JP2887008B2 - 集塵用移動型フィルター - Google Patents
集塵用移動型フィルターInfo
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無端帯状に形成する集
塵用移動型フィルターに関するものである。
塵用移動型フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紡績工場やそこに設置された紡績
機械等において、浮遊する綿塵等の塵埃を集塵する目的
で、面状乃至は帯状をなす通気集塵タイプの移動型フィ
ルターが工場内や機械にビルドインされたりして設けら
れている。
機械等において、浮遊する綿塵等の塵埃を集塵する目的
で、面状乃至は帯状をなす通気集塵タイプの移動型フィ
ルターが工場内や機械にビルドインされたりして設けら
れている。
【0003】而して、従来の一般的な移動型フィルター
としては、40〜70メッシュの織網の両側にベルト材
をラミネートして耐張力性能を改善し、更に、網に耐座
屈性能を付与するため、300〜500mm毎に両側の
ベルト材を、幅20mm程度の同材質のベルト材で連結
したものがあるが、製作工数が多いため、高価にならざ
るを得ないという問題点があり、また、ラミネートする
際の網強度の限界から、70メッシュ以上の細密度の網
は使用出来ないため、綿塵のような塵の集塵に際して
は、塵が或る程度通過するのを避けられないという問題
点もあった。更に、付着した綿塵の量が多くなると、循
環移動中に剥離して落下するおそれも多分にあった。
としては、40〜70メッシュの織網の両側にベルト材
をラミネートして耐張力性能を改善し、更に、網に耐座
屈性能を付与するため、300〜500mm毎に両側の
ベルト材を、幅20mm程度の同材質のベルト材で連結
したものがあるが、製作工数が多いため、高価にならざ
るを得ないという問題点があり、また、ラミネートする
際の網強度の限界から、70メッシュ以上の細密度の網
は使用出来ないため、綿塵のような塵の集塵に際して
は、塵が或る程度通過するのを避けられないという問題
点もあった。更に、付着した綿塵の量が多くなると、循
環移動中に剥離して落下するおそれも多分にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のような問題点が無く、集塵効果が良好で、付着した
綿塵を保持出来て、循環移動中に剥離するおそれのない
集塵用移動型フィルターを提供することを、その課題と
するものである。
記のような問題点が無く、集塵効果が良好で、付着した
綿塵を保持出来て、循環移動中に剥離するおそれのない
集塵用移動型フィルターを提供することを、その課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、耐
張力性,耐座屈性,自己膨潤性の良好な樹脂シート又は
金属製シートに、孔径3φ以下、開孔率40%以上の孔
明け加工を施すと共にそのシート全面に繊維を植毛して
繊維パイルを形成することにより、前記各孔を囲んで先
端が各孔の上で交差する前記パイルに、吸引される綿塵
を支持させるようにしたことを特徴とするものである。
することを目的としてなされたもので、その構成は、耐
張力性,耐座屈性,自己膨潤性の良好な樹脂シート又は
金属製シートに、孔径3φ以下、開孔率40%以上の孔
明け加工を施すと共にそのシート全面に繊維を植毛して
繊維パイルを形成することにより、前記各孔を囲んで先
端が各孔の上で交差する前記パイルに、吸引される綿塵
を支持させるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】即ち、本発明は、耐張力性,耐座屈性,自
己潤滑性の良好なポリエステル樹脂シート又はステンレ
スチール等の金属製シートに、孔径3φ以下の透孔を開
孔率40%以上にパンチング等により孔明け加工し、そ
のシート面に繊維を植毛して循環移動型フィルターとす
ることにより、従来の網とベルト材をラミネートした構
造のフィルターに比し構造を単純化して、耐張力性,耐
座屈性及び自己潤滑性において従来のフィルターと品質
的に遜色の無い循環移動型フィルターを提供しようとす
るものである。本発明フィルターは上記のようにシート
面に所定要件で孔を明け、その面に繊維を植毛してある
ので、濾過抵抗を増すこと無く、綿塵が孔から通過する
のを抑制してその捕捉効率を向上させることが出来る。
また、このフィルターを循環移動させる際に通過する弯
曲部において、植毛した直立する繊維パイルの間隔を拡
大させて、吸引,吹き付け,振動等により前記植毛に付
着保持されている綿塵を容易に除去するので、目詰まり
を起こすことが無い。尚、従来の不織布やフェルト材に
より形成したフィルターは、綿塵の捕捉率は良いが、通
過抵抗(送風抵抗)が大きく、短期間で目詰まりする欠
点があったのである。
己潤滑性の良好なポリエステル樹脂シート又はステンレ
スチール等の金属製シートに、孔径3φ以下の透孔を開
孔率40%以上にパンチング等により孔明け加工し、そ
のシート面に繊維を植毛して循環移動型フィルターとす
ることにより、従来の網とベルト材をラミネートした構
造のフィルターに比し構造を単純化して、耐張力性,耐
座屈性及び自己潤滑性において従来のフィルターと品質
的に遜色の無い循環移動型フィルターを提供しようとす
るものである。本発明フィルターは上記のようにシート
面に所定要件で孔を明け、その面に繊維を植毛してある
ので、濾過抵抗を増すこと無く、綿塵が孔から通過する
のを抑制してその捕捉効率を向上させることが出来る。
また、このフィルターを循環移動させる際に通過する弯
曲部において、植毛した直立する繊維パイルの間隔を拡
大させて、吸引,吹き付け,振動等により前記植毛に付
着保持されている綿塵を容易に除去するので、目詰まり
を起こすことが無い。尚、従来の不織布やフェルト材に
より形成したフィルターは、綿塵の捕捉率は良いが、通
過抵抗(送風抵抗)が大きく、短期間で目詰まりする欠
点があったのである。
【0007】而して、前記の植毛は、1〜20デニール
で長さ2〜4mm程度の繊維パイルを静電気による植毛
により行なったり、同程度の密度を持つパイル生地をラ
ミネートすることにより行なうことが出来る。こうする
ことにより、綿塵の殆どはフィルター上に捕捉され、通
過綿塵は殆ど無くなる。尚、繊度,パイル長,密度を適
宜調整することにより、通過抵抗と綿塵の捕捉率を調整
することが可能である。
で長さ2〜4mm程度の繊維パイルを静電気による植毛
により行なったり、同程度の密度を持つパイル生地をラ
ミネートすることにより行なうことが出来る。こうする
ことにより、綿塵の殆どはフィルター上に捕捉され、通
過綿塵は殆ど無くなる。尚、繊度,パイル長,密度を適
宜調整することにより、通過抵抗と綿塵の捕捉率を調整
することが可能である。
【0008】また、幅の広いフィルターを構成する際に
は、シート材の強度不足から座屈するのを防止するため
に、シートに幅30mm前後,深さ5〜10mm程度の
凹み加工を施し、リブ付きシートに成型することによ
り、フィルターが自重や吸込圧で座屈するのを防止出来
る。
は、シート材の強度不足から座屈するのを防止するため
に、シートに幅30mm前後,深さ5〜10mm程度の
凹み加工を施し、リブ付きシートに成型することによ
り、フィルターが自重や吸込圧で座屈するのを防止出来
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明フィルターに用いる多数の孔を明けたシー
トの一部拡大正面図、図2は図1に示すシートに植毛を
施して形成した本発明フィルターの一例の孔の部分の植
毛状態を示す一部拡大正面図、図3は同じく側面図、図
4は図2に示したフィルターを循環移動型の集塵装置に
使用し弯曲部にかかった部分の状態を示す側面図、図5
はリブを設けた例の斜視図、図6は同じく側面図、図7
は本発明フィルターを使用した集塵装置の一例の斜視図
である。
図1は本発明フィルターに用いる多数の孔を明けたシー
トの一部拡大正面図、図2は図1に示すシートに植毛を
施して形成した本発明フィルターの一例の孔の部分の植
毛状態を示す一部拡大正面図、図3は同じく側面図、図
4は図2に示したフィルターを循環移動型の集塵装置に
使用し弯曲部にかかった部分の状態を示す側面図、図5
はリブを設けた例の斜視図、図6は同じく側面図、図7
は本発明フィルターを使用した集塵装置の一例の斜視図
である。
【0010】図1は本発明フィルターの構成部材である
孔明けシートAを示し、1はポリエステル樹脂シート、
2は該シート1に多数(開孔率40%以上)設けた2φ
の孔である。図2及び図3において、3はシート1の表
面に長さ2〜4mmの繊維を植毛して形成した繊維パイ
ルで、本発明フィルターBを構成する。このフィルター
Bの繊維パイル3は孔2を囲むように交差した部分が吸
引された綿塵の支持部4となり、また、循環移動させた
際、弯曲部にかかれば、図4に示すように、繊維パイル
3の前記支持部4が開かれてパイル間隙開放部5とな
り、付着した綿塵の除去を容易ならしめる。
孔明けシートAを示し、1はポリエステル樹脂シート、
2は該シート1に多数(開孔率40%以上)設けた2φ
の孔である。図2及び図3において、3はシート1の表
面に長さ2〜4mmの繊維を植毛して形成した繊維パイ
ルで、本発明フィルターBを構成する。このフィルター
Bの繊維パイル3は孔2を囲むように交差した部分が吸
引された綿塵の支持部4となり、また、循環移動させた
際、弯曲部にかかれば、図4に示すように、繊維パイル
3の前記支持部4が開かれてパイル間隙開放部5とな
り、付着した綿塵の除去を容易ならしめる。
【0011】図5及び6において、6はシート1の耐座
屈性を強力にするために、幅30mm前後,深さ5〜1
0mm程度の凹み加工により形成したリブであり、この
リブ6は幅の広いフィルターを構成する際に効果を奏す
るもので、前述のように、フィルターBが自重や吸込圧
で座屈するのを防止出来る。
屈性を強力にするために、幅30mm前後,深さ5〜1
0mm程度の凹み加工により形成したリブであり、この
リブ6は幅の広いフィルターを構成する際に効果を奏す
るもので、前述のように、フィルターBが自重や吸込圧
で座屈するのを防止出来る。
【0012】図7に示すものは本発明フィルターBを用
いた集塵装置で、図中、7はクロスフローファン、8は
その回転軸、9はファン7のケース、10は無端帯状に
形成したフィルターBを支持すると共に該フィルターを
太矢印の方向に案内する支持ロールで、フィルターは前
記ファン7の回転軸8の長手方向に循環移動するように
なっており、ファン7を駆動すると共に、フィルターB
を循環移動するように駆動すると、ケース9の開口側か
ら空気が吸引されて、フィルターBの外側に浮遊,存在
する綿塵はフィルターBを通し吸引されてフィルター上
に付着堆積し、弯曲部即ち支持ロール10の部分におい
て、吸引又は吹き付け等により除去されるようになって
いる。なお、フィルターBの移動は、連続移動,間欠移
動のいずれであってもよい。
いた集塵装置で、図中、7はクロスフローファン、8は
その回転軸、9はファン7のケース、10は無端帯状に
形成したフィルターBを支持すると共に該フィルターを
太矢印の方向に案内する支持ロールで、フィルターは前
記ファン7の回転軸8の長手方向に循環移動するように
なっており、ファン7を駆動すると共に、フィルターB
を循環移動するように駆動すると、ケース9の開口側か
ら空気が吸引されて、フィルターBの外側に浮遊,存在
する綿塵はフィルターBを通し吸引されてフィルター上
に付着堆積し、弯曲部即ち支持ロール10の部分におい
て、吸引又は吹き付け等により除去されるようになって
いる。なお、フィルターBの移動は、連続移動,間欠移
動のいずれであってもよい。
【0013】上記のように構成される本発明フィルター
Bは、これを図7に示す集塵装置のフィルターとして使
用すると、繊維パイル3により綿塵の支持部4が形成さ
れる結果、綿塵の捕捉,保持力が著しく向上して、循環
移動中に剥離脱落することが無く、また、弯曲部にかか
れば、前記繊維パイル3の支持部4がパイル間隙開放部
5となって、吸引,吹き付け等により付着した綿塵を容
易に除去できる。
Bは、これを図7に示す集塵装置のフィルターとして使
用すると、繊維パイル3により綿塵の支持部4が形成さ
れる結果、綿塵の捕捉,保持力が著しく向上して、循環
移動中に剥離脱落することが無く、また、弯曲部にかか
れば、前記繊維パイル3の支持部4がパイル間隙開放部
5となって、吸引,吹き付け等により付着した綿塵を容
易に除去できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、フィル
ターを、耐張力性,耐座屈性,自己潤滑性の良好な樹脂
シート又は金属製シートに、孔径3φ以下、開孔率40
%以上の孔明け加工を施すと共に、前記シートの表面に
繊維を植毛して構成したから、従来の網材などによるフ
ィルターに比して集塵能力は向上し、孔明けシートに植
毛を施したことにより繊維パイルが濾過抵抗を増すこと
無く、綿塵が孔から通過するのを抑制してその捕捉効率
を著しく向上させることが出来る。また、全体として構
成が簡潔で容易且つ低廉に作製提供することができ、従
来品より著しく経済的でもある。
ターを、耐張力性,耐座屈性,自己潤滑性の良好な樹脂
シート又は金属製シートに、孔径3φ以下、開孔率40
%以上の孔明け加工を施すと共に、前記シートの表面に
繊維を植毛して構成したから、従来の網材などによるフ
ィルターに比して集塵能力は向上し、孔明けシートに植
毛を施したことにより繊維パイルが濾過抵抗を増すこと
無く、綿塵が孔から通過するのを抑制してその捕捉効率
を著しく向上させることが出来る。また、全体として構
成が簡潔で容易且つ低廉に作製提供することができ、従
来品より著しく経済的でもある。
【図1】本発明フィルターに用いる多数の孔を明けたシ
ートの一部拡大正面図。
ートの一部拡大正面図。
【図2】図1に示すシートに植毛を施して形成した本発
明フィルターの一例の孔の部分の植毛状態を示す一部拡
大正面図。
明フィルターの一例の孔の部分の植毛状態を示す一部拡
大正面図。
【図3】図2に示すフィルターの側断面図。
【図4】図2に示したフィルターを循環移動型の集塵装
置に使用し弯曲部にかかった部分の状態を示す側断面
図。
置に使用し弯曲部にかかった部分の状態を示す側断面
図。
【図5】リブを設けた例の斜視図。
【図6】同じく側断面図。
【図7】本発明フィルターを使用した集塵装置の一例の
斜視図。
斜視図。
A 孔明け加工したシート B フィルター 1 ポリエステル樹脂シート 2 孔 3 繊維パイル 4 繊維パイルによる綿塵の支持部 5 パイル間隙開放部 6 リブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−245820(JP,A) 実開 平1−97136(JP,U) 実開 昭53−19187(JP,U) 実開 昭50−28377(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 46/00 - 46/52 B01D 39/16 - 39/20
Claims (2)
- 【請求項1】 耐張力性,耐座屈性,自己膨潤性の良好
な樹脂シート又は金属製シートに、孔径3φ以下、開孔
率40%以上の孔明け加工を施すと共にそのシート全面
に繊維を植毛して繊維パイルを形成することにより、前
記各孔を囲んで先端が各孔の上で交差する前記パイル
に、吸引される綿塵を支持させるようにしたことを特徴
とする集塵用移動型フィルター。 - 【請求項2】 シート面に突起状のリブ加工を施した請
求項1に記載の集塵用移動型フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130219A JP2887008B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 集塵用移動型フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130219A JP2887008B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 集塵用移動型フィルター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334513A JPH04334513A (ja) | 1992-11-20 |
| JP2887008B2 true JP2887008B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=15028939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3130219A Expired - Fee Related JP2887008B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 集塵用移動型フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887008B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5028377U (ja) * | 1973-07-06 | 1975-04-01 | ||
| JPS5319187U (ja) * | 1976-07-29 | 1978-02-18 | ||
| JPH0197136U (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-28 | ||
| JPH01245820A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Seibu Electric Ind Co Ltd | 自洗式フイルター |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP3130219A patent/JP2887008B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04334513A (ja) | 1992-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |