JP2988566B2 - 地中連続壁の構築方法 - Google Patents
地中連続壁の構築方法Info
- Publication number
- JP2988566B2 JP2988566B2 JP6188874A JP18887494A JP2988566B2 JP 2988566 B2 JP2988566 B2 JP 2988566B2 JP 6188874 A JP6188874 A JP 6188874A JP 18887494 A JP18887494 A JP 18887494A JP 2988566 B2 JP2988566 B2 JP 2988566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming plate
- wall
- wall forming
- concrete
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 37
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 29
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 12
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 229910000278 bentonite Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000440 bentonite Substances 0.000 description 3
- SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N bentoquatam Chemical compound O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 239000003864 humus Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中連続壁の構築方法
に係り、特に、崩壊性地盤において地中連続壁を構築す
る方法に関する。
に係り、特に、崩壊性地盤において地中連続壁を構築す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる地中連続壁は、低騒音、大深
度、高遮水性を兼ね備えた技術であり、その広範囲な施
工性、精度、規模等の適応性の良さから単に仮設土留壁
としてでなく、そのまま本体壁としても利用しうるもの
である。
度、高遮水性を兼ね備えた技術であり、その広範囲な施
工性、精度、規模等の適応性の良さから単に仮設土留壁
としてでなく、そのまま本体壁としても利用しうるもの
である。
【0003】地中連続壁を構築するには、まず、エレメ
ントあるいはパネルと呼ばれる5乃至6m程度のスパン
を溝状に掘削し、その溝内に鉄筋かごを建て込む。次い
で、トレミー管を介してコンクリートを打設し、1つの
RCパネルを完了する。
ントあるいはパネルと呼ばれる5乃至6m程度のスパン
を溝状に掘削し、その溝内に鉄筋かごを建て込む。次い
で、トレミー管を介してコンクリートを打設し、1つの
RCパネルを完了する。
【0004】かかる工程を複数のパネルについて繰り返
し、所定長さの連続壁を構築する。
し、所定長さの連続壁を構築する。
【0005】ここで、掘削の際、掘削壁面の崩壊を防ぐ
ために、ベントナイト泥水等の安定液を注入することが
不可欠であり、かかる泥水は、コンクリートを打設する
際にコンクリートに置換される。
ために、ベントナイト泥水等の安定液を注入することが
不可欠であり、かかる泥水は、コンクリートを打設する
際にコンクリートに置換される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地表付
近が特に軟弱で崩壊しやすい地盤(例えば障害物撤去に
伴う埋戻し土、腐植土、超軟弱シルト層あるいは玉石層
を含む地盤)の場合には、泥水を用いて掘削を行っても
壁面の崩壊を防止することができないことがある。
近が特に軟弱で崩壊しやすい地盤(例えば障害物撤去に
伴う埋戻し土、腐植土、超軟弱シルト層あるいは玉石層
を含む地盤)の場合には、泥水を用いて掘削を行っても
壁面の崩壊を防止することができないことがある。
【0007】図7(a) は、掘削壁面の崩壊によって、掘
削壁面1が設計上の掘削ライン2よりも外側に後退し、
当初予想しなかった凹部3が生じた様子を示したもので
ある。
削壁面1が設計上の掘削ライン2よりも外側に後退し、
当初予想しなかった凹部3が生じた様子を示したもので
ある。
【0008】このような状態でコンクリートを打設する
と、同図(b) に示すように、凹部3にもコンクリートが
充填されるが、設計上の掘削ライン2から突出した部分
4は、同図(c) に示すように、根切りの際にこれを削り
取らねばならない。
と、同図(b) に示すように、凹部3にもコンクリートが
充填されるが、設計上の掘削ライン2から突出した部分
4は、同図(c) に示すように、根切りの際にこれを削り
取らねばならない。
【0009】しかし、余分なコンクリート部分を削り取
るいわゆる「はつり」作業には騒音と粉塵を伴うのみな
らず、大変な労力と時間を要し、工程的にもコスト的に
も大きな問題となっていた。
るいわゆる「はつり」作業には騒音と粉塵を伴うのみな
らず、大変な労力と時間を要し、工程的にもコスト的に
も大きな問題となっていた。
【0010】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、崩壊性地盤内に構築する場合において根切り
後のはつり作業を実質的になくすことができる地中連続
壁の構築方法を提供することを目的とする。
たもので、崩壊性地盤内に構築する場合において根切り
後のはつり作業を実質的になくすことができる地中連続
壁の構築方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の地中連続壁の構築方法は請求項1に記載し
たように、安定液を注入しながら地盤を掘削して溝を形
成する工程と、当該溝内に壁面形成板を挿入する工程
と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように前記溝内にコ
ンクリートを打設する工程と、当該コンクリートの初期
硬化後に前記壁面形成板を引き抜いて地中連続壁を形成
する工程とからなるものである。
め、本発明の地中連続壁の構築方法は請求項1に記載し
たように、安定液を注入しながら地盤を掘削して溝を形
成する工程と、当該溝内に壁面形成板を挿入する工程
と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように前記溝内にコ
ンクリートを打設する工程と、当該コンクリートの初期
硬化後に前記壁面形成板を引き抜いて地中連続壁を形成
する工程とからなるものである。
【0012】また、本発明の地中連続壁の構築方法は請
求項2に記載したように、安定液を注入しながら地盤を
掘削して溝を形成する工程と、当該溝内に壁面形成板を
挿入する工程と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように
前記溝内にコンクリートを打設する工程と、当該コンク
リートが硬化するまでの間、前記壁面形成板を昇降させ
る工程と、前記コンクリートが硬化した後、前記壁面形
成板を引き抜いて地中連続壁を形成する工程とからなる
ものである。
求項2に記載したように、安定液を注入しながら地盤を
掘削して溝を形成する工程と、当該溝内に壁面形成板を
挿入する工程と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように
前記溝内にコンクリートを打設する工程と、当該コンク
リートが硬化するまでの間、前記壁面形成板を昇降させ
る工程と、前記コンクリートが硬化した後、前記壁面形
成板を引き抜いて地中連続壁を形成する工程とからなる
ものである。
【0013】また、本発明の地中連続壁の構築方法は、
請求項1乃至2のいずれかに記載の壁面形成板の挿入工
程の前に、当該壁面形成板の表面に所定の潤滑剤を塗布
若しくは被着する工程を含むものである。
請求項1乃至2のいずれかに記載の壁面形成板の挿入工
程の前に、当該壁面形成板の表面に所定の潤滑剤を塗布
若しくは被着する工程を含むものである。
【0014】また、本発明の地中連続壁を用いた根切り
方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の壁面形成板
の引抜き工程の後に、当該壁面形成板の裏側に流れ込ん
だコンクリートによって形成された突出部分を切り崩し
ながら前記地中連続壁の内側の地盤を根切りする工程を
含むものである。
方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の壁面形成板
の引抜き工程の後に、当該壁面形成板の裏側に流れ込ん
だコンクリートによって形成された突出部分を切り崩し
ながら前記地中連続壁の内側の地盤を根切りする工程を
含むものである。
【0015】
【作用】本発明の地中連続壁の構築方法においては、ま
ず、ベントナイト泥水等の安定液を注入しながら地盤を
掘削して溝を形成する。次いで、必要に応じて鉄筋かご
を建て込んだ後、壁面形成板を溝内に挿入する。
ず、ベントナイト泥水等の安定液を注入しながら地盤を
掘削して溝を形成する。次いで、必要に応じて鉄筋かご
を建て込んだ後、壁面形成板を溝内に挿入する。
【0016】ここで、壁面形成板は、設計上の壁面位置
に沿って配置する。
に沿って配置する。
【0017】次に、溝内にコンクリートを打設する。
【0018】次に、コンクリートの初期硬化後、例えば
2乃至3時間後に、上述の壁面形成板を溝内から引き抜
く。
2乃至3時間後に、上述の壁面形成板を溝内から引き抜
く。
【0019】ここで、コンクリートは完全に硬化してい
ないため、壁面形成板を引き抜く際、周囲のコンクリー
トとの間に大きな摩擦力が生じることはなく、比較的小
さな力でこれを引き抜くことができる。
ないため、壁面形成板を引き抜く際、周囲のコンクリー
トとの間に大きな摩擦力が生じることはなく、比較的小
さな力でこれを引き抜くことができる。
【0020】また、壁面形成板の裏側に流れ込んだコン
クリートによる突出部分は、根切り底より下方において
本体側とつながっている以外は本体側と縁が切れてい
る。
クリートによる突出部分は、根切り底より下方において
本体側とつながっている以外は本体側と縁が切れてい
る。
【0021】そのため、根切りの際にその突出部分を容
易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に不要
となる。
易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に不要
となる。
【0022】なお、壁面形成板の挿入前に当該壁面形成
板の表面に予め所定の潤滑剤を塗布若しくは被着してお
けば、壁面形成板の引抜きはさらに容易になる。
板の表面に予め所定の潤滑剤を塗布若しくは被着してお
けば、壁面形成板の引抜きはさらに容易になる。
【0023】また、本発明の地中連続壁の構築方法にお
いては、上述したと同様、地盤を掘削して溝を形成し、
当該溝内に壁面形成板を挿入する。
いては、上述したと同様、地盤を掘削して溝を形成し、
当該溝内に壁面形成板を挿入する。
【0024】次に、溝内にコンクリートを打設する。
【0025】次に、コンクリートが硬化するまでの間、
壁面形成板を昇降させてコンクリートとの縁を切ってお
く。
壁面形成板を昇降させてコンクリートとの縁を切ってお
く。
【0026】次に、コンクリートが硬化した後、壁面形
成板を溝内から引き抜く。
成板を溝内から引き抜く。
【0027】ここで、壁面形成板とコンクリートとの縁
を切ってあるため、壁面形成板を引き抜く際、周囲のコ
ンクリートとの間に大きな摩擦を生じることなく、容易
にこれを引き抜くことができる。
を切ってあるため、壁面形成板を引き抜く際、周囲のコ
ンクリートとの間に大きな摩擦を生じることなく、容易
にこれを引き抜くことができる。
【0028】また、壁面形成板の裏側に流れ込んだコン
クリートによる突出部分は、根切り底より下方において
本体側とつながっている以外は本体側と縁が切れてい
る。
クリートによる突出部分は、根切り底より下方において
本体側とつながっている以外は本体側と縁が切れてい
る。
【0029】そのため、根切りの際にその突出部分を容
易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に不要
となる。
易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に不要
となる。
【0030】なお、壁面形成板の挿入前に当該壁面形成
板の表面に予め所定の潤滑剤を塗布若しくは被着してお
けば、壁面形成板の引抜きはさらに容易になる。
板の表面に予め所定の潤滑剤を塗布若しくは被着してお
けば、壁面形成板の引抜きはさらに容易になる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の地中連続壁の構築方法の実施
例について、添付図面を参照して説明する。なお、従来
技術と実質的に同一の部品等については同一の符号を付
してその説明を省略する。
例について、添付図面を参照して説明する。なお、従来
技術と実質的に同一の部品等については同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0032】(第1実施例)図1は、本実施例の地中連
続壁の構築方法の手順を示したフローチャート、図2乃
至図4は、同じく断面図である。
続壁の構築方法の手順を示したフローチャート、図2乃
至図4は、同じく断面図である。
【0033】本実施例の構築方法を用いて地中連続壁を
構築するは、まず図2(a) に示すように、ベントナイト
泥水等の安定液11で掘削壁面の崩壊をできるだけ防止
しつつ1パネルに相当するスパン、例えば5乃至6m程
度のスパンをガイドトレンチ14に沿って掘削し、地盤
12内に溝13を形成する(ステップ101)。
構築するは、まず図2(a) に示すように、ベントナイト
泥水等の安定液11で掘削壁面の崩壊をできるだけ防止
しつつ1パネルに相当するスパン、例えば5乃至6m程
度のスパンをガイドトレンチ14に沿って掘削し、地盤
12内に溝13を形成する(ステップ101)。
【0034】ここで、溝13は、本来、設計上の掘削ラ
イン15に沿って掘削されるはずであるが、地盤12が
崩壊性地盤であるため、掘削中に凹部17が生じ、実際
の掘削壁面16は、設計上の掘削ライン15よりも外側
に後退している。
イン15に沿って掘削されるはずであるが、地盤12が
崩壊性地盤であるため、掘削中に凹部17が生じ、実際
の掘削壁面16は、設計上の掘削ライン15よりも外側
に後退している。
【0035】次いで、図2(b) に示すように、溝13内
に鉄筋かご21を建て込む(ステップ102)。
に鉄筋かご21を建て込む(ステップ102)。
【0036】一方、壁面形成板22の表面、好ましくは
両面に所定の潤滑剤31を塗布若しくは被着しておく
(ステップ103)。
両面に所定の潤滑剤31を塗布若しくは被着しておく
(ステップ103)。
【0037】壁面形成板22は、例えば20mm程度の
厚みの鉄板で構成し、その高さを、当該壁面形成板22
の上端がコンクリート天端を若干上回り、下端が根切り
底を若干下回る程度とするのがよい。
厚みの鉄板で構成し、その高さを、当該壁面形成板22
の上端がコンクリート天端を若干上回り、下端が根切り
底を若干下回る程度とするのがよい。
【0038】潤滑剤31は、例えば液体状の潤滑油若し
くは半固体状のグリースを選択しこれを壁面形成板22
に塗布する形態で使用してもよいし、高分子系の固体潤
滑剤を選択しこれを壁面形成板22の表面に付着して数
十μmの被膜を形成する形態で使用してもよい。
くは半固体状のグリースを選択しこれを壁面形成板22
に塗布する形態で使用してもよいし、高分子系の固体潤
滑剤を選択しこれを壁面形成板22の表面に付着して数
十μmの被膜を形成する形態で使用してもよい。
【0039】次に、図3(a) に示すように、壁面形成板
22を根切り側の掘削壁面(同図では右側)と鉄筋かご
21との間に挿入し、地中連続壁の設計上の壁面位置に
てこれらを保持する(ステップ104)。
22を根切り側の掘削壁面(同図では右側)と鉄筋かご
21との間に挿入し、地中連続壁の設計上の壁面位置に
てこれらを保持する(ステップ104)。
【0040】次に、図3(b) に示すように、溝13内に
コンクリートを打設する(ステップ105)。なお、必
要に応じてコンクリート打設前にロッキングパイプを溝
13の先端部に建て込んでおき、次のパネルの掘削に備
える。
コンクリートを打設する(ステップ105)。なお、必
要に応じてコンクリート打設前にロッキングパイプを溝
13の先端部に建て込んでおき、次のパネルの掘削に備
える。
【0041】次に、コンクリートの初期硬化後、例えば
打設から2乃至3時間経過後、同図の矢印に示すように
壁面形成板22を溝13内から引き抜いて地中連続壁2
3を形成するとともに(ステップ106)、ロッキング
パイプを建て込んだ場合にはこれも引き抜く。
打設から2乃至3時間経過後、同図の矢印に示すように
壁面形成板22を溝13内から引き抜いて地中連続壁2
3を形成するとともに(ステップ106)、ロッキング
パイプを建て込んだ場合にはこれも引き抜く。
【0042】初期硬化に至る時間は、コンクリートの性
状、打設時の気温等を考慮しながら適宜設定するのがよ
い。
状、打設時の気温等を考慮しながら適宜設定するのがよ
い。
【0043】なお、打設したコンクリートは、上述した
壁面形成板22の裏側の凹部17にも流れ込み、本体で
ある地中連続壁23から根切り側に突出した突出部分2
4が形成される。
壁面形成板22の裏側の凹部17にも流れ込み、本体で
ある地中連続壁23から根切り側に突出した突出部分2
4が形成される。
【0044】壁面形成板22を引き抜くに際しては、上
述したように、壁面形成板22の表面に潤滑剤31を塗
布若しくは被着してあり、かつコンクリートは完全に硬
化していないため、周囲のコンクリートとの間に大きな
摩擦力が生じることはなく、比較的小さな力で引き抜く
ことができる。
述したように、壁面形成板22の表面に潤滑剤31を塗
布若しくは被着してあり、かつコンクリートは完全に硬
化していないため、周囲のコンクリートとの間に大きな
摩擦力が生じることはなく、比較的小さな力で引き抜く
ことができる。
【0045】以上の手順を所定長さの連続壁が構築され
るまで繰り返す(ステップ107)。
るまで繰り返す(ステップ107)。
【0046】連続壁を構築した後は、図4に示すよう
に、突出部分24を崩しながら根切りを行う(ステップ
108)。
に、突出部分24を崩しながら根切りを行う(ステップ
108)。
【0047】ここで、壁面形成板22の裏側に流れ込ん
だコンクリートによる突出部分24は、根切り底より下
方において本体側とつながっている以外は本体側と縁が
切れている。
だコンクリートによる突出部分24は、根切り底より下
方において本体側とつながっている以外は本体側と縁が
切れている。
【0048】そのため、根切りの際にその突出部分24
を容易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に
不要となる 以上説明したように、本実施例の地中連続壁の構築方法
によれば、壁面形成板の表面に予め潤滑剤を付着させて
おくとともに、壁面形成板の引抜き時期をコンクリート
の初期硬化後としたので、壁面形成板を引き抜く際に大
きな摩擦力が発生するのを回避することができ、比較的
小さな力で壁面形成板を引き抜くことができる。
を容易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に
不要となる 以上説明したように、本実施例の地中連続壁の構築方法
によれば、壁面形成板の表面に予め潤滑剤を付着させて
おくとともに、壁面形成板の引抜き時期をコンクリート
の初期硬化後としたので、壁面形成板を引き抜く際に大
きな摩擦力が発生するのを回避することができ、比較的
小さな力で壁面形成板を引き抜くことができる。
【0049】そして、壁面形成板の裏側に回ったコンク
リートで形成された突出部分は、壁面形成板によって本
体と縁が切られており、根切りの際に容易にこれを切り
崩すことができ、はつり作業は実質的に不要となる。
リートで形成された突出部分は、壁面形成板によって本
体と縁が切られており、根切りの際に容易にこれを切り
崩すことができ、はつり作業は実質的に不要となる。
【0050】本実施例では特に言及しなかったが、溝を
掘削する前に予め自硬性安定液等による地盤改良を施
し、壁面の崩壊を最小限に抑えるようにしてもよい。
掘削する前に予め自硬性安定液等による地盤改良を施
し、壁面の崩壊を最小限に抑えるようにしてもよい。
【0051】また、本実施例では、後のパネルの掘削の
都合上、コンクリート打設前にロッキングパイプを挿入
するようにしたが、ハイドロフレーズ掘削機等を用いて
掘削時に先行パネルのコンクリート部分を同時にカッテ
ィングするような場合には、かかるロッキングパイプは
必要ないことは言うまでもない。
都合上、コンクリート打設前にロッキングパイプを挿入
するようにしたが、ハイドロフレーズ掘削機等を用いて
掘削時に先行パネルのコンクリート部分を同時にカッテ
ィングするような場合には、かかるロッキングパイプは
必要ないことは言うまでもない。
【0052】(第2実施例)次に、第2実施例について
説明する。なお、第1実施例と実質的に同一の部品等に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
説明する。なお、第1実施例と実質的に同一の部品等に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0053】図5は、本実施例の地中連続壁の構築方法
の手順を示したフローチャートである。
の手順を示したフローチャートである。
【0054】ここで、ステップ111乃至115につい
ては、図1のステップ101乃至105とほぼ同様であ
るのでここではその詳細な説明を省略し、コンクリート
を打設する工程(ステップ115)以降について説明す
る。
ては、図1のステップ101乃至105とほぼ同様であ
るのでここではその詳細な説明を省略し、コンクリート
を打設する工程(ステップ115)以降について説明す
る。
【0055】コンクリートを打設してから当該コンクリ
ートが硬化するまでの間、壁面形成板22を継続的にか
つわずかの距離だけ繰り返し昇降させる(ステップ11
6)。
ートが硬化するまでの間、壁面形成板22を継続的にか
つわずかの距離だけ繰り返し昇降させる(ステップ11
6)。
【0056】図6は、壁面形成板22を昇降させる機構
例を示した鉛直断面図である。
例を示した鉛直断面図である。
【0057】同図でわかるように、壁面形成板22の上
方には所定の角孔45を設けた吊上げ部43を取り付け
てあり、当該角孔45にガイドトレンチ14上の2本の
H型鋼41に架け渡されたH型鋼42を挿通することに
より、壁面形成板22を吊持するようになっている。
方には所定の角孔45を設けた吊上げ部43を取り付け
てあり、当該角孔45にガイドトレンチ14上の2本の
H型鋼41に架け渡されたH型鋼42を挿通することに
より、壁面形成板22を吊持するようになっている。
【0058】また、ガイドトレンチ14とH型鋼42と
の間には油圧ジャッキ44を介装してある。
の間には油圧ジャッキ44を介装してある。
【0059】かかる機構においては、図6(a) に示すよ
うに油圧ジャッキ44の油圧を解放して壁面形成板22
を下方位置に降ろすことができるとともに、図6(b) に
示すように油圧ジャッキ44を作動させて壁面形成板2
2を上方位置に持ち上げることができるようになってい
る。なお、壁面形成板22は、下方位置においてはH型
鋼41で支持され、上方位置においては油圧ジャッキ4
4で支持される。
うに油圧ジャッキ44の油圧を解放して壁面形成板22
を下方位置に降ろすことができるとともに、図6(b) に
示すように油圧ジャッキ44を作動させて壁面形成板2
2を上方位置に持ち上げることができるようになってい
る。なお、壁面形成板22は、下方位置においてはH型
鋼41で支持され、上方位置においては油圧ジャッキ4
4で支持される。
【0060】コンクリートが硬化するまではこのような
昇降を所定回数だけ繰り返し、壁面形成板22と周囲の
コンクリートとの縁を切っておく。なお、繰り返しの回
数あるいは昇降距離(上方位置と下方位置との間隔)に
ついては、生コンクリートの性状、潤滑剤31の性質等
を考慮して適宜定める。
昇降を所定回数だけ繰り返し、壁面形成板22と周囲の
コンクリートとの縁を切っておく。なお、繰り返しの回
数あるいは昇降距離(上方位置と下方位置との間隔)に
ついては、生コンクリートの性状、潤滑剤31の性質等
を考慮して適宜定める。
【0061】次に、コンクリートが硬化した後、壁面形
成板22を溝13内から引き抜くとともに(ステップ1
17)、ロッキングパイプを建て込んだ場合にはこれも
引き抜く。
成板22を溝13内から引き抜くとともに(ステップ1
17)、ロッキングパイプを建て込んだ場合にはこれも
引き抜く。
【0062】ここで、壁面形成板22の表面には潤滑剤
31が塗布若しくは被着されており、かつコンクリート
との縁を切ってあるため、壁面形成板22を引き抜く
際、周囲のコンクリートとの間にほとんど摩擦を生じる
ことなく、容易にこれを引き抜くことができる。
31が塗布若しくは被着されており、かつコンクリート
との縁を切ってあるため、壁面形成板22を引き抜く
際、周囲のコンクリートとの間にほとんど摩擦を生じる
ことなく、容易にこれを引き抜くことができる。
【0063】以上の手順を所定長さの連続壁が構築され
るまで繰り返す(ステップ118)。
るまで繰り返す(ステップ118)。
【0064】連続壁を構築した後は、第1実施例の図4
と同様、突出部分24を崩しながら根切りを行う(ステ
ップ119)。
と同様、突出部分24を崩しながら根切りを行う(ステ
ップ119)。
【0065】ここで、壁面形成板22の裏側に流れ込ん
だコンクリートによる突出部分24は、根切り底より下
方において本体側とつながっている以外は本体側と縁が
切れている。
だコンクリートによる突出部分24は、根切り底より下
方において本体側とつながっている以外は本体側と縁が
切れている。
【0066】そのため、根切りの際にその突出部分24
を容易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に
不要となる 以上説明したように、本実施例の地中連続壁の構築方法
によれば、壁面形成板の表面に予め潤滑剤を付着させて
おくとともに、コンクリートが打設されてから硬化する
までの間、壁面形成板を継続的に繰り返し昇降させるよ
うにしたので、壁面形成板を引き抜く際に大きな摩擦力
が発生するのを回避することができ、比較的小さな力で
壁面形成板を引き抜くことができる。
を容易に崩落させることができ、はつり作業は実質的に
不要となる 以上説明したように、本実施例の地中連続壁の構築方法
によれば、壁面形成板の表面に予め潤滑剤を付着させて
おくとともに、コンクリートが打設されてから硬化する
までの間、壁面形成板を継続的に繰り返し昇降させるよ
うにしたので、壁面形成板を引き抜く際に大きな摩擦力
が発生するのを回避することができ、比較的小さな力で
壁面形成板を引き抜くことができる。
【0067】そして、壁面形成板の裏側に回ったコンク
リートで形成された突出部分は、壁面形成板によって本
体と縁が切られており、根切りの際に容易にこれを切り
崩すことができ、はつり作業は実質的に不要となる。
リートで形成された突出部分は、壁面形成板によって本
体と縁が切られており、根切りの際に容易にこれを切り
崩すことができ、はつり作業は実質的に不要となる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の地中連続壁
の構築方法によれば、崩壊性地盤内に構築する場合にお
いて根切り後のはつり作業を実質的になくすことができ
る。
の構築方法によれば、崩壊性地盤内に構築する場合にお
いて根切り後のはつり作業を実質的になくすことができ
る。
【0069】また、本発明の地中連続壁を用いた根切り
方法によれば、崩壊性地盤内に構築する場合において根
切り後のはつり作業を実質的になくすことができる。
方法によれば、崩壊性地盤内に構築する場合において根
切り後のはつり作業を実質的になくすことができる。
【0070】
【図1】第1実施例に係る地中連続壁の構築方法及び根
切り方法の手順を示したフローチャート。
切り方法の手順を示したフローチャート。
【図2】(a)は、地盤に溝を形成した様子を示す鉛直断
面図、(b)は掘削した溝内に鉄筋かごを建て込んだ様子
を示す鉛直断面図。
面図、(b)は掘削した溝内に鉄筋かごを建て込んだ様子
を示す鉛直断面図。
【図3】(a)は、溝内に壁面形成板を挿入した様子を示
す鉛直断面図、(b)は、溝内にコンクリートを打設し、
続いて壁面形成板を引き抜く様子を示す鉛直断面図。
す鉛直断面図、(b)は、溝内にコンクリートを打設し、
続いて壁面形成板を引き抜く様子を示す鉛直断面図。
【図4】根切りを行う際に突出部分を切り崩す様子を示
す鉛直断面図。
す鉛直断面図。
【図5】第2実施例に係る地中連続壁の構築方法及び根
切り方法の手順を示したフローチャート。
切り方法の手順を示したフローチャート。
【図6】(a) は、油圧ジャッキの油圧を解放して壁面形
成板を下方に降ろした状態を示した鉛直詳細断面図、
(b) は、油圧ジャッキを作動させて壁面形成板を上方に
持ち上げた状態を示した鉛直詳細断面図。
成板を下方に降ろした状態を示した鉛直詳細断面図、
(b) は、油圧ジャッキを作動させて壁面形成板を上方に
持ち上げた状態を示した鉛直詳細断面図。
【図7】地中連続壁を構築し、引き続いて根切りを行う
従来の技術を示したものであり、(a) は、地盤に溝を形
成した様子を示す鉛直断面図、(b) は、溝内にコンクリ
ートを打設した様子を示す鉛直断面図、(c) は、根切り
を行った様子を示す鉛直断面図。
従来の技術を示したものであり、(a) は、地盤に溝を形
成した様子を示す鉛直断面図、(b) は、溝内にコンクリ
ートを打設した様子を示す鉛直断面図、(c) は、根切り
を行った様子を示す鉛直断面図。
13 溝 22 壁面形成板 23 地中連続壁 24 突出部分 101 掘削工程 103 潤滑剤付着工程 104 壁面形成板の挿入工程 105 コンクリート打設工程 106 壁面形成板の引抜き工程 108 根切り工程 111 掘削工程 113 潤滑剤付着工程 114 壁面形成板の挿入工程 115 コンクリート打設工程 116 壁面形成板の昇降工程 117 壁面形成板の引抜き工程 119 根切り工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 5/18 - 5/20
Claims (4)
- 【請求項1】 安定液を注入しながら地盤を掘削して溝
を形成する工程と、当該溝内に壁面形成板を挿入する工
程と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように前記溝内に
コンクリートを打設する工程と、当該コンクリートの初
期硬化後に前記壁面形成板を引き抜いて地中連続壁を形
成する工程とからなることを特徴とする地中連続壁の構
築方法。 - 【請求項2】 安定液を注入しながら地盤を掘削して溝
を形成する工程と、当該溝内に壁面形成板を挿入する工
程と、該壁面形成板の裏側に流れ込むように前記溝内に
コンクリートを打設する工程と、当該コンクリートが硬
化するまでの間、前記壁面形成板を昇降させる工程と、
前記コンクリートが硬化した後、前記壁面形成板を引き
抜いて地中連続壁を形成する工程とからなることを特徴
とする地中連続壁の構築方法。 - 【請求項3】 前記壁面形成板の挿入工程の前に、当該
壁面形成板の表面に所定の潤滑剤を塗布若しくは被着す
る工程を含む請求項1乃至2のいずれかに記載の地中連
続壁の構築方法。 - 【請求項4】 前記壁面形成板の引抜き工程の後に、当
該壁面形成板の裏側に流れ込んだコンクリートによって
形成された突出部分を切り崩しながら前記地中連続壁の
内側の地盤を根切りする工程を含む請求項1乃至3のい
ずれかに記載の地中連続壁を用いた根切り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188874A JP2988566B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 地中連続壁の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188874A JP2988566B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 地中連続壁の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827779A JPH0827779A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2988566B2 true JP2988566B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=16231391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6188874A Expired - Fee Related JP2988566B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 地中連続壁の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988566B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6188874A patent/JP2988566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0827779A (ja) | 1996-01-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2022502586A (ja) | オールケーシング掘削を案内とした既製杭のグラウチング固結方法、及びその既製杭 | |
| JP2000008623A (ja) | 構造物の復旧工法 | |
| US6164873A (en) | Double-wing deformable stop-end pipe for forming the joining surfaces of concrete-cast wall elements | |
| JP2988566B2 (ja) | 地中連続壁の構築方法 | |
| JP3760343B2 (ja) | 掘削底面安定化工法と地下建造物の構築法 | |
| JPH0574677B2 (ja) | ||
| JPH0776845A (ja) | オープンケーソンの沈設方法 | |
| JP2874906B2 (ja) | 立坑構築工法 | |
| JP2996113B2 (ja) | 立坑の構築方法 | |
| JP2955120B2 (ja) | 排水用管路の敷設工法 | |
| JP2988564B2 (ja) | 地中連続壁の構築方法 | |
| JPH08209687A (ja) | 部分ケーシング杭工法 | |
| JP2988565B2 (ja) | 地中連続壁の構築方法 | |
| JPH10252064A (ja) | 場所打ち杭の施工方法 | |
| JPH0468407B2 (ja) | ||
| JP2023088083A (ja) | 土留め壁撤去方法 | |
| JPH07119471B2 (ja) | アースアンカーによる盤ぶくれ防止工法 | |
| JP3050470B2 (ja) | 構真柱の建て込み方法 | |
| JP2024172995A (ja) | 山留め工法 | |
| JPH0610345A (ja) | 場所打ち杭の支持力の確認と増加方法 | |
| JP2007177447A (ja) | 既設地下構造物の撤去方法 | |
| JPH10140557A (ja) | 中空部を有する場所打ち地中連続壁構築方法 | |
| JPH03257280A (ja) | 立坑築造方法 | |
| JPS61158520A (ja) | 造成くい工法 | |
| JPS5857576B2 (ja) | 杭基礎構築方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990909 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |