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JP2889504B2 - にんにくを原料とした健康飲食品の製造方法 - Google Patents
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JP2889504B2 - にんにくを原料とした健康飲食品の製造方法 - Google Patents

にんにくを原料とした健康飲食品の製造方法

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JP2889504B2 JP6326960A JP32696094A JP2889504B2 JP 2889504 B2 JP2889504 B2 JP 2889504B2 JP 6326960 A JP6326960 A JP 6326960A JP 32696094 A JP32696094 A JP 32696094A JP 2889504 B2 JP2889504 B2 JP 2889504B2
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  • Confectionery (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、にんにくを主原料とし
た飴や水飴、さらには健康ドリンク、その他の健康飲食
品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昔からにんにくは各種の薬理作用すなわ
ち健胃、消化、整腸、発汗、利尿、去痰、止瀉、強壮作
用を持つ食品として知られ、料理の食材として、調味料
などの各種食品添加物として、さらには強壮薬などとし
て広く利用されてきた。最近では、にんにくに含まれる
アリシン(Allicin)にペニシリン(Peniciline)やテトラ
マイシン(Tetramycin)などの抗生物質の如き作用がある
ことが明らかになったばかりか、このアリシンの免疫機
能を強化することによって癌の予防効果があることが示
唆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、にんに
くには独特の味と独特の臭いとがあるため、従来は飲食
品の主原料として利用されることはほとんど無かった。
【0004】そこで本発明は、上記にんにくの有する各
種健康増強作用に着目し、この作用を最大限活用できる
ように、にんにくを飲食品の主原料とし、しかも常用で
きるようににんにく独特の味乃至臭いを調整し得るにん
にくを原料とした健康飲食品の製造方法を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のにんにくを原料とした健康飲食品の製造方
法は、にんにく粉末に少なくとも麦芽及び水分を加えて
混合し、この混合物を加熱し液状化させた後、再度加熱
し糖化させて得たにんにく飴を使用することを特徴とす
るものである。
【0006】好ましくは、にんにく粉末に少なくとも麦
芽及び水分を加えて混合し、この混合物を約120〜1
60℃で加熱し液状化させた後、約60〜70℃で加熱
し糖化させるようにする。
【0007】上記にんにく粉末に麦芽及び水分のほか、
澱粉を加えることにより、この澱粉も麦芽によって糖化
させることができ、甘味を増して一層飲食し易くなる。
【0008】また、本発明のにんにくを原料とした健康
飲食品の製造方法は、にんにくを圧搾して得たにんにく
汁に少なくとも澱粉と麦芽とを添加して液状化させ、こ
れを加熱し糖化させて得たにんにく飴を使用することを
特徴とするものでもある。
【0009】上記製造方法によって得たにんにく飴に、
少なくとも水乃至湯を加えて加熱溶解し、この溶液に蜂
蜜乃至砂糖を添加すれば、一層甘味が増して飲食し易く
なる。また、上記製造方法によって得たにんにく飴に、
少なくとも水乃至湯を加えて加熱溶解し、この溶液に蜂
蜜、プエラリン、クエン酸、及びせんきゅう抽出物乃至
抽出液を添加するようにすれば、にんにくの有する前記
健康増強作用に加えて、蜂蜜及びクエン酸の滋養強化作
用、並びにプエラリン(Puerarin) 及びせんきゅう抽出
物乃至抽出液の酒毒除去作用乃至消化促進作用が働くこ
とになり、一層好ましい健康飲食品を製造することがで
きる。なお、上記プエラリンは漢方薬に用られている葛
根を抽出して得ることができ、上記せんきゅうは、古名
をオンナカズラといい、セリ科に属する薬草である。
【0010】
【作用】にんにく粉末に麦芽及び水分を加えた混合物を
加熱して液状化させ、この液状化物を所定温度で加熱す
ると、にんにく中の澱粉成分に麦芽に含まれるアミラー
ゼが作用することにより糖化反応して糖が生成する。こ
れにより、健康飲食品に甘味が生じてにんにく独特の味
を緩和することができ、健康飲食品は飲食し易くなる。
さらに、にんにく粉末にさらに澱粉を加えれば、同じく
この澱粉に麦芽に含まれるアミラーゼが作用して糖が生
成するから、健康飲食品は一層飲食し易くなる。
【0011】また、液状化させるための加熱過程におい
て、にんにく独特の臭いと強力な刺激作用は緩和される
から、健康飲食品は臭いの面からも飲食し易くなる。
【0012】
【実施例】先ず、にんにく飴及びこれを使用した棒飴の
製造方法について説明する。
【0013】(実施例1)第一工程では、皮を剥がした
にんにくを粉砕又は細切し、これを30〜40℃の雰囲
気下で8〜12時間、又は40〜80℃の雰囲気下で4
〜5時間乾燥させる。なお、乾燥方法としては、上記の
ほか冷風乾燥、熱風乾燥、高温乾燥、冷凍真空など適宜
選択することができる。
【0014】第二工程では、第一工程で乾燥したにんに
くを磨砕機で粉末化する。以下、この粉末をにんにく粉
末という。第三工程では、全量に対して上記にんにく粉
末70〜75重量%、水分20〜25重量%、麦芽1〜
5%の割合となるように配合して十分に混合し、この混
合物を120〜160℃で加熱して液状化させる、すな
わち各組成物を肉眼で認識不可能となる程度まで煮込め
ばよい。
【0015】第四工程では、第三工程で得た液状化物を
濾過布で漉し、これを60〜70℃で5〜7時間加熱し
て糖化させる。第五工程では、第四工程で得た糖化液を
徐々に濃縮してにんにく飴を製造するものである。
【0016】このようにして得たにんにく飴を棒状の型
などの中で再濃縮すれば、棒飴を製造することができ
る。
【0017】(実施例2)実施例1の第三工程における
配合に代えて、全量に対してにんにく粉末30〜40重
量%、水分20〜25重量%、麦芽1〜5%、澱粉30
〜40重量%の割合となるように配合して十分に混合
し、その他は実施例1と同様に製造することにより、に
んにく飴乃至棒飴を製造する。なお、澱粉としては、も
ち米、さつまいも、とうもろこし、じゃがいものいずれ
かを用いるのがよい。以下の実施例のおいても同様であ
る。
【0018】(実施例3)第一工程では、皮を剥がした
にんにくをそのまま使用するか、或いは細切乃至粉砕す
るかして、これに澱粉及び麦芽を加えて混合する。この
時の混合割合は、全量に対してにんにく分30〜90重
量%、澱粉9〜65重量%、麦芽1〜5重量%とする。
【0019】第二工程では、上記混合物に水分を加え、
120〜160℃で加熱して液状化するまで煮込む。第
三工程では、第二工程で得た液状化物を濾過布で漉し、
これを60〜70℃で5〜7時間加熱して糖化させた
後、徐々に濃縮してにんにく飴を製造する。さらに、こ
のようにして得たにんにく飴を棒状の型などの中で再濃
縮すれば、棒飴を製造することができる。
【0020】(実施例4)第一工程では、皮を剥がした
にんにくを圧搾機に入れてにんにく汁を搾り出す。第二
工程では、第一工程で得たにんにく汁に対して澱粉を1
0〜90重量%の割合で混合し、これに酵素及び麦芽を
1〜3重量%の割合で添加し、加水分解して液状化させ
る。第三工程では、第二工程で得た液状化物を濾過布で
漉し、これを60〜70℃で5〜7時間加熱して糖化さ
せた後、徐々に濃縮してにんにく飴乃至棒飴を製造す
る。
【0021】(実施例5)第一工程では、実施例4で得
たにんにく飴に対してにんにく汁を10〜90重量%の
割合で混合して濃縮し、これを濾過布で漉した後、60
〜70℃で5〜7時間加熱して糖化させ、徐々に濃縮し
てにんにく飴乃至棒飴を製造する。
【0022】次に、にんにくを原料とするにんにく飲料
の製造方法について説明する。
【0023】(実施例6)上記実施例1乃至5で得たに
んにく飴約5〜10gを約200ccの水で加熱溶解
し、この溶液に少量の蜂蜜、砂糖などの甘味料を加えて
にんにく飲料を製造する。
【0024】(実施例7)上記実施例1乃至5で得たに
んにく飴約5〜10gを約200ccの水で加熱溶解
し、この溶液に少量の蜂蜜、クエン酸、葛根の抽出液か
ら抽出したプエラリン(Puerarin)及びせんきゅうの抽
出物乃至抽出液を加えてにんにく飲料を製造し、これを
瞬間殺菌した後、密封包装する。この時の瞬間殺菌は、
有効成分の破壊を最小とするために約87℃で約37秒
間相当の殺菌を行うのが望ましい。なお、クエン酸とし
てレモン汁を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、にんにくに麦芽を作用
させて糖を生成させることにより甘味を得ることがで
き、液状化させる加熱過程でにんにく独特の臭いと強力
な刺激作用を緩和することができ、しかもにんにくの成
分を損なうこともないから、にんにくを主原料としなが
らも常用に耐え得る健康飲食品を製造することができ
る。したがって、老弱者ばかりでなく子供でも長期に渡
り服用することができる。
【0026】また、滋養剤である蜂蜜及びクエン酸、並
びに生薬植物由来の酒毒除去剤乃至消化促進剤であるプ
エラリン及びせんきゅう抽出物乃至抽出液を加えること
により、これらの相互補完作用により、一般飲料のよう
に服用しやすくなるばかりか、健胃強壮抗癌機能を有す
る健康飲料として一層有効となる。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 にんにく粉末に少なくとも麦芽及び水分
    を加えて混合し、この混合物を加熱し液状化させた後、
    再度加熱し糖化させて得たにんにく飴を使用することを
    特徴とするにんにくを原料とした健康飲食品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 にんにく粉末に少なくとも麦芽及び水分
    を加えて混合し、この混合物を約120〜160℃で加
    熱し液状化させた後、約60〜70℃で加熱し糖化させ
    て得たにんにく飴を使用することを特徴とするにんにく
    を原料とした健康飲食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 にんにく粉末に麦芽及び水分のほか、澱
    粉を加えることを特徴とする請求項1又は2に記載のに
    んにくを原料とした健康飲食品の製造方法。
  4. 【請求項4】 にんにくを圧搾して得たにんにく汁に少
    なくとも澱粉と麦芽とを添加して液状化させ、これを加
    熱し糖化させて得たにんにく飴を使用することを特徴と
    するにんにくを原料とした健康飲食品の製造方法。
  5. 【請求項5】 にんにく飴に水乃至湯を加えて加熱溶解
    し、この溶液に少なくとも蜂蜜乃至砂糖を添加すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のにんに
    くを原料とした健康飲食品の製造方法。
  6. 【請求項6】 にんにく飴に水乃至湯を加えて加熱溶解
    し、この溶液に少なくとも蜂蜜、プエラリン、クエン
    酸、及びせんきゅう抽出物乃至抽出液を添加することを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のにんにく
    を原料とした健康飲食品の製造方法。
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