JP2936331B2 - 固体電解質燃料電池用支持管 - Google Patents
固体電解質燃料電池用支持管Info
- Publication number
- JP2936331B2 JP2936331B2 JP1167425A JP16742589A JP2936331B2 JP 2936331 B2 JP2936331 B2 JP 2936331B2 JP 1167425 A JP1167425 A JP 1167425A JP 16742589 A JP16742589 A JP 16742589A JP 2936331 B2 JP2936331 B2 JP 2936331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support tube
- fuel cell
- solid electrolyte
- calcia
- sintered body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1231—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte with both reactants being gaseous or vaporised
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1213—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material
- H01M8/1226—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material characterised by the supporting layer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体電解質燃料電池用支持管として用いられ
るカルシア安定化ジルコニア質焼結体に関するものであ
る。
るカルシア安定化ジルコニア質焼結体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来より電力供給源として石炭、石油、天然ガス等を
用いる火力発電とともに該燃料を用いる原子力発電等が
あるが、いずれも前記石炭、石油、天然ガス等の燃料を
燃焼させるか、該燃料を核分裂させて熱エネルギーに変
え、機械エネルギーを経由して電気エネルギーに変換し
ており、前記熱エネルギーから電気エネルギーに変換す
る際の熱効率は40%程度がほぼ限界とされている。ま
た、前記電力供給源は大気汚染物質の排出、騒音の発
生、大量の冷却水が必要であること等の環境上の問題が
あり、立地に対する制約も極めて多いという課題を有し
ている。
用いる火力発電とともに該燃料を用いる原子力発電等が
あるが、いずれも前記石炭、石油、天然ガス等の燃料を
燃焼させるか、該燃料を核分裂させて熱エネルギーに変
え、機械エネルギーを経由して電気エネルギーに変換し
ており、前記熱エネルギーから電気エネルギーに変換す
る際の熱効率は40%程度がほぼ限界とされている。ま
た、前記電力供給源は大気汚染物質の排出、騒音の発
生、大量の冷却水が必要であること等の環境上の問題が
あり、立地に対する制約も極めて多いという課題を有し
ている。
そこで、前記従来の電気供給源としての火力発電や原
子力発電等の課題を解決せんとして機械エネルギーを経
由することなく熱エネルギーを直接電気エネルギーに変
換する、所謂直接発電方式、例えばMHD発電(Magneto−
Hydro−Dynamic Generation),EFD発電(Electro−Flui
d−Dynamic Generation),熱電発電あるいは熱電子発
電等が提案されているが、現在のところ、その熱効率は
10〜205程度と低く、実用性に乏しい。
子力発電等の課題を解決せんとして機械エネルギーを経
由することなく熱エネルギーを直接電気エネルギーに変
換する、所謂直接発電方式、例えばMHD発電(Magneto−
Hydro−Dynamic Generation),EFD発電(Electro−Flui
d−Dynamic Generation),熱電発電あるいは熱電子発
電等が提案されているが、現在のところ、その熱効率は
10〜205程度と低く、実用性に乏しい。
更に、前記熱エネルギーをも経由せず、燃料の化学エ
ネルギーを直接電気エネルギーに変換する高効率の発電
方式として、例えば起電反応の源となる物質、つまり還
元剤と酸化剤とを連続的に供給し、これらが反応すると
き放出するエネルギーを直接電力の形式で取り出す燃料
電池による発電が提案されている。
ネルギーを直接電気エネルギーに変換する高効率の発電
方式として、例えば起電反応の源となる物質、つまり還
元剤と酸化剤とを連続的に供給し、これらが反応すると
き放出するエネルギーを直接電力の形式で取り出す燃料
電池による発電が提案されている。
前記燃料電池としては、低温型燃料電池と高温型燃料
電池がある。
電池がある。
低温型燃料電池としては、例えばリン酸溶液からなる
酸性電解液を電解質とし、酸化剤として空気を使用する
ことができ、石炭、石油、天然ガス等の化石燃料からの
改質水素を燃料とする酸性電解液燃料電池がある。しか
しながら、300℃程度以下で作動する前記低温型燃料電
池では高価な白金触媒を使用して電池反応を促進しなけ
れば高い電圧下では高い電流密度が得られず、また燃料
として最終的に水素に変成したものでなければならない
という制約があった。
酸性電解液を電解質とし、酸化剤として空気を使用する
ことができ、石炭、石油、天然ガス等の化石燃料からの
改質水素を燃料とする酸性電解液燃料電池がある。しか
しながら、300℃程度以下で作動する前記低温型燃料電
池では高価な白金触媒を使用して電池反応を促進しなけ
れば高い電圧下では高い電流密度が得られず、また燃料
として最終的に水素に変成したものでなければならない
という制約があった。
また、高温型燃料電池としてはアルカリ炭素塩の溶融
液を電解質とし、酸化剤として空気を使用し、改質水素
の他に石油ガス、天然ガス、メタノール等を燃料とし、
約600℃程度の温度で作動する溶融塩電解質燃料電気等
がある。しかし乍ら、前記溶融塩電解質燃料電池は高温
により前記電解質の経時的変化から該電解質の劣化が起
こり、該電池の反応速度が低下したり、更には腐蝕が発
生するという課題を有していた。
液を電解質とし、酸化剤として空気を使用し、改質水素
の他に石油ガス、天然ガス、メタノール等を燃料とし、
約600℃程度の温度で作動する溶融塩電解質燃料電気等
がある。しかし乍ら、前記溶融塩電解質燃料電池は高温
により前記電解質の経時的変化から該電解質の劣化が起
こり、該電池の反応速度が低下したり、更には腐蝕が発
生するという課題を有していた。
このような課題を解決するために、酸化物固溶体から
成る固体電解質を介し、空気を酸化剤として300℃程度
の低温では作動し難い石炭の他に、改質水素、一酸化水
素、炭化水素等も燃料として使用可能であり、約1000℃
の高温で作動させることにより良好な電池の効率と電極
面での高い電流密度が得られる高温型固体電解質燃料電
池が提案されている。
成る固体電解質を介し、空気を酸化剤として300℃程度
の低温では作動し難い石炭の他に、改質水素、一酸化水
素、炭化水素等も燃料として使用可能であり、約1000℃
の高温で作動させることにより良好な電池の効率と電極
面での高い電流密度が得られる高温型固体電解質燃料電
池が提案されている。
そこで、高温型固体電解質燃料電池についてその一例
を示す第1図を参照して説明する。
を示す第1図を参照して説明する。
支持管1はカルシアで安定化した安定化ジルコニアか
ら成り、耐熱性とともに適度の気体を通し、隔壁機能が
最大限に生かされる開気孔率40%程度の多孔質から成
る。支持管1の外表面は、電極及び固体電解質が形成さ
れている。すなわち前記支持管1の外表面上に例えばカ
ルシウムをドープしたランタンとマンガンの複合酸化物
(LaMnO3)から成る陽極2と、多孔性のカルシア安定化
ジルコニアから成る固体電解質3及び酸化ニッケルと安
定化ジルコニアの混合物から成る陰極4が順次積層され
た構造をなしており、更に該陰極4の切り欠き部4aには
単位電池を直列に接続するためのインタコネクタ5が形
成されている。前記支持管1の内側には空気6を、電池
の外側には燃料7をそれぞれ供給し、これらが支持管
1、陽極2及び陰極4、固体電解質3を介して反応する
時のエネルギーを直接電力の形式で取り出すものであ
る。
ら成り、耐熱性とともに適度の気体を通し、隔壁機能が
最大限に生かされる開気孔率40%程度の多孔質から成
る。支持管1の外表面は、電極及び固体電解質が形成さ
れている。すなわち前記支持管1の外表面上に例えばカ
ルシウムをドープしたランタンとマンガンの複合酸化物
(LaMnO3)から成る陽極2と、多孔性のカルシア安定化
ジルコニアから成る固体電解質3及び酸化ニッケルと安
定化ジルコニアの混合物から成る陰極4が順次積層され
た構造をなしており、更に該陰極4の切り欠き部4aには
単位電池を直列に接続するためのインタコネクタ5が形
成されている。前記支持管1の内側には空気6を、電池
の外側には燃料7をそれぞれ供給し、これらが支持管
1、陽極2及び陰極4、固体電解質3を介して反応する
時のエネルギーを直接電力の形式で取り出すものであ
る。
前記燃料電池は基本単位の電池の出力が10W前後と低
いため、商用発電を実現するためには前記基本単位の電
池を大量に直列に連結することによって高出力化をはか
る必要がある。ところが、前記カルシア安定化ジルコニ
ア質焼結体よりなる支持管1は、該支持管1の外表面に
電極2,4及び固体電解質3を形成する際の高温加熱によ
るわずかな変形によって、前記電池を大量に連結するこ
とが困難となったり、また、常時1000〜1200℃の高温状
態での作動中に前記支持管1が変形を起こし、該支持管
1より電極2,4及び固体電解質3が剥離または脱落した
り、ひいては支持管1自体の破損を招き、燃料電池の破
壊に至るという問題点があった。
いため、商用発電を実現するためには前記基本単位の電
池を大量に直列に連結することによって高出力化をはか
る必要がある。ところが、前記カルシア安定化ジルコニ
ア質焼結体よりなる支持管1は、該支持管1の外表面に
電極2,4及び固体電解質3を形成する際の高温加熱によ
るわずかな変形によって、前記電池を大量に連結するこ
とが困難となったり、また、常時1000〜1200℃の高温状
態での作動中に前記支持管1が変形を起こし、該支持管
1より電極2,4及び固体電解質3が剥離または脱落した
り、ひいては支持管1自体の破損を招き、燃料電池の破
壊に至るという問題点があった。
そこで、従来から、カルシア安定化ジルコニア質焼結
体におけるジルコニア粉末から混入されるSiO2,Al2O3,F
e2O3等の不可避不純物か焼結体中の粒界に於いて低融点
のガラス質相を形成することから、この不純物を低減さ
せることによって焼結体の化学的、機械的安定性を保つ
ことが行われていた。
体におけるジルコニア粉末から混入されるSiO2,Al2O3,F
e2O3等の不可避不純物か焼結体中の粒界に於いて低融点
のガラス質相を形成することから、この不純物を低減さ
せることによって焼結体の化学的、機械的安定性を保つ
ことが行われていた。
しかしながら、これらの不純物の低減はそれ自体限界
があるとともに効果としても不十分であり実用的ではな
かった。
があるとともに効果としても不十分であり実用的ではな
かった。
また、本出願人はカルシア安定化ジルコニア質焼結体
における不純物中のマグネシア量を低減させることによ
って、焼結体の熱変形量を低減させられることをすでに
提案した(特開昭64−33853号公報参照)。しかし、こ
れでも1400℃で熱処理した後の単位長さあたりの変形率
は1.25%程度であり、固体電解質燃料電池用支持管に要
求される、変形率0.25%以下のレベルに達していなかっ
た。
における不純物中のマグネシア量を低減させることによ
って、焼結体の熱変形量を低減させられることをすでに
提案した(特開昭64−33853号公報参照)。しかし、こ
れでも1400℃で熱処理した後の単位長さあたりの変形率
は1.25%程度であり、固体電解質燃料電池用支持管に要
求される、変形率0.25%以下のレベルに達していなかっ
た。
本発明は上記課題を解決することを主たる目的とする
もので、具体的には多孔性の支持管の熱変形を軽減し、
該支持管の外表面に形成された電極や固体電解質の剥離
や脱落が皆無で、燃料電池としての機能に支障を来すこ
とのない、耐熱性に優れた固体電解質燃料電池用支持管
を提供することを目的とするものである。
もので、具体的には多孔性の支持管の熱変形を軽減し、
該支持管の外表面に形成された電極や固体電解質の剥離
や脱落が皆無で、燃料電池としての機能に支障を来すこ
とのない、耐熱性に優れた固体電解質燃料電池用支持管
を提供することを目的とするものである。
本発明は、多孔質カルシア安定化ジルコニア質焼結体
よりなる固定電解質燃料電池用支持管において、前記カ
ルシア安定化ジルコニア質焼結体中のマグネシア及びア
ルミナの量を全添加物量に対しそれぞれ2.5重量%以
下、5.0重量%以下としたものである。
よりなる固定電解質燃料電池用支持管において、前記カ
ルシア安定化ジルコニア質焼結体中のマグネシア及びア
ルミナの量を全添加物量に対しそれぞれ2.5重量%以
下、5.0重量%以下としたものである。
本発明においてカルシア安定化ジルコニア質焼結体中
のマグネシアおよびアルミナの量はICP発光分光分析法
により求めた。また、X線マイクロアナライザーによる
分析の結果から、これらマグネシア、アルミナは通常結
晶粒界に編析して低融点のガラス質相の主成分をなして
おり、該ガラス質相が粒界のすべりを起こして変形に至
ると考えられる。よって、本発明はマグネシア、アルミ
ナを優先的に低減することにより、ガラス質相粒界すべ
りを起こすことによる支持管の変形を防止しようとする
ものである。
のマグネシアおよびアルミナの量はICP発光分光分析法
により求めた。また、X線マイクロアナライザーによる
分析の結果から、これらマグネシア、アルミナは通常結
晶粒界に編析して低融点のガラス質相の主成分をなして
おり、該ガラス質相が粒界のすべりを起こして変形に至
ると考えられる。よって、本発明はマグネシア、アルミ
ナを優先的に低減することにより、ガラス質相粒界すべ
りを起こすことによる支持管の変形を防止しようとする
ものである。
また、本発明において、マグネシア及びアルミナの全
添加物に対する割合をそれどれ2.5重量%以下、5.0重量
%以下としたのは、前記支持管の外表面に電極および固
体電解質を密着形成したり、直列に連結して大出力の燃
料電池を構成する上で要求される単位長さ当たりの変形
率が0.25%以下の範囲内とするためである。
添加物に対する割合をそれどれ2.5重量%以下、5.0重量
%以下としたのは、前記支持管の外表面に電極および固
体電解質を密着形成したり、直列に連結して大出力の燃
料電池を構成する上で要求される単位長さ当たりの変形
率が0.25%以下の範囲内とするためである。
なお、ここでの全添加物とは、焼結助剤などの添加剤
の他に原料粉末としてのカルシア粉末、ジルコニア粉末
中の不純物、及び製造工程中に混入する不純物も含むも
のであり、焼結体の主成分であるカルシアおよびジルコ
ニアを除く他の成分の全量を意味する。また、焼結体中
の全添加物量は10重量%以下であることが望ましいが、
少なすぎると焼結性が悪くなることから、全添加物量は
8重量%程度のものが最も優れていた。
の他に原料粉末としてのカルシア粉末、ジルコニア粉末
中の不純物、及び製造工程中に混入する不純物も含むも
のであり、焼結体の主成分であるカルシアおよびジルコ
ニアを除く他の成分の全量を意味する。また、焼結体中
の全添加物量は10重量%以下であることが望ましいが、
少なすぎると焼結性が悪くなることから、全添加物量は
8重量%程度のものが最も優れていた。
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
カルシアを15モル%含有し、全添加物量がほぼ8重量
%に設定され、この全添加物中のマグネシアおよびアル
ミナ量を第1表のように種々に変化させたカルシア安定
化ジルコニア原料粉末を用意した。この原料粉末にセラ
ミゾール等の分散剤、グリセリン等の可塑剤およびPVA
等の結合剤の他に、焼結体中の開気孔率が約38%となる
ように繊維状のセルロース等を加え、混合攪拌機を用い
て混合した。かくして得られた混合材を真空混練機を使
用して減圧下で混練しながら、口金部より該混練材を押
出成形し、中空の円筒状成形体を得た。次いで、前記円
筒状成形体をムライト等の治具を使用して焼成炉中に立
てて収納し、大気中1500〜1600℃の温度で2〜6時間焼
成して内径10mm、外径12mm、長さ200mmのカルシア安定
化ジルコニアよりなる円筒状焼結体を得た。
%に設定され、この全添加物中のマグネシアおよびアル
ミナ量を第1表のように種々に変化させたカルシア安定
化ジルコニア原料粉末を用意した。この原料粉末にセラ
ミゾール等の分散剤、グリセリン等の可塑剤およびPVA
等の結合剤の他に、焼結体中の開気孔率が約38%となる
ように繊維状のセルロース等を加え、混合攪拌機を用い
て混合した。かくして得られた混合材を真空混練機を使
用して減圧下で混練しながら、口金部より該混練材を押
出成形し、中空の円筒状成形体を得た。次いで、前記円
筒状成形体をムライト等の治具を使用して焼成炉中に立
てて収納し、大気中1500〜1600℃の温度で2〜6時間焼
成して内径10mm、外径12mm、長さ200mmのカルシア安定
化ジルコニアよりなる円筒状焼結体を得た。
次に、各円筒状焼結体の一端から分析用試料を切り出
し、ICP発光分光分析法によりマグネシア及びアルミナ
の量を測定した。また、各円筒状焼結体の側面の真直度
を真直度測定器により測定した。
し、ICP発光分光分析法によりマグネシア及びアルミナ
の量を測定した。また、各円筒状焼結体の側面の真直度
を真直度測定器により測定した。
さらに、加熱炉中にムライト等からなる支持治具を15
0mm離して設置し、該支持治具上に水平に上記円筒状焼
結体を載置し、大気中1450℃の温度で、2時間加熱処理
を施した。その後、真直度測定器により真直度を測定
し、加熱処理前後の真直度の差を最大変形量として、こ
の最大変形量を前記支持治具間距離で割った値を変形率
とした。
0mm離して設置し、該支持治具上に水平に上記円筒状焼
結体を載置し、大気中1450℃の温度で、2時間加熱処理
を施した。その後、真直度測定器により真直度を測定
し、加熱処理前後の真直度の差を最大変形量として、こ
の最大変形量を前記支持治具間距離で割った値を変形率
とした。
各円筒状焼結体の、全添加物量に対するマグネシア、
アルミナの割合、および熱処理後の変形率は第1表に示
す通りである。なお、固体電解質燃料電池用支持管に要
求される変形率は0.25%以下であることから、これを満
たすかどうかで○、×の判定を行った。
アルミナの割合、および熱処理後の変形率は第1表に示
す通りである。なお、固体電解質燃料電池用支持管に要
求される変形率は0.25%以下であることから、これを満
たすかどうかで○、×の判定を行った。
第1表より、No.1〜12の円筒状焼結体はいずれも全添
加物量、気孔率は同じものであるが、マグネシア、アル
ミナの量によって熱処理後の変形率が異なることが理解
され、全添加物に対するマグネシア、アルミナの割合が
2.5重量%、5.0重量%をこえるNo.3,6,9,10,11,12では
変形率が0.25%より大きかった。これに対し、全添加物
に対するマグネシア、アルミナの割合が2.5重量%以
下、5.0重量%以下のものでは、いずれも変形率が0.25
%以下になり、前記要求範囲内となっていた。
加物量、気孔率は同じものであるが、マグネシア、アル
ミナの量によって熱処理後の変形率が異なることが理解
され、全添加物に対するマグネシア、アルミナの割合が
2.5重量%、5.0重量%をこえるNo.3,6,9,10,11,12では
変形率が0.25%より大きかった。これに対し、全添加物
に対するマグネシア、アルミナの割合が2.5重量%以
下、5.0重量%以下のものでは、いずれも変形率が0.25
%以下になり、前記要求範囲内となっていた。
なお、本実施例におけるカルシア安定化ジルコニア質
焼結体の添加物としては、上記マグネシア、アルミナの
他に、シリカ、チタニアが大部分を占めていた。また、
添加物中のマグネシアを低減するためには、カルシア原
料粉末の精製度を高め、高純度のものを用いればよく、
一方アルミナを低減するためには、たとえば原料粉砕時
の粉砕ボールをアルミナ製のものからジルコニア製のも
のに変更するなど製造工程中のアルミナ混入を防止すれ
ば良い。
焼結体の添加物としては、上記マグネシア、アルミナの
他に、シリカ、チタニアが大部分を占めていた。また、
添加物中のマグネシアを低減するためには、カルシア原
料粉末の精製度を高め、高純度のものを用いればよく、
一方アルミナを低減するためには、たとえば原料粉砕時
の粉砕ボールをアルミナ製のものからジルコニア製のも
のに変更するなど製造工程中のアルミナ混入を防止すれ
ば良い。
叙上の如く、本発明においては固体電解質燃料電池用
支持管をなすカルシア安定化ジルコニア質焼結体中にお
けるマグネシア及びアルミナの含有量を全添加物量に対
し、それぞれ2.5重量%以下、5.0重量%以下としたこと
により、該支持管の熱変形を著しく軽減し、耐熱性の改
善された信頼性の高い高品質の固体電解質燃料電池用支
持管を得ることができる。
支持管をなすカルシア安定化ジルコニア質焼結体中にお
けるマグネシア及びアルミナの含有量を全添加物量に対
し、それぞれ2.5重量%以下、5.0重量%以下としたこと
により、該支持管の熱変形を著しく軽減し、耐熱性の改
善された信頼性の高い高品質の固体電解質燃料電池用支
持管を得ることができる。
第1図は本発明の固体電解質燃料電池用支持管を説明す
るための高温型固体電解質燃料電池の一部破断斜視図で
ある。 1……支持管 2……陽極 3……固体電解質 4……陰極
るための高温型固体電解質燃料電池の一部破断斜視図で
ある。 1……支持管 2……陽極 3……固体電解質 4……陰極
Claims (1)
- 【請求項1】多孔性のカルシア安定化ジルコニア質焼結
体よりなる固体電解質燃料電池用支持管において、前記
カルシア安定化質ジルコニア質焼結体の主成分であるジ
ルコニアとカルシアを除く全添加物におけるマグネシア
及びアルミナの全添加物に対する割合をそれぞれ2.5重
量%以下、5.0重量%以下とすることにより、1450℃で
2時間加熱処理した後の変形率を0.25%以下としたこと
を特徴とする固体電解質燃料電池用支持管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167425A JP2936331B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 固体電解質燃料電池用支持管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167425A JP2936331B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 固体電解質燃料電池用支持管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0334259A JPH0334259A (ja) | 1991-02-14 |
| JP2936331B2 true JP2936331B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=15849463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1167425A Expired - Fee Related JP2936331B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 固体電解質燃料電池用支持管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936331B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3844784B2 (ja) | 1997-09-08 | 2006-11-15 | 日本碍子株式会社 | 圧電/電歪デバイス |
| JP5086507B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2012-11-28 | 三菱重工業株式会社 | 燃料電池セル管の製造方法及びセラミックス製造装置 |
| JP5284022B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2013-09-11 | 東京瓦斯株式会社 | 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1167425A patent/JP2936331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0334259A (ja) | 1991-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4961614B2 (ja) | ペロブスカイトベースの燃料電池電極および膜 | |
| CN109904497B (zh) | 一种抗积碳金属支撑固体氧化物燃料电池及其制备方法 | |
| EP0584551B1 (en) | Solid oxide fuel cell and fuel electrode therefor | |
| JP5226290B2 (ja) | 固体酸化物型電池 | |
| CN104011932B (zh) | 直接碳电化学电池 | |
| JP2005535084A5 (ja) | ||
| JP2009205933A (ja) | 電気化学リアクターバンドル、スタック及びそれらから構成される電気化学反応システム | |
| JP2008098156A (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル | |
| JP2001527277A (ja) | 固体酸化物燃料電池の空気電極組成物 | |
| JPH08119732A (ja) | 固体電解質の製造方法 | |
| JP2936331B2 (ja) | 固体電解質燃料電池用支持管 | |
| JP3448242B2 (ja) | 固体電解質燃料電池 | |
| CN116137334A (zh) | 一种固体氧化物电池隔离层及单电池和制备方法 | |
| JP2009230929A (ja) | 固体酸化物形燃料電池の集電体材料、空気極集電体及び固体酸化物形燃料電池 | |
| JP2008234915A (ja) | 固体酸化物形燃料電池の集電体材料、空気極集電体及び固体酸化物形燃料電池 | |
| JP2002053374A (ja) | 固体電解質型燃料電池の空気極用及び集電体原料用複合酸化物、その製造方法、並びに固体電解質型燃料電池 | |
| JP4120432B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池 | |
| JP3193214B2 (ja) | 多孔質セラミック焼結体 | |
| KR20200094416A (ko) | 급속 구동 조건에서 안정한 직접 연소형 고체산화물 연료전지 | |
| JPH07326364A (ja) | 固体電解質燃料電池用燃料極 | |
| JP2005158534A (ja) | 酸素イオン伝導性固体電解質及びその製造方法、並びにこれを用いた電気化学デバイス及び固体電解質型燃料電池 | |
| JP2002373676A (ja) | 燃料電池用材料 | |
| JPH06181064A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
| JPH06243872A (ja) | 固体電解質型燃料電池用燃料極 | |
| JPH07237968A (ja) | 導電性セラミックス及びこれを用いた燃料電池セル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |