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JP2988674B2 - カラー信号制御装置 - Google Patents
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JP2988674B2 - カラー信号制御装置 - Google Patents

カラー信号制御装置

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JP2988674B2
JP2988674B2 JP1253559A JP25355989A JP2988674B2 JP 2988674 B2 JP2988674 B2 JP 2988674B2 JP 1253559 A JP1253559 A JP 1253559A JP 25355989 A JP25355989 A JP 25355989A JP 2988674 B2 JP2988674 B2 JP 2988674B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、カラーテレビジョン受像機、ビデオテー
プレコーダ(VTR)等に使用されるカラー信号制御装置
に関するもので、とくにカラーキラー回路を改善したも
のである。
(従来の技術) カラーテレビジョン信号処理回路には、カラーキラー
回路が設けられる。第3図は、従来のカラー信号制御装
置であり、入力端子31にはクロマ信号が供給され、クロ
マ増幅器32に導入される。クロマ増幅器32の出力は、バ
ースト増幅器33に入力されるとともに、第2のクロマ増
幅器41に入力される。
バースト増幅器33は、バースト信号を抽出し、これを
自動色制御(ACC)検波器34に供給する。ACC検波器34
は、バースト信号を振幅検波し、その出力によりクロマ
増幅器32の利得を制御する。これにより、クロマ増幅器
32から出力されるバースト信号は、常に一定のレベルに
維持される。
さらに、バースト増幅器33の出力は、キラー検波器40
と自動位相制御(APC)検波器35に供給する。APC検波器
35は、APC用キャリア(APC−CW)とバースト信号との位
相比較を行い、その誤差電圧を電圧制御発振器(VCO)3
6の制御端子に供給する。VCO36の出力は、90゜移相器37
で移相され増幅器38を介してAPC/KIキャリア増幅器39に
入力されている。APC/キラー増幅器39は、APC用キャリ
アAPC−CWと、キラー用のキャリアKI−CWを作成してい
る。
APCループは、APC検波器35、VCO36、90゜移相器37、
増幅器38、APC/KIキャリア増幅器39により形成されてい
る。これによりVCO36の発振出力は、バースト信号に位
相同期することになる。
APC/KIキャリア増幅器39は、キラー検波用のキャリア
KI−CWも作成しており、このキラー検波用のキャリアKI
−CWは、キラー検波器40に入力される。キラー検波器40
は、キャリアKI−CWとバースト信号の掛け算を行い、バ
ースト信号が存在するときは、システムをカラー信号処
理モードにし、バースト信号が無いかあるいは非常に低
いレベル(弱電界)の場合は、カラーキラーモードにす
る。キラー検波器40の出力(モード信号)は、図示して
いないが、復調器42やクロマ増幅器41などに供給され
る。
クロマ増幅器41の出力は、復調器42に供給される。復
調器42には、キャリア増幅器43から(R−Y)信号復調
用のキャリア(R−Y)CWと、(B−Y)信号復調用の
キャリア(B−Y)CWとが供給されている。キャリア増
幅器43も、VCO36の出力を用いてキャリア(R−Y)CW
と、キャリア(B−Y)CWCとを作成している。
第4図は、キラー検波器40の具体的な回路を示してい
る。
トランジスタQ13のベースにバースト期間を示すバー
ストゲート信号が供給されると、トランジスタQ13がオ
フし、この検波器全体は、動作可能な状態となる。トラ
ンジスタQ14、Q15は定電流源を構成している。差動対と
なったトランジスタQ9、Q10のベース間にはバースト信
号が供給される。また、トランジスタQ6とQ7の共通ベー
スと、トランジスタQ5とQ8の共通ベース間には、キラー
検波用のキャリアKI−CWが供給される。トランジスタQ5
〜Q10は二重平衡型差動増幅器を形成しており、トラン
ジスタQ5、Q7の共通コレクタから検波出力(電流)が取
り出され、端子P1を介してフィルタに充電される。
トランジスタQ1〜Q4は、差動出力を電圧電流変換する
カレントミラー回路部である。トランジスタQ11〜Q14
は、バーストゲート期間にオフセット電流を流す回路で
ある。
キラー検波器のキラー動作レベルは、検波器の動作電
流I0となるトランジスタQ15のコレクタ電流と、オフセ
ット電流I off(トランジスタQ12のコレクタ電流)の比
により決定されている。
検波出力が大きい場合は、キラー判定回路401から
は、カラー受信状態を示すモード信号が得られ、検波出
力が小さい場合にはキラー判定回路401から白黒受信状
態を示すモード信号が得られる。
今、白黒受信状態であるものとする。このときは、検
波出力が小さく(零)、キラー判定回路401からは、白
黒受信状態を示すモード信号が得られている。しかしな
がら、この回路は、キラー検波用のキャリアKI−CWが、
バースト信号入力ラインに漏れ込みやすく、たまたまこ
の漏れ込みキャリアの位相が検波用キャリアの位相軸に
一致すると、フィルタに検波電圧があらわれる。これに
応答して、キラー判定回路401は、白黒受信状態である
にもかかわらず、カラー受信状態を示すモード信号を出
力することになる。つまり、誤動作することになる。
このような誤動作を低減するには、トランジスタQ12
のコレクタとフィルタの間に高抵抗を挿入して、キラー
オフセット電流I offを増やすことにより対処すること
ができる。つまり、オフセット電流I offを増やすこと
により、漏れ込みキャリアが存在してもフィルタにその
検波出力による電流が充電されにくいように設定するも
のである。しかし、この方法であると、弱電界受信時に
おいて検波出力が小さいような場合に、正常な働きが得
られなくなる問題がある。また、カラー受信状態におい
て、正常な検波出力を得るための高抵抗値を選定するこ
とは非常に難しい。これは、弱電界になると、検波出力
も小さくなるために抵抗値の選定によっては、カラー受
信状態を示すモード信号を維持できなくなる場合がある
からである。
第5図は、上記したカラー信号制御装置の問題点を解
決するために考えられた回路である。
第3図と同一部分には第3図と同じ符号を付してい
る。異なる部分は、ACC回路34の出力が、さらにキラー
判別回路401に入力されている点と、このキラー判別回
路401とキラー検波器40とが関連付けられている点であ
る。
第6図は、キラー検波器41と、キラー判別回路45の具
体的な回路例を示している。
バースト信号は、トランジスタQ31、Q32のベース間に
差動入力される。トランジスタQ30は定電流源を構成し
ている。トランジスタQ35とQ36の共通ベースと、トラン
ジスタQ34とQ37の共通ベース間には、キラー検波用キャ
リアKI−CWが供給される。トランジスタQ30〜Q37は二重
平衡型差動増幅器を形成しており、トランジスタQ36、Q
37の共通コレクタ出力は、トランジスタQ38〜Q40からな
るカレントミラー回路により電流変換される。また、ト
ランジスタQ34、Q35の共通コレクタ出力は、トランジス
タQ41〜Q43からなるカレントミラー回路により電流変換
される。この変換電流は、さらにトランジスタQ44〜Q46
からなるカレントミラー回路を通して、フィルタに供給
される。抵抗RLは、負荷抵抗である。
バーストゲート期間は、検波電流は、負荷抵抗RL、
フィルタのコンデンサにより平滑され、コンデンサには
電荷が蓄積され、ゲート期間以外はコンデンサの電荷は
トランジスタQ45、Q46によるスイッチ回路およびトラン
ジスタQ47、Q48によるゲート回路を通して自然放電され
るが、電圧降下はほとんどない。
今、カラー受信状態であるとし、この状態から白黒受
信状態になったとする。すると、バースト信号がなくな
るので、検波出力は、トランジスタQ45、Q46の直流オフ
セットが無いものとすると、フィルタ出力は、トランジ
スタQ52のエミッタ電位となる。トランジスタQ51、Q5
2、Q53はバイアス回路である。
上記検波器は、ACC検波器34の出力に対してキラー判
別回路401を介して関連付けられている。即ち、ACC検波
器34の出力は、トランジスタQ61、Q62のベース間に供給
される。トランジスタQ61、Q62の共通エミッタには、ト
ランジスタQ63を通して電源電流が供給されている。ト
ランジスタQ64、Q65はカレントミラー回路を形成してい
る。トランジスタQ62のコレクタ出力は、トランジスタQ
66のベースに供給さる。このベースにはトランジスタQ5
1のエミッタから、抵抗RBを介して電流経路が形成され
ている。
トランジスタQ66、Q67、Q68、Q69およびQ70は、フィ
ルタ出力とトランジスタQ62のコレクタ出力との比較回
路を形成するとともに、トランジスタQ71、Q72からなる
カレントミラー回路を介してカラ受信状態を示すモード
信号、白黒受信状態を示すモード信号を得る回路であ
る。
今、ACC検波が最大感度(ACCオープンループ)になっ
ているものとする。この状態は、白黒受信状態か、カラ
ー受信状態でも非常に受信レベルが低い弱電界のような
ときに得られる。このとき、ACC検波器34の出力は、ト
ランジスタQ61のベース側が電位が高くなるものとす
る。
すると、トランジスタQ61のベース電位が高いと、ト
ランジスタQ62が動作し、トランジスタQ66のベース電位
が抵抗RBの電圧降下により上昇する。一方、フィルタ
出力はローレベルである。これにより、トランジスタQ6
7のベース電位(フィルタ出力)とトランジスタQ66のベ
ース電位の差が拡大する(直流オフセット大)ことにな
る。このことは、トランジスタQ68の出力は、トランジ
スタQ69のベース電位(トランジスタQ67のベース電位)
がかなり大きくならないとトランジスタQ68のコレクタ
出力を停止させることが出来ないことを意味する。つま
り、ACCオープンループが形成されているときは、トラ
ンジスタQ66のベース電位が上昇し、フィルタ出力に対
して直流オフセットを大きくしたことになる。
これにより、バース信号入力部に、キャリアの漏れ込
みがあって、キラー検波出力が生じたとしても、ACC検
波出力を監視することにより、誤動作を防止できる。
次に、カラー受信状態のときは、ACC検波器34の出力
のうちトランジスタQ62側の出力電位が高く、トランジ
スタQ61側の出力電位が低い。このために、トランジス
タQ61が動作し、トランジスタQ64、Q65のカレントミラ
ー回路を通して、トランジスタQ66のベース電位を引き
下げることになる。
この結果、トランジスタQ66のベース電位が抵抗RBの
電圧降下により下降し、フィルタ出力との差を縮めるこ
とになる(直流オフセット小)。よって、このときは、
トランジスタQ67のベース電位が大きく変化しても、カ
ラーキラー出力が直ぐに得られることはなく(トランジ
スタQ69がオン状態を維持)、強電界および弱電界に渡
ってカラーモード信号を維持できる。よって弱電界時に
おける色消えを防止できる。
しかし、第6図の回路には次のような問題がある。
(a)ACC検波出力によりキラー判別回路401に直流オフ
セットを与える構成であり、ACC検波器からの電流入力
および出力(特にトランジスタQ65のコレクタ電流、ト
ランジスタQ66のベース電流さらに抵抗RB)の選定に困
難が伴う。
(b)キラー検波器の負荷が抵抗RLで与えられている
が、これに直流オフセット、オフセット電流、入力信号
オフセットの影響が常に現れてくるために、ACC検波出
力によるキラー誤動作改善、弱電界時のキラー性能向上
を十分得られるように設計することが非常に困難であ
る。
(C)また、キラー検波器の感度、オフセットが同時に
現れるたために希望の性能を得ることが困難である。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来は、電界強度に対するキラー検波
器の感度切換えが無いために、例えば強電界の白黒受信
状態で、キャリアの漏れ込みがあるとカラー受信状態と
の誤判定を得ることがある。これを改善するために、フ
ィルタに高抵抗を接続することも考えられたが、こんど
は、このためにカラー受信状態における弱電界時にすぐ
に白黒と判定してしまい性能が悪化する問題がある。
また、第6図の回路のように、強電界、弱電界に応じ
てACC検波出力を電流変換して、キラー検波感度の切換
え(直流オフセットの増大)を行うようにすると、キラ
ー検波器自信が持つオフセットおよびACC検波出力のオ
フセットが存在するために、希望のキラー特性を得る設
計が困難である。
そこでこの発明は、電界強度に対するキラー検波器の
感度を切換えるに当たり、ACC検波電流によりキラー動
作電流とキラーオフセット電流の比率を変化させ、強電
界で白黒受信時でのキラー誤動作をしにくくし、逆に弱
電界でカラー受信時でのキラー誤動作(色消え)をしに
くくすることができるカラー信号処理装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、バースト信号を含むクロマ信号が入力さ
れるクロマ信号増幅器と、前記クロマ信号増幅器の出力
から前記バースト信号を分離し、このバースト信号の振
幅を検出して前記クロマ信号増幅器の利得を制御する自
動色制御検波出力を生成する自動色制御検波器と、電圧
制御発振器を含み前記バースト信号に位相同期した基準
キャリア信号を発生する自動位相制御回路と、前記自動
位相制御回路からのキャリア信号を利用してカラーキラ
ー制御用の第2のキャリア信号を生成する手段と、前記
分離したバースト信号と前記第2のキャリア信号とを位
相比較しカラーキラー用の検波出力を生成するキラー検
波器と、前記自動色制御検波出力信号に応答して前記キ
ラー検波器の感度を補正する感度補正回路とを具備し、 前記キラー検波器は、前記バースト信号と前記第2の
キャリア信号が入力される差動トランジスタを有し、前
記バースト信号の有無に応じてそれぞれ異なるレベルの
検波出力を生成する位相検波回路と、前記差動トランジ
スタの電流源を成しこの位相検波回路の電流量を決定す
る動作電流源と、前記位相検波回路の検波出力端子と基
準電位点間にオフセット電流を流すオフセット電流源と
から成り、 前記感度補正回路412は、前記自動色制御検波出力に
応答して、前記位相検波回路の電流及び前記オフセット
電流の少なくとも一方を補正しそれらの電流比を、前記
自動色制御検波出力信号がカラー受信状態を示す場合に
は増加させ、白黒受信状態を示す場合には減少するよう
に補正する電流補正回路にて成るものである。
(作用) 上記の手段により、キラー検波感度補正回路からの補
正電流は、キラー検波器の検波電流あるいはオフセット
電流に直接加算または減算されて、モード信号出力特性
にヒステリシス特性を持たせることになる。従って、白
黒受信状態でカラーモードの誤判定を得ることがなく、
カラー受信状態で弱電界時に色消えを生じることがな
い。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。全体のシステム
ブロックは、第6図に示した構成とほぼ同様であるか
ら、第6図と同じ部分には同符号をふしている。第6図
の回路と異なる部分は、キラー検波器411、キラー検波
感度補正回路412が設けられている点である。キラー検
波感度補正回路412には、ACC検波器34からのACC検波出
力が入力されている。
ACC検波出力は、白黒受信モードであるのか、カラー
受信モードであるのかを示す情報であるとともに、強電
界状態であるのか弱電界状態であるのかを示す情報とし
て利用できる。
ACC検波出力が、例えば所定レベル以上であれば白黒
受信状態であるか、または、カラー受信状態であっても
弱電界であり微小入力信号であることを判定できる。
ACC検波出力が、例えば所定レベルよりも小さい場合
は、カラー受信状態であることを判定できる。
キラー検波感度補正回路412は、上記のようなACC検波
器34からの情報を判定して、キラー検波器411の検波感
度を補正することができる。
ここで、白黒受信状態においては、バースト入力部へ
キャリアが漏れ込み誤判定(カラーモード判定)が行わ
れるのを防止しなければならない。このためには、キラ
ー検波感度補正回路412は、キラー検波器411から出力さ
れているカラーキラー出力が容易に変化するのを押さえ
る必要があり、キラー検波器411の検波感度を鈍くして
いる。
次に、カラー受信状態において、所定レベル以上のAC
C検波出力が得られており、この状態から次第に弱電界
になる場合、直ぐに白黒受信モードであるとの誤判定を
行うと、色消えが生じる。従って、このような場合は、
つまりACC検波出力が所定レベル以上得られているかぎ
りは、キラー検波出力が色信号受信状態(カラーモー
ド)から白黒受信状態(B/Wモード)を示す内容に直ぐ
に変化しない方が好ましい。そのために、キラー検波感
度補正回路412は、キラー検波器411の感度を鈍くしてい
る。
つまり、上記のキラー検波感度補正回路412は、キラ
ー検波411のモード判定出力に対してヒステリシス特性
をもたせるものである。
第2図は、上記のキラー検波器411とキラー検波感度
補正回路412の具体的構成例を示している。
第2図において、トランジスタQ81とQ82のベース間に
はバースト信号が供給される。このトランジスタQ81とQ
82の共通エミッタは、定電流源を形成するトランジスタ
Q91のコレクタに接続されるとともに、後述するカレン
トミラー回路出力であるトランジスタQ112のコレクタに
接続されている。
トランジスタQ81のコレクタはトランジスタQ83とQ84
の共通エミッタに接続され、トランジスタQ82のコレク
タはトランジスタQ85とQ86の共通エミッタに接続され
る。トランジスタQ84とQ85の共通ベースとトランジスタ
Q83とQ86の共通ベース間には、キラー検波用のキャリア
KI−CWが供給される。トランジスタQ83とQ85の共通コレ
クタは、キラー判別回路413に供給されるとともに、ト
ランジスタQ87のコレクタ、トランジスタQ95のコレクタ
および検波出力を平滑するためのフィルタFに接続され
る。
トランジスタQ87のエミッタはトランジスタQ89および
Q90の共通ベースおよびトランジスタQ89のコレクタに接
続されている。トランジスタQ87〜Q90は、二重平衡型差
動増幅器を構成したトランジスタQ81〜Q88からなる検波
器の出力を取り出すためのカレントミラー回路を形成し
ている。
トランジスタQ95は、フィルタF出力に対して直流オ
フセットを与えることができる。トランジスタQ95のベ
ースはトランジスタQ94のベースとともに、+B電源に
接続され、トランジスタQ94およびQ95の共通エミッタは
定電流源を構成するトランジスタQ92のコレクタに接続
されている。
トランジスタQ93は、電源ラインVcと接地電位間をオ
ンまたはオフするスイッチトランジスタである。
上記のキラー検波器411は、バースト信号とキラー検
波用のキャリアKI−CWとの検波出力を得るもので、この
出力はフィルタFにより平滑されてキラー判別回路413
に供給される。バースト信号が存在するときは、検波電
流が得られフィルタFの出力電位は高くなり、白黒受信
状態でバースト信号が無い場合は、検波出力は得られ
ず、フィルタFの出力電位は低くなる。
一方、キラー検波感度補正回路412においては、トラ
ンジスタQ103とQ104のベース間にACC検波出力が供給さ
れる。ACC検波出力は、バースト信号の振幅検波を行っ
た結果であり、バースト信号が十分なレベルのとき(カ
ラー受信状態のとき)は、トランジスタQ103のベース電
位が低く、トランジスタQ104のベース電位が高くなる出
力を得、バースト信号が微小なレベル(弱電界)および
白黒受信状態のときはトランジスタQ103のベース電位が
高く、トランジスタQ104のベース電位が低くなる出力を
得る。
トランジスタQ103、Q104の共通エミッタは、定電流源
を構成するトランジスタQ102のコレクタに接続されてい
る。トランジスタQ101は電源と接地間に接続されたスイ
ッチトランジスタであり、バースト信号期間にオンす
る。
トランジスタQ103のコレクタ出力は、トランジスタQ1
05、Q106により構成されるカレントミラー回路を介し
て、さらにトランジスタQ109、Q110により構成されるカ
レントミラー回路を介してフィルタFに接続される。
またトランジスタQ104のコレクタ出力は、トランジス
タQ107、Q108により構成されるカレントミラー回路を介
して、さらにトランジスタQ111とQ112により構成される
カレントミラー回路を介して、トランジスタQ81、Q82の
共通エミッタに供給される。
従って、ACC検波器34の検波出力が、キラー検波感度
補正回路412を通して、キラー検波器411に関連されてい
る。
この場合、トランジスタQ104、Q107、Q108、Q111、Q1
12の経路は、キラー検波器411の動作電流I0に関連つけ
られ、トランジスタQ103、Q105、Q106、Q109、Q110の経
路は、キラー検波器411のオフセット電流I offに関連付
けられる。ここで、キラー検波器411の動作レベルは、
動作電流I0とオフセット電流I offの比により決定され
る。前記キラー判別回路413は、トランジスタQ112〜Q11
7から成り、トランジスタQ113とQ115のペア、及びトラ
ンジスタQ112とQ114のペアとで差動増幅器を構成し、ト
ランジスタQ114のベースには+B電源が接続され、トラ
ンジスタQ115のベースにはフィルタFが接続されてい
る。この差動増幅器の出力はカレントミラーのトランジ
スタQ116、Q117を介して取出され、モード判別信号とし
て利用される。また、トランジスタQ118、Q119はVBEク
ランプ回路を形成するもので、これらトランジスタQ11
8、Q119は電源電圧Vcと基準電位点間に直列に結合さ
れ、両ベースには+B電源が接続され、両エミッタはフ
ィルタFに接続されている。
今、ACC検波器34の検波出力が白黒受信状態を示す内
容であると、トランジスタQ103のベース電位が高く、ト
ランジスタQ104のベース電位が低くなる。すると、トラ
ンジスタQ103のコレクタ出力がカレントミラー回路(Q1
05〜Q110)を通してフィルタFの端子に供給される。つ
まりオフセット電流I offが増加される。オフセット電
流I offが増加することは、キラー検波器411の動作電流
I0との差が少なくなることであり、かつフィルタFの端
子電位が低くなることである。
この結果、白黒受信状態においてはフィルタFの出力
は電位が低くなるが、さらにACC検波出力によりオフセ
ット電流が増大されるために、白黒(B/W)モードの判
定出力の維持が強くなる。つまり白黒受信状態において
バースト入力部にキャリアの漏れ込みがあって少しの検
波出力が現れても、誤ってカラーモードの判定出力に切
替わることはない。
次に、カラー受信状態においては、トランジスタQ103
のベース電位が低く、トランジスタQ104のベース電位が
高くなる。するとトランジスタQ104が動作して、そのコ
レクタ出力がカレントミラー回路(Q107〜Q122)を通し
てキラー検波器411のトランジスタQ81、Q82のエミッタ
に供給される。これによりキラー検波器411の動作電流I
0が大きくなる。これは検波電流が大きくなることであ
り、かつオフセット電流との比率を大きくし、強制的に
フィルFの端子電圧を高い(カラーモード判定を得る)
方向へシフトしたことになる。よって、弱電界の受信状
態においても直ぐにカラーキラーが働くことはなく、色
が消えたり着いたりするようなことは無く、キラー検波
性能の向上を得られることになる。
弱電界において、フィルタFの端子電圧を高くして、
カラーモードを維持する方向に働いている場合、白黒受
信状態になったときもカラーモードを維持するように考
えられるが、このときは、バースト信号が無くキラー検
波器の検波効率が低下するのでフィルタF端子電圧は、
十分低下しカラーキラー出力(B/Wモード)を得ること
ができるので心配はない。
上記したオフセット電流、動作電流に対して与えられ
る補正電流は、1:1の比率で説明したが、比率を変えて
もよい。
上記したこの実施例によれば、キラー検波器の動作電
流もしくはオフセット電流の比を制御する構成としたの
でACC検波器とキラー検波器とのインターフェースを容
易に得ることができる。従来の回路であると、ACC検波
出力をキラー検波器に、バイアス制御の形で関連付けて
いたので、設計上で困難があった。この実施例によれ
ば、トランジスタQ103、Q104の電流比や付加するトラン
ジスタ数を選定することによりキラー検波器との結合を
容易することができる。
さらにまた、このキラー信号生成方法によると、キラ
ー判別回路413におけるB/Wモードからカラーモード、カ
ラーモードからB/Wモードに切替わる場合の、モード切
替えが確実であり、かつ迅速に得られる。
B/Wモードからカラーモードになる時間トランジスタQ
83のコレクタ電位がカラーモードになる電位差VBEを必
要とする。このときの1ゲート当りの充電電圧をΔV1、
放電電圧をΔV2とすると ΔI…キラー補正電流 0.1mA、I0…キラー動作電流
0.24mA、I off…オフセット電流 0.028mA、C…フィル
タのコンデンサ 0.018μA、t1…ゲート幅 3.5m、VB
E…0.7V、t…63.5μ 上記した2つの値より、B/Wモードからカラーモード
になる電位差ΔV(=VBE)に到達する時間は よって、約0.7msecがB/Wモードからカラーモードになる
時間である。
次に、カラーモードからB/Wモードになる時間は、 トランジスタQ83のコレクタ電位差がVBEになるまで
の時間であり、1ゲート当りの放電時間ΔV2は、 従って、カラーモードからB/Wモードになる電位差ΔV
(=VBE)に到達する時間は、 故に、カラーモードからB/Wモード状態になる色消え時
間は、1.8msecである。
以上の点を総合する、B/Wモードの場合、強電界時は
バースト信号がないためにキラー検波器は感度が良く、
B/Wモードの判定出力が得られる。また弱電界時は、ノ
イズが含まれこれを検波することにより色付きが生じよ
うとするが、バースト信号がないことと弱電界時には検
波効率が下がるためにB/Wモードの判定出力が得られ
る。
またキャリアの漏れ込みがある場合、強電界時はオフ
セット電流I offが増加してキラー検波器の感度を下げ
てB/Wモードの判定出力が得られる。弱電界時は、キャ
リアの漏れ込み以外にノイズが含まれ、キラー検波器の
動作電流Ioが増加するが、キャリアの漏れ込み量とノイ
ズの比率でキラー検波器の感度は等価的に下がり、B/W
モードの判定出力が得られる。
一方、カラーモードの場合、強電界時は確実にカラー
モードの判定出力が得られる。また弱電界時は信号以外
にノイズも含まれるがキラー検波器411の動作電流Ioを
増加するように作用して検波感度を下げ、カラーモード
の判定出力を得、色消えをなくすことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、電界強度に
対するキラー検波器の感度を切換えるに当たり、ACC検
波電流によりキラー動作電流とキラーオフセット電流の
比率を変化させ、強電界で白黒受信時でのキラー誤動作
をしにくくし、逆に弱電界でカラー受信時でのキラー誤
動作(色消え)をしにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の要部を示す回路図、第3図は従来のカラー
信号制御装置を示すブロック図、第4図は第3図のブロ
ックの一部を詳しく示す回路図、第5図も従来のカラー
信号制御装置を示すブロック図、第6図は第5図のブロ
ックの一部を詳しく示す回路図である。 32……クロマ増幅器、33……バースト増幅器、34……AC
C検波器、35……APC検波器、36……VCO、37……90゜移
相器、38、39、41、43……増幅器、42……復調器、411
……キラー検波器、412……キラー検波感度補正回路、4
13……キラー判別回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−48435(JP,A) 特開 昭60−125092(JP,A) 特開 昭62−137992(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バースト信号を含むクロマ信号が入力され
    るクロマ信号増幅器と、 前記クロマ信号増幅器の出力から前記バースト信号を分
    離し、このバースト信号の振幅を検出して前記クロマ信
    号増幅器の利得を制御する自動色制御検波出力を生成す
    る自動色制御検波器と、 電圧制御発振器を含み前記バースト信号に位相同期した
    基準キャリア信号を発生する自動位相制御回路と、 前記自動位相制御回路からのキャリア信号を利用してカ
    ラーキラー制御用の第2のキャリア信号を生成する手段
    と、 前記分離したバースト信号と前記第2のキャリア信号と
    を位相比較しカラーキラー用の検波出力を生成するキラ
    ー検波器と、 前記自動色制御検波出力信号に応答して前記キラー検波
    器の感度を補正する感度補正回路とを具備し、 前記キラー検波器は、前記バースト信号と前記第2のキ
    ャリア信号が入力される差動トランジスタを有し、前記
    バースト信号の有無に応じてそれぞれ異なるレベルの検
    波出力を生成する位相検波回路と、前記差動トランジス
    タの電流源を成しこの位相検波回路の電流量を決定する
    動作電流源と、前記位相検波回路の検波出力端子と基準
    電位点間にオフセット電流を流すオフセット電流源とか
    ら成り、 前記感度補正回路412は、前記自動色制御検波出力に応
    答して、前記位相検波回路の電流及び前記オフセット電
    流の少なくとも一方を補正しそれらの電流比を、前記自
    動色制御検波出力信号がカラー受信状態を示す場合には
    増加させ、白黒受信状態を示す場合には減少するように
    補正する電流補正回路にて成ることを特徴とするカラー
    信号制御回路。
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