JP2895438B2 - 標準片の製造方法 - Google Patents
標準片の製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品質のバリアフ
ィルム(Barrier film)をシリコンウエハ
ーの標準片上に堆積し、標準片上のホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)フィルムのリン不純物濃度の安定度を維持する、
一種の、標準片(Golden Wafer)の製造方
法に関する。
ィルム(Barrier film)をシリコンウエハ
ーの標準片上に堆積し、標準片上のホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)フィルムのリン不純物濃度の安定度を維持する、
一種の、標準片(Golden Wafer)の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の高度集積化の結果、半導体ウ
エハーの表面に、起伏の平らでない地勢(Severe
Topography)が非常に形成されやすくな
り、特に、多層金属集積回路を製造する場合には、多層
の金属と絶縁層とを交互に堆積し、エッチングするた
め、嘴状の地勢が形成されるのを免れない。このような
地勢の形成は後続の製造工程に影響して不良な結果を発
生し、例えば、微影露出の焦点深度が深すぎて、フォト
レジスト影像を歪ませたり、或いはエッチング残留物
(Residues)を形成して金属線短絡(shor
t)を発生する問題を招く。起伏の平らでない地形、地
勢を解決するのに使用される平坦化技術で現在あるもの
として、二酸化ケイ素フロー(flow)法或いはバイ
アススパタード二酸化ケイ素(Bias Sputte
rd Silicon Dioxide)法などがあ
る。その中、二酸化ケイ素フロー法は、二酸化ケイ素中
にホウリン不純物或いはりん不純物を混合し、その後、
化学気相成長法(CVD:Chemical Vapo
r Deposition)で、シリコン結晶上にホウ
リン酸塩ガラス(BPSG:Boronphospho
silicate Glass)或いはリンケイ酸塩ガ
ラス(PSG:Phosphosilicate Gl
ass)の絶縁層を形成し、この絶縁層の高温(約90
0℃〜930℃)時に流動する性質により、地形、地勢
の平坦化の効果を達成するものである。このことから分
かるように、二酸化ケイ素フロー法を応用して地形、地
勢の平坦化を効果的に達成するには、ホウリン酸塩ガラ
ス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)の
不純物濃度を安定して維持しなければならず、言い換え
ると、それが不安定でり時間と共に濃度が下降すると平
坦化に不利となる。さらに、効果的に側壁子(Side
Wall Spacer)或いはその他の二酸化ケイ
素フローを必要としない製造工程時のエッチレート(E
tch rate)を制御するためにも、ホウリン酸塩
ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)の不純物濃度を安定させることが要求される。
エハーの表面に、起伏の平らでない地勢(Severe
Topography)が非常に形成されやすくな
り、特に、多層金属集積回路を製造する場合には、多層
の金属と絶縁層とを交互に堆積し、エッチングするた
め、嘴状の地勢が形成されるのを免れない。このような
地勢の形成は後続の製造工程に影響して不良な結果を発
生し、例えば、微影露出の焦点深度が深すぎて、フォト
レジスト影像を歪ませたり、或いはエッチング残留物
(Residues)を形成して金属線短絡(shor
t)を発生する問題を招く。起伏の平らでない地形、地
勢を解決するのに使用される平坦化技術で現在あるもの
として、二酸化ケイ素フロー(flow)法或いはバイ
アススパタード二酸化ケイ素(Bias Sputte
rd Silicon Dioxide)法などがあ
る。その中、二酸化ケイ素フロー法は、二酸化ケイ素中
にホウリン不純物或いはりん不純物を混合し、その後、
化学気相成長法(CVD:Chemical Vapo
r Deposition)で、シリコン結晶上にホウ
リン酸塩ガラス(BPSG:Boronphospho
silicate Glass)或いはリンケイ酸塩ガ
ラス(PSG:Phosphosilicate Gl
ass)の絶縁層を形成し、この絶縁層の高温(約90
0℃〜930℃)時に流動する性質により、地形、地勢
の平坦化の効果を達成するものである。このことから分
かるように、二酸化ケイ素フロー法を応用して地形、地
勢の平坦化を効果的に達成するには、ホウリン酸塩ガラ
ス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)の
不純物濃度を安定して維持しなければならず、言い換え
ると、それが不安定でり時間と共に濃度が下降すると平
坦化に不利となる。さらに、効果的に側壁子(Side
Wall Spacer)或いはその他の二酸化ケイ
素フローを必要としない製造工程時のエッチレート(E
tch rate)を制御するためにも、ホウリン酸塩
ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)の不純物濃度を安定させることが要求される。
【0003】ホウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリ
ンケイ酸塩ガラス(PSG)濃度の安定性の高度集積化
した集積回路の地形、地勢平坦化に対する重要性を鑑
み、一般には、先ず標準片を製造し、その後にホウリン
酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)の濃度測定を進行している。
ンケイ酸塩ガラス(PSG)濃度の安定性の高度集積化
した集積回路の地形、地勢平坦化に対する重要性を鑑
み、一般には、先ず標準片を製造し、その後にホウリン
酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)の濃度測定を進行している。
【0004】伝統的な標準片の製造工程は図1に示され
るように、(A)まず、一つのシリコンウエハーを準備
し、(B)さらに化学気相成長法(CVD)で一層のホ
ウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラ
ス(PSG)絶縁層を上記シリコンウエハー上に堆積
し、その後、高温の加熱炉中でアニーリングを進行し、
(C)その後、その標準片を窒素ガス箱中に置き、ホウ
リン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス
(PSG)の不純物濃度が時間と共に下降するのを防
ぐ、以上のステップを包括する。
るように、(A)まず、一つのシリコンウエハーを準備
し、(B)さらに化学気相成長法(CVD)で一層のホ
ウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラ
ス(PSG)絶縁層を上記シリコンウエハー上に堆積
し、その後、高温の加熱炉中でアニーリングを進行し、
(C)その後、その標準片を窒素ガス箱中に置き、ホウ
リン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス
(PSG)の不純物濃度が時間と共に下降するのを防
ぐ、以上のステップを包括する。
【0005】伝統的な標準片の製造では、ホウリン酸塩
ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルムの不純物濃度を一定とするために標準片を
窒素ガス箱中に置いて必要があり、経済的ではなく、ま
た人為的なミスにより窒素ガス箱に入れるのを忘れたり
窒素ガスや水蒸気を注意深く窒素ガス箱内に入れないと
標準片を破壊する場合があった(即ち、標準片上のホウ
リン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス
(PSG)絶縁層のキャリア濃度の下降を形成した)。
そのため人為的なミスを避けるためには、使用する標準
片を常に窒素ガス箱より取り出して大気中に露出しなけ
ればならず、そのためホウリン酸塩ガラス(BPSG)
或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純
物濃度の下降は免れなかった。
ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルムの不純物濃度を一定とするために標準片を
窒素ガス箱中に置いて必要があり、経済的ではなく、ま
た人為的なミスにより窒素ガス箱に入れるのを忘れたり
窒素ガスや水蒸気を注意深く窒素ガス箱内に入れないと
標準片を破壊する場合があった(即ち、標準片上のホウ
リン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス
(PSG)絶縁層のキャリア濃度の下降を形成した)。
そのため人為的なミスを避けるためには、使用する標準
片を常に窒素ガス箱より取り出して大気中に露出しなけ
ればならず、そのためホウリン酸塩ガラス(BPSG)
或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純
物濃度の下降は免れなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の伝統的な標準片
の製造方法の有していた欠点を解決するために、本発明
は一種の経済的で、便利な標準片の製造方法を提供する
ことを課題とし、その方法は、高品質のバリアフィルム
(Barrier Film)を標準片上に堆積して標
準片上のホウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)不純物濃度の安定性を維持する
のに用い、標準片を窒素ガス中に放置する必要をなく
し、即ち大気中に放置したままで標準片の品質を維持可
能とするものとする。
の製造方法の有していた欠点を解決するために、本発明
は一種の経済的で、便利な標準片の製造方法を提供する
ことを課題とし、その方法は、高品質のバリアフィルム
(Barrier Film)を標準片上に堆積して標
準片上のホウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)不純物濃度の安定性を維持する
のに用い、標準片を窒素ガス中に放置する必要をなく
し、即ち大気中に放置したままで標準片の品質を維持可
能とするものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先
に、シリコンウエハーを準備し、その後、化学気相成長
法 (CVD)を用いホウリン酸塩ガラス(BPSG)
或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)をシリコンウエハ
ー上に堆積し、最後に、プラズマを利用して化学気相成
長法(CVD)を補助して四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルムをホウリン酸塩ガラス(BPSG)或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上に堆積し
てバリアフィルムとなし、標準片を完成する、標準片の
製造方法としている。
に、シリコンウエハーを準備し、その後、化学気相成長
法 (CVD)を用いホウリン酸塩ガラス(BPSG)
或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)をシリコンウエハ
ー上に堆積し、最後に、プラズマを利用して化学気相成
長法(CVD)を補助して四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルムをホウリン酸塩ガラス(BPSG)或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上に堆積し
てバリアフィルムとなし、標準片を完成する、標準片の
製造方法としている。
【0008】請求項2の発明では、四窒化三ケイ素(S
i3N4)のバリアフィルムをプラズマを利用して化学
気相成長法(CVD:Chemical Vapor
Deposition)を補助して堆積している。
i3N4)のバリアフィルムをプラズマを利用して化学
気相成長法(CVD:Chemical Vapor
Deposition)を補助して堆積している。
【0009】請求項3の発明では、バリアフィルム堆積
時の反応温度を300℃から500℃程度としている。
時の反応温度を300℃から500℃程度としている。
【0010】請求項4の発明では、バリアフィルム堆積
時の反応圧力を2から8torr程度としている。
時の反応圧力を2から8torr程度としている。
【0011】請求項5の発明では、バリアフィルム堆積
時の反応気体をシラン(SiH4)ガスを含むものと
し、このシランガスの気体流量は、20〜60sccm
とし、さらにアンモニア(NH3)ガスを含むものと
し、このアンモニアガスの気体流量は、0〜80scc
mとし、及び窒素(N2)ガスを含むものとし、この窒
素ガスの気体流量は、1000〜3000sccmとし
ている。
時の反応気体をシラン(SiH4)ガスを含むものと
し、このシランガスの気体流量は、20〜60sccm
とし、さらにアンモニア(NH3)ガスを含むものと
し、このアンモニアガスの気体流量は、0〜80scc
mとし、及び窒素(N2)ガスを含むものとし、この窒
素ガスの気体流量は、1000〜3000sccmとし
ている。
【0012】請求項6の発明では、バリアフィルム堆積
時の反応気体の射出周波数効率を100〜500ワット
程度としている。
時の反応気体の射出周波数効率を100〜500ワット
程度としている。
【0013】請求項7の発明では、バリアフィルム堆積
時の反応気体射出口からシリコンウエハーの距離を約1
50〜750ミル(mils)としている。
時の反応気体射出口からシリコンウエハーの距離を約1
50〜750ミル(mils)としている。
【0014】請求項8の発明では、ホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム上に堆積する四窒化三ケイ素(Si
3N4)或いはその他のバリアフィルムの厚さを約50
オングストローム以上としている。
(BPSG)フィルム或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム上に堆積する四窒化三ケイ素(Si
3N4)或いはその他のバリアフィルムの厚さを約50
オングストローム以上としている。
【0015】請求項9の発明では、四窒化三ケイ素(S
i3N4)バリアフィルムに代えて窒化ケイ素(Si
N)バリアフィルムを堆積している。
i3N4)バリアフィルムに代えて窒化ケイ素(Si
N)バリアフィルムを堆積している。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、(1)先に、シ
リコンウエハーを準備し、(2)その後、化学気相成長
法(CVD)を用いホウリン酸塩ガラス(BPSG)或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)をシリコンウエハー
上に堆積し、(3)最後に、プラズマを利用して化学気
相成長法(CVD)を補助して四窒化三ケイ素(Si3
N4)フィルムをホウリン酸塩ガラス(BPSG)或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上に堆積し、
以上の(1)〜(3)のステップにより標準片を完成さ
せるものである。
リコンウエハーを準備し、(2)その後、化学気相成長
法(CVD)を用いホウリン酸塩ガラス(BPSG)或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)をシリコンウエハー
上に堆積し、(3)最後に、プラズマを利用して化学気
相成長法(CVD)を補助して四窒化三ケイ素(Si3
N4)フィルムをホウリン酸塩ガラス(BPSG)或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上に堆積し、
以上の(1)〜(3)のステップにより標準片を完成さ
せるものである。
【0017】本発明では、四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルムの堆積をキーポイントステップとな
し、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの堆積では
プラズマを利用して化学気相成長法(CVD)を補助
し、その使用条件は次のようである。即ち、反応温度は
300℃から500℃、反応圧力は2から8torr、
反応気体はシラン(SiH4)ガス、アンモニア(NH
3)ガス、及び窒素(N2)ガスを含むものとし、その
中、各気体の流量は、それぞれ20〜60sccm、0
〜80sccm及び1000〜3000sccm、反応
気体の射出周波数効率は100〜500ワット、及び気
体射出口からシリコンウエハーの距離は約150〜75
0ミル(1mil=1/1000センチメートル)とす
る。
3N4)フィルムの堆積をキーポイントステップとな
し、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの堆積では
プラズマを利用して化学気相成長法(CVD)を補助
し、その使用条件は次のようである。即ち、反応温度は
300℃から500℃、反応圧力は2から8torr、
反応気体はシラン(SiH4)ガス、アンモニア(NH
3)ガス、及び窒素(N2)ガスを含むものとし、その
中、各気体の流量は、それぞれ20〜60sccm、0
〜80sccm及び1000〜3000sccm、反応
気体の射出周波数効率は100〜500ワット、及び気
体射出口からシリコンウエハーの距離は約150〜75
0ミル(1mil=1/1000センチメートル)とす
る。
【0018】本発明ではさらに、四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルムの厚さの違いをその運用手段のキーポ
イントとなし、即ち、先に各ホウリン酸塩ガラス(BP
SG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上
に異なる厚さの四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
を堆積し、その後、蛍光エックス線分光計(XRF:X
−ray Fluorescence Spectro
metry)或いはフーリエ変換赤外線分光計(FTI
R:Fourier Transform Infra
red Spectrometry)などの測量機器で
そのホウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸
塩ガラス(PSG)フィルム中のホウ不純物或いはリン
不純物の、時間、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ムの厚さに伴う不純物の濃度百分率の下降を測定して、
それに基づきその標準片の標準値を算出し、後日にその
他の標準片の不純物濃度を合わせる作業に利用する。
3N4)フィルムの厚さの違いをその運用手段のキーポ
イントとなし、即ち、先に各ホウリン酸塩ガラス(BP
SG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上
に異なる厚さの四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
を堆積し、その後、蛍光エックス線分光計(XRF:X
−ray Fluorescence Spectro
metry)或いはフーリエ変換赤外線分光計(FTI
R:Fourier Transform Infra
red Spectrometry)などの測量機器で
そのホウリン酸塩ガラス(BPSG)或いはリンケイ酸
塩ガラス(PSG)フィルム中のホウ不純物或いはリン
不純物の、時間、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ムの厚さに伴う不純物の濃度百分率の下降を測定して、
それに基づきその標準片の標準値を算出し、後日にその
他の標準片の不純物濃度を合わせる作業に利用する。
【0019】本発明の方法により製造した標準片は以下
のような優れた点を有する。即ち、(1)簡単に得ら
れ、(2)必要な設備を減少し、窒素ガス箱を設ける必
要がなく、(3)標準片上に一つの保護膜を形成したこ
とで、標準片上のホウリン酸塩ガラス(BPSG)或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)の不純物濃度を安定さ
せるほか、その他の微粒子による汚染を阻止し、(4)
従来のものより便利な製造方法であり商品競争力を増加
する。
のような優れた点を有する。即ち、(1)簡単に得ら
れ、(2)必要な設備を減少し、窒素ガス箱を設ける必
要がなく、(3)標準片上に一つの保護膜を形成したこ
とで、標準片上のホウリン酸塩ガラス(BPSG)或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)の不純物濃度を安定さ
せるほか、その他の微粒子による汚染を阻止し、(4)
従来のものより便利な製造方法であり商品競争力を増加
する。
【0020】
【実施例】図2に示されるように、本発明では伝統的な
標準片の製造方法と同様、先に一つのシリコンウエハー
1を提供する(Aの如く)。その後、化学気相成長法
(CVD:Chemical Vapor Depos
ition)を応用してホウリン酸塩ガラス(BPS
G)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フ
ィルムをシリコンウエハー1上に堆積する(Bの如
く)。続いて、プラズマを利用して化学気相成長法によ
る堆積を補助し四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
3或いは窒化ケイ素(SiN)フィルムをホウリン酸塩
ガラス(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラ
ス(PSG)フィルム上に堆積する(Cの如く)。その
中、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム3堆積の反
応条件は次のようである。即ち、反応温度は300℃か
ら500℃、反応圧力は2から8torr、反応気体及
びその気体流量は、それぞれシラン(SiH4)ガス、
その気体流量20〜60sccm、及びアンモニア(N
H3)ガス、その気体流量0〜80sccm、及び窒素
(N2)ガス、その気体流量1000〜3000scc
mとし、反応気体の射出周波数効率は100〜500ワ
ット程度とし、気体射出口からシリコンウエハーの距離
は約150〜750ミル(mils)程度とする。以上
の反応条件により四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ム3のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上への堆積を
完成する。この四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
3の厚さは50オングストローム以上とする。もう一つ
の方式は窒化ケイ素(SiN)フィルムを堆積するもの
とし、その反応条件は以下のとおりである。即ち、反応
温度は300℃から500℃、反応圧力は2から8to
rr、反応気体及びその気体流量は、それぞれシラン
(SiH4)ガス、その気体流量20〜60sccm、
及びアンモニア(NH3)ガス、その気体流量0〜80
sccm、及び窒素(N2)ガス、その気体流量100
0〜3000sccmとし、反応気体の射出周波数効率
は100〜500ワット程度とし、気体射出口からシリ
コンウエハーの距離は約150〜750ミル(mil
s)程度とする。以上の反応条件により窒化ケイ素(S
iN)フィルムのホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィ
ルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上
への堆積を完成する。この窒化ケイ素(SiN)フィル
ムの厚さは50オングストローム以上とする。
標準片の製造方法と同様、先に一つのシリコンウエハー
1を提供する(Aの如く)。その後、化学気相成長法
(CVD:Chemical Vapor Depos
ition)を応用してホウリン酸塩ガラス(BPS
G)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フ
ィルムをシリコンウエハー1上に堆積する(Bの如
く)。続いて、プラズマを利用して化学気相成長法によ
る堆積を補助し四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
3或いは窒化ケイ素(SiN)フィルムをホウリン酸塩
ガラス(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラ
ス(PSG)フィルム上に堆積する(Cの如く)。その
中、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム3堆積の反
応条件は次のようである。即ち、反応温度は300℃か
ら500℃、反応圧力は2から8torr、反応気体及
びその気体流量は、それぞれシラン(SiH4)ガス、
その気体流量20〜60sccm、及びアンモニア(N
H3)ガス、その気体流量0〜80sccm、及び窒素
(N2)ガス、その気体流量1000〜3000scc
mとし、反応気体の射出周波数効率は100〜500ワ
ット程度とし、気体射出口からシリコンウエハーの距離
は約150〜750ミル(mils)程度とする。以上
の反応条件により四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ム3のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上への堆積を
完成する。この四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム
3の厚さは50オングストローム以上とする。もう一つ
の方式は窒化ケイ素(SiN)フィルムを堆積するもの
とし、その反応条件は以下のとおりである。即ち、反応
温度は300℃から500℃、反応圧力は2から8to
rr、反応気体及びその気体流量は、それぞれシラン
(SiH4)ガス、その気体流量20〜60sccm、
及びアンモニア(NH3)ガス、その気体流量0〜80
sccm、及び窒素(N2)ガス、その気体流量100
0〜3000sccmとし、反応気体の射出周波数効率
は100〜500ワット程度とし、気体射出口からシリ
コンウエハーの距離は約150〜750ミル(mil
s)程度とする。以上の反応条件により窒化ケイ素(S
iN)フィルムのホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィ
ルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上
への堆積を完成する。この窒化ケイ素(SiN)フィル
ムの厚さは50オングストローム以上とする。
【0021】図3は、本発明の測量機器を用いた異なる
厚さのバリアフィルムのホウリン酸塩ガラス(BPS
G)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フ
ィルムに対する不純物濃度測定を示す。これを簡単に説
明すると、本測量機器の有効測定深度は窒化ケイ素(S
iN)フィルムの厚さが増加するにつれて減少し、この
ためバリアフィルム3の厚さが厚いものに対しては、ホ
ウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)フィルムに対する不純物濃度測
定の有効深度d1は比較的浅く、反対に、バリアフィル
ム3の厚さが薄いものに対しては、ホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)フィルムに対する不純物濃度測定の有効深度d2
は比較的深くなる。ゆえに、測定した不純物濃度と時間
の関数曲線図中、同一曲線(バリアフィルム厚さが一
定)より不純物濃度が安定しているか否かを比較するこ
とができるが、異なる曲線(バリアフィルムの厚さが異
なる)では、直接測定値から相互間の濃度百分率を比較
して出すことはできない。
厚さのバリアフィルムのホウリン酸塩ガラス(BPS
G)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フ
ィルムに対する不純物濃度測定を示す。これを簡単に説
明すると、本測量機器の有効測定深度は窒化ケイ素(S
iN)フィルムの厚さが増加するにつれて減少し、この
ためバリアフィルム3の厚さが厚いものに対しては、ホ
ウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)フィルムに対する不純物濃度測
定の有効深度d1は比較的浅く、反対に、バリアフィル
ム3の厚さが薄いものに対しては、ホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム2或いはリンケイ酸塩ガラス(P
SG)フィルムに対する不純物濃度測定の有効深度d2
は比較的深くなる。ゆえに、測定した不純物濃度と時間
の関数曲線図中、同一曲線(バリアフィルム厚さが一
定)より不純物濃度が安定しているか否かを比較するこ
とができるが、異なる曲線(バリアフィルムの厚さが異
なる)では、直接測定値から相互間の濃度百分率を比較
して出すことはできない。
【0022】図4は、異なる厚さの四窒化三ケイ素(S
i3N4)フィルム(バリアフィルム3)を堆積した標
準片と、堆積していないものとの、リン不純物の濃度の
時間に伴う下降の変化を比較して表した図である。図4
中の横軸は時間軸(単位は時間)で、標準片の製造完成
から測定までの時間の変化値を表示し、縦軸はリン不純
物濃度軸(単位は任意)で、リンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム中のリン不純物濃度の変化値を示す。この
ほか、図中の、異なる記号はそれぞれバリアフィルム
(例えば四窒化三ケイ素(Si3N4))が異なる厚さ
の場合の値を示す。例えば、リンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム上に堆積した四窒化三ケイ素(Si
3N4)の厚さを、50オングストローム、100オン
グストローム、150オングストローム、200オング
ストローム、250オングストローム、或いは四窒化三
ケイ素(Si3N4)フィルムを堆積しないもの(即ち
四窒化三ケイ素(Si3N4)の厚さが0オングストロ
ーム)とし、その中、図中の‘○’記号はリンケイ酸塩
ガラス(PSG)フィルム上の四窒化三ケイ素(Si3
N4)フィルムの厚さが50オングストローム、‘△’
記号は四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さが
100オングストローム、‘◆’記号は四窒化三ケイ素
(Si3N4)フィルムの厚さが150オングストロー
ム、‘★’記号は四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ムの厚さが200オングストローム、‘□’記号は四窒
化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さが250オン
グストローム、‘●’記号は四窒化三ケイ素(Si3N
4)フィルムの厚さが0オングストロームである場合を
代表し、図より分かるように、標準片の最も上層に四窒
化三ケイ素(Si3N4)のバリアフィルムがない場
合、即ち四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さ
が0である場合には、空気中に放置した標準片のリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度は、時間の経
過と共に不断に下降する。これに対し、標準片上に一層
のバリアフィルムを堆積したものでは、リン不純物濃度
は非常に安定し、時間の経過に伴い変化しない。図5
は、標準片上に堆積した四窒化三ケイ素(Si3N4)
フィルム(バリアフィルム)の厚さと標準片中のリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物の下降程度の関係
図であり、図5に示されるように、その不純物濃度下降
程度とバリアフィルム厚度の関係は、一つの略線性の関
係を呈し、即ち、バリアフィルムの厚さが増すほど、リ
ンケイ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度の有効測
定深度は浅くなり、相対的に測定して得られる濃度は小
さくなる。反対に、バリアフィルムが薄くなるほど、リ
ンケイ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度の有効測
定深度は深くなり、相対的に測定して得られる濃度は大
きくなる。且つその関係式は一つの線性となる。ゆえ
に、図4と図5から、以下の結論が導かれる。 (1)本発明のバリアフィルムを堆積する方法により、
標準片のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純物
濃度の安定性を保持でき、且つバリアフィルムの厚さは
ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリン
ケイ酸塩ガラス(PSG)フィルムの不純物濃度の安定
性に対する敏感因子とはならない。 (2)不純物濃度の下降程度とバリアフィルムの厚さは
一つの線性の関係を呈するため、後日の標準参考数字デ
ータとなり、即ち、バリアフィルムの厚さを測定すれ
ば、対応する不純物濃度の下降程度を算出することがで
き、再度不純物濃度を測定するのにかかる時間と費用を
節約することができる。
i3N4)フィルム(バリアフィルム3)を堆積した標
準片と、堆積していないものとの、リン不純物の濃度の
時間に伴う下降の変化を比較して表した図である。図4
中の横軸は時間軸(単位は時間)で、標準片の製造完成
から測定までの時間の変化値を表示し、縦軸はリン不純
物濃度軸(単位は任意)で、リンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム中のリン不純物濃度の変化値を示す。この
ほか、図中の、異なる記号はそれぞれバリアフィルム
(例えば四窒化三ケイ素(Si3N4))が異なる厚さ
の場合の値を示す。例えば、リンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム上に堆積した四窒化三ケイ素(Si
3N4)の厚さを、50オングストローム、100オン
グストローム、150オングストローム、200オング
ストローム、250オングストローム、或いは四窒化三
ケイ素(Si3N4)フィルムを堆積しないもの(即ち
四窒化三ケイ素(Si3N4)の厚さが0オングストロ
ーム)とし、その中、図中の‘○’記号はリンケイ酸塩
ガラス(PSG)フィルム上の四窒化三ケイ素(Si3
N4)フィルムの厚さが50オングストローム、‘△’
記号は四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さが
100オングストローム、‘◆’記号は四窒化三ケイ素
(Si3N4)フィルムの厚さが150オングストロー
ム、‘★’記号は四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ムの厚さが200オングストローム、‘□’記号は四窒
化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さが250オン
グストローム、‘●’記号は四窒化三ケイ素(Si3N
4)フィルムの厚さが0オングストロームである場合を
代表し、図より分かるように、標準片の最も上層に四窒
化三ケイ素(Si3N4)のバリアフィルムがない場
合、即ち四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムの厚さ
が0である場合には、空気中に放置した標準片のリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度は、時間の経
過と共に不断に下降する。これに対し、標準片上に一層
のバリアフィルムを堆積したものでは、リン不純物濃度
は非常に安定し、時間の経過に伴い変化しない。図5
は、標準片上に堆積した四窒化三ケイ素(Si3N4)
フィルム(バリアフィルム)の厚さと標準片中のリンケ
イ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物の下降程度の関係
図であり、図5に示されるように、その不純物濃度下降
程度とバリアフィルム厚度の関係は、一つの略線性の関
係を呈し、即ち、バリアフィルムの厚さが増すほど、リ
ンケイ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度の有効測
定深度は浅くなり、相対的に測定して得られる濃度は小
さくなる。反対に、バリアフィルムが薄くなるほど、リ
ンケイ酸塩ガラス(PSG)のリン不純物濃度の有効測
定深度は深くなり、相対的に測定して得られる濃度は大
きくなる。且つその関係式は一つの線性となる。ゆえ
に、図4と図5から、以下の結論が導かれる。 (1)本発明のバリアフィルムを堆積する方法により、
標準片のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純物
濃度の安定性を保持でき、且つバリアフィルムの厚さは
ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリン
ケイ酸塩ガラス(PSG)フィルムの不純物濃度の安定
性に対する敏感因子とはならない。 (2)不純物濃度の下降程度とバリアフィルムの厚さは
一つの線性の関係を呈するため、後日の標準参考数字デ
ータとなり、即ち、バリアフィルムの厚さを測定すれ
ば、対応する不純物濃度の下降程度を算出することがで
き、再度不純物濃度を測定するのにかかる時間と費用を
節約することができる。
【0023】図6は、異なる厚さの四窒化三ケイ素(S
i3N4)フィルム(バリアフィルム3)を堆積した標
準片と四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムを堆積し
ていない標準片中のホウ素イオン不純物濃度の時間に伴
う下降変化の関係比較図である。その中、横軸は時間軸
(単位は時間)で、縦軸はホウ素不純物濃度軸であり、
単位は任意とする。該図より分かるように、ホウリン酸
塩ガラス(BPSG)フィルム上に四窒化三ケイ素(S
i3N4)フィルム(バリアフィルム)を堆積していな
い標準片では、ホウ素イオン不純物濃度は時間の経過と
共に下降するが、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ム(バリアフィルム)を堆積したものでは、そのホウ素
イオン不純物濃度は安定を保持する。さらに図7の、異
なる厚さの四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バ
リアフィルム)を形成した標準片の、ホウリン酸塩ガラ
ス(BPSG)フィルム中のホウ素イオン不純物濃度下
降程度関係図に示されるように、不純物濃度の下降程度
とバリアフィルムの厚さの関係はほぼ一つの線性関係を
呈し、ゆえに、ここでも図4について上述したことが証
明され、並びに図4から得られた結論が証明される。
i3N4)フィルム(バリアフィルム3)を堆積した標
準片と四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムを堆積し
ていない標準片中のホウ素イオン不純物濃度の時間に伴
う下降変化の関係比較図である。その中、横軸は時間軸
(単位は時間)で、縦軸はホウ素不純物濃度軸であり、
単位は任意とする。該図より分かるように、ホウリン酸
塩ガラス(BPSG)フィルム上に四窒化三ケイ素(S
i3N4)フィルム(バリアフィルム)を堆積していな
い標準片では、ホウ素イオン不純物濃度は時間の経過と
共に下降するが、四窒化三ケイ素(Si3N4)フィル
ム(バリアフィルム)を堆積したものでは、そのホウ素
イオン不純物濃度は安定を保持する。さらに図7の、異
なる厚さの四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バ
リアフィルム)を形成した標準片の、ホウリン酸塩ガラ
ス(BPSG)フィルム中のホウ素イオン不純物濃度下
降程度関係図に示されるように、不純物濃度の下降程度
とバリアフィルムの厚さの関係はほぼ一つの線性関係を
呈し、ゆえに、ここでも図4について上述したことが証
明され、並びに図4から得られた結論が証明される。
【0024】図8は、リンケイ酸塩ガラス(PSG)中
のリン不純物の百分率濃度と、水素ホスフィン(P
H3)ガスの流量変化の関係図であり、図中の‘◆’記
号は標準片上にバリアフィルムがないもの、‘◇’記号
は標準片上にバリアフィルムがあるものを代表する。該
図より分かるように、標準片上にバリアフィルムがない
ものでは、そのリン不純物百分率濃度はホスフィン(P
H3)ガスの流量とほぼ一つの線性の関係を呈し、ホス
フィン(PH3)ガスの流量が大きくなるほど、相対的
にリン不純物百分率濃度も大きくなる。このほか、標準
片上にバリアフィルムがあるものとないものの間では、
リン不純物百分率濃度のホスフィン(PH3)ガスの流
量に対する値は、ほぼ一定値異なる。
のリン不純物の百分率濃度と、水素ホスフィン(P
H3)ガスの流量変化の関係図であり、図中の‘◆’記
号は標準片上にバリアフィルムがないもの、‘◇’記号
は標準片上にバリアフィルムがあるものを代表する。該
図より分かるように、標準片上にバリアフィルムがない
ものでは、そのリン不純物百分率濃度はホスフィン(P
H3)ガスの流量とほぼ一つの線性の関係を呈し、ホス
フィン(PH3)ガスの流量が大きくなるほど、相対的
にリン不純物百分率濃度も大きくなる。このほか、標準
片上にバリアフィルムがあるものとないものの間では、
リン不純物百分率濃度のホスフィン(PH3)ガスの流
量に対する値は、ほぼ一定値異なる。
【0025】
【発明の効果】本発明ほ方法で製造した標準片は、
(1)簡単に得られ、(2)必要な設備を減少し、窒素
ガス箱を設ける必要がなく、(3)標準片上に一つの保
護膜を形成したことで、標準片上のホウリン酸塩ガラス
(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)の不
純物濃度を安定させるほか、その他の微粒子による汚染
を阻止し、(4)従来のものより便利な製造方法であり
商品競争力を増加する、という優れた点を有し、そのほ
か、 (1)本発明のバリアフィルムを堆積する方法により、
標準片のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純物
濃度の安定性を保持でき、且つバリアフィルムの厚さは
ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリン
ケイ酸塩ガラス(PSG)フィルムの不純物濃度の安定
性に対する敏感要因とはならない。 (2)不純物濃度の下降程度とバリアフィルムの厚さは
一つの線性の関係を呈するため、後日の標準参考数字デ
ータとなり、即ち、バリアフィルムの厚さを測定すれ
ば、対応する不純物濃度の下降程度を算出することがで
き、再度不純物濃度を測定するのにかかる時間と費用を
節約することができる。
(1)簡単に得られ、(2)必要な設備を減少し、窒素
ガス箱を設ける必要がなく、(3)標準片上に一つの保
護膜を形成したことで、標準片上のホウリン酸塩ガラス
(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)の不
純物濃度を安定させるほか、その他の微粒子による汚染
を阻止し、(4)従来のものより便利な製造方法であり
商品競争力を増加する、という優れた点を有し、そのほ
か、 (1)本発明のバリアフィルムを堆積する方法により、
標準片のホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或
いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム中の不純物
濃度の安定性を保持でき、且つバリアフィルムの厚さは
ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム2或いはリン
ケイ酸塩ガラス(PSG)フィルムの不純物濃度の安定
性に対する敏感要因とはならない。 (2)不純物濃度の下降程度とバリアフィルムの厚さは
一つの線性の関係を呈するため、後日の標準参考数字デ
ータとなり、即ち、バリアフィルムの厚さを測定すれ
ば、対応する不純物濃度の下降程度を算出することがで
き、再度不純物濃度を測定するのにかかる時間と費用を
節約することができる。
【図1】伝統的な標準片の製造工程表示図である。
【図2】本発明の標準片の製造工程表示図である。
【図3】本発明の、測量機器を用いた異なる厚さのバリ
アフィルムを有する標準片に対するホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム中の不純物濃度測定説明図である。
アフィルムを有する標準片に対するホウリン酸塩ガラス
(BPSG)フィルム或いはリンケイ酸塩ガラス(PS
G)フィルム中の不純物濃度測定説明図である。
【図4】本発明の方法により製造した、異なる厚さの四
窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム
3)を堆積した標準片と、堆積していないものとの、リ
ン不純物の濃度の時間に伴う下降変化の比較図である。
窒化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム
3)を堆積した標準片と、堆積していないものとの、リ
ン不純物の濃度の時間に伴う下降変化の比較図である。
【図5】本発明により製造した標準片上に堆積した四窒
化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)
の厚さと標準片中のリンケイ酸塩ガラス(PSG)のリ
ン不純物の下降程度の関係図である。
化三ケイ素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)
の厚さと標準片中のリンケイ酸塩ガラス(PSG)のリ
ン不純物の下降程度の関係図である。
【図6】本発明の方法による異なる厚さの四窒化三ケイ
素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)を堆積し
た標準片と四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムを堆
積していない標準片中のホウ素イオン不純物濃度の時間
に伴う下降変化の関係比較図である。
素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)を堆積し
た標準片と四窒化三ケイ素(Si3N4)フィルムを堆
積していない標準片中のホウ素イオン不純物濃度の時間
に伴う下降変化の関係比較図である。
【図7】本発明の方法による異なる厚さの四窒化三ケイ
素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)を形成し
た標準片と、ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム
中のホウ素イオン不純物濃度下降程度との関係表示図で
ある。
素(Si3N4)フィルム(バリアフィルム)を形成し
た標準片と、ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム
中のホウ素イオン不純物濃度下降程度との関係表示図で
ある。
【図8】本発明の方法による標準片の、リンケイ酸塩ガ
ラス(PSG)中のリン不純物の百分率濃度と、水素ホ
スフィン(PH3)ガスの流量との関係図である。
ラス(PSG)中のリン不純物の百分率濃度と、水素ホ
スフィン(PH3)ガスの流量との関係図である。
1・・・シリコンウエハー 2・・・ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィルム或い
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム 3・・・バリアフィルム(四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルム或いは窒化ケイ素(SiN)フィル
ム)
はリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム 3・・・バリアフィルム(四窒化三ケイ素(Si
3N4)フィルム或いは窒化ケイ素(SiN)フィル
ム)
Claims (8)
- 【請求項1】 先に、シリコンウエハーを準備し、その
後、化学気相成長法(CVD)を用いホウリン酸塩ガラ
ス(BPSG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)を
シリコンウエハー上に堆積し、最後に、プラズマを利用
して化学気相成長法(CVD)を補助して四窒化三ケイ
素(Si3N4)フィルムをホウリン酸塩ガラス(BP
SG)或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上
に堆積してバリアフィルムとなして標準片(Golde
n Wafer)を完成する、標準片の製造方法。 - 【請求項2】 バリアフィルム堆積時の反応温度は30
0℃から500℃程度とする、請求項1に記載の標準片
の製造方法。 - 【請求項3】 バリアフィルム堆積時の反応圧力は2か
ら8torr程度とする、請求項1に記載の標準片の製
造方法。 - 【請求項4】 バリアフィルム堆積時の反応気体はシラ
ン(SiH4)ガスを含むものとし、このシランガスの
気体流量は、20〜60sccmとし、さらにアンモニ
ア(NH3)ガスを含むものとし、このアンモニアガス
の気体流量は、0〜80sccmとし、及び窒素
(N2)ガスを含むものとし、この窒素ガスの気体流量
は、1000〜3000sccmとする、請求項1に記
載の標準片の製造方法。 - 【請求項5】 バリアフィルム堆積時の反応気体の射出
周波数効率は100〜500ワット程度とする、請求項
1に記載の標準片の製造方法。 - 【請求項6】 バリアフィルム堆積時の反応気体射出口
からシリコンウエハーの距離は約150〜750ミル
(mils)とする、請求項1に記載の標準片の製造方
法。 - 【請求項7】 ホウリン酸塩ガラス(BPSG)フィル
ム或いはリンケイ酸塩ガラス(PSG)フィルム上に堆
積する四窒化三ケイ素(Si3N4)の厚さは約50オ
ングストローム以上とする、請求項1に記載の標準片の
製造方法。 - 【請求項8】 四窒化三ケイ素(Si3N4)バリアフ
ィルムに代えて窒化ケイ素(SiN)バリアフィルムを
堆積する、請求項1に記載の標準片の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9458796A JP2895438B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 標準片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9458796A JP2895438B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 標準片の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246338A JPH09246338A (ja) | 1997-09-19 |
| JP2895438B2 true JP2895438B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14114418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9458796A Expired - Fee Related JP2895438B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 標準片の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2895438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115513313B (zh) * | 2022-09-27 | 2025-10-21 | 英利能源发展有限公司 | 一种单面制绒的单晶硅片和TOPCon电池片的制备方法 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP9458796A patent/JP2895438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09246338A (ja) | 1997-09-19 |
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