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JP2936365B2 - 地下構造の躯体構築工法 - Google Patents
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JP2936365B2 - 地下構造の躯体構築工法 - Google Patents

地下構造の躯体構築工法

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JP2936365B2
JP2936365B2 JP4050298A JP5029892A JP2936365B2 JP 2936365 B2 JP2936365 B2 JP 2936365B2 JP 4050298 A JP4050298 A JP 4050298A JP 5029892 A JP5029892 A JP 5029892A JP 2936365 B2 JP2936365 B2 JP 2936365B2
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正夫 宮口
四郎 谷口
哲哉 森田
清志 小倉
久夫 向井
保善 長谷川
光宏 佐藤
斎 長谷部
義輝 岩佐
英治 室
忠治 萩原
博之 西村
浩 木林
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の地下構造躯体
の構築に実施される、逆打ち工法に類似した躯体構築工
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の地下構造の特に躯体を構築
する地下工事は、一般的には山止め壁を施工し、その内
側の地盤を掘削し、山止め壁の内側に腹起しと切梁を組
入れて地山を支持し、根切りを完成した後に地下構造の
躯体を下から上へ順次積み上げてゆく形に構築するオー
プンカット切梁工法と、逆に地面レベルの床を最初に構
築し、その下の地盤を掘削しながら地下1階から地下2
階へと順に下向きに躯体の構築を進める逆打ち工法とに
大別される。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のオープンカッ
ト切梁工法の場合は、仮設材である腹起しや切梁のかけ
外し作業に多大な工数と時間及び費用がかかっている。
とりわけ、狭くて深い地下構造の場合には大変な工数と
時間及び費用がかかる。また、天候条件によって工事の
進捗及び作業場環境を左右される欠点がある。
【0004】一方、逆打ち工法の場合は、先行の躯体が
切梁を兼ねるし、工事現場の屋根を兼ねて全天候型の作
業が出来る。しかし、常に掘削地面が作業場になるため
足場の確保に地均しが必要で、自動掘削機の採用は難し
い。しかも躯体の構築はかなりの高所作業を伴なうた
め、各種の足場とか支柱を使用せねばならず、作業が面
倒である上に、危険も伴なう等々の問題点がある。
【0005】いずれにしても、地下構造躯体の構築工事
は、地上工事に比較して生産の工業化、自動化が遅れて
おり、工期短縮、省人化、仮設費用の低減を図ることが
解決すべき課題になっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
る地下構造の躯体構築工法は イ) 構真柱2を施工し、地盤1を1次掘削した後に、
地面レベルに1階床3を構築する段階と、 ロ) 地盤1の2次掘削を進め、その掘削底部に最下階
の床となる第1の駆動床4を構築し、前記第1の駆動床
4の上に前記構真柱2を伝って移動するジャッキ装置5
を設置し、このジャッキ装置5の上に最下階より一つ上
の階の床となる第2の駆動床6を構築する段階と ハ) 地盤1の3次掘削を進め前記地盤の3次掘削
の進捗に従って、先ず第1の駆動床4をジャッキ装置5
で押し下、次に第2の駆動床6を同じジャッキ装置5
により地下1階の床を構築可能な位置まで下降させる段
階と、 ニ) 前記第2の駆動床6の上で地下1階床7を構築
する段階と ホ) 第1及び第2の駆動床4、6の下降を進、第2
の駆動床6上の地下1階床7を地下1階のレベルに位置
決めし地下1階床7を前記レベル本設床としてセ
ットする段階と、 ヘ) 以下、第1及び第2の駆動床4、6の下降と、第
2の駆動床の上で地下階床を順に一つずつ構築し、
地下階を取り付け位置に本設床としてセットする工程
をくり返し、最終的に第1及び第2の駆動床4、6を最
下階及びその一つ上の階の本設床としてセットする段階
と、から成ることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】最初に地面レベルに1階床3を構築するので、
以後は1階床3が工事場の屋根になり、地下工事を全天
候型作業として行なえる。地盤の掘削に伴なって下降す
る第1、第2の駆動床4、6のほか地下1階の床7及び
それより下の地下階床がそれぞれ切梁を兼ねるので、山
止めのための切梁、腹起しなどの仮設作業は一切無用で
ある。
【0009】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は予め山止め壁12及び構真柱2の施工をした後、
自動掘削機14により地盤1を地下構造の平面形状と同
一の平面形状に1次掘削した段階を示している。図2は
前記の掘削部13の面内の地面レベルに本設の1階床3
を構築した段階を示している。
【0010】図3は自動掘削機14による地盤1の2次
掘削を進めた段階を示している。図4は前記の2次掘削
が第1、第2の駆動床4、6を構築可能な程度にまで進
んだ段階で、まず掘削底部に最下階の床となる第1の駆
動床4を構築し、同第1の駆動床4の上に構真柱2を伝
って所謂イモ虫の如く伸縮動作するジャッキ装置5を設
置し、更にこのジャッキ装置5の上に最下階よりも一つ
上の階の床となる第2の駆動床6を構築した段階を示し
ている。前記駆動床4、6の構築は、その躯体をPC化
したPC部材を使用して行ない、もって鉄筋、型わく等
の荷降し作業を省くやり方が好ましい。第1及び第2の
駆動床4、6は、以後地盤の掘削の進捗に従って順次下
降されるものであり、その際特に第2の駆動床6の上面
は地下工事の作業場とされるものである。これら第1及
び第2の駆動床4、6は山止め壁12を内側から支える
切梁の働きも兼ねる。前記の各機能の実効性を考慮し
て、第1(及び第2)の駆動床4(6)は、その周辺部
に、図12に示したように山止め壁12の内面に圧接さ
れる土圧受板10を備えた横向きのジャッキ11をも
ち、前記ジャッキ11を伸長駆動させて土圧受板10を
山止め壁12の内面へ圧接させることによって駆動床4
(6)の位置が固定される。逆にジャッキ11を収縮駆
動させ土圧受板10を山止め壁12の内面から離させる
ことによって駆動床4(6)の下降移動を可能ならしめ
る構成とされている。なお、あえて図示して説明するこ
とは省略したが、こうした地下構造部分の構築と並行し
て、既に構築された1階床3の上に地上部分の建築を進
めることは、既知の逆打ち工法などの場合と同様に行わ
れる。
【0011】図5では第1の駆動床4の下の地盤の3次
掘削がすすめられており、図6は前記3次掘削の進捗に
従って、第1の駆動床4をジャッキ装置5で押し下げた
段階を示している。図7はつづいて第2の駆動床6をジ
ャッキ装置5により引き下げた段階を示している。図8
は前記のようにして第2の駆動床6を地下1階の床を構
築可能な位置まで下降させ、この第2の駆動床6の上で
地下1階床7を構築した段階を示している。この地下1
階床7の構築もPC部材を使用して行ない、省力化を図
ると共に第2の駆動床6の下降中にも行なえるものとす
る。また、前記第1及び第2の駆動床4、6の下降中も
自動掘削機14による地盤の3次掘削は継続して行な
う。
【0012】図9は前記地下1階床7の構築を完成した
後(又は完成前の場合もある)に、まず第1の駆動床4
をジャッキ装置5の有効ストローク分だけ押し下げた段
階を示し、図10は逆に第2の駆動床6をその上の地下
1階床7と共にジャッキ装置5で引き下げて下降を進
め、第2の駆動床6の上の地下1階の床7を、設計上決
められている地下1階の正規の位置まで下降させ、その
位置で地下1階床7を本設床としてセットした段階を示
している。
【0013】図11は前記のようにして本設床とされた
地下1階床7をその位置に残し、第2の駆動床6のみが
ジャッキ装置5で引き下げられた段階を示している。以
下の工程については図示して説明することを省略した
が、第1及び第2の駆動床4、6の下降と、第2の駆動
床6の上で次下階の地下階床を順に一つずつ構築し、そ
の地下階床を該当のレベル位置で本設床としてセットす
る工程をくり返し、最終的には第1及び第2の駆動床
4、6を最下階及びその一つ上の階の本設床としてセッ
トすることによって地下構造の躯体の構築が全て完成す
る。
【0014】本発明では、上記実施例のように、地下1
階床7(及び他の各地下階床の場合も同じ。)を構築す
時点の駆動床6の高さ位置と、地下1階床7を本設
として取り付ける高さ位置とが異ならせている。その
理由は、第2の駆動床6の下降動作時に並行して地下
1階床7の構築を進め工期の短縮を図る考えによる。
【0015】
【本発明が奏する効果】本発明に係る地下構造の躯体構
築工法によれば、山止めのための切梁その他の仮設作業
及び仮設費用が一切無用であり、工期の短縮と工費の削
減が図れる。また、第2の駆動床6の上面を作業場とし
て地下階床の構築ができるので、自動掘削機14による
地盤の掘削ができ、地下工事の自動化を図れる。また、
屋根がある全天候型であることを合わせて作業場環境
(特に足元)が良く、また、高所作業を伴なわず、危険
が少ないから地下工事の安全性と能率が向上する。更に
地下階床の構築と地盤の掘削を同時並行の形で行なえる
ので、工期の短縮に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤の1次掘削の段階を示した断面図である。
【図2】地面レベルに地上1階の床を構築した段階の断
面図である。
【図3】地盤の2次掘削を進めた段階の断面図である。
【図4】第1及び第2の駆動床を構築した段階の断面図
である。
【図5】地盤の3次掘削を進めた段階の断面図である。
【図6】第1の駆動床を下階させた断面図である。
【図7】第2の駆動床を下階させた断面図である。
【図8】第2の駆動床の上に地下1階の床を構築した断
面図である。
【図9】第1の駆動床を下降させた断面図である。
【図10】地下1階床を本設床としてセットした断面図
である。
【図11】地下1階床を残して第2の駆動床のみ下降さ
せた断面図である。
【図12】図4のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 地盤 2 構真柱 3 1階床 4 第1の駆動床 5 ジャッキ装置 6 第2の駆動床 7 地下1階床 10 土圧受圧板 11 ジャッキ 12 山止め壁
フロントページの続き (72)発明者 森田 哲哉 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 小倉 清志 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 向井 久夫 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 長谷川 保善 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 佐藤 光宏 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 長谷部 斎 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 岩佐 義輝 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 室 英治 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 萩原 忠治 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 西村 博之 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 木林 浩 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (56)参考文献 特開 平3−100225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/045

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イ) 構真柱を施工し、地盤を1次掘削した後に、地面
    レベルに1階床を構築する段階と、 ロ) 地盤の2次掘削を進め、その掘削底部に最下階の
    床となる第1の駆動床を構築し、前記第1の駆動床の上
    に前記構真柱を伝って移動するジャッキ装置を設置し、
    このジャッキ装置の上に最下階より一つ上の階の床とな
    る第2の駆動床を構築する段階と、 ハ) 地盤の3次掘削を進め、前記地盤の3次掘削の進
    捗に従って、先ず第1の駆動床をジャッキ装置で押し下
    、次に第2の駆動床を同じジャッキ装置により地下1
    階の床を構築可能な位置まで下降させる段階と、 ニ) 前記第2の駆動床の上で地下1階の床を構築する
    段階と、 ホ) 第1及び第2の駆動床の下降を進、第2の駆動
    床上の地下1階床を地下1階レベル位置決めし、地下
    1階床を前記レベル本設床としてセットする段階と、 ヘ) 以下、第1及び第2の駆動床の下降と、第2の駆
    動床の上で地下階床を順に一つずつ構築し、その地下階
    を取り付け位置に本設床としてセットする工程をくり返
    し、最終的に第1及び第2の駆動床を最下階及びその一
    つ上の階の本設床としてセットする段階と、 から成ることを特徴とする、地下構造の躯体構築工法。
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