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JP2915366B2 - 超音波センサ - Google Patents
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JP2915366B2 - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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JP2915366B2
JP2915366B2 JP8333616A JP33361696A JP2915366B2 JP 2915366 B2 JP2915366 B2 JP 2915366B2 JP 8333616 A JP8333616 A JP 8333616A JP 33361696 A JP33361696 A JP 33361696A JP 2915366 B2 JP2915366 B2 JP 2915366B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の送受信に
より検出対象物までの距離を検出する超音波センサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波レベルセンサ、超音波レベルリレ
ー等の超音波センサは、化学装置等の容器の内部に設置
され、検出対象物となる液面までの距離を検出するのに
用いられることが多い。この場合、容器内部には各種機
器や突起物など種々の障害物が配設されているため、超
音波センサがこれらの障害物を液面として誤検出しない
ように、超音波センサの取付位置には充分な注意を払う
必要がある。しかし、容器内の障害物の配設状況や容器
の使用条件により、センサと液面との間にどうしても障
害物が位置してしまう場合がある。
【0003】このような場合、超音波センサが障害物を
検出してしまうのを避けることができないため、従来か
ら不感知帯を設定することが行われている。この不感知
帯の設定は、センサメーカがユーザの使用環境を事前に
調査し、障害物の上方及び下方に各上下限値を設定し、
この上下限値間を不感知帯領域とすることにより行われ
るのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、障害物
の取付位置が予め分かっている場合は、メーカによる不
感知帯の設定によって超音波センサが障害物を液面とし
て誤検出するのを防止することができる。しかし、容器
内に超音波センサを取り付けた後で障害物の配設状況や
使用条件が変更される場合がある。このような場合は、
不感知帯の設定を再度やり直す必要があるが、不感知帯
の設定は検出対象物の検出機能に対して直接的な影響を
及ぼすものであるため、種々の条件を考慮して行わなけ
ればならず、特に、多重反射による誤検出を避けるため
に慎重に行う必要があった。そのため、不感知帯の設定
は、従来からメーカでなければ行えないようになってお
り、ユーザはその都度容器の使用を中止して不感知帯の
再設定をメーカに依頼しなければならなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ユーザが自ら不感知帯の設定を行うことが可能な
超音波センサを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、検出対象物に向
けて超音波を送波すると共にその反射波を検出し、この
超音波送波時点から反射波検出時点までの時間を測定す
ることにより検出対象物の位置を検出するが、検出対象
領域内に障害物が存在する場合には、この障害物が検出
対象物として誤検出されることを防止するために、所定
の上限値及び下限値間に形成される不感知帯を設定する
ことが可能な超音波センサにおいて、前記反射波検出に
ついての不感知帯の設定を行うための不感知帯設定スイ
ッチと、前記不感知帯設定スイッチにより設定された不
感知帯の領域をも表示する表示器と、前記不感知帯設定
スイッチにより設定された不感知帯の領域中に存在する
障害物からの反射波が検出されないように制御すると共
に、前記上限値又は下限値の2倍の値の位置よりも遠距
離の領域を検出禁止領域として検出動作を制御する検出
動作制御回路と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記検出動作制御回路の制御モードは、検
出距離に応じて区分された低感度モード及び高感度モー
ドを含んでおり、検出動作制御回路は両モードを交互に
切り換えて検出動作を制御するものである、ことを特徴
とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記検出動作制御回路は、雰囲気検
出温度の入力に基づいて設定された不感知帯領域の値を
温度補償するものである、ことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づき説明する。図1は本実施形態に係る超音波レベルセ
ンサの構成を示すブロック図である。この図において、
CPU1内には、この超音波レベルセンサの検出動作の
総合的な制御を行う検出動作制御回路2が設けられてい
る。検出動作制御回路2は不感知帯設定スイッチ3から
の設定信号を入力すると、その設定内容を書換可能不揮
発メモリ4に書き込むと共に、設定内容を表示器5に表
示するようになっている。ここで、不感知帯設定スイッ
チ3及び表示器5としては種々のタイプのものが考えら
れるが、本実施形態では、押しボタン式の不感知帯設定
スイッチ3をユーザが指で押す毎に表示器5の画面に不
感知帯の上限値及び下限値が順次ディジタル表示される
ようなものを想定している。検出動作制御回路2は、ま
た、温度検出器6から雰囲気温度についての検出信号を
入力するようになっており、後述するようにこの温度検
出に基づいて不感知帯の上限値及び下限値の温度補償を
行うようになっている。
【0011】そして、検出動作制御回路2が超音波発射
指令を基準パルス発生回路7に出力すると、基準パルス
発生回路7は基準パルスを発生する。このパルスはパル
ス変調器8を介してセンサ駆動回路9に送られ、センサ
駆動回路9は超音波送受信部10から超音波を検出対象
物である液面に向けて送波する。次いで、液面で反射し
た超音波の反射波は超音波送受信部10で受信されて増
幅回路11に送られる。増幅回路11により増幅された
反射波の信号は検波回路12により復調され、増幅回路
13により再度増幅された後検出動作制御回路2に送ら
れる。
【0012】ところで、検出動作制御回路2は、低感度
モード及び高感度モードの2つの制御モードを有してお
り、超音波のワンショットの送波毎に両モードを切り換
えて超音波による検出制御を行うようになっている。こ
こで、低感度モードとは近距離の検出のためのものであ
り、高感度モードとは遠距離の検出のためのものであ
る。感度切換回路14は、このような低感度モードと高
感度モードとの切換を行うものであり、パルス変調器8
及び増幅回路13を制御して、超音波送波の際のパルス
幅及び超音波受信の際の増幅度を切り換えるようになっ
ている。なお、この低感度モードと高感度モードとを切
り換えながら検出を行う技術については、例えば、特願
平7−155294号において出願人により既に呈示さ
れている。そして、検出動作制御回路2は、検出対象物
の距離検出を行う際に、その検出された距離が不感知帯
設定スイッチ3により設定された不感知帯領域に含まれ
る場合は、不感知帯設定実行回路15を介して検波回路
12を制御し、反射波をカットすることにより不感知帯
領域内の対象物が検出されないようにしている。
【0013】なお、電源回路16は、図1に示した各回
路及び図示を省略した他の回路に電力を供給するための
ものであり、リレー駆動回路17はユーザ側の各種制御
機器を駆動するためのものである。
【0014】図2は、図1における検出動作制御回路2
の主な制御動作を示すフローチャートである。検出動作
制御回路2は、まず、初期設定を行うが(ステップ5
1)、この初期設定において先に書換可能不揮発メモリ
4に書き込んでおいた不感知帯の上限値及び下限を読み
込んでおく。次いで、発射プログラムを実行し(ステッ
プ52)、温度検出器6から雰囲気温度を読み込んで不
感知帯の温度補償を行う(ステップ53)。この不感知
帯の温度補償については図3において後述する。その
後、検出動作制御回路2は、検出対象物からの反射波に
より演算した検出距離が不感知帯領域に含まれる距離で
あるか否かを判別し、この判別に基づき検波回路12が
入力した反射波信号をカットしたり、カットしなかった
りする処理を不感知帯設定実行回路15を介して行う
(ステップ54)。そして、このカットが行われなかっ
た場合は、先に演算した距離を最終的な反射波測定距離
と決定し(ステップ55)、表示器5にその距離を表示
する。このように、最初の超音波パルスが発射され受信
された後、ステップ51に戻って2回目以降の超音波パ
ルスの発射及び受信が繰り返される。
【0015】次に、ステップ53における不感知帯の温
度補償につき図3を参照しつつ説明する。一般に、超音
波の伝播速度は雰囲気温度によって変化し、特に、化学
装置等の容器内では温度変化が大きなために不感知帯の
温度補償を行う必要性が高くなる。本実施形態では、図
4に示すように、予想される温度変化を−20℃〜70
℃とし、各温度について補正係数δ1,δ2,…δ90,δ
91を設定して、これを図示を省略してあるメモリに記憶
させてある。
【0016】検出動作制御回路2は、まず、温度検出器
6からの検出温度を所定周期でサンプリングし(ステッ
プ101)、現在温度を決定する(ステップ102)。
そして、この決定した温度に対応する補正係数を図4か
ら求める(ステップ103)。次いで、この求めた補正
係数を現在設定されている上限値及び下限値にそれぞれ
乗じ(ステップ104,105)、容器内の雰囲気温度
に適合した上限値及び下限値に修正する。このように、
本実施形態では、超音波パルスのワンショット毎に上限
値及び下限値を修正しているので、急激な温度変化が生
じる化学装置等の容器内においても不感知帯領域を常時
適正に設定することができる。
【0017】次に、ステップ55の距離決定における制
御内容について、図5のフローチャートを参照しつつ詳
細に説明する。まず、検出動作制御回路2は、先に検出
対象物からの反射波により演算した検出距離を温度補正
した距離に変換する(ステップ71)。この温度補正
は、図3において説明した不感知帯の温度補正とほぼ同
様の方法で行うことができる。
【0018】そして、今回の距離検出が低感度モードで
行われたものか高感度モードで行われたものかについて
判別を行い(ステップ72)、低感度モードであれば低
感度モード用の補正処理を行い(ステップ73〜7
5)、高感度モードであれば高感度モード用の補正処理
を行う(ステップ76〜78)。
【0019】すなわち、ステップ72で低感度モードと
判別されると、反射波のパルスの立下がり部分が不感知
帯の上限値と一致しているか否かについて判別する(ス
テップ73)。これは、検出距離が不感知帯に属するか
否かは、反射波のパルスの立下がり部分が不感知帯に属
するか否かにより決定されるためである。そして、反射
波のパルスの立下がり部分が不感知帯の上限値と一致し
ていれば、先に検出していた検出距離の補正を行わない
(ステップ74)。これは、この場合の補正はパルス幅
に応じて行うものであるが、パルスの立下がり部分が不
感知帯領域に入り込んでいるために、正確なパルス幅を
検出することができないからである。一方、反射波のパ
ルスの立下がり部分が不感知帯の上限値と一致していな
い場合は、先に検出していた検出距離は不感知帯領域に
は属さず検出可能領域に属しているので、パルス幅に応
じた検出距離の補正を行う(ステップ75)。
【0020】ステップ76〜78もステップ73〜75
と同様に行われるため、その説明は省略する。なお、こ
のステップ73〜78の補正処理は、検出対象物の超音
波振動面における振動遅れに起因して発生する検出距離
の誤差を是正するために行うものであるが、本出願人
は、この補正処理の技術内容については別の出願により
開示を行っている。したがって、ここでは、この補正処
理の内容の詳細については省略することとする。
【0021】次いで、低感度モードの補正処理を終えた
後、得られた検出距離が低感度モードの検出可能領域内
にあるか否かを判別し(ステップ79)、検出可能領域
内にあれば、検出対象物が検出されたものとして処理を
行う(ステップ80)。一方、得られた検出距離が低感
度モードの検出可能領域内になければ、この検出距離は
最終的には採用されず、次回以降の低感度モード又は高
感度モードでの検出動作に委ねられることになる。
【0022】また、高感度モードの補正処理を終えた
後、得られた検出距離が高感度モードの検出可能領域内
にあるか否かを判別し(ステップ81)、検出可能領域
内になければ、さらに、低感度モードの検出可能領域内
にも検出物体が存在しないかどうかを判別する(ステッ
プ82)。そして、低感度モードの検出可能領域内にも
検出物体が存在しなければ、検出対象物は検出されなか
ったものとして処理を行い(ステップ83)、低感度モ
ードの検出可能領域内に検出物体が存在していれば、今
回は高感度モードでの検出であるため、この検出距離は
最終的には採用されず、次回以降の低感度モードでの検
出動作に委ねられることになる。
【0023】ステップ81において、得られた検出距離
が高感度モードの検出可能領域内にあると判別した場合
は、さらに、低感度モードの検出可能領域内にも検出物
体が存在しているか否かを判別する(ステップ84)。
低感度モードの検出可能領域内にも検出物体が存在して
いれば、低感度モードでの検出動作を優先させ、今回は
この検出距離を採用せず、次回以降の低感度モードで検
出された距離を採用するようにする。一方、低感度モー
ドの検出可能領域内にも検出物体が存在していなけれ
ば、検出対象物が検出されたものとして処理を行う(ス
テップ80)。なお、上記の例では、ステップ81での
判別がYESの場合にはステップ84を介在させて低感
度モードの検出動作を優先させるようにしているが、こ
のステップ84を省略することも可能である。
【0024】次に、本実施形態に係る超音波レベルセン
サの不感知帯処理を図6の説明図及び図7のフローチャ
ートを参照しつつ具体的に説明する。本実施形態に係る
超音波レベルセンサは、低感度モードでは40〜300
cm、高感度モードでは80〜300cmの検出可能領
域を有するものとする。このように、高感度モードの方
が検出可能領域が狭いために、この80cmの位置を基
準とした不感知帯の位置に応じて、検出動作制御回路2
は不感知帯処理を行う必要がある。図6(a)は上限値
及び下限値の双方が80cmより短い場合(上限値:5
0cm,下限値:70cm)、図6(b)は上限値及び
下限値の双方が80cmより長い場合(上限値:110
cm,下限値:140cm)、図6(c)は上限値が8
0cmより短く下限値が80cmより長い場合(上限
値:60cm,下限値:100cm)をそれぞれ示して
いる。なお、本実施形態では、距離の短い方つまりセン
サに近い側を上限値とし、距離の長い方を下限値として
いる。検出距離の値を基準にして考えれば、本来は、距
離の短い方を下限値とし、距離の長い方を上限値と呼ぶ
べきであるが、本実施形態ではレベルセンサを対象とし
ているため、検出液面の上下の位置関係を基準にして考
え、敢えて距離の短い方を上限値として説明する。
【0025】そして、本実施形態では、不感知帯が設定
された場合、検出可能領域を最大で2×上限値までの距
離に設定してある。これは超音波の多重反射が発生した
場合を考慮したものである。つまり、例えば、障害物が
60cmの位置に配設されており、これに超音波が2回
反射したと仮定すると、センサはこの場合の障害物の位
置を120cmとして検出してしまい、実際には不感知
帯領域内に配設され検出されないはずの障害物が検出さ
れてしまうことになる。このような事態を防止するため
に、本実施形態では2×上限値を検出可能領域の最大値
としてある。
【0026】まず、図6(a)のように不感知帯が設定
されている場合から順に説明する。検出動作制御回路2
は、今回の超音波を発射した制御モードが低感度モード
か高感度モードかを判別し(ステップ1)、低感度モー
ドであれば反射波により演算された距離が40cmより
短いか否かを判別する(ステップ2)。40cmより短
い場合には、この距離は検出禁止領域に属しているた
め、この反射波をカットする(ステップ3)。
【0027】ステップ2で距離が40cmより長いと判
別した場合、次に、距離が上限値(50cm)より短い
か否かを判別する(ステップ4)。上限値より短い場合
には、この距離は検出可能領域に属しているため、この
反射波をそのまま測定する(ステップ5)。ステップ4
で距離が上限値より長いと判別した場合、さらに、この
距離が下限値(70cm)より短いか否かを判別する
(ステップ6)。下限値より短い場合、この距離は不感
知帯領域に属しているため、この反射波をカットする
(ステップ7)。
【0028】ステップ6で距離が下限値より長いと判別
した場合、次に、距離が2×上限値(100cm)より
短いか否かを判別する(ステップ8)。2×上限値より
短い場合、この距離は検出可能領域に属しているため、
この反射波をそのまま測定し(ステップ5)、また、2
×上限値より長い場合はこの領域は多重反射を考慮した
検出禁止領域に属しているため、この反射波をカットす
る(ステップ7)。
【0029】ステップ1で今回の制御モードが高感度モ
ードであると判別した場合、検出動作制御回路2は不感
知帯領域の下限値が80cmより短いか否かにつき判別
する(ステップ9)。いまの場合は下限値が70cmで
あるため、当然80cmより短いと判別するが、この場
合は更に演算された距離が80cmより短いか否かを判
別し(ステップ10)、短い場合にはこの距離は高感度
モードにおける検出禁止領域に属しているので反射波を
カットする(ステップ11)。
【0030】また、ステップ10で距離が80cmより
長いと判別した場合、さらに、この距離が2×上限値よ
り短いか否かを判別する(ステップ12)。2×上限値
より短い場合、この距離は検出可能領域に属しているた
め、この反射波をそのまま測定し(ステップ13)、2
×上限値より長い場合にはこの領域は検出禁止領域に属
しているため、この反射波をカットする(ステップ1
1)。
【0031】次に、図6(b)のように不感知帯が設定
されている場合につき説明する。この場合、ステップ1
〜8までは図6(a)の場合と同様であり、下限値が1
40cmに設定されているため、ステップ9において判
別がNOとなる。次いで、検出動作制御回路2は更に上
限値が80cmより長いか否かを判別するが(ステップ
14)、いまの場合、上限値は110cmに設定されて
いるのでこの判別はYESとなる。
【0032】そして、演算された距離が80cmより短
いか否かを判別し(ステップ15)、短い場合、この領
域は検出禁止領域に属しているため反射波をカットする
(ステップ11)。距離が80cmより長いと判別した
場合、更にこの距離が上限値(110cm)より短いか
否かを判別する(ステップ16)。距離が上限値よりも
短ければ、この距離は検出可能領域に属するためそのま
ま反射波を測定する(ステップ13)。距離が上限値よ
り長い場合は更に下限値より短いか否かを判別し(ステ
ップ17)、短い場合はこの距離は不感知帯領域に属し
ているので、この反射波をカットする(ステップ1
1)。
【0033】ステップ17で距離が下限値(140c
m)より長いと判別した場合は、更に2×上限値(22
0cm)より短いか否かを判別する(ステップ18)。
2×上限値よりも短ければ、この距離は検出可能領域に
属しているのでそのまま反射波を測定し(ステップ1
3)、また、2×上限値よりも長ければ、この距離は検
出禁止領域に属しているので反射波をカットする(ステ
ップ11)。
【0034】次に、図6(c)のように不感知帯が設定
されている場合につき説明する。この場合、ステップ1
〜9までは図6(b)の場合と同様であり、上限値が6
0cmに設定されているため、ステップ14における判
別がNOとなる。次いで、検出動作制御回路2は、演算
した距離が下限値(100cm)よりも短ければ、この
距離は不感知帯領域又は検出禁止領域のどちらかには必
ず属していることになるため、反射波をカットする(ス
テップ20)。
【0035】ステップ19で距離が下限値より長いと判
別した場合、更にこの距離が2×上限値(120cm)
よりも短いか否かを判別する(ステップ21)。2×上
限値よりも短ければ、この距離は検出可能領域に属して
いるので、そのまま反射波を測定し(ステップ22)、
2×上限値よりも長ければ、この距離は検出禁止領域に
属しているので、反射波をカットする(ステップ2
0)。
【0036】上述した超音波レベルセンサによれば、表
示器5にディジタル表示された数値を見ながら不感知帯
設定スイッチ3を操作するだけで不感知帯の設定を簡単
に行うことができる。したがって、ユーザは、従来セン
サメーカに頼っていた、障害物配設状況変更後における
不感知帯の再設定を、自らの手で容易に行うことができ
る。
【0037】なお、上記実施形態の説明における不感知
帯の上限値及び下限値、検出可能領域についての数値等
は、もちろん、説明の便宜上用いたものであり、これら
の数値は種々変更可能なものであることは言うまでもな
い。また、超音波センサの例として超音波レベルセンサ
を取り上げ、検出対象物が化学装置等の容器内の液面で
ある場合につき説明したが、検出対象物についても液面
に限定されることなく種々の物を考えることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
は、多重反射による誤検出を心配せずに、簡単な操作に
より自らの手で不感知帯を設定することができるように
なる。したがって、センサ取付後の障害物の配設状況の
変更に対して容易且つ迅速に対処することが可能にな
る。
【0039】また、本発明のセンサにおける検出動作制
御回路には、不感知帯の設定にかかわらず低感度モード
及び高感度モード間の切換制御を維持する機能、不感知
帯の温度補償を行う機能等を付加することができるの
で、より正確な検出動作を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波レベルセンサの
構成を示すブロック図。
【図2】図1における検出動作制御回路2の主な制御動
作を説明するためのフローチャート。
【図3】図2における不感知帯の温度補償を説明するた
めのフローチャート。
【図4】不感知帯の雰囲気温度と不感知帯の補正係数と
の関係を示す図表。
【図5】図2における距離決定の制御動作を説明するた
めのフローチャート。
【図6】本発明の実施形態における不感知帯の設定領域
を示した説明図。
【図7】本発明の実施形態における不感知帯処理を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】 1 CPU 2 検出動作制御回路 3 不感知帯設定スイッチ 4 書換可能不揮発メモリ 5 表示器 6 温度検出器 7 基準パルス発生回路 8 パルス変調器 9 センサ駆動回路 10 超音波送受信部 11 増幅回路 12 検波回路 13 増幅回路 14 感度切換回路 15 不感知帯設定実行回路 16 電源回路 17 リレー駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照 井 越 雄 東京都文京区湯島4丁目1番18号 株式 会社関電工内 (72)発明者 石 井 晴 夫 東京都港区西新橋3丁目20番4号 東京 電設サービス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−124482(JP,A) 特開 平5−11048(JP,A) 実開 昭63−168876(JP,U) 実開 昭63−168877(JP,U) 実開 昭59−149071(JP,U) 実開 平1−75889(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出対象物に向けて超音波を送波すると共
    にその反射波を検出し、この超音波送波時点から反射波
    検出時点までの時間を測定することにより検出対象物の
    位置を検出するが、検出対象領域内に障害物が存在する
    場合には、この障害物が検出対象物として誤検出される
    ことを防止するために、所定の上限値及び下限値間に形
    成される不感知帯を設定することが可能な超音波センサ
    において、 前記反射波検出についての不感知帯の設定を行うための
    不感知帯設定スイッチと、 前記不感知帯設定スイッチにより設定された不感知帯の
    領域をも表示する表示器と、 前記不感知帯設定スイッチにより設定された不感知帯の
    領域中に存在する障害物からの反射波が検出されないよ
    うに制御すると共に、前記上限値又は下限値の2倍の値
    の位置よりも遠距離の領域を検出禁止領域として検出動
    作を制御する検出動作制御回路と、 を備えたことを特徴とする超音波センサ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の超音波センサにおいて、 前記検出動作制御回路の制御モードは、検出距離に応じ
    て区分された低感度モード及び高感度モードを含んでお
    り、検出動作制御回路は両モードを交互に切り換えて検
    出動作を制御するものである、 ことを特徴とする超音波センサ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の超音波センサにおい
    て、 前記検出動作制御回路は、雰囲気検出温度の入力に基づ
    いて設定された不感知帯領域の値を温度補償するもので
    ある、 ことを特徴とする超音波センサ。
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