JP2893159B2 - 処理方法及び処理装置 - Google Patents
処理方法及び処理装置Info
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- JP2893159B2 JP2893159B2 JP5285972A JP28597293A JP2893159B2 JP 2893159 B2 JP2893159 B2 JP 2893159B2 JP 5285972 A JP5285972 A JP 5285972A JP 28597293 A JP28597293 A JP 28597293A JP 2893159 B2 JP2893159 B2 JP 2893159B2
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- Japan
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- liquid
- processing
- surface tension
- processing apparatus
- wafer
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ等の被
処理体に現像処理などの処理を施す処理方法及び処理装
置に関するものである。
処理体に現像処理などの処理を施す処理方法及び処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程にお
いては、半導体ウエハにフォトレジストを塗布し、フォ
トリソグラフィ技術を用いて回路パターンを縮小してフ
ォトレジストに転写し、これを現像処理する一連の処理
が施される。
いては、半導体ウエハにフォトレジストを塗布し、フォ
トリソグラフィ技術を用いて回路パターンを縮小してフ
ォトレジストに転写し、これを現像処理する一連の処理
が施される。
【0003】このような処理を行う場合、図7に示す処
理システムが使用されている。この処理システムは、被
処理体としての半導体ウエハ(以下、単にウエハとい
う)Wを搬入・搬出するローダ部40、ウエハWをブラ
シ洗浄するブラシ洗浄装置42、ウエハWを高圧ジェッ
ト水で洗浄するジェット水洗浄装置44、ウエハWの表
面を疎水化処理するアドヒージョン処理装置46、ウエ
ハWを所定温度に冷却する冷却処理装置48、ウエハW
の表面にレジストを塗布し且つサイドリンス処理により
ウエハ周縁部の余分なレジストを除去する機能を備えた
レジスト塗布装置50、レジスト塗布の前後でウエハW
を加熱してプリベーク並びにポストベークを行う加熱処
理装置52、露光されたウエハWを現像処理し且つ現像
後のレジストパターンをリンス処理する機能を備えた現
像処理装置54などを集合化して作業効率の向上を図っ
ている。
理システムが使用されている。この処理システムは、被
処理体としての半導体ウエハ(以下、単にウエハとい
う)Wを搬入・搬出するローダ部40、ウエハWをブラ
シ洗浄するブラシ洗浄装置42、ウエハWを高圧ジェッ
ト水で洗浄するジェット水洗浄装置44、ウエハWの表
面を疎水化処理するアドヒージョン処理装置46、ウエ
ハWを所定温度に冷却する冷却処理装置48、ウエハW
の表面にレジストを塗布し且つサイドリンス処理により
ウエハ周縁部の余分なレジストを除去する機能を備えた
レジスト塗布装置50、レジスト塗布の前後でウエハW
を加熱してプリベーク並びにポストベークを行う加熱処
理装置52、露光されたウエハWを現像処理し且つ現像
後のレジストパターンをリンス処理する機能を備えた現
像処理装置54などを集合化して作業効率の向上を図っ
ている。
【0004】上記のように構成される処理システムの中
央部には、長手方向に沿ってウエハ搬送路56が設けら
れ、このウエハ搬送路56に各装置42〜54が正面を
向けて配置され、各装置42〜54との間でウエハWの
受け渡しを行うウエハ搬送アーム59を備えたウエハ搬
送機構58がウエハ搬送路56に沿って移動自在に設け
られている。そして、例えば、ローダ40の図示省略の
ウエハカセット内に収納されている処理前のウエハWを
1枚取り出して搬送し、順に、洗浄、アドヒージョン処
理、冷却、レジスト塗布、プリベーク、図示省略の露光
装置による露光、現像、ポストベークを行い、処理後の
ウエハWをローダ部40の図示省略のウエハカセット内
に搬送して収納する。
央部には、長手方向に沿ってウエハ搬送路56が設けら
れ、このウエハ搬送路56に各装置42〜54が正面を
向けて配置され、各装置42〜54との間でウエハWの
受け渡しを行うウエハ搬送アーム59を備えたウエハ搬
送機構58がウエハ搬送路56に沿って移動自在に設け
られている。そして、例えば、ローダ40の図示省略の
ウエハカセット内に収納されている処理前のウエハWを
1枚取り出して搬送し、順に、洗浄、アドヒージョン処
理、冷却、レジスト塗布、プリベーク、図示省略の露光
装置による露光、現像、ポストベークを行い、処理後の
ウエハWをローダ部40の図示省略のウエハカセット内
に搬送して収納する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体集積
回路の集積度が高まるに連れて、アスペクト比の高いサ
ブミクロンレベルのレジストパターンが要求されるよう
になった。そして、このようなレジストパターンの高ア
スペクト比化、微細化に伴い、上記一連の工程によって
最終的にウエハW上に形成されたレジストパターンが倒
壊するという致命的な現象が発生するようになった。
回路の集積度が高まるに連れて、アスペクト比の高いサ
ブミクロンレベルのレジストパターンが要求されるよう
になった。そして、このようなレジストパターンの高ア
スペクト比化、微細化に伴い、上記一連の工程によって
最終的にウエハW上に形成されたレジストパターンが倒
壊するという致命的な現象が発生するようになった。
【0006】このようなパターン倒壊が発生する原因と
して、(a)現像後のリンス液振り切り時の遠心力によ
って発生するリンス液流動による流圧や、(b)レジス
トパターンに直接作用する遠心力などが当初有力視され
ていたが、顕微鏡写真などによるパターン倒壊の状態の
観察の結果、図9に示すように、レジストパターン1,
2同士が寄り添い合うようにして倒れている事実が判明
し、上記(a),(b)よりもむしろ、隣接するレジス
トパターン間に充填されたリンス液が乾燥する際の表面
張力の強さがパターン倒壊の原因であることが判った。
すなわち、隣接するレジストパターン間にリンス液が充
填された場合、図8に示すように、それぞれのパターン
1,2には次式(1)で表される力Fがパターン同士を
引き寄せる向きに働く。したがって、アスペクト比が高
いレジストパターン程、リンス液乾燥時に上記力Fによ
る大きなモーメントが作用することになり非常に倒れや
すくなる。
して、(a)現像後のリンス液振り切り時の遠心力によ
って発生するリンス液流動による流圧や、(b)レジス
トパターンに直接作用する遠心力などが当初有力視され
ていたが、顕微鏡写真などによるパターン倒壊の状態の
観察の結果、図9に示すように、レジストパターン1,
2同士が寄り添い合うようにして倒れている事実が判明
し、上記(a),(b)よりもむしろ、隣接するレジス
トパターン間に充填されたリンス液が乾燥する際の表面
張力の強さがパターン倒壊の原因であることが判った。
すなわち、隣接するレジストパターン間にリンス液が充
填された場合、図8に示すように、それぞれのパターン
1,2には次式(1)で表される力Fがパターン同士を
引き寄せる向きに働く。したがって、アスペクト比が高
いレジストパターン程、リンス液乾燥時に上記力Fによ
る大きなモーメントが作用することになり非常に倒れや
すくなる。
【0007】 F=σ×L×sinθ ・・・(1) ここで、σは表面張力、Lはパターン長さ、θは接触角
である。
である。
【0008】このような問題を回避するための対応策と
して、パターン間に残ったリンス液を非常な短時間で除
去する方法が挙げられる。この方法は、表面張力によっ
てパターン倒れを生じないうちにリンス液を瞬間的に蒸
発させることで実現できるが、蒸発速度を十分な大きさ
まで増大させるためには、減圧チャンバ方式など、上記
処理システムに大きな機構変更が必要になる。また、別
の対応策として、アドヒージョン処理によるレジスト−
ウエハ間の密着力強化が考えられるが、現状ではそのた
めの加熱温度の最適化制御の方法などが確立されていな
い。
して、パターン間に残ったリンス液を非常な短時間で除
去する方法が挙げられる。この方法は、表面張力によっ
てパターン倒れを生じないうちにリンス液を瞬間的に蒸
発させることで実現できるが、蒸発速度を十分な大きさ
まで増大させるためには、減圧チャンバ方式など、上記
処理システムに大きな機構変更が必要になる。また、別
の対応策として、アドヒージョン処理によるレジスト−
ウエハ間の密着力強化が考えられるが、現状ではそのた
めの加熱温度の最適化制御の方法などが確立されていな
い。
【0009】この発明は、以上のような事情の下に創案
されたものであり、その目的は、レジストパターンが形
成された被処理体に処理液を供給して、レジストパター
ンの倒壊を防止しつつ処理を施すことができる処理方法
及び処理装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、レジストパターンが形
成された被処理体に処理液を供給して、レジストパター
ンの倒壊を防止しつつ処理を施すことができる処理方法
及び処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の処理方法は、レジストパターンが形成され
た被処理体に処理液を供給して処理を施す処理方法にお
いて、 別々に収容さ れた、上記処理液と、処理液の表
面張力を低下させる液とを混合する工程と、混合された
液から気泡を除去する工程と、 気泡が除去された液を
上記被処理体に供給する工程と、を有することを特徴と
する(請求項1)。
にこの発明の処理方法は、レジストパターンが形成され
た被処理体に処理液を供給して処理を施す処理方法にお
いて、 別々に収容さ れた、上記処理液と、処理液の表
面張力を低下させる液とを混合する工程と、混合された
液から気泡を除去する工程と、 気泡が除去された液を
上記被処理体に供給する工程と、を有することを特徴と
する(請求項1)。
【0011】この発明の第1の処理装置は、レジストパ
ターンが形成された被処理体に処理液を供給して処理を
施す処理装置において、 上記処理液を収容するタンク
と、 上記処理液の表面張力を低下させる液を収容するタ
ンクと、 上記処理液と、この処理液の表面張力を低下
させる液とを混合する液体混合器と、 混合された液か
ら気泡を除去する気泡除去手段と、 気泡が除去された
混合液を上記被処理体に供給する液供給手段と、を具備
することを特徴とする(請求項2)。
ターンが形成された被処理体に処理液を供給して処理を
施す処理装置において、 上記処理液を収容するタンク
と、 上記処理液の表面張力を低下させる液を収容するタ
ンクと、 上記処理液と、この処理液の表面張力を低下
させる液とを混合する液体混合器と、 混合された液か
ら気泡を除去する気泡除去手段と、 気泡が除去された
混合液を上記被処理体に供給する液供給手段と、を具備
することを特徴とする(請求項2)。
【0012】請求項2記載の処理装置において、 上記
処理液を収容するタンクと、処理液の表面張力を低下す
る液を収容するタンク内に、それぞれ作動ガスを圧送し
て、上記両液を送出する方が好ましい(請求項3)。こ
の場合、作動ガスの供給配管に、送液量調節手段を介設
し、これら送液量調節手段を、混合された液の供給配管
に介設された濃度センサからの検出信号に基いて制御可
能に形成する方が好ましい(請求項4)。また、上記気
泡除去手段に、混合液の導入口を有する中空円筒状の装
置本体と、この装置本体内に収容されると共に、軸回転
可能な円筒状のフィルタとを具備し、 上記フィルタの
回転軸を、排気通路を形成すべく中空状に形成すると共
に、回転駆動機構により一方向あるいは正逆回転可能に
形成する方が好ましい(請求項5)。この場合、上記装
置本体の偏心部位に、気体排気用配管を更に接続するこ
とも可能である(請求項6)。 また、この発明の第2の
処理装置は、レジストパターンが形成された被処理体に
処理液を供給して処理を施す処理装置において、 分離
して構成される処理液の供給系、及び処理液の表面張力
を低下させる液の供給系と、上記各供給系にそれぞれ接
続される処理液の供給手段、及び処理液の表面張力を低
下させる液の供給手段とを具備し、 上記両液供給手段
から被処理体に処理液と処理液の表面張力を低下させる
液を散布する際、処理液と処理液の表面張力を低下させ
る液を混合した後に、上記被処理体上に散布するように
した、ことを特徴とする(請求項 7)。
処理液を収容するタンクと、処理液の表面張力を低下す
る液を収容するタンク内に、それぞれ作動ガスを圧送し
て、上記両液を送出する方が好ましい(請求項3)。こ
の場合、作動ガスの供給配管に、送液量調節手段を介設
し、これら送液量調節手段を、混合された液の供給配管
に介設された濃度センサからの検出信号に基いて制御可
能に形成する方が好ましい(請求項4)。また、上記気
泡除去手段に、混合液の導入口を有する中空円筒状の装
置本体と、この装置本体内に収容されると共に、軸回転
可能な円筒状のフィルタとを具備し、 上記フィルタの
回転軸を、排気通路を形成すべく中空状に形成すると共
に、回転駆動機構により一方向あるいは正逆回転可能に
形成する方が好ましい(請求項5)。この場合、上記装
置本体の偏心部位に、気体排気用配管を更に接続するこ
とも可能である(請求項6)。 また、この発明の第2の
処理装置は、レジストパターンが形成された被処理体に
処理液を供給して処理を施す処理装置において、 分離
して構成される処理液の供給系、及び処理液の表面張力
を低下させる液の供給系と、上記各供給系にそれぞれ接
続される処理液の供給手段、及び処理液の表面張力を低
下させる液の供給手段とを具備し、 上記両液供給手段
から被処理体に処理液と処理液の表面張力を低下させる
液を散布する際、処理液と処理液の表面張力を低下させ
る液を混合した後に、上記被処理体上に散布するように
した、ことを特徴とする(請求項 7)。
【0013】この発明において、上記処理液として純水
を使用すると共に、上記処理液の表面張力を低下させる
液として例えばイソプロピル・アルコール(isopropyl
alcohol、以下にIPAと略す)等の溶媒を使用するこ
とが望ましい。その場合、本来の処理液である純水に溶
媒としてIPAを混入して得られるIPA水溶液のIP
A濃度は、体積濃度で10〜15%程度であることが望
ましい。
を使用すると共に、上記処理液の表面張力を低下させる
液として例えばイソプロピル・アルコール(isopropyl
alcohol、以下にIPAと略す)等の溶媒を使用するこ
とが望ましい。その場合、本来の処理液である純水に溶
媒としてIPAを混入して得られるIPA水溶液のIP
A濃度は、体積濃度で10〜15%程度であることが望
ましい。
【0014】
【作用】上記技術的手段によるこの発明の処理方法及び
製造装置によれば、処理液はその表面張力が低下するよ
うに改質されてから被処理体に供給されるようになるの
で、被処理体上に形成されたレジストパターン間に充填
される処理液の表面張力σ、ひいては各パターンに作用
する上記力F(前記式(1)参照)を弱め、レジストパ
ターンの倒壊を防止できる。また、被処理体に供給され
る混合液中の気泡を除去することで、レジストパターン
の倒壊を更に確実に防止することができる。
製造装置によれば、処理液はその表面張力が低下するよ
うに改質されてから被処理体に供給されるようになるの
で、被処理体上に形成されたレジストパターン間に充填
される処理液の表面張力σ、ひいては各パターンに作用
する上記力F(前記式(1)参照)を弱め、レジストパ
ターンの倒壊を防止できる。また、被処理体に供給され
る混合液中の気泡を除去することで、レジストパターン
の倒壊を更に確実に防止することができる。
【0015】その場合、IPA水溶液を用いることで、
表面張力σの値を大幅に低下させることができる。IP
A水溶液は、体積濃度で僅か5%であっても表面張力を
2/3に低下でき、20%では1/2以下にまで低下さ
せることが可能である。
表面張力σの値を大幅に低下させることができる。IP
A水溶液は、体積濃度で僅か5%であっても表面張力を
2/3に低下でき、20%では1/2以下にまで低下さ
せることが可能である。
【0016】また、IPA水溶液のレジスト液に対する
接触角θは、IPA濃度が高くなる程小さくなることが
判っており、この特性は、リンス時のパターンの倒れ抑
制に寄与するものである。すなわち、パターン倒れの原
動力はこの接触角θの正弦(sinθ)に比例すると考
えられ、接触角が小さい程その力Fも小さくなるからで
ある。
接触角θは、IPA濃度が高くなる程小さくなることが
判っており、この特性は、リンス時のパターンの倒れ抑
制に寄与するものである。すなわち、パターン倒れの原
動力はこの接触角θの正弦(sinθ)に比例すると考
えられ、接触角が小さい程その力Fも小さくなるからで
ある。
【0017】以上のIPA水溶液の特性を考慮した処理
液の改質による効果を推算すると、次表を得る。
液の改質による効果を推算すると、次表を得る。
【0018】
【表1】 また、被処理体に対するレジストパターンの密着力は、
パターン幅におおよそ比例すると考えられるので、パタ
ーン倒れを生じる臨界を従来のプロセスの半分程度とし
た場合、相乗効果が0.5%以下となるIPA濃度がパ
ターン倒れ対策の目安となる。すなわち、パターン倒れ
を防止する上で必要なリンス液のIPA濃度は、体積濃
度で10〜15%程度となる。
パターン幅におおよそ比例すると考えられるので、パタ
ーン倒れを生じる臨界を従来のプロセスの半分程度とし
た場合、相乗効果が0.5%以下となるIPA濃度がパ
ターン倒れ対策の目安となる。すなわち、パターン倒れ
を防止する上で必要なリンス液のIPA濃度は、体積濃
度で10〜15%程度となる。
【0019】なお、IPA水溶液によるレジスト膜の溶
解については、測定誤差以内の変化しか生じないことが
確認されており、また、IPA水溶液を使用するに際
し、アドヒージョン処理への特別な要求は生じない。
解については、測定誤差以内の変化しか生じないことが
確認されており、また、IPA水溶液を使用するに際
し、アドヒージョン処理への特別な要求は生じない。
【0020】
【実施例】次に、この発明の実施例を添付図面に基いて
詳細に説明する。この実施例ではこの発明の処理装置を
図7の現像装置54に適用した場合について図1ないし
図6を参照して説明する。
詳細に説明する。この実施例ではこの発明の処理装置を
図7の現像装置54に適用した場合について図1ないし
図6を参照して説明する。
【0021】この発明の処理装置(現像装置)54は、
図1に示すように、レジストパターンが形成されるウエ
ハWに現像処理を施す処理部19と、この処理部19の
上方に移動されてウエハWの表面に現像液を供給する現
像液供給ノズル20と、この現像液供給ノズル20を処
理部19上及び待機位置20Aに移動させるノズル搬送
アーム21及びその移動機構22と、処理部19の近傍
に配置されたリンス処理装置23とで主要部が構成され
ている。
図1に示すように、レジストパターンが形成されるウエ
ハWに現像処理を施す処理部19と、この処理部19の
上方に移動されてウエハWの表面に現像液を供給する現
像液供給ノズル20と、この現像液供給ノズル20を処
理部19上及び待機位置20Aに移動させるノズル搬送
アーム21及びその移動機構22と、処理部19の近傍
に配置されたリンス処理装置23とで主要部が構成され
ている。
【0022】処理部19は、図2に示すように、ウエハ
Wを吸着保持しこれを水平回転させるスピンチャック2
4と、このスピンチャック24のウエハ保持部24aを
収容する処理カップ26とで構成されている。スピンチ
ャック24の下端部は、スピンチャック24及びウエハ
Wを所定の回転数で高速回転させるための図示しないモ
ータの回転軸に固定されている。処理カップ26は、ス
ピンチャック24のウエハ保持部24aの周囲を囲うよ
うに同心状に配置された環状の内カップ27と、これら
スピンチャック24および内カップ27を収容して処理
空間25を形成する外カップ28とからなる。この処理
カップ26は、図示省略の昇降機構により駆動されて図
3に示すように昇降できるようになっており、処理カッ
プ26を下げることにより、スピンチャック24と搬送
機構58との間でのウエハWの受け渡しを可能にする。
Wを吸着保持しこれを水平回転させるスピンチャック2
4と、このスピンチャック24のウエハ保持部24aを
収容する処理カップ26とで構成されている。スピンチ
ャック24の下端部は、スピンチャック24及びウエハ
Wを所定の回転数で高速回転させるための図示しないモ
ータの回転軸に固定されている。処理カップ26は、ス
ピンチャック24のウエハ保持部24aの周囲を囲うよ
うに同心状に配置された環状の内カップ27と、これら
スピンチャック24および内カップ27を収容して処理
空間25を形成する外カップ28とからなる。この処理
カップ26は、図示省略の昇降機構により駆動されて図
3に示すように昇降できるようになっており、処理カッ
プ26を下げることにより、スピンチャック24と搬送
機構58との間でのウエハWの受け渡しを可能にする。
【0023】外カップ28は、上カップ31と下カップ
32とで構成されている。上カップ31は中央にウエハ
Wよりも若干大径の開口部33を有し、開口部33近傍
より下カップ32との接合部近傍にかけての側壁は、円
錐状に傾斜させて形成されている。下カップ32の内部
は環状壁34によって内外に区画され、内側底部には排
気口35が、外側底部には排液口36がそれぞれ設けら
れている。排気口35には図示しない排気装置が接続さ
れており、ウエハWに現像処理を施す際に流下した現像
液やリンス処理の際の処理液を、現像装置54内の雰囲
気と共に排気口35より排出することができるようにな
っている。また、排液口36には図示しない排液収容タ
ンクが接続されており、外カップ内面31a,32aや
内カップ外面27bを伝って下降し、下カップ32の底
部に集積される現像液やリンス処理液を排液口36より
排出・収容できるようになっている。
32とで構成されている。上カップ31は中央にウエハ
Wよりも若干大径の開口部33を有し、開口部33近傍
より下カップ32との接合部近傍にかけての側壁は、円
錐状に傾斜させて形成されている。下カップ32の内部
は環状壁34によって内外に区画され、内側底部には排
気口35が、外側底部には排液口36がそれぞれ設けら
れている。排気口35には図示しない排気装置が接続さ
れており、ウエハWに現像処理を施す際に流下した現像
液やリンス処理の際の処理液を、現像装置54内の雰囲
気と共に排気口35より排出することができるようにな
っている。また、排液口36には図示しない排液収容タ
ンクが接続されており、外カップ内面31a,32aや
内カップ外面27bを伝って下降し、下カップ32の底
部に集積される現像液やリンス処理液を排液口36より
排出・収容できるようになっている。
【0024】リンス処理装置23は、図1及び図4に示
すように、処理装置本体37内より鉛直方向上方に突出
する回転軸38の先端部に一端が固定されて水平支持さ
れたアーム39と、このアーム39の先端下部に設けら
れた液供給手段である処理液ノズル41と、アーム39
内に設けられた配管42を通して処理液ノズル41へ処
理液を供給する処理液供給系43とで主要部が構成され
ている。アーム39を支持する回転軸38の下端部は、
図示しない駆動機構に接続されており、この駆動機構の
駆動によりアーム39を待機位置41AからウエハW上
の所定の位置まで回転移動できるようになっている。
すように、処理装置本体37内より鉛直方向上方に突出
する回転軸38の先端部に一端が固定されて水平支持さ
れたアーム39と、このアーム39の先端下部に設けら
れた液供給手段である処理液ノズル41と、アーム39
内に設けられた配管42を通して処理液ノズル41へ処
理液を供給する処理液供給系43とで主要部が構成され
ている。アーム39を支持する回転軸38の下端部は、
図示しない駆動機構に接続されており、この駆動機構の
駆動によりアーム39を待機位置41AからウエハW上
の所定の位置まで回転移動できるようになっている。
【0025】処理液供給系43には、図4に示すよう
に、本来の処理液である純水44を蓄えた処理液タンク
45と、処理液の表面張力を低下させるための物質例え
ば溶媒であるIPA46を蓄えた溶媒タンク47とが設
けられている。処理液タンク45及び溶媒タンク47に
は、作動ガスであるN2(窒素)ガスをタンク内に圧送
するための作動ガス供給配管69,70がそれぞれ接続
されており、N2ガスで貯液面を加圧することによっ
て、それぞれの貯液である純水44及びIPA46を送
出するようになっている。それぞれの作動ガス供給配管
69,70の途中には、それぞれ送液量調節手段例えば
送液量調節装置65,66及びフィルタ71,72が介
設されている。フィルタ71,72は、作動ガス中のミ
ストなどを除去するためのものである。送液量調節装置
65,66は、作動ガスの圧送量を調節して処理液タン
ク45及び溶媒タンク47からの純水44及びIPA4
6の送出量を調節するためのもので、後述する溶媒濃度
センサ61からの検出信号に基いて駆動制御される。
に、本来の処理液である純水44を蓄えた処理液タンク
45と、処理液の表面張力を低下させるための物質例え
ば溶媒であるIPA46を蓄えた溶媒タンク47とが設
けられている。処理液タンク45及び溶媒タンク47に
は、作動ガスであるN2(窒素)ガスをタンク内に圧送
するための作動ガス供給配管69,70がそれぞれ接続
されており、N2ガスで貯液面を加圧することによっ
て、それぞれの貯液である純水44及びIPA46を送
出するようになっている。それぞれの作動ガス供給配管
69,70の途中には、それぞれ送液量調節手段例えば
送液量調節装置65,66及びフィルタ71,72が介
設されている。フィルタ71,72は、作動ガス中のミ
ストなどを除去するためのものである。送液量調節装置
65,66は、作動ガスの圧送量を調節して処理液タン
ク45及び溶媒タンク47からの純水44及びIPA4
6の送出量を調節するためのもので、後述する溶媒濃度
センサ61からの検出信号に基いて駆動制御される。
【0026】また、処理液タンク45から上記アーム3
9内の配管42へ処理液44を移送するための送液配管
48の途中には、順に、液体混合器60、溶媒濃度セン
サ61、気泡除去手段例えば気泡除去装置62、バルブ
63が設けられている。
9内の配管42へ処理液44を移送するための送液配管
48の途中には、順に、液体混合器60、溶媒濃度セン
サ61、気泡除去手段例えば気泡除去装置62、バルブ
63が設けられている。
【0027】液体混合器60は、処理液タンク45から
送られてくる処理液である純水44に、溶媒であるIP
A46を混入させるための装置で、上記溶媒タンク4
7、送液量調節装置66及びフィルタ72と共に溶媒供
給系89を構成する。この液体混合器60は、その一方
の液導入口60aに処理液タンク45の送液配管48が
接続され、他方の液導入口60bに溶媒タンク47の送
液管64が接続されており、その内部で混合したIPA
水溶液を液送出口60cから送出するように構成されて
いる。このIPA水溶液が実際の処理液となる。
送られてくる処理液である純水44に、溶媒であるIP
A46を混入させるための装置で、上記溶媒タンク4
7、送液量調節装置66及びフィルタ72と共に溶媒供
給系89を構成する。この液体混合器60は、その一方
の液導入口60aに処理液タンク45の送液配管48が
接続され、他方の液導入口60bに溶媒タンク47の送
液管64が接続されており、その内部で混合したIPA
水溶液を液送出口60cから送出するように構成されて
いる。このIPA水溶液が実際の処理液となる。
【0028】溶媒濃度センサ61は、液体混合器60か
ら送られてくるIPA水溶液のIPA濃度を検出するた
めの装置で、その検出信号出力部は、処理液タンク45
と溶媒タンク47の作動ガス供給配管69,70にそれ
ぞれ設けられた送液量調節装置65,66の制御部に信
号線67,68を介して配線接続されている。そして、
この溶媒濃度センサ61からの検出信号に基いて、IP
A水溶液のIPA濃度値が適切な値の範囲、例えば、体
積濃度で10〜15%程度になるように、送液量調節装
置65,66が処理液タンク45及び溶媒タンク47か
らの純水44及びIPA46の送出量を調節するように
設定されている。
ら送られてくるIPA水溶液のIPA濃度を検出するた
めの装置で、その検出信号出力部は、処理液タンク45
と溶媒タンク47の作動ガス供給配管69,70にそれ
ぞれ設けられた送液量調節装置65,66の制御部に信
号線67,68を介して配線接続されている。そして、
この溶媒濃度センサ61からの検出信号に基いて、IP
A水溶液のIPA濃度値が適切な値の範囲、例えば、体
積濃度で10〜15%程度になるように、送液量調節装
置65,66が処理液タンク45及び溶媒タンク47か
らの純水44及びIPA46の送出量を調節するように
設定されている。
【0029】気泡除去装置62は、液体混合器60で混
合されたIPA水溶液中の気泡を除去するための装置
で、図5に示すように、液体混合器60からの気液混合
状態のIPA水溶液73が導入される中空円筒状の装置
本体74内に、円筒状のフィルタ75を軸回転可能に設
けて主要部が構成されている。
合されたIPA水溶液中の気泡を除去するための装置
で、図5に示すように、液体混合器60からの気液混合
状態のIPA水溶液73が導入される中空円筒状の装置
本体74内に、円筒状のフィルタ75を軸回転可能に設
けて主要部が構成されている。
【0030】上記フィルタ75は、装置本体74の天井
部を貫通させて設けられた中空の回転軸77の下端部に
取り付けられており、回転軸77に接続された図示しな
い回転駆動機構により所定の回転数で駆動されるように
なっている。そして、この気泡除去装置62は、フィル
タ75の回転による遠心力で気泡よりも重い液体を外側
へ流動させ、液体よりも軽い気泡をフィルタ75内の中
心側に集めることにより、回転軸77及びバルブ84を
通して気体を排出し、回転軸77に一端が接続されバル
ブ63を介して送液配管48へ液体のみを送出できるよ
うになっている。なお、回転軸77の下端部はフィルタ
75内に集められた気泡を有効に回収できるように傘状
に形成されている。
部を貫通させて設けられた中空の回転軸77の下端部に
取り付けられており、回転軸77に接続された図示しな
い回転駆動機構により所定の回転数で駆動されるように
なっている。そして、この気泡除去装置62は、フィル
タ75の回転による遠心力で気泡よりも重い液体を外側
へ流動させ、液体よりも軽い気泡をフィルタ75内の中
心側に集めることにより、回転軸77及びバルブ84を
通して気体を排出し、回転軸77に一端が接続されバル
ブ63を介して送液配管48へ液体のみを送出できるよ
うになっている。なお、回転軸77の下端部はフィルタ
75内に集められた気泡を有効に回収できるように傘状
に形成されている。
【0031】また、上記気泡除去装置62は、装置本体
74の液導入口74aの上流側近傍の送液配管48に、
液体混合器60から送られてくるIPA水溶液73中の
気泡量を検出する光学式センサ等の気泡センサ86が取
り付けられており、その検出値が所定の値以上になった
とき、回転軸77に接続された図示しない回転駆動装置
が自動的に作動してフィルタ75が一方向回転あるいは
正逆回転など回転駆動されるように設定されている。装
置本体74の天井部には回転軸77とは別に、気液分離
弁79及びバルブ84Aを取り付けた気体排出専用の配
管78が接続されており、フィルタ75が停止している
ときも気体を排出できるようになっている。このバルブ
84と84Aの気体排出側は共通の気体排出管85に接
続されている。また、装置本体74は、上部部材80と
下部部材81とに分割形成されており、両者の接合部で
あるフランジ部80a,81a同士を治具82で固定す
ることで一体化されている。したがって、治具82を取
り外すことによって上部部材80と下部部材81とを分
離し、フィルタ75を交換することができる。
74の液導入口74aの上流側近傍の送液配管48に、
液体混合器60から送られてくるIPA水溶液73中の
気泡量を検出する光学式センサ等の気泡センサ86が取
り付けられており、その検出値が所定の値以上になった
とき、回転軸77に接続された図示しない回転駆動装置
が自動的に作動してフィルタ75が一方向回転あるいは
正逆回転など回転駆動されるように設定されている。装
置本体74の天井部には回転軸77とは別に、気液分離
弁79及びバルブ84Aを取り付けた気体排出専用の配
管78が接続されており、フィルタ75が停止している
ときも気体を排出できるようになっている。このバルブ
84と84Aの気体排出側は共通の気体排出管85に接
続されている。また、装置本体74は、上部部材80と
下部部材81とに分割形成されており、両者の接合部で
あるフランジ部80a,81a同士を治具82で固定す
ることで一体化されている。したがって、治具82を取
り外すことによって上部部材80と下部部材81とを分
離し、フィルタ75を交換することができる。
【0032】以上のように構成されるこの発明の処理装
置54でウエハWの現像処理を行う際、まず、図3に示
すように処理カップ26を下降させて、露光処理された
ウエハWを搬送機構58のウエハ搬送アーム59からス
ピンチャック24上に受け取り、その後、処理カップ2
6を上昇させウエハWを収容する。その後、図1に示す
移動機構22によりノズル搬送アーム21を駆動して現
像液供給ノズル20を処理部19のウエハWの中心上方
に移動させ、ウエハWの表面に現像液をスプレー散布す
る。そして、所定時間ないし所定量現像液を散布し終っ
たら、ノズル搬送アーム21を待機位置20Aに戻し、
現像処理を行う。続いて、リンス処理装置23のアーム
39を回動させて、図2に示すように処理液ノズル41
を処理部19のウエハWの中心上方に移動させる。その
後、上記処理液供給系43のバルブ63,84を開き、
送液量調節装置65,66を作動させる。これにより、
処理液タンク45及び溶媒タンク47内に作動ガスが圧
送され、純水44とIPA46の送出が開始される。
置54でウエハWの現像処理を行う際、まず、図3に示
すように処理カップ26を下降させて、露光処理された
ウエハWを搬送機構58のウエハ搬送アーム59からス
ピンチャック24上に受け取り、その後、処理カップ2
6を上昇させウエハWを収容する。その後、図1に示す
移動機構22によりノズル搬送アーム21を駆動して現
像液供給ノズル20を処理部19のウエハWの中心上方
に移動させ、ウエハWの表面に現像液をスプレー散布す
る。そして、所定時間ないし所定量現像液を散布し終っ
たら、ノズル搬送アーム21を待機位置20Aに戻し、
現像処理を行う。続いて、リンス処理装置23のアーム
39を回動させて、図2に示すように処理液ノズル41
を処理部19のウエハWの中心上方に移動させる。その
後、上記処理液供給系43のバルブ63,84を開き、
送液量調節装置65,66を作動させる。これにより、
処理液タンク45及び溶媒タンク47内に作動ガスが圧
送され、純水44とIPA46の送出が開始される。
【0033】処理液タンク45及び溶媒タンク47から
送出される純水44及びIPA46は、まず液体混合器
60に導入されて混合され、IPA水溶液73となって
送出される。そして、液体混合器60からのIPA水溶
液73が溶媒濃度センサ61を通過して気泡除去装置6
2へ送られる。
送出される純水44及びIPA46は、まず液体混合器
60に導入されて混合され、IPA水溶液73となって
送出される。そして、液体混合器60からのIPA水溶
液73が溶媒濃度センサ61を通過して気泡除去装置6
2へ送られる。
【0034】溶媒濃度センサ61は通過するIPA水溶
液73のIPA濃度を常時検出し、その検出信号を各送
液量調節装置65,66へ出力する。そして、各送液量
調節装置65,66は、溶媒濃度センサ61からの検出
信号に基いて、IPA水溶液73のIPA濃度が適切な
値になるように処理液タンク45及び溶媒タンク47か
らの純水44及びIPA46の送出量を調節する。これ
により、気泡除去装置62へは常に適切なIPA濃度の
IPA水溶液73が導入される。
液73のIPA濃度を常時検出し、その検出信号を各送
液量調節装置65,66へ出力する。そして、各送液量
調節装置65,66は、溶媒濃度センサ61からの検出
信号に基いて、IPA水溶液73のIPA濃度が適切な
値になるように処理液タンク45及び溶媒タンク47か
らの純水44及びIPA46の送出量を調節する。これ
により、気泡除去装置62へは常に適切なIPA濃度の
IPA水溶液73が導入される。
【0035】気泡除去装置62へ導入されたIPA水溶
液73は、静止状態のフィルタ75あるいは上記フィル
タ75の回転による遠心力作用,上記気液分離弁79と
によってIPA水溶液73中の気泡が除去され、液体の
みがノズルアーム39の配管42を通して処理液ノズル
41へ供給され、ウエハWの表面にIPA水溶液73が
スプレー散布されてリンス処理がなされる。そして、所
定時間ないし所定量IPA水溶液73を散布し終わった
ら、ノズルアーム39を待機位置41Aに戻す。その
後、スピンチャック24を回転駆動してウエハW上の処
理液の振り切りを行う。
液73は、静止状態のフィルタ75あるいは上記フィル
タ75の回転による遠心力作用,上記気液分離弁79と
によってIPA水溶液73中の気泡が除去され、液体の
みがノズルアーム39の配管42を通して処理液ノズル
41へ供給され、ウエハWの表面にIPA水溶液73が
スプレー散布されてリンス処理がなされる。そして、所
定時間ないし所定量IPA水溶液73を散布し終わった
ら、ノズルアーム39を待機位置41Aに戻す。その
後、スピンチャック24を回転駆動してウエハW上の処
理液の振り切りを行う。
【0036】上記のように、本来の処理液である純水4
4にIPA46を混入して、純水44を表面張力の小さ
いIPA水溶液に改質してから、現像後のウエハWのリ
ンス処理に供することにより、ウエハW上に形成された
レジストパターン間に充填される処理液の表面張力σ、
ひいては各パターンに作用する力Fを著しく低下させる
ことができる。したがって、この発明の処理装置54に
よれば、アスペクト比の高い、微細なレジストパターン
の倒壊を防止しつつリンス処理を行うことができる。こ
のリンス処理時において、供給されたIPA水溶液73
中に気泡例えばレジストパターン1,2間に進入可能な
微細な気泡が含まれていると、この微細な気泡が寄り集
まって大きくなり、直径がレジストパターン1,2間の
間隔程度に生長して力Fの作用が顕著になる。この時の
力Fは、IPA水溶液73自身改質され著しく低下して
いるのであるが、予め発生を防止しておくのが望まし
い。レジストパターン1,2が更に微細化し高アスペク
ト比のパターン形成のために、上述した気泡除去は非常
に効果的である。
4にIPA46を混入して、純水44を表面張力の小さ
いIPA水溶液に改質してから、現像後のウエハWのリ
ンス処理に供することにより、ウエハW上に形成された
レジストパターン間に充填される処理液の表面張力σ、
ひいては各パターンに作用する力Fを著しく低下させる
ことができる。したがって、この発明の処理装置54に
よれば、アスペクト比の高い、微細なレジストパターン
の倒壊を防止しつつリンス処理を行うことができる。こ
のリンス処理時において、供給されたIPA水溶液73
中に気泡例えばレジストパターン1,2間に進入可能な
微細な気泡が含まれていると、この微細な気泡が寄り集
まって大きくなり、直径がレジストパターン1,2間の
間隔程度に生長して力Fの作用が顕著になる。この時の
力Fは、IPA水溶液73自身改質され著しく低下して
いるのであるが、予め発生を防止しておくのが望まし
い。レジストパターン1,2が更に微細化し高アスペク
ト比のパターン形成のために、上述した気泡除去は非常
に効果的である。
【0037】このリンス処理後、再び処理カップ26を
下降させて、スピンチャック24上のウエハWを搬送機
構58のウエハ搬送アーム59へ受け渡す。その後、こ
のウエハWは、加熱処理装置52に搬送され、ポストベ
ーク処理後、ローダ部40の図示しないウエハカセット
内に収納される。
下降させて、スピンチャック24上のウエハWを搬送機
構58のウエハ搬送アーム59へ受け渡す。その後、こ
のウエハWは、加熱処理装置52に搬送され、ポストベ
ーク処理後、ローダ部40の図示しないウエハカセット
内に収納される。
【0038】上記実施例では、処理液タンク44から送
出される純水44と溶媒タンク47から送出されるIP
A46とを送液配管48の途中で混合し、IPA水溶液
となった処理液を1つの処理液ノズル41からウエハW
上に散布供給する場合について説明したが、純水44及
びIPA46の供給系の構成はこれに限定されるもので
はなく、例えば、純水44の供給系とIPA46の供給
系とを分離して構成し、図6に示すように、各供給系と
接続する各々別の液供給手段例えばノズル87,88を
用いて純水44及びIPA46をウエハW上に散布する
ようにしてもよい。ただし、その場合、ノズル87から
の純水44と,ノズル88からのIPA46とがウエハ
W上方の空中で均一に混合されるように配慮する必要が
ある。
出される純水44と溶媒タンク47から送出されるIP
A46とを送液配管48の途中で混合し、IPA水溶液
となった処理液を1つの処理液ノズル41からウエハW
上に散布供給する場合について説明したが、純水44及
びIPA46の供給系の構成はこれに限定されるもので
はなく、例えば、純水44の供給系とIPA46の供給
系とを分離して構成し、図6に示すように、各供給系と
接続する各々別の液供給手段例えばノズル87,88を
用いて純水44及びIPA46をウエハW上に散布する
ようにしてもよい。ただし、その場合、ノズル87から
の純水44と,ノズル88からのIPA46とがウエハ
W上方の空中で均一に混合されるように配慮する必要が
ある。
【0039】また、上記実施例では、処理装置をレジス
ト塗布現像処理システムの現像装置に適用した場合につ
いて説明したが、これ以外にも、ウエハWの回路パター
ンが形成されていない側の面にも処理液を供給してブラ
シ洗浄する両面スクラバー装置などにも適用できる。ス
クラバー装置では、処理液として一般に純水が使用され
るが、ブラシ洗浄の際、ウエハWの回路パターンが形成
されている側の面への処理液の回り込みが生じ、処理液
の表面張力によって微細なパターンが倒壊する。そこ
で、上記実施例と同様、処理液である純水に溶媒である
IPAを混入させて表面張力を低下させることにより、
パターン倒壊を防止するのである。
ト塗布現像処理システムの現像装置に適用した場合につ
いて説明したが、これ以外にも、ウエハWの回路パター
ンが形成されていない側の面にも処理液を供給してブラ
シ洗浄する両面スクラバー装置などにも適用できる。ス
クラバー装置では、処理液として一般に純水が使用され
るが、ブラシ洗浄の際、ウエハWの回路パターンが形成
されている側の面への処理液の回り込みが生じ、処理液
の表面張力によって微細なパターンが倒壊する。そこ
で、上記実施例と同様、処理液である純水に溶媒である
IPAを混入させて表面張力を低下させることにより、
パターン倒壊を防止するのである。
【0040】また、上記実施例では被処理体が半導体ウ
エハの場合について説明したが、被処理体は必ずしも半
導体ウエハに限られるものではなく、例えばLCD基
板、セラミック基板などに対して処理を施すものについ
ても適用できるものである。
エハの場合について説明したが、被処理体は必ずしも半
導体ウエハに限られるものではなく、例えばLCD基
板、セラミック基板などに対して処理を施すものについ
ても適用できるものである。
【0041】更に上記実施例では、気泡除去装置62を
IPA水溶液73中の気泡を除去することについて説明
したが、他の処理液中の気泡除去に適用することができ
る。例えば、レジスト塗布装置50のレジスト液中の気
泡を除去することにより、塗布膜の均一性を向上させる
ために効果的である。また、この装置50のサイドリン
ス処理液中の気泡を除去することにより、気泡の破裂に
よる溶解レジスト等の飛散・再付着を防止することによ
り、塗布膜の均一性にも効果的である。更に、現像処理
装置54の現像液中の気泡を除去することにより、気泡
による現像むらの発生を防止でき、均一な現像処理に効
果的である。
IPA水溶液73中の気泡を除去することについて説明
したが、他の処理液中の気泡除去に適用することができ
る。例えば、レジスト塗布装置50のレジスト液中の気
泡を除去することにより、塗布膜の均一性を向上させる
ために効果的である。また、この装置50のサイドリン
ス処理液中の気泡を除去することにより、気泡の破裂に
よる溶解レジスト等の飛散・再付着を防止することによ
り、塗布膜の均一性にも効果的である。更に、現像処理
装置54の現像液中の気泡を除去することにより、気泡
による現像むらの発生を防止でき、均一な現像処理に効
果的である。
【0042】また、処理液の表面張力を低下させる性質
を有する物質として、溶媒例えばIPAを使用する例に
ついて説明したが、表面張力を低下できれば他の物質を
使用することも可能である。例えば、気体(アンモニ
ア,炭酸ガス)を処理液に溶解させて使用してもよい。
を有する物質として、溶媒例えばIPAを使用する例に
ついて説明したが、表面張力を低下できれば他の物質を
使用することも可能である。例えば、気体(アンモニ
ア,炭酸ガス)を処理液に溶解させて使用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、以下の
効果を発揮できる。
効果を発揮できる。
【0044】1)処理液に処理液の表面張力を低下させ
る性質を有する液を混入させることにより、処理液はそ
の表面張力が低下するように改質されてから被処理体に
供給されることになるので、レジストパターン間に充填
される処理液の表面張力に起因して発生するレジストパ
ターンの倒壊を防止することができる。
る性質を有する液を混入させることにより、処理液はそ
の表面張力が低下するように改質されてから被処理体に
供給されることになるので、レジストパターン間に充填
される処理液の表面張力に起因して発生するレジストパ
ターンの倒壊を防止することができる。
【0045】2)また、被処理体に供給される混合液中
から気泡を除去することにより、レジストパターンの倒
壊を更に確実に防止することができる。
から気泡を除去することにより、レジストパターンの倒
壊を更に確実に防止することができる。
【図1】この発明の処理装置の一実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す処理装置の処理部を示す側断面図で
ある。
ある。
【図3】図2に示す処理部の動作態様を示す側断面図で
ある。
ある。
【図4】この発明の処理装置の処理液供給系及び溶媒供
給系の一実施例を示す系統図である。
給系の一実施例を示す系統図である。
【図5】図4に示す処理液供給系の要部を示す側断面図
である。
である。
【図6】この発明の処理装置の処理液供給系及び溶媒供
給系の他の実施例を示す側断面図である。
給系の他の実施例を示す側断面図である。
【図7】レジスト塗布現像処理装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】レジストパターンの倒壊メカニズムの説明図で
ある。
ある。
【図9】レジストパターン倒壊の様子を示す図である。
1 レジストパターン 2 レジストパターン23 リンス処理装置 41 処理液ノズル(液供給手段) 43 処理液供給系 44 純水(処理液)45 処理液タンク 46 IPA(溶媒)47 溶媒タンク 60 液体混合器 61 溶媒濃度センサ 62 気泡除去装置(気泡除去手段) 65,66 送液量調節装置(送液量調節手段) 69,70 作動ガス供給配管 73 IPA水溶液74 装置本体 74a 液導入口 75 フィルタ 77 中空回転軸 78 気体灰種専用配管 87,88 ノズル(液供給手段) 89 溶媒供給系 W ウエハ(被処理体)
フロントページの続き (72)発明者 青木 茂樹 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東 京エレクトロン九州株式会社 熊本事業 所内 (72)発明者 村上 政明 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東 京エレクトロン九州株式会社 熊本事業 所内 (56)参考文献 特開 平3−215867(JP,A) 特開 平6−163391(JP,A) 特開 平5−326392(JP,A) 特開 平6−338451(JP,A) 特開 平7−140674(JP,A) 特開 平6−222570(JP,A) 電子情報通信学会技報研究報告VO L.93,NO.300(SDM93 110− 117)PAGE.33−99 1993(単層化 学増幅型エキシマレジストにおける実用 解像限界に関する考察) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 G03F 7/30 G03F 7/32 JICSTファイル(JOIS) 特許ファイル(PATOLIS)
Claims (7)
- 【請求項1】 レジストパターンが形成された被処理体
に処理液を供給して処理を施す処理方法において、別々に収容された、上記処理液と、処理液の表面張力を
低下させる液とを混合する工程と、 混合された液から気泡を除去する工程と、 気泡が除去された液を上記被処理体に供給する工程と、 を有することを特徴とする処理方法。 - 【請求項2】 レジストパターンが形成された被処理体
に処理液を供給して処理を施す処理装置において、上記処理液を収容するタンクと、 上記処理液の表面張力を低下させる液を収容するタンク
と、 上記処理液と、この処理液の表面張力を低下させる液と
を混合する液体混合器と、 混合された液から気泡を除去する気泡除去手段と、 気泡が除去された混合液を上記被処理体に供給する液供
給手段と、 を具備することを特徴とする処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の処理装置において、 上記処理液を収容するタンクと、処理液の表面張力を低
下する液を収容するタンク内に、それぞれ作動ガスを圧
送して、上記両液を送出するようにした、ことを特徴と
する処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の処理装置において、 上記作動ガスの供給配管に、送液量調節手段を介設し、
これら送液量調節手段を、混合された液の供給配管に介
設された濃度センサからの検出信号に基いて制御可能に
形成してなる、ことを特徴とする処理装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の処理装置において、 上記気泡除去手段は、混合液の導入口を有する中空円筒
状の装置本体と、この 装置本体内に収容されると共に、
軸回転可能な円筒状のフィルタとを具備し、 上記フィルタの回転軸を、排気通路を形成すべく中空状
に形成すると共に、回転駆動機構により一方向あるいは
正逆回転可能に形成する、ことを特徴とする処理装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の処理装置において、 上記装置本体の偏心部位に、気体排気用配管を更に接続
してなることを特徴とする処理装置。 - 【請求項7】 レジストパターンが形成された被処理体
に処理液を供給して処理を施す処理装置において、 分離して構成される処理液の供給系、及び処理液の表面
張力を低下させる液の供給系と、上記各供給系にそれぞ
れ接続される処理液の供給手段、及び処理液の表面張力
を低下させる液の供給手段とを具備し、 上記両液供給手段から被処理体に処理液と処理液の表面
張力を低下させる液を散布する際、処理液と処理液の表
面張力を低下させる液を混合した後に、上記被処理体上
に散布するようにした、ことを特徴とする処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285972A JP2893159B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 処理方法及び処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285972A JP2893159B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 処理方法及び処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07122485A JPH07122485A (ja) | 1995-05-12 |
| JP2893159B2 true JP2893159B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17698358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5285972A Expired - Lifetime JP2893159B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 処理方法及び処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2893159B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6660459B2 (en) * | 2001-03-14 | 2003-12-09 | Advanced Micro Devices, Inc. | System and method for developing a photoresist layer with reduced pattern collapse |
| JP2006243499A (ja) | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | フォトレジストパターンの形成方法および半導体装置の製造方法 |
| JP4762098B2 (ja) | 2006-09-28 | 2011-08-31 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 基板処理装置および基板処理方法 |
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-
1993
- 1993-10-20 JP JP5285972A patent/JP2893159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 電子情報通信学会技報研究報告VOL.93,NO.300(SDM93 110−117)PAGE.33−99 1993(単層化学増幅型エキシマレジストにおける実用解像限界に関する考察) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07122485A (ja) | 1995-05-12 |
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