JP2933430B2 - 流体配給源間の配給流量分担制御装置 - Google Patents
流体配給源間の配給流量分担制御装置Info
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Description
ンプ場、浄水場等の2つの流体配給源から、同一の流体
需要源へ流体を配給する配給システムにおいて、特に2
つの流体配給源間の配給流量の片寄りによる配給システ
ムの障害の発生を防止し得るようにした流体配給源間の
配給流量分担制御装置に関するものである。
水管網に対して配水を行なう場合には、熟練したオペレ
ータが2つの配水場の配水流量実績値を監視し、過去の
経験と現在の状況とから判断して、適切な容量の配水ポ
ンプを選択し、または配水場の起動/停止を行ない、2
つの配水場の配水する配水流量がバランスよく分担され
て、配水管網内の配水圧力の極端な変動が起こらないよ
うに、2つの配水場の運転を行なっている。
転された結果の一例を示す図である。ここで、図6の
(a)は、一方の配水場の配水流量目標値を示してい
る。また、図6の(b)は、他方の配水場の配水流量目
標値を示している。
網に対して配水された配水流量の合計である需要実績値
を示している。また、図7の(b)は、一方の配水場の
配水流量実績値を示している。さらに、図8は、他方の
配水場の配水流量実績値を示している。
ているが、図7の(b)によれば、一方の配水場は運転
しており、配水流量の分担にアンバランスが生じてい
る。この時、配水管網内においては、配水圧力の変動が
生じており、配水管の破裂、赤水の発生等の給水傷害が
発生している可能性がある。
の負荷の片寄りによって、配水ポンプの起動停止回数が
増し、効率的な運転が妨げられることになる。そこで、
このような場合には、図7の(b)の時刻8において、
一方の配水場は配水流量を下げて運転し、図8の時刻8
において、他方の配水場の運転が継続されるように、配
水流量を適当に分担するような運転を行なうべきであ
る。
的の一つであることから、オペレータによる個人差や需
要パターンの変化によっても、2つの配水場間の配水流
量の分担を適切に維持し、配水システムに障害の発生し
ないような運転を継続する必要がある。
いては、オペレータの個人差や需要パターンの変化によ
って、2つの配水場間の配水流量に片寄り(アンバラン
ス)が生じ、配水システムに障害が発生する可能性があ
る。
運転方法においては、オペレータの個人差や需要パター
ンの変化によって、2つの配水場間の配水流量に片寄り
が生じ、配水システムに障害が発生するという問題があ
った。
要パターンの変化によらずに安定した運転を行ない、2
つの流体配給源間の配給流量の片寄りによる配給システ
ムの障害の発生を防止することが可能な極めて信頼性の
高い流体配給源間の配給流量分担制御装置を提供するこ
とにある。
めに、配給ポンプを備えた2つの流体配給源から同一の
流体需要源へ流体を配給する配給システムにおける配給
流量の分担を制御する配給流量分担制御装置において、
給流量の需要予測値と、前記各流体配給源の能力に応じ
た配給流量の分担比率を表すあらかじめ設定された分担
比とに基づいて、前記需要予測値を前記分担比となるよ
うに前記各流体配給源の配給すべき分担計画値を決定す
る配給分担計画手段と、前記配給分担計画手段により決
定された各流体配給源の分担計画値に基づいて、前記一
方の流体配給源の配給流量実績値が予め設定されたポン
プ起動流量を超えたときに他方の流体配給源の分担計画
値を増加させるように補正し、前記一方の流体配給源の
配給流量実績値が予め設定されたポンプ停止流量を下回
るときに前記他方の流体配給源の分担計画値を減少させ
るように補正して、前記各流体配給源の配給すべき配給
流量目標値を決定する分担計画補正手段と、前記分担計
画補正手段により決定された各流体配給源の配給流量目
標値に基づいて前記各流体配給源の配給ポンプを制御
し、当該配給流量目標値にあった流体量を前記流体需要
源に対して供給する配給ポンプ制御手段とを備えて構成
している。
流体配給源間の配給流量分担制御装置において、配給流
量の変動に関係の深い要素の予報値に基づいて、流体需
要源に対して供給すべき配給流量の需要予測値を予測す
る需要予測手段を付加して構成している。
一方の流体配給源の配給流量実績値がポンプ起動流量と
ポンプ停止流量との間にある場合には、各分担計画値を
各流体配給源の配給すべき配給流量目標値として決定
し、また一方の流体配給源の配給流量実績値がポンプ起
動流量とポンプ停止流量との間から逸脱している場合に
は、一方の流体配給源の配給流量実績値がポンプ起動流
量を超えれば、他方の流体配給源の配給ポンプ1台の配
給できる流量を1制御周期前の流体配給源の配給流量目
標値に加えた値を現制御周期の他方の流体配給源の配給
流量目標値として決定し、一方の流体配給源の配給流量
実績値がポンプ停止流量を下回れば、他方の流体配給源
の配水ポンプ1台の配給できる流量を1制御周期前の他
方の流体配給源の配給流量目標値から減じた値を現制御
周期の他方の流体配給源の配給流量目標値として決定す
るようにしている。
装置においては、一方の流体配給源の配給流量実績値に
応じて他方の流体配給源の分担計画値を補正し、各流体
配給源の配給流量目標値を決定することにより、一方の
流体配給源と他方の流体配給源とから配給される分担割
合は、各流体配給源の配給流量実績値が各流体配給源の
分担計画値と異なった場合においても、どちらかの流体
配給源に片寄るようなことがなくなり、一方の流体配給
源と他方の流体配給源との良好な運転を実現することが
できる。
ターンの変化によらずに安定した運転を行ない、2つの
流体配給源間の配給流量の片寄りによる配給システムの
障害の発生を防止することが可能となる。
して詳細に説明する。図1は、本発明による配水場間の
配水流量分担制御装置を上水道配水システムに適用した
場合の全体構成例を示すブロック図である。
および1台の送水ポンプP2を備えた2つの流体配給源
であるA,B配水場1,2と、この各配水場1,2に接
続された同一の流体需要源である配水管網3とにより、
上水道配水システムが構成されている。そして、配水場
間の配水流量分担制御装置4により、上記上水道配水シ
ステムにおけるA配水場1とB配水場2の配水ポンプP
1のそれぞれに対し、制御周期毎に配水流量の目標値を
与えてA配水場1とB配水場2の配水ポンプP1を運転
し、配水管網3に対して同時に配水を行なうようになっ
ている。
は、需要予測部41と、配水分担計画部42と、分担計
画補正部43と、A配水場配水ポンプ制御部44と、B
配水場配水ポンプ制御部45とから構成している。
右する気象データ(天候,降水確率等)の予報値5に基
づいて、配水管網3に対して配水すべき配水流量の需要
予測値6を予測するものである。
41により予測された配水流量の需要予測値6と、各配
水場1,2の能力に応じた配水流量の分担比率を表わす
分担比7とに基づいて、需要予測値6を分担比7となる
ように、各配水場1,2の配水すべきA配水場分担計画
値8とB配水場分担計画値9とを決定するものである。
計画部42により決定されたA配水場分担計画値8とB
配水場分担計画値9と、一方の配水場1(または2)の
一制御周期前の配水流量実績値10(または11)に応
じて他方の配水場2(または1)の分担計画値9(また
は8)を補正するためのポンプ起動流量12とポンプ停
止流量13とに基づいて、各配水場1,2の配水すべき
(A配水場)配水流量目標値14と(B配水場)配水流
量目標値15とを決定するものである。
分担計画補正部43により決定されたA配水場1の配水
流量目標値14に基づいて、制御周期毎にA配水場1の
配水ポンプP1を制御し、当該配水流量目標値14にあ
った流体量を配水管網3に対して供給するものである。
分担計画補正部43により決定されたB配水場2の配水
流量目標値15に基づいて、制御周期毎にB配水場2の
配水ポンプP1を制御し、当該配水流量目標値15にあ
った流体量を配水管網3に対して供給するものである。
1の一制御周期前のA配水場配水流量実績値10がポン
プ起動流量12を超えていたら、現在運転しようとして
いる制御周期のB配水場配水流量目標値15が、一制御
周期前のB配水場2の配水ポンプ運転台数に1台追加起
動した場合の配水できる流量となるように設定されるも
のである。
の一制御周期前のA配水場配水流量実積値10がポンプ
停止流量13を下回っていたら、現在運転しようとして
いる制御周期のB配水場配水流量目標値15が、一制御
周期前のB配水場2の配水ポンプ運転台数から1台停止
した場合の配水できる流量となるように設定されるもの
である。次に、以上のように構成した本実施例の配水場
間の配水流量分担制御装置4の作用について説明する。
は、配水流量を左右する天候,降水確率等の気象データ
の予報値5に基づいて、配水管網3に対して配水しなけ
ればならない配水流量の需要予測値6が予測される。
部41で予測された需要予測値6と、あらかじめ設定さ
れた分担比7とを用いて、A配水場分担計画値8とB配
水場分担計画値9とが決定される。この場合、分担比7
は、A配水場分担計画値8の合計とB配水場分担計画値
9の合計との比率として設定され、取水源等の各配水場
1,2の設備の容量比率に応じて設定される。
配水流量実績値10がポンプ起動流量12を超えて、A
配水場1に配水分担割合が片寄るようであれば、B配水
場2の配水ポンプP1を1台追加起動し、B配水場分担
計画値9とA配水場分担計画値8を補正し、B配水場配
位流量目標値15とA配水場配水流量目標値14とが決
定される。
配水流量実績値10がポンプ停止流量13を下回って、
B配水場2に配水分担割合が片寄るようであれば、B配
水場2の配水ポンプP1を1台停止し、B配水場分担計
画値9とA配水場分担値8を補正し、B配水場配水流量
目標値15とA配水場配水流量目標値14とが決定され
る。
配水流量実績値10がポンプ起動流量12とポンプ停止
流量13との間にあれば、一制御周期前の配水ポンプの
運転を継続するために、一制御周期前の配水ポンプの台
数で配水できる流量が、A配水場配水流量目標値14と
B配水場配水流量目標値15として決定される。
配水流量実績値10がポンプ起動流量12とポンプ停止
流量13との間にあれば、A配水場配水分担計画値8と
B配水場分担計画値9が、そのままA配水場配水流量目
標値14とB配水場配水流量目標値15として決定され
る。
3における制御周期毎のA配水場配水流量目標値14と
B配水場配水流量目標値15の決定方法の一例を示すフ
ローチャート図である。図2および図3において、ま
ず、ステップST1では、現在の制御周期のA配水場分
担計画値とB配水場分担計画値が読み込まれる。
A配水場配水流量実績値10がポンプ起動流量12を超
えていたら、ステップST3へ移行する。ステップST
3では、一制御周期前のB配水場2のポンプ運転台数に
1台追加起動した場合の配水できる流量が、B配水場配
水流量目標値15とされる。
A配水場配水流量実績値10がポンプ起動流量12を超
えていなければ、ステップST4へ移行する。ステップ
ST4では、一制御周期前のA配水場配水流量実績値1
0がポンプ停止流量13を下回っていたら、ステップS
T5へ移行する。ステップST5では、一制御周期前の
B配水場2のポンプ運転台数から1台停止した場合の配
水できる流量が、B配水場配水流量目標値15とされ
る。
A配水場配水流量実績値10がポンプ停止流量13を下
回っていなければ、ステップST6へ移行する。ステッ
プST6では、一制御周期前のA配水場配水流量実績値
10がポンプ起動流量12とポンプ停止流量13との間
にあれば、ステップST7へ移行する。ステップST7
では、一制御周期前のB配水場2のポンプ運転台数と同
じ台数とした場合の配水できる流量が、B配水場配水流
量目標値15とされる。
A配水場配水流量実績値10がポンプ起動流量12とポ
ンプ停止流量13との間になければ、ステップST8へ
移行する。ステップST8では、現在の制御周期まで
に、ステップST2またはステップST4の処理におい
てB配水場配水流量目標値15が計算されていなけれ
ば、ステップST9へ移行する。ステップST9では、
B配水場分担計画値9がそのままB配水場配水流量目標
値15とされる。
までに、ステップST2またはステップST4の処理に
おいてB配水場配水流量目標値15が計算されていれ
ば、ステップST10へ移行する。ステップST10で
は、需要予測値6からB配水場配水流量目標値15を差
し引いたものが、A配水場配水流量目標値14とされ
る。
水場配水実績値10がポンプ起動流量12を超えて、A
配水場7に配水分担割合が片寄るようであれば、B配水
場2の配水ポンプを1台追加起動し、B配水場分担計画
値9とA配水場分担計画値8を補正し、B配水場配水流
量目標値15とA配水場配水流量目標値14とが決定さ
れる。
配水流量実績値10がポンプ停止流量13を下回って、
B配水場8に配水分担割合が片寄るようであれば、B配
水場8の配水ポンプを1台停止し、Bは配水場分担計画
値9とA配水場分担計画値8を補正し、B配水場配水流
量目標値15とA配水場配水流量目標値14とが決定さ
れる。
場配水流量実績値10がポンプ起動流量12とポンプ停
止流量13との間にあれば、一制御周期前の配水ポンプ
の運転を継続するために、一制御周期前の配水ポンプの
台数で配水できる流量がA配水場水流量目標値14とB
配水場配水流量目標値15として決定される。
配水流量実績値10がポンプ起動流量12とポンプ停止
流量13の間にあれば、A配水場配水分担計画値8とB
配水場分担計画値9が、そのままA配水場配水流量目標
値14とB配水場配水流量目標値15として決定され
る。
は、上記分担計画補正部43で決定されたA配水場配水
流量目標値14を使用して、A配水場1の配水ポンプP
1が制御される。また、これと同時に、B配水場配水ポ
ンプ制御部45では、分担計画補正部43で決定さたB
配水場配水流量目標値15を使用してB配水場2の配水
ポンプP1が制御される。
0の値に応じてA配水場配水流量目標値14とB配水場
配水流量目標値15とが決定されることによって、A配
水場1とB配水場2から配水される分担割合は、各配水
場1,2の配水流量実績値10,11が各配水場1,2
の分担計画値8,9と異なった場合においても、どちら
かの配水場に片寄るようなことがなくなり、A配水場1
とB配水場2の良好な運転が実現できる。
れたA配水場配水流量目標値14とB配水場配水流量目
標値15が、全制御周期にわたってA配水場分担計画値
8とB配水場分担計画値9と同じになれば、配水分担計
画部42で設定された分担比7に近い配水分担割合とな
る。
り予測された需要予測値6と、あらかじめ設定された分
担比とに基づいて、配水分担計画部42が各配水場1,
2の配水すべき各配水場分担計値8,9を決定し、需要
実績値が需要予測値6と異なった場合に、分担計画補正
部43が各配水場配水流量目標値14,15を決定する
場合の具体的な例について説明する。需要予測値6に対
して、需要実績値がそれぞれ2制御周期早くなった場
合、2制御周期遅くなった場合について実施した場合の
例を述べる。この時の、分担比7、ポンプ起動流量1
2、ポンプ停止流量13は、それぞれ1.3、2000
[m3 /h]、500[m3 /h]と設定した。
(a)に示すように予測され、B配水場分担計画値8を
計画した。図4の(b)は、需要実績値が2制御周期早
くなった場合の結果である。また、図4の(c)は、需
要実績値が2制御周期遅くなった場合の結果である。
果をそれぞれ示している。また、本例では、図1のB配
水場2は、夜間に需要が少量である場合には、配水ポン
プP1を全台停止してA配水場1のみで運転するように
なっている。
配水流量実績値10がポンプ起動流量12を超えたの
で、図4(a)のB配水場分担計画値9よりも2制御周
期早く、B配水場2の配水ポンプP1が起動されてい
る。また、図4の(b)では、需要実績値に対してB配
水場配水流量目標値15が示されているが、A配水場配
水流量目標値14は、需要実績値からB配水場配水流量
目標値15を差し引いた値となる。
配水場配水流量実績値10がポンプ起動流量12を超え
たので、図4の(a)のB配水場分担計画値9よりも2
制御周期遅く、B配水場2の配水ポンプP1が起動され
ている。また、図4の(c)では、需要実績値に対して
B配水場配水流量目標値15が示されているが、A配水
場配水流量目標値14は、需要実績値からB配水場配水
流量目標値15を差し引いた値となる。
ように、需要実績値と需要予測値6とが異なる場合に
も、A配水場配水流量実績値10の値に応じてB配水場
分担計画値9が補正され、B配水場配水流量目標値15
を用いて各配水場1,2を運転することによって、配水
分担割合に片寄りのないようにすることができる。
プP1の起動タイミングと停止タイミナグとを表わすポ
ンプ起動流量12とポンプ停止流量13とを使用して、
需要実績値と需要予測値6との違いに応じて各配水場分
担計画値8,9が補正され、各配水場1,2の運転を行
なうことによって、需要実績値と需要予測値6との間に
時刻のずれがあった場合においても、配水分担の片寄り
が発生しないように配水場1,2を制御することができ
る。
配水ポンプP1を備えた2つの配水場1,2から同一の
配水管網3へ浄水を配水する上水道配水システムにおけ
る配水流量の分担を制御する配水流量分担制御装置を、
配水流量を左右する気象データ(天候,降水確率等)の
予報値5に基づいて、配水管網3に対して配水すべき配
水流量の需要予測値6を予測する需要予測部41と、需
要予測部41により予測された配水流量の需要予測値6
と、各配水場1,2の能力に応じた配水流量の分担比率
を表わす分担比7とに基づいて、需要予測値6を分担比
7となるように、各配水場1,2の配水すべきA配水場
分担計画値8とB配水場分担計画値9とを決定する配水
分担計画部42と、配水分担計画部42により決定され
たA配水場分担計画値8とB配水場分担計画値9と、一
方の配水場1(または2)の一制御周期前の配水流量実
績値10(または11)に応じて他方の配水場2(また
は1)の分担計画値9(または8)を補正するためのポ
ンプ起動流量12とポンプ停止流量13とに基づいて、
各配水場1,2の配水すべき(A配水場)配水流量目標
値14と(B配水場)配水流量目標値15とを決定する
分担計画補正部43と、分担計画補正部43により決定
されたA配水場1の配水流量目標値14に基づいて、制
御周期毎にA配水場1の配水ポンプP1を制御し、当該
配水流量目標値14にあった流体量を配水管網3に対し
て供給するA配水場配水ポンプ制御部44と、分担計画
補正部43により決定されたB配水場2の配水流量目標
値15に基づいて、制御周期毎にB配水場2の配水ポン
プP1を制御し、当該配水流量目標値15にあった流体
量を配水管網3に対して供給するB配水場配水ポンプ制
御部45とから構成したものである。
量実績値10または11に応じて、他方の配水場2また
は1の分担計画値9または8を補正して配水ポンプP1
の起動停止を行なうため、各配水場配水流量実績値1
0,11が各配水場分担計画値8,9と異なった場合に
おいても、各配水場1,2から配水管網3に対して配水
される分担割合は、どちらかの配水場に片寄るようなこ
とがなくなり、各配水場1,2の良好な運転を実現する
ことが可能となる。
ターンの変化によらずに安定した運転を行ない、従来の
ように各配水場分担計画値8,9をそのまま使用して各
配水場1,2を運転した場合に予想される、2つの配水
場間の配水流量の片寄りによる上水道配水システムの障
害の発生を確実に防止することができる。尚、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、次のようにして
も同様に実施できるものである。
運転結果の一例を示す図である。このような場合に、図
4の(a)に示すような需要予測値6が予測されても、
需要実績値に応じた配水分担割合によって、各配水場
1,2を安定に運転することが可能である。
右する気象データ(天候,降水確率等)の予報値5に基
づいて、配水管網3に対して配水すべき配水流量の需要
予測値6を予測する需要予測部41は、本発明に必ずし
も必要不可欠なものではなく、配水流量の需要予測値が
あらかじめ分かっているような場合には、需要予測部4
1を省略することが可能である。
ンプP1を備えた2つの配水場から同一の配水管網へ浄
水を配水する上水道配水システムに本発明を適用した場
合について説明したが、水に限らず、例えばガス等の他
の流体に対しても、すなわち配給ポンプを備えた2つの
流体配給源から同一の流体需要源へ流体を配給するよう
な全ての配給システムについて、本発明を同様に適用す
ることが可能であることは言うまでもない。
給ポンプを備えた2つの流体配給源から流体需要源へ流
体を配給する配給システムにおける配給流量の分担を制
御する配給流量分担制御装置において、前記配給流量の
需要予測値と、前記各流体配給源の能力に応じた配給流
量の分担比率を表すあらかじめ設定された分担比とに基
づいて、前記需要予測値を前記分担比となるように前記
各流体配給源の配給すべき分担計画値を決定する配給分
担計画手段と、前記配給分担計画手段により決定された
各流体配給源の分担計画値に基づいて、前記一方の流体
配給源の配給流量実績値が予め設定されたポンプ起動流
量を超えたときに他方の流体配給源の分担計画値を増加
させるように補正し、前記一方の流体配給源の配給流量
実績値が予め設定されたポンプ停止流量を下回るときに
前記他方の流体配給源の分担計画値を減少させるように
補正して、前記各流体配給源の配給すべき配給流量目標
値を決定する分担計画補正手段と、前記分担計画補正手
段により決定された各流体配給源の配給流量目標値に基
づいて前記各流体配給源の配給ポンプを制御し、当該配
給流量目標値にあった流体量を前記流体需要源に対して
供給する配給ポンプ制御手段と、必要に応じて、配給流
量の変動に関係の深い要素の予報値に基づいて、流体需
要源に対して供給すべき配給流量の需要予測値を予測す
る需要予測手段とを備えて構成するようにしたので、オ
ペレータの個人差や需要パターンの変化によらずに安定
した運転を行ない、2つの流体配給源間の配給流量の片
寄りによる配給システムの障害の発生を防止することが
可能な極めて信頼性の高い流体配給源間の配給流量分担
制御装置が提供できる。
を上水道配水システムに適用した場合の一実施例を示す
全体構成図。
説明するためのフロー図。
説明するためのフロー図。
を説明するための図。
ラフを示す図。
す図。
す図。
す図。
流量分担制御装置、41…需要予測部、42…配水分担
計画部、43…分担計画補正部、44…A配水場配水ポ
ンプ制御部、45…B配水場配水ポンプ制御部、5…予
報値、6…需要予測値、7…分担比、8…A配水場分担
計画値、9…B配水場分担計画値、10…A配水場配水
流量実績値、11…B配水場配水流量実績値、12…ポ
ンプ起動流量、13…ポンプ停止流量、14…A配水場
配水流量目標値、15…B配水場配水流量目標値、P1
…配水ポンプ、P2…送水ポンプ。
Claims (3)
- 【請求項1】 配給ポンプを備えた2つの流体配給源か
ら流体需要源へ流体を配給する配給システムにおける配
給流量の分担を制御する配給流量分担制御装置におい
て、 前記配給流量の需要予測値と、前記各流体配給源の能力
に応じた配給流量の分担比率を表すあらかじめ設定され
た分担比とに基づいて、前記需要予測値を前記分担比と
なるように前記各流体配給源の配給すべき分担計画値を
決定する配給分担計画手段と、 前記配給分担計画手段により決定された各流体配給源の
分担計画値に基づいて、前記一方の流体配給源の配給流
量実績値が予め設定されたポンプ起動流量を超えたとき
に他方の流体配給源の分担計画値を増加させるように補
正し、前記一方の流体配給源の配給流量実績値が予め設
定されたポンプ停止流量を下回るときに前記他方の流体
配給源の分担計画値を減少させるように補正して、前記
各流体配給源の配給すべき配給流量目標値を決定する分
担計画補正手段と、 前記分担計画補正手段により決定された各流体配給源の
配給流量目標値に基づいて前記各流体配給源の配給ポン
プを制御し、当該配給流量目標値にあった流体量を前記
流体需要源に対して供給する配給ポンプ制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする流体配給源間の配給流量
分担制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の流体配給源間の配給流
量分担制御装置において、配給流量の変動に関係の深い
要素の予報値に基づいて、前記流体需要源に対して供給
すべき配給流量の需要予測値を予測する需要予測手段を
付加して成ることを特徴とする流体配給源間の配給流量
分担制御装置。 - 【請求項3】 前記分担計画補正手段としては、前記一
方の流体配給源の配給流量実績値がポンプ起動流量とポ
ンプ停止流量との間にある場合には、前記各分担計画値
を各流体配給源の配給すべき配給流量目標値として決定
し、また前記一方の流体配給源の配給流量実績値がポン
プ起動流量とポンプ停止流量との間から逸脱している場
合には、前記一方の流体配給源の配給流量実績値がポン
プ起動流量を超えれば、前記他方の流体配給源の配給ポ
ンプ1台の配給できる流量を1制御周期前の他方の流体
配給源の配給流量目標値に加えた値を現制御周期の他方
の流体配給源の配給流量目標値として決定し、前記一方
の流体配給源の配給流量実績値がポンプ停止流量を下回
れば、前記他方の流体配給源の配水ポンプ1台の配給で
きる流量を1制御周期前の他方の流体配給源の配給流量
目標値から減じた値を現制御周期の他方の流体配給源の
配給流量目標値として決定するようにしたことを特徴と
する請求項1または2に記載の流体配給源間の配給流量
分担制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29262791A JP2933430B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 流体配給源間の配給流量分担制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29262791A JP2933430B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 流体配給源間の配給流量分担制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133345A JPH05133345A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2933430B2 true JP2933430B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17784251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29262791A Expired - Lifetime JP2933430B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 流体配給源間の配給流量分担制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2933430B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP29262791A patent/JP2933430B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05133345A (ja) | 1993-05-28 |
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