機12を介してファクシミリ受信装置13と接続した後
に所定の信号を検出できなかった場合には、網制御部1
0はステップST6において、制御部11の指示により
ファクシミリ送信装置1と回線9との接続を切断する。
その後、制御部11はステップST7において再発呼す
るか否かをチェックし、再発呼すべきであるときはステ
ップST1に移行して先と同じダイヤル情報を送出す
る。他方、ステップST7において再発呼しないと判断
されたときはステップST12に移行し、順次同報送信
が終りか否かチェックされ、終りでなければステップS
T17において次局のダイヤル情報・画情報が準備され
ステップST1の処理に戻る。他方、前記ステップST
12において順次同報送信が終りであると判断されたと
きは、処理はステップST13に移行し、第1の記憶部
3に送信予約データが格納されているか否かがチェック
され、送信予約がなければ一連の通信動作を終了する一
方、送信予約がなされているときはステップST18に
おいて予約済み送信のダイヤル情報及び画情報を準備
し、ステップST1へ戻る。 【0005】一方、フェーズAのステップST4におい
て、ファクシミリ送信装置1とファクシミリ受信装置1
3との接続が完了すると、ステップST8においてファ
クシミリ送信装置1からは呼出し音(CNG)信号が送
出され、またステップST9においてファクシミリ受信
装置13からのグループ識別(GI)信号が検出され
る。このステップST9においてグループ識別信号が検
出されるとステップ10に移行し、フェーズB、C、D
において所定のファクシミリ手順で画情報記憶部4の画
情報を送信部6が符号化し、モデム7が変調を行なって
送信する。そして画信号の送信が終了すると、フェーズ
Eに相当するステップST11において、制御部11の
指示に基づいて網制御部10はファクシミリ送信装置1
と回線9との接続を切断する。そして制御部11はステ
ップST12において順次同報送信が終了したか否かを
チェックし、ここで順次同報送信が未終了であると判断
されたときはステップST17に移行して、次局のダイ
ヤル情報及び画情報(同報送信であるから前と同じ画情
報である)を準備し、その後ステップST1に移行して
回線接続処理に入る。他方、ステップST12において
順次同報送信が終了したと判断されると、一つの順次同
報送信が終ったことになるから、制御部11はステップ
ST13において第1記憶部3を検索し送信予約がある
か否かをチェックする。そして、この送信予約チェック
によって送信予約があると判断されると、制御部11は
ステップST18において予約済み送信のダイヤル情報
及び画情報を準備し、その後ステップST1に移行して
回線接続処理を開始する。他方、ステップST13にお
けるチェック動作において送信予約がないと判断された
ときは、予約されていた全ての送信処理が終了したこと
になるからファクシミリ送信装置による一連の動作が終
了する。 【0006】なお前記ステップST9におけるグループ
識別信号のチェック処理において、このグループ識別信
号が検出されなかったとき、制御部11は、ステップS
T14において内蔵のタイマを動作させて一定時間呼出
し音信号の送出(ST8)とグループ識別信号の検出
(ST9)を続け、このグループ識別信号が未検出のま
ま一定時間が経過するとステップST15において一旦
回線を切断する。そしてステップST16において同じ
宛先に対して再発呼するか否かをチェックし、再発呼す
べきであると判断されたときはステップST1に移行す
る一方、再発呼しないと判断されたときはステップST
13に移行して送信予約の有無がチェックされる。 【0007】ここで、ファクシミリ呼の実行中に、使用
者が新たにファクシミリ受信装置15への送信予約を操
作部2から入力した場合には、制御部11は送信予約さ
れた旨を第1記憶部に記憶すると共に、送信部6に原稿
を読取らせ、その画情報を画情報記憶部4に記憶させ
る。そしてステップST13及びST18の処理を通し
てファクシミリ受信装置13及び14への順次同報送信
を終了した後に、前記後から予約されたファクシミリ受
信装置15に対して送信動作を実行する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成を有するファクシミリ送信装置にあっては、宛先が
1ヵ所のみの送信であっても、リダイヤル動作を数十秒
のインターバルを置いて再発呼することを3〜4回繰り
返し、この間に優先度の高い送信を予約してもリダイヤ
ル動作が終了するまで待たなければならないため、不便
であった。 【0009】すなわち、従来より、通信動作を中断して
優先度の高い送信を行わせるという技術思想はあったも
のの(特開昭63−269863号公報参照)、再発呼
の待機時における優先度の高い送信については何ら考慮
されていなかった。 【0010】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、優先度の高い送信予約を受付け可能
とし、リダイヤル動作中であっても優先度の高い送信動
作を先に行うことのできるファクシミリ送信装置を提供
することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するため、送信予約情報を記憶する送信予約情報記憶
手段と、送信原稿を記憶する送信原稿記憶手段と、再発
呼待機時において、前記送信予約情報記憶手段に送信予
約情報が格納されていれば、その送信予約情報に基づい
て前記送信原稿記憶手段内の原稿情報を送信し、その後
再発呼を行う制御手段とを具備し、ファクシミリ呼の実
行中に前記送信予約情報記憶手段及び前記送信原稿記憶
手段への入力を行える構成とした。 【0012】 【作用】前記構成により、制御部は、リダイヤルにおけ
る再発呼動作を指定する以前に送信予約情報記憶手段に
読出しをかける。これによって優先予約情報が入力され
ると、制御部は、前記再発呼動作等を一時停止し、優先
予約された送信を実行する。そして優先予約された送信
を実行した後、元の順序に戻って前記再発呼動作を継続
させる。これによって、優先度の高い送信が先送りで実
行されファクシミリ送信装置の利便性が増大する。 【0013】 【実施例】図1及至図3は本発明によるファクシミリ送
信装置の一実施例を示す図である。この実施例に係るフ
ァクシミリ送信装置21は、このファクシミリ送信装置
21への各種情報や指令の入力を行う操作部22と、送
信予約情報が格納される第1記憶部23と、画情報が格
納される画情報記憶部24と、宛先のダイヤル情報が格
納されるダイヤル情報記憶部25と、画情報記憶部24
への画情報の書込み、及び読出しを行う送信部26と、
送信部から送られて来た画情報を変調するモデム27
と、ダイヤル情報記憶部25からの情報に基づいてダイ
ヤル信号を電話回線29に送出する発呼部28と、電話
回線29における通信制御を行う網制御部30と、他の
送信予約よりも優先して実行されるべき優先予約情報が
格納される第2記憶部31と、第1及び第2記憶部2
3、31及びその他の機能部をコントロールする制御部
32とから成る。このファクシミリ送信装置21は、電
話回線29を通して交換機33に接続され、更にこの交
換機33から電話回線29を通して複数のファクシミリ
受信装置34、35、36に接続されている。モデム2
7と網制御部30とはファクシミリ送信装置21内で通
信処理動作を担当する通信機構37を構成しており、発
呼部28は網制御装置30の中に組込まれ、ダイヤル情
報をダイヤル信号に変換して送出する。 【0014】かかる構成を有するファクシミリ送信装置
21とファクシミリ受信装置との間における画情報の送
受信動作について図2及び図3を参照して説明する。 【0015】先ず交換機33を介して相手側ファクシミ
リ受信装置34、35に順次同報送信する(ファクシミ
リ受信装置34を先とする)場合についてみると、この
場合の、図2のフェーズEに示されたファクシミリ呼の
操作、即ちステップST1〜ST16までの操作手順
は、図5に示された従来における操作手順と同じであ
る。 【0016】このような動作を基礎として、次にファク
シミリ受信装置34と順次同報送信する場合若しくは再
発呼する場合において、ファクシミリ呼の実行中に、使
用者が新たにファクシミリ受信装置36への送信予約を
行う際に、この送信が優先である旨を入力する。これに
基づき、制御部32は、前記優先予約情報を第2記憶部
31に記憶させる一方、送信部6に原稿を読取らせ、そ
の画情報を画情報記憶部24に記憶させる。そして前記
順次同報送信を引続き行う場合、制御部32は、最初の
発呼宛先であるファクシミリ受信装置34との送信が終
了した後にステップST12において順次同報送信が終
了したか否かチェックするが、前記動作指示条件(ファ
クシミリ受信装置34、35に同報送信する、またファ
クシミリ受信装置36への優先予約がなされた)の下に
あるから、このチェック動作では順次同報送信が未終了
の判断がされる。これによって制御部32の動作はステ
ップST19に移行し、送信予約判定・実行処理が行わ
れる。更に又、フェーズAの中のステップST5におい
てモデム27がビジートーンを検出し再発呼すべき判断
を行ったり(ST7)、又は交換機33を介してファク
シミリ受信装置34と接続した後に、このファクシミリ
受信装置34からのグループ識別(GI)信号を検出で
きずに一定時間が経過し(ST14)、再発呼する(S
T16)場合にも、制御部32の動作はステップST1
9に移行し、送信予約判定・実行処理が行われる。 【0017】このステップST19における送信予約の
判定・実行処理手順を図3を用いて詳述する。 【0018】先ず制御部32は、ステップST20にお
いて、第2記憶部31を検索して優先予約情報が格納さ
れているか否かをチェックする。この処理において優先
予約情報が格納されていると判断されると、制御部32
は、ステップST21において、優先予約情報に対応し
又第1記憶部23から入力した送信宛先(この実施例で
はファクシミリ受信装置36である)を表わす送信予約
情報に基づいて、ダイヤル情報記憶部25と画情報記憶
部24から各々所定のダイヤル情報と画情報を選択し、
更にステップST22において優先予約を解除すると共
にステップST23において呼復帰(RTS)処理を行
い、処理手順をステップST1へ戻す。 【0019】なお、前記ステップST20において、優
先予約がないと判断された場合は、制御部32は、ステ
ップST24において先に画情報送信しようとした局、
即ちファクシミリ受信装置34に対して再発呼するか否
かをチェックし、再発呼すると判断されたときはステッ
プST23において呼復帰(RTS)処理を行い、処理
手順をステップST1へ戻す。また前記処理ステップS
T24において再発呼しないと判断されたときは、制御
部32は、ステップST25において第1記憶部23か
ら入力した次局の送信宛先に基づいてダイヤル情報記憶
部24と画情報記憶部24から各々所定のダイヤル情報
と画情報を選択、準備し、その後ステップST23にお
いて呼復帰(RTS)処理を行い、処理手順をステップ
ST1へ戻す。 こうして、ファクシミリ送信装置21
からの発呼動作が一回終った時点で優先予約された送信
手順に移行するようにしているため、急ぎの送信は長時
間待機することなく優先的に送信処理される。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信予約情報を記憶する送信予約情報記憶手段と、送信
予約原稿を記憶する送信原稿記憶手段とを設け、ファク
シミリ送信の再発呼処理に先立って優先予約の有無をチ
ェックし優先予約された送信を早期実行するようにした
ため、メッセージの伝達が迅速に出来、より一層高速の
コミュニケーションが図れるという効果が得られる。
特に送信の緊急度合に応じて優先的に発信出来る送信予
約が行えるファクシミリ送信装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば複数のファクシミリ受信装置に同
報送信を行うためにファクシミリ送信装置に送信予約機
能を与えたものがあるが、このような送信予約機能を有
するファクシミリ送信装置の従来例としては例えば図4
に示すものがある。このファクシミリ送信装置1は、入
力用キーボード等を有し装置への各種情報の入力を行う
操作部2と、送信予約情報が格納される第1記憶部3と
画情報が格納される画情報記憶部4と、宛先のダイヤル
情報が格納されるダイヤル情報記憶部5と、画情報記憶
部4への画情報の書込み、及び読出しを行う送信部6
と、送信部6から送られて来た信号を変調するモデム7
と、ダイヤル情報記憶部5からの情報を受取ってダイヤ
ル信号を送出する発呼部8を有し、電話回線9における
通信制御を行う網制御部10と、前記第1記憶部3等の
各種機能部をコントロールする制御部11とから成る。
このファクシミリ送信装置1は、電話回線9を通して変
換機12に接続され、更にこの交換機12から電話回線
9を通して交換機12に接続され、更にこの交換機12
から電話回線9を通して複数のファクシミリ受信装置1
3、14、15に接続されている。 【0003】そして、このような構成を有するファクシ
ミリ送信装置1によって相手側のファクシミリ受信装置
13、14、15に順次同報を行う場合は、送信部11
8に原稿がセットされ、操作部2から順次同報送信指令
が発せられる。これにより、制御部11から送信部6へ
順次同報のための指令が発せられ、送信部6は原稿を読
取って画情報に変換し、この画情報を画情報記憶部4に
格納する。そして、制御部11は、予め順次同報送信の
順序を表わす情報が格納された第1記憶部3から最初に
発呼すべき宛先(ファクシミリ受信装置13とする)を
読出し、このファクシミリ受信装置13を示すダイヤル
情報をダイヤル情報記憶部5から選択して網制御部10
に出力する。 【0004】網制御部10にダイヤル情報が転送される
と図5に示す手順に従って発信動作が行われる。先ず網
制御部10は、図5中フェーズAに示すように、ステッ
プST1においてファクシミリ送信装置1を回線9に接
続し、次にステップST2においてモデム7が交換機1
2からダイヤル可トーン信号が送出されているか否かを
検出し、このダイヤル可トーン信号が送出されていれば
制御部11に知らせる。次いでステップST3において
発呼部8は前記ダイヤル情報に基づいたダイヤル信号を
回線9上に送出する。ダイヤル信号送出後モデム7はス
テップST4において通信の相手と接続したか否かをチ
ェックすると共にステップST5においてビジートーン
信号が入力されるか否かを検出する。そしてステップS
T5においてビジートーン信号を検出したり、又は交換
機12を介してファクシミリ受信装置13と接続した後
に所定の信号を検出できなかった場合には、網制御部1
0はステップST6において、制御部11の指示により
ファクシミリ送信装置1と回線9との接続を切断する。
その後、制御部11はステップST7において再発呼す
るか否かをチェックし、再発呼すべきであるときはステ
ップST1に移行して先と同じダイヤル情報を送出す
る。他方、ステップST7において再発呼しないと判断
されたときはステップST12に移行し、順次同報送信
が終りか否かチェックされ、終りでなければステップS
T17において次局のダイヤル情報・画情報が準備され
ステップST1の処理に戻る。他方、前記ステップST
12において順次同報送信が終りであると判断されたと
きは、処理はステップST13に移行し、第1の記憶部
3に送信予約データが格納されているか否かがチェック
され、送信予約がなければ一連の通信動作を終了する一
方、送信予約がなされているときはステップST18に
おいて予約済み送信のダイヤル情報及び画情報を準備
し、ステップST1へ戻る。 【0005】一方、フェーズAのステップST4におい
て、ファクシミリ送信装置1とファクシミリ受信装置1
3との接続が完了すると、ステップST8においてファ
クシミリ送信装置1からは呼出し音(CNG)信号が送
出され、またステップST9においてファクシミリ受信
装置13からのグループ識別(GI)信号が検出され
る。このステップST9においてグループ識別信号が検
出されるとステップ10に移行し、フェーズB、C、D
において所定のファクシミリ手順で画情報記憶部4の画
情報を送信部6が符号化し、モデム7が変調を行なって
送信する。そして画信号の送信が終了すると、フェーズ
Eに相当するステップST11において、制御部11の
指示に基づいて網制御部10はファクシミリ送信装置1
と回線9との接続を切断する。そして制御部11はステ
ップST12において順次同報送信が終了したか否かを
チェックし、ここで順次同報送信が未終了であると判断
されたときはステップST17に移行して、次局のダイ
ヤル情報及び画情報(同報送信であるから前と同じ画情
報である)を準備し、その後ステップST1に移行して
回線接続処理に入る。他方、ステップST12において
順次同報送信が終了したと判断されると、一つの順次同
報送信が終ったことになるから、制御部11はステップ
ST13において第1記憶部3を検索し送信予約がある
か否かをチェックする。そして、この送信予約チェック
によって送信予約があると判断されると、制御部11は
ステップST18において予約済み送信のダイヤル情報
及び画情報を準備し、その後ステップST1に移行して
回線接続処理を開始する。他方、ステップST13にお
けるチェック動作において送信予約がないと判断された
ときは、予約されていた全ての送信処理が終了したこと
になるからファクシミリ送信装置による一連の動作が終
了する。 【0006】なお前記ステップST9におけるグループ
識別信号のチェック処理において、このグループ識別信
号が検出されなかったとき、制御部11は、ステップS
T14において内蔵のタイマを動作させて一定時間呼出
し音信号の送出(ST8)とグループ識別信号の検出
(ST9)を続け、このグループ識別信号が未検出のま
ま一定時間が経過するとステップST15において一旦
回線を切断する。そしてステップST16において同じ
宛先に対して再発呼するか否かをチェックし、再発呼す
べきであると判断されたときはステップST1に移行す
る一方、再発呼しないと判断されたときはステップST
13に移行して送信予約の有無がチェックされる。 【0007】ここで、ファクシミリ呼の実行中に、使用
者が新たにファクシミリ受信装置15への送信予約を操
作部2から入力した場合には、制御部11は送信予約さ
れた旨を第1記憶部に記憶すると共に、送信部6に原稿
を読取らせ、その画情報を画情報記憶部4に記憶させ
る。そしてステップST13及びST18の処理を通し
てファクシミリ受信装置13及び14への順次同報送信
を終了した後に、前記後から予約されたファクシミリ受
信装置15に対して送信動作を実行する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成を有するファクシミリ送信装置にあっては、宛先が
1ヵ所のみの送信であっても、リダイヤル動作を数十秒
のインターバルを置いて再発呼することを3〜4回繰り
返し、この間に優先度の高い送信を予約してもリダイヤ
ル動作が終了するまで待たなければならないため、不便
であった。 【0009】すなわち、従来より、通信動作を中断して
優先度の高い送信を行わせるという技術思想はあったも
のの(特開昭63−269863号公報参照)、再発呼
の待機時における優先度の高い送信については何ら考慮
されていなかった。 【0010】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、優先度の高い送信予約を受付け可能
とし、リダイヤル動作中であっても優先度の高い送信動
作を先に行うことのできるファクシミリ送信装置を提供
することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するため、送信予約情報を記憶する送信予約情報記憶
手段と、送信原稿を記憶する送信原稿記憶手段と、再発
呼待機時において、前記送信予約情報記憶手段に送信予
約情報が格納されていれば、その送信予約情報に基づい
て前記送信原稿記憶手段内の原稿情報を送信し、その後
再発呼を行う制御手段とを具備し、ファクシミリ呼の実
行中に前記送信予約情報記憶手段及び前記送信原稿記憶
手段への入力を行える構成とした。 【0012】 【作用】前記構成により、制御部は、リダイヤルにおけ
る再発呼動作を指定する以前に送信予約情報記憶手段に
読出しをかける。これによって優先予約情報が入力され
ると、制御部は、前記再発呼動作等を一時停止し、優先
予約された送信を実行する。そして優先予約された送信
を実行した後、元の順序に戻って前記再発呼動作を継続
させる。これによって、優先度の高い送信が先送りで実
行されファクシミリ送信装置の利便性が増大する。 【0013】 【実施例】図1及至図3は本発明によるファクシミリ送
信装置の一実施例を示す図である。この実施例に係るフ
ァクシミリ送信装置21は、このファクシミリ送信装置
21への各種情報や指令の入力を行う操作部22と、送
信予約情報が格納される第1記憶部23と、画情報が格
納される画情報記憶部24と、宛先のダイヤル情報が格
納されるダイヤル情報記憶部25と、画情報記憶部24
への画情報の書込み、及び読出しを行う送信部26と、
送信部から送られて来た画情報を変調するモデム27
と、ダイヤル情報記憶部25からの情報に基づいてダイ
ヤル信号を電話回線29に送出する発呼部28と、電話
回線29における通信制御を行う網制御部30と、他の
送信予約よりも優先して実行されるべき優先予約情報が
格納される第2記憶部31と、第1及び第2記憶部2
3、31及びその他の機能部をコントロールする制御部
32とから成る。このファクシミリ送信装置21は、電
話回線29を通して交換機33に接続され、更にこの交
換機33から電話回線29を通して複数のファクシミリ
受信装置34、35、36に接続されている。モデム2
7と網制御部30とはファクシミリ送信装置21内で通
信処理動作を担当する通信機構37を構成しており、発
呼部28は網制御装置30の中に組込まれ、ダイヤル情
報をダイヤル信号に変換して送出する。 【0014】かかる構成を有するファクシミリ送信装置
21とファクシミリ受信装置との間における画情報の送
受信動作について図2及び図3を参照して説明する。 【0015】先ず交換機33を介して相手側ファクシミ
リ受信装置34、35に順次同報送信する(ファクシミ
リ受信装置34を先とする)場合についてみると、この
場合の、図2のフェーズEに示されたファクシミリ呼の
操作、即ちステップST1〜ST16までの操作手順
は、図5に示された従来における操作手順と同じであ
る。 【0016】このような動作を基礎として、次にファク
シミリ受信装置34と順次同報送信する場合若しくは再
発呼する場合において、ファクシミリ呼の実行中に、使
用者が新たにファクシミリ受信装置36への送信予約を
行う際に、この送信が優先である旨を入力する。これに
基づき、制御部32は、前記優先予約情報を第2記憶部
31に記憶させる一方、送信部6に原稿を読取らせ、そ
の画情報を画情報記憶部24に記憶させる。そして前記
順次同報送信を引続き行う場合、制御部32は、最初の
発呼宛先であるファクシミリ受信装置34との送信が終
了した後にステップST12において順次同報送信が終
了したか否かチェックするが、前記動作指示条件(ファ
クシミリ受信装置34、35に同報送信する、またファ
クシミリ受信装置36への優先予約がなされた)の下に
あるから、このチェック動作では順次同報送信が未終了
の判断がされる。これによって制御部32の動作はステ
ップST19に移行し、送信予約判定・実行処理が行わ
れる。更に又、フェーズAの中のステップST5におい
てモデム27がビジートーンを検出し再発呼すべき判断
を行ったり(ST7)、又は交換機33を介してファク
シミリ受信装置34と接続した後に、このファクシミリ
受信装置34からのグループ識別(GI)信号を検出で
きずに一定時間が経過し(ST14)、再発呼する(S
T16)場合にも、制御部32の動作はステップST1
9に移行し、送信予約判定・実行処理が行われる。 【0017】このステップST19における送信予約の
判定・実行処理手順を図3を用いて詳述する。 【0018】先ず制御部32は、ステップST20にお
いて、第2記憶部31を検索して優先予約情報が格納さ
れているか否かをチェックする。この処理において優先
予約情報が格納されていると判断されると、制御部32
は、ステップST21において、優先予約情報に対応し
又第1記憶部23から入力した送信宛先(この実施例で
はファクシミリ受信装置36である)を表わす送信予約
情報に基づいて、ダイヤル情報記憶部25と画情報記憶
部24から各々所定のダイヤル情報と画情報を選択し、
更にステップST22において優先予約を解除すると共
にステップST23において呼復帰(RTS)処理を行
い、処理手順をステップST1へ戻す。 【0019】なお、前記ステップST20において、優
先予約がないと判断された場合は、制御部32は、ステ
ップST24において先に画情報送信しようとした局、
即ちファクシミリ受信装置34に対して再発呼するか否
かをチェックし、再発呼すると判断されたときはステッ
プST23において呼復帰(RTS)処理を行い、処理
手順をステップST1へ戻す。また前記処理ステップS
T24において再発呼しないと判断されたときは、制御
部32は、ステップST25において第1記憶部23か
ら入力した次局の送信宛先に基づいてダイヤル情報記憶
部24と画情報記憶部24から各々所定のダイヤル情報
と画情報を選択、準備し、その後ステップST23にお
いて呼復帰(RTS)処理を行い、処理手順をステップ
ST1へ戻す。 こうして、ファクシミリ送信装置21
からの発呼動作が一回終った時点で優先予約された送信
手順に移行するようにしているため、急ぎの送信は長時
間待機することなく優先的に送信処理される。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信予約情報を記憶する送信予約情報記憶手段と、送信
予約原稿を記憶する送信原稿記憶手段とを設け、ファク
シミリ送信の再発呼処理に先立って優先予約の有無をチ
ェックし優先予約された送信を早期実行するようにした
ため、メッセージの伝達が迅速に出来、より一層高速の
コミュニケーションが図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ送信装置の回路構成
を示すブロック図 【図2】図1のファクシミリ送信装置の動作手順を示す
フローチャート 【図3】図2のフローチャート中の送信予約判定・実行
のサブルーチン処理手順を示すフローチャート 【図4】従来のファクシミリ装置を示すブロック図 【図5】従来のファクシミリ装置の動作手順を示すフロ
ーチャート 【符号の説明】 21 ファクシミリ送信装置 22 操作部 23 第1記憶部 24 画情報記憶部 25 ダイヤル情報記憶部 26 送信部 27 モデム 28 発呼部 29 回線 30 網制御部 31 第2記憶部 32 制御部 33 交換機 34、35、36 ファクシミリ受信装置
を示すブロック図 【図2】図1のファクシミリ送信装置の動作手順を示す
フローチャート 【図3】図2のフローチャート中の送信予約判定・実行
のサブルーチン処理手順を示すフローチャート 【図4】従来のファクシミリ装置を示すブロック図 【図5】従来のファクシミリ装置の動作手順を示すフロ
ーチャート 【符号の説明】 21 ファクシミリ送信装置 22 操作部 23 第1記憶部 24 画情報記憶部 25 ダイヤル情報記憶部 26 送信部 27 モデム 28 発呼部 29 回線 30 網制御部 31 第2記憶部 32 制御部 33 交換機 34、35、36 ファクシミリ受信装置
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.送信予約情報を記憶する送信予約情報記憶手段と、
送信原稿を記憶する送信原稿記憶手段と、再発呼待機時
において、前記送信予約情報記憶手段に送信予約情報が
格納されていれば、その送信予約情報に基づいて前記送
信原稿記憶手段内の原稿情報を送信し、その後再発呼を
行う制御手段とを具備し、ファクシミリ呼の実行中に前
記送信予約情報記憶手段及び前記送信原稿記憶手段への
入力を行えることを特徴とするファクシミリ送信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309093A JP2886065B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ファクシミリ送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309093A JP2886065B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ファクシミリ送信装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62105181A Division JPH0759031B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | フアクシミリ送信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225110A JPH06225110A (ja) | 1994-08-12 |
| JP2886065B2 true JP2886065B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17988806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5309093A Expired - Fee Related JP2886065B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ファクシミリ送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2886065B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61244173A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-30 | Fujitsu Ltd | 画情報送信制御方式 |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP5309093A patent/JP2886065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06225110A (ja) | 1994-08-12 |
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|---|---|---|---|
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