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JP2909323B2 - 光束偏向装置 - Google Patents
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JP2909323B2 - 光束偏向装置 - Google Patents

光束偏向装置

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JP2909323B2
JP2909323B2 JP27484992A JP27484992A JP2909323B2 JP 2909323 B2 JP2909323 B2 JP 2909323B2 JP 27484992 A JP27484992 A JP 27484992A JP 27484992 A JP27484992 A JP 27484992A JP 2909323 B2 JP2909323 B2 JP 2909323B2
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light beam
driving
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宏之 和田
陽一 岩崎
直也 金田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、像ぶれ補正等に用い
られる光束偏向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スチルカメラやビデオカメラ等の
撮影装置の自動化が進み、自動露出や自動焦点調節機構
などを備えたものが広く実用化されており、また、装置
全体の振れに起因する像振れを補正する振れ補正機能を
実現する技術も幾つか実用されている。
【0003】図3は従来の振れ補正を行う光学機器装置
の概略構成を示す図である。
【0004】 図3において、2a,2bは対向する二
枚の透明板であり、これとその外周を封止するフィルム
3とによって密封された空間に高屈折率の液体(不図
示)が満たされており、これらによって可変頂角プリズ
ムが構成される。
【0005】 4a,4bは前記可変頂角プリズムを挟
持する枠体であり、可変頂角プリズムの一部を成す各透
明板2a,2bをピッチ軸5a,ヨー軸5b回りに回動
自在に保持している。6aは前側枠体4aの一端に固着
された偏平形コイルであり、その両面に対向して永久磁
石7a並びに継鉄8a,9aが配置され、これらによっ
て閉じた磁気回路を構成している。11aは枠体4aに
一体的に構成された腕部であり、ここにスリット10a
を有している。12a及び13aは前記スリット10a
を挟んで対向した位置に配置される例えばIRED等の
発光素子及び受光した光束のスポットの位置によって出
力が変化する例えばPSD等の受光素子であり、発光素
12aから発射された光束はスリット10aを透過し
た後に受光素子13aへ照射されるようになっている。
【0006】14a,14bは装置全体のピッチ方向、
ヨー方向の振れ量を検出できるよう該装置の支持部に取
り付けられた振れ検出器である。15は該装置全体の制
御を司るマイクロコンピュータ等の制御回路、16は前
記制御回路15よりの駆動信号にしたがって前記偏平形
コイル6aを駆動するコイル駆動回路、17は偏平形コ
イル6aの作用点であり、空間上の表われない点であ
る。
【0007】なお、図3では省略しているが、ヨー方向
にもそれぞれ偏平形コイル6b、永久磁石7b、継鉄8
b,9b、スリット10b、腕部11b、発光素子12
b、受光素子13bが配置され、ピッチ側の動作と同様
に機能する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 上記従来例におい
て、前記可変頂角プリズムを例えばピッチ方向に駆動す
る為の駆動トルクは、作用点17とピッチ軸5aとの間
隔(距離)と偏平形コイル6a、永久磁石7a、継鉄8
a,9aより形成される磁気回路から発生される駆動力
との積で決定される。そのため、前記駆動トルクを上げ
るためには、前記作用点17とピッチ軸5aの間隔を拡
大するか、もしくは前記構成の磁気回路の駆動力を高め
ることが考えられる。
【0009】 しかしながら、前者は、前記磁気回路部
分のサイズが大きくなると共に、コストアップを招くこ
とになる。また、後者は、偏平形コイル6aに入力する
電流を増やさなければ成らず、磁気回路の消費電力が増
加してしまう。
【0010】(発明の目的) 本発明の目的は、駆動手
の大型化、高コスト化、さらには消費電力の増大化を
招くことなく、光学部材の傾動のための駆動トルクを高
めることのできる光束偏向装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、光学部材を傾動させて光束を偏向する
可変頂角プリズムと、前記光学部材に一体に設けられ、
該光学部材を保持する保持手段と、磁気回路形成手段及
び前記保持手段に固定されるコイルから成り、前記磁気
回路形成手段により形成された磁気回路と前記コイルと
の相互作用にて生じる駆動力によって前記光学部材を傾
動させる駆動手段とを有する光束偏向装置であって、前
記コイルを、前記光学部材の面に沿った方向にあり、前
記光学部材が傾動する際の傾動中心軸から最も離れた前
記保持手段上の位置で、前記保持手段に固定するように
した光束偏向装置とするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0013】 図1は本発明の一実施例における光学機
器装置の要部の機構及び回路構成を示す図であり、この
図において、102a,102bは対向する二枚の透明
板であり、これとその外周を封止するフィルム103と
によって密封された空間に高屈折率の液体(不図示)が
満たされており、これらによって可変頂角プリズムが構
成される。
【0014】104は前記可変頂角プリズムを挟持する
前側枠体であり、可変頂角プリズムの一部を成す各透明
板102a,102bをヨー軸105回りに回動自在に
保持している。106は前側枠体104の一端に固着さ
れた偏平形コイルであり、その両面に対向して永久磁石
(不図示)並びに継鉄108,109が配置され、さら
にこれらを対向配置させるための部材110がこれらと
直角に配置され、上記偏平形コイル106から部材11
0までによって閉じた磁気回路を構成している。111
は偏平形コイル106を保持し、さらに前側枠体104
に動力を伝達する腕部である。
【0015】112は上記磁気回路を駆動するためのコ
イル駆動回路、113は該装置の制御を司るマイクロコ
ンピュータ等の制御回路である。
【0016】次に、上記構成における本装置の動作につ
いて説明する。
【0017】制御回路113からの駆動信号に従ってコ
イル駆動回路112にてコイル駆動量が決定される。そ
して、この駆動量は上記の如き構成より成る磁気回路に
入力され、ここで発生した駆動力は腕部111を介して
前側枠体104に伝達され、該前側枠体104に保持さ
れた可変頂角プリズムはヨー軸105回りに回動するこ
とになる。これにより、前側枠体104の前方から入射
した光は可変頂角プリズムを通過することによりその光
軸が変化せられ、結果として振れ補正がなされることに
なる。
【0018】ここで、本実施例においては、磁気回路は
その運動方向が実質的にヨー軸105の軸方向と交わら
ないような配置にしている。
【0019】図2はこの配置により従来配置よりも高い
トルクが得られることを説明するための図であり、図1
及び図3と同じ部分は同一符号を付してある。
【0020】図2において、114は偏平形コイル10
6の作用点であり、従来例と同様、空間上に表われない
点である。
【0021】ここで、駆動トルクは次式で表される。
【0022】 駆動トルク=ri×Fi
∴i=1,2なお、riはピッチ軸5a或いはヨー軸1
05からの偏平形コイル6a,106の作用点までの距
離、Fiは偏平形コイル6a,106の駆動力である。
【0023】上記式から、本実施例の方式と従来の方式
における偏平形コイル6a,106の駆動力Fiがそれ
ぞれ同一であるとすれば、可変頂角プリズムを駆動する
為の駆動トルクの大きさは距離riに依存することは明
らかである。
【0024】そこで、本実施例では、磁気回路の配置を
ヨー軸105の軸方向と交わらないようにしている為、
図2中の距離r1 をr2 より大きくすることができ、駆
動トルクを高めることができる。
【0025】また、磁気回路を拡大する必要がないた
め、装置のコストアップを招くことがなくなる。
【0026】さらに、駆動トルクを高めることが可能で
あることから、従来通りの駆動トルクを得るために必要
な電力は少なくなる。これにより、本装置に必要な電源
となる電池を小型化することが可能となる。
【0027】なお、図2はヨー方向のみを図示したが、
ピッチ方向も同様な構成となる。
【0028】
【0029】
【0030】(発明と実施例の対応) 以上の実施例に
おいて、透明板102aが本発明の光学部材に、透明板
102a,102b及びフィルム103が可変頂角プリ
ズムに、前側枠体104及び腕部111が保持手段に、
永久磁石、継鉄108,109及び部材110が磁気回
路形成手段に、偏平形コイル106がコイルに、ヨー軸
105が傾動中心軸に、それぞれ相当する。
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、駆動手段の大型化、高コスト化、さらには消費電力
の増大化を招くことなく、光学部材の傾動のための駆動
トルクを高めることのできる光束偏向装置を提供できる
ものである。
【0031】よって、駆動手段の大型化、高コスト化、
さらには消費電力の増大化を招くことなく、光偏向手段
を駆動するための駆動トルクを高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光学機器装置の要部
構成を示す機構図である。
【図2】本実施例の方式と従来方式における可変頂角プ
リズムの駆動トルクについて説明するための図である。
【図3】従来の光を偏向機能を持つ光学機器装置の機構
図である。
【符号の説明】
102a,102b 透明板 103 フィルム 104 前側枠体 105 ヨー軸 106 偏平形コイル 108,109 継鉄 110 部材
フロントページの続き (72)発明者 金田 直也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−20947(JP,A) 特開 昭62−153816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学部材を傾動させて光束を偏向する可
    変頂角プリズムと、前記光学部材に一体に設けられ、該
    光学部材を保持する保持手段と、磁気回路形成手段及び
    前記保持手段に固定されるコイルから成り、前記磁気回
    路形成手段により形成された磁気回路と前記コイルとの
    相互作用にて生じる駆動力によって前記光学部材を傾動
    させる駆動手段とを有する光束偏向装置であって、前記
    コイルを、前記光学部材の面に沿った方向にあり、前記
    光学部材が傾動する際の傾動中心軸から最も離れた前記
    保持手段上の位置で、前記保持手段に固定するようにし
    ことを特徴とする光束偏向装置。
JP27484992A 1992-09-21 1992-09-21 光束偏向装置 Expired - Lifetime JP2909323B2 (ja)

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