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JP2890966B2 - カップ式自動販売機の容器供給装置 - Google Patents
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JP2890966B2 - カップ式自動販売機の容器供給装置 - Google Patents

カップ式自動販売機の容器供給装置

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JP2890966B2
JP2890966B2 JP6647892A JP6647892A JP2890966B2 JP 2890966 B2 JP2890966 B2 JP 2890966B2 JP 6647892 A JP6647892 A JP 6647892A JP 6647892 A JP6647892 A JP 6647892A JP 2890966 B2 JP2890966 B2 JP 2890966B2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外周面を形成する機
体内で調理製造し販売する各種飲料を入れるカップなど
の外形が逆円錐台状の複数の容器をこの容器の開口を上
にして上下に積み重ねた棒状の集合体の最下位の容器か
ら順に販売の都度1個ずつ容器を所定の位置に向けて供
給するカップ式自動販売機の容器供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外周面を形成する機体内で調理製造した
各種飲料をカップなどの外形が逆円錐台状の容器に入れ
て販売する従来のカップ式自動販売機では、機体内にカ
ップなどの容器を販売の都度一個ずつこの容器を載せ
る、機体内に備えられた受け台上に供給する容器供給装
置が一般的に備えられている。この容器供給装置の中に
は、複数種の容器を収納可能とし、最近の嗜好の多様化
傾向に合わせて飲料の種類の選択のみならず飲料の量の
選択をも可能にした容器供給装置がある。このような容
器供給装置には、機体内に複数の容器をこの容器の開口
を上にして上下に積み重ねた棒状の集合体として供給さ
れた容器を集合体の最下位の容器から順に販売の都度一
個ずつ分離して受け台上へ向けて送り出す送出機構が設
けられている。この送出機構で販売の都度送出されて受
け台上に載った容器内に機体内で調理製造した飲料が飲
料ノズルから注がれるとともに、飲料の入った容器は、
機体の前面に開口する取出口を通してお客さんにより取
り出される。また容器供給装置内には、複数の集合体を
一定間隔を置き一縦列にして送出機構に沿う経路を通り
搬送する搬送装置が概して設けられている。この搬送装
置で搬送される集合体が、内部の容器が販売の都度一個
ずつ送出されて送出機構内に容器が無くなった際に、送
出機構と経路を隔てて向かい合う位置に配設され駆動装
置で駆動され経路を横切って水平方向に往復移動する水
平移動体で送出機構へ向けて押し出されこの送出機構に
装填補給される仕組になっている。水平移動体には、集
合体の側面に向かい合いかつ当接する当接面が形成され
ており、この当接面で側面が押されて集合体は送出機構
へ向けて押し出される。この送出機構に集合体を確実に
装填するには、送出機構に装填される位置まで集合体が
押し出されることが条件であり、そのためには、集合体
を構成する容器のサイズに合わせて水平移動体の水平方
向の移動距離を調整する必要があるが、この種のカップ
式自動販売機の容器供給装置の従来例の一つを図2ない
し図4に示す。図2はこの発明の対象となるカップ式自
動販売機の内部構成を示す、ケースの前面開口を覆う扉
を開いた状態の内部構成を示す正面図、図3は図2の容
器供給装置の構成を示し、(A)が要部右側縦断面拡大
図,(B)が(A)の部分横断面要部平面拡大図で、
(A)は図の左側が、また(B)は図の下側が前面側で
あり、図4は従来の一つのカップ式自動販売機の容器供
給装置の構成を示し、(A)が要部右側縦断面図,
(B)が(A)の要部縦断面拡大図で、いずれも図の左
側が前面側である。
【0003】図2ないし図4において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1と、このケース1の前
面開口を開閉自在に覆う扉2とで外周面を形成する機体
3が構成されている。この機体3内であるケース1内の
前面側中央上寄りに、機体3内で調理製造した各種飲料
を入れる、サイズの異なる複数種の、外形が逆円錐台状
の容器4を供給する容器供給装置5が配設されている。
この容器供給装置5は、外側周壁面および底面をそれぞ
れ形成する周壁6および底板7で構成した箱状の収納箱
8で覆われており、容器供給装置5には、サイズ別に上
下に複数積み重ねた棒状の集合体9の最下位の容器4か
ら順に分離して販売の都度一個ずつ下方に送出する、容
器4のサイズ毎に対応し底板7から下端部を下方に突出
して左右に並列した複数の送出機構10が備えられてい
る。このそれぞれの送出機構10には、集合体9の下端
部が嵌まり込んでこの集合体9が送出機構10に装填さ
れる、底板7を貫いて収納箱8内に漏斗状の上端部が突
出し上下両面が開口する筒状の筒状体11が取り付けら
れている。また送出機構10の下には、この送出機構1
0それぞれの下面に開口し容器4を下方に排出する排出
口12それぞれの下面開口に上面の開口が向かい合い上
下両面が開口する漏斗状のシュータ13が設けられてい
る。このシュータ13の下面開口は、その下の容器4が
載る前面および上面が開口する箱形の受け台14の上面
開口に向かい合っているとともに、この受け台14の前
面開口は、扉2の下部に形成され前後両面に開口し購入
した飲料が取り出される取出口15の後面開口に向かい
合っている。一方、収納箱8内奥行側の、送出機構10
の背後には、この送出機構10に沿って通る環状の経路
16が形成されている。この経路16内を通って、水平
方向に貫通する貫通孔17が形成され軸長方向が上下方
向筒状の格納筒18内に集合体9を格納して搬送する搬
送装置19が設けられている。この搬送装置19は、車
輪20を介して底板7上に支持し一定間隔を置いて並列
してローラ鎖21を介して互に連結した複数の格納筒1
8を、図示しない駆動部でローラ鎖21を駆動して経路
16内を搬送する。この経路16を隔てて送出機構10
に向かい合う、送出機構10の後方位置には、格納筒1
8内に格納され搬送装置19で搬送される集合体9の側
面に、貫通孔17を通して向かい合いかつ当接する鉛直
な当接面22が形成された、水平方向に往復移動する水
平移動体23が、軸長方向が水平な駆動軸24で回転駆
動されるカム25を介して駆動されるリンク機構26に
連結されている。このリンク機構26は、互に平行な一
対のリンク27を構成要素とする平行形のリンク機構で
あり、一対のリンク27の前後両端は、水平移動体23
の後面および、環状の経路16の内側に固定され直立す
る支柱28の前面に上下に並列してそれぞれ固定された
一対の支持体29,30に軸長方向が左右に水平な回動
軸31を介してそれぞれ回動自在に支持されている。ま
た、下側のリンク27の、前後方向の中程に、回動軸3
1を介して上端が回動自在に支持された、リンク機構2
6の構成要素であるリンク32の下端が、支持体30の
下側の、支柱28の前面に固定した支持体33に形成さ
れた縦長の長孔34に通した回動軸31を介して支柱2
8に回動自在かつ上下移動自在に支持されている。長孔
34に通した回動軸31は引張りコイルばね35で下方
に付勢されており、この引張りコイルばね35で下方に
付勢された回動軸31には、下端部に回転自在に支持さ
れたローラ36を介し駆動軸24で回転駆動されるカム
25に下端が当接し押し上げられて一定移動距離で上下
に移動する上下移動体37の上端が固定されている。こ
の上下移動体37は長孔34に通した回動軸31を介し
て支柱28に上下移動自在に支持されているとともに、
上部37Aと下部37Bとの上下2つの部分で構成され
ている。この上下2つの部分は、上部37A上端に固定
され長孔34に通した回動軸31が長孔34内を上下に
移動するように、長孔34に通した回動軸31とローラ
36との間隔を調整した上で、上部37Aに形成された
縦長の長孔38に通したねじ39で互にねじ止めして連
結固定されている。このねじ39でねじ止めして連結固
定した上部37Aと下部37Bとで構成された上下移動
体37,駆動軸24,カム25,リンク機構26,回動
軸31,引張りコイルばね35,ローラ36などで水平
移動体23を水平方向に往復駆動する駆動装置40が構
成されている。この駆動装置40は、駆動軸24で回転
駆動されるカム25で押し上げて上下移動体37を上下
に移動し、この上下移動体37が水平移動体23をリン
ク機構26を介して駆動する。このリンク機構26が上
下移動体37で駆動されてリンク27が回動すると、水
平移動体23が貫通孔17を通り抜け経路16を横切っ
て前後に往復移動する。一方、搬送装置19が格納筒1
8内に格納して一定間隔を置いて並列した集合体9を図
示しない駆動部でローラ鎖21を駆動して経路16内を
搬送する。そのため、内部の容器4が販売の都度一個ず
つ受け台14上に供給されて送出機構10内の容器4が
減って無くなると、この送出機構10の背後に、この送
出機構10に対応するサイズの容器4の集合体9を格納
した格納筒18が、容器売切れ検知信号に基づき、搬送
装置19で搬送される。同時に、駆動軸24で回転駆動
されるカム25で上方に押し上げられる上下移動体37
によりリンク機構26を介して駆動されて前進する水平
移動体23がその当接面22で格納筒18内の集合体9
の側面を押してこの集合体9を貫通孔17を通し格納筒
18内から送出機構10へ向けて押し出す。押し出され
た集合体9は格納筒18から落下してその下端部が筒状
体11内に嵌まり込み、送出機構10に装填補給され
る。
【0004】なおケース1内には、容器供給装置5の後
方左上に湯を貯える温水タンク41が配設されており、
この温水タンク41の右側面に温水バルブ42を介して
一端が接続された、湯を供給するホース43の他端は、
ケース1内の上下の中程に左右に並設された撹拌装置4
4それぞれに接続されている。この撹拌装置44の底部
に一端が接続された飲料ホース45の他端は、先端を受
け台14上の容器4内に向けて受け台14の後壁上部に
取り付けられた飲料ノズル46に接続されている。ま
た、撹拌装置44の上には、粉末状,粒状などの原料が
収納される原料箱47および、この原料箱47から販売
の都度落下排出される原料を撹拌装置44内に案内する
漏斗状の原料シュータ48が配設されている。
【0005】このように構成されたカップ式自動販売機
の販売動作は、販売指令信号により容器供給装置5のい
ずれかの送出機構10から一個ずつ送出され排出口12
を通して排出される容器4は、シュータ13内に落下
し、このシュータ13内面でその姿勢を制御されながら
案内されて下降し、受け台14上の中央位置にその開口
を上にして載る。一方、温水バルブ42が開き、飲料ホ
ース45を通り温水タンク41から湯が、また原料シュ
ータ48を通り原料箱47から原料がそれぞれ一定量撹
拌装置44内に供給される。この撹拌装置44内に供給
された湯と原料とが撹拌装置44内で撹拌混合され、原
料が湯に溶解して飲料が製造される。この飲料は、撹拌
装置44の底部に接続された飲料ホース45を通り流下
して飲料ノズル46の先端から受け台14上に待機中の
容器4内に注がれる。この飲料が注入された容器4はお
客さんにより、取出口15を通して取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のカップ式自動販売機の容器供給装置には、集合体
9を格納筒18内に格納して一定間隔を置き一縦列にし
送出機構10に沿う経路16を通して搬送する搬送装置
19が設けられている。この搬送装置19で搬送される
集合体9は、容器4が送出機構10内に無くなった際、
駆動装置40で駆動され経路16を横切って水平方向に
往復移動する水平移動体23で貫通孔17を通し格納筒
18内から送出機構10へ向け押し出されて移動し補給
される。しかし、水平移動体23の移動距離は一定であ
るので、水平移動体23の当接面22で側面を押され送
出機構10に向けて押し出される集合体9は、容器4の
サイズが大きいと行き過ぎて周壁6に押しつけられて押
し潰されたり、容器4のサイズが小さいと送出機構10
に装填される位置まで十分に押し出されなかったりし
て、送出機構10に補給されない場合があるという問題
がある。
【0007】したがって、この発明は、押し潰されたり
送出機構に装填される位置まで十分に押し出されなかっ
たりせずに集合体を送出機構に確実に補給できるカップ
式自動販売機の容器供給装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
のため、この発明によれば、外周面を形成する機体内で
調理製造し販売する各種飲料を入れるカップなどの外形
が逆円錐台状の容器を前記機体内の所定の位置に販売の
都度一個ずつ供給するカップ式自動販売機の容器供給装
置であって、複数の前記容器をこの容器の開口を上にし
上下に積み重ねた棒状の集合体として供給された前記容
器を前記集合体の最下位の前記容器から順に一個ずつ分
離して前記所定の位置に送り出す送出機構を備え、この
送出機構に沿う経路を通り搬送装置により複数一定間隔
を置き一縦列で搬送される前記集合体を、前記容器が前
記送出機構内に無くなった際、この送出機構と前記経路
を隔てて向かい合う位置に配設され前記集合体の側面に
向かい合いかつ当接する当接面が形成された、駆動装置
で駆動され前記経路を横切って水平方向に往復移動する
水平移動体で前記側面を押して前記集合体を前記送出機
構へ向けて移動し補給する自動販売機の容器供給装置に
おいて、前記水平移動体の水平移動距離を可変とするも
のとする。
【0009】また、上記に加え、駆動装置が、軸長方向
が水平な駆動軸で回転駆動されるカムで上下に移動し下
方に付勢して上下移動自在に支持された上下移動体によ
りリンク機構を介して水平移動体を駆動する駆動装置で
あるものとする。また、上記に加え、上下移動体の下端
の下降限位置を可変とするものとする。また、上記に加
え、上下移動体が、上下に分割して上下に伸縮可能に互
に連結固定して構成された、下降限位置を上端部で規制
されかつ下端をカムで押上げられて上下に移動する上下
移動体であるものとする。
【0010】
【作用】この発明は、外周面を形成する機体内で調理製
造し販売する各種飲料を入れるカップなどの外形が逆円
錐台状の複数の容器をこの容器の開口を上にし上下に積
み重ねた棒状の集合体として供給された前記容器を前記
集合体の最下位の前記容器から順に一個ずつ分離して前
記機体内の所定の位置に送り出す送出機構内に前記容器
が無くなった際、前記送出機構に沿う経路を通り搬送装
置により複数一定間隔を置き一縦列で搬送される前記集
合体を前記経路を横切って水平方向に往復移動し前記集
合体の側面を押して前記送出機構へ向けて移動し補給す
る、この送出機構に沿う前記経路を隔てて向かい合う位
置に配設され前記集合体の側面に向かい合いかつ当接す
る当接面が形成された、駆動装置で駆動される水平移動
体の水平移動距離を可変としたので、当接面で側面を押
されて送出機構へ向け移動する集合体の移動距離を変え
ることができ、集合体を構成する容器のサイズが変って
もこの容器のサイズに合った、丁度送出機構に装填され
る位置まで集合体をこの集合体の側面を当接面で押して
移動できる。
【0011】また、上記に加え、駆動装置が、軸長方向
が水平な駆動軸で回転駆動されるカムで上下に移動し下
方に付勢して上下移動自在に支持された上下移動体によ
りリンク機構を介して水平移動体を駆動する駆動装置で
あるものとしたので、駆動装置のカムの形状,カムと上
下移動体と位置関係などを変えることにより、駆動装置
で駆動される上下移動体の移動距離を変えることがで
き、この上下移動体でリンク機構を介して駆動される水
平移動体の移動距離も変えることができる。
【0012】また、上記に加え、上下移動体の下端の下
降限位置を可変とするものとしたので、軸長方向が水平
な駆動軸で駆動されて回転するカムの回転角度に対する
このカムと上下移動体との接触角を変えることができ、
これにより、カムが同じでもも上下移動体の移動距離を
変えることができ、この上下移動体でリンク機構を介し
て駆動される水平移動体の移動距離も変えることができ
る。
【0013】また、上記に加え、上下移動体が、上下に
分割して上下に伸縮可能に互に連結固定して構成され
た、下降限位置を上端部で規制されかつ下端をカムで押
上げられて上下に移動する上下移動体であるものとした
ので、上下移動体を上下に伸縮することにより、上下移
動体の下端の下降限位置を変えることができ、これによ
り軸長方向が水平な駆動軸で駆動されて回転するカムの
回転角度に対するこのカムと上下移動体との接触角を変
えることができ、これに伴い上下の移動距離が変わる上
下移動体でリンク機構を介して駆動される水平移動体の
移動距離を変えることができる。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例のカッ
プ式自動販売機の容器供給装置の構成を示し、(A)が
要部右側縦断面図,(B)が(A)の要部裏面図で、
(A)は図の左側が前面側であり、図2はこの発明の対
象となるカップ式自動販売機の内部構成を示す、ケース
の前面開口を覆う扉を開いた状態の内部構成を示す正面
図、図3は図2の容器供給装置の構成を示し、(A)が
要部右側縦断面拡大図,(B)が(A)の部分横断面要
部平面拡大図で、(A)は図の左側が、また(B)は図
の下側が前面側である。図4と共通あるいは同一部分は
同一の符号で示す。
【0015】図1ないし図3において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1と、このケース1の前
面開口を開閉自在に覆う扉2とで外周面を形成する機体
3を構成している。この機体3内であるケース1内の前
面側中央上寄りに、機体3内で調理製造した各種飲料を
入れる、サイズの異なる複数種の、外形が逆円錐台状の
容器4を供給する容器供給装置49を配設している。こ
の容器供給装置49は、外側周壁面および底面をそれぞ
れ形成する周壁6および底板7で構成した箱状の収納箱
8で覆われており、容器供給装置49内には、容器12
をサイズ別に上下に複数積み重ねた棒状の集合体9の最
下位の容器4から順に分離して販売の都度一個ずつ下方
に送出する、容器4のサイズ毎に対応し底板7から下端
部を下方に突出させて左右に並列した複数の送出機構1
0を備えている。それぞれの送出機構10には、集合体
9の下端部が嵌まり込んでこの集合体9が送出機構10
に装填される、底板7を貫いて収納箱8内に漏斗状の上
端部が突出し上下両面が開口する筒状の筒状体11を取
り付けている。また送出機構10の下には、この送出機
構10それぞれの下面に開口し容器4を下方に排出する
排出口12それぞれの下面開口に上面の開口が向かい合
い上下両面が開口する漏斗状のシュータ13を設けてい
る。このシュータ13の下面開口を、その下の容器4が
載る前面および上面が開口する箱形の受け台14の上面
開口に向かい合わせているとともに、この受け台14の
前面開口を、扉2の下部に形成した、前後両面に開口し
購入した飲料が取り出される取出口15の後面開口に向
かい合わている。一方、収納箱8内奥行側の、送出機構
10の背後には、この送出機構10に沿って通る環状の
経路16を形成している。この経路16内を通り、水平
方向に貫通する貫通孔17を形成した、軸長方向が上下
方向筒状の格納筒18内に集合体9を格納して搬送する
搬送装置19を設けている。この搬送装置19は、車輪
20を介して底板7上に支持し一定間隔を置いて並列し
てローラ鎖21を介して互に連結した複数の格納筒18
を、図示しない駆動部でローラ鎖21を駆動して経路1
6内を搬送する。この経路16を隔てて送出機構10に
向かい合う、送出機構10の後方位置には、格納筒18
内に格納されて搬送装置19で搬送される集合体9の側
面に、貫通孔17を通して向かい合いかつ当接する鉛直
な当接面22を形成した、水平方向に往復移動する水平
移動体23を、軸長方向が水平な駆動軸24で回転駆動
されるカム25で駆動されるリンク機構26に連結して
いる。このリンク機構26は、互に平行な一対のリンク
27を構成要素とする平行形のリンク機構であり、一対
のリンク27の前後両端を、水平移動体23の後面およ
び、環状の経路16の内側に固定した直立する支柱28
の前面に上下に並列してそれぞれ固定した一対の支持体
29,30に軸長方向が左右に水平な回動軸31を介し
てそれぞれ回動自在に支持している。また、下側のリン
ク27の、前後方向の中程に、回動軸31を介して上端
を回動自在に支持した、リンク機構26の構成要素であ
るリンク32の下端を、支持体30の下側の、支柱28
の前面に固定した支持体33に形成した縦長の長孔34
に通した回動軸31を介して支柱28に回動自在かつ上
下移動自在に支持している。長孔34に通した回動軸3
1を引張りコイルばね35で下方に付勢しており、この
引張りコイルばね35で下方に付勢した回動軸31に
は、下端部に回転自在に支持されたローラ36を介し
て、駆動軸24で回転駆動されるカム25に下端が当接
し押し上げられて上下に移動する上下移動体50の上端
を固定している。この上下移動体50を、長孔34に通
した回動軸31を介して支柱28に上下移動自在に支持
するとともに、上部50Aと下部50Bと中間部50C
との3つの部分で構成している。この3つの部分を、上
部50Aに中間部50Cをこの中間部50Cに2つずつ
対にして上下に並列し複数形成したねじ孔51の一対の
ねじ孔51を選択して捩じ込んだ一対のねじ39でねじ
止めするとともに、中間部50Cの中央部に形成した縦
長の長孔52に通したねじ39で中間部50Cと下部5
0Bとをねじ止めして互い連結固定している。それで、
2つずつ対にして形成したねじ孔51の最も上側の一対
のねじ孔51にねじ39を捩じ込んで上部50Aに中間
部50Cをねじ止め固定する。この状態で、カム25の
回転に伴い上下に移動する上下移動体50の上端に固定
した回動軸31が長孔34内をこの長孔34の下端を下
限として上下に移動し移動距離が最大になるように、上
下移動体50の上端に固定した回動軸31とローラ36
との間隔を調整する。その上で、長孔52に通したねじ
39で中間部50Cと下部50Bとをねじ止めして連結
固定すると、上下移動体50でリンク機構26を介して
駆動されて水平方向に往復移動する水平移動体23の水
平移動距離も最大となる。次に、ねじ孔51の最も上側
の対のねじ孔51にねじ込んだねじ39を外して最も上
側より下側の対のねじ孔51に捩じ込んで上部50Aと
中間部50Cとをねじ止めする。すると、上下移動体5
0の上端に固定した回動軸31とローラ36との間隔は
狭くなり、回動軸31と長孔34とで下降限位置が規制
される上下移動体50の、カム25の回転角度に対する
カム25との接触角度が小さくなって上下移動体50の
上下の移動距離が短くなり、これに伴い水平移動体23
の水平移動距離も短くなる。したがって、水平移動体2
3の移動距離を、中間部50Cに2つずつ対にして上下
に並列形成した複数のねじ孔51の一対のねじ孔51を
適宜選択して上部50Aに中間部50Cを一対のねじ3
9でねじ止めすることにより、適宜変えることができ
る。このねじ39でねじ止めして連結固定した上部50
A,下部50Bおよび中間部50Cで構成した上下移動
体50,駆動軸24,カム25,リンク機構26,回動
軸31,引張りコイルばね35,ローラ36などで水平
移動体23を水平方向に往復移動する駆動装置53を構
成している。この駆動装置53は、駆動軸24で回転駆
動されるカム25で押し上げられて上下に移動する上下
移動体50がリンク機構26を駆動し、このリンク機構
が水平移動体23を水平方向に移動駆動する。上下移動
体50でリンク機構26が駆動されると回動駆動される
リンク27の回動に伴い、水平移動体23が貫通孔17
を通り抜け経路16を横切って前後に往復移動する。一
方、搬送装置19が格納筒18内に格納して一定間隔を
置いて並列した集合体9を図示しない駆動部でローラ鎖
21を駆動して経路16内を搬送する。その他の構成は
前記した従来例と同様である。
【0016】前述の構成において、この発明のカップ自
動販売機の容器供給装置を備えたカップ式自動販売機の
販売動作は前記した従来例と同一であるので、販売の都
度一個ずつ受け台14上に内部の容器4が供給されて送
出機構10内の容器4が減って無くなったときの容器供
給装置49の動作および機能を以下説明する。送出機構
10内の容器4が減って無くなると、この送出機構10
の背後に、この送出機構10に対応するサイズの容器4
の集合体9を格納した格納筒18が、容器売切れ検知信
号に基づき、搬送装置19で搬送される。同時に、この
搬送装置19で搬送された集合体9を構成する容器4の
サイズに合った、水平移動体23の移動距離になるよう
に上下の移動距離を一対のねじ孔51を適宜選択して設
定した上下移動体50が駆動軸24で回転駆動されるカ
ム25で上方に押し上げられる。このカム25で押し上
げられる上下移動体50でリンク機構26を介し駆動さ
れて前進する水平移動体23がその当接面22で格納筒
18内の集合体9の側面を押してこの集合体9の下端部
が筒状体11内に丁度嵌まり込む位置まで貫通孔17を
通して格納筒18内から送出機構10へ向けて集合体9
を押し出す。押し出された集合体9は格納筒18から落
下して下端部が筒状体11内に嵌まり込み、送出機構1
0に確実に装填補給される。したがって、集合体9を構
成する容器4のサイズに合わせた水平移動体23の移動
距離で送出機構10へ向けて格納筒18内から押し出さ
れる集合体9は、周壁6に押しつけられて押し潰された
り、送出機構10に装填される位置まで十分に押し出さ
れなかったりすることはなくなる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、外周面を形成する機
体内で調理製造し販売する各種飲料を入れるカップなど
の外形が逆円錐台状の複数の容器をこの容器の開口を上
にし上下に積み重ねた棒状の集合体として供給された前
記容器を前記集合体の最下位の前記容器から順に一個ず
つ分離して前記機体内の所定の位置に送り出す送出機構
内に前記容器が無くなった際、前記送出機構に沿う経路
を通り搬送装置により複数一定間隔を置き一縦列で搬送
される前記集合体を前記経路を横切って水平方向に往復
移動し前記集合体の側面を押して前記送出機構へ向けて
移動し補給する、この送出機構に沿う前記経路を隔てて
向かい合う位置に配設され前記集合体の側面に向かい合
いかつ当接する当接面が形成された、駆動装置で駆動さ
れる水平移動体の水平移動距離を可変としたので、集合
体を構成する容器のサイズが変ってもこの容器のサイズ
に合った、丁度送出機構に装填される位置まで集合体を
この集合体の側面を当接面で押して移動できる。
【0018】また、上記に加え、駆動装置が、軸長方向
が水平な駆動軸で回転駆動されるカムで上下に移動し下
方に付勢して上下移動自在に支持された上下移動体によ
りリンク機構を介して水平移動体を駆動する駆動装置で
あるものとしたので、駆動装置で駆動される上下移動体
の移動距離を変えることができ、この上下移動体でリン
ク機構を介して駆動される水平移動体の移動距離も変え
ることができる。
【0019】また、上記に加え、上下移動体の下端の下
降限位置を可変とするものとしたので、カムが同じでも
も上下移動体の移動距離を変えることができ、この上下
移動体でリンク機構を介して駆動される水平移動体の移
動距離も変えることができる。また、上記に加え、上下
移動体が、上下に分割して上下に伸縮可能に互に連結固
定して構成された、下降限位置を上端部で規制されかつ
下端をカムで押上げられて上下に移動する上下移動体で
あるものとしたので、上下移動体を上下に伸縮すること
により、移動距離が変わる上下移動体でリンク機構を介
して駆動される水平移動体の移動距離を変えることがで
きる。
【0020】その結果、送出機構内に容器が無くなった
際には、押し潰されたり送出機構に装填される位置まで
十分に押し出されなかったりせずに集合体を送出機構に
確実に補給できるとともに、飲料の原料および容器が機
体内にあるにもかかわらず飲料を販売できなくなるとい
う事態を避けることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例のカップ式自動販売機
の容器供給装置の構成を示し、(A)が要部右側縦断面
図、(B)が(A)の要部裏面図
【図2】この発明の対象となるカップ式自動販売機の内
部構成を示す、ケースの前面開口を覆う扉を開いた状態
の内部構成を示す正面図、
【図3】図2の容器供給装置の構成を示し、(A)が要
部右側縦断面拡大図,(B)が(A)の部分横断面要部
平面拡大図
【図4】従来の一つのカップ式自動販売機の容器供給装
置の構成を示し、(A)が要部右側縦断面図,(B)が
(A)の要部縦断面拡大図
【符号の説明】
1 ケース 2 扉 3 機体 4 容器 5 容器供給装置 6 周壁 7 底板 8 収納箱 9 集合体 10 送出機構 11 筒状体 12 排出口 13 シュータ 14 受け台 15 取出口 16 経路 17 貫通孔 18 格納筒 19 搬送装置 20 車輪 21 ローラ鎖 22 当接面 23 水平移動体 24 駆動軸 25 カム 26 リンク機構 27 リンク 28 支柱 29 支持体 30 支持体 31 回動軸 32 リンク 33 支持体 34 長孔 35 引張りコイルばね 36 ローラ 37 上下移動体 37A 上部 37B 下部 38 長孔 39 ねじ 40 駆動装置 41 温水タンク 42 温水バルブ 43 ホース 44 撹拌装置 45 飲料ホース 46 飲料ノズル 47 原料箱 48 原料シュータ 49 容器供給装置 50 上下移動体 50A 上部 50B 下部 50C 中間部 51 ねじ孔 52 長孔 53 駆動装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面を形成する機体内で調理製造し販売
    する各種飲料を入れるカップなどの外形が逆円錐台状の
    容器を前記機体内の所定の位置に販売の都度一個ずつ供
    給するカップ式自動販売機の容器供給装置であって、複
    数の前記容器をこの容器の開口を上にし上下に積み重ね
    た棒状の集合体として供給された前記容器を前記集合体
    の最下位の前記容器から順に一個ずつ分離して前記所定
    の位置に送り出す送出機構を備え、この送出機構に沿う
    経路を通り搬送装置により複数一定間隔を置き一縦列で
    搬送される前記集合体を、前記容器が前記送出機構内に
    無くなった際、この送出機構と前記経路を隔てて向かい
    合う位置に配設され前記集合体の側面に向かい合いかつ
    当接する当接面が形成された、駆動装置で駆動され前記
    経路を横切って水平方向に往復移動する水平移動体で前
    記側面を押して前記集合体を前記送出機構へ向けて移動
    し補給する自動販売機の容器供給装置において、前記水
    平移動体の水平移動距離を可変としたことを特徴とする
    カップ式自動販売機の容器供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカップ式自動販売機の容器
    供給装置において、駆動装置が、軸長方向が水平な駆動
    軸で回転駆動されるカムで上下に移動し下方に付勢して
    上下移動自在に支持された上下移動体によりリンク機構
    を介して水平移動体を駆動する駆動装置であるカップ式
    自動販売機の容器供給装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のカップ式自動販売機の容器
    供給装置において、上下移動体の下端の下降限位置を可
    変としたカップ式自動販売機の容器供給装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカップ式自動販売機の容器
    供給装置において、上下移動体が、上下に分割して上下
    に伸縮可能に互に連結固定して構成された、下降限位置
    を上端部で規制されかつ下端をカムで押上げられて上下
    に移動する上下移動体であるカップ式自動販売機の容器
    供給装置。
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