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JP2944276B2 - 湿度検出装置 - Google Patents
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JP2944276B2 - 湿度検出装置 - Google Patents

湿度検出装置

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JP2944276B2
JP2944276B2 JP24762891A JP24762891A JP2944276B2 JP 2944276 B2 JP2944276 B2 JP 2944276B2 JP 24762891 A JP24762891 A JP 24762891A JP 24762891 A JP24762891 A JP 24762891A JP 2944276 B2 JP2944276 B2 JP 2944276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジなどで用い
られる湿度検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジなどの加熱調理器では、従来
から、加熱室内の湿度を検出する湿度センサの出力に基
づいて加熱を自動制御する技術が採用されている。すな
わち、加熱室内に食品を入れて加熱すると、始めは温度
上昇のために湿度が減少し、さらに加熱すると食品から
発生した水蒸気のために湿度が急上昇する。このため、
湿度変化が増加傾向に転じる時点や、湿度が急上昇し始
める時点は、食品の仕上がり状態に関する1つの特異点
として把握される。したがって、この特異点を湿度変化
を監視することにより検出して加熱制御を行うことで、
最適な調理が可能となる。
【0003】図3は、電子レンジにおいて従来から採用
されている湿度検出装置の原理的構成を示す電気回路図
である。この湿度検出装置は、サーミスタr1,r2お
よび抵抗r3,r4でブリッジを構成し、サーミスタr
1,r2の間の接続点1と、抵抗r3,r4の間の接続
点2との間の電位差を、増幅回路3で増幅して、加熱制
御を行うマイクロコンピュータ4に入力する構成となっ
ている。サーミスタr1,r2のうち、一方のサーミス
タr1は乾燥空気中に密封された密閉型のものであり、
他方のサーミスタr2は開放型のものであって、雰囲気
に曝されている。
【0004】加熱室内の湿度が上昇すると、空気の熱伝
導率が上昇し、サーミスタr2の温度は、湿度に応じて
低下することになる。これにより、接続点1,2間に電
位差が現れることになり、この電位差が湿度に対応す
る。ところで、増幅回路3の出力は、このマイクロコン
ピュータ4内でディジタル信号に変換できる範囲である
0〜Vcc(たとえば5V)の範囲内におさまっている必
要がある。しかし、サーミスタr1,r2の雰囲気温度
などによっては、加熱初期における接続点1,2間の電
位差は0になるとは限らない。したがって、増幅回路3
の初期出力は、0以外の値を採る場合があるわけである
が、この値が余りに大きいと(たとえば4V)、加熱開
始後の湿度の上昇により、増幅回路3の出力がマイクロ
コンピュータ4におけるアナログ/ディジタル変換が可
能な範囲を超えてしまう。この結果、マイクロコンピュ
ータ4において、湿度の検知ができない状態となる。
【0005】このような不具合を防ぐために、増幅回路
3の初期出力を補正すべく、接続点2には、ラダー抵抗
からなる出力補正回路5が接続されている。出力補正回
路5は、最小の抵抗値をRとして、2n R(ただし、n
は自然数である。)なる関係の異なる抵抗値を有する複
数の抵抗6をはしご状に接続したもので、各抵抗6に
は、マイクロコンピュータ4から選択的に電源電圧Vcc
(たとえば5V)を与えることができる。
【0006】この構成により、接続点2の電位を制御で
きるから、加熱開始以前の期間に、1つまたは複数の抵
抗6に選択的に電圧Vccを与え、増幅回路3の出力をた
とえば0.5〜3.5Vの間の値となるようにしておく
ことで、その後の湿度の検出を良好に行える。もしも、
電源電圧Vccが与えられる抵抗6の何れの組合せによっ
ても増幅回路3の初期出力を0.5〜3.5Vの範囲に
制御することができないときには、マイクロコンピュー
タ4は、湿度検出装置に異常があるものとしてエラー処
理を行うことになる。このエラー処理とは、たとえば電
子レンジの前面などに設けた表示部に所定のエラー表示
を行ったり、自動加熱制御による調理動作を中止したり
する処理である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
技術では、増幅回路3の初期出力が一定範囲におさまれ
ば、湿度検出装置が正常であるものとして、自動加熱制
御による調理動作が実行されることになる。しかし、増
幅回路3自体の異常検出はされておらず、増幅回路3に
異常が生じているために、この増幅回路3の出力が上記
の一定範囲の値となることも考えられる。この場合に
は、エラー処理は行われないから、結局、上述の従来技
術では、湿度検出装置の異常検出が不完全であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、装置の異常を確実に検知できるようにし
て、湿度検出の信頼性を向上することができる湿度検出
装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の湿度検出装置は、基準電位と、湿度に応じ
て変化する検出電位との電位差を増幅回路で増幅して出
力するようにした湿度検出装置であって、上記基準電位
を変化させて、上記増幅回路の初期出力が所定範囲内の
値となるように調整するための出力補正回路と、この出
力補正回路による上記増幅回路の初期出力の調整後に、
上記基準電位を所定電圧幅だけ変化させる手段と、上記
所定電圧幅の基準電位の変化に伴う上記増幅回路の出力
の変化量を検出する手段と、上記増幅回路の出力の変化
量が、上記所定電圧幅に対応する値から逸脱していると
きには、当該湿度検出装置が異常であるものと判断する
手段とを含むものである。
【0010】なお、上記出力補正回路により基準電位を
変化させることによっては上記増幅回路の初期出力を上
記所定範囲内に調整することができないときには、上記
湿度検出装置が異常であるものと判断する手段がさらに
含まれていることが好ましい。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、出力補正回路による増幅
回路の初期出力の調整後に、基準電位が所定電圧幅だけ
変化させられ、このときの増幅回路の出力の変化量が検
知される。そして、検知された変化量が、上記の所定電
圧幅に対応した値から逸脱しているときには当該装置に
異常が生じているものと判断される。
【0012】すなわち、基準電位の変化に追随して増幅
回路の出力が変化しない場合とは、増幅回路に異常が生
じている場合であり、この場合に当該装置に異常が生じ
ているものと判断されることになる。なお、出力補正回
路による基準電位の調整によって増幅回路の初期出力を
所定範囲内におさめることができない場合に、当該装置
に異常が生じているものと判断させることとすれば、増
幅回路以外の回路部分の異常を併せて検知できる。
【0013】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例の湿
度検出装置の構成を示す電気回路図である。この湿度検
出装置は、たとえば電子レンジにおける加熱制御のため
に用いられるもので、乾燥空気で密封された密閉型のサ
ーミスタR1と、電子レンジの加熱室内の空気に曝され
た開放型のサーミスタR2と、抵抗R3と、抵抗R4と
で構成したブリッジを有している。このブリッジには、
サーミスタR1および抵抗R3側から正側電源電圧Vcc
(たとえば5V)が与えられ、サーミスタR2および抵
抗R4側から負側電源電圧VDDが抵抗Rsを介して与え
られている。そして、抵抗R3,R4の間の接続点11
の電位が基準電位VREF とされ、サーミスタR1,R2
の間の接続点12の電位が検出電位VDET とされる。
【0014】加熱室内の湿度が上昇すると、加熱室内の
空気の熱伝導率が増大し、これにより、開放型のサーミ
スタR2の温度が下がる。この結果、検出電位VDET
変化することになる。したがって、基準電位VREF と、
検出電位VDET との電位差ΔVは、加熱室内の湿度に対
応することになる。検出電位VDET は、ライン13か
ら、抵抗14を経て、増幅回路15を構成する演算増幅
器16の非反転入力端子に与えられている。一方、基準
電位VREF は、ボルテージフォロワとした演算増幅器1
7によるインピーダンスマッチングの後に、抵抗18を
介して演算増幅器16の反転入力端子に与えられてい
る。
【0015】増幅回路15は、演算増幅器16の非反転
入力端子に、抵抗19を介して基準電圧としての0Vを
与えるとともに、出力を抵抗20を介して反転入力端子
に帰還させるようにした負帰還差動増幅回路となってお
り、その出力は、電位差ΔVを増幅した値となる。この
増幅回路15の出力は、抵抗21,22およびコンデン
サ23からなる平滑回路を経て、マイクロコンピュータ
25の入力ポートPINに与えられている。
【0016】なお、図中C1〜C4は、ノイズを抑制す
るためのコンデンサである。また、D1は、マイクロコ
ンピュータの入力ポートPINに過電圧が印加されること
を防ぐためのダイオードである。マイクロコンピュータ
25は、入力ポートPINからの入力信号をディジタル信
号に変換し、このディジタル信号に基づいて、図外のマ
グネトロンの駆動制御を行い、自動加熱制御による調理
動作を実現するものである。
【0017】マイクロコンピュータ25には、それぞれ
抵抗値64R,32R,16R,8R,4R,2R,R
(ただしRは、一定の抵抗値である。)を有する複数の
抵抗R10〜R16をはしご形に接続した出力補正回路
26が接続されている。この出力補正回路26を構成す
る各抵抗R10〜R16の一方の端子は、それぞれマイ
クロコンピュータ25の出力ポートP0 〜P6 に接続さ
れており、各他方の端子は、上述のブリッジを構成して
いる抵抗R2,R3の間の接続点11に共通に接続され
ている。
【0018】マイクロコンピュータ25は、出力補正回
路26の各抵抗R10〜R16に選択的に電源電圧Vcc
を与えることができる。これにより、基準電位V
REF が、電源電圧Vccが与えられた抵抗R10〜R16
の組合せで定まる電位に変化させられることになる。マ
イクロコンピュータ25では、上記のように入力ポート
INからのアナログ信号を、ディジタル信号に変換する
のであるが、このアナログ/ディジタル変換は、0〜V
ccの範囲の電圧に対してのみ可能であり、この範囲外の
電圧が入力されても、アナログ/ディジタル変換を正確
に行うことができない。したがって、この場合には湿度
の検知が行えなくなる。このため、加熱制御の開始に当
たっては、マイクロコンピュータ25は、抵抗R10〜
R16に選択的に電源電圧Vccを与えることで、基準電
位VREF を変化させ、増幅回路15の初期出力を、所定
範囲(本実施例では、0.5〜3.5Vの範囲)に調整
することとしている。増幅回路15の初期出力がこの所
定範囲内におさまっていれば、加熱開始後の湿度の変化
によっても、増幅回路15の出力が電源電圧Vccを超え
て変化したり、0V以下となったりすることはなく、湿
度の検知が良好に行える。
【0019】なお、本実施例では、増幅回路15の初期
出力を0.5Vとすることを目標に、抵抗R10〜R1
6に選択的に電圧Vccが与えられる。これは、電圧の増
大する側に充分な余裕を持たせるとともに、加熱開始後
の湿度の低下に伴う増幅回路15の出力の低下にも対応
しようとするものである。すなわち、たとえば複数回の
調理が連続して行われる場合には、前回の調理時に発生
した湿気が加熱室内に残留している場合があり、この場
合には、加熱の開始に伴って湿度が減少することにな
る。
【0020】図1は、加熱制御の開始に先立つマイクロ
コンピュータ25の動作を説明するためのフローチャー
トである。ステップs1では、出力ポートP0 〜P6
全て開放され、いずれの抵抗R10〜R16にも電圧V
ccは与えられない。なお、以下では、出力ポートに電源
電圧Vccが導出される状態をオン状態といい、出力ポー
トが開放されて出力補正回路26の抵抗に電圧Vccが与
えられない状態をオフ状態というものとする。
【0021】ステップs2では、加熱室内の残留湿度を
排出するための一定時間が待機される。そして、ステッ
プs3では入力ポートPINの電圧がチェックされ、ステ
ップs4では、この電圧が0.5V以上であるかどうか
が判断される。0.5V未満であればエラー処理が行わ
れ、その後の調理動作は行われない。また、0.5V以
上であればステップs5に進む。
【0022】ステップs5では、最上位側の出力ポート
である出力ポートP6 がオン状態とされ、抵抗R16に電
源電圧Vccが印加されることにより、基準電位VREF
上昇する。この状態で、ステップs6では、入力ポート
INの電圧がチェックされ、ステップs7で、この電圧
が0.5V以上であるかどうかが判断される。そして、
0.5V未満ならステップs8で出力ポートP6 をオフ
状態とした後に、また0.5V以上であれば出力ポート
6 をオン状態としたままで、次のステップs9に進
む。
【0023】ステップs9〜s12では、出力ポートP
5 に対応して同様な動作が行われる。さらに、ステップ
s13〜s16では出力ポートP4 に対応して、ステッ
プs17〜s20では出力ポートP3 に対応して、ステ
ップs21〜s24では出力ポートP2 に対応して、ス
テップs25〜s28では出力ポートP1 に対応して、
ステップs29〜s32では出力ポートP0 に対応し
て、それぞれステップs5〜s8における出力ポートP
6 に対応した動作と同様な動作が行われる。
【0024】このような動作により、入力ポートPIN
電圧が0.5Vに近くなるように、抵抗R10〜R16
に選択的に電源電圧Vccが印加されることになる。次
に、ステップs33では、入力ポートPINの電圧がチェ
ックされ、ステップs34では、この電圧が0.5V未
満であるかどうかが判断される。すなわち、基準電位V
REF を変化させて補正した増幅回路15の初期出力が、
0.5V未満かどうかが調べられることになる。そし
て、0.5V未満であればエラー処理が行われ、0.5
V以上ならステップs34に進む。
【0025】ステップs34では、入力ポートPINの電
圧が増幅回路15の初期出力の許容範囲の上限である
3.5V以上であるかどうかが判断される。そして、
3.5V以上ならエラー処理が行われ、3.5V未満な
らステップs36に進む。このようにして、補正後の増
幅回路15の初期出力が、0.5〜3.5Vの範囲外の
値であるときには、エラー処理が行われることになる。
【0026】ステップs36では出力ポートP0 〜P6
の状態がチェックされ、ステップs37では出力ポート
0 〜P6の全てがオフ状態であるかどうかが判断され
る。そして、出力ポートP0 〜P6 の全てがオフ状態で
あるときには、エラー処理が行われる。すなわち、本実
施例の回路は、出力ポートP0 〜P6 の全てをオフ状態
としたときには増幅回路15の出力が3.5V以上とな
るように構成されており、したがって、全出力ポートP
0 〜P6 の全てをオフ状態としたにも拘わらず入力ポー
トPINの電圧が3.5V未満のときには、いずれかの回
路部分に異常が生じているものとしてエラー処理を行う
こととしているのである。
【0027】ステップs37で、出力ポートP0 〜P6
のうちの少なくともいずれか1つの出力ポートがオン状
態であると判断されると、ステップs38において、入
力ポートPINの電圧が、変数Aにストアされる。次のス
テップs39では、出力ポートP0 を最下位ビットと
し、出力ポートP 6 を最上位ビットとみなした出力ポー
トP0 〜P6 の出力が、1ビットだけ下位側にシフトさ
れる。すなわち、たとえば出力ポートP0 〜P6 の状態
が、 P0 ・・・・ オン P1 ・・・・ オフ P2 ・・・・ オフ P3 ・・・・ オン P4 ・・・・ オン P5 ・・・・ オフ P6 ・・・・ オン のような場合には、 P0 ・・・・ オフ P1 ・・・・ オフ P2 ・・・・ オン P3 ・・・・ オン P4 ・・・・ オフ P5 ・・・・ オン P6 ・・・・ オフ のような状態とされる。
【0028】出力ポートP0 〜P6 の出力を1ビットだ
けシフトさせることにより、基準電位VREF が一定値以
上変化し、増幅回路15が正常であれば、この増幅回路
15の出力も一定値以上(本実施例では0.5V以上)
変化する。この変化後の入力ポートPINの電圧が、ステ
ップs40において、変数Bにストアされる。ステップ
s41では、変数Bから変数Aが減じられ、ステップs
42では、減算の結果が0.5V以上かどうかが判断さ
れる。もしも、0.5V未満であれば、増幅回路15に
異常が生じているものとして、エラー処理が行われるこ
とになる。減算の結果が0.5V以上であるときには、
当該湿度検出回路が正常であるものとして、ステップs
42に進み、出力ポートP0 〜P6 の出力を1ビットだ
け上位側にシフトして元の出力状態とした後に、加熱制
御を伴う調理動作が開始される。
【0029】以上のように本実施例では、出力補正回路
26を構成する抵抗R10〜R16に選択的に電圧Vcc
を印加することにより、基準電位VREF を変化させて、
増幅回路15の初期出力の調整が行われる。そして、こ
の調整後の初期出力が所定範囲(0.5〜3.5V)外
の値であるときには、異常が生じているものとして、エ
ラー処理が行われる。さらに、調整後の初期出力が所定
範囲内におさまった場合には、出力ポートP0 〜P6
出力を1ビットだけシフトさせることにより、基準電位
REF を一定値以上変化させ、このときの増幅回路15
の出力の変化量が監視される。すなわち、増幅回路15
の出力が、基準電位VREF の変化に対応した変化を示す
ときには、増幅回路15を含めた湿度検出装置全体が正
常であるものとされてその後の加熱制御が行われる。一
方、増幅回路15の出力が基準電位VREF の変化に対応
した変化を示さないときには、増幅回路15に異常が生
じているものとして、エラー処理が行われ、その後の自
動加熱制御による調理動作が中止される。
【0030】このようにして、本実施例の湿度検出装置
では、増幅回路15に異常が生じている場合に、これを
検知することができ、したがって、異常の検知を完全に
行うことができる。これにより、異常が生じているとき
には、確実にエラー処理を行わせて調理に不具合が生じ
ることを防ぐことができる。また逆に、異常を確実に検
知できるのであるから、湿度検出の信頼性が格段に向上
されることになる。
【0031】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上記の実施例では、抵抗をは
しご形に接続した出力補正回路を用いているが、このよ
うな出力補正回路に代えて、基準電位VREF を段階的に
または連続的に変化させることができる他の構成の回路
が適用されてもよい。さらに、上記の実施例では、増幅
回路15が正常かどうかを調べるために、出力ポートP
0 〜P6 の出力を1ビットだけ下位側にシフトさせるこ
とにより基準電位VREF を一定値以上変化させることと
しているが、たとえば出力ポートP0 〜P6 の出力値か
ら所定値を減じた出力値を設定することより基準電位V
REF を変化させるようにしてもよい。さらに、上記の実
施例では、電子レンジに適用される湿度検出装置を例に
採ったが、本発明の湿度検出装置は、湿度の検出が必要
な任意の装置に適用することができ、また単独で用いる
こともできる。その他本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の湿度検出装置によ
れば、基準電位と検出電位との電位差を増幅する増幅回
路の異常を検知することができるから、装置の異常を完
全に検知することが可能となる。このように、装置の異
常が確実に検知されることにより、結果として、湿度検
出の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の湿度検出装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図2】上記実施例の湿度検出装置の構成を示す電気回
路図である。
【図3】従来から用いられている湿度検出装置の原理的
構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
15 増幅回路 25 マイクロコンピュータ 26 出力補正回路 R1,R2 サーミスタ R3,R4 抵抗 R10〜R16 出力補正回路を構成する抵抗 VREF 基準電位 VDET 検出電位 P0 〜P6 出力ポート PIN 入力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 27/00 - 27/24 F24C 7/02 325

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準電位と、湿度に応じて変化する検出電
    位との電位差を増幅回路で増幅して出力するようにした
    湿度検出装置であって、 上記基準電位を変化させて、上記増幅回路の初期出力が
    所定範囲内の値となるように調整するための出力補正回
    路と、 この出力補正回路による上記増幅回路の初期出力の調整
    後に、上記基準電位を所定電圧幅だけ変化させる手段
    と、 上記所定電圧幅の基準電位の変化に伴う上記増幅回路の
    出力の変化量を検出する手段と、 上記増幅回路の出力の変化量が、上記所定電圧幅に対応
    する値から逸脱しているときには、当該湿度検出装置が
    異常であるものと判断する手段とを含むことを特徴とす
    る湿度検出装置。
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