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JP2893245B2 - 車両用収納装置 - Google Patents
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JP2893245B2 - 車両用収納装置 - Google Patents

車両用収納装置

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JP2893245B2
JP2893245B2 JP12509995A JP12509995A JP2893245B2 JP 2893245 B2 JP2893245 B2 JP 2893245B2 JP 12509995 A JP12509995 A JP 12509995A JP 12509995 A JP12509995 A JP 12509995A JP 2893245 B2 JP2893245 B2 JP 2893245B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両のインストルメントパネルやコンソ
−ルボックスに組付けられる収納装置において、ボック
ス本体の収納室に対し、該収納室を開閉するドアが収納
室の外側に開放可能に組付けられるのが一般的である。
このような収納装置において、カップホルダとしての機
能を持たせるためには、ボックス本体又はドアに対し、
カップ類を保持するためのホルダ部材を組付けなければ
ならず、部品点数や組付工数が多くなりコスト高とな
る。また、従来、インストルメントパネルに対し組付け
られるカップホルダとしては、例えば、実開昭62−4944
号公報に開示されたものが知られている。これにおいて
は、図10に示すように、インストルメントパネル101
に形成された開口部(受容口部)102 のまわりにおい
て、そのインストルメントパネル101 の背面101aとエア
ダクトの底面103 にわたって、周壁体104 が形成される
とともに、前記開口部102 に対しドア(蓋体)111 がイ
ンストルメントパネル101 の内側へ向けて開放可能に組
付けられ、そのドア111 がばね125 によって閉じ方向へ
弾発されている。そして、収納室105 の内側にドア111
が開かれながらカップ類110 が収納室105 に差込まれる
ことで、ばね125 の弾発力に基づくドア111 の閉じ方向
への付勢力によって、そのドア111 の自由端部と開口部
102 の一側縁との間にカップ類110 が挟みつけられ、こ
れによってカップ類110 が直立状に保持されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
すように、ドア111 が収納室105 の内側に対してのみ開
かれ、そのドア111 がばね125 によって閉じ方向へ弾発
された従来の構造にあっては、カップ類110 以外の小物
類を収納室105 内に収納したりあるいは、収納室105 か
ら取出す際、収納室105 の内側に開かれたドア111 が小
物類の収納・取出しの際の妨害物となる不具合が生じ
る。この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、カッ
プホルダとしての機能の他、小物入れとして使用したと
きでも、その収納室に対する小物類の出入れを容易に行
うことができる車両用収納装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用収納装置は、一側が開
口された収納室を有するボックス本体と、同ボックス本
体の開口部一側に対し、内外方向へ開閉可能に組付けら
れたドアとを備え、前記ボックス本体とドアとの間に
は、同ドアを閉じ位置に保持しかつ前記ドアを収納室の
内側に開いたときには、そのドアを閉じ位置に向けて付
勢する付勢手段が設けられている。また、請求項2の発
明に係る車両用収納装置は、請求項1に記載の車両用収
納装置において、付勢手段は、閉じ位置に配置されたド
アが収納室の外側に開かれたときにはそのドアを閉じ位
置に向けて付勢するとともに、前記ドアが所定の開き角
度以上に開かれたときには、そのドアを開き方向に付勢
する機能を有している。請求項3の発明に係る車両用収
納装置は、請求項2に記載の車両用収納装置において、
付勢手段は、ドアを収納室の内側に向けて開いたとき
に、そのドアを閉じ位置に向けて付勢する第1のばね部
材と、前記ドアが収納室の外側に向けて開いたときに、
そのドアを閉じ位置に向けて付勢するとともに、前記ド
アが所定の開き角度以上に開かれたときには、そのドア
を開き方向に付勢する第2のばね部材とにより構成され
ている。請求項4の発明に係る車両用収納装置は、請求
項2に記載の車両用収納装置において、付勢手段は、ド
アを収納室の内側に向けて開いたときに、そのドアを閉
じ位置に向けて付勢する第1ばね機能と、前記ドアが収
納室の外側に向けて開いたときに、そのドアを閉じ位置
に向けて付勢するとともに、前記ドアが所定の開き角度
以上に開かれたときには、そのドアを開き方向に付勢す
る第2ばね機能とを兼ね備えたばね部材によって構成さ
れている。
【0005】
【作用】前記したように構成される請求項1の発明に係
る車両用収納装置において、カップホルダとして使用す
る場合、ボックス本体の収納室の内側にドアが付勢手段
の付勢力に抗して開かれながらカップ類が収納室に差込
まれることで、前記付勢手段によってドアが閉じ位置に
向けて付勢される。これによって、ドアの先端部と収納
室の一側との間に前記カップ類が挟持されて保持され
る。また、小物入れとして使用する場合、ボックス本体
の収納室の外側にドアが開かれることで、収納室に対し
小物類の出入れが前記ドアに妨害されることなく容易に
行なわれる。また、請求項2、3又は4の発明に係る車
両用収納装置において、ドアは付勢手段によって閉じ位
置に向けて付勢されるため、ドアが不測に開かれる不具
合が防止される。さらに、ドアが所定の開き角度以上に
開かれたときには、そのドアが付勢手段によって開き方
向に付勢されるため、収納室に対する小物類の出入れが
一層容易となる。また、請求項4の発明に係る車両用収
納装置において、付勢手段は、第1ばね機能と、第2ば
ね機能とを兼ね備えにばね部材によって構成されるた
め、部品点数や組付け工数が少なくてすむ。
【0006】
【実施例】
(実施例1)この発明の実施例1を図1〜図5にしたが
って説明する。車両用収納装置を斜視図で表わした図1
において、収納装置1は、ボックス本体2とドア11とを
主体として構成されている。ボックス本体2は、上方に
開口された収納室3を有して有底箱形状に形成され、そ
のボックス本体2の開口部の一側には、左右一対のドア
11が、枢支ピン4、5によって内外方向へそれぞれ開閉
可能に組付けられている。
【0007】この実施例1において、両ドア11に跨がっ
てこれら両ドア11を連続している枢支ピン4は、一方の
ドア11に対しては圧入によって固着され、他方のドア11
に対しては回動自在に嵌挿されており、これによって、
両ドア11はそれぞれ個別に開閉されるようになってい
る。また、ドア11の周縁部には折返し縁12が形成され、
同ドア11の自由端側には、ドア11を収納室3の外側に開
くときの取手部13が切欠状に形成されている。前記ボッ
クス本体2とドア11との間には、第1のばね部材15と第
2のばね部材19とを備えた付勢手段14が配設されてい
る。
【0008】図1と図2に示すように、前記第1のばね
部材15は、ボックス本体2に対しドア11を開閉可能に支
持している枢支ピン5の軸回りに巻回されたばね蓄積部
16と、そのばね蓄積部16の両端から延出されてボックス
本体2とドア11とにそれぞれ掛止めされた掛止め片17と
を備えており、図3に示すように、ドア11が収納室3内
に向けて開かれたときには、そのドア11を元の閉じ位置
に向けて付勢する弾発力がばね蓄積部16に付与されるよ
うになっている。
【0009】図1と図4に示すように、第2のばね部材
19は、板ばね材より形成され、その下端部がボックス本
体2の奥側壁の上部にリベット(ビスでもよい)20によ
って固着されている。そして、ドア11が閉じ位置に配置
されたときには、第2のばね部材19の自由端である上端
部19a がドア11の基部側折返し縁12a の内面に当接する
とともに、前記第1のばね部材5と第2のばね部材19と
のばね力が均衡し、これによってドア11が略水平状をな
す閉じ位置に保持されるようになっている。さらに、閉
じ位置にあるドア11が図5に示すように、収納室3の外
側へ向けて開かれたときには、そのドア11の開き動作に
よって、基部折返し縁12a の先端部が第2のばね部材19
に圧接しながら回動されることで、第2のばね部材19が
たわみ変形され、その第2のばね部材19のたわみに基づ
く弾発力によってドア11が元の閉じ方向に付勢されると
ともに、ドア11が所定の開き角度まで開かれたときに
は、前記第2のばね部材19の弾発力によってドア11が前
記とは逆方向の開き方向に付勢されるようになってい
る。
【0010】この実施例1の車両用収納装置は上述した
ように構成される。したがって、収納装置1をカップホ
ルダとして使用する場合、図3に示すように、ボックス
本体2に対し、その収納室3の内側にドア11が開かれな
がらカップ類10が収納室3に差込まれることで、第1の
ばね部材15のばね蓄積部16には、ドア11を閉じ位置に向
けて付勢する弾発力が付与される。そして、ドア11の先
端部と収納室3の一側内壁面との間に前記カップ類10が
挟持されて直立状態に保持される。このようにカップ類
10を保持することで、外径が大小異なるカップ類10であ
っても良好に保持することができる。
【0011】なお、前記ドア11が収納室3の内側に開き
動作されたときには、そのドア11の基部折返し縁12は、
第2のばね部材19の上端部19a から離反する方向に回動
されるため、第2のばね部材19に関係することなく、ド
ア11が収納室3の内側に開き動作される。
【0012】次に、収納装置1を小物入れとして使用す
る場合、図5に示すように、ボックス本体2に対し、そ
の収納室3の外側にドア11が開かれる。このドア11の開
き動作に基づいて、同ドア11の基部側折返し縁12a が第
2のばね部材19に圧接しながら回動されることで、第2
のばね部材19がたわみ、そのたわみに基づく弾発力によ
ってドア11が閉じ位置に向けて付勢される。引続いてド
ア11が所定の開き角度まで開かれ、そのドア11の基部側
折返し縁12a による第2のばね部材19のたわみ量が最大
値を越えると、前記第2のばね部材19の弾発力によって
ドア11が前記とが逆方向の開き方向に付勢され、これに
よって、ドア11が全開位置まで開かれて、その位置に保
持される。
【0013】このように、ドア11が全開位置に開かれた
状態のもとで、ボックス本体2の収納室3に対し、たば
こ、ライタ、小銭入れ、カセットテ−プ等の小物類の出
入れが容易に行なわれる。また、前記全開位置のドア11
は、前記とは逆の手順に操作することで第1、第2の両
ばね部材15、19のばね力が均衡する閉じ位置まで閉じら
れて保持される。
【0014】また、この実施例1においては、ボックス
本体2の収納室3の開口部に左右一対のドア11をそれぞ
れ個別に開閉可能に組付けられているから、一方のドア
11を収納室3の内側に開いてカップホルダとして使用
し、他方のドア11を収納室3の外側に開いて小物類の出
入れを行うこともできるし、両ドア11を収納室3の外側
にそれぞれ開いて、携帯電話機のような小物類の出入れ
を行うこともでき、使い勝手にすぐれる。
【0015】(実施例2)次に、この発明の実施例2を
図6〜図9にしたがって説明する。この実施例2におい
ては、ドア11に対する1つのばね部材25に、実施例1の
第1ばね部材15による第1ばね機能と、第2のばね部材
19による第2ばね機能とを兼務させた構造にしたもので
ある。すなわち、図6と図7に示すように、前記ばね部
材25は板ばね材より形成され、その下端部がボックス本
体2の奥側壁の上部にリベット(ビスでもよい)21によ
って固着されている。前記ばね部材25の自由端側である
上部には、ドア11の基部側折返し縁12a の内面に当接す
る第1当接部26と、該第1当接部26から延出されて前記
ドア11の背面に当接する第2当接部27とが形成されてお
り、図7に示すように、ドア11が略水平状をなす閉じ位
置に閉じられたときには、ばね部材25の第1、第2の各
当接部26、27がドア11の基部側折返し縁12a の内面とド
ア11の背面にそれぞれ当接することで、ドア11が閉じ位
置に保持されるようになっている。
【0016】また、図8に示すように、ボックス本体2
の収納室3の内側にドア11が開かれたときに、前記ばね
部材25の第2当接部27がドア11の背面に押付けられなが
ら弾性変形され、その弾性変形に基づく弾発力によって
ドア11を閉じ方向へ付勢する。さらに、図9に示すよう
に、前記ばね部材は、ボックス本体の収納室の外側に向
けてドアが開かれたときに、そのドア11の基部側折返し
縁がばね部材の第1当接部に圧接しながら回動されるこ
とで、弾性変形され、その弾性変形に基づく弾発力によ
ってドアを閉じ方向へ付勢する。引続いてドアが所定の
開き角度まで開かれ、そのドアの基部側折返し縁12a に
よるばね部材25の弾性変形量が最大値を越えると、ばね
部材25の弾発力によってドア11を前記とは逆方向の開方
向に付勢するようになっている。
【0017】その他の部分及び部材は実施例1とほぼ同
様に構成されるため、同一部分及び部材に対し、同一符
号を付記してその説明は省略する。したがって、この実
施例2においては、1つのばね部材25によって、第1ば
ね機能と第2ばね機能とをもたせることで、部品点数や
組付け工数を軽減してコスト低減を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
ボックス本体の収納室の内側にドアを付勢手段の付勢力
に抗して開きながらカップ類を差込むことで、そのカッ
プ類を前記ドアの先端部と収納室の一側との間に挟持し
て保持することができるとともに、前記ボックス本体の
収納室の外側にドアを開くことで、収納室に対する小物
類の出入れを容易に行うことができ、使い勝手がよい。
また、収納室の内側にドアを開いたときに、そのドアを
閉じ方向へ付勢する第1ばね機能と、収納室の外側へ所
定の開き角度以上にドアが開かれたときに同ドアを開き
方向へ付勢する第2ばね機能とを兼ね備えたばね部材に
よって付勢手段を構成することで、部品点数や組付け工
数を軽減することができ安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の車両用収納装置を一部分
解して示す斜視図である。
【図2】同じくドアが閉じ位置に保持された状態を示す
側断面図である。
【図3】同じくドアが内側に開かれた状態を示す側断面
図である。
【図4】同じくドアが閉じ位置に保持された状態を示す
側断面図である。
【図5】同じくドアが外側に開かれた状態を示す側断面
図である。
【図6】この発明の実施例2の車両用収納装置を一部分
解して示す斜視図である。
【図7】同じくドアが閉じ位置に保持された状態を示す
側断面図である。
【図8】同じくドアが内側に開かれた状態を示す側断面
図である。
【図9】同じくドアが外側に開かれた状態を示す側断面
図である。
【図10】従来のものを示す断面図である。
【符号の説明】
1 収納装置 2 ボックス本体 3 収納室 11 ドア 14 付勢手段 15 第1のばね部材 19 第2のばね部材 25 ばね部材(付勢手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側が開口された収納室を有するボック
    ス本体と、同ボックス本体の開口部一側に対し、内外方
    向へ開閉可能に組付けられたドアとを備え、 前記ボックス本体とドアとの間には、同ドアを閉じ位置
    に保持しかつ前記ドアを収納室の内側に開いたときに
    は、そのドアを閉じ位置に向けて付勢する付勢手段が設
    けられていることを特徴とする車両用収納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用収納装置におい
    て、付勢手段は、閉じ位置に配置されたドアが収納室の
    外側に開かれたときにはそのドアを閉じ位置に向けて付
    勢するとともに、前記ドアが所定の開き角度以上に開か
    れたときには、そのドアを開き方向に付勢する機能を有
    していることを特徴とする車両用収納装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用収納装置におい
    て、付勢手段は、ドアを収納室の内側に向けて開いたと
    きに、そのドアを閉じ位置に向けて付勢する第1のばね
    部材と、 前記ドアが収納室の外側に向けて開いたときに、そのド
    アを閉じ位置に向けて付勢するとともに、前記ドアが所
    定の開き角度以上に開かれたときには、そのドアを開き
    方向に付勢する第2のばね部材とにより構成されている
    ことを特徴とする車両用収納装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の車両用収納装置におい
    て、付勢手段は、ドアを収納室の内側に向けて開いたと
    きに、そのドアを閉じ位置に向けて付勢する第1ばね機
    能と、 前記ドアが収納室の外側に向けて開いたときに、そのド
    アを閉じ位置に向けて付勢するとともに、前記ドアが所
    定の開き角度以上に開かれたときには、そのドアを開き
    方向に付勢する第2ばね機能とを兼ね備えたばね部材に
    よって構成されていることを特徴とする車両用収納装
    置。
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