JP2893642B2 - 建築用目地施工法 - Google Patents
建築用目地施工法Info
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- JP2893642B2 JP2893642B2 JP29035294A JP29035294A JP2893642B2 JP 2893642 B2 JP2893642 B2 JP 2893642B2 JP 29035294 A JP29035294 A JP 29035294A JP 29035294 A JP29035294 A JP 29035294A JP 2893642 B2 JP2893642 B2 JP 2893642B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルなどの建築工事に
おけるビル外壁、窓ガラス、その他類似板などの建具の
建築物への固定仕上げのために用いられる建築用目地施
工法に関するものである。
おけるビル外壁、窓ガラス、その他類似板などの建具の
建築物への固定仕上げのために用いられる建築用目地施
工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル建築の外装仕上げとして、カ
ーテンウォール構法が盛んに利用されてきた。その材料
により、PCコンクリートによるPCカーテンウォー
ル、アルミニウム板又はステンレス板等によるメタルカ
ーテンウォールがあり、建築物のデザイン、機能などに
より使い分けられている。
ーテンウォール構法が盛んに利用されてきた。その材料
により、PCコンクリートによるPCカーテンウォー
ル、アルミニウム板又はステンレス板等によるメタルカ
ーテンウォールがあり、建築物のデザイン、機能などに
より使い分けられている。
【0003】このような、PCカーテンウォール又はメ
タルカーテンウォールのパネル板間の目地材として、そ
の水密性を保持するために、図8に示すような合成ゴム
製で中空状の弾性ガスケットaが(JIS A 575
6「建築用ガスケット」、JIS A 5750「建築
用発泡体ガスケット」参照)が、建築物のパネルb,c
の間に介在配備されて使用されているが、この場合、図
8(A)(C)に示すように、目地ガスケットを1個使
用するシングル形と、図8(B)(D)に示すように、
2個使用するダブル形とが知られている。
タルカーテンウォールのパネル板間の目地材として、そ
の水密性を保持するために、図8に示すような合成ゴム
製で中空状の弾性ガスケットaが(JIS A 575
6「建築用ガスケット」、JIS A 5750「建築
用発泡体ガスケット」参照)が、建築物のパネルb,c
の間に介在配備されて使用されているが、この場合、図
8(A)(C)に示すように、目地ガスケットを1個使
用するシングル形と、図8(B)(D)に示すように、
2個使用するダブル形とが知られている。
【0004】そして、この目地用ガスケットは、通常、
パネルの寸法に合わせて、あらかじめ直角に曲げたL字
形又は枠状のガクブチ形に加工されたガスケットが使用
されていて、工場内においてパネルの側縁に接着剤で接
合又は溝部に嵌合されて生産され、そのままの状態で建
築現場へ搬入されたのちに、ビル外壁面に施工されてい
ることが多い。
パネルの寸法に合わせて、あらかじめ直角に曲げたL字
形又は枠状のガクブチ形に加工されたガスケットが使用
されていて、工場内においてパネルの側縁に接着剤で接
合又は溝部に嵌合されて生産され、そのままの状態で建
築現場へ搬入されたのちに、ビル外壁面に施工されてい
ることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスケット
は目地に比較して寸法的に大きく膨出状態となっていて
建築現場で、外壁のパネルを施工する際に、パネルを端
から順々に取付けてガスケットを圧接して行く場合は問
題ないが、建築工事における作業工程上で取付けるパネ
ルの両側にすでにパネルが取付いている状態で、その間
にパネルをセットすることを余儀なくされる場合も多
い。この場合、パネルとパネルの間は所定の目地のスキ
間でパネルセットをしなくてはならないが、既にパネル
側面に固着されているガスケットはパネルを無理して押
し込む結果となって、シングル形は、ガスケット横倒し
になり、またダブル形の場合は、ガスケットの側面と側
面とがあたり、反撥力は大きくパネルのセット時例え
ば、PCカーテンウォール用で25mm目地用ダブル形
の中空ガスケットのガスケット高さは22mmで、この
ガスケットを4500mm×2700mmのパネルの側
面に貼り付けて施工する場合、その反撥力は約10〜2
0kg/m2となり、パネル一枚当り100kg以上と
なって、施工しずらく作業は大変で、またガスケットの
芯がずれた状態では施工後の水密性能も十分確保できな
くなり、取扱上、安全性の上でも間題があった。
は目地に比較して寸法的に大きく膨出状態となっていて
建築現場で、外壁のパネルを施工する際に、パネルを端
から順々に取付けてガスケットを圧接して行く場合は問
題ないが、建築工事における作業工程上で取付けるパネ
ルの両側にすでにパネルが取付いている状態で、その間
にパネルをセットすることを余儀なくされる場合も多
い。この場合、パネルとパネルの間は所定の目地のスキ
間でパネルセットをしなくてはならないが、既にパネル
側面に固着されているガスケットはパネルを無理して押
し込む結果となって、シングル形は、ガスケット横倒し
になり、またダブル形の場合は、ガスケットの側面と側
面とがあたり、反撥力は大きくパネルのセット時例え
ば、PCカーテンウォール用で25mm目地用ダブル形
の中空ガスケットのガスケット高さは22mmで、この
ガスケットを4500mm×2700mmのパネルの側
面に貼り付けて施工する場合、その反撥力は約10〜2
0kg/m2となり、パネル一枚当り100kg以上と
なって、施工しずらく作業は大変で、またガスケットの
芯がずれた状態では施工後の水密性能も十分確保できな
くなり、取扱上、安全性の上でも間題があった。
【0006】本発明は、これら従来の欠点を容易に排除
しようとするもので、真空利用工法で施工時にガスケッ
トを扁平に収縮化して施工後に膨張させ、ガスケットが
パネル間に常に正しく納められて、パネル取付作業の簡
便化と、ガスケットの水密機能を充分確保し、施工後の
位置ズレの修正も容易に取扱え、しかも仕上がり良好で
工事の短期化と省力化をも図ることができる真空利用の
建築用目地施工法を取扱容易で安価な形態で提供しよう
とするものである。
しようとするもので、真空利用工法で施工時にガスケッ
トを扁平に収縮化して施工後に膨張させ、ガスケットが
パネル間に常に正しく納められて、パネル取付作業の簡
便化と、ガスケットの水密機能を充分確保し、施工後の
位置ズレの修正も容易に取扱え、しかも仕上がり良好で
工事の短期化と省力化をも図ることができる真空利用の
建築用目地施工法を取扱容易で安価な形態で提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建築用パネル
間の隙間にガスケットを介在配備して、パネル目地を水
密保持する建築用目地施工法であって、湾曲面状頭部を
有し、下方に向かって間隔を狭める傾斜側面部で平坦脚
部に連がる断面ドーム状の弾性中空状ガスケットを平坦
脚部の接着面或いは嵌合部でパネル目地面に取付け、該
ガスケットの傾斜側面部の最大幅位置もしくはこの近傍
に取付けられた吸引管を経て、吸引機構によりガスケッ
ト中空部から空気を吸引し、ガスケットの湾曲面状頭部
を高さ方向に扁平状としてガスケットの高さを低くして
から、前記吸引管に取付けられた閉塞手段によりその状
態を維持したのちパネルをセットし、次で前記吸引管を
開封し、前記ガスケット中空部に空気を流入させてガス
ケット本体を高さ方向に復元させてパネル目地を水密保
持するものである。
間の隙間にガスケットを介在配備して、パネル目地を水
密保持する建築用目地施工法であって、湾曲面状頭部を
有し、下方に向かって間隔を狭める傾斜側面部で平坦脚
部に連がる断面ドーム状の弾性中空状ガスケットを平坦
脚部の接着面或いは嵌合部でパネル目地面に取付け、該
ガスケットの傾斜側面部の最大幅位置もしくはこの近傍
に取付けられた吸引管を経て、吸引機構によりガスケッ
ト中空部から空気を吸引し、ガスケットの湾曲面状頭部
を高さ方向に扁平状としてガスケットの高さを低くして
から、前記吸引管に取付けられた閉塞手段によりその状
態を維持したのちパネルをセットし、次で前記吸引管を
開封し、前記ガスケット中空部に空気を流入させてガス
ケット本体を高さ方向に復元させてパネル目地を水密保
持するものである。
【0008】
【作用】ビル建築のPCカーテンウォール又はメタルカ
ーテンウォール等の外壁パネル板を取付ける際に、建築
用目地の密封ガスケット内の中空部から空気をあらかじ
め吸引して、ガスケットを扁平につぶして、その高さを
低くし、外壁パネル板のセット完了後に吸引管の密閉を
閉塞手段で解除するとガスケット内に外気が入り、ガス
ケットが膨らんで、外壁パネル板間を弾性的に水密保持
してパネル間に常に正しく納められ、しかも各パネル板
を所定位置に容易にセットすることができる。
ーテンウォール等の外壁パネル板を取付ける際に、建築
用目地の密封ガスケット内の中空部から空気をあらかじ
め吸引して、ガスケットを扁平につぶして、その高さを
低くし、外壁パネル板のセット完了後に吸引管の密閉を
閉塞手段で解除するとガスケット内に外気が入り、ガス
ケットが膨らんで、外壁パネル板間を弾性的に水密保持
してパネル間に常に正しく納められ、しかも各パネル板
を所定位置に容易にセットすることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の枠状形の例
で説明すると、中空状の弾性ガスケット本体1は、外面
にパネルへの接着面或いは嵌合部を備え、内面をパネル
面と平行面とした脚部と、該脚部の内面に対して鉛直方
向に末広がりに拡がる傾斜側面部を介して、隣接パネル
に当接する湾曲面状の頭部とを有した断面ドーム形状の
中空状の弾性ガスケットの中空部3を密封構造としたガ
スケット本体1と、該ガスケット本体1の傾斜側面部の
最大幅位置もしくはその近傍に吸気口4を形成し、該吸
気口4に吸引管5を設けて吸引機構に接続しうるように
構成すると共に、該吸引管5を経て吸引機構によりガス
ケット本体の中空部3を減圧して前記脚部内面に扁平状
に圧縮してガスケットの高さを低くしてから、吸引管開
口端を閉じて密閉状態を維持し、かつパネルセット後に
吸引管開口端を開封してガスケット本体の中空部に空気
を流入させて前記頭部を脚部内面上に復元させる閉塞手
段6を吸引管5に備えたガスケットを建築用目地施工時
のガスケットとして用い、パネル取付作業の改良と施工
後の建築用施工目地ガスケットの水密機能を確保させる
ものである。
で説明すると、中空状の弾性ガスケット本体1は、外面
にパネルへの接着面或いは嵌合部を備え、内面をパネル
面と平行面とした脚部と、該脚部の内面に対して鉛直方
向に末広がりに拡がる傾斜側面部を介して、隣接パネル
に当接する湾曲面状の頭部とを有した断面ドーム形状の
中空状の弾性ガスケットの中空部3を密封構造としたガ
スケット本体1と、該ガスケット本体1の傾斜側面部の
最大幅位置もしくはその近傍に吸気口4を形成し、該吸
気口4に吸引管5を設けて吸引機構に接続しうるように
構成すると共に、該吸引管5を経て吸引機構によりガス
ケット本体の中空部3を減圧して前記脚部内面に扁平状
に圧縮してガスケットの高さを低くしてから、吸引管開
口端を閉じて密閉状態を維持し、かつパネルセット後に
吸引管開口端を開封してガスケット本体の中空部に空気
を流入させて前記頭部を脚部内面上に復元させる閉塞手
段6を吸引管5に備えたガスケットを建築用目地施工時
のガスケットとして用い、パネル取付作業の改良と施工
後の建築用施工目地ガスケットの水密機能を確保させる
ものである。
【0010】前記吸引管5としては、合成樹脂製の可撓
性チューブ、例えば直径5〜8mm、長さ100〜50
0mmのものを用い、該チューブの開口端付近に閉塞手
段6を着脱自在に備えており、該閉塞手段6は一対の挟
持片をバネ部材で閉方向に付勢するクリップ体を用い、
該挟持片で前記チューブ5の端部或いは折込端部に着脱
自在に設け、チューブ開口部を圧接封着すると共に、ク
リップ体を外すことでチューブを開封できるようにする
ものが用いられるが、チューブ開口端に封栓体(図示せ
ず)を付設して嵌脱自在にしてチューブ開口を閉塞或い
は大気開放できるようにするものでもよい。
性チューブ、例えば直径5〜8mm、長さ100〜50
0mmのものを用い、該チューブの開口端付近に閉塞手
段6を着脱自在に備えており、該閉塞手段6は一対の挟
持片をバネ部材で閉方向に付勢するクリップ体を用い、
該挟持片で前記チューブ5の端部或いは折込端部に着脱
自在に設け、チューブ開口部を圧接封着すると共に、ク
リップ体を外すことでチューブを開封できるようにする
ものが用いられるが、チューブ開口端に封栓体(図示せ
ず)を付設して嵌脱自在にしてチューブ開口を閉塞或い
は大気開放できるようにするものでもよい。
【0011】なお、前記ガスケット本体としては、シリ
カなどの充填剤、有機過酸化物の加硫剤、発泡剤などを
必要に応じて加えたシリコーンゴム、クロロプレンゴ
ム、EPDMゴム等の弾性材からなり、弯曲面状の頭部
を持ち、水平面を内面に持った脚部にパネル板8への接
着面7には接着剤層或いは嵌合部(図示せず)を備え、
図1のようにパネル板の周囲に沿わせる枠状形態とし、
ガスケット本体1内の中空部3が通気連通されている構
成としてあり、吸気口4と吸引管5をガスケット本体1
の側面部で脚部内面より上方位置のガスケット傾斜側面
部の最大幅位置もしくはこの近傍に備え、ガスケット本
体1を脚部内面に対して鉛直方向に低くして扁平状(図
3)にして、閉塞手段の着脱でガスケット本体1を圧縮
或いは膨張(図2)できるように配慮してあり、例え
ば、25mm目地用ダブル形の中空ガスケットでは、セ
ット時の圧縮反撥力は10〜20kg/m2となるよう
にしてある。またガスケット本体1は、封孔端部で区画
された直線状のもの或いは図4のように直角に曲げたL
字形状のものや、枠状形のものや、コーナーに中空接続
部材9を連接して四角形とするなどして用いられるが、
パネル8間には施工上、必要に応じシーリング材10及
びバックアップ材11を付設して外壁面とするのもよ
い。さらに、前記ガスケット本体1に端面のある場合に
は、該端面に端板2を接着固定して封孔端部を形成した
り、中継用の接続部材9を圧着したりして中空部3を密
封構造として用いる。
カなどの充填剤、有機過酸化物の加硫剤、発泡剤などを
必要に応じて加えたシリコーンゴム、クロロプレンゴ
ム、EPDMゴム等の弾性材からなり、弯曲面状の頭部
を持ち、水平面を内面に持った脚部にパネル板8への接
着面7には接着剤層或いは嵌合部(図示せず)を備え、
図1のようにパネル板の周囲に沿わせる枠状形態とし、
ガスケット本体1内の中空部3が通気連通されている構
成としてあり、吸気口4と吸引管5をガスケット本体1
の側面部で脚部内面より上方位置のガスケット傾斜側面
部の最大幅位置もしくはこの近傍に備え、ガスケット本
体1を脚部内面に対して鉛直方向に低くして扁平状(図
3)にして、閉塞手段の着脱でガスケット本体1を圧縮
或いは膨張(図2)できるように配慮してあり、例え
ば、25mm目地用ダブル形の中空ガスケットでは、セ
ット時の圧縮反撥力は10〜20kg/m2となるよう
にしてある。またガスケット本体1は、封孔端部で区画
された直線状のもの或いは図4のように直角に曲げたL
字形状のものや、枠状形のものや、コーナーに中空接続
部材9を連接して四角形とするなどして用いられるが、
パネル8間には施工上、必要に応じシーリング材10及
びバックアップ材11を付設して外壁面とするのもよ
い。さらに、前記ガスケット本体1に端面のある場合に
は、該端面に端板2を接着固定して封孔端部を形成した
り、中継用の接続部材9を圧着したりして中空部3を密
封構造として用いる。
【0012】さらに、ガスケット1に形成した前記吸気
口4は、ガスケット本体1の圧縮時での最大巾付近の位
置に形成して扁平時に吸引管が邪魔にならないようにす
ると共に、水密機能に支障を来すことがない。
口4は、ガスケット本体1の圧縮時での最大巾付近の位
置に形成して扁平時に吸引管が邪魔にならないようにす
ると共に、水密機能に支障を来すことがない。
【0013】いずれの場合でも、建築用目地ガスケット
本体1を取付けたパネル板8を、建築現場で外壁として
取付ける際に、ガスケット本体1の側面に付けた吸引管
5より、ガスケット本体1の中空部3から空気を吸引す
ることにより、ガスケット本体1を図3の如く扁平につ
ぶしてガスケット本体1の高さを低くし、そのまま吸引
管5を閉塞手段6で密閉することにより、ガスケット本
体1を低くしたままパネル板8を所定位置に容易に取付
け目地を構築することができる。そして、パネル取付け
が完了した後に閉塞手段6で吸引管5を閉塞手段6で開
封し密閉状態を解除して大気に開口すると、ガスケット
本体1は高さ方向に元の高さに復元して、パネル間に密
接圧着し十分な水密機能を確保できる状態になる。
本体1を取付けたパネル板8を、建築現場で外壁として
取付ける際に、ガスケット本体1の側面に付けた吸引管
5より、ガスケット本体1の中空部3から空気を吸引す
ることにより、ガスケット本体1を図3の如く扁平につ
ぶしてガスケット本体1の高さを低くし、そのまま吸引
管5を閉塞手段6で密閉することにより、ガスケット本
体1を低くしたままパネル板8を所定位置に容易に取付
け目地を構築することができる。そして、パネル取付け
が完了した後に閉塞手段6で吸引管5を閉塞手段6で開
封し密閉状態を解除して大気に開口すると、ガスケット
本体1は高さ方向に元の高さに復元して、パネル間に密
接圧着し十分な水密機能を確保できる状態になる。
【0014】この場合、前記ガスケットの高さ22mm
(ダブル形ガスケットの場合)のもので、パネル板8を
外壁取付前に、この吸引管5から、ガスケット本体1の
中空部3内の空気を吸引することにより、ガスケットは
高さ方向に約10〜11mmと元の高さの半分以下の高
さになる。吸引作業は家庭用掃除機や、携帯用吸引器な
どの吸引力で十分であり、その所要時間は3〜5秒程度
である。吸引完了後、吸引管を密閉してガスケット本体
1の高さが低いままパネルの取付作業を容易に完了でき
る。さらに、パネル取付完了後に閉塞手段6を外して吸
引管5の密閉を解除すると、外気が流入されてガスケッ
ト本体1は元に戻り、十分な水密機能を確保できその後
吸引管5は排除される。
(ダブル形ガスケットの場合)のもので、パネル板8を
外壁取付前に、この吸引管5から、ガスケット本体1の
中空部3内の空気を吸引することにより、ガスケットは
高さ方向に約10〜11mmと元の高さの半分以下の高
さになる。吸引作業は家庭用掃除機や、携帯用吸引器な
どの吸引力で十分であり、その所要時間は3〜5秒程度
である。吸引完了後、吸引管を密閉してガスケット本体
1の高さが低いままパネルの取付作業を容易に完了でき
る。さらに、パネル取付完了後に閉塞手段6を外して吸
引管5の密閉を解除すると、外気が流入されてガスケッ
ト本体1は元に戻り、十分な水密機能を確保できその後
吸引管5は排除される。
【0015】図6の例では、各パネル板8の接合面にガ
スケット本体1を接着剤層7を介して備え、隣接するパ
ネル板8,8間は、ガスケットの頭部同士で接合させる
ダブル形としたものであり、前記接着剤層7に代えて嵌
合部で定着したものを用いても同様となる。
スケット本体1を接着剤層7を介して備え、隣接するパ
ネル板8,8間は、ガスケットの頭部同士で接合させる
ダブル形としたものであり、前記接着剤層7に代えて嵌
合部で定着したものを用いても同様となる。
【0016】図7の例では、直線状のガスケット本体
1,1を中空接続部材9を介在させてL字形に連結して
ガスケット本体としたもので、コーナーとなる中空接続
部材9は、両ガスケット1,1に内部で連通され通気自
在の構成となっている。
1,1を中空接続部材9を介在させてL字形に連結して
ガスケット本体としたもので、コーナーとなる中空接続
部材9は、両ガスケット1,1に内部で連通され通気自
在の構成となっている。
【0017】
【発明の効果】本発明は、建築用パネル間の隙間にガス
ケットを介在配備して、パネル目地を水密保持する建築
用目地施工法であって、湾曲面状頭部を有し、下方に向
かって間隔を狭める傾斜側面部で平坦脚部に連がる断面
ドーム状の弾性中空状ガスケットを平坦脚部の接着面或
いは嵌合部でパネル目地面に取付け、該ガスケットの傾
斜側面部の最大幅位置もしくはこの近傍に取付けられた
吸引管を経て、吸引機構によりガスケット中空部から空
気を吸引し、ガスケットの湾曲面状頭部を高さ方向に扁
平状としてガスケットの高さを低くしてから、前記吸引
管に取付けられた閉塞手段によりその状態を維持したの
ちパネルをセットし、次で前記吸引管を開封し、前記ガ
スケット中空部に空気を流入させてガスケット本体を高
さ方向に復元させてパネル目地を水密保持することによ
り、ビル建築のPCカーテンウォール又はメタルカーテ
ンウォール等の外壁パネル板を取付ける際に、減圧利用
で目地用の密封ガスケット内の中空部から空気をあらか
じめ吸引し閉塞手段の着脱によって、ガスケットは脚部
内面方向に均等に扁平に押しつぶされてその高さを低く
してパネル間に常に正しく納められパネルの取付けがき
わめて容易となり、かつ外壁パネル板のセット完了後に
吸引管の密閉を解除してガスケット内に外気を流入させ
てガスケットをゆがむことなく均等方向に復元されて外
壁パネル板間を弾性的に水密保持することができ目地施
工が安全でかつ容易となり、パネル取付作業の簡便化
と、ガスケットの水密機能を充分確保し、目地施工時の
パネルの位置ズレの修正も容易に取扱え、しかも仕上が
り良好で減圧利用で施工手間がかからず現場工事の短期
化と省力化をも図ることが可能となり、工費の大巾な節
減に寄与できるものである。
ケットを介在配備して、パネル目地を水密保持する建築
用目地施工法であって、湾曲面状頭部を有し、下方に向
かって間隔を狭める傾斜側面部で平坦脚部に連がる断面
ドーム状の弾性中空状ガスケットを平坦脚部の接着面或
いは嵌合部でパネル目地面に取付け、該ガスケットの傾
斜側面部の最大幅位置もしくはこの近傍に取付けられた
吸引管を経て、吸引機構によりガスケット中空部から空
気を吸引し、ガスケットの湾曲面状頭部を高さ方向に扁
平状としてガスケットの高さを低くしてから、前記吸引
管に取付けられた閉塞手段によりその状態を維持したの
ちパネルをセットし、次で前記吸引管を開封し、前記ガ
スケット中空部に空気を流入させてガスケット本体を高
さ方向に復元させてパネル目地を水密保持することによ
り、ビル建築のPCカーテンウォール又はメタルカーテ
ンウォール等の外壁パネル板を取付ける際に、減圧利用
で目地用の密封ガスケット内の中空部から空気をあらか
じめ吸引し閉塞手段の着脱によって、ガスケットは脚部
内面方向に均等に扁平に押しつぶされてその高さを低く
してパネル間に常に正しく納められパネルの取付けがき
わめて容易となり、かつ外壁パネル板のセット完了後に
吸引管の密閉を解除してガスケット内に外気を流入させ
てガスケットをゆがむことなく均等方向に復元されて外
壁パネル板間を弾性的に水密保持することができ目地施
工が安全でかつ容易となり、パネル取付作業の簡便化
と、ガスケットの水密機能を充分確保し、目地施工時の
パネルの位置ズレの修正も容易に取扱え、しかも仕上が
り良好で減圧利用で施工手間がかからず現場工事の短期
化と省力化をも図ることが可能となり、工費の大巾な節
減に寄与できるものである。
【図1】本発明の実施例の施工法で用いられる目地ガス
ケットを示す正面図である。
ケットを示す正面図である。
【図2】図1のx−x線における拡大切断面図である。
【図3】図2の例の作動状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の他例の目地ガスケットの斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の目地ガスケットの使用状態の縦断面図
である。
である。
【図6】本発明の他の目地ガスケットの使用状態の縦断
面図である。
面図である。
【図7】本発明のさらに他の目地ガスケットの実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来例の使用状態の縦断面図で、(a)はシン
グル形接着タイプ、(b)はダブル形接着タイプ、
(c)はシングル形嵌合タイプ、(d)はダブル形嵌合
タイプの例を示す。
グル形接着タイプ、(b)はダブル形接着タイプ、
(c)はシングル形嵌合タイプ、(d)はダブル形嵌合
タイプの例を示す。
1 ガスケット本体 2 端板 3 中空部 4 吸気口 5 吸引管 6 閉塞手段 7 接着剤層 8 パネル板 9 接続部材 10 シーリング材 11 バックアップ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 純也 埼玉県大宮市吉野町1―406―1 信越 ポリマー株式会社東京工場内 (56)参考文献 実開 昭57−77586(JP,U) 実開 昭49−75514(JP,U) 実開 昭53−49213(JP,U) 実公 昭51−48455(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/684 E04B 1/682
Claims (4)
- 【請求項1】 建築用パネル間の隙間にガスケットを介
在配備して、パネル目地を水密保持する建築用目地施工
法であって、湾曲面状頭部を有し、下方に向かって間隔
を狭める傾斜側面部で平坦脚部に連がる断面ドーム状の
弾性中空状ガスケットを平坦脚部の接着面或いは嵌合部
でパネル目地面に取付け、該ガスケットの傾斜側面部の
最大幅位置もしくはこの近傍に取付けられた吸引管を経
て、吸引機構によりガスケット中空部から空気を吸引
し、ガスケットの湾曲面状頭部を高さ方向に扁平状とし
てガスケットの高さを低くしてから、前記吸引管に取付
けられた閉塞手段によりその状態を維持したのちパネル
をセットし、次で前記吸引管を開封し、前記ガスケット
中空部に空気を流入させてガスケット本体を高さ方向に
復元させてパネル目地を水密保持することを特徴とする
建築用目地施工法。 - 【請求項2】 前記閉塞手段が、一対の挟持片をバネ部
材で閉方向に付勢するクリップ体を用い、該挟持片を前
記吸引管開口端付近に圧接封着してガスケット中空部を
真空状態に維持すると共に、挟持片を吸引管より取外し
て中空部に空気を流入させる請求項1に記載の建築用目
地施工法。 - 【請求項3】 前記ガスケット本体を、直角に折曲げた
角部のある略L字形或いは枠形状若しくはコーナーに中
空接続部材を連接した四角形で中空部を連通させた状態
で、パネルの外周囲に沿わせて取付けた請求項1または
2に記載の建築用目地施工法。 - 【請求項4】 前記ガスケット本体を、パネル間の接合
面に対向して形成された凹部に前記平坦脚部を当接配備
させ、パネル間に付設されたシーリング材およびバック
アップ材と併用される請求項1、2、または3に記載の
建築用目地施工法。
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| JP29035294A JP2893642B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 建築用目地施工法 |
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