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JP2929293B2 - クリップ回路 - Google Patents
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JP2929293B2 - クリップ回路 - Google Patents

クリップ回路

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JP2929293B2
JP2929293B2 JP1070655A JP7065589A JP2929293B2 JP 2929293 B2 JP2929293 B2 JP 2929293B2 JP 1070655 A JP1070655 A JP 1070655A JP 7065589 A JP7065589 A JP 7065589A JP 2929293 B2 JP2929293 B2 JP 2929293B2
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聡 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クリップ回路、さらにはRFモジュレータの
変調入力回路に適用して有効な技術に関するもので、例
えばビデオ信号のホワイトクリップ回路に利用して有効
な技術に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来のクリップ回路の構成例を示す。
同図において、1はカラービデオ信号源、2はクラン
プ回路と一緒に構成されたホワイトクリップ回路、3は
RFモジュレータ、4はRF信号(高周波キャリア信号)発
振器である。
ホワイトレベルクリップ回路2は、npn型バイポーラ
トランジスタトランジスタQ1,Q2,Q5,Q6およびpnpバイポ
ーラQ3,Q4などを用いて、電圧クランプ回路と一緒に構
成されている。
信号源1からの入力信号Vinは、Q1によってその下限
レベルを一定のクランプ電圧VB1に抑えられた後、Q2に
よるエミッタフォロワ回路を経て、pnpバイポーラトラ
ンジスタQ3のベースに入力される。pnpバイポーラトラ
ンジスタQ3は、同じnpn型バイポーラトランジスタQ4と
共に、エミッタ結合型のバイポーラ差動回路を構成す
る。Q4のベースには、クリップレベルを定める電圧VB2
がQ6およびQ5を介して入力される。これにより、入力信
号Vinは、その上限レベルが一定のクリップレベルVB2に
揃えられる。このようにして所定のクリップレベルVB2
とクランプ電圧VB1をもたされた信号がRFモジュレータ
3に変調入力信号として与えられるようになっている。
RFモジュレータ3は、高周波キャリア信号発振器4から
与えられるキャリアを上記変調入力信号で変調すること
により、RFビデオ信号Routを出力する。
なお、上述したホワイトクリップ回路に関しては、例
えば株式会社オーム社発行「半導体回路マニュアル」P2
13〜215、昭和50年11月20日発行などに記載されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した技術には、次のような問題の
あることが本発明者らによってあきらかとされた。
すなわち、従来のこの種のクリップ回路は、バイポー
ラ差動回路を構成するトランジスタの素子特性そのもの
を直接利用してクリップ動作を行なう構成であったた
め、そのトランジスタの素子特性の非直線性の影響がク
リップ特性に直接現われてしまう。この結果、第5図
(A)に実線で示すように、クリップレベル付近にて直
線性が劣化してしまう、という問題があった。このよう
なクリップ特性のビデオ信号をRFビデオ信号に変調した
場合には、そのビデオ信号の微分利得が低下して画像の
解像度が悪くなるといった弊害が生じる。
また、高周波特性の劣るpnp型のバイポーラトランジ
スタQ5,Q6を用いて構成されていたため、例えば第5図
(B)に示すように、高い周波数領域の部分ではクリッ
プ動作を確実に行なわせることができない、という問題
があった。このようなクリップ特性のビデオ信号をRFビ
デオ信号に変調(負変調)した場合には、いわゆる過変
調が部分的に生じて、音声キャリアの途切れによる音質
劣化等が生じる。
本発明の目的は、例えばビデオ信号のホワイトクリッ
プ回路などにおいて、クリップレベル付近での直線性お
よび高周波特性を改善する、という技術を提供すること
にある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴
については、本明細書の記述および添附図面から明らか
になるであろう。
[課題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概
要を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、レベルで動作する切換回路によって、入力
信号から所定レベル以上の信号部分を取り出し、この取
り出した部分信号によって上記入力信号を減算操作する
ことにより、所定レベル以下のレベルクリップされた信
号を得る、というものである。
[作用] 上記した手段によれば、入出力間の直線性とくにクリ
ップレベル付近での直線性が素子特性の非直線性に依存
しないですむようになり、また、使用する素子の種類の
制限が緩和され、例えば高周波動作に有利なnpn型バイ
ポーラトランジスタを使ってクリップ動作を行なわせる
ことができる。
これにより、例えばビデオ信号のホワイトクリップ回
路などにおいて、クリップレベル付近での直線性および
高周波特性を改善する、という目的が達成される。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例を参照しながら説明す
る。
なお、図において、同一符号は同一あるいは相当部分
を示す。
第1図は本発明によるクリップ回路の一実施例を示し
たものであって、1はビデオ信号源、2はクリップ回路
とともに構成されたクリップ回路、3はRFモジュレー
タ、4は高周波キャリア発振器、Vccは電源電位であ
る。
クリップ回路2の主要部は、入力信号Vinの中の所定
レベル以上の部分だけを伝達して出力する切換回路21
と、上記入力信号Vinから上記切換回路21の出力Vni′を
減算する差動回路22、上記切換回路21の切換動作を速め
る帰還回路23などによって構成される。
切換回路21はnpn型バイポーラトランジスタQ7,Q8の差
動回路によって構成され、この差動回路の一方の差動入
力(Q7側)に抵抗R1でレベルシフトされた入力信号Vin
が与えられ、その他方の差動入力(Q8側)に所定の直流
レベルVB2が与えられる。そして、第2図の(A)と
(B)に示すように、入力信号Vinのレベルが上記直流
レベルVB2を越える区間だけ、上記入力信号Vinを伝達し
て出力する。Vin′はその伝達出力を示す。
差動回路22は、RFモジュレータ3内のnpn型バイポー
ラトランジスタQ31,Q32を用いて構成され、上記入力信
号Vinから上記切換回路21の出力Vin′を減算操作する。
この減算操作により、入力信号Vinは、そのレベルが上
記直流レベルVB2を越える部分の波形が相殺される。こ
れにより、入力信号Vinは、第2図の(C)に示すよう
に、上記直流レベルVB2でレベルクリップされたのと実
質的に同じ波形に整形される。このようにしてレベルク
リップされた信号がRFモジュレータ3の変調入力信号と
なる。
帰還回路23は、npn型バイポーラトランジスタQ9,Q10
を用いた差動回路によって構成され、上記入力信号Vin
が上記直流レベルVB2以上になったときに上記切換回路2
1の他方の差動入力(Q8側)を低レベル(基準電位)側
に引き下げる。これにより、上記切換回路21の切換動作
に一種の正帰還がかかって、入力信号Vinが上記直流レ
ベルVB2に達したときの上記切換回路21の切換動作を一
層速めることができる。
以上のようにして、入力信号Vinを所定のレベルVB2で
クリップした信号をRFモジュレータ3に変調入力信号と
して与えることができる。
ここで、上述したクリップ回路では、クリップ動作を
差動回路の減算操作によって行なわせることにより、素
子特性への依存を排除してある。また、減算操作によっ
てクリップ動作を行なわせる構成であるため、使用する
素子の極性や種類の制限が緩和されて、高速動作に有利
なnpn型のバイポーラトランジスタだけで構成すること
もできるようになっている。
これにより、例えばビデオ信号のホワイトクリップ回
路などにおいて、第3図(A)および(B)に示すよう
に、クリップレベル付近での直線性および高周波特性を
改善することができるようになっている。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明した、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
例えば、使用する素子はMOSあるいはMOSトランジスタ
であってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発
明をその背景となった利用分野であるビデオ信号のRFモ
ジュレータに適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、例えば音声信号あるいはデジ
タル信号のクリップ回路にも適用できる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりであ
る。
すなわち、例えばビデオ信号のホワイトクリップ回路
などにおいて、クリップレベル付近での直線性および高
周波特性を改善することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるクリップ回路を示す
図、 第2図は上記回路の要部における動作を説明するための
波形図、 第3図(A),(B)は上記回路によって得られる動作
特性を示す図、 第4図は従来のクリップ回路の構成を示す図、 第5図(A),(B)は従来のクリップ回路の動作特性
を示す図である。 1……入力信号源、2……クリップ回路、3……RFモジ
ュレータ、4……キャリア発振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 聡 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 日立マイクロコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 豆田 順一 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所高崎工場内 (56)参考文献 特開 昭51−130117(JP,A) 特開 昭59−97213(JP,A) 特開 昭54−181850(JP,A) 特開 昭61−125220(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03G 11/00 H04N 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の中の所定レベル以上の部分を伝
    達する切換回路と、 上記入力信号から上記切換回路の伝達出力を減算する減
    算回路とを有し、 上記切換回路は、一方の差動入力に上記入力信号が与え
    られ、他方の差動入力に上記所定レベルが与えられる第
    1のnpnバイポーラ差動対トランジスタを含む第1の差
    動回路によって構成され、 上記減算回路は、一方の差動入力に上記入力信号が与え
    られ、他方の差動入力に上記切換回路の上記伝達出力が
    与えられる第2のnpnバイポーラ差動対トランジスタを
    含む第2の差動回路によって構成され、 一方の差動入力に上記入力信号が与えられ、他方の差動
    入力に上記所定レベルが与えられ、上記入力信号が上記
    所定レベル以上になるときに上記切換回路を構成する上
    記第1の差動回路の上記他方の差動入力に与えられる電
    位を低レベル側に引き下げる如く作用する第3のnpnバ
    イポーラ差動対トランジスタを含む第3の差動回路から
    なる帰還回路をさらに備えてなり、 上記帰還回路は、上記入力信号が上記所定レベル以上に
    なるとき、上記切換回路を構成する上記第1のnpnバイ
    ポーラ差動対トランジスタを含む上記第1の差動回路の
    切換動作を一層速めるように動作して、上記減算回路の
    上記第2の差動回路の出力によりクリップレベル付近で
    の直線性および周波数特性の改善されたレベルクリップ
    出力を得ることを特徴とするクリップ回路。
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JPS5819860Y2 (ja) * 1978-06-13 1983-04-23 日本ビクター株式会社 リミツタ回路
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JPH0628388B2 (ja) * 1984-11-22 1994-04-13 株式会社日立マイコンシステム 映像信号ホワイトクリップ回路

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