JP2889786B2 - 差動プーリー減速機構を有する給紙装置 - Google Patents
差動プーリー減速機構を有する給紙装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動プーリー減速機構
を有する給紙装置に係り、詳細には、複写機、プリンタ
ーの大容量カセットエレベーターに用いるのに好適な、
上面がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリスト(用
紙フィードトレーともいう)と、該リストが上下動可能
に該リストを取り囲むフレームと、ほぼ同一平面内で各
プーリーが作動し、かつ、該リストを側面から支持して
フレーム内で上下動させる差動プーリー減速機構とを有
して、複写機、プリンター、ファクシミリ、各種印刷装
置等の紙面上に符号、文字、画像等の記録をする紙面記
録装置に用紙(天然紙、合成紙、各種シート状材を含
む)を供給する給紙装置に関する。
を有する給紙装置に係り、詳細には、複写機、プリンタ
ーの大容量カセットエレベーターに用いるのに好適な、
上面がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリスト(用
紙フィードトレーともいう)と、該リストが上下動可能
に該リストを取り囲むフレームと、ほぼ同一平面内で各
プーリーが作動し、かつ、該リストを側面から支持して
フレーム内で上下動させる差動プーリー減速機構とを有
して、複写機、プリンター、ファクシミリ、各種印刷装
置等の紙面上に符号、文字、画像等の記録をする紙面記
録装置に用紙(天然紙、合成紙、各種シート状材を含
む)を供給する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンターに対して、多くの枚
数の用紙に複写・印字を行わせる要請がある。この要請
に応じて、複写機等に多くの枚数の用紙を切らす事なく
連続して供給する大容量カセットエレベーターが用いら
れる。図7は、従来の大容量カセットエレベーターに用
いられるエレベーター昇降装置の駆動部構成の斜視図で
ある。
数の用紙に複写・印字を行わせる要請がある。この要請
に応じて、複写機等に多くの枚数の用紙を切らす事なく
連続して供給する大容量カセットエレベーターが用いら
れる。図7は、従来の大容量カセットエレベーターに用
いられるエレベーター昇降装置の駆動部構成の斜視図で
ある。
【0003】図7に示すエレベーター昇降装置は、用紙
を載置するリストaの用紙供給方向に対する左右両側
に、上下方向に延びかつ溝状レールのガイド部材bが配
設される。該リストaの下面には該リストaを支持する
支持部材cが前記左右に亙って配設される。また該リス
トaの左右両側には、該ガイド部材bのレール内に嵌入
して転接する複数のガイドローラーdが上下方向に離隔
して回動自在に設けられ、かつ、前記リストaを吊り下
げるベルト部材eが固定金具fにより固定されている。
ベルト部材eは、上方に向かい、かつ、リストa上方に
設けられたローラーgを経由して下方に導かれ、巻き上
げ軸hの両端部に設けられた巻き上げプーリーh1に巻
き上げられる。この巻き上げプーリーh1にベルト部材
eを巻き上げたり巻き出したりして、リストaを水平に
維持しながらガイド部材bに沿って昇降させる。この昇
降の際の駆動力は、モーターピニオン、2段ギアを有す
る平歯車減速部i、ウォームギヤ、ウォームホイルを有
するウォーム歯車減速部jを介してモーターkから付与
される。
を載置するリストaの用紙供給方向に対する左右両側
に、上下方向に延びかつ溝状レールのガイド部材bが配
設される。該リストaの下面には該リストaを支持する
支持部材cが前記左右に亙って配設される。また該リス
トaの左右両側には、該ガイド部材bのレール内に嵌入
して転接する複数のガイドローラーdが上下方向に離隔
して回動自在に設けられ、かつ、前記リストaを吊り下
げるベルト部材eが固定金具fにより固定されている。
ベルト部材eは、上方に向かい、かつ、リストa上方に
設けられたローラーgを経由して下方に導かれ、巻き上
げ軸hの両端部に設けられた巻き上げプーリーh1に巻
き上げられる。この巻き上げプーリーh1にベルト部材
eを巻き上げたり巻き出したりして、リストaを水平に
維持しながらガイド部材bに沿って昇降させる。この昇
降の際の駆動力は、モーターピニオン、2段ギアを有す
る平歯車減速部i、ウォームギヤ、ウォームホイルを有
するウォーム歯車減速部jを介してモーターkから付与
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のエレベーター昇降装置においては、リストaは前記
支持部材cにより用紙供給方向に沿う前後方向中心で支
持されるので、前後方向両端部で撓み易く、前後方向の
水平の安定性が悪いという問題点がある。また、前記リ
スト22の幅方向の水平の保持は、ガイドローラdとガ
イド部材bにより保たれるため、ガイドローラd及びガ
イド部材bの精度を高く取る必要があり、また、上下方
向に離隔した複数のガイドローラdの間隔を大きく取ら
なければならない。したがって、前後方向の水平の安定
性を高めるために、コストが高くなると共に構成が大型
化して空間を多く取らなければならないという問題点が
生じる。
来のエレベーター昇降装置においては、リストaは前記
支持部材cにより用紙供給方向に沿う前後方向中心で支
持されるので、前後方向両端部で撓み易く、前後方向の
水平の安定性が悪いという問題点がある。また、前記リ
スト22の幅方向の水平の保持は、ガイドローラdとガ
イド部材bにより保たれるため、ガイドローラd及びガ
イド部材bの精度を高く取る必要があり、また、上下方
向に離隔した複数のガイドローラdの間隔を大きく取ら
なければならない。したがって、前後方向の水平の安定
性を高めるために、コストが高くなると共に構成が大型
化して空間を多く取らなければならないという問題点が
生じる。
【0005】本発明は前記従来の問題点を解消するべく
なされたものであって、その目的はリストが撓みにく
く、かつ、リストの前後方向及び幅方向の水平安定性を
保持することができる差動プーリー減速機構を有する給
紙装置を提供することである。
なされたものであって、その目的はリストが撓みにく
く、かつ、リストの前後方向及び幅方向の水平安定性を
保持することができる差動プーリー減速機構を有する給
紙装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため次の構成を有する。すなわち本発明は、上面
がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリストと、該リ
ストが上下動可能に該リストを取り囲むフレームと、ほ
ぼ同一平面内で各プーリーが作動し、かつ、該リストを
側面から支持してフレーム内で上下動させる差動プーリ
ー減速機構とを有して、紙面記録装置に用紙を供給する
給紙装置であって、フレーム上部の水平方向に離隔した
2箇所に回動可能に設けられた第1及び第2のプーリー
と、フレーム下部の水平方向に離隔した2箇所に回動可
能に設けられた第3及び第4のプーリーと、フレーム下
部の前記第3及び第4のプーリー間に設けられた第5及
び第6のプーリーと、リストの支持側面の水平方向に離
隔し、かつ、前記第1及び第2のプーリーが設けられた
箇所の内側に位置した2箇所及び該2箇所の中央箇所に
設けられた第7、第8及び第9のプーリーと、前記第1
のプーリーに巻き掛かって下方に前記第7のプーリーに
向かい、前記第7のプーリーを経由してリスト側面にほ
ぼ沿う一方向に前記第8のプーリーに向かい、前記第8
のプーリーを経由して上方に前記第2のプーリーに向か
い、前記第2のプーリーに巻き掛かって下方に前記第4
のプーリーに向かい、前記第4のプーリーを経由してリ
スト側面に沿う他方向に前記第6のプーリーに向かい、
前記第6のプーリーを経由して上方に前記第9のプーリ
ーに向かい、前記第9のプーリーに巻き掛かって下方に
前記第5のプーリーに向かい、前記第5のプーリーを経
由して前記他方向に前記第3のプーリーに向かい、前記
第3のプーリーを経由して上方に前記第1のプーリーに
向かうベルト部材と、前記第7のプーリー及び第8のプ
ーリー間でベルト部材の送りに同期を取るためのベルト
送り同期手段とが、用紙供給方向に直角のリスト幅方向
左右に配設され、前記第5及び第6のプーリーをその各
の周速度に差が生じるように駆動する周速度差駆動手段
がリストの前記幅方向左右の少なくとも一方に配設さ
れ、前記左右側面の各に配設される前記第5及び第6の
プーリーを前記幅方向左右で同期して回転させるための
左右送り同期手段を備えたことを特徴とする差動プーリ
ー減速機構を有する給紙装置である。
成するため次の構成を有する。すなわち本発明は、上面
がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリストと、該リ
ストが上下動可能に該リストを取り囲むフレームと、ほ
ぼ同一平面内で各プーリーが作動し、かつ、該リストを
側面から支持してフレーム内で上下動させる差動プーリ
ー減速機構とを有して、紙面記録装置に用紙を供給する
給紙装置であって、フレーム上部の水平方向に離隔した
2箇所に回動可能に設けられた第1及び第2のプーリー
と、フレーム下部の水平方向に離隔した2箇所に回動可
能に設けられた第3及び第4のプーリーと、フレーム下
部の前記第3及び第4のプーリー間に設けられた第5及
び第6のプーリーと、リストの支持側面の水平方向に離
隔し、かつ、前記第1及び第2のプーリーが設けられた
箇所の内側に位置した2箇所及び該2箇所の中央箇所に
設けられた第7、第8及び第9のプーリーと、前記第1
のプーリーに巻き掛かって下方に前記第7のプーリーに
向かい、前記第7のプーリーを経由してリスト側面にほ
ぼ沿う一方向に前記第8のプーリーに向かい、前記第8
のプーリーを経由して上方に前記第2のプーリーに向か
い、前記第2のプーリーに巻き掛かって下方に前記第4
のプーリーに向かい、前記第4のプーリーを経由してリ
スト側面に沿う他方向に前記第6のプーリーに向かい、
前記第6のプーリーを経由して上方に前記第9のプーリ
ーに向かい、前記第9のプーリーに巻き掛かって下方に
前記第5のプーリーに向かい、前記第5のプーリーを経
由して前記他方向に前記第3のプーリーに向かい、前記
第3のプーリーを経由して上方に前記第1のプーリーに
向かうベルト部材と、前記第7のプーリー及び第8のプ
ーリー間でベルト部材の送りに同期を取るためのベルト
送り同期手段とが、用紙供給方向に直角のリスト幅方向
左右に配設され、前記第5及び第6のプーリーをその各
の周速度に差が生じるように駆動する周速度差駆動手段
がリストの前記幅方向左右の少なくとも一方に配設さ
れ、前記左右側面の各に配設される前記第5及び第6の
プーリーを前記幅方向左右で同期して回転させるための
左右送り同期手段を備えたことを特徴とする差動プーリ
ー減速機構を有する給紙装置である。
【0007】
【作用】本発明においては、ベルト送り同期手段を設け
ているので、前記第7のプーリー及び第8のプーリー間
でベルト部材の送りに同期を取ることができ、したがっ
て、第7及び第8のプーリーの配設方向つまり用紙供給
方向に沿う水平安定性を確実に保つことができる。ま
た、左右送り同期手段を備えるので、前記左右側面の各
に配設される前記第5及び第6のプーリーを前記幅方向
左右で同期して回転させる事ができる。したがって、用
紙供給方向に直角のリスト幅方向左右の水平安定性を確
実に保つことができる。
ているので、前記第7のプーリー及び第8のプーリー間
でベルト部材の送りに同期を取ることができ、したがっ
て、第7及び第8のプーリーの配設方向つまり用紙供給
方向に沿う水平安定性を確実に保つことができる。ま
た、左右送り同期手段を備えるので、前記左右側面の各
に配設される前記第5及び第6のプーリーを前記幅方向
左右で同期して回転させる事ができる。したがって、用
紙供給方向に直角のリスト幅方向左右の水平安定性を確
実に保つことができる。
【0008】また、リストは、左右方向にそれぞれ設け
られた第1のプーリー、第2のプーリーから下方に向か
うベルト部材により4点で吊られる構造のため、負荷バ
ランスが良好になる。また、リストのリブを小さなもの
にできる。また、前記のような4点吊りの構成はリスト
を水平に保持する有効であり、従来のようにガイドレー
ルやガイドローラを高い精度にする必要がないため、構
成を簡略化できる。また、本発明の減速機構は歯車を用
いない差動プーリー減速機構である。この差動プーリー
減速機構は、平歯車やウォーム歯車からなる減速機構に
比較してプーリーとベルトによる騒音は大変小さい。し
たがって、本発明の減速機構は、低騒音の減速機構にな
るため、高速昇降時に騒音の低下がはかれる。例えば、
初期設定時及び用紙の補充時にリストを高速降下させた
時に騒音は大変に小さくなる。
られた第1のプーリー、第2のプーリーから下方に向か
うベルト部材により4点で吊られる構造のため、負荷バ
ランスが良好になる。また、リストのリブを小さなもの
にできる。また、前記のような4点吊りの構成はリスト
を水平に保持する有効であり、従来のようにガイドレー
ルやガイドローラを高い精度にする必要がないため、構
成を簡略化できる。また、本発明の減速機構は歯車を用
いない差動プーリー減速機構である。この差動プーリー
減速機構は、平歯車やウォーム歯車からなる減速機構に
比較してプーリーとベルトによる騒音は大変小さい。し
たがって、本発明の減速機構は、低騒音の減速機構にな
るため、高速昇降時に騒音の低下がはかれる。例えば、
初期設定時及び用紙の補充時にリストを高速降下させた
時に騒音は大変に小さくなる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の第1実施例に係る給紙装置の
リスト昇降用差動プーリー減速機構の説明図である。ま
た、図2は該給紙装置の制御系統及び動作の説明図、図
3は該給紙装置が複写機、プリンターに使用された例の
説明図であり、その他、ファクシミリ、各種印刷装置等
の紙面記録装置に使用され得るものである。なお、以下
においては、リスト22の上面上で用紙(コピー用紙)
の供給方向に直角方向をリスト22の幅方向という。
説明する。図1は本発明の第1実施例に係る給紙装置の
リスト昇降用差動プーリー減速機構の説明図である。ま
た、図2は該給紙装置の制御系統及び動作の説明図、図
3は該給紙装置が複写機、プリンターに使用された例の
説明図であり、その他、ファクシミリ、各種印刷装置等
の紙面記録装置に使用され得るものである。なお、以下
においては、リスト22の上面上で用紙(コピー用紙)
の供給方向に直角方向をリスト22の幅方向という。
【0010】図1に示すように、前記給紙装置は、上面
がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリスト22と、
該リスト22が上下動可能に該リスト22を取り囲むフ
レーム30(プーリー固定部分のみ図示)と、ほぼ同一
平面内で各プーリーが作動し、かつ、該リスト22を側
面(幅方向端面)から支持してフレーム30内で上下動
させる次のような差動プーリー減速機構とを有して、複
写機、プリンター等の紙面記録装置に用紙を供給するも
のである。
がほぼ平面でその上面に用紙を載置するリスト22と、
該リスト22が上下動可能に該リスト22を取り囲むフ
レーム30(プーリー固定部分のみ図示)と、ほぼ同一
平面内で各プーリーが作動し、かつ、該リスト22を側
面(幅方向端面)から支持してフレーム30内で上下動
させる次のような差動プーリー減速機構とを有して、複
写機、プリンター等の紙面記録装置に用紙を供給するも
のである。
【0011】すなわち、前記フレーム30上部の水平方
向に離隔した2箇所には、回動可能に第1及び第2のプ
ーリー20及び15が設けられる。また、前記フレーム
30下部の水平方向に離隔した2箇所には、回動可能に
第3及び第4のプーリー21及び14が設けられる。ま
た、前記フレーム30下部の前記第3及び第4のプーリ
ー21及び14間には、第5及び第6のプーリー10及
び7が設けられる。
向に離隔した2箇所には、回動可能に第1及び第2のプ
ーリー20及び15が設けられる。また、前記フレーム
30下部の水平方向に離隔した2箇所には、回動可能に
第3及び第4のプーリー21及び14が設けられる。ま
た、前記フレーム30下部の前記第3及び第4のプーリ
ー21及び14間には、第5及び第6のプーリー10及
び7が設けられる。
【0012】前記リスト22の支持側面の水平方向に離
隔し、かつ、前記第1及び第2のプーリー20及び15
が設けられた箇所の内側に位置した2箇所及び該2箇所
の中央箇所には、第7、第8及び第9のプーリー19、
16及び13が設けられる。
隔し、かつ、前記第1及び第2のプーリー20及び15
が設けられた箇所の内側に位置した2箇所及び該2箇所
の中央箇所には、第7、第8及び第9のプーリー19、
16及び13が設けられる。
【0013】前記第1のプーリー20に巻き掛かって下
方に前記第7のプーリー19に向かい、前記第7のプー
リー19を経由してリスト22側面にほぼ沿う一方向
(前記用紙の供給方向)に前記第8のプーリー16に向
かい、前記第8のプーリー16を経由して上方に前記第
2のプーリー15に向かい、前記第2のプーリー15に
巻き掛かって下方に前記第4のプーリー14に向かい、
前記第4のプーリー14を経由してリスト22側面に沿
う他方向に前記第6のプーリー7に向かい、前記第6の
プーリー7を経由して上方に前記第9のプーリー13に
向かい、前記第9のプーリー13に巻き掛かって下方に
前記第5のプーリー10に向かい、前記第5のプーリー
10を経由して前記他方向に前記第3のプーリー21に
向かい、前記第3のプーリー21を経由して上方に前記
第1のプーリー20に向かうように、第1のタイミング
ベルト12が各プーリー間に張られている。
方に前記第7のプーリー19に向かい、前記第7のプー
リー19を経由してリスト22側面にほぼ沿う一方向
(前記用紙の供給方向)に前記第8のプーリー16に向
かい、前記第8のプーリー16を経由して上方に前記第
2のプーリー15に向かい、前記第2のプーリー15に
巻き掛かって下方に前記第4のプーリー14に向かい、
前記第4のプーリー14を経由してリスト22側面に沿
う他方向に前記第6のプーリー7に向かい、前記第6の
プーリー7を経由して上方に前記第9のプーリー13に
向かい、前記第9のプーリー13に巻き掛かって下方に
前記第5のプーリー10に向かい、前記第5のプーリー
10を経由して前記他方向に前記第3のプーリー21に
向かい、前記第3のプーリー21を経由して上方に前記
第1のプーリー20に向かうように、第1のタイミング
ベルト12が各プーリー間に張られている。
【0014】実施例では、前記第7のプーリー19及び
第8のプーリー16間で第1のタイミングベルト12
(ベルト部材)の送りに同期を取るためのベルト送り同
期手段として、プーリー16とプーリー19に同軸にプ
ーリー24とプーリー25が固定され、かつ、このプー
リー24及び25にタイミングベルト23が掛け渡され
ている。このタイミングベルト23よってプーリー24
とプーリー25は同期して回転するようになっている。
したがって、プーリー16とプーリー19は同期して回
転する。このベルト送り同期手段は、用紙供給方向に直
角のリスト幅方向左右にそれぞれ配設される。
第8のプーリー16間で第1のタイミングベルト12
(ベルト部材)の送りに同期を取るためのベルト送り同
期手段として、プーリー16とプーリー19に同軸にプ
ーリー24とプーリー25が固定され、かつ、このプー
リー24及び25にタイミングベルト23が掛け渡され
ている。このタイミングベルト23よってプーリー24
とプーリー25は同期して回転するようになっている。
したがって、プーリー16とプーリー19は同期して回
転する。このベルト送り同期手段は、用紙供給方向に直
角のリスト幅方向左右にそれぞれ配設される。
【0015】前記第5及び第6のプーリー10及び7に
は、それぞれ同軸かつ近接して各の径の大きさが異なる
差動プーリー9及び6が配設され、これら差動プーリー
9及び6に第2のタイミングベルト8が張り渡されてい
る。この差動プーリー6及び9と第2のタイミングベル
ト8は、前記第5及び第6のプーリー10及び7の各の
周速度に差が生じるように駆動する周速度差駆動手段を
構成する。前記各プーリーは、リスト22の幅方向両側
にほぼ対称に配設される。以下においては、リスト22
左側の構成部材にはその符号にLを付し、また、右側の
構成部材には、その符号にRを付する。ただし、周速度
差駆動手段は、前記リスト22幅方向の左側のみ配設さ
れる。なお、これらは本発明の差動プーリー減速機構配
設の一例であり、当該機構はリストの側面のいずれの位
置または両側に配設することができる。また、前記幅方
向両側の第5のプーリー10R及び10Lは幅方向に沿
う軸11の両端に固定されて同一回転速度で回転する
(つまり同期して回転する)ようになっており、また、
前記幅方向両側の第6のプーリー7R及び7Lも幅方向
に沿う軸5の両端に固定されて同一回転速度で回転する
(つまり同期して回転する)ようになっている。実施例
ではこのように左右送り同期手段が構成される。しかし
ながら、本発明の左右送り同期手段はこのような軸の両
端に固定するものに限定されず、他の手段を用い得るの
はもちろんである。
は、それぞれ同軸かつ近接して各の径の大きさが異なる
差動プーリー9及び6が配設され、これら差動プーリー
9及び6に第2のタイミングベルト8が張り渡されてい
る。この差動プーリー6及び9と第2のタイミングベル
ト8は、前記第5及び第6のプーリー10及び7の各の
周速度に差が生じるように駆動する周速度差駆動手段を
構成する。前記各プーリーは、リスト22の幅方向両側
にほぼ対称に配設される。以下においては、リスト22
左側の構成部材にはその符号にLを付し、また、右側の
構成部材には、その符号にRを付する。ただし、周速度
差駆動手段は、前記リスト22幅方向の左側のみ配設さ
れる。なお、これらは本発明の差動プーリー減速機構配
設の一例であり、当該機構はリストの側面のいずれの位
置または両側に配設することができる。また、前記幅方
向両側の第5のプーリー10R及び10Lは幅方向に沿
う軸11の両端に固定されて同一回転速度で回転する
(つまり同期して回転する)ようになっており、また、
前記幅方向両側の第6のプーリー7R及び7Lも幅方向
に沿う軸5の両端に固定されて同一回転速度で回転する
(つまり同期して回転する)ようになっている。実施例
ではこのように左右送り同期手段が構成される。しかし
ながら、本発明の左右送り同期手段はこのような軸の両
端に固定するものに限定されず、他の手段を用い得るの
はもちろんである。
【0016】(リスト駆動部の構成)リスト22下方に
はモータ1と、前記リスト22幅方向に沿う軸5及び1
1が設けられる。モーター1の動力はモータ1の軸固定
のプーリー2及びタイミングベルト3によって軸5固定
のプーリー4に伝達され、プーリー4によって軸5が駆
動されるようになっている。この軸5の両端には、前記
左右の第6のプーリー7L、7Rが固定されており、こ
の軸5によってモータ1の動力は2分されて各プーリー
7L、7Rに伝達される。
はモータ1と、前記リスト22幅方向に沿う軸5及び1
1が設けられる。モーター1の動力はモータ1の軸固定
のプーリー2及びタイミングベルト3によって軸5固定
のプーリー4に伝達され、プーリー4によって軸5が駆
動されるようになっている。この軸5の両端には、前記
左右の第6のプーリー7L、7Rが固定されており、こ
の軸5によってモータ1の動力は2分されて各プーリー
7L、7Rに伝達される。
【0017】前記プーリー7Rは、第1のタイミングベ
ルト12Rによってリスト22右側配設の以下のプーリ
ーを駆動する。つまり、駆動されるのは、プーリー14
R、プーリー15R、プーリー16R、プーリー17
R、プーリー18R、プーリー19R、プーリー20
R、プーリー21R、プーリー10R、及び、プーリー
13Rであり、プーリー17Rと18Rは、プーリー1
6Rとプーリー19Rに挟まるように配設されて、プー
リー16Rとプーリー19Rの下部に巻掛けられた第1
のタイミングベルト12Rを上部に巻掛ける。また、プ
ーリー16Rとプーリー19Rには、同軸にプーリー2
4Rとプーリー25Rが固定され、タイミングベルト2
3Rがプーリー24Rとプーリー25Rに巻掛けられて
いる。これにより、プーリー24Rとプーリー25Rは
同期して回転するようになっており、したがって、プー
リー16Rとプーリー19Rは同期して回転する。
ルト12Rによってリスト22右側配設の以下のプーリ
ーを駆動する。つまり、駆動されるのは、プーリー14
R、プーリー15R、プーリー16R、プーリー17
R、プーリー18R、プーリー19R、プーリー20
R、プーリー21R、プーリー10R、及び、プーリー
13Rであり、プーリー17Rと18Rは、プーリー1
6Rとプーリー19Rに挟まるように配設されて、プー
リー16Rとプーリー19Rの下部に巻掛けられた第1
のタイミングベルト12Rを上部に巻掛ける。また、プ
ーリー16Rとプーリー19Rには、同軸にプーリー2
4Rとプーリー25Rが固定され、タイミングベルト2
3Rがプーリー24Rとプーリー25Rに巻掛けられて
いる。これにより、プーリー24Rとプーリー25Rは
同期して回転するようになっており、したがって、プー
リー16Rとプーリー19Rは同期して回転する。
【0018】また、プーリー7Lは、前記プーリー7R
と同様にタイミングベルト12Lによってリスト22左
側配設の以下の各プーリーを駆動する。つまり、駆動さ
れるのは、プーリー14L、プーリー15L、プーリー
16L、プーリー17L、プーリー18L、プーリー1
9L、プーリー20L、プーリー21L、プーリー10
L、及び、プーリー13Lであり、プーリー17Lと1
8Lは、プーリー16Lとプーリー19Lに挟まれるよ
うに配設されて、プーリー16Lとプーリー19Lの下
部に巻掛けられた第1のタイミングベルト12Lを上部
に巻掛ける。また、プーリー16Lとプーリー19Lに
は、同軸にプーリー24Lとプーリー25Lが固定さ
れ、タイミングベルト23Lがプーリー24Lとプーリ
ー25Lに巻掛けられている。これにより、プーリー2
4Lとプーリー25Lは同期して回転するようになって
おり、したがって、プーリー16Lとプーリー19Lは
同期して回転する。
と同様にタイミングベルト12Lによってリスト22左
側配設の以下の各プーリーを駆動する。つまり、駆動さ
れるのは、プーリー14L、プーリー15L、プーリー
16L、プーリー17L、プーリー18L、プーリー1
9L、プーリー20L、プーリー21L、プーリー10
L、及び、プーリー13Lであり、プーリー17Lと1
8Lは、プーリー16Lとプーリー19Lに挟まれるよ
うに配設されて、プーリー16Lとプーリー19Lの下
部に巻掛けられた第1のタイミングベルト12Lを上部
に巻掛ける。また、プーリー16Lとプーリー19Lに
は、同軸にプーリー24Lとプーリー25Lが固定さ
れ、タイミングベルト23Lがプーリー24Lとプーリ
ー25Lに巻掛けられている。これにより、プーリー2
4Lとプーリー25Lは同期して回転するようになって
おり、したがって、プーリー16Lとプーリー19Lは
同期して回転する。
【0019】(差動出力するプーリーの配置と構成)図
1では、差動出力部がリスト22の左側に配設される。
差動プーリー6Lとプーリー7Lは軸5に同軸に固定さ
れ、各径の大きさの異なる段構造にて一体化されてい
る。プーリー10Lはプーリー10Rと共に軸11の両
端に固定されている。差動プーリー9Lはプーリー10
Lと同軸である。差動プーリー6Lと差動プーリー9L
は、タイミングベルト8Lが巻掛けられており差動出力
する。また、差動プーリー6Lと9Lの径D6、D9はD
6<D9(D6>D9も可)に構成されている。
1では、差動出力部がリスト22の左側に配設される。
差動プーリー6Lとプーリー7Lは軸5に同軸に固定さ
れ、各径の大きさの異なる段構造にて一体化されてい
る。プーリー10Lはプーリー10Rと共に軸11の両
端に固定されている。差動プーリー9Lはプーリー10
Lと同軸である。差動プーリー6Lと差動プーリー9L
は、タイミングベルト8Lが巻掛けられており差動出力
する。また、差動プーリー6Lと9Lの径D6、D9はD
6<D9(D6>D9も可)に構成されている。
【0020】なお、上記の差動出力部はリスト22の左
側のみに設けているが、これをリスト22幅方向の両端
に2組用いることができる。これにより、軸5と軸11
のねじれによる左右の差を最小にすることができる。
側のみに設けているが、これをリスト22幅方向の両端
に2組用いることができる。これにより、軸5と軸11
のねじれによる左右の差を最小にすることができる。
【0021】(用紙供給装置の制御系統)図2に示すよ
うに、用紙供給装置はその作動を制御するコントローラ
ーECを有しており、このコントラーラーECは起動ボ
タンスイッチ35を有する。リスト22の上方には積み
重ねられた用紙34の上面を検出する上部リミットスイ
ッチ(LS−1)31が設けられ、リスト22の下部に
はリスト22上の用紙34の有無を検出する用紙検知ス
イッチ(LS−1)32が設けられ、リスト22の下方
にはリスト22の下降端を検出する下部リミットスイッ
チ(LS−3)33と、モーター1が設けられる。ま
た、リスト22上方には、前記用紙34の上面に接して
回動し用紙34をピックアップして供給方向に送り出す
ピックアップローラー40と、該ピックアップローラー
40を一端で回動可能に支持し他端を中心に揺動するロ
ーラーアーム41と、ピックアップされた用紙34を供
給方向に送り出す給紙ローラー42と、送り出す用紙3
4が1枚ずつになるように制限するリタードローラー4
3とが設けられる。また、図3に示すように実施例の給
紙装置は複写機やプリンターの用紙供給側に配設するこ
とができる。複写機等の構成・動作は周知であるためそ
の説明は省略する。
うに、用紙供給装置はその作動を制御するコントローラ
ーECを有しており、このコントラーラーECは起動ボ
タンスイッチ35を有する。リスト22の上方には積み
重ねられた用紙34の上面を検出する上部リミットスイ
ッチ(LS−1)31が設けられ、リスト22の下部に
はリスト22上の用紙34の有無を検出する用紙検知ス
イッチ(LS−1)32が設けられ、リスト22の下方
にはリスト22の下降端を検出する下部リミットスイッ
チ(LS−3)33と、モーター1が設けられる。ま
た、リスト22上方には、前記用紙34の上面に接して
回動し用紙34をピックアップして供給方向に送り出す
ピックアップローラー40と、該ピックアップローラー
40を一端で回動可能に支持し他端を中心に揺動するロ
ーラーアーム41と、ピックアップされた用紙34を供
給方向に送り出す給紙ローラー42と、送り出す用紙3
4が1枚ずつになるように制限するリタードローラー4
3とが設けられる。また、図3に示すように実施例の給
紙装置は複写機やプリンターの用紙供給側に配設するこ
とができる。複写機等の構成・動作は周知であるためそ
の説明は省略する。
【0022】(差動プーリーの動作原理)本発明におい
ては、周知の動滑車の原理を差動機構として用いてい
る。図4、図5は動滑車の差動機構を説明するものであ
る。図4において、プーリーDに掛けたベルトBの手前
側を左方向に速度V1で送り出し、向こう側を右側に速
度V2で引くとする。このときのプーリーDを軸支する
キャリッジSの速度Vsは、 Vs=(V2−V1)/2 ・・・ (1) となる。一般に知られている動滑車は、図5に示すよう
に、ベルトBの一端が固定されていて、V1=0となる
特殊な場合であり、Vs=(V2)/2となる。
ては、周知の動滑車の原理を差動機構として用いてい
る。図4、図5は動滑車の差動機構を説明するものであ
る。図4において、プーリーDに掛けたベルトBの手前
側を左方向に速度V1で送り出し、向こう側を右側に速
度V2で引くとする。このときのプーリーDを軸支する
キャリッジSの速度Vsは、 Vs=(V2−V1)/2 ・・・ (1) となる。一般に知られている動滑車は、図5に示すよう
に、ベルトBの一端が固定されていて、V1=0となる
特殊な場合であり、Vs=(V2)/2となる。
【0023】(差動プーリー減速機構の関連式)図1に
示した実施例において、各部の寸法および条件を以下の
通りとすれば、次式の関係が成り立つ。 軸5回転数=N5 プーリー6L径=D6 プーリー7L(7R)径=D7 プーリー9L径=D9 プーリー10L(10R)=D10 プーリー13L(13R)=D13 リスト22昇降速度=V22
示した実施例において、各部の寸法および条件を以下の
通りとすれば、次式の関係が成り立つ。 軸5回転数=N5 プーリー6L径=D6 プーリー7L(7R)径=D7 プーリー9L径=D9 プーリー10L(10R)=D10 プーリー13L(13R)=D13 リスト22昇降速度=V22
【0024】また、|D6−D9|>0 & D7=D10
=D13の時に、減速比Rと昇降速度V22とについて、次
式が成り立つ。 R=(1/2)×|(D6−D9)|/D6 ・・・(2) V22=(1/2)×(D7/D 9 )×π×N5×(D9−D6) ・・・(3) この結果、式(3)に示すように、周速度の差分の1/
2の送り速度にてリスト22を昇降させることが可能な
減速装置となる。
=D13の時に、減速比Rと昇降速度V22とについて、次
式が成り立つ。 R=(1/2)×|(D6−D9)|/D6 ・・・(2) V22=(1/2)×(D7/D 9 )×π×N5×(D9−D6) ・・・(3) この結果、式(3)に示すように、周速度の差分の1/
2の送り速度にてリスト22を昇降させることが可能な
減速装置となる。
【0025】(給紙装置の差動減速機構の機能と役割)
前記給紙装置の差動プーリー減速機構は、前記差動プー
リーの原理を応用したものであり、該差動プーリー減速
機構の構成を示す図6と前記図1から個々の役割と機能
を説明する。モーター1によりモータープーリー2から
ベルト3を介してプーリー4に伝達された動力は軸5の
左右の駆動系プーリー7L、7Rに伝達される。
前記給紙装置の差動プーリー減速機構は、前記差動プー
リーの原理を応用したものであり、該差動プーリー減速
機構の構成を示す図6と前記図1から個々の役割と機能
を説明する。モーター1によりモータープーリー2から
ベルト3を介してプーリー4に伝達された動力は軸5の
左右の駆動系プーリー7L、7Rに伝達される。
【0026】差動プーリー6Lは差動プーリー9Lとの
間に予め周速差が生じるようにプーリー径を設定(例D
9>D6、注D9<D6時も成り立つ)したものである。こ
れら差動プーリー6L及び9Lをタイミングベルト8L
を介して駆動すると、(プーリー7L、7R:プーリー
13L、13R)と、(プーリー10L、10R:プー
リー13L、13R)との間に速度差が発生するので、
この速度差によってベルト12L、12Rを介してリス
ト22に取り付けられたプーリー13L及び13R、1
6L及び16R、17L及び17R、18L及び18
R、19L及び19Rを動滑車として作動させてリスト
22を昇降させる。したがって、本実施例の用紙供給装
置は減速比の適切な選択により、用紙をリスト22上に
乗せて1枚ずつピックアップして給紙することができ
る。また、用紙の使用量に応じて少しずつリスト22を
挙げて給紙時に常に定位置より給紙可能にすることがで
きる。
間に予め周速差が生じるようにプーリー径を設定(例D
9>D6、注D9<D6時も成り立つ)したものである。こ
れら差動プーリー6L及び9Lをタイミングベルト8L
を介して駆動すると、(プーリー7L、7R:プーリー
13L、13R)と、(プーリー10L、10R:プー
リー13L、13R)との間に速度差が発生するので、
この速度差によってベルト12L、12Rを介してリス
ト22に取り付けられたプーリー13L及び13R、1
6L及び16R、17L及び17R、18L及び18
R、19L及び19Rを動滑車として作動させてリスト
22を昇降させる。したがって、本実施例の用紙供給装
置は減速比の適切な選択により、用紙をリスト22上に
乗せて1枚ずつピックアップして給紙することができ
る。また、用紙の使用量に応じて少しずつリスト22を
挙げて給紙時に常に定位置より給紙可能にすることがで
きる。
【0027】(リスト22の前後方向の水平保持機構)
実施例では、プーリー16R及び19Rに同軸にプーリ
ー24R及び25Rが固定され、タイミングベルト23
Rがプーリー24R及び25Rに巻き掛けられているの
で、プーリー24R及び25Rさらにはプーリー16R
及び19Rは同期して回転する。また、プーリー16L
及び19Lに同軸にプーリー24L及び25Lが固定さ
れ、タイミングベルト23Lがプーリー24L及び25
Lに巻き掛けられているので、プーリー24L及び25
Lさらにはプーリー16L及び19Lは同期して回転す
る。このようにリスト22の前後方向で同期してタイミ
ングベルト12R及び12Lが送られるため、リスト2
2の前後方向に水平を保持することができる。
実施例では、プーリー16R及び19Rに同軸にプーリ
ー24R及び25Rが固定され、タイミングベルト23
Rがプーリー24R及び25Rに巻き掛けられているの
で、プーリー24R及び25Rさらにはプーリー16R
及び19Rは同期して回転する。また、プーリー16L
及び19Lに同軸にプーリー24L及び25Lが固定さ
れ、タイミングベルト23Lがプーリー24L及び25
Lに巻き掛けられているので、プーリー24L及び25
Lさらにはプーリー16L及び19Lは同期して回転す
る。このようにリスト22の前後方向で同期してタイミ
ングベルト12R及び12Lが送られるため、リスト2
2の前後方向に水平を保持することができる。
【0028】(リスト22の左右の水平保持機構)前記
幅方向両側の第5のプーリー10R及び10Lは、軸1
1の両端に固定されて同期して回転する構成になる。ま
た、第6のプーリー7R及び7Lは軸5に固定されて同
期して回転する構成になる。したがって、前記幅方向右
側のタイミングベルト12Rと同左側のタイミングベル
ト12Lは互いに同調して動力の伝達をするので、リス
ト22の左右の水平を保ちながら昇降することができ
る。
幅方向両側の第5のプーリー10R及び10Lは、軸1
1の両端に固定されて同期して回転する構成になる。ま
た、第6のプーリー7R及び7Lは軸5に固定されて同
期して回転する構成になる。したがって、前記幅方向右
側のタイミングベルト12Rと同左側のタイミングベル
ト12Lは互いに同調して動力の伝達をするので、リス
ト22の左右の水平を保ちながら昇降することができ
る。
【0029】(リスト4の4点吊り構成)リスト22は
前記左右方向にそれぞれ設けられたプーリー20R及び
20Lとプーリー15R及び15Lとから下方に向かう
タイミングベルト12R及び12Lによる4点で吊られ
る構造になる。したがって、負荷バランスがよい。ま
た、4点吊りの構造はリストを安定して水平に保持でき
るため、従来のようにガイドレールやガイドローラーを
高い精度にする必要がなく、構成を簡略化できる。な
お、初期設定時及びコピー用紙の補充時にリスト22を
最下位位置まで降下し、用紙補給後にリスト22をピッ
クアップ所定位置にリストを上げる昇降作業において、
ウォーム減速機や平歯車と比較して差動プーリー減速機
構の騒音は大変小さい。
前記左右方向にそれぞれ設けられたプーリー20R及び
20Lとプーリー15R及び15Lとから下方に向かう
タイミングベルト12R及び12Lによる4点で吊られ
る構造になる。したがって、負荷バランスがよい。ま
た、4点吊りの構造はリストを安定して水平に保持でき
るため、従来のようにガイドレールやガイドローラーを
高い精度にする必要がなく、構成を簡略化できる。な
お、初期設定時及びコピー用紙の補充時にリスト22を
最下位位置まで降下し、用紙補給後にリスト22をピッ
クアップ所定位置にリストを上げる昇降作業において、
ウォーム減速機や平歯車と比較して差動プーリー減速機
構の騒音は大変小さい。
【0030】次に実施例の供給装置の動作説明をする。 (定位置給紙動作)用紙供給装置の定位置給紙動作につ
いて、図1、図2、図6を参照しながら説明する。モー
ター1を起動する。→リスト22が上昇する。→用紙3
4がリスト22と共に上昇し、上部リミットスイッチ3
1をONする。→モーター1は停止する。→リスト22
は停止する。
いて、図1、図2、図6を参照しながら説明する。モー
ター1を起動する。→リスト22が上昇する。→用紙3
4がリスト22と共に上昇し、上部リミットスイッチ3
1をONする。→モーター1は停止する。→リスト22
は停止する。
【0031】給紙タイミングが来るとコントローラーE
Cの指示で本体側のピックアップローラー40が作動し
1枚ずつコピー用紙を必要量給紙する。→用紙位置は下
る。→上部リミットスイッチ31がOFFとなる。→コ
ントローラーECの指示にてモーター1は再起動し、エ
レベーターリスト22は上昇する。→用紙34が上部リ
ミットスイッチ31をONするとリスト22は上昇を停
止する。この繰り返しによりコピー用紙を常に定位置よ
り1枚ずつ使用量に応じて少しずつ給紙することができ
る。
Cの指示で本体側のピックアップローラー40が作動し
1枚ずつコピー用紙を必要量給紙する。→用紙位置は下
る。→上部リミットスイッチ31がOFFとなる。→コ
ントローラーECの指示にてモーター1は再起動し、エ
レベーターリスト22は上昇する。→用紙34が上部リ
ミットスイッチ31をONするとリスト22は上昇を停
止する。この繰り返しによりコピー用紙を常に定位置よ
り1枚ずつ使用量に応じて少しずつ給紙することができ
る。
【0032】(用紙の給紙補給動作)用紙の補給時の動
作を図1、図2、図6を参照しながら説明する。リスト
22上の用紙34は定位置給紙動作によりリスト22上
面から全て搬送されると、用紙検知リミットスイッチ3
2はOFFする。→コントローラーECの指示にモータ
ー1はCW方向に起動する。→リスト22が降下する。
→下部リミットスイッチ33はONする。→モーター1
は停止する。→リスト22は最下位位置にて停止する。
この最下位位置にて用紙34をリスト22上に乗せて補
給する。→セットアップ完了後、コントローラーEC側
の起動ボタンスイッチ35を押す。→モーター1はCC
W方向へ起動する。→リスト22が上昇する。→用紙3
4がリスト22と共に上がり上部リミットスイッチ31
をONする。→モーター1を停止する。→リスト22は
停止してコピー用紙の給紙補給動作は完了する。
作を図1、図2、図6を参照しながら説明する。リスト
22上の用紙34は定位置給紙動作によりリスト22上
面から全て搬送されると、用紙検知リミットスイッチ3
2はOFFする。→コントローラーECの指示にモータ
ー1はCW方向に起動する。→リスト22が降下する。
→下部リミットスイッチ33はONする。→モーター1
は停止する。→リスト22は最下位位置にて停止する。
この最下位位置にて用紙34をリスト22上に乗せて補
給する。→セットアップ完了後、コントローラーEC側
の起動ボタンスイッチ35を押す。→モーター1はCC
W方向へ起動する。→リスト22が上昇する。→用紙3
4がリスト22と共に上がり上部リミットスイッチ31
をONする。→モーター1を停止する。→リスト22は
停止してコピー用紙の給紙補給動作は完了する。
【0033】(初期設定動作)前記用紙供給装置の初期
設定動作を図1を参照しながら説明する。本体電源ON
時に非常停止後の再起動時に初期設定動作を行う。下部
リミットスイッチ33のOFFと用紙検知スイッチ32
のONの時に初期設定動作を行う。モーター1を前記C
W方向に起動する。→リスト22が降下する。→下部リ
ミットスイッチ33がONする。→モーター1を停止す
る。→リスト22は最下位位置にて停止する。この位置
にてコントローラーEC側の指示で再びモーター1はC
CW方向へ起動する。→リスト22が上昇する。→用紙
34がリスト22と共に上がり上部リミットスイッチ3
1をONする。→モーター1を停止する。→リスト22
は停止する。上昇後のリスト22は停止してコピー用紙
の初期設定動作は完了する。
設定動作を図1を参照しながら説明する。本体電源ON
時に非常停止後の再起動時に初期設定動作を行う。下部
リミットスイッチ33のOFFと用紙検知スイッチ32
のONの時に初期設定動作を行う。モーター1を前記C
W方向に起動する。→リスト22が降下する。→下部リ
ミットスイッチ33がONする。→モーター1を停止す
る。→リスト22は最下位位置にて停止する。この位置
にてコントローラーEC側の指示で再びモーター1はC
CW方向へ起動する。→リスト22が上昇する。→用紙
34がリスト22と共に上がり上部リミットスイッチ3
1をONする。→モーター1を停止する。→リスト22
は停止する。上昇後のリスト22は停止してコピー用紙
の初期設定動作は完了する。
【0034】なお、前記実施例においては、本発明の用
紙供給装置を複写機、プリンターに使用した例を示した
が、本発明はこれに限定されず、その他の種々の紙面記
録装置に使用することができる。
紙供給装置を複写機、プリンターに使用した例を示した
が、本発明はこれに限定されず、その他の種々の紙面記
録装置に使用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、送
り同期手段を設けているので、前記第7のプーリー及び
第8のプーリー間でベルト部材の送りに同期を取ること
ができ、したがって、第7及び第8のプーリーの配設方
向つまり用紙供給方向に沿う水平安定性を確実に保つこ
とができる。また、左右送り同期手段を備えるので、前
記左右側面の各に配設される前記第5及び第6のプーリ
ーを前記幅方向左右で同期して回転させる事ができる。
したがって、用紙供給方向に直角のリスト幅方向左右の
水平安定性を確実に保つことができる。
り同期手段を設けているので、前記第7のプーリー及び
第8のプーリー間でベルト部材の送りに同期を取ること
ができ、したがって、第7及び第8のプーリーの配設方
向つまり用紙供給方向に沿う水平安定性を確実に保つこ
とができる。また、左右送り同期手段を備えるので、前
記左右側面の各に配設される前記第5及び第6のプーリ
ーを前記幅方向左右で同期して回転させる事ができる。
したがって、用紙供給方向に直角のリスト幅方向左右の
水平安定性を確実に保つことができる。
【0036】また、リストは、左右方向にそれぞれ設け
られた第1のプーリー、第2のプーリーから下方に向か
うベルト部材により4点で吊られる構造のため、負荷バ
ランスが良好になる。また、リストのリブを小さなもの
にできる。また、前記のような4点吊りの構成はリスト
を水平に保持する有効であり、従来のようにガイドレー
ルやガイドローラを高い精度にする必要がないため、構
成を簡略化できる。また、本発明の減速機構は歯車を用
いない差動プーリー減速機構である。この差動プーリー
減速機構は、平歯車やウォーム歯車からなる減速機構に
比較してプーリーとベルトによる騒音は大変小さい。し
たがって、本発明の減速機構は、低騒音の減速機構にな
るため、高速昇降時に騒音の低下がはかれる。例えば、
初期設定時及び用紙の補充時にリストを高速降下させた
時に騒音は大変に小さくなる。
られた第1のプーリー、第2のプーリーから下方に向か
うベルト部材により4点で吊られる構造のため、負荷バ
ランスが良好になる。また、リストのリブを小さなもの
にできる。また、前記のような4点吊りの構成はリスト
を水平に保持する有効であり、従来のようにガイドレー
ルやガイドローラを高い精度にする必要がないため、構
成を簡略化できる。また、本発明の減速機構は歯車を用
いない差動プーリー減速機構である。この差動プーリー
減速機構は、平歯車やウォーム歯車からなる減速機構に
比較してプーリーとベルトによる騒音は大変小さい。し
たがって、本発明の減速機構は、低騒音の減速機構にな
るため、高速昇降時に騒音の低下がはかれる。例えば、
初期設定時及び用紙の補充時にリストを高速降下させた
時に騒音は大変に小さくなる。
【図1】本発明の実施例に係る用紙供給装置の差動プー
リー減速機構の構成説明図である。
リー減速機構の構成説明図である。
【図2】本発明の用紙供給装置の昇降動作説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の用紙供給装置の使用例の説明図であ
る。
る。
【図4】差動プーリー減速機構の説明図である。
【図5】差動プーリー減速機構の説明図である。
【図6】図1の差動プーリー減速機構の動作説明図であ
る。
る。
【図7】従来の用紙供給装置のウォーム歯車、平歯車等
からなる減速機構の構成説明図である。
からなる減速機構の構成説明図である。
1 モーター 2 モータープーリー 3 モーター用のタイミングベルト 4 プーリー 5 軸 6、6L 差動プーリー 7、7R、7L プーリー(第6のプーリー) 8、8R、8L タイミングベルト 9、9L 差動プーリー 10、10R、10L プーリー(第5のプーリー) 11 軸 12 タイミングベルト(ベルト部材) 13、13R、13L プーリー(第9のプーリー) 14、14R、14L プーリー(第4のプーリー) 15、15R、15L プーリー(第2のプーリー) 16、16R、16L プーリー(第8のプーリー) 17、17R、17L プーリー 18、18R、18L プーリー 19、19R、19L プーリー(第7のプーリー) 20、20R、20L プーリー(第1のプーリー) 21、21R、21L プーリー(第3のプーリー) 22 リスト 23、23R、23L タイミングベルト 24、24R、24L プーリー 25、25R、25L プーリー 30 フレーム 34 用紙 EC コントローラー
Claims (1)
- 【請求項1】 上面がほぼ平面でその上面に用紙を載置
するリストと、該リストが上下動可能に該リストを取り
囲むフレームと、ほぼ同一平面内で各プーリーが作動
し、かつ、該リストを側面から支持してフレーム内で上
下動させる差動プーリー減速機構とを有して、紙面記録
装置に用紙を供給する給紙装置であって、 フレーム上部の水平方向に離隔した2箇所に回動可能に
設けられた第1及び第2のプーリーと、 フレーム下部の水平方向に離隔した2箇所に回動可能に
設けられた第3及び第4のプーリーと、 フレーム下部の前記第3及び第4のプーリー間に設けら
れた第5及び第6のプーリーと、 リストの支持側面の水平方向に離隔し、かつ、前記第1
及び第2のプーリーが設けられた箇所の内側に位置した
2箇所及び該2箇所の中央箇所に設けられた第7、第8
及び第9のプーリーと、 前記第1のプーリーに巻き掛かって下方に前記第7のプ
ーリーに向かい、前記第7のプーリーを経由してリスト
側面にほぼ沿う一方向に前記第8のプーリーに向かい、
前記第8のプーリーを経由して上方に前記第2のプーリ
ーに向かい、前記第2のプーリーに巻き掛かって下方に
前記第4のプーリーに向かい、前記第4のプーリーを経
由してリスト側面に沿う他方向に前記第6のプーリーに
向かい、前記第6のプーリーを経由して上方に前記第9
のプーリーに向かい、前記第9のプーリーに巻き掛かっ
て下方に前記第5のプーリーに向かい、前記第5のプー
リーを経由して前記他方向に前記第3のプーリーに向か
い、前記第3のプーリーを経由して上方に前記第1のプ
ーリーに向かうベルト部材と、 前記第7のプーリー及び第8のプーリー間でベルト部材
の送りに同期を取るためのベルト送り同期手段とが、用
紙供給方向に直角のリスト幅方向左右に配設され、 前記第5及び第6のプーリーをその各の周速度に差が生
じるように駆動する周速度差駆動手段がリストの前記幅
方向左右の少なくとも一方に配設され、 前記左右側面の各に配設される前記第5及び第6のプー
リーを前記幅方向左右で同期して回転させるための左右
送り同期手段を備えたことを特徴とする差動プーリー減
速機構を有する給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082142A JP2889786B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 差動プーリー減速機構を有する給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082142A JP2889786B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 差動プーリー減速機構を有する給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293441A JPH06293441A (ja) | 1994-10-21 |
| JP2889786B2 true JP2889786B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13766188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5082142A Expired - Fee Related JP2889786B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 差動プーリー減速機構を有する給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889786B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5082142A patent/JP2889786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06293441A (ja) | 1994-10-21 |
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