JP2917174B2 - 地下壁 - Google Patents
地下壁Info
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- JP2917174B2 JP2917174B2 JP24726890A JP24726890A JP2917174B2 JP 2917174 B2 JP2917174 B2 JP 2917174B2 JP 24726890 A JP24726890 A JP 24726890A JP 24726890 A JP24726890 A JP 24726890A JP 2917174 B2 JP2917174 B2 JP 2917174B2
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は地下水をせき止める目的の地下壁に関する。
〈従来の技術〉 地下水を農工業用水或は飲料用水に利用する方法とし
て、地中の不透水層に達する深さに止水壁を構築し、こ
の止水壁で地下水をせき止めして貯水する方法が提案さ
れている。
て、地中の不透水層に達する深さに止水壁を構築し、こ
の止水壁で地下水をせき止めして貯水する方法が提案さ
れている。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の地下水の貯水技術にはつぎのような問
題点がある。
題点がある。
〈イ〉 止水壁が地下水の透過を確実に阻止するため、
止水壁の下流側の井戸が渇れたり下流側の地下水の水位
が極端に低下して周辺の自然環境を破壊するおそれがあ
る。
止水壁の下流側の井戸が渇れたり下流側の地下水の水位
が極端に低下して周辺の自然環境を破壊するおそれがあ
る。
〈ロ〉 上流より汚染物質が流れ込んだ場合、汚染物質
の除去が難しい。
の除去が難しい。
〈ハ〉 汚泥などの汚染物質は水より比重が重たいため
に貯留水の下部に停滞して蓄積される。
に貯留水の下部に停滞して蓄積される。
汚染物質の蓄積量に比例して貯留水の水質低下が進行
する。
する。
そのため、汚染物質の濃度が許容値を越えると貯留水
の利用が制限される。
の利用が制限される。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の問題点を解決するために成されたもの
で、その目的とするところはつぎのような地中壁を提供
することにある。
で、その目的とするところはつぎのような地中壁を提供
することにある。
〈イ〉 下流側の自然環境を保全できる、地下壁。
〈ロ〉 汚染物質の堆積を回避できる、地下壁。
〈ハ〉 貯留水の良好な水質を維持できる、地下壁。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は地中の不透水層に到達する深さに構
築して地下水をせき止める地下壁において、地下壁を透
水性の材料で構成することを特徴とする。
築して地下水をせき止める地下壁において、地下壁を透
水性の材料で構成することを特徴とする。
さらに本発明は、部分的に透水性を与えて地下壁を構
成することを特徴とする。
成することを特徴とする。
さらに本発明は地下壁の透水性を変化させて構成する
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
〈本発明の説明〉 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
〈イ〉地下壁の構造 第1図に本発明に係る地下壁1の横断面を示す。同図
において地下水は図面右側から左側へ向って流れている 図中2は不透水層、3は透水層、4は汚染物質であ
る。
において地下水は図面右側から左側へ向って流れている 図中2は不透水層、3は透水層、4は汚染物質であ
る。
従来の壁体が止水性を付与していたのに対して、本発
明では地下壁1に透水性を持たせた。
明では地下壁1に透水性を持たせた。
〈ロ〉透水性の付与手段 本実施例では、地下壁1の全面に均等な透水性を付与
する場合について説明する。
する場合について説明する。
地下壁1に透水性を付与するには、地下壁1を例え
ば、透水係数の大きいアスファルトやコンクリートを使
用したり、或は透水性のフィルターで構成する。
ば、透水係数の大きいアスファルトやコンクリートを使
用したり、或は透水性のフィルターで構成する。
また地下壁1に付与する透水係数については、透水層
3の透水係数や地下水の流量や汚染物質4の発生状態等
の諸条件を考慮して、前記材料や配合比を選択して設定
する。
3の透水係数や地下水の流量や汚染物質4の発生状態等
の諸条件を考慮して、前記材料や配合比を選択して設定
する。
要は地下壁1に透水層3と比較して相対的に透水係数
が小さく、しかも地下水と汚染物質4を透過できる透水
性が付与してあればよい。
が小さく、しかも地下水と汚染物質4を透過できる透水
性が付与してあればよい。
尚、地下壁1の構築方法は従来と同様である。
〈作用〉 つぎに地下壁1の作用について説明する。
〈イ〉地下水の流れについて 第1図に見るように、地下壁1の下部が不透水層2に
到着して構築されている。
到着して構築されている。
そのため、下流へ向けて流れる地下水は地下壁1でせ
き止められ、地下壁1の上流側に貯留水5として水位を
増していく。
き止められ、地下壁1の上流側に貯留水5として水位を
増していく。
地下壁1が透水性を有するから、地下壁1に接する貯
留水5の接触面積に応じた量の水が地下壁1に浸透して
透過する。
留水5の接触面積に応じた量の水が地下壁1に浸透して
透過する。
地下壁1を透過した貯留水5は再び地下水6となって
下流側へ流れていく。
下流側へ流れていく。
〈ロ〉汚染物質について 汚染物質4は貯留水5と共に地下壁1を透過して下流
側に流され、貯留水5の下部に停滞し難い。
側に流され、貯留水5の下部に停滞し難い。
〈その他の実施例1〉 以上は地下壁1の全面に透水性を持たせる場合につい
て説明したが、部分的に透水性を与えてもよい。
て説明したが、部分的に透水性を与えてもよい。
第2図は上下方向に向けて間欠的に透水性を付与した
地下壁1を示し、第3図は横方向に向けて間欠的に透水
性を付与した地下壁1を示す。
地下壁1を示し、第3図は横方向に向けて間欠的に透水
性を付与した地下壁1を示す。
図中1aは透水部材、1bは止水部材である。
またこれらの透水部材1aと止水部材1bの組み合わせは
積層構造に限定されるものではない。
積層構造に限定されるものではない。
〈その他の実施例2〉 以上は地下壁1に均一な透水性を付与する場合につい
て説明したが、透水性を変化させてもよい。
て説明したが、透水性を変化させてもよい。
例えば第1図に示す地下壁1の場合には、地下壁1の
最上部を基準にして下位にいくほど透水係数を大きく設
定したり、或はその逆に設定する。
最上部を基準にして下位にいくほど透水係数を大きく設
定したり、或はその逆に設定する。
地下壁1の下部の透水係数を上部より大きく設定した
場合は、汚泥物質4の透過を促進できる。
場合は、汚泥物質4の透過を促進できる。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次の効果が得ら
れる。
れる。
〈イ〉 地下壁が透水性を有するから、地下壁の下流側
に一定量の水を浸透できる。
に一定量の水を浸透できる。
そのため地下壁の下流側の井戸が渇れたり地下水位が
極端に低下する現象を回避でき、下流側の自然環境を保
全できる。
極端に低下する現象を回避でき、下流側の自然環境を保
全できる。
〈ロ〉 汚染物質も水と一緒に地下壁を透過して汚染物
質の堆積を回避できる。
質の堆積を回避できる。
そのため、貯留水が汚染され難い。
〈ハ〉 貯留水が停滞せずに常時地下壁を浸透するた
め、良好な水質を維持できる。
め、良好な水質を維持できる。
〈ニ〉 在来工法で施工できるため、特別な工法を必要
としない。
としない。
〈ホ〉 地下壁の下部の透水係数を他と比べて大きく設
定すると、汚染物質を効率的に排除でき、貯留水の高品
質化に役立つ。
定すると、汚染物質を効率的に排除でき、貯留水の高品
質化に役立つ。
〈ヘ〉 透水係数を変化させることで、貯留する水質に
応じて好適な地下壁が得られる。
応じて好適な地下壁が得られる。
第1図:本発明に係る地下壁の縦断面図 第2、3図:部分的に透水性を与えた地下壁の部分断面
図
図
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 19/12,19/18 E02D 31/02
Claims (3)
- 【請求項1】地中の不透水層に到達する深さに構築して
地下水をせき止める地下壁において、 地下壁を透水性の材料で構成することを特徴とする、 地下壁。 - 【請求項2】請求項(1)の地下壁において、部分的に
透水性を与えて構成することを特徴とする、地下壁。 - 【請求項3】請求項(1)および(2)の地下壁におい
て、透水性を変化させて構成することを特徴とする、地
下壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726890A JP2917174B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 地下壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726890A JP2917174B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 地下壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128425A JPH04128425A (ja) | 1992-04-28 |
| JP2917174B2 true JP2917174B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=17160947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24726890A Expired - Fee Related JP2917174B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 地下壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2917174B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3261415B2 (ja) * | 1992-05-20 | 2002-03-04 | 大成建設株式会社 | 汚染地下水の浄化方法 |
| JP5226624B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2013-07-03 | 日本基礎技術株式会社 | 土壌汚染浄化ゾーン工法、土壌汚染浄化ゾーン及び土壌汚染浄化方法 |
| CN114232663B (zh) * | 2022-01-12 | 2022-10-28 | 中国海洋大学 | 防治海水入侵和陆源污染的变渗透地下帷幕及其施工方法 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24726890A patent/JP2917174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04128425A (ja) | 1992-04-28 |
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