JP2892629B2 - アクチュエータ装置 - Google Patents
アクチュエータ装置Info
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- JP2892629B2 JP2892629B2 JP9008965A JP896597A JP2892629B2 JP 2892629 B2 JP2892629 B2 JP 2892629B2 JP 9008965 A JP9008965 A JP 9008965A JP 896597 A JP896597 A JP 896597A JP 2892629 B2 JP2892629 B2 JP 2892629B2
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- JP
- Japan
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- actuator
- actuator means
- sleeve member
- output
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリーブ部材を所
定方向に移動させるためのアクチュエータ装置に関す
る。
定方向に移動させるためのアクチュエータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アクチュエータ装置の一例とし
て、たとえば図18に示すものが知られている。この公
知のアクチュエータ装置は、3個のアクチュエータ手
段、すなわち第1〜第3のアクチュエータ手段から構成
されている。アクチュエータ装置は、上下方向に間隔を
置いて配設された上壁2と下壁4との間に配設され、こ
れら壁2,4に沿ってたとえば矢印6で示す方向に移動
する。第1のアクチュエータ手段8は、両矢印10で示
すように上下方向に変位するように配置される。第2の
アクチュエータ手段12は、第1のアクチュエータ手段
8の一端部に固定され、両矢印14で示すように水平方
向、すなわち図1において左右方向に変位するように配
置される。また、第3のアクチュエータ手段16は、第
2のアクチュエータ手段12の一端部に固定され、両矢
印18で示すように上下方向に変位するように配置され
る。第1〜第3のアクチュエータ手段8,12,16
は、たとえば圧電アクチュエータから構成される。
て、たとえば図18に示すものが知られている。この公
知のアクチュエータ装置は、3個のアクチュエータ手
段、すなわち第1〜第3のアクチュエータ手段から構成
されている。アクチュエータ装置は、上下方向に間隔を
置いて配設された上壁2と下壁4との間に配設され、こ
れら壁2,4に沿ってたとえば矢印6で示す方向に移動
する。第1のアクチュエータ手段8は、両矢印10で示
すように上下方向に変位するように配置される。第2の
アクチュエータ手段12は、第1のアクチュエータ手段
8の一端部に固定され、両矢印14で示すように水平方
向、すなわち図1において左右方向に変位するように配
置される。また、第3のアクチュエータ手段16は、第
2のアクチュエータ手段12の一端部に固定され、両矢
印18で示すように上下方向に変位するように配置され
る。第1〜第3のアクチュエータ手段8,12,16
は、たとえば圧電アクチュエータから構成される。
【0003】このアクチュエータ装置には、たとえば図
19で示す駆動電圧が印加される。すなわち、第1のア
クチュエータ手段8には、図19の実線Aで示す矩形の
駆動電圧が印加され、第2(または第3)のアクチュエ
ータ手段12(または16)には、図19の実線B(ま
たはC)で示す矩形の駆動電圧が印加される。したがっ
て、このアクチュエータ装置においては、まず、第1の
アクチュエータ手段8には負の電圧が印加され、これに
よって第1のアクチュエータ手段8が収縮する。一方、
第2および第3のアクチュエータ手段12,16には正
の電圧が印加され、これによって第2および第3のアク
チュエータ手段12,16が伸張される。このよう駆動
電圧が印加されると、図19に示すとおりの状態とな
り、第3のアクチュエータ手段16によってアクチュエ
ータ装置は上壁2および下壁4との間に保持される。次
いで、第1のアクチュエータ手段8に正の駆動電圧が印
加され、第1のアクチュエータ手段8が伸張して、アク
チュエータ装置は第1および第3のアクチュエータ手段
8,16によって保持される。次に、第3のアクチュエ
ータ手段16に負の駆動電圧が印加され、第3のアクチ
ュエータ手段16が収縮される(このとき第1のアクチ
ュエータ手段8によって保持される)。その後、第2の
アクチュエータ手段12に負の駆動電圧が印加され、第
2のアクチュエータ手段12が収縮され、これによって
第3のアクチュエータ手段16が矢印6で示す方向に移
動される。しかる後、第3のアクチュエータ手段16に
正の駆動電圧が印加され、第3のアクチュエータ手段1
6に正の駆動電圧が印加され、第3のアクチュエータ手
段16が伸張される。次いで、第1のアクチュエータ手
段8に負の駆動電圧が印加され、第1のアクチュエータ
手段8が収縮される。その後、再び第2のアクチュエー
タ手段2に正の駆動電圧が印加され、第2のアクチュエ
ータ手段12が伸張され、これによって第1のアクチュ
エータ手段8が矢印6で示す方向に移動される。そし
て、上述した動作が繰返し遂行され、これによってアク
チュエータ装置は、矢印6で示す方向に移動される。
19で示す駆動電圧が印加される。すなわち、第1のア
クチュエータ手段8には、図19の実線Aで示す矩形の
駆動電圧が印加され、第2(または第3)のアクチュエ
ータ手段12(または16)には、図19の実線B(ま
たはC)で示す矩形の駆動電圧が印加される。したがっ
て、このアクチュエータ装置においては、まず、第1の
アクチュエータ手段8には負の電圧が印加され、これに
よって第1のアクチュエータ手段8が収縮する。一方、
第2および第3のアクチュエータ手段12,16には正
の電圧が印加され、これによって第2および第3のアク
チュエータ手段12,16が伸張される。このよう駆動
電圧が印加されると、図19に示すとおりの状態とな
り、第3のアクチュエータ手段16によってアクチュエ
ータ装置は上壁2および下壁4との間に保持される。次
いで、第1のアクチュエータ手段8に正の駆動電圧が印
加され、第1のアクチュエータ手段8が伸張して、アク
チュエータ装置は第1および第3のアクチュエータ手段
8,16によって保持される。次に、第3のアクチュエ
ータ手段16に負の駆動電圧が印加され、第3のアクチ
ュエータ手段16が収縮される(このとき第1のアクチ
ュエータ手段8によって保持される)。その後、第2の
アクチュエータ手段12に負の駆動電圧が印加され、第
2のアクチュエータ手段12が収縮され、これによって
第3のアクチュエータ手段16が矢印6で示す方向に移
動される。しかる後、第3のアクチュエータ手段16に
正の駆動電圧が印加され、第3のアクチュエータ手段1
6に正の駆動電圧が印加され、第3のアクチュエータ手
段16が伸張される。次いで、第1のアクチュエータ手
段8に負の駆動電圧が印加され、第1のアクチュエータ
手段8が収縮される。その後、再び第2のアクチュエー
タ手段2に正の駆動電圧が印加され、第2のアクチュエ
ータ手段12が伸張され、これによって第1のアクチュ
エータ手段8が矢印6で示す方向に移動される。そし
て、上述した動作が繰返し遂行され、これによってアク
チュエータ装置は、矢印6で示す方向に移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクチュエータ装置では、アクチュエータ手段が3つ必
要であり、装置自体が高価となる問題があった。また、
それらアクチュエータ手段に印加する駆動電圧の制御が
複雑であり、また印加する駆動電流が矩形波であるため
大型でかつ高価な駆動電源が必要である等の問題があっ
た。
アクチュエータ装置では、アクチュエータ手段が3つ必
要であり、装置自体が高価となる問題があった。また、
それらアクチュエータ手段に印加する駆動電圧の制御が
複雑であり、また印加する駆動電流が矩形波であるため
大型でかつ高価な駆動電源が必要である等の問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、比較的簡単な構成でスリ
ーブ部材を所定方向に移動させることができるアクチュ
エータ装置を提供することである。本発明の他の目的
は、駆動電圧の制御が容易で、また小型の電源でもって
所要のとおりに駆動することができるアクチュエータ装
置を提供することである。
ーブ部材を所定方向に移動させることができるアクチュ
エータ装置を提供することである。本発明の他の目的
は、駆動電圧の制御が容易で、また小型の電源でもって
所要のとおりに駆動することができるアクチュエータ装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力部が相互
に対向して配設された第1および第2のアクチュエータ
手段と、前記第1および第2のアクチュエータ手段の出
力部の軸線方向の変位を半径方向の変位に変換する出力
変換手段と、前記第1および第2のアクチュエータ手段
の出力部を覆って軸線方向に延びるスリーブ部材とを具
備し、前記第1および第2のアクチュエータの出力部が
相互に近接する方向に変位すると、それらの軸線方向の
変位が前記出力変換手段の作用によって半径方向の変位
に変換され、これによって前記第1および第2のアクチ
ュエータ手段の出力部は前記スリーブ部材の内周面に作
用してこれを保持し、前記スリーブ部材を保持した状態
で、前記第1および第2のアクチュエータ手段の一方
は、その出力部が伸張するように制御され、それらの他
方は、その出力部が収縮するように制御され、かくして
前記スリーブ部材は前記第1および第2のアクチュエー
タ手段の伸縮によって前記軸線方向に移動されることを
特徴とするアクチュエータ装置である。本発明に従え
ば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力部が対
向して配設される。アクチュエータ装置の出力部材であ
るスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の出力部
が相互に近接する方向に変位すると、出力変位手段に作
用によって、それらの軸線方向の変位が半径方向の変位
に変換され、これら出力部がスリーブ部材を保持する。
そして、スリーブ部材を保持した状態で、第1および第
2のアクチュエータ手段のいずれか一方が伸張され、そ
れらの他方が収縮されると、保持されたスリーブ部材は
所定方向に移動される。したがって、2個のアクチュエ
ータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させる
ことができ、その構成も比較的簡単である。
に対向して配設された第1および第2のアクチュエータ
手段と、前記第1および第2のアクチュエータ手段の出
力部の軸線方向の変位を半径方向の変位に変換する出力
変換手段と、前記第1および第2のアクチュエータ手段
の出力部を覆って軸線方向に延びるスリーブ部材とを具
備し、前記第1および第2のアクチュエータの出力部が
相互に近接する方向に変位すると、それらの軸線方向の
変位が前記出力変換手段の作用によって半径方向の変位
に変換され、これによって前記第1および第2のアクチ
ュエータ手段の出力部は前記スリーブ部材の内周面に作
用してこれを保持し、前記スリーブ部材を保持した状態
で、前記第1および第2のアクチュエータ手段の一方
は、その出力部が伸張するように制御され、それらの他
方は、その出力部が収縮するように制御され、かくして
前記スリーブ部材は前記第1および第2のアクチュエー
タ手段の伸縮によって前記軸線方向に移動されることを
特徴とするアクチュエータ装置である。本発明に従え
ば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力部が対
向して配設される。アクチュエータ装置の出力部材であ
るスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の出力部
が相互に近接する方向に変位すると、出力変位手段に作
用によって、それらの軸線方向の変位が半径方向の変位
に変換され、これら出力部がスリーブ部材を保持する。
そして、スリーブ部材を保持した状態で、第1および第
2のアクチュエータ手段のいずれか一方が伸張され、そ
れらの他方が収縮されると、保持されたスリーブ部材は
所定方向に移動される。したがって、2個のアクチュエ
ータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させる
ことができ、その構成も比較的簡単である。
【0007】また本発明は、前記第1および第2のアク
チュエータ手段の出力部はスライダから構成され、前記
出力変換手段は、前記スライダの先端面に形成された傾
斜面から構成されており、前記第1および第2のアクチ
ュエータのスライダが相互に近接する方向に変位する
と、両スライダの傾斜面の作用によって、両スライダの
軸線方向の変位が、相互に離隔する方向の半径方向の変
位に変換され、これによって前記第1および第2のアク
チュエータ手段のスライダは、前記スリーブ部材の内周
面に作用してこれを保持することを特徴とする。本発明
に従えば、出力変換手段は、それらの出力部であるスラ
イダの傾斜面から構成されているので、第1及び第2の
アクチュエータ手段の出力が相互に近接する方向に変位
すると、それらの傾斜面の作用によって、それらのスラ
イダの軸線方向の変位が半径方向の変位に変換され、し
たがって比較的簡単な構成でもってスライダの軸線方向
の変位を半径方向の変位に変換することができる。
チュエータ手段の出力部はスライダから構成され、前記
出力変換手段は、前記スライダの先端面に形成された傾
斜面から構成されており、前記第1および第2のアクチ
ュエータのスライダが相互に近接する方向に変位する
と、両スライダの傾斜面の作用によって、両スライダの
軸線方向の変位が、相互に離隔する方向の半径方向の変
位に変換され、これによって前記第1および第2のアク
チュエータ手段のスライダは、前記スリーブ部材の内周
面に作用してこれを保持することを特徴とする。本発明
に従えば、出力変換手段は、それらの出力部であるスラ
イダの傾斜面から構成されているので、第1及び第2の
アクチュエータ手段の出力が相互に近接する方向に変位
すると、それらの傾斜面の作用によって、それらのスラ
イダの軸線方向の変位が半径方向の変位に変換され、し
たがって比較的簡単な構成でもってスライダの軸線方向
の変位を半径方向の変位に変換することができる。
【0008】また本発明は、出力部が相互に対向して配
設された第1および第2のアクチュエータ手段と、前記
第1および第2のアクチュエータ手段の出力部の間に配
設された弾性変形手段と、前記弾性変形手段を覆って軸
線方向に延びるスリーブ部材とを具備し、前記第1およ
び第2のアクチュエータの出力部が相互に近接する方向
に変位すると、それらの軸線方向の変位によって前記弾
性変形手段が半径方向に弾性変形され、これによって前
記弾性変形手段は前記スリーブ部材の内周面に作用して
これを保持し、前記弾性変形手段がスリーブ部材を保持
した状態で、前記第1および第2のアクチュエータ手段
の一方は、その出力部が伸張するように制御され、それ
らの他方は、その出力部が収縮するように制御され、か
くして前記スリーブ部材は前記第1および第2のアクチ
ュエータ手段の伸縮によって前記軸線方向に移動される
ことを特徴とするアクチュエータ装置である。本発明に
従えば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力部
が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力部材
であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の出
力部が相互に近接する方向に変位すると、両出力部の間
に配設された弾性変形手段が半径方向の変位に弾性変形
してスリーブ部材を保持する。そして、スリーブ部材を
保持した状態で、第1および第2のアクチュエータ手段
のいずれか一方が伸張され、それらの他方が収縮される
と、弾性変形手段によって保持されたスリーブ部材は所
定方向に移動される。したがって、2個のアクチュエー
タ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させるこ
とができ、その構成も比較的簡単である。
設された第1および第2のアクチュエータ手段と、前記
第1および第2のアクチュエータ手段の出力部の間に配
設された弾性変形手段と、前記弾性変形手段を覆って軸
線方向に延びるスリーブ部材とを具備し、前記第1およ
び第2のアクチュエータの出力部が相互に近接する方向
に変位すると、それらの軸線方向の変位によって前記弾
性変形手段が半径方向に弾性変形され、これによって前
記弾性変形手段は前記スリーブ部材の内周面に作用して
これを保持し、前記弾性変形手段がスリーブ部材を保持
した状態で、前記第1および第2のアクチュエータ手段
の一方は、その出力部が伸張するように制御され、それ
らの他方は、その出力部が収縮するように制御され、か
くして前記スリーブ部材は前記第1および第2のアクチ
ュエータ手段の伸縮によって前記軸線方向に移動される
ことを特徴とするアクチュエータ装置である。本発明に
従えば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力部
が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力部材
であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の出
力部が相互に近接する方向に変位すると、両出力部の間
に配設された弾性変形手段が半径方向の変位に弾性変形
してスリーブ部材を保持する。そして、スリーブ部材を
保持した状態で、第1および第2のアクチュエータ手段
のいずれか一方が伸張され、それらの他方が収縮される
と、弾性変形手段によって保持されたスリーブ部材は所
定方向に移動される。したがって、2個のアクチュエー
タ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させるこ
とができ、その構成も比較的簡単である。
【0009】また本発明は、前記第1および第2のアク
チュエータ手段に関連して、これらを駆動するための駆
動回路が設けられており、前記駆動回路は、相互に位相
が所定角度相違するサイン波形の駆動電圧を前記第1お
よび第2のアクチュエータに送給することを特徴とす
る。本発明に従えば、相互に位相が所定角度相違するサ
イン波形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることに
よって第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要
のとおり移動させることがき、簡単な駆動回路でもって
スリーブ部材を所定方向に移動させることができる。
チュエータ手段に関連して、これらを駆動するための駆
動回路が設けられており、前記駆動回路は、相互に位相
が所定角度相違するサイン波形の駆動電圧を前記第1お
よび第2のアクチュエータに送給することを特徴とす
る。本発明に従えば、相互に位相が所定角度相違するサ
イン波形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることに
よって第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要
のとおり移動させることがき、簡単な駆動回路でもって
スリーブ部材を所定方向に移動させることができる。
【0010】また本発明は、前記第1および第2のアク
チュエータ手段に関連して、これらを駆動するための駆
動回路が設けられており、前記駆動回路は、相互に位相
が所定角度相違するのこぎり波形の駆動電圧を前記第1
および第2のアクチュエータに送給することを特徴とす
る。本発明に従えば、相互に位相が所定角度相違するの
こぎり波形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いること
によって第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所
要のとおり移動させることがき、簡単な駆動回路でもっ
てスリーブ部材を所定方向に移動させることができる。
チュエータ手段に関連して、これらを駆動するための駆
動回路が設けられており、前記駆動回路は、相互に位相
が所定角度相違するのこぎり波形の駆動電圧を前記第1
および第2のアクチュエータに送給することを特徴とす
る。本発明に従えば、相互に位相が所定角度相違するの
こぎり波形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いること
によって第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所
要のとおり移動させることがき、簡単な駆動回路でもっ
てスリーブ部材を所定方向に移動させることができる。
【0011】また本発明は、前記駆動回路は、駆動電圧
の周波数、駆動電圧の振幅、駆動電圧の位相差の少なく
とも一つを調整するための調整手段を含んでいることを
特徴とする。本発明に従えば、駆動回路は調整手段を含
んでいる。この調整手段によって駆動電圧の周波数を調
整するときには、所定時間における移動回数、換言する
とスリーブ部材の移動速度を調整することができる。ま
た、調整手段によって駆動電圧の振幅を調整する場合に
は、1サイクルにおける移動量、換言するとスリーブ部
材の移動速度を調整することができる。さらに、調整手
段によって、駆動電圧の位相差を調整する場合には、ス
リーブ部材の移動方向およびスリーブ部材を保持する保
持力を調整することができる。
の周波数、駆動電圧の振幅、駆動電圧の位相差の少なく
とも一つを調整するための調整手段を含んでいることを
特徴とする。本発明に従えば、駆動回路は調整手段を含
んでいる。この調整手段によって駆動電圧の周波数を調
整するときには、所定時間における移動回数、換言する
とスリーブ部材の移動速度を調整することができる。ま
た、調整手段によって駆動電圧の振幅を調整する場合に
は、1サイクルにおける移動量、換言するとスリーブ部
材の移動速度を調整することができる。さらに、調整手
段によって、駆動電圧の位相差を調整する場合には、ス
リーブ部材の移動方向およびスリーブ部材を保持する保
持力を調整することができる。
【0012】また本発明は、出力部が相互に対向する前
記第1および第2のアクチュエータ2組設けられてお
り、前記2組の第1および第2のアクチュエータ手段
は、直列的または並列的に配置され、交互に前記スリー
ブ部材に作用して軸線方向に移動することを特徴とす
る。本発明に従えば、直列的または並列的に配設された
2組の第1および第2のアクチュエータ手段が交互にス
リーブ部材に作用する。したがって、アクチュエータ装
置に無駄な動きがなく、スリーブ部材を効率よく移動さ
せることができる。
記第1および第2のアクチュエータ2組設けられてお
り、前記2組の第1および第2のアクチュエータ手段
は、直列的または並列的に配置され、交互に前記スリー
ブ部材に作用して軸線方向に移動することを特徴とす
る。本発明に従えば、直列的または並列的に配設された
2組の第1および第2のアクチュエータ手段が交互にス
リーブ部材に作用する。したがって、アクチュエータ装
置に無駄な動きがなく、スリーブ部材を効率よく移動さ
せることができる。
【0013】さらに本発明は、前記第1および第2のア
クチュエータ手段は、圧電アクチュエータまたは超磁歪
アクチュエータから構成されていることを特徴とする。
本発明に従えば、第1および第2アクチュエータ手段が
圧電アクチュエータまたは磁歪アクチュエータから構成
されているので、これに印加される駆動電圧または駆動
電流を変化させることによってスリーブ部材を移動させ
ることができる。
クチュエータ手段は、圧電アクチュエータまたは超磁歪
アクチュエータから構成されていることを特徴とする。
本発明に従えば、第1および第2アクチュエータ手段が
圧電アクチュエータまたは磁歪アクチュエータから構成
されているので、これに印加される駆動電圧または駆動
電流を変化させることによってスリーブ部材を移動させ
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に従うアクチュエータ装置について説明する。
本発明に従うアクチュエータ装置について説明する。
【0015】図1は、本発明に従うアクチュエータ装置
の第1の実施形態を示す断面図である。図1において、
図示のアクチュエータ装置は、2個のアクチュエータ手
段、すなわち第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104を備えている。第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104は、電圧を印加すると伸縮変位
が生じる圧電アクチュエータから構成されている。第1
および第2のアクチュエータ手段102,104は、ア
クチュエータ本体106,108を有し、アクチュエー
タ本体106,108の一端部には軸部110,112
が設けられ、これら軸部110,112の先端部に、出
力部を構成するスライダ114,116が設けられてい
る。この実施形態では、第1および第2のアクチュエー
タ手段102,104のスライダ114,116が相互
に対向するように配置される。また、アクチュエータ本
体106,108の他端部は、たとえば固定壁でよい静
止部材118,120に固定される。したがって、第1
および第2のアクチュエータ手段102,104のアク
チュエータ本体106,108に駆動電圧が印加される
と、それらのスライダ114,116はそれらの軸線方
向、図1において左右方向に変位する。
の第1の実施形態を示す断面図である。図1において、
図示のアクチュエータ装置は、2個のアクチュエータ手
段、すなわち第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104を備えている。第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104は、電圧を印加すると伸縮変位
が生じる圧電アクチュエータから構成されている。第1
および第2のアクチュエータ手段102,104は、ア
クチュエータ本体106,108を有し、アクチュエー
タ本体106,108の一端部には軸部110,112
が設けられ、これら軸部110,112の先端部に、出
力部を構成するスライダ114,116が設けられてい
る。この実施形態では、第1および第2のアクチュエー
タ手段102,104のスライダ114,116が相互
に対向するように配置される。また、アクチュエータ本
体106,108の他端部は、たとえば固定壁でよい静
止部材118,120に固定される。したがって、第1
および第2のアクチュエータ手段102,104のアク
チュエータ本体106,108に駆動電圧が印加される
と、それらのスライダ114,116はそれらの軸線方
向、図1において左右方向に変位する。
【0016】第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ114,116の先端部には、変
位変換手段を構成する傾斜面122,124が形成され
ている。第1および第2のアクチュエータ手段102,
104の傾斜面122,124は、所定方向に、図1に
おいて下方に向けて右外側に傾斜し、これらの傾斜面1
22,124は実質上平行に延びている。これら傾斜面
122,124の傾斜角度は、たとえば10〜45度程
度でよい。
2,104のスライダ114,116の先端部には、変
位変換手段を構成する傾斜面122,124が形成され
ている。第1および第2のアクチュエータ手段102,
104の傾斜面122,124は、所定方向に、図1に
おいて下方に向けて右外側に傾斜し、これらの傾斜面1
22,124は実質上平行に延びている。これら傾斜面
122,124の傾斜角度は、たとえば10〜45度程
度でよい。
【0017】第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ114,116の間には、後述す
るスライダ114,116の半径方向の変位が容易とな
るように複数個の球状部材126が介在されている。こ
れら球状部材126は、傾斜面122,124の実質上
全域に配設されている。球状部材126に代えて、円筒
状部材を図1において上下方向に、すなわちスライダ1
14,116が半径方向に変位する方向に配設するよう
にしてもよい。なお、スライダ114,116が傾斜面
122,124に沿ってスムースに移動する場合には、
球状部材126を省略することができる。
2,104のスライダ114,116の間には、後述す
るスライダ114,116の半径方向の変位が容易とな
るように複数個の球状部材126が介在されている。こ
れら球状部材126は、傾斜面122,124の実質上
全域に配設されている。球状部材126に代えて、円筒
状部材を図1において上下方向に、すなわちスライダ1
14,116が半径方向に変位する方向に配設するよう
にしてもよい。なお、スライダ114,116が傾斜面
122,124に沿ってスムースに移動する場合には、
球状部材126を省略することができる。
【0018】第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ114,116を被嵌して軸線方
向に延びるスリーブ部材128が配設されている。この
スリーブ部材128は、アクチュエータ装置の出力部材
として機能する。本実施形態では、スリーブ部材128
は内径が円形の中空部材から構成されている。そして、
この形状に対応して、第1および第2のアクチュエータ
手段102,104のスライダ114,116は円筒状
に形成され、スライダ114,116の外径は、スリー
ブ部材128に対するスライダ114,116の相対的
移動を許容するために、スリーブ部材128の内径より
も幾分小さく、たとえば数十μm程度小さく設定されて
いる。なお、スリーブ部材128は四角状の中空スリー
ブ部材から構成することもでき、この場合には、スライ
ダ114,116の外形は、スリーブ部材128の内周
形状に対応し、これより幾分小さい四角柱状に形成され
る。このようなスリーブ部材128は、円形状の保持孔
130を有する保持部材132に比較的弱い保持力でも
って保持される。保持部材132は、たとえばゴム材料
から形成することができる。
2,104のスライダ114,116を被嵌して軸線方
向に延びるスリーブ部材128が配設されている。この
スリーブ部材128は、アクチュエータ装置の出力部材
として機能する。本実施形態では、スリーブ部材128
は内径が円形の中空部材から構成されている。そして、
この形状に対応して、第1および第2のアクチュエータ
手段102,104のスライダ114,116は円筒状
に形成され、スライダ114,116の外径は、スリー
ブ部材128に対するスライダ114,116の相対的
移動を許容するために、スリーブ部材128の内径より
も幾分小さく、たとえば数十μm程度小さく設定されて
いる。なお、スリーブ部材128は四角状の中空スリー
ブ部材から構成することもでき、この場合には、スライ
ダ114,116の外形は、スリーブ部材128の内周
形状に対応し、これより幾分小さい四角柱状に形成され
る。このようなスリーブ部材128は、円形状の保持孔
130を有する保持部材132に比較的弱い保持力でも
って保持される。保持部材132は、たとえばゴム材料
から形成することができる。
【0019】上述したアクチュエータ装置において、第
1および第2のアクチュエータ手段102,104に正
の駆動電圧が印加されると、アクチュエータ本体10
6,108が歪んで伸張し、それらのスライダ114,
116は相互に近接する方向に変位する。かくすると、
スライダ114,116の先端面が傾斜しているので、
それらの軸線方向の変位が傾斜面122,124によっ
て半径方向の変位に変換され、軸部110,112が幾
分弾性変形することによってスライダ114,116が
半径方向に変位する。かく変位すると、図2に示すとお
り、第1のアクチュエータ手段102のスライダ114
がスリーブ部材128の内周上部に作用し、また第2の
アクチュエータ手段104のスライダ116がスリーブ
部材128の内周下部に作用し、これによってスリーブ
部材128は一対のスライダ114,116によって保
持される。そして、かかる保持状態において、第1のア
クチュエータ手段102のアクチュエータ本体106が
さらに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段10
4のアクチュエータ本体108が収縮されると、図3に
示すとおり、スリーブ部材128が、図3に二点鎖線で
示す位置(図1および図2に示す位置)から図3に実線
で示す位置に矢印134で示す方向(図3において左
方)に移動される。
1および第2のアクチュエータ手段102,104に正
の駆動電圧が印加されると、アクチュエータ本体10
6,108が歪んで伸張し、それらのスライダ114,
116は相互に近接する方向に変位する。かくすると、
スライダ114,116の先端面が傾斜しているので、
それらの軸線方向の変位が傾斜面122,124によっ
て半径方向の変位に変換され、軸部110,112が幾
分弾性変形することによってスライダ114,116が
半径方向に変位する。かく変位すると、図2に示すとお
り、第1のアクチュエータ手段102のスライダ114
がスリーブ部材128の内周上部に作用し、また第2の
アクチュエータ手段104のスライダ116がスリーブ
部材128の内周下部に作用し、これによってスリーブ
部材128は一対のスライダ114,116によって保
持される。そして、かかる保持状態において、第1のア
クチュエータ手段102のアクチュエータ本体106が
さらに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段10
4のアクチュエータ本体108が収縮されると、図3に
示すとおり、スリーブ部材128が、図3に二点鎖線で
示す位置(図1および図2に示す位置)から図3に実線
で示す位置に矢印134で示す方向(図3において左
方)に移動される。
【0020】第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104は、図4(a)で示すサイン波形の駆動電圧
を生成する駆動回路136(図1)によって駆動され
る。すなわち、第1のアクチュエータ手段102は、図
4(a)に実線Pで示す駆動電圧によって駆動され、第
2のアクチュエータ手段104は、図4(a)に破線Q
で示す駆動電圧、換言すると第1のアクチュエータ手段
102の駆動電圧に対して所定角度位相が相違する駆動
電圧によって駆動される。第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104は、正の駆動電圧が印加される
と歪んで伸張し、負の駆動電圧が印加されると歪んで収
縮する。それ故に、図4(a)で示す駆動電圧が印加さ
れると、それらのスライダ114,116は、図1にお
いて左方への変位を正とし、右方への変位を負とする
と、図4(b)で示すとおりに変位する。すなわち、第
1のアクチュエータ手段102のスライダ114は図4
(b)に実線Rで示すとおりに変位し、第2のアクチュ
エータ手段104のスライダ116は図4(b)に破線
Sで示すとおりに変位する。図4(b)において、第1
および第2のアクチュエータ手段102,104のスラ
イダ114,116が負の変位から正の変位に移動する
間は、スライダ114,116が相互に軸線方向に近接
する方向に変位し、この軸線方向の変位が傾斜面12
2,124によって半径方向に変位している状態であ
り、かかる状態においてスライダ114,116が図1
において左方に移動し、これによってスリーブ部材12
8は、比較的弱い力でもって保持部材132に保持され
ながら矢印134(図3)で示す方向に移動される。こ
れに対して、図4(b)において第1および第2のアク
チュエータ手段102,104のスライダ114,11
6が正の変位から負の変位に移動する間は、スライダ1
14,116が相互に軸線方向に離隔する方向に変位
し、それらのスライダ114,116がスリーブ部材1
28から離隔している状態であり、かかる状態において
スライダ114,116が図1において右方に移動し、
これによってスライダ114,116はもとの位置に復
帰する。このとき、スリーブ部材128は保持部材13
2に保持され、スライダ114,116とともに移動す
ることはない。このようなスリーブ部材128の移動
は、駆動回路136からの印加電圧の1サイクル毎に遂
行され、所定時間駆動電圧を印加することによってスリ
ーブ部材128を所望の距離移動させることができる。
2,104は、図4(a)で示すサイン波形の駆動電圧
を生成する駆動回路136(図1)によって駆動され
る。すなわち、第1のアクチュエータ手段102は、図
4(a)に実線Pで示す駆動電圧によって駆動され、第
2のアクチュエータ手段104は、図4(a)に破線Q
で示す駆動電圧、換言すると第1のアクチュエータ手段
102の駆動電圧に対して所定角度位相が相違する駆動
電圧によって駆動される。第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104は、正の駆動電圧が印加される
と歪んで伸張し、負の駆動電圧が印加されると歪んで収
縮する。それ故に、図4(a)で示す駆動電圧が印加さ
れると、それらのスライダ114,116は、図1にお
いて左方への変位を正とし、右方への変位を負とする
と、図4(b)で示すとおりに変位する。すなわち、第
1のアクチュエータ手段102のスライダ114は図4
(b)に実線Rで示すとおりに変位し、第2のアクチュ
エータ手段104のスライダ116は図4(b)に破線
Sで示すとおりに変位する。図4(b)において、第1
および第2のアクチュエータ手段102,104のスラ
イダ114,116が負の変位から正の変位に移動する
間は、スライダ114,116が相互に軸線方向に近接
する方向に変位し、この軸線方向の変位が傾斜面12
2,124によって半径方向に変位している状態であ
り、かかる状態においてスライダ114,116が図1
において左方に移動し、これによってスリーブ部材12
8は、比較的弱い力でもって保持部材132に保持され
ながら矢印134(図3)で示す方向に移動される。こ
れに対して、図4(b)において第1および第2のアク
チュエータ手段102,104のスライダ114,11
6が正の変位から負の変位に移動する間は、スライダ1
14,116が相互に軸線方向に離隔する方向に変位
し、それらのスライダ114,116がスリーブ部材1
28から離隔している状態であり、かかる状態において
スライダ114,116が図1において右方に移動し、
これによってスライダ114,116はもとの位置に復
帰する。このとき、スリーブ部材128は保持部材13
2に保持され、スライダ114,116とともに移動す
ることはない。このようなスリーブ部材128の移動
は、駆動回路136からの印加電圧の1サイクル毎に遂
行され、所定時間駆動電圧を印加することによってスリ
ーブ部材128を所望の距離移動させることができる。
【0021】本実施形態の駆動回路136は、印加電圧
の周波数、駆動電圧の振幅および駆動電圧の位相差を調
整するための調整回路140(調整手段を構成する)を
含んでいる。印加される駆動電圧の周波数は、一定期間
におけるスリーブ部材128の移動回数に関係してお
り、したがって調整回路140によって駆動回路136
からの駆動電圧の周波数を大きく(または小さく)する
と、スリーブ部材128の移動速度を速く(または遅
く)することができる。また、駆動電圧の振幅は、1回
の移動、すなわち移動の1サイクルにおける移動量に関
係しており、したがって調整回路140によって駆動回
路136からの駆動電圧の振幅を大きく(または小さ
く)すると、スリーブ部材128の移動速度を速く(ま
たは遅く)することができる。さらに、駆動電圧の位相
差は、スライダ114,116によるスリーブ部材12
8の保持力およびスリーブ部材128の移動方向に関係
しており、したがって調整回路140によって駆動回路
136からの駆動電圧の位相差を大きく(または小さ
く)することによって、スライダ114,116による
保持力を大きく(または小さく)することができる。さ
らに、駆動電圧の位相差をさらに大きく変化させて、た
とえば第1のアクチュエータ手段102に図4(a)に
破線で示す駆動電圧を印加するとともに、第2のアクチ
ュエータ手段104に図4(a)に実線Pで示す駆動電
圧を印加すると、容易に理解される如く、スリーブ部材
128の移動方向は上述したとは反対方向となる。この
ように、調整回路140によって駆動電圧の周波数、振
幅および位相差を調整することによって、スリーブ部材
128の移動速度、保持力および移動方向を調整するこ
とができる。なお、調整回路140による調整は、これ
ら全て行う必要はなく、駆動電圧の周波数、振幅および
位相差のいずれか一つを行うことによって、それに対応
する調整要素を調整することができる。
の周波数、駆動電圧の振幅および駆動電圧の位相差を調
整するための調整回路140(調整手段を構成する)を
含んでいる。印加される駆動電圧の周波数は、一定期間
におけるスリーブ部材128の移動回数に関係してお
り、したがって調整回路140によって駆動回路136
からの駆動電圧の周波数を大きく(または小さく)する
と、スリーブ部材128の移動速度を速く(または遅
く)することができる。また、駆動電圧の振幅は、1回
の移動、すなわち移動の1サイクルにおける移動量に関
係しており、したがって調整回路140によって駆動回
路136からの駆動電圧の振幅を大きく(または小さ
く)すると、スリーブ部材128の移動速度を速く(ま
たは遅く)することができる。さらに、駆動電圧の位相
差は、スライダ114,116によるスリーブ部材12
8の保持力およびスリーブ部材128の移動方向に関係
しており、したがって調整回路140によって駆動回路
136からの駆動電圧の位相差を大きく(または小さ
く)することによって、スライダ114,116による
保持力を大きく(または小さく)することができる。さ
らに、駆動電圧の位相差をさらに大きく変化させて、た
とえば第1のアクチュエータ手段102に図4(a)に
破線で示す駆動電圧を印加するとともに、第2のアクチ
ュエータ手段104に図4(a)に実線Pで示す駆動電
圧を印加すると、容易に理解される如く、スリーブ部材
128の移動方向は上述したとは反対方向となる。この
ように、調整回路140によって駆動電圧の周波数、振
幅および位相差を調整することによって、スリーブ部材
128の移動速度、保持力および移動方向を調整するこ
とができる。なお、調整回路140による調整は、これ
ら全て行う必要はなく、駆動電圧の周波数、振幅および
位相差のいずれか一つを行うことによって、それに対応
する調整要素を調整することができる。
【0022】上述した実施形態では、第1および第2の
アクチュエータ手段102,104はサイン波形の駆動
電圧によって印加されるが、サイン波形の駆動電圧に代
えて、のこぎり波形(電圧が直線状に増加した後直線状
に減少する波形)の駆動電圧によって印加してもよく、
駆動回路136からのこぎり波形の駆動電圧を印加した
場合にも、サイン波形の駆動電圧を印加した場合と同様
に、比較的簡単な駆動回路でもってスリーブ部材128
を移動させることができる。
アクチュエータ手段102,104はサイン波形の駆動
電圧によって印加されるが、サイン波形の駆動電圧に代
えて、のこぎり波形(電圧が直線状に増加した後直線状
に減少する波形)の駆動電圧によって印加してもよく、
駆動回路136からのこぎり波形の駆動電圧を印加した
場合にも、サイン波形の駆動電圧を印加した場合と同様
に、比較的簡単な駆動回路でもってスリーブ部材128
を移動させることができる。
【0023】図5は、本発明に従うアクチュエータ装置
の第2の実施形態を示している。この実施形態において
は、変位変換手段に変更が施されている。なお、第1の
実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してその
説明を省略する。
の第2の実施形態を示している。この実施形態において
は、変位変換手段に変更が施されている。なお、第1の
実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してその
説明を省略する。
【0024】図5において、第1および第2のアクチュ
エータ手段102,104のスライダ114,116に
設けられた変位変換手段は、これらスライダ114,1
16に形成された傾斜面142,144と、これら傾斜
面142,144の間に配設された移動部材145とか
ら構成されている。第1のアクチュエータ手段102の
傾斜面142は図5において右外側に向けて上方に傾斜
し、移動部材145の上記傾斜面142と対向する面
も、上記傾斜面142と同様に実質上平行に傾斜してお
り、これら傾斜面142,146の間には、実質上全域
に渡って球状部材147が介在されている。また、第2
のアクチュエータ手段104の傾斜面144は図5にお
いて左外側に向けて上方に傾斜し、移動部材145の上
記傾斜面144と対向する面も、上記傾斜面144と同
様に実質上平行に傾斜しており、これら傾斜面144,
148の間には、実質上全域に渡って球状部材149が
介在されている。第2の実施形態のその他の構成は、第
1の実施形態と実質上同一である。
エータ手段102,104のスライダ114,116に
設けられた変位変換手段は、これらスライダ114,1
16に形成された傾斜面142,144と、これら傾斜
面142,144の間に配設された移動部材145とか
ら構成されている。第1のアクチュエータ手段102の
傾斜面142は図5において右外側に向けて上方に傾斜
し、移動部材145の上記傾斜面142と対向する面
も、上記傾斜面142と同様に実質上平行に傾斜してお
り、これら傾斜面142,146の間には、実質上全域
に渡って球状部材147が介在されている。また、第2
のアクチュエータ手段104の傾斜面144は図5にお
いて左外側に向けて上方に傾斜し、移動部材145の上
記傾斜面144と対向する面も、上記傾斜面144と同
様に実質上平行に傾斜しており、これら傾斜面144,
148の間には、実質上全域に渡って球状部材149が
介在されている。第2の実施形態のその他の構成は、第
1の実施形態と実質上同一である。
【0025】この第2の実施形態いおいては、第1およ
び第2のアクチュエータ手段102,104が伸張され
ると、これら傾斜面142,144,146,148の
作用によって、第1および第2のアクチュエータ10
2,104のスライダ114,116が、軸部110,
112が幾分弾性変形することによって半径方向下方に
変位するとともに、移動部材145が半径方向上方に変
位し、スライダ114,116の軸線方向の変位が半径
方向の変位に変換される。それ故に、第1および第2の
アクチュエータ手段102,104の双方が伸張する
と、それらのスライダ114,116と移動部材145
によってスリーブ部材128が保持され、第1の実施形
態と同様にしてスリーブ部材128を軸線方向に移動さ
せることができる。
び第2のアクチュエータ手段102,104が伸張され
ると、これら傾斜面142,144,146,148の
作用によって、第1および第2のアクチュエータ10
2,104のスライダ114,116が、軸部110,
112が幾分弾性変形することによって半径方向下方に
変位するとともに、移動部材145が半径方向上方に変
位し、スライダ114,116の軸線方向の変位が半径
方向の変位に変換される。それ故に、第1および第2の
アクチュエータ手段102,104の双方が伸張する
と、それらのスライダ114,116と移動部材145
によってスリーブ部材128が保持され、第1の実施形
態と同様にしてスリーブ部材128を軸線方向に移動さ
せることができる。
【0026】図6は、本発明に従うアクチュエータ装置
の第3の実施形態を示している。第3の実施形態におい
ては、第1および第2のアクチュエータ手段およびそれ
に関連する構成要素、すなわち図1のアクチュエータ装
置と実質上同一の構成のものが2組設けられてる。な
お、この第3の実施形態においても、第1の実施形態と
実質上同一の部材は同一の番号を付してその説明を省略
する。
の第3の実施形態を示している。第3の実施形態におい
ては、第1および第2のアクチュエータ手段およびそれ
に関連する構成要素、すなわち図1のアクチュエータ装
置と実質上同一の構成のものが2組設けられてる。な
お、この第3の実施形態においても、第1の実施形態と
実質上同一の部材は同一の番号を付してその説明を省略
する。
【0027】図6において、片方の組152の第1およ
び第2のアクチュエータ手段102,104と他方の組
154の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104とは、実質上同一の構成で、相互に並列的に配設
されている。第1のアクチュエータ手段102のアクチ
ュエータ本体106は、それぞれ、間隔を置いて静止部
材118に固定され、第2のアクチュエータ手段104
のアクチュエータ本体108は、それぞれ、他方の静止
部材120に固定されている。
び第2のアクチュエータ手段102,104と他方の組
154の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104とは、実質上同一の構成で、相互に並列的に配設
されている。第1のアクチュエータ手段102のアクチ
ュエータ本体106は、それぞれ、間隔を置いて静止部
材118に固定され、第2のアクチュエータ手段104
のアクチュエータ本体108は、それぞれ、他方の静止
部材120に固定されている。
【0028】各組152,154において、第1のアク
チュエータ手段102のスライダ114と第2のアクチ
ュエータ手段104のスライダ116とは相互に対向し
て配設され、両スライダ114,116の対向する先端
面は、所定方向に傾斜した傾斜面122,124(変位
変換手段を構成する)となっている。そして、対向する
傾斜面122,124の間には、複数個の球状部材12
6が介在されている。両スライダ114,116を覆っ
てスリーブ部材128が被嵌され、スリーブ部材128
内をスライダ114,116が軸線方向(図6において
左右方向)に移動することができる。 この第3の実施
形態では、スリーブ部材128は、帯状の締結部材15
6によって相互に固定され、これらスリーブ部材128
が一体的に移動するように構成されている。
チュエータ手段102のスライダ114と第2のアクチ
ュエータ手段104のスライダ116とは相互に対向し
て配設され、両スライダ114,116の対向する先端
面は、所定方向に傾斜した傾斜面122,124(変位
変換手段を構成する)となっている。そして、対向する
傾斜面122,124の間には、複数個の球状部材12
6が介在されている。両スライダ114,116を覆っ
てスリーブ部材128が被嵌され、スリーブ部材128
内をスライダ114,116が軸線方向(図6において
左右方向)に移動することができる。 この第3の実施
形態では、スリーブ部材128は、帯状の締結部材15
6によって相互に固定され、これらスリーブ部材128
が一体的に移動するように構成されている。
【0029】このようなアクチュエータ装置において
は、一方の組152の第1および第2のアクチュエータ
手段102,104と他方の組154の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104とは、交互に対応
するスリーブ部材128に作用するように制御される。
すなわち、図5に示すとおり、一方(または他方)の組
152(または154)の第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104のスライダ114,116がス
リーブ部材128に作用してこれを矢印158で示す方
向に移動させるときには、他方(または一方)の組15
4の第1および第2のアクチュエータ手段102,10
4のスライダ114,116はスリーブ部材128に実
質上作用せず、元の位置に戻る。このような動作が交互
に行われ、このようにスリーブ部材128に作用するこ
とによって、スリーブ部材128を矢印158で示す所
定方向に所定距離移動させることができる。
は、一方の組152の第1および第2のアクチュエータ
手段102,104と他方の組154の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104とは、交互に対応
するスリーブ部材128に作用するように制御される。
すなわち、図5に示すとおり、一方(または他方)の組
152(または154)の第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104のスライダ114,116がス
リーブ部材128に作用してこれを矢印158で示す方
向に移動させるときには、他方(または一方)の組15
4の第1および第2のアクチュエータ手段102,10
4のスライダ114,116はスリーブ部材128に実
質上作用せず、元の位置に戻る。このような動作が交互
に行われ、このようにスリーブ部材128に作用するこ
とによって、スリーブ部材128を矢印158で示す所
定方向に所定距離移動させることができる。
【0030】この実施形態では、容易に理解されるとお
り、第1の実施形態と同様にスリーブ部材128を移動
させることができ、その移動速度は、第1の実施形態の
移動速度の2倍となり、より速い速度で移動させること
ができる。また、2組の第1および第2のアクチュエー
タ手段102,104の少なくとも一方の組152,1
54がスリーブ部材128に作用するので、スリーブ部
材128を保持することができ、それ故に、第1の実施
形態における保持部材132を省略することができる。
り、第1の実施形態と同様にスリーブ部材128を移動
させることができ、その移動速度は、第1の実施形態の
移動速度の2倍となり、より速い速度で移動させること
ができる。また、2組の第1および第2のアクチュエー
タ手段102,104の少なくとも一方の組152,1
54がスリーブ部材128に作用するので、スリーブ部
材128を保持することができ、それ故に、第1の実施
形態における保持部材132を省略することができる。
【0031】図7は、本発明に従うアクチュエータ装置
の第4の実施形態を示している。第4の実施形態におい
ては、2組の第1および第2のアクチュエータ手段が直
列的に配設されてる。なお、この第4の実施形態におい
ても、第1の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号
を付してその説明を省略する。
の第4の実施形態を示している。第4の実施形態におい
ては、2組の第1および第2のアクチュエータ手段が直
列的に配設されてる。なお、この第4の実施形態におい
ても、第1の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号
を付してその説明を省略する。
【0032】図7において、片方の組162の第1およ
び第2のアクチュエータ手段102,104と他方の組
164の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104とは、実質上同一の構成で、相互に直列的に配設
されている。一方の組162の第1のアクチュエータ手
段102のアクチュエータ本体106は、静止部材11
8に固定され、その第2のアクチュエータ手段104の
アクチュエータ本体108は、静止部材166,168
の間に固定された取付部材170の片面、図7において
右面に固定されている。また、他方の組164の第1の
アクチュエータ手段102のアクチュエータ本体106
は、上記取付部材170の他面、図7において左面に固
定され、その第2のアクチュエータ手段104のアクチ
ュエータ本体108は静止部材120に固定されてい
る。
び第2のアクチュエータ手段102,104と他方の組
164の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104とは、実質上同一の構成で、相互に直列的に配設
されている。一方の組162の第1のアクチュエータ手
段102のアクチュエータ本体106は、静止部材11
8に固定され、その第2のアクチュエータ手段104の
アクチュエータ本体108は、静止部材166,168
の間に固定された取付部材170の片面、図7において
右面に固定されている。また、他方の組164の第1の
アクチュエータ手段102のアクチュエータ本体106
は、上記取付部材170の他面、図7において左面に固
定され、その第2のアクチュエータ手段104のアクチ
ュエータ本体108は静止部材120に固定されてい
る。
【0033】各組162,144において、第1のアク
チュエータ手段102のスライダ114と第2のアクチ
ュエータ手段104のスライダ116とは相互に対向し
て配設され、両スライダ114,116の対向する先端
面は、所定方向に傾斜した傾斜面122,124(変位
変換手段を構成する)となっている。そして、対向する
傾斜面122,124の間には、複数個の球状部材12
6が介在されている。この第4の実施形態では、スリー
ブ部材172は、2組162,164の第1および第2
アクチュエータ手段102,104のスライダ114,
116を覆って配設され、これらスライダ114、11
6とともに片方の組162の第2のアクチュエータ手段
104および他方の組164の第1のアクチュエータ手
段102がスリーブ部材172内に収容され、このスリ
ーブ172内をスライダ114,116が軸線方向(図
7において左右方向)に移動することができる。なお、
この実施形態では、スリーブ部材172の軸線方向の移
動を許容するために、スリーブ部材172の中間部に
は、軸線方向に延びる一対のスリット開口174が形成
されており、かかるスリット開口174を通して取付部
材170の両端部が上下方向に突出している。したがっ
て、このスリーブ部材172は、取付部材170がスリ
ット開口174の一端部に位置する位置まで移動するこ
とができる。
チュエータ手段102のスライダ114と第2のアクチ
ュエータ手段104のスライダ116とは相互に対向し
て配設され、両スライダ114,116の対向する先端
面は、所定方向に傾斜した傾斜面122,124(変位
変換手段を構成する)となっている。そして、対向する
傾斜面122,124の間には、複数個の球状部材12
6が介在されている。この第4の実施形態では、スリー
ブ部材172は、2組162,164の第1および第2
アクチュエータ手段102,104のスライダ114,
116を覆って配設され、これらスライダ114、11
6とともに片方の組162の第2のアクチュエータ手段
104および他方の組164の第1のアクチュエータ手
段102がスリーブ部材172内に収容され、このスリ
ーブ172内をスライダ114,116が軸線方向(図
7において左右方向)に移動することができる。なお、
この実施形態では、スリーブ部材172の軸線方向の移
動を許容するために、スリーブ部材172の中間部に
は、軸線方向に延びる一対のスリット開口174が形成
されており、かかるスリット開口174を通して取付部
材170の両端部が上下方向に突出している。したがっ
て、このスリーブ部材172は、取付部材170がスリ
ット開口174の一端部に位置する位置まで移動するこ
とができる。
【0034】第4の実施形態のアクチュエータ装置にお
いては、第3のアクチュエータ装置と同様に、一方の組
162の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104と他方の組164の第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104とは、交互にスリーブ部材17
2に作用するように制御される。すなわち、一方(また
は他方)の組162(または164)の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104のスライダ11
4,116がスリーブ部材172に作用してこれを移動
させるときには、他方(または一方)の組164(また
は162)の第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ114,116はスリーブ部材1
72に実質上作用せず、元の位置に戻る。このような動
作が交互に行われ、このようにスリーブ部材172に作
用することによって、スリーブ部材172を所定方向に
所定距離移動させることができる。
いては、第3のアクチュエータ装置と同様に、一方の組
162の第1および第2のアクチュエータ手段102,
104と他方の組164の第1および第2のアクチュエ
ータ手段102,104とは、交互にスリーブ部材17
2に作用するように制御される。すなわち、一方(また
は他方)の組162(または164)の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104のスライダ11
4,116がスリーブ部材172に作用してこれを移動
させるときには、他方(または一方)の組164(また
は162)の第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ114,116はスリーブ部材1
72に実質上作用せず、元の位置に戻る。このような動
作が交互に行われ、このようにスリーブ部材172に作
用することによって、スリーブ部材172を所定方向に
所定距離移動させることができる。
【0035】この実施形態では、容易に理解されるとお
り、第1の実施形態と同様にスリーブ部材172を移動
させることができ、その移動速度は、第1の実施形態の
移動速度の2倍となり、より速い速度で移動させること
ができる。また、2組162,164の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104の少なくとも一方
の組がスリーブ部材128に作用するので、スリーブ部
材172を保持することができ、それ故に、第1の実施
形態における保持部材132を省略することができる。
り、第1の実施形態と同様にスリーブ部材172を移動
させることができ、その移動速度は、第1の実施形態の
移動速度の2倍となり、より速い速度で移動させること
ができる。また、2組162,164の第1および第2
のアクチュエータ手段102,104の少なくとも一方
の組がスリーブ部材128に作用するので、スリーブ部
材172を保持することができ、それ故に、第1の実施
形態における保持部材132を省略することができる。
【0036】図8は、本発明に従うアクチュエータ装置
の第5の実施形態を示している。この第5の実施形態に
おいては、変位変換手段に代えて、弾性変形手段が用い
られている。
の第5の実施形態を示している。この第5の実施形態に
おいては、変位変換手段に代えて、弾性変形手段が用い
られている。
【0037】図8において、図示のアクチュエータ装置
は、第1および第2のアクチュエータ手段202,20
4を備えている。第1および第2のアクチュエータ手段
202,204は、アクチュエータ本体206,208
を有し、アクチュエータ本体206,208の一端部に
は軸部210,212を介してスライダ214,216
が設けられ、これらスライダ214,216は相互に対
向するように配置されている。また、アクチュエータ本
体206,208の他端部は、静止部材215,217
に固定されている。したがって、第1および第2のアク
チュエータ手段202,204のアクチュエータ本体2
06,208に駆動電圧が印加されると、それらのスラ
イダ214,216はそれらの軸線方向、図8において
左右方向に変位する。
は、第1および第2のアクチュエータ手段202,20
4を備えている。第1および第2のアクチュエータ手段
202,204は、アクチュエータ本体206,208
を有し、アクチュエータ本体206,208の一端部に
は軸部210,212を介してスライダ214,216
が設けられ、これらスライダ214,216は相互に対
向するように配置されている。また、アクチュエータ本
体206,208の他端部は、静止部材215,217
に固定されている。したがって、第1および第2のアク
チュエータ手段202,204のアクチュエータ本体2
06,208に駆動電圧が印加されると、それらのスラ
イダ214,216はそれらの軸線方向、図8において
左右方向に変位する。
【0038】第1および第2のアクチュエータ手段10
2,104のスライダ214,216の先端部間には、
弾性変形手段を構成する一対のばね部材218が介在さ
れている。ばね部材218は、図10にも示すとおり、
薄い円錐状のばね部材から構成され、外径が大きい基部
側が相互に接触するようにスライダ214,216間に
配設される。
2,104のスライダ214,216の先端部間には、
弾性変形手段を構成する一対のばね部材218が介在さ
れている。ばね部材218は、図10にも示すとおり、
薄い円錐状のばね部材から構成され、外径が大きい基部
側が相互に接触するようにスライダ214,216間に
配設される。
【0039】第5の実施形態では、第1および第2のア
クチュエータ手段202,204のスライダ214,2
16を被嵌して軸線方向に延びるスリーブ部材220が
配設されている。このスリーブ部材220は、ばね部材
218の外径に対応して、内径が円形の中空部材から構
成されている。そして、ばね部材218の基部の外径
は、スリーブ部材220に対するばね部材218の相対
的移動を許容するために、スリーブ部材220の内径よ
りも幾分小さく、たとえば数十μm程度小さく設定され
ている。スリーブ部材220は、第1の実施形態と同様
に、保持部材(図示せず)によって保持される。
クチュエータ手段202,204のスライダ214,2
16を被嵌して軸線方向に延びるスリーブ部材220が
配設されている。このスリーブ部材220は、ばね部材
218の外径に対応して、内径が円形の中空部材から構
成されている。そして、ばね部材218の基部の外径
は、スリーブ部材220に対するばね部材218の相対
的移動を許容するために、スリーブ部材220の内径よ
りも幾分小さく、たとえば数十μm程度小さく設定され
ている。スリーブ部材220は、第1の実施形態と同様
に、保持部材(図示せず)によって保持される。
【0040】第5の実施形態のアクチュエータ装置にお
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図9に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ114,116は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ114,116
の押圧力によって一対のばね部材218が圧縮され、こ
れによって一対のばね部材218が弾性変形して半径方
向に拡張する。かくすると、ばね部材218の外周面の
一部がスリーブ部材220の内周面に作用し、これによ
ってスリーブ部材220は一対のばね部材218によっ
て保持される。そして、かかる保持状態において、第1
のアクチュエータ手段202のアクチュエータ本体20
6がさらに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段
204のアクチュエータ本体208が収縮されると、ス
リーブ部材220が所定方向に移動される。なお、第1
および第2のアクチュエータ手段202,204は、た
とえば、第1の実施形態と同様に、図4(a)で示す通
りの駆動電圧によって印加され、かく印加することによ
って第1の実施形態と同様にスリーブ部材220が軸線
方向に移動される。
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図9に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ114,116は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ114,116
の押圧力によって一対のばね部材218が圧縮され、こ
れによって一対のばね部材218が弾性変形して半径方
向に拡張する。かくすると、ばね部材218の外周面の
一部がスリーブ部材220の内周面に作用し、これによ
ってスリーブ部材220は一対のばね部材218によっ
て保持される。そして、かかる保持状態において、第1
のアクチュエータ手段202のアクチュエータ本体20
6がさらに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段
204のアクチュエータ本体208が収縮されると、ス
リーブ部材220が所定方向に移動される。なお、第1
および第2のアクチュエータ手段202,204は、た
とえば、第1の実施形態と同様に、図4(a)で示す通
りの駆動電圧によって印加され、かく印加することによ
って第1の実施形態と同様にスリーブ部材220が軸線
方向に移動される。
【0041】かくのとおりであるので、第5の実施形態
においても、第1の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第1の実施形態と
同様の効果が達成される。
においても、第1の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第1の実施形態と
同様の効果が達成される。
【0042】図11は、本発明に従うアクチュエータ装
置の第6の実施形態を示している。この第6の実施形態
においては、ばね部材として異なる形状のばね部材が用
いられている。なお、第6の実施形態において、第5の
実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してその
説明を省略する。
置の第6の実施形態を示している。この第6の実施形態
においては、ばね部材として異なる形状のばね部材が用
いられている。なお、第6の実施形態において、第5の
実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してその
説明を省略する。
【0043】図11および図13において、第6の実施
形態のアクチュエータ装置においては、一対のばね部材
242は、薄い皿状のばね本体244と、ばね本体24
4の外周部に設けられた環状フランジ部246を有して
いる。一対のばね部材242は、フランジ部246が設
けられた基部側が外側となるように、第1および第2の
アクチュエータ手段202,204のスライダ214,
216間に配設される。第6の実施形態におけるその他
の構成は、第5の実施形態と実質上同一である。
形態のアクチュエータ装置においては、一対のばね部材
242は、薄い皿状のばね本体244と、ばね本体24
4の外周部に設けられた環状フランジ部246を有して
いる。一対のばね部材242は、フランジ部246が設
けられた基部側が外側となるように、第1および第2の
アクチュエータ手段202,204のスライダ214,
216間に配設される。第6の実施形態におけるその他
の構成は、第5の実施形態と実質上同一である。
【0044】第6の実施形態のアクチュエータ装置にお
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図12に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
がばね部材242のばね本体244を押圧し、かかる押
圧力によって一対のばね部材242が圧縮され、これに
よって一対のばね部材242が弾性変形して半径方向に
拡張する。かくすると、ばね部材242のフランジ部2
44の外周面がスリーブ部材220の内周面に作用し、
これによってスリーブ部材220は一対のばね部材24
2によって保持される。そして、かかる保持状態におい
て、第1のアクチュエータ手段202のアクチュエータ
本体206がさらに伸張される一方、第2のアクチュエ
ータ手段204のアクチュエータ本体208が収縮され
ると、スリーブ部材220が所定方向に移動される。な
お、第1および第2のアクチュエータ手段202,20
4は、たとえば、第1の実施形態と同様に、図4(a)
で示す通りの駆動電圧によって印加される。
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図12に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
がばね部材242のばね本体244を押圧し、かかる押
圧力によって一対のばね部材242が圧縮され、これに
よって一対のばね部材242が弾性変形して半径方向に
拡張する。かくすると、ばね部材242のフランジ部2
44の外周面がスリーブ部材220の内周面に作用し、
これによってスリーブ部材220は一対のばね部材24
2によって保持される。そして、かかる保持状態におい
て、第1のアクチュエータ手段202のアクチュエータ
本体206がさらに伸張される一方、第2のアクチュエ
ータ手段204のアクチュエータ本体208が収縮され
ると、スリーブ部材220が所定方向に移動される。な
お、第1および第2のアクチュエータ手段202,20
4は、たとえば、第1の実施形態と同様に、図4(a)
で示す通りの駆動電圧によって印加される。
【0045】かくのとおりであるので、第6の実施形態
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。さらに、この実施形態では、
ばね部材242が圧縮されたとき、そのフランジ部24
6の外周面の実質上全域がスリーブ部材220に作用す
るので、第5の実施形態に比してスリーブ部材220を
より確実に保持することができる。
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。さらに、この実施形態では、
ばね部材242が圧縮されたとき、そのフランジ部24
6の外周面の実質上全域がスリーブ部材220に作用す
るので、第5の実施形態に比してスリーブ部材220を
より確実に保持することができる。
【0046】図14は、本発明に従うアクチュエータ装
置の第7の実施形態を示している。この第7の実施形態
においては、弾性変形手段として弾性ブロック状部材が
用いられている。なお、第7の実施形態において、第5
の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してそ
の説明を省略する。
置の第7の実施形態を示している。この第7の実施形態
においては、弾性変形手段として弾性ブロック状部材が
用いられている。なお、第7の実施形態において、第5
の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を付してそ
の説明を省略する。
【0047】図14において、第7の実施形態のアクチ
ュエータ装置においては、弾性変形手段は、円筒状のブ
ロック状部材252から構成されている。ブロック状部
材252の一端は、第1のアクチュエータ手段202の
スライダ214にたとえば接着剤によって固定され、そ
の他端は、第2のアクチュエータ手段204のスライダ
216にたとえば接着剤によって固定されている。この
ようなブロック状部材252は、合成ゴム材料から形成
することができる。第7の実施形態におけるその他の構
成は、第5の実施形態と実質上同一である。
ュエータ装置においては、弾性変形手段は、円筒状のブ
ロック状部材252から構成されている。ブロック状部
材252の一端は、第1のアクチュエータ手段202の
スライダ214にたとえば接着剤によって固定され、そ
の他端は、第2のアクチュエータ手段204のスライダ
216にたとえば接着剤によって固定されている。この
ようなブロック状部材252は、合成ゴム材料から形成
することができる。第7の実施形態におけるその他の構
成は、第5の実施形態と実質上同一である。
【0048】第7の実施形態のアクチュエータ装置にお
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図15に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
がブロック状部材252を押圧し、かかる押圧力によっ
てブロック状部材252が半径方向外方に拡張する。か
くすると、ブロック状部材252の外周面がスリーブ部
材220の内周面に作用し、これによってスリーブ部材
220はブロック状部材252によって保持される。そ
して、かかる保持状態において、第1のアクチュエータ
手段202のアクチュエータ本体206がさらに伸張さ
れる一方、第2のアクチュエータ手段204のアクチュ
エータ本体208が収縮されると、スリーブ部材220
が、所定方向に移動される。なお、第1および第2のア
クチュエータ手段202,204は、たとえば、第1の
実施形態と同様の駆動電圧によって印加される。
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図15に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
がブロック状部材252を押圧し、かかる押圧力によっ
てブロック状部材252が半径方向外方に拡張する。か
くすると、ブロック状部材252の外周面がスリーブ部
材220の内周面に作用し、これによってスリーブ部材
220はブロック状部材252によって保持される。そ
して、かかる保持状態において、第1のアクチュエータ
手段202のアクチュエータ本体206がさらに伸張さ
れる一方、第2のアクチュエータ手段204のアクチュ
エータ本体208が収縮されると、スリーブ部材220
が、所定方向に移動される。なお、第1および第2のア
クチュエータ手段202,204は、たとえば、第1の
実施形態と同様の駆動電圧によって印加される。
【0049】かくのとおりであるので、第7の実施形態
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。さらに、この実施形態では、
弾性変形手段としてブロック状部材252を用いている
ので、簡単な構成でもってスリーブ部材220を保持し
て移動させることができる。
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。さらに、この実施形態では、
弾性変形手段としてブロック状部材252を用いている
ので、簡単な構成でもってスリーブ部材220を保持し
て移動させることができる。
【0050】図16は、本発明に従うアクチュエータ装
置の第8の実施形態を示している。この第8の実施形態
においては、弾性変形手段として作動油が充填された弾
性部材が用いられている。なお、第8の実施形態におい
て、第5の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を
付してその説明を省略する。
置の第8の実施形態を示している。この第8の実施形態
においては、弾性変形手段として作動油が充填された弾
性部材が用いられている。なお、第8の実施形態におい
て、第5の実施形態と実質上同一の部材は同一の番号を
付してその説明を省略する。
【0051】図16において、第8の実施形態のアクチ
ュエータ装置においては、弾性変形手段は、第1および
第2のアクチュエータ手段202,204のスライダ2
14,216の間に介在された弾性部材262から構成
されている。弾性部材262は、一端部がスライダ21
4の先端部に装着され、他端部がスライダ216に装着
された膜状部材264を有し、この膜状部材264の内
部に作動油266が充填されている。したがって、膜状
部材264内を作動油266が流動することによって、
弾性部材262は弾性変形することができる。なお、膜
状部材264は、たとえばゴム材料、合成樹脂材料から
形成することができる。第8の実施形態におけるその他
の構成は、第5の実施形態と実質上同一である。
ュエータ装置においては、弾性変形手段は、第1および
第2のアクチュエータ手段202,204のスライダ2
14,216の間に介在された弾性部材262から構成
されている。弾性部材262は、一端部がスライダ21
4の先端部に装着され、他端部がスライダ216に装着
された膜状部材264を有し、この膜状部材264の内
部に作動油266が充填されている。したがって、膜状
部材264内を作動油266が流動することによって、
弾性部材262は弾性変形することができる。なお、膜
状部材264は、たとえばゴム材料、合成樹脂材料から
形成することができる。第8の実施形態におけるその他
の構成は、第5の実施形態と実質上同一である。
【0052】第8の実施形態のアクチュエータ装置にお
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図17に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
が弾性部材252を押圧し、かかる押圧力により内部の
作動油266が流動して弾性部材262が半径方向外方
に拡張する。かくすると、弾性部材262の膜状部材2
64がスリーブ部材220の内周面に作用し、これによ
ってスリーブ部材220は弾性部材262によって保持
される。そして、かかる保持状態において、第1のアク
チュエータ手段202のアクチュエータ本体206がさ
らに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段204
のアクチュエータ本体208が収縮されると、スリーブ
部材220が、所定方向に移動される。なお、第1およ
び第2のアクチュエータ手段202,204は、たとえ
ば、第1の実施形態と同様でよい。
いて、第1および第2のアクチュエータ手段202,2
04に正の駆動電圧が印加されると、図17に示すとお
り、アクチュエータ本体206,208が歪んで伸張
し、それらのスライダ214,216は相互に近接する
方向に変位する。かくすると、スライダ214,216
が弾性部材252を押圧し、かかる押圧力により内部の
作動油266が流動して弾性部材262が半径方向外方
に拡張する。かくすると、弾性部材262の膜状部材2
64がスリーブ部材220の内周面に作用し、これによ
ってスリーブ部材220は弾性部材262によって保持
される。そして、かかる保持状態において、第1のアク
チュエータ手段202のアクチュエータ本体206がさ
らに伸張される一方、第2のアクチュエータ手段204
のアクチュエータ本体208が収縮されると、スリーブ
部材220が、所定方向に移動される。なお、第1およ
び第2のアクチュエータ手段202,204は、たとえ
ば、第1の実施形態と同様でよい。
【0053】かくのとおりであるので、第8の実施形態
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。
においても、第5の実施形態と同様にスリーブ部材22
0を所定方向に移動することができ、第5の実施形態と
同様の効果が達成される。
【0054】以上、本発明に従うアクチュエータ装置の
種々の実施形態について説明したが、本発明はこれら実
施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱
することなく種々の修正、変更が可能である。
種々の実施形態について説明したが、本発明はこれら実
施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱
することなく種々の修正、変更が可能である。
【0055】たとえば、図示の実施形態では、第1およ
び第2のアクチュエータ手段は圧電アクチュエータから
構成されているが、圧電アクチュエータに代えて、超磁
歪アクチュエータを用いることもできる。超磁歪アクチ
ュエータとしては、たとえば、永久磁石スリーブの内側
に、磁界を生成する電磁コイルを配設し、この電磁コイ
ルの内側に超磁歪ロッドを配設したものでよく、出力部
を構成するスライダは超磁歪ロッドに固定される。この
ような超磁歪アクチュエータを用いた場合には、電磁コ
イルに電流を送給することによって磁界が生成され、こ
の磁界によって超磁歪ロッドが歪んで伸張する。したが
って、超磁歪アクチュエータの歪みによる伸張を利用し
て、圧電アクチュエータを用いた場合と同様にスリーブ
部材を移動させることができる。
び第2のアクチュエータ手段は圧電アクチュエータから
構成されているが、圧電アクチュエータに代えて、超磁
歪アクチュエータを用いることもできる。超磁歪アクチ
ュエータとしては、たとえば、永久磁石スリーブの内側
に、磁界を生成する電磁コイルを配設し、この電磁コイ
ルの内側に超磁歪ロッドを配設したものでよく、出力部
を構成するスライダは超磁歪ロッドに固定される。この
ような超磁歪アクチュエータを用いた場合には、電磁コ
イルに電流を送給することによって磁界が生成され、こ
の磁界によって超磁歪ロッドが歪んで伸張する。したが
って、超磁歪アクチュエータの歪みによる伸張を利用し
て、圧電アクチュエータを用いた場合と同様にスリーブ
部材を移動させることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1のアクチュエータ装置
によれば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力
部が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力部
材であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の
出力部が相互に近接する方向に変位すると、出力変位手
段に作用によって、それらの軸線方向の変位が半径方向
の変位に変換され、これら出力部がスリーブ部材を保持
する。そして、スリーブ部材を保持した状態で、第1お
よび第2のアクチュエータ手段のいずれか一方が伸張さ
れ、それらの他方が収縮されると、保持されたスリーブ
部材は所定方向に移動される。したがって、2個のアク
チュエータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動
させることができ、その構成も比較的簡単である。
によれば、第1および第2のアクチュエータ手段の出力
部が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力部
材であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段の
出力部が相互に近接する方向に変位すると、出力変位手
段に作用によって、それらの軸線方向の変位が半径方向
の変位に変換され、これら出力部がスリーブ部材を保持
する。そして、スリーブ部材を保持した状態で、第1お
よび第2のアクチュエータ手段のいずれか一方が伸張さ
れ、それらの他方が収縮されると、保持されたスリーブ
部材は所定方向に移動される。したがって、2個のアク
チュエータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動
させることができ、その構成も比較的簡単である。
【0057】また本発明の請求項2のアクチュエータ装
置によれば、出力変換手段は、それらの出力部であるス
ライダの傾斜面から構成されているので、第1及び第2
のアクチュエータ手段の出力が相互に近接する方向に変
位すると、それらの傾斜面の作用によって、それらのス
ライダの軸線方向の変位が半径方向の変位に変換され、
したがって比較的簡単な構成でもってスライダの軸線方
向の変位を半径方向の変位に変換することができる。
置によれば、出力変換手段は、それらの出力部であるス
ライダの傾斜面から構成されているので、第1及び第2
のアクチュエータ手段の出力が相互に近接する方向に変
位すると、それらの傾斜面の作用によって、それらのス
ライダの軸線方向の変位が半径方向の変位に変換され、
したがって比較的簡単な構成でもってスライダの軸線方
向の変位を半径方向の変位に変換することができる。
【0058】また本発明の請求項3のアクチュエータ装
置によれば、第1および第2のアクチュエータ手段の出
力部が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力
部材であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段
の出力部が相互に近接する方向に変位すると、両出力部
の間に配設された弾性変形手段が半径方向の変位に弾性
変形してスリーブ部材を保持する。そして、スリーブ部
材を保持した状態で、第1および第2のアクチュエータ
手段のいずれか一方が伸張され、それらの他方が収縮さ
れると、弾性変形手段によって保持されたスリーブ部材
は所定方向に移動される。したがって、2個のアクチュ
エータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させ
ることができ、その構成も比較的簡単である。
置によれば、第1および第2のアクチュエータ手段の出
力部が対向して配設される。アクチュエータ装置の出力
部材であるスリーブ部材は、これらアクチュエータ手段
の出力部が相互に近接する方向に変位すると、両出力部
の間に配設された弾性変形手段が半径方向の変位に弾性
変形してスリーブ部材を保持する。そして、スリーブ部
材を保持した状態で、第1および第2のアクチュエータ
手段のいずれか一方が伸張され、それらの他方が収縮さ
れると、弾性変形手段によって保持されたスリーブ部材
は所定方向に移動される。したがって、2個のアクチュ
エータ手段でもって所定方向にスリーブ部材を移動させ
ることができ、その構成も比較的簡単である。
【0059】また本発明の請求項4のアクチュエータ装
置によれば、相互に位相が所定角度相違するサイン波形
の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることによって第
1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要のとおり
移動させることがき、簡単な駆動回路でもってスリーブ
部材を所定方向に移動させることができる。
置によれば、相互に位相が所定角度相違するサイン波形
の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることによって第
1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要のとおり
移動させることがき、簡単な駆動回路でもってスリーブ
部材を所定方向に移動させることができる。
【0060】また本発明の請求項5のアクチュエータ装
置によれば、相互に位相が所定角度相違するのこぎり波
形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることによって
第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要のとお
り移動させることがき、簡単な駆動回路でもってスリー
ブ部材を所定方向に移動させることができる。
置によれば、相互に位相が所定角度相違するのこぎり波
形の駆動電圧を生成する駆動回路を用いることによって
第1及び第2アクチュエータ手段の出力部を所要のとお
り移動させることがき、簡単な駆動回路でもってスリー
ブ部材を所定方向に移動させることができる。
【0061】また本発明の請求項6のアクチュエータ装
置によれば、駆動回路は調整手段を含んでいる。この調
整手段によって駆動電圧の周波数を調整するときには、
所定時間における移動回数、換言するとスリーブ部材の
移動速度を調整することができる。また、調整手段によ
って駆動電圧の振幅を調整する場合には、1サイクルに
おける移動量、換言するとスリーブ部材の移動速度を調
整することができる。さらに、調整手段によって、駆動
電圧の位相差を調整する場合には、スリーブ部材の移動
方向およびスリーブ部材を保持する保持力を調整するこ
とができる。
置によれば、駆動回路は調整手段を含んでいる。この調
整手段によって駆動電圧の周波数を調整するときには、
所定時間における移動回数、換言するとスリーブ部材の
移動速度を調整することができる。また、調整手段によ
って駆動電圧の振幅を調整する場合には、1サイクルに
おける移動量、換言するとスリーブ部材の移動速度を調
整することができる。さらに、調整手段によって、駆動
電圧の位相差を調整する場合には、スリーブ部材の移動
方向およびスリーブ部材を保持する保持力を調整するこ
とができる。
【0062】また本発明の請求項7のアクチュエータ装
置によれば、直列的または並列的に配設された2組の第
1および第2のアクチュエータ手段が交互にスリーブ部
材に作用する。したがって、アクチュエータ装置に無駄
な動きがなく、スリーブ部材を効率よく移動させること
ができる。
置によれば、直列的または並列的に配設された2組の第
1および第2のアクチュエータ手段が交互にスリーブ部
材に作用する。したがって、アクチュエータ装置に無駄
な動きがなく、スリーブ部材を効率よく移動させること
ができる。
【0063】さらに本発明の請求項8のアクチュエータ
装置によれば、第1および第2アクチュエータ手段が圧
電アクチュエータまたは磁歪アクチュエータから構成さ
れているので、これに印加される駆動電圧または駆動電
流を変化させることによってスリーブ部材を移動させる
ことができる。
装置によれば、第1および第2アクチュエータ手段が圧
電アクチュエータまたは磁歪アクチュエータから構成さ
れているので、これに印加される駆動電圧または駆動電
流を変化させることによってスリーブ部材を移動させる
ことができる。
【図1】本発明に従うアクチュエータ装置の第1の実施
形態を簡略的に示す断面図である。
形態を簡略的に示す断面図である。
【図2】図1のアクチュエータ装置において、第1およ
び第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略的に
示す断面図である。
び第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略的に
示す断面図である。
【図3】図1のアクチュエータ装置において、スリーブ
部材がスライダに保持された状態にて第1のアクチュエ
ータ手段が伸張し、第2のアクチュエータ手段が収縮し
た状態を簡略的に示す断面図である。
部材がスライダに保持された状態にて第1のアクチュエ
ータ手段が伸張し、第2のアクチュエータ手段が収縮し
た状態を簡略的に示す断面図である。
【図4】図4(a)は、第1および第2のアクチュエー
タ手段に印加される駆動電圧の波形を示す図であり、図
4(b)は、図4(a)の電圧が印加されたときの第1
および第2のアクチュエータ手段の変位を示す図であ
る。
タ手段に印加される駆動電圧の波形を示す図であり、図
4(b)は、図4(a)の電圧が印加されたときの第1
および第2のアクチュエータ手段の変位を示す図であ
る。
【図5】本発明に従うアクチュエータ装置の第2の実施
形態を簡略的に示す断面図である。
形態を簡略的に示す断面図である。
【図6】本発明に従うアクチュエータ装置の第3の実施
形態を簡略的に示す断面図である。
形態を簡略的に示す断面図である。
【図7】本発明に従うアクチュエータ装置の第4の実施
形態を簡略的に示す断面図である。
形態を簡略的に示す断面図である。
【図8】本発明に従うアクチュエータ装置の第5の実施
形態を簡略的に示す断面図である。
形態を簡略的に示す断面図である。
【図9】図8のアクチュエータ装置において、第1およ
び第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略的に
示す部分断面図である。
び第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略的に
示す部分断面図である。
【図10】図8のアクチュエータ装置におけるばね部材
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】本発明に従うアクチュエータ装置の第6の実
施形態を簡略的に示す断面図である。
施形態を簡略的に示す断面図である。
【図12】図11のアクチュエータ装置において、第1
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
【図13】図11のアクチュエータ装置におけるばね部
材を示す斜視図である。
材を示す斜視図である。
【図14】本発明に従うアクチュエータ装置の第7の実
施形態を簡略的に示す断面図である。
施形態を簡略的に示す断面図である。
【図15】図14のアクチュエータ装置において、第1
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
【図16】本発明に従うアクチュエータ装置の第8の実
施形態を簡略的に示す断面図である。
施形態を簡略的に示す断面図である。
【図17】図16のアクチュエータ装置において、第1
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
および第2のアクチュエータ手段が伸張した状態を簡略
的に示す部分断面図である。
【図18】従来のアクチュエータ装置の一例を簡略的に
示す図である。
示す図である。
【図19】図18のアクチュエータ装置の3つのアクチ
ュエータ手段をそれぞれ駆動するための駆動電圧の波形
を示す図である。
ュエータ手段をそれぞれ駆動するための駆動電圧の波形
を示す図である。
102,202 第1のアクチュエータ手段 104,204 第2のアクチュエータ手段 106,108,206,208 アクチュエータ本体 114,116,214,216 スライダ 122,124,142,144,146,148 傾
斜面 126 球状部材 128,162,220 スリーブ部材 136 駆動回路 140 調整回路 145 移動部材 218,242 ばね部材 252 ブロック状部材 262 弾性部材
斜面 126 球状部材 128,162,220 スリーブ部材 136 駆動回路 140 調整回路 145 移動部材 218,242 ばね部材 252 ブロック状部材 262 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−274673(JP,A) 特開 平2−99889(JP,A) 特開 平4−341644(JP,A) 特開 平6−327268(JP,A) 特開 平7−107755(JP,A) 実開 昭62−104593(JP,U) 実開 昭63−693(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02N 2/00 H01L 41/083
Claims (8)
- 【請求項1】 出力部が相互に対向して配設された第1
および第2のアクチュエータ手段と、前記第1および第
2のアクチュエータ手段の出力部の軸線方向の変位を半
径方向の変位に変換する出力変換手段と、前記第1およ
び第2のアクチュエータ手段の出力部を覆って軸線方向
に延びるスリーブ部材とを具備し、 前記第1および第2のアクチュエータの出力部が相互に
近接する方向に変位すると、それらの軸線方向の変位が
前記出力変換手段の作用によって半径方向の変位に変換
され、これによって前記第1および第2のアクチュエー
タ手段の出力部は前記スリーブ部材の内周面に作用して
これを保持し、 前記スリーブ部材を保持した状態で、前記第1および第
2のアクチュエータ手段の一方は、その出力部が伸張す
るように制御され、それらの他方は、その出力部が収縮
するように制御され、かくして前記スリーブ部材は前記
第1および第2のアクチュエータ手段の伸縮によって前
記軸線方向に移動されることを特徴とするアクチュエー
タ装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2のアクチュエータ手
段の出力部はスライダから構成され、前記出力変換手段
は、前記スライダの先端面に形成された傾斜面から構成
されており、前記第1および第2のアクチュエータのス
ライダが相互に近接する方向に変位すると、両スライダ
の傾斜面の作用によって、両スライダの軸線方向の変位
が、相互に離隔する方向の半径方向の変位に変換され、
これによって前記第1および第2のアクチュエータ手段
のスライダは、前記スリーブ部材の内周面に作用してこ
れを保持することを特徴とする請求項1記載のアクチュ
エータ装置。 - 【請求項3】 出力部が相互に対向して配設された第1
および第2のアクチュエータ手段と、前記第1および第
2のアクチュエータ手段の出力部の間に配設された弾性
変形手段と、前記弾性変形手段を覆って軸線方向に延び
るスリーブ部材とを具備し、 前記第1および第2のアクチュエータの出力部が相互に
近接する方向に変位すると、それらの軸線方向の変位に
よって前記弾性変形手段が半径方向に弾性変形され、こ
れによって前記弾性変形手段は前記スリーブ部材の内周
面に作用してこれを保持し、 前記弾性変形手段がスリーブ部材を保持した状態で、前
記第1および第2のアクチュエータ手段の一方は、その
出力部が伸張するように制御され、それらの他方は、そ
の出力部が収縮するように制御され、かくして前記スリ
ーブ部材は前記第1および第2のアクチュエータ手段の
伸縮によって前記軸線方向に移動されることを特徴とす
るアクチュエータ装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2のアクチュエータ手
段に関連して、これらを駆動するための駆動回路が設け
られており、前記駆動回路は、相互に位相が所定角度相
違するサイン波形の駆動電圧を前記第1および第2のア
クチュエータに送給することを特徴とする請求項1また
は3記載のアクチュエータ装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2のアクチュエータ手
段に関連して、これらを駆動するための駆動回路が設け
られており、前記駆動回路は、相互に位相が所定角度相
違するのこぎり波形の駆動電圧を前記第1および第2の
アクチュエータに送給することを特徴とする請求項1ま
たは3記載のアクチュエータ装置。 - 【請求項6】 前記駆動回路は、駆動電圧の周波数、駆
動電圧の振幅、駆動電圧の位相差の少なくとも一つを調
整するための調整手段を含んでいることを特徴とする請
求項4または5記載のアクチュエータ装置。 - 【請求項7】 出力部が相互に対向する前記第1および
第2のアクチュエータ2組設けられており、前記2組の
第1および第2のアクチュエータ手段は、直列的または
並列的に配置され、交互に前記スリーブ部材に作用して
軸線方向に移動することを特徴とする請求項1または3
に記載のアクチュエータ装置。 - 【請求項8】 前記第1および第2のアクチュエータ手
段は、圧電アクチュエータまたは超磁歪アクチュエータ
から構成されていることを特徴とする請求項1または3
記載のアクチュエータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008965A JP2892629B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | アクチュエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008965A JP2892629B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | アクチュエータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10210765A JPH10210765A (ja) | 1998-08-07 |
| JP2892629B2 true JP2892629B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=11707401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9008965A Expired - Lifetime JP2892629B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | アクチュエータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2892629B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP9008965A patent/JP2892629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10210765A (ja) | 1998-08-07 |
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