JP2905331B2 - 両面基板 - Google Patents
両面基板Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両面基板に関し、詳しく
は両面に形成された導電層と絶縁性フィルムとの界面で
の接着強度に優れた両面基板に関するものである。
は両面に形成された導電層と絶縁性フィルムとの界面で
の接着強度に優れた両面基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器が軽量化や薄型化、小型
化するのに伴い、半導体素子や半導体装置を搭載する回
路基板の薄型化や高密度化が要望されている。このよう
な要望に応えるために、フレキシブルな配線基板も高性
能化が図られ、銅箔と絶縁性フィルムとの接着に接着剤
を用いない2層構造の片面基板や両面基板が数多く上市
されている。また、両面基板においては絶縁性フィルム
の厚み方向にスルーホールメッキによる導通路を形成
し、さらに高性能化するために両面の銅箔を導通させる
ことも行われている。
化するのに伴い、半導体素子や半導体装置を搭載する回
路基板の薄型化や高密度化が要望されている。このよう
な要望に応えるために、フレキシブルな配線基板も高性
能化が図られ、銅箔と絶縁性フィルムとの接着に接着剤
を用いない2層構造の片面基板や両面基板が数多く上市
されている。また、両面基板においては絶縁性フィルム
の厚み方向にスルーホールメッキによる導通路を形成
し、さらに高性能化するために両面の銅箔を導通させる
ことも行われている。
【0003】このような両面基板を両面に導通させるた
めには、一般的にまず絶縁性フィルムの両面に銅箔を加
熱圧着などの手段によって積層して両面基板を作製した
のち、ドリルなどを用いた機械的方法や、薬液によるウ
エットエッチングや感光性樹脂のフォトリソグラフィー
などを用いた化学的方法などによって絶縁性フィルムに
スルーホールを形成している。そして、形成したスルー
ホール内壁面に無電解メッキや蒸着などの手法によって
薄膜層(種層)を形成したのち、さらに電解メッキなど
によってこの薄膜層を厚膜化して導通路を形成するとい
う煩雑な方法が採用されている。
めには、一般的にまず絶縁性フィルムの両面に銅箔を加
熱圧着などの手段によって積層して両面基板を作製した
のち、ドリルなどを用いた機械的方法や、薬液によるウ
エットエッチングや感光性樹脂のフォトリソグラフィー
などを用いた化学的方法などによって絶縁性フィルムに
スルーホールを形成している。そして、形成したスルー
ホール内壁面に無電解メッキや蒸着などの手法によって
薄膜層(種層)を形成したのち、さらに電解メッキなど
によってこの薄膜層を厚膜化して導通路を形成するとい
う煩雑な方法が採用されている。
【0004】このような方法ではスルーホールの孔径が
小さい場合、スルーホール内壁面への薄膜形成不良が生
じたり、また製造工程も煩雑となる。特に、スルーホー
ルの孔径があまりに微細であると、導通路形成時に用い
るメッキ液が充分にスルーホール内に浸透せず、導通が
確実にとれないだけでなく、スルーホール内壁面とメッ
キによって形成される金属の薄膜層との界面での密着性
が充分でなかったり、導通路の電気抵抗値が大きくなる
傾向を示す。さらに、スルーホールの形成を両面基板の
作製後に行うために、スルーホールの形成精度の確認検
査が全製造工程の後半となるため、不良品チェックが遅
くなり製造効率の点でも決して良好なものとは云えな
い。
小さい場合、スルーホール内壁面への薄膜形成不良が生
じたり、また製造工程も煩雑となる。特に、スルーホー
ルの孔径があまりに微細であると、導通路形成時に用い
るメッキ液が充分にスルーホール内に浸透せず、導通が
確実にとれないだけでなく、スルーホール内壁面とメッ
キによって形成される金属の薄膜層との界面での密着性
が充分でなかったり、導通路の電気抵抗値が大きくなる
傾向を示す。さらに、スルーホールの形成を両面基板の
作製後に行うために、スルーホールの形成精度の確認検
査が全製造工程の後半となるため、不良品チェックが遅
くなり製造効率の点でも決して良好なものとは云えな
い。
【0005】また、上記スルーホールメッキ法を用いた
場合、両面に形成された銅箔と絶縁性フィルムとの界面
での接着強度をさらに向上させることがあまり期待でき
ず、両面基板作製時の加熱圧着条件によっては界面剥離
を生じることもある。
場合、両面に形成された銅箔と絶縁性フィルムとの界面
での接着強度をさらに向上させることがあまり期待でき
ず、両面基板作製時の加熱圧着条件によっては界面剥離
を生じることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題に鑑みてなされたものであって、両面に導体層を有す
る両面基板に導通路を形成するに当たり、絶縁性フィル
ムにのみ金属物質を充填した導通路を形成して電気抵抗
値を小さくし、さらに導通路端部には絶縁性フィルム表
面から突出させた金属突出を形成して、この突出部を導
電層内に埋設接触する構造とすることによって、上記従
来の両面基板が有する問題点を一挙に解決するに至っ
た。
題に鑑みてなされたものであって、両面に導体層を有す
る両面基板に導通路を形成するに当たり、絶縁性フィル
ムにのみ金属物質を充填した導通路を形成して電気抵抗
値を小さくし、さらに導通路端部には絶縁性フィルム表
面から突出させた金属突出を形成して、この突出部を導
電層内に埋設接触する構造とすることによって、上記従
来の両面基板が有する問題点を一挙に解決するに至っ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は絶縁性フ
ィルムとその両面に形成された導電層からなる両面基板
であって、絶縁性フィルムには厚み方向に独立する貫通
孔内に金属物質を充填してなる導通路が電解メッキによ
り形成されていると共に、該導通路の少なくとも片端部
には上記導電層内に埋設して接触し、貫通孔径よりも大
きな突起径を有する金属突起が形成されていることを特
徴とする両面基板を提供するものである。
ィルムとその両面に形成された導電層からなる両面基板
であって、絶縁性フィルムには厚み方向に独立する貫通
孔内に金属物質を充填してなる導通路が電解メッキによ
り形成されていると共に、該導通路の少なくとも片端部
には上記導電層内に埋設して接触し、貫通孔径よりも大
きな突起径を有する金属突起が形成されていることを特
徴とする両面基板を提供するものである。
【0008】本発明の両面基板に用いる絶縁性フィルム
としては実質的に電気絶縁性を有するものであればよい
が、耐熱性や加熱による寸法安定性、機械的強度などの
点からはポリイミド樹脂から形成することが好ましく、
特に両面に形成する導電層との密着性の点から加熱圧着
によって加熱流動して確実に接着できる熱可塑性ポリイ
ミド樹脂を用いることが好ましい。また、絶縁性フィル
ムの厚みは通常、5〜200μm程度に設定する。な
お、本発明における「熱可塑性」とは、ガラス転移温度
が200℃以上であって、しかもガラス転移温度よりも
100℃高い温度での溶融粘度が1×108 ポイズ以下
の値を有するものと定義される。
としては実質的に電気絶縁性を有するものであればよい
が、耐熱性や加熱による寸法安定性、機械的強度などの
点からはポリイミド樹脂から形成することが好ましく、
特に両面に形成する導電層との密着性の点から加熱圧着
によって加熱流動して確実に接着できる熱可塑性ポリイ
ミド樹脂を用いることが好ましい。また、絶縁性フィル
ムの厚みは通常、5〜200μm程度に設定する。な
お、本発明における「熱可塑性」とは、ガラス転移温度
が200℃以上であって、しかもガラス転移温度よりも
100℃高い温度での溶融粘度が1×108 ポイズ以下
の値を有するものと定義される。
【0009】上記熱可塑性ポリイミド樹脂は、例えば下
記のテトラカルボン酸二無水物またはその誘導体と、下
記ジアミン成分との縮重合反応によって得られるポリア
ミド酸をイミド化することによって得ることができる。
記のテトラカルボン酸二無水物またはその誘導体と、下
記ジアミン成分との縮重合反応によって得られるポリア
ミド酸をイミド化することによって得ることができる。
【0010】テトラカルボン酸二無水物またはその誘導
体としては、具体的にはビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)スルホン二無水物、ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、
3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)ジフルオロメタン二無水物など、およびこれら
の誘導体のうち少なくとも一種を用いることができる。
体としては、具体的にはビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)スルホン二無水物、ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、
3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)ジフルオロメタン二無水物など、およびこれら
の誘導体のうち少なくとも一種を用いることができる。
【0011】一方、ジアミン成分としてはビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ヘキサ
フルオロプロパン、3,3’−ジアミノジフェニルスル
ホン、3,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,
4’−ジアミノジフェニルスルホン、ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、3,3’−ジアミノジフェニルプロパン、3,3’
−ジアミノベンゾフェノンなどのうち少なくとも一種を
用いることができる。
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ヘキサ
フルオロプロパン、3,3’−ジアミノジフェニルスル
ホン、3,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,
4’−ジアミノジフェニルスルホン、ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、3,3’−ジアミノジフェニルプロパン、3,3’
−ジアミノベンゾフェノンなどのうち少なくとも一種を
用いることができる。
【0012】また、本発明における上記絶縁性フィルム
は、上記熱可塑性ポリイミド樹脂層を両面外層に有し、
内層には例えば低線膨張性ポリイミド樹脂層などの絶縁
性樹脂層を積層して3層以上の多層構造としておくこと
もできる。このように低線膨張性を有する層を内層に形
成することによって、銅箔などの導電層との積層工程に
おいて導電層と絶縁性フィルムとの線膨張係数が近似す
るので、得られる両面基板がカールや反りを起こすこと
が防止できて好ましいものである。
は、上記熱可塑性ポリイミド樹脂層を両面外層に有し、
内層には例えば低線膨張性ポリイミド樹脂層などの絶縁
性樹脂層を積層して3層以上の多層構造としておくこと
もできる。このように低線膨張性を有する層を内層に形
成することによって、銅箔などの導電層との積層工程に
おいて導電層と絶縁性フィルムとの線膨張係数が近似す
るので、得られる両面基板がカールや反りを起こすこと
が防止できて好ましいものである。
【0013】このような低線膨張性ポリイミド樹脂と
は、線膨張係数が2.0×10-5cm/cm/℃以下の
値を有するポリイミド樹脂であって、具体的にはテトラ
カルボン酸成分として3,3’,4,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水
物、2,2’3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸二
無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物の少なくとも一種を用い、ジアミン成
分としてはp−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、m−フェニレンジアミン、3,
4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノビフェニル
の少なくとも一種を用いて重合反応させたものを用いる
ことが好ましい。
は、線膨張係数が2.0×10-5cm/cm/℃以下の
値を有するポリイミド樹脂であって、具体的にはテトラ
カルボン酸成分として3,3’,4,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水
物、2,2’3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸二
無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物の少なくとも一種を用い、ジアミン成
分としてはp−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、m−フェニレンジアミン、3,
4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノビフェニル
の少なくとも一種を用いて重合反応させたものを用いる
ことが好ましい。
【0014】本発明の両面基板は上記絶縁性フィルムの
両面に銅箔などの導電層が形成され、絶縁性フィルム内
には厚み方向に独立する導通路を有するものである。絶
縁性フィルムと導電層を積層する方法としては、銅箔な
どの導電層の片面にポリイミド樹脂の溶液もしくはその
前駆体であるポリアミド酸の溶液をロールコーターやコ
ンマコーター、ナイフコーター、ドクターブレードなど
を用いて塗布、乾燥することによって絶縁性フィルムと
することができる。その他の方法としては予め作製した
絶縁性フィルムの片面もしくは両面に金属などの導電体
を蒸着法やメッキ法などによって層状に形成したり、導
電層としての銅箔などを加熱圧着する方法などが採用で
きる。
両面に銅箔などの導電層が形成され、絶縁性フィルム内
には厚み方向に独立する導通路を有するものである。絶
縁性フィルムと導電層を積層する方法としては、銅箔な
どの導電層の片面にポリイミド樹脂の溶液もしくはその
前駆体であるポリアミド酸の溶液をロールコーターやコ
ンマコーター、ナイフコーター、ドクターブレードなど
を用いて塗布、乾燥することによって絶縁性フィルムと
することができる。その他の方法としては予め作製した
絶縁性フィルムの片面もしくは両面に金属などの導電体
を蒸着法やメッキ法などによって層状に形成したり、導
電層としての銅箔などを加熱圧着する方法などが採用で
きる。
【0015】一方、 導通路は、絶縁性フィルムの所定
の位置に通常5〜200μm程度、好ましくは10〜1
00μm程度の孔径の貫通孔を形成して、この貫通孔に
金属物質を充填することによって形成される。
の位置に通常5〜200μm程度、好ましくは10〜1
00μm程度の孔径の貫通孔を形成して、この貫通孔に
金属物質を充填することによって形成される。
【0016】貫通孔の形成方法としては、アルカリ溶液
などによるウエットエッチング法、レーザーやプラズマ
などによるドライエッチング法、パンチングやドリルな
どによる機械的加工法などが挙げられる。これらのう
ち、加工精度や加工速度、加工形状の多様性などを考慮
すると、レーザー加工法が好ましく、特に400nm以
下の発振波長を有する紫外光レーザーによるアブレーシ
ョンが好ましい。このような紫外光レーザーとしてはエ
キシマレーザーやYAGレーザーの第3高調波などを用
いることができる。
などによるウエットエッチング法、レーザーやプラズマ
などによるドライエッチング法、パンチングやドリルな
どによる機械的加工法などが挙げられる。これらのう
ち、加工精度や加工速度、加工形状の多様性などを考慮
すると、レーザー加工法が好ましく、特に400nm以
下の発振波長を有する紫外光レーザーによるアブレーシ
ョンが好ましい。このような紫外光レーザーとしてはエ
キシマレーザーやYAGレーザーの第3高調波などを用
いることができる。
【0017】上記のようにして形成した貫通孔に充填さ
れる金属物質としては、金、銀、銅、ニッケル、コバル
ト、錫、鉛、インジウムなどの金属、もしくはこれらを
主成分とする各種合金などが挙げられ、これらの金属物
質はメッキ法によって充填することが好ましい。
れる金属物質としては、金、銀、銅、ニッケル、コバル
ト、錫、鉛、インジウムなどの金属、もしくはこれらを
主成分とする各種合金などが挙げられ、これらの金属物
質はメッキ法によって充填することが好ましい。
【0018】上記導通路は少なくともその片端部には上
記金属物質からなる金属突起が導電層と接するように形
成されており、しかもこの金属突起は導電層内に埋設さ
れている。埋設の程度は接する導電層の厚みの2〜50
%程度にすることによって、確実な導通と導電層と絶縁
性フィルムとの密着性の点から好ましい。このような金
属突起は貫通孔への上記金属物質のメッキ充填において
メッキ時間を調整することによって形成することができ
る。突出高さは通常、1〜20μm程度に調整し、突起
径を貫通孔径よりも大きくすることで導通路を絶縁性フ
ィルム内に確実に保持することができるので好ましい。
記金属物質からなる金属突起が導電層と接するように形
成されており、しかもこの金属突起は導電層内に埋設さ
れている。埋設の程度は接する導電層の厚みの2〜50
%程度にすることによって、確実な導通と導電層と絶縁
性フィルムとの密着性の点から好ましい。このような金
属突起は貫通孔への上記金属物質のメッキ充填において
メッキ時間を調整することによって形成することができ
る。突出高さは通常、1〜20μm程度に調整し、突起
径を貫通孔径よりも大きくすることで導通路を絶縁性フ
ィルム内に確実に保持することができるので好ましい。
【0019】
【実施例】本発明の両面基板は上記構成からなるもので
あるが、例えば、下記実施例に示す方法によって得るこ
とができる。なお、本発明の両面基板は下記実施例に限
定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しな
い範囲で種々の変形は可能である。
あるが、例えば、下記実施例に示す方法によって得るこ
とができる。なお、本発明の両面基板は下記実施例に限
定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しな
い範囲で種々の変形は可能である。
【0020】実施例1(図1参照) 3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物とp−フェニレンジアミンをN−メチル−2−ピロ
リドン中にて重合して得たポリアミド酸溶液を銅箔上に
塗布乾燥、イミド化処理して、30μm厚の絶縁性フィ
ルム1と18μm厚の導電層2とからなる片面基板を作
製した。
水物とp−フェニレンジアミンをN−メチル−2−ピロ
リドン中にて重合して得たポリアミド酸溶液を銅箔上に
塗布乾燥、イミド化処理して、30μm厚の絶縁性フィ
ルム1と18μm厚の導電層2とからなる片面基板を作
製した。
【0021】得られた基板の絶縁性フィルム1表面にK
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルム1の
みをドライエッチングして60μm径、ピッチ200μ
mの微細な貫通孔を20個形成した。
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルム1の
みをドライエッチングして60μm径、ピッチ200μ
mの微細な貫通孔を20個形成した。
【0022】次いで、他面側の銅箔2表面にメッキレジ
ストを塗工し、銅箔2を陰極として銅メッキ浴中に浸漬
して銅メッキを施し、先に形成した貫通孔内に銅を充填
して導通路4を作製した。メッキ処理は充填した銅が絶
縁性フィルム1表面から5μm突出したときに中断して
導通路4片面に銅突起3を形成した。形成した銅突起3
の径は72μmであった。
ストを塗工し、銅箔2を陰極として銅メッキ浴中に浸漬
して銅メッキを施し、先に形成した貫通孔内に銅を充填
して導通路4を作製した。メッキ処理は充填した銅が絶
縁性フィルム1表面から5μm突出したときに中断して
導通路4片面に銅突起3を形成した。形成した銅突起3
の径は72μmであった。
【0023】次に、塗工レジストを剥離し、絶縁性フィ
ルム1表面をアルカリ性薬液にて表面処理を行なったの
ち、この表面に無電解メッキにて3μm厚の銅を析出さ
せ、さらに銅を電解メッキすることによって、導電層2
として15μm厚の銅層を形成して図1に示す本発明の
両面基板を得た。
ルム1表面をアルカリ性薬液にて表面処理を行なったの
ち、この表面に無電解メッキにて3μm厚の銅を析出さ
せ、さらに銅を電解メッキすることによって、導電層2
として15μm厚の銅層を形成して図1に示す本発明の
両面基板を得た。
【0024】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1kg/cmであ
った。両面基板に形成された導通路20個はすべて表裏
面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は0.
5mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1kg/cmであ
った。両面基板に形成された導通路20個はすべて表裏
面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は0.
5mΩ以下であった。
【0025】実施例2 絶縁性フィルムを3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物とp−フェニレンジアミン/4,
4’−ジアミノジフェニルエーテル(60/40モル
比)とを重合してなる50μm厚のポリイミド樹脂層か
ら形成し、実施例1と同様に導通路を作製した。導通路
作製後、イオンプレーティング法によって3μm厚のニ
ッケル層からなる導電層を絶縁性フィルム表面に形成し
て本発明の両面基板を得た。
ラカルボン酸二無水物とp−フェニレンジアミン/4,
4’−ジアミノジフェニルエーテル(60/40モル
比)とを重合してなる50μm厚のポリイミド樹脂層か
ら形成し、実施例1と同様に導通路を作製した。導通路
作製後、イオンプレーティング法によって3μm厚のニ
ッケル層からなる導電層を絶縁性フィルム表面に形成し
て本発明の両面基板を得た。
【0026】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
1mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
1mΩ以下であった。
【0027】実施例3 絶縁性フィルムを実施例1に用いたポリイミド樹脂層
と、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二
無水物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕ヘキサフルオロプロパンとを重合して得た熱可塑性
ポリイミド樹脂層との積層フィルム(30μm厚)とし
た以外は、実施例1と同様にして本発明の両面基板を作
製した。
と、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二
無水物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕ヘキサフルオロプロパンとを重合して得た熱可塑性
ポリイミド樹脂層との積層フィルム(30μm厚)とし
た以外は、実施例1と同様にして本発明の両面基板を作
製した。
【0028】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.5kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.5mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.5kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.5mΩ以下であった。
【0029】比較例1 実施例1において貫通孔への銅の充填および銅突起の形
成を行なわない以外は、実施例1と同様にして両面基板
を得た。
成を行なわない以外は、実施例1と同様にして両面基板
を得た。
【0030】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1kg/cmであ
り、貫通孔20個のうち18個は導通不良であった。な
お、残りの2個はスルーホールメッキされて導通接続し
ていたが、接続抵抗値は5mΩであった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1kg/cmであ
り、貫通孔20個のうち18個は導通不良であった。な
お、残りの2個はスルーホールメッキされて導通接続し
ていたが、接続抵抗値は5mΩであった。
【0031】比較例2 実施例2において貫通孔への銅の充填および銅突起の形
成を行なわない以外は、実施例2と同様にして両面基板
を得た。
成を行なわない以外は、実施例2と同様にして両面基板
を得た。
【0032】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.1kg/cm
であり、貫通孔20個のうち13個は導通不良であっ
た。なお、残りの7個はスルーホールメッキされて導通
接続していたが、接続抵抗値は7mΩであった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.1kg/cm
であり、貫通孔20個のうち13個は導通不良であっ
た。なお、残りの7個はスルーホールメッキされて導通
接続していたが、接続抵抗値は7mΩであった。
【0033】実施例4(図2参照) ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水
物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホンとを重合して得た熱可塑性ポリアミド酸溶液を銅
箔2上に塗布乾燥、イミド化処理して、20μm厚の絶
縁性フィルム1と35μm厚の導電層2とからなる片面
基板を作製した。なお、この熱可塑性ポリイミド樹脂の
ガラス転移温度は275℃であり、375℃での溶融粘
度は4×106 ポイズであった。
物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホンとを重合して得た熱可塑性ポリアミド酸溶液を銅
箔2上に塗布乾燥、イミド化処理して、20μm厚の絶
縁性フィルム1と35μm厚の導電層2とからなる片面
基板を作製した。なお、この熱可塑性ポリイミド樹脂の
ガラス転移温度は275℃であり、375℃での溶融粘
度は4×106 ポイズであった。
【0034】得られた基板の絶縁性フィルム1表面にK
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルムのみ
をドライエッチングして60μm径、ピッチ200μm
の微細な貫通孔を20個形成した。
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルムのみ
をドライエッチングして60μm径、ピッチ200μm
の微細な貫通孔を20個形成した。
【0035】次いで、他面側の銅箔2表面にメッキレジ
ストを塗工し、貫通孔底部に露出した銅箔表面を化学研
磨剤溶液にて半球状に研磨して、そののち銅箔部を陰極
として金メッキ浴中に浸漬して金メッキを施し、先に形
成した貫通孔内に金を充填して導通路4を作製した。メ
ッキ処理は充填した金が絶縁性フィルム1表面から5μ
m突出したときに中断して導通路4に金突起3を形成し
た。形成した金突起3の径は70μmであった。
ストを塗工し、貫通孔底部に露出した銅箔表面を化学研
磨剤溶液にて半球状に研磨して、そののち銅箔部を陰極
として金メッキ浴中に浸漬して金メッキを施し、先に形
成した貫通孔内に金を充填して導通路4を作製した。メ
ッキ処理は充填した金が絶縁性フィルム1表面から5μ
m突出したときに中断して導通路4に金突起3を形成し
た。形成した金突起3の径は70μmであった。
【0036】次に、金突起3を形成した側の絶縁性フィ
ルム1表面に18μm厚の銅箔2を加熱圧着して図2に
示す本発明の両面基板を得た。
ルム1表面に18μm厚の銅箔2を加熱圧着して図2に
示す本発明の両面基板を得た。
【0037】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
【0038】実施例5 絶縁性フィルムを3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物と3,3’−ジアミノジフェニル
スルホンとを重合してなる熱可塑性ポリイミド樹脂から
形成した以外は、実施例4と同様にして本発明の両面基
板を得た。なお、この熱可塑性ポリイミド樹脂のガラス
転移温度は275℃であり、375℃での溶融粘度は7
×106 ポイズであった。
ラカルボン酸二無水物と3,3’−ジアミノジフェニル
スルホンとを重合してなる熱可塑性ポリイミド樹脂から
形成した以外は、実施例4と同様にして本発明の両面基
板を得た。なお、この熱可塑性ポリイミド樹脂のガラス
転移温度は275℃であり、375℃での溶融粘度は7
×106 ポイズであった。
【0039】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は2.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は2.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
【0040】比較例3 実施例4において貫通孔への金の充填は行ない、金突起
の形成を行なわなかった以外は、実施例4と同様にして
両面基板を得た。
の形成を行なわなかった以外は、実施例4と同様にして
両面基板を得た。
【0041】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であったが、導通路20個のうち3個しか導通接続して
いなかった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であったが、導通路20個のうち3個しか導通接続して
いなかった。
【0042】実施例6(図3参照) 低線膨張性ポリイミド樹脂として3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレン
ジアミンとの重合物(線膨張係数0.6×10-5cm/
cm/℃)を、熱可塑性ポリイミド樹脂としてビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物と
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ンとの重合物(ガラス転移温度250℃、350℃での
溶融粘度4×106 ポイズ)を用いて、35μm厚の銅
箔2上に熱可塑性ポリイミド樹脂層12(10μm
厚)、低線膨張性ポリイミド樹脂層11(30μm
厚)、熱可塑性ポリイミド樹脂層12(10μm厚)を
順次積層して3層構造の絶縁性フィルム1を有する片面
基板を得た。
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレン
ジアミンとの重合物(線膨張係数0.6×10-5cm/
cm/℃)を、熱可塑性ポリイミド樹脂としてビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物と
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ンとの重合物(ガラス転移温度250℃、350℃での
溶融粘度4×106 ポイズ)を用いて、35μm厚の銅
箔2上に熱可塑性ポリイミド樹脂層12(10μm
厚)、低線膨張性ポリイミド樹脂層11(30μm
厚)、熱可塑性ポリイミド樹脂層12(10μm厚)を
順次積層して3層構造の絶縁性フィルム1を有する片面
基板を得た。
【0043】得られた基板の絶縁性フィルム1表面にK
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルム1の
みをドライエッチングして60μm径、ピッチ200μ
mの微細な貫通孔を20個形成した。
rFエキシマレーザー光を照射して絶縁性フィルム1の
みをドライエッチングして60μm径、ピッチ200μ
mの微細な貫通孔を20個形成した。
【0044】次いで、他面側の銅箔2表面にメッキレジ
ストを塗工し、貫通孔底部に露出した銅箔2表面を化学
研磨剤溶液にて半球状に研磨して、そののち銅箔2を陰
極として金メッキ浴中に浸漬して金メッキを施し、先に
形成した貫通孔内に金を充填して導通路4を作製した。
メッキ処理は充填した金が絶縁性フィルム表面から5μ
m突出したときに中断して導通路4に金突起3を形成し
た。形成した金突起3の径は68μmであった。
ストを塗工し、貫通孔底部に露出した銅箔2表面を化学
研磨剤溶液にて半球状に研磨して、そののち銅箔2を陰
極として金メッキ浴中に浸漬して金メッキを施し、先に
形成した貫通孔内に金を充填して導通路4を作製した。
メッキ処理は充填した金が絶縁性フィルム表面から5μ
m突出したときに中断して導通路4に金突起3を形成し
た。形成した金突起3の径は68μmであった。
【0045】次に、金突起3を形成した側の絶縁性フィ
ルム1表面に18μm厚の銅箔2を加熱圧着して図3に
示す本発明の両面基板を得た。
ルム1表面に18μm厚の銅箔2を加熱圧着して図3に
示す本発明の両面基板を得た。
【0046】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は1.4kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
【0047】実施例7 低線膨張性ポリイミド樹脂として3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレン
ジアミン/4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(6
0/40モル比)との重合物(線膨張係数1.7×10
-5cm/cm/℃)を、熱可塑性ポリイミド樹脂として
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水
物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホンとの重合物(ガラス転移温度250℃、350℃
での溶融粘度5×106 ポイズ)を用いて、35μm厚
の銅箔上に熱可塑性ポリイミド樹脂層(20μm厚)、
低線膨張性ポリイミド樹脂層(50μm厚)、熱可塑性
ポリイミド樹脂層(20μm厚)を順次積層して3層構
造の絶縁性フィルムを有する片面基板を用いた以外は、
実施例6と同様にして本発明の両面基板を得た。
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレン
ジアミン/4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(6
0/40モル比)との重合物(線膨張係数1.7×10
-5cm/cm/℃)を、熱可塑性ポリイミド樹脂として
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水
物とビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ス
ルホンとの重合物(ガラス転移温度250℃、350℃
での溶融粘度5×106 ポイズ)を用いて、35μm厚
の銅箔上に熱可塑性ポリイミド樹脂層(20μm厚)、
低線膨張性ポリイミド樹脂層(50μm厚)、熱可塑性
ポリイミド樹脂層(20μm厚)を順次積層して3層構
造の絶縁性フィルムを有する片面基板を用いた以外は、
実施例6と同様にして本発明の両面基板を得た。
【0048】得られた両面基板における銅箔と絶縁性フ
ィルムとの界面での引き剥がし強度は2.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
ィルムとの界面での引き剥がし強度は2.1kg/cm
であった。両面基板に形成された導通路20個はすべて
表裏面に導通接続しており、導通路1個の接続抵抗値は
0.1mΩ以下であった。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明の両面基板は絶縁
性フィルム内の導通路が金属物質の充填によって形成さ
れているので電気抵抗値が小さく、しかも導通路端部に
は金属突起を形成し、この金属突起が両面の導電層内に
埋設接続しているので、導電層と絶縁性フィルムとの界
面での密着性(接着性)に優れ、確実な導通もとれると
いう効果を発揮するものである。
性フィルム内の導通路が金属物質の充填によって形成さ
れているので電気抵抗値が小さく、しかも導通路端部に
は金属突起を形成し、この金属突起が両面の導電層内に
埋設接続しているので、導電層と絶縁性フィルムとの界
面での密着性(接着性)に優れ、確実な導通もとれると
いう効果を発揮するものである。
【図1】 本発明の両面基板の部分拡大断面図である。
【図2】 本発明の両面基板の部分拡大断面図である。
【図3】 本発明の両面基板の部分拡大断面図である。
1 絶縁性フィルム 11 低線膨張性ポリイミド層 12 熱可塑性ポリイミド樹脂 2 導電層 3 金属突起 4 導通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−261193(JP,A) 特開 昭54−152163(JP,A) 特開 平3−104185(JP,A) 実開 昭48−52059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 1/11
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性フィルムとその両面に形成された
導電層からなる両面基板であって、絶縁性フィルムには
厚み方向に独立する貫通孔内に金属物質を充填してなる
導通路が電解メッキにより形成されていると共に、該導
通路の少なくとも片端部には上記導電層内に埋設して接
触し、貫通孔径よりも大きな突起径を有する金属突起が
形成されていることを特徴とする両面基板。 - 【請求項2】 絶縁性フィルムが熱可塑性ポリイミド樹
脂から形成される請求項1記載の両面基板。 - 【請求項3】 絶縁性フィルムが3層以上の構造を有
し、導電層に接する層が熱可塑性ポリイミド樹脂層であ
る請求項1記載の両面基板。 - 【請求項4】 金属突起を埋設する側の導電層が、無電
解メッキ層または無電解メッキ法と電解メッキ法の併用
によって形成されている請求項1記載の両面基板。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10928592A JP2905331B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 両面基板 |
| US07/945,929 US5374469A (en) | 1991-09-19 | 1992-09-17 | Flexible printed substrate |
| EP19920116025 EP0533198A3 (en) | 1991-09-19 | 1992-09-18 | Flexible printed substrate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10928592A JP2905331B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 両面基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05283835A JPH05283835A (ja) | 1993-10-29 |
| JP2905331B2 true JP2905331B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=14506301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10928592A Expired - Fee Related JP2905331B2 (ja) | 1991-09-19 | 1992-04-01 | 両面基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2905331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014045721A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 株式会社村田製作所 | 配線基板、および、配線基板の製造方法 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP10928592A patent/JP2905331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05283835A (ja) | 1993-10-29 |
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