JP3006576B2 - 空気調和機のファン制御装置 - Google Patents
空気調和機のファン制御装置Info
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- JP3006576B2 JP3006576B2 JP10087974A JP8797498A JP3006576B2 JP 3006576 B2 JP3006576 B2 JP 3006576B2 JP 10087974 A JP10087974 A JP 10087974A JP 8797498 A JP8797498 A JP 8797498A JP 3006576 B2 JP3006576 B2 JP 3006576B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DCモータで駆
動されるターボファンより成る室内ファンを室内ユニッ
トに内装する空気調和機のファン制御装置に関するもの
である。
動されるターボファンより成る室内ファンを室内ユニッ
トに内装する空気調和機のファン制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばセパレート形空気調和機に
おける壁掛け形の室内ユニットにおいては、断面略矩形
状のケーシングの前面に室内空気の吸込口が形成され、
この吸込口の背後に、熱交換器と、通常、クロスフロー
ファンから成る室内ファンとが順次配置されている。そ
して、この室内ファンの配設位置から、吸込口の下側に
形成した吹出口に至る間に、滑らかに湾曲した吹出流路
を設けた構成となっている。
おける壁掛け形の室内ユニットにおいては、断面略矩形
状のケーシングの前面に室内空気の吸込口が形成され、
この吸込口の背後に、熱交換器と、通常、クロスフロー
ファンから成る室内ファンとが順次配置されている。そ
して、この室内ファンの配設位置から、吸込口の下側に
形成した吹出口に至る間に、滑らかに湾曲した吹出流路
を設けた構成となっている。
【0003】これに対し、室内ファンとして、回転軸の
軸方向に沿って吸込んだ空気を径方向外方に放射状に吹
き出すターボファンを用い、これを熱交換器の背後に配
置して、ケーシング前面の吸込口と熱交換器とを通して
吸込んだ室内空気を、ケーシングの左右および上下の4
側面にそれぞれ形成した吹出口を通して室内に吹出す構
成とすることによって、上記した吹出流路形状等が簡単
になり、全体的な小形化・薄形化を図ることが可能とな
る。
軸方向に沿って吸込んだ空気を径方向外方に放射状に吹
き出すターボファンを用い、これを熱交換器の背後に配
置して、ケーシング前面の吸込口と熱交換器とを通して
吸込んだ室内空気を、ケーシングの左右および上下の4
側面にそれぞれ形成した吹出口を通して室内に吹出す構
成とすることによって、上記した吹出流路形状等が簡単
になり、全体的な小形化・薄形化を図ることが可能とな
る。
【0004】ところで、上記のようなターボファンに対
し、これを駆動するファンモータとしてDCモータを採
用した構成では、例えば通風抵抗の変化等の外からの影
響を受けにくく、ターボファンの回転数とモータ入力電
圧との関係は、図5に示すように、実用回転数域では、
下記のような1次式で近似できる。モータ入力電圧=A
×回転数+B (但し、A,Bは定数)
し、これを駆動するファンモータとしてDCモータを採
用した構成では、例えば通風抵抗の変化等の外からの影
響を受けにくく、ターボファンの回転数とモータ入力電
圧との関係は、図5に示すように、実用回転数域では、
下記のような1次式で近似できる。モータ入力電圧=A
×回転数+B (但し、A,Bは定数)
【0005】したがって、従来は、室内ファンの回転数
制御装置に上記関係式中の定数A,Bを予め記憶させ、
利用者によるリモコン操作で空調運転が開始されたとき
や、例えば強・中・弱の吹出風量の設定が変更されたよ
うなときには、上記回転数制御装置において、まず、要
求される吹出風量に対応する目標回転数を求め、これに
対応するモータ入力電圧を上記関係式から算出し、この
算出電圧を基準電圧としてDCモータに入力する制御が
行われる。これによって、室内ファンを目標回転数に近
い回転数での駆動状態とした後、室内ファンの回転数を
検出しながらモータ入力電圧を基準電圧から増減するフ
ィードバック制御を行い、これによって、室内ファンの
回転数をほぼ目標回転数に到達させて、この駆動状態を
保持するような制御が行われている。
制御装置に上記関係式中の定数A,Bを予め記憶させ、
利用者によるリモコン操作で空調運転が開始されたとき
や、例えば強・中・弱の吹出風量の設定が変更されたよ
うなときには、上記回転数制御装置において、まず、要
求される吹出風量に対応する目標回転数を求め、これに
対応するモータ入力電圧を上記関係式から算出し、この
算出電圧を基準電圧としてDCモータに入力する制御が
行われる。これによって、室内ファンを目標回転数に近
い回転数での駆動状態とした後、室内ファンの回転数を
検出しながらモータ入力電圧を基準電圧から増減するフ
ィードバック制御を行い、これによって、室内ファンの
回転数をほぼ目標回転数に到達させて、この駆動状態を
保持するような制御が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内フ
ァンとDCモータとの組合せ(以下、ファンシステムと
いう)が同一のものが組込まれた室内ユニットであって
も、各室内ユニット間で、前記したフィードバック制御
によって目標回転数に到達させ安定させるまでの時間が
ばらつくという問題が生じている。
ァンとDCモータとの組合せ(以下、ファンシステムと
いう)が同一のものが組込まれた室内ユニットであって
も、各室内ユニット間で、前記したフィードバック制御
によって目標回転数に到達させ安定させるまでの時間が
ばらつくという問題が生じている。
【0007】つまり、型式が同じファンシステムでも、
例えばファンロータの形状的なばらつき等に起因する個
体差が各ファンシステム間に存在し、これに伴って、室
内ファンの回転数とモータ入力電圧との関係(以下、フ
ァン特性という)も、図6に示すように、若干相違す
る。特に、前記関係式(モータ入力電圧=A×回転数+
B)中における定数Aはそれ程変動しないが、定数B
に、上記個体差に応じたばらつきが生じる。
例えばファンロータの形状的なばらつき等に起因する個
体差が各ファンシステム間に存在し、これに伴って、室
内ファンの回転数とモータ入力電圧との関係(以下、フ
ァン特性という)も、図6に示すように、若干相違す
る。特に、前記関係式(モータ入力電圧=A×回転数+
B)中における定数Aはそれ程変動しないが、定数B
に、上記個体差に応じたばらつきが生じる。
【0008】したがって、個々のファンシステム毎にフ
ァン特性を計測し定数を求めることが望まれるものの、
これを実施することは殆ど不可能であるので、実際に
は、例えば図6中における平均的なシステムBのファン
特性に対応する定数A,Bが、各室内ユニットの回転数
制御装置にそれぞれ一律に設定されている。したがっ
て、例えば同図中システムCのファン特性を有するファ
ンシステムが組込まれている室内ユニットでは、前記関
係式によって算出される基準電圧(システムBに対応す
る電圧)は高めの電圧となり、この算出電圧をファンモ
ータに入力した時点での室内ファンの回転数は目標回転
数をオーバーする。特に、このように目標回転数をオー
バーした場合に、その後のフィードバック制御で目標回
転数に到達させるまでの時間が長くなり、また、回転数
が必要以上に変動して音の変化が大きくなるという問題
を生じている。
ァン特性を計測し定数を求めることが望まれるものの、
これを実施することは殆ど不可能であるので、実際に
は、例えば図6中における平均的なシステムBのファン
特性に対応する定数A,Bが、各室内ユニットの回転数
制御装置にそれぞれ一律に設定されている。したがっ
て、例えば同図中システムCのファン特性を有するファ
ンシステムが組込まれている室内ユニットでは、前記関
係式によって算出される基準電圧(システムBに対応す
る電圧)は高めの電圧となり、この算出電圧をファンモ
ータに入力した時点での室内ファンの回転数は目標回転
数をオーバーする。特に、このように目標回転数をオー
バーした場合に、その後のフィードバック制御で目標回
転数に到達させるまでの時間が長くなり、また、回転数
が必要以上に変動して音の変化が大きくなるという問題
を生じている。
【0009】この発明は、上記した問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、各室内ユニット毎に、基準電圧
入力時の回転数が目標回転数により近づいた状態とする
ことができ、ひいては、目標回転数により速やかに到達
させて安定した送風状態とすることが可能であると共
に、全体の構成をより簡素なものとし得る空気調和機の
ファン制御装置を提供することにある。
たもので、その目的は、各室内ユニット毎に、基準電圧
入力時の回転数が目標回転数により近づいた状態とする
ことができ、ひいては、目標回転数により速やかに到達
させて安定した送風状態とすることが可能であると共
に、全体の構成をより簡素なものとし得る空気調和機の
ファン制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機のファン制御装置は、室内ユニットのケーシング1
内に、熱交換器4と、回転軸の軸方向に沿って吸引した
空気を径方向外方へと吹出すターボファンから成る室内
ファン7とを配置し、この室内ファン7をDCモータ6
で駆動することにより、室内空気をケーシング1の吸込
口2を通して流入させ熱交換器4を通過させた後にケー
シング1の吹出口3から室内に吹出させる空気調和機の
ファン制御装置であって、室内ファン7の回転数とDC
モータ6へのモータ入力電圧との関係式に基づいて目標
回転数に対応する基準電圧を求め、この基準電圧をDC
モータ6に入力して室内ファン7の駆動を制御する回転
数制御手段12と、この回転数制御手段12によって制
御されているときの室内ファン7の駆動状態に基づいて
上記関係式中の定数を補正する定数補正手段12とを設
けていることを特徴としている。
和機のファン制御装置は、室内ユニットのケーシング1
内に、熱交換器4と、回転軸の軸方向に沿って吸引した
空気を径方向外方へと吹出すターボファンから成る室内
ファン7とを配置し、この室内ファン7をDCモータ6
で駆動することにより、室内空気をケーシング1の吸込
口2を通して流入させ熱交換器4を通過させた後にケー
シング1の吹出口3から室内に吹出させる空気調和機の
ファン制御装置であって、室内ファン7の回転数とDC
モータ6へのモータ入力電圧との関係式に基づいて目標
回転数に対応する基準電圧を求め、この基準電圧をDC
モータ6に入力して室内ファン7の駆動を制御する回転
数制御手段12と、この回転数制御手段12によって制
御されているときの室内ファン7の駆動状態に基づいて
上記関係式中の定数を補正する定数補正手段12とを設
けていることを特徴としている。
【0011】この構成によれば、回転数とモータ入力電
圧との関係式中の定数として初期設定されている値が、
実際に組込まれているファンシステムの特性に正確に対
応しない室内ユニットでも、これが運転され、回転数制
御手段12によって室内ファン7が駆動されると、この
ときの室内ファン7の駆動状態に基づき、上記定数が定
数補正手段12によって補正される。したがって、当初
は基準電圧入力時における室内ファン7の回転数が目標
回転数からずれるものであっても、次回からは、より目
標回転数に近づいた回転状態を基準電圧入力時に得るこ
とができる。
圧との関係式中の定数として初期設定されている値が、
実際に組込まれているファンシステムの特性に正確に対
応しない室内ユニットでも、これが運転され、回転数制
御手段12によって室内ファン7が駆動されると、この
ときの室内ファン7の駆動状態に基づき、上記定数が定
数補正手段12によって補正される。したがって、当初
は基準電圧入力時における室内ファン7の回転数が目標
回転数からずれるものであっても、次回からは、より目
標回転数に近づいた回転状態を基準電圧入力時に得るこ
とができる。
【0012】請求項2の空気調和機のファン制御装置
は、モータ入力電圧をV、室内ファン7の回転数をRと
したときの関係式をV=A×R+B(A,Bは定数)と
して、上記定数補正手段12が定数Bに対する補正を行
うことを特徴としている。
は、モータ入力電圧をV、室内ファン7の回転数をRと
したときの関係式をV=A×R+B(A,Bは定数)と
して、上記定数補正手段12が定数Bに対する補正を行
うことを特徴としている。
【0013】すなわち、前記のように、ターボファンか
ら成る室内ファン7とDCモータ6とを組合わせたファ
ンシステムでは、室内ファン7の回転数とDCモータ6
へのモータ入力電圧との関係を1次式で近似でき、この
場合に、各室内ユニットに組込まれるファンシステムの
個体差による定数値のばらつきは、定数AよりもBの方
が大きい。そこで、補正の対象をこの定数Bに特定する
ことで、全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より
顕著な定数補正効果を得ることができる。
ら成る室内ファン7とDCモータ6とを組合わせたファ
ンシステムでは、室内ファン7の回転数とDCモータ6
へのモータ入力電圧との関係を1次式で近似でき、この
場合に、各室内ユニットに組込まれるファンシステムの
個体差による定数値のばらつきは、定数AよりもBの方
が大きい。そこで、補正の対象をこの定数Bに特定する
ことで、全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より
顕著な定数補正効果を得ることができる。
【0014】請求項3の空気調和機のファン制御装置
は、前記回転数制御手段12が、前記基準電圧をDCモ
ータ6に入力した後、室内ファン7の検出回転数が目標
回転数に近づくようにDCモータ6への入力電圧をフィ
ードバック制御する一方、定数補正手段12が、上記フ
ィードバック制御によって室内ファン7がほぼ目標回転
数で駆動されているときのモータ入力電圧と基準電圧と
の差に基づいて定数の補正を行うことを特徴としてい
る。
は、前記回転数制御手段12が、前記基準電圧をDCモ
ータ6に入力した後、室内ファン7の検出回転数が目標
回転数に近づくようにDCモータ6への入力電圧をフィ
ードバック制御する一方、定数補正手段12が、上記フ
ィードバック制御によって室内ファン7がほぼ目標回転
数で駆動されているときのモータ入力電圧と基準電圧と
の差に基づいて定数の補正を行うことを特徴としてい
る。
【0015】この構成によれば、回転数制御手段12に
よる制御、すなわち、基準電圧を算出してこれをDCモ
ータ6に入力した後、フィードバック制御によって室内
ファン7をほぼ目標回転数での駆動状態とする制御が行
われた後に、このときのモータ入力電圧と基準電圧との
差に基づいて定数補正手段12による定数補正が行われ
る。この場合、回転数制御手段12における制御内容や
手順についての従来同様の構成は殆ど修正せずに、その
後に定数補正手段12の制御構成を追設するだけで済む
ので、これによっても全体の構成が簡単になる。
よる制御、すなわち、基準電圧を算出してこれをDCモ
ータ6に入力した後、フィードバック制御によって室内
ファン7をほぼ目標回転数での駆動状態とする制御が行
われた後に、このときのモータ入力電圧と基準電圧との
差に基づいて定数補正手段12による定数補正が行われ
る。この場合、回転数制御手段12における制御内容や
手順についての従来同様の構成は殆ど修正せずに、その
後に定数補正手段12の制御構成を追設するだけで済む
ので、これによっても全体の構成が簡単になる。
【0016】請求項4の空気調和機のファン制御装置
は、目標回転数に対応して求められた基準電圧をV0 、
室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動されているときの
モータ入力電圧をVNOW とするとき、 BNEXT=(VNOW −V0 )/n+B (但し、nは1より大きい正の値) での算出値BNEXTをそれまでの定数Bに置き換える補正
を定数補正手段12が繰り返し行うことを特徴としてい
る。
は、目標回転数に対応して求められた基準電圧をV0 、
室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動されているときの
モータ入力電圧をVNOW とするとき、 BNEXT=(VNOW −V0 )/n+B (但し、nは1より大きい正の値) での算出値BNEXTをそれまでの定数Bに置き換える補正
を定数補正手段12が繰り返し行うことを特徴としてい
る。
【0017】この構成においては、室内ファン7がほぼ
目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧V
NOW と基準電圧V0 との差の1/n、例えば1/2をそ
れまでのBに加算し、この算出値BNEXTを次回の定数B
の値とする補正が繰り返され、これによって、定数Bは
ファン特性に適合する値に次第に修正される。
目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧V
NOW と基準電圧V0 との差の1/n、例えば1/2をそ
れまでのBに加算し、この算出値BNEXTを次回の定数B
の値とする補正が繰り返され、これによって、定数Bは
ファン特性に適合する値に次第に修正される。
【0018】そして、このような補正が繰り返される
際、室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動されていると
きのモータ入力電圧VNOW が、実際のファン特性から大
きく外れるような状態が突発的に発生したとしても、こ
れが次回に及ぼす影響は上記した1/nの演算によって
低減される。したがって、このような突発的な変動が生
じても、ファン特性に適合した定数Bにより速やかに修
正することができる。
際、室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動されていると
きのモータ入力電圧VNOW が、実際のファン特性から大
きく外れるような状態が突発的に発生したとしても、こ
れが次回に及ぼす影響は上記した1/nの演算によって
低減される。したがって、このような突発的な変動が生
じても、ファン特性に適合した定数Bにより速やかに修
正することができる。
【0019】請求項5の空気調和機のファン制御装置
は、室内ファン7を停止した状態から目標回転数に到達
させる制御がそれぞれ行われる毎に、定数補正手段12
が前記補正を繰り返すことを特徴としている。
は、室内ファン7を停止した状態から目標回転数に到達
させる制御がそれぞれ行われる毎に、定数補正手段12
が前記補正を繰り返すことを特徴としている。
【0020】この構成によれば、例えば空調運転の開始
時毎に定数補正が行われる。つまり、前記したファン特
性は、回転数の上昇時と下降時とで若干の相違が生じる
が、この場合に、上記のように室内ファン7を停止した
状態から回転数を上昇させる制御時に特定して補正を繰
り返すことで、下降時と上昇時との相違に基づくばらつ
き要因の介在が抑えられ、これによって、より迅速にフ
ァン特性に適合した定数値を得ることができる。
時毎に定数補正が行われる。つまり、前記したファン特
性は、回転数の上昇時と下降時とで若干の相違が生じる
が、この場合に、上記のように室内ファン7を停止した
状態から回転数を上昇させる制御時に特定して補正を繰
り返すことで、下降時と上昇時との相違に基づくばらつ
き要因の介在が抑えられ、これによって、より迅速にフ
ァン特性に適合した定数値を得ることができる。
【0021】特に、例えば前記したフィードバック制御
を行った後、ほぼ目標回転数で駆動されているときに定
数Bの補正を行う構成においては、各室内ユニットに組
込まれるファンシステム間で見込まれるばらつき範囲の
最小値を初期値として設定しておけば、いずれの室内ユ
ニットにおいても、当初の空調運転開始時には、関係式
から求められる基準電圧をDCモータ6に入力したとき
の回転数は目標回転数よりも低めになる。したがって、
前記フィードバック制御によってこのときの回転数から
目標回転数に到達させる制御も、モータ入力電圧を上昇
させて行われる。このようにモータ入力電圧を上昇させ
て目標回転数に到達させたときの状態に特定して補正を
繰り返すことで、前記のように、下降時と上昇時との相
違に基づくばらつき要因が介在しなくなり、より迅速に
ファン特性に適合した定数Bを得ることができる。
を行った後、ほぼ目標回転数で駆動されているときに定
数Bの補正を行う構成においては、各室内ユニットに組
込まれるファンシステム間で見込まれるばらつき範囲の
最小値を初期値として設定しておけば、いずれの室内ユ
ニットにおいても、当初の空調運転開始時には、関係式
から求められる基準電圧をDCモータ6に入力したとき
の回転数は目標回転数よりも低めになる。したがって、
前記フィードバック制御によってこのときの回転数から
目標回転数に到達させる制御も、モータ入力電圧を上昇
させて行われる。このようにモータ入力電圧を上昇させ
て目標回転数に到達させたときの状態に特定して補正を
繰り返すことで、前記のように、下降時と上昇時との相
違に基づくばらつき要因が介在しなくなり、より迅速に
ファン特性に適合した定数Bを得ることができる。
【0022】さらに、モータ入力電圧の変化に対するD
Cモータ6の回転数は、慣性等の影響で上昇時の方が下
降時よりも追従性が優れているので、上記フィードバッ
ク制御で目標回転数に到達させて安定させるまでの時間
もより短時間とすることができる。
Cモータ6の回転数は、慣性等の影響で上昇時の方が下
降時よりも追従性が優れているので、上記フィードバッ
ク制御で目標回転数に到達させて安定させるまでの時間
もより短時間とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0024】図2(a)(b)には、本実施形態に係る
セパレート形空気調和機における壁掛け形の室内ユニッ
トを示している。この室内ユニットのケーシング1は、
正面視略正方形の箱形に形成され、その前面に吸込口2
が設けられると共に、上下左右の4側面に、それぞれ吹
出口3…が形成されている。
セパレート形空気調和機における壁掛け形の室内ユニッ
トを示している。この室内ユニットのケーシング1は、
正面視略正方形の箱形に形成され、その前面に吸込口2
が設けられると共に、上下左右の4側面に、それぞれ吹
出口3…が形成されている。
【0025】上記ケーシング1は、図3(b)に示すよ
うに、背面側が壁面に固定される底フレーム1aと、こ
の底フレーム1aの前面に装着された前面パネル1bと
から成っており、この前面パネル1bに前記吸込口2が
形成されている。ケーシング1内には、同図(a)
(b)において斜線を付記して示す熱交換器4が吸込口
2の背面側に立設され、その下端部にはドレンパン5が
設けられている。そして、底フレーム1aにおける背面
板のほぼ中央位置に、ファンモータを構成するDCモー
タ6が取付けられ、このDCモータ6の出力軸6aに室
内ファン7が直結されている。上記出力軸6aは室内フ
ァン7の回転軸となるものであり、この回転軸を、同図
(b)に示すように前後方向に向けて、これらDCモー
タ6と室内ファン7とがケーシング1内に配置されてい
る。
うに、背面側が壁面に固定される底フレーム1aと、こ
の底フレーム1aの前面に装着された前面パネル1bと
から成っており、この前面パネル1bに前記吸込口2が
形成されている。ケーシング1内には、同図(a)
(b)において斜線を付記して示す熱交換器4が吸込口
2の背面側に立設され、その下端部にはドレンパン5が
設けられている。そして、底フレーム1aにおける背面
板のほぼ中央位置に、ファンモータを構成するDCモー
タ6が取付けられ、このDCモータ6の出力軸6aに室
内ファン7が直結されている。上記出力軸6aは室内フ
ァン7の回転軸となるものであり、この回転軸を、同図
(b)に示すように前後方向に向けて、これらDCモー
タ6と室内ファン7とがケーシング1内に配置されてい
る。
【0026】上記室内ファン7は、外周側に多数の後ろ
向き羽根7a…を放射状に備えるターボファンから成っ
ており、これら羽根7a…を備えたファンロータが熱交
換器4と底フレーム1aの背面板との間で高速回転する
ことにより、同図(b)中矢印R1 で示すように、室内
空気が吸込口2と熱交換器4とを通して室内ファン7の
回転軸に沿ってこのファン7に吸込まれ、吸込まれた空
気が、矢印R2 に示すように、各羽根7a…に沿う方向
に向きを変えて径方向外方に吹出される。そして、この
吹出し方向に交差する底フレーム1aの4側壁に、前記
吹出口3…がそれぞれ形成されている。
向き羽根7a…を放射状に備えるターボファンから成っ
ており、これら羽根7a…を備えたファンロータが熱交
換器4と底フレーム1aの背面板との間で高速回転する
ことにより、同図(b)中矢印R1 で示すように、室内
空気が吸込口2と熱交換器4とを通して室内ファン7の
回転軸に沿ってこのファン7に吸込まれ、吸込まれた空
気が、矢印R2 に示すように、各羽根7a…に沿う方向
に向きを変えて径方向外方に吹出される。そして、この
吹出し方向に交差する底フレーム1aの4側壁に、前記
吹出口3…がそれぞれ形成されている。
【0027】なお、熱交換器4における背面側の端部外
周には仕切板8が設けられ、この仕切板8によって、室
内ファン7の径方向外方の空間が、その前面側から区画
された吹出流路として形成されている。
周には仕切板8が設けられ、この仕切板8によって、室
内ファン7の径方向外方の空間が、その前面側から区画
された吹出流路として形成されている。
【0028】上記構成の室内ユニットにおいては、熱交
換器4を冷媒回路の凝縮器として機能させ、室内ファン
7を駆動して吸込口2からケーシング1内へと吸込まれ
る室内空気を熱交換器4通過時に加温した後、吹出口3
から室内に吹き出させることで暖房運転が行われ、ま
た、熱交換器4を蒸発器として機能させ、室内空気を熱
交換器4通過時に冷却して室内に吹き出すことで、冷房
運転が行われる。
換器4を冷媒回路の凝縮器として機能させ、室内ファン
7を駆動して吸込口2からケーシング1内へと吸込まれ
る室内空気を熱交換器4通過時に加温した後、吹出口3
から室内に吹き出させることで暖房運転が行われ、ま
た、熱交換器4を蒸発器として機能させ、室内空気を熱
交換器4通過時に冷却して室内に吹き出すことで、冷房
運転が行われる。
【0029】図4には、上記室内ファン7の制御ブロッ
ク図を示している。利用者によって空調運転の開始や風
量変更の操作がリモコン11で行われ、この操作信号が
マイクロコンピューターから成るファン制御装置(以
下、マイコンと略記する)12で受信されると、このマ
イコン12から、後述するマイコン出力電圧が出力され
る。これが、モータドライバとしての増幅回路13で増
幅されてDCモータ6に印加され、これによって、前記
室内ファン7が上記マイコン出力電圧に応じた回転数で
駆動される。
ク図を示している。利用者によって空調運転の開始や風
量変更の操作がリモコン11で行われ、この操作信号が
マイクロコンピューターから成るファン制御装置(以
下、マイコンと略記する)12で受信されると、このマ
イコン12から、後述するマイコン出力電圧が出力され
る。これが、モータドライバとしての増幅回路13で増
幅されてDCモータ6に印加され、これによって、前記
室内ファン7が上記マイコン出力電圧に応じた回転数で
駆動される。
【0030】なお、DCモータ6にはホールIC(図示
せず)が内蔵されており、このホールICからDCモー
タ6の回転速度に応じたパルス列信号が出力される。こ
のパルス列信号の周期を上記マイコン12で計測するこ
とによって、DCモータ6の回転数、すなわち、室内フ
ァン7の回転数をマイコン12で検出し得るようになっ
ている。
せず)が内蔵されており、このホールICからDCモー
タ6の回転速度に応じたパルス列信号が出力される。こ
のパルス列信号の周期を上記マイコン12で計測するこ
とによって、DCモータ6の回転数、すなわち、室内フ
ァン7の回転数をマイコン12で検出し得るようになっ
ている。
【0031】次に、上記マイコン12で行われる室内フ
ァン7の具体的な制御手順について、図1を参照して説
明する。なお、前記したマイコン出力電圧は、増幅回路
13を介してDCモータ6に印加され、したがって、厳
密にはマイコン出力電圧に増幅回路13での増幅率を乗
じたものがモータ入力電圧となるが、以下では説明の簡
単化のために、DCモータ6と言うときには、これにド
ライバとして付設された増幅回路13も包含されるもの
として、マイコン出力電圧がモータ入力電圧を意味する
もとのして説明する。
ァン7の具体的な制御手順について、図1を参照して説
明する。なお、前記したマイコン出力電圧は、増幅回路
13を介してDCモータ6に印加され、したがって、厳
密にはマイコン出力電圧に増幅回路13での増幅率を乗
じたものがモータ入力電圧となるが、以下では説明の簡
単化のために、DCモータ6と言うときには、これにド
ライバとして付設された増幅回路13も包含されるもの
として、マイコン出力電圧がモータ入力電圧を意味する
もとのして説明する。
【0032】初めに、運転停止状態から、利用者による
リモコン操作で新たに空調運転が開始された場合を前提
に説明する。まず、ステップS1は、目標回転数R0 に
変化が生じたか否かを判別するステップであり、運転停
止状態では、室内ファン7に対する目標回転数R0 は0
で、運転開始時に、リモコンでの設定風量に対応する所
定の回転数が新たに設定される。したがって、この目標
回転数R0 の変化がステップS1で判別され、このステ
ップS1からS2に移行する。
リモコン操作で新たに空調運転が開始された場合を前提
に説明する。まず、ステップS1は、目標回転数R0 に
変化が生じたか否かを判別するステップであり、運転停
止状態では、室内ファン7に対する目標回転数R0 は0
で、運転開始時に、リモコンでの設定風量に対応する所
定の回転数が新たに設定される。したがって、この目標
回転数R0 の変化がステップS1で判別され、このステ
ップS1からS2に移行する。
【0033】このステップS2では、新たな目標回転数
R0 に対応するマイコン出力基準電圧V0 を、 V0 =A×R0 +B …… (但し、A,Bは定数) の関係式に基づいて計算する。
R0 に対応するマイコン出力基準電圧V0 を、 V0 =A×R0 +B …… (但し、A,Bは定数) の関係式に基づいて計算する。
【0034】すなわち、ターボファンから成る室内ファ
ン7をDCモータ6で駆動する構成では、外からの影
響、例えば通風抵抗の変化等の影響を受けにくく、図5
に示すように、室内ファン7の回転数RとDCモータ6
へのモータ入力電圧Vとの関係は、実用回転数域では、
上記のような1次式で近似できる。そこで、この1次式
における定数A,Bが標準機にて求められ、これら定数
A,Bがマイコン12に予め記憶されている。これら定
数A,Bを用いて、目標回転数R0 に対応するマイコン
出力基準電圧V0 が算出される。
ン7をDCモータ6で駆動する構成では、外からの影
響、例えば通風抵抗の変化等の影響を受けにくく、図5
に示すように、室内ファン7の回転数RとDCモータ6
へのモータ入力電圧Vとの関係は、実用回転数域では、
上記のような1次式で近似できる。そこで、この1次式
における定数A,Bが標準機にて求められ、これら定数
A,Bがマイコン12に予め記憶されている。これら定
数A,Bを用いて、目標回転数R0 に対応するマイコン
出力基準電圧V0 が算出される。
【0035】次いで、マイコン出力電圧が0から上記し
た基準電圧V0 まで所定の速度で上昇され、DCモータ
6に入力されることによって、前記室内ファン7が起動
されて、その回転数が次第に上昇する。
た基準電圧V0 まで所定の速度で上昇され、DCモータ
6に入力されることによって、前記室内ファン7が起動
されて、その回転数が次第に上昇する。
【0036】そして、図1のステップS3では、マイコ
ン出力電圧が上記基準電圧V0 に達し、この基準電圧V
0 がDCモータ6に入力されている状態で、室内ファン
7の回転数が安定するのを待ち、次いで、この現在回転
数RNOW が目標回転数R0 に一致しているか否かを判別
する(ステップS4)。
ン出力電圧が上記基準電圧V0 に達し、この基準電圧V
0 がDCモータ6に入力されている状態で、室内ファン
7の回転数が安定するのを待ち、次いで、この現在回転
数RNOW が目標回転数R0 に一致しているか否かを判別
する(ステップS4)。
【0037】RNOW がR0 に一致していない場合には、
ステップS5において、RNOW がR0 よりも低いときは
現在のマイコン出力電圧VNOW を1ステップ増加させ、
また、RNOW がR0 よりも高いときは1ステップ減少さ
せて、前記ステップS1に戻る処理を行う。したがっ
て、以降は、ステップS1で新たに目標回転数R0 の変
化が判別されない限り、このステップS1からS4に移
行し、このステップS4で現在回転数RNOW が目標回転
数R0 に一致したことが判別されるまで、ステップS5
での現在マイコン出力電圧VNOW を増減する処理が継続
される。
ステップS5において、RNOW がR0 よりも低いときは
現在のマイコン出力電圧VNOW を1ステップ増加させ、
また、RNOW がR0 よりも高いときは1ステップ減少さ
せて、前記ステップS1に戻る処理を行う。したがっ
て、以降は、ステップS1で新たに目標回転数R0 の変
化が判別されない限り、このステップS1からS4に移
行し、このステップS4で現在回転数RNOW が目標回転
数R0 に一致したことが判別されるまで、ステップS5
での現在マイコン出力電圧VNOW を増減する処理が継続
される。
【0038】そして、ステップS4で現在回転数RNOW
が目標回転数R0 に一致したことが判別されるとステッ
プS6に移行し、このステップにて、このときの室内フ
ァン7の回転数の変化が回転数0、すなわち停止状態か
ら最初の目標回転数R0 までの立上げ、すなわち、運転
開始時の制御であったか否を判別し、このときには、ス
テップS7にて、現在回転数RNOW が目標回転数R0 に
一致した状態が5秒間経過するのを待った後、ステップ
S8で、このときの現在マイコン出力電圧VNOW と、初
めに前記式から算出されたマイコン出力基準電圧V0
と、このV0 を算出する時点で用いた定数Bとから、 BNEXT=(VNOW −V0 )/2+B を算出する。そして、この算出値BNEXTを、それまでの
定数Bに置き換えて記憶させ、ステップS1に戻る処理
を行う。これによって、その後に目標回転数R0の変化
がステップS1で判別された場合には、ステップS2に
おける目標回転数R0 に対応するマイコン出力基準電圧
V0 の算出が、V0 =A×R0 +BNEXTの式に基づいて
行われ、そして、その後の空調運転の開始時毎に、上記
同様に、定数Bを補正する制御が繰り返される。
が目標回転数R0 に一致したことが判別されるとステッ
プS6に移行し、このステップにて、このときの室内フ
ァン7の回転数の変化が回転数0、すなわち停止状態か
ら最初の目標回転数R0 までの立上げ、すなわち、運転
開始時の制御であったか否を判別し、このときには、ス
テップS7にて、現在回転数RNOW が目標回転数R0 に
一致した状態が5秒間経過するのを待った後、ステップ
S8で、このときの現在マイコン出力電圧VNOW と、初
めに前記式から算出されたマイコン出力基準電圧V0
と、このV0 を算出する時点で用いた定数Bとから、 BNEXT=(VNOW −V0 )/2+B を算出する。そして、この算出値BNEXTを、それまでの
定数Bに置き換えて記憶させ、ステップS1に戻る処理
を行う。これによって、その後に目標回転数R0の変化
がステップS1で判別された場合には、ステップS2に
おける目標回転数R0 に対応するマイコン出力基準電圧
V0 の算出が、V0 =A×R0 +BNEXTの式に基づいて
行われ、そして、その後の空調運転の開始時毎に、上記
同様に、定数Bを補正する制御が繰り返される。
【0039】なお、空調運転の継続中に例えばリモコン
操作で吹出風量が変更され、これによって目標回転数R
0 の変化がステップS1で判別された場合には、ステッ
プS2〜S5の処理が前記同様に行われて、新たな目標
回転数R0 に室内ファン7の回転数が変更されるが、こ
のときには、ステップS6からS1に戻る処理となっ
て、ステップS8での定数Bの補正は行われない。
操作で吹出風量が変更され、これによって目標回転数R
0 の変化がステップS1で判別された場合には、ステッ
プS2〜S5の処理が前記同様に行われて、新たな目標
回転数R0 に室内ファン7の回転数が変更されるが、こ
のときには、ステップS6からS1に戻る処理となっ
て、ステップS8での定数Bの補正は行われない。
【0040】一方、現在回転数RNOW が目標回転数R0
に一致したとしても、これが、目標回転数R0 に対して
オーバーシュートやアンダーシュートを生じる過渡的な
期間のものである場合、この時のモータ入力電圧に基づ
く補正は、実際とは違う値となってしまう。そこで、図
1中のステップS7において、目標回転数R0 との現在
回転数RNOW の一致状態が5秒以上継続しない場合に
は、このステップからS1に戻る処理となり、したがっ
て、目標回転数R0 での回転状態が5秒以上継続して安
定した回転状態となったときに、ステップS8での定数
補正が行われるようになっている。
に一致したとしても、これが、目標回転数R0 に対して
オーバーシュートやアンダーシュートを生じる過渡的な
期間のものである場合、この時のモータ入力電圧に基づ
く補正は、実際とは違う値となってしまう。そこで、図
1中のステップS7において、目標回転数R0 との現在
回転数RNOW の一致状態が5秒以上継続しない場合に
は、このステップからS1に戻る処理となり、したがっ
て、目標回転数R0 での回転状態が5秒以上継続して安
定した回転状態となったときに、ステップS8での定数
補正が行われるようになっている。
【0041】上記のような制御をマイコン12が行うこ
とにより、ターボファンから成る室内ファン7とDCモ
ータ6とを組み合わせた構成(以下、ファンシステムと
いう)での回転数とDCモータ6へのモータ入力電圧V
との関係(以下、ファン特性という)を示す前記関係式
中の定数Bとして、当初はそのファン特性からずれた
値が設定されていても、空調運転が行われる毎に、逐
次、ファン特性に適合する値に修正される。
とにより、ターボファンから成る室内ファン7とDCモ
ータ6とを組み合わせた構成(以下、ファンシステムと
いう)での回転数とDCモータ6へのモータ入力電圧V
との関係(以下、ファン特性という)を示す前記関係式
中の定数Bとして、当初はそのファン特性からずれた
値が設定されていても、空調運転が行われる毎に、逐
次、ファン特性に適合する値に修正される。
【0042】例えば、図6に示すように、ファンシステ
ムの個体差によってファン特性が相互に異なるシステム
A〜Cにおいて、工場出荷時における定数Bとして、こ
の値のばらつき範囲の最小値、例えばシステムCでの特
性に応じた値が各システムに一律に設定されているとす
ると、システムAを搭載する室内ユニットでは、目標回
転数R0 に対応する基準電圧として、当初はシステムC
の特性に対応する電圧V1 が算出される。この基準電圧
V1 をDCモータ6に入力して得られる回転数は目標回
転数R0 よりも低い回転数RV1となり、その後に、回転
数を検出しながらモータ入力電圧をV1 から次第に上昇
させて、回転数をRV1から目標回転数R0 に到達させる
フィードバック制御が行われる。
ムの個体差によってファン特性が相互に異なるシステム
A〜Cにおいて、工場出荷時における定数Bとして、こ
の値のばらつき範囲の最小値、例えばシステムCでの特
性に応じた値が各システムに一律に設定されているとす
ると、システムAを搭載する室内ユニットでは、目標回
転数R0 に対応する基準電圧として、当初はシステムC
の特性に対応する電圧V1 が算出される。この基準電圧
V1 をDCモータ6に入力して得られる回転数は目標回
転数R0 よりも低い回転数RV1となり、その後に、回転
数を検出しながらモータ入力電圧をV1 から次第に上昇
させて、回転数をRV1から目標回転数R0 に到達させる
フィードバック制御が行われる。
【0043】そして、目標回転数R0 に到達したときの
モータ入力電圧をVE とすると、この状態が得られた時
点で、それまでの定数Bに、モータ入力電圧VE と基準
電圧V1 との差の1/2を加算する補正が行われる。
モータ入力電圧をVE とすると、この状態が得られた時
点で、それまでの定数Bに、モータ入力電圧VE と基準
電圧V1 との差の1/2を加算する補正が行われる。
【0044】したがって、次の回の運転開始時には、目
標回転数R0 に対応して算出される基準電圧V2 は当初
の基準電圧V1 よりも高い値となり、この基準電圧V2
をDCモータ6に入力した時点で、目標回転数R0 によ
り近づいた回転状態が得られ、その後のフィードバック
制御によって目標回転数R0 に到達させる時間は短くな
る。そして、この場合も、目標回転数R0 に達した状態
が得られた時点で、定数Bが上記同様に補正される。
標回転数R0 に対応して算出される基準電圧V2 は当初
の基準電圧V1 よりも高い値となり、この基準電圧V2
をDCモータ6に入力した時点で、目標回転数R0 によ
り近づいた回転状態が得られ、その後のフィードバック
制御によって目標回転数R0 に到達させる時間は短くな
る。そして、この場合も、目標回転数R0 に達した状態
が得られた時点で、定数Bが上記同様に補正される。
【0045】このような制御が繰り返されることで、定
数Bは、システムAの特性に対応する値に次第に近づ
き、最終的に、システムAの特性そのものに対応する値
に収束する。このときには、基準電圧VE を入力した後
のフィードバック制御を行わずとも、この基準電圧VE
を入力した時点で目標回転数R0 での回転状態が得られ
る。
数Bは、システムAの特性に対応する値に次第に近づ
き、最終的に、システムAの特性そのものに対応する値
に収束する。このときには、基準電圧VE を入力した後
のフィードバック制御を行わずとも、この基準電圧VE
を入力した時点で目標回転数R0 での回転状態が得られ
る。
【0046】以上の説明のように、本実施形態において
は、図1中のステップS1〜S5によって構成される回
転数制御手段、すなわち、室内ファン7の回転数とDC
モータ6へのモータ入力電圧との関係式に基づいて目標
回転数に対応する基準電圧を求め、この基準電圧をDC
モータ6に入力し、その後、室内ファン7の検出回転数
が目標回転数に近づくようにDCモータ6への入力電圧
をフィードバック制御する手段と共に、図1中のステッ
プS6〜S8によって構成される定数補正手段、すなわ
ち、室内ファン7が停止状態から目標回転数に到達し、
この目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧
と基準電圧との差に基づいて定数Bの補正を行う手段が
マイコン12に具備されている。
は、図1中のステップS1〜S5によって構成される回
転数制御手段、すなわち、室内ファン7の回転数とDC
モータ6へのモータ入力電圧との関係式に基づいて目標
回転数に対応する基準電圧を求め、この基準電圧をDC
モータ6に入力し、その後、室内ファン7の検出回転数
が目標回転数に近づくようにDCモータ6への入力電圧
をフィードバック制御する手段と共に、図1中のステッ
プS6〜S8によって構成される定数補正手段、すなわ
ち、室内ファン7が停止状態から目標回転数に到達し、
この目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧
と基準電圧との差に基づいて定数Bの補正を行う手段が
マイコン12に具備されている。
【0047】このように、実際の運転結果に応じて、前
記式における定数Bを逐次修正していく学習機能をマ
イコン12が具備していることによって、各室内ユニッ
トに当初一律に設定されている定数Bの値が個々の室内
ユニットではそのファンシステムの特性に適合しないも
のであっても、各々の特性に応じた定数Bに自動的に補
正されるので、それぞれ、目標回転数に到達して安定し
た送風状態となるまでの時間が短縮される。
記式における定数Bを逐次修正していく学習機能をマ
イコン12が具備していることによって、各室内ユニッ
トに当初一律に設定されている定数Bの値が個々の室内
ユニットではそのファンシステムの特性に適合しないも
のであっても、各々の特性に応じた定数Bに自動的に補
正されるので、それぞれ、目標回転数に到達して安定し
た送風状態となるまでの時間が短縮される。
【0048】また、本実施形態においては、回転数とモ
ータ入力電圧との関係式中の定数Bに対する補正が行わ
れる。すなわち、ターボファンから成る室内ファン7と
DCモータ6とを組合わせたファンシステムでの個体差
による定数値のばらつきは、定数AよりもBの方が大き
く、したがって、補正の対象をこの定数Bに特定するこ
とで、全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より顕
著な定数補正効果を得ることができる。
ータ入力電圧との関係式中の定数Bに対する補正が行わ
れる。すなわち、ターボファンから成る室内ファン7と
DCモータ6とを組合わせたファンシステムでの個体差
による定数値のばらつきは、定数AよりもBの方が大き
く、したがって、補正の対象をこの定数Bに特定するこ
とで、全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より顕
著な定数補正効果を得ることができる。
【0049】また、本実施形態では、定数Bの補正を、
フィードバック制御によって室内ファン7がほぼ目標回
転数で駆動されている状態となったときのモータ入力電
圧と基準電圧との差に基づいて行うようになっており、
この場合には、前記した回転数制御手段における制御内
容や手順についての従来同様の構成は殆ど修正せずに、
その後に定数補正手段の制御構成を追設するだけで済む
ので、これによっても全体の構成が簡単になる。
フィードバック制御によって室内ファン7がほぼ目標回
転数で駆動されている状態となったときのモータ入力電
圧と基準電圧との差に基づいて行うようになっており、
この場合には、前記した回転数制御手段における制御内
容や手順についての従来同様の構成は殆ど修正せずに、
その後に定数補正手段の制御構成を追設するだけで済む
ので、これによっても全体の構成が簡単になる。
【0050】さらに、本実施形態では、室内ファンがほ
ぼ目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧V
NOW と基準電圧V0 との差を2で除した値BNEXTをそれ
までの定数Bに加算していく補正が繰り返されるように
なっている。したがって、このような定数Bの補正が繰
り返される際に、室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動
されているときのモータ入力電圧VNOW が、ファンシス
テムのファン特性から大きく外れるような状態が突発的
に発生したとしても、これが次回に及ぼす影響は上記し
た1/2の演算によって低減される。したがって、この
ような突発的な変動の影響も極力抑えながら、ファン特
性に適合した定数Bへの補正を行うことができる。
ぼ目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧V
NOW と基準電圧V0 との差を2で除した値BNEXTをそれ
までの定数Bに加算していく補正が繰り返されるように
なっている。したがって、このような定数Bの補正が繰
り返される際に、室内ファン7がほぼ目標回転数で駆動
されているときのモータ入力電圧VNOW が、ファンシス
テムのファン特性から大きく外れるような状態が突発的
に発生したとしても、これが次回に及ぼす影響は上記し
た1/2の演算によって低減される。したがって、この
ような突発的な変動の影響も極力抑えながら、ファン特
性に適合した定数Bへの補正を行うことができる。
【0051】また、上記実施形態においては、定数Bの
補正は空調運転の開始時毎に行われる。つまり、モータ
入力電圧を変化させて目標回転数に到達させる場合、実
際には回転数の検出に誤差や遅延があるために、モータ
入力電圧を下降させて目標回転数に到達させる制御と、
上昇させて目標回転数に到達させる制御とで定数Bに違
いが生じる(上昇時は定数Bは低めになる)。また、モ
ータ入力電圧の変化に対するDCモータ6の回転数は、
慣性等の影響で上昇時の方が追従性が優れている。
補正は空調運転の開始時毎に行われる。つまり、モータ
入力電圧を変化させて目標回転数に到達させる場合、実
際には回転数の検出に誤差や遅延があるために、モータ
入力電圧を下降させて目標回転数に到達させる制御と、
上昇させて目標回転数に到達させる制御とで定数Bに違
いが生じる(上昇時は定数Bは低めになる)。また、モ
ータ入力電圧の変化に対するDCモータ6の回転数は、
慣性等の影響で上昇時の方が追従性が優れている。
【0052】そこで、前記のように運転開始時に定数B
の補正を行う構成とし、また、定数Bの初期値としてそ
のばらつき範囲の最小値を設定しておくことで、当初に
求められた基準電圧をDCモータ6に入力したときの回
転数は目標回転数よりも低めになり、また、その後の補
正の繰り返しでも、定数Bはファン特性に適合する値に
下側から近づいてこれに収束するる。したがって、前記
フィードバック制御によって目標回転数に到達させる制
御も、モータ入力電圧を上昇させて行われることにな
る。
の補正を行う構成とし、また、定数Bの初期値としてそ
のばらつき範囲の最小値を設定しておくことで、当初に
求められた基準電圧をDCモータ6に入力したときの回
転数は目標回転数よりも低めになり、また、その後の補
正の繰り返しでも、定数Bはファン特性に適合する値に
下側から近づいてこれに収束するる。したがって、前記
フィードバック制御によって目標回転数に到達させる制
御も、モータ入力電圧を上昇させて行われることにな
る。
【0053】このように、モータ入力電圧を上昇させて
目標回転数に到達させる制御時での状態に特定して補正
を繰り返すことで、下降時と上昇時との相違に基づくば
らつき要因が介在しなくなり、より迅速に、ファン特性
に適合した定数Bを得ることができる。そして、モータ
入力電圧の変化に対するDCモータ6の回転数は、慣性
等の影響で上昇時の方が下降時よりも追従性が優れてい
るので、このフィードバック制御で目標回転数に到達さ
せて安定させるまでの時間もより短時間とすることがで
きる。また、モータ入力電圧を下降させて目標回転数に
到達させる場合には、ハンチング等を生じ易く、これに
伴って回転数の変動幅が大きくなって音の変化が大きな
ものとなっていたが、このような音の発生も防止され
る。
目標回転数に到達させる制御時での状態に特定して補正
を繰り返すことで、下降時と上昇時との相違に基づくば
らつき要因が介在しなくなり、より迅速に、ファン特性
に適合した定数Bを得ることができる。そして、モータ
入力電圧の変化に対するDCモータ6の回転数は、慣性
等の影響で上昇時の方が下降時よりも追従性が優れてい
るので、このフィードバック制御で目標回転数に到達さ
せて安定させるまでの時間もより短時間とすることがで
きる。また、モータ入力電圧を下降させて目標回転数に
到達させる場合には、ハンチング等を生じ易く、これに
伴って回転数の変動幅が大きくなって音の変化が大きな
ものとなっていたが、このような音の発生も防止され
る。
【0054】さらに、上記のように空調運転の開始時毎
に定数補正が行われることにより、例えば経年変化等に
よってファン特性が変化した場合でも、これに応じた補
正が適宜行われることになり、これによって、より短時
間で目標回転数での駆動状態に到達させる運転状態を維
持することができる。
に定数補正が行われることにより、例えば経年変化等に
よってファン特性が変化した場合でも、これに応じた補
正が適宜行われることになり、これによって、より短時
間で目標回転数での駆動状態に到達させる運転状態を維
持することができる。
【0055】以上にこの発明の一実施形態について説明
したが、この発明は上記形態に限定されるものではな
く、この発明の範囲内で種々変更することができる。例
えば、上記形態では、モータ入力電圧VNOW と基準電圧
V0 との差を2で除した値をそれまでの定数Bに加算し
ていく演算を行って定数Bの補正を行う例を示したが、
上記の除数は2に限定されるものではなく、1よりも大
きな適宜の数値とすることができる。
したが、この発明は上記形態に限定されるものではな
く、この発明の範囲内で種々変更することができる。例
えば、上記形態では、モータ入力電圧VNOW と基準電圧
V0 との差を2で除した値をそれまでの定数Bに加算し
ていく演算を行って定数Bの補正を行う例を示したが、
上記の除数は2に限定されるものではなく、1よりも大
きな適宜の数値とすることができる。
【0056】また、上記形態では、室内ファン7がほぼ
目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧と基
準電圧との差に基づいて定数Bの補正を行う構成とした
が、例えば基準電圧を入力した時点での回転数と目標回
転数との差に基づいて定数Bの補正を行う構成等とする
ことも可能である。また、上記形態では、モータ入力電
圧と回転数との関係式における定数Bのみを補正する
構成としたが、例えば、回転数が相互に異なるときの2
状態でのモータ入力電圧から、定数Bと共に定数Aの補
正も行う構成とすることも可能である。
目標回転数で駆動されているときのモータ入力電圧と基
準電圧との差に基づいて定数Bの補正を行う構成とした
が、例えば基準電圧を入力した時点での回転数と目標回
転数との差に基づいて定数Bの補正を行う構成等とする
ことも可能である。また、上記形態では、モータ入力電
圧と回転数との関係式における定数Bのみを補正する
構成としたが、例えば、回転数が相互に異なるときの2
状態でのモータ入力電圧から、定数Bと共に定数Aの補
正も行う構成とすることも可能である。
【0057】さらに、上記形態では壁掛け形の室内ユニ
ットを例に挙げたが、天井埋め込み形などのその他の形
式の空気調和機の室内ユニットにも本発明を適用するこ
とが可能である。
ットを例に挙げたが、天井埋め込み形などのその他の形
式の空気調和機の室内ユニットにも本発明を適用するこ
とが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1の空
気調和機のファン制御装置においては、室内ファンの回
転数とDCモータへのモータ入力電圧との関係式中の定
数を、室内ファンの駆動状態に基づいて補正する定数補
正手段を設けているので、初期設定値が、実際に組込ま
れているターボファンから成る室内ファンとDCモータ
とを組合わせたファンシステムの特性に正確に対応しな
い室内ユニットでも、空調運転の実施に伴って定数が自
動的に補正され、これによって、より目標回転数に近づ
いた回転状態を基準電圧入力時に得ることができる。
気調和機のファン制御装置においては、室内ファンの回
転数とDCモータへのモータ入力電圧との関係式中の定
数を、室内ファンの駆動状態に基づいて補正する定数補
正手段を設けているので、初期設定値が、実際に組込ま
れているターボファンから成る室内ファンとDCモータ
とを組合わせたファンシステムの特性に正確に対応しな
い室内ユニットでも、空調運転の実施に伴って定数が自
動的に補正され、これによって、より目標回転数に近づ
いた回転状態を基準電圧入力時に得ることができる。
【0059】請求項2の空気調和機のファン制御装置に
おいては、上記関係式をV=A×R+B(A,Bは定
数)とするときに定数Bの補正を行うようになってお
り、このように補正の対象を定数Bに特定することで、
全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より顕著な定
数補正効果を得ることができる。
おいては、上記関係式をV=A×R+B(A,Bは定
数)とするときに定数Bの補正を行うようになってお
り、このように補正の対象を定数Bに特定することで、
全体的な制御構成が簡単になり、しかも、より顕著な定
数補正効果を得ることができる。
【0060】請求項3の空気調和機のファン制御装置に
おいては、基準電圧をDCモータに入力し、その後にD
Cモータへの入力電圧をフィードバック制御して室内フ
ァンがほぼ目標回転数で駆動されているときのモータ入
力電圧と基準電圧との差に基づいて定数の補正が行われ
る。したがって、室内ファンを目標回転数に到達させる
までの制御内容や手順についての従来同様の構成は殆ど
修正せずに、その後に定数補正の制御構成を追設するだ
けで済むので、これによっても全体の構成が簡単にな
る。
おいては、基準電圧をDCモータに入力し、その後にD
Cモータへの入力電圧をフィードバック制御して室内フ
ァンがほぼ目標回転数で駆動されているときのモータ入
力電圧と基準電圧との差に基づいて定数の補正が行われ
る。したがって、室内ファンを目標回転数に到達させる
までの制御内容や手順についての従来同様の構成は殆ど
修正せずに、その後に定数補正の制御構成を追設するだ
けで済むので、これによっても全体の構成が簡単にな
る。
【0061】請求項4の空気調和機のファン制御装置に
おいては、室内ファンがほぼ目標回転数で駆動されてい
るときのモータ入力電圧と基準電圧との差をnで除した
値をそれまでの定数Bに加算する補正が繰り返される。
したがって、室内ファンがほぼ目標回転数で駆動されて
いるときのモータ入力電圧が、実際のファン特性から大
きく外れるような状態が突発的に発生したとしても、こ
れが次回に及ぼす影響は上記した1/nの演算によって
低減される。したがって、このような突発的な変動が生
じても、ファン特性に適合した定数Bにより速やかに修
正することができる。
おいては、室内ファンがほぼ目標回転数で駆動されてい
るときのモータ入力電圧と基準電圧との差をnで除した
値をそれまでの定数Bに加算する補正が繰り返される。
したがって、室内ファンがほぼ目標回転数で駆動されて
いるときのモータ入力電圧が、実際のファン特性から大
きく外れるような状態が突発的に発生したとしても、こ
れが次回に及ぼす影響は上記した1/nの演算によって
低減される。したがって、このような突発的な変動が生
じても、ファン特性に適合した定数Bにより速やかに修
正することができる。
【0062】請求項5の空気調和機のファン制御装置に
おいては、室内ファンを停止した状態から目標回転数に
到達させる制御がそれぞれ行われる毎に前記補正が繰り
返される。したがって、回転数の上昇時と下降時との相
違に基づくばらつき要因の介在が抑えられ、これによっ
て、より迅速にファン特性に適合した定数値を得ること
ができる。
おいては、室内ファンを停止した状態から目標回転数に
到達させる制御がそれぞれ行われる毎に前記補正が繰り
返される。したがって、回転数の上昇時と下降時との相
違に基づくばらつき要因の介在が抑えられ、これによっ
て、より迅速にファン特性に適合した定数値を得ること
ができる。
【0063】特に、例えば前記したフィードバック制御
を行った後、ほぼ目標回転数で駆動されているときに定
数Bの補正を行う構成においては、各室内ユニットに組
込まれるファンシステム間で見込まれるばらつき範囲の
最小値を初期値として設定しておけば、いずれの室内ユ
ニットにおいても、当初の空調運転開始時には基準電圧
をDCモータに入力したときの回転数は目標回転数より
も低めになり、その後に、例えばフィードバック制御に
よってこのときの回転数から目標回転数に到達させる制
御も、モータ入力電圧を上昇させて行われることにな
る。これによっても、定数Bの補正をより速やかにファ
ン特性に適合する値に修正でき、また、上記フィードバ
ック制御によってより短時間で目標回転数に到達させ安
定させることができる。
を行った後、ほぼ目標回転数で駆動されているときに定
数Bの補正を行う構成においては、各室内ユニットに組
込まれるファンシステム間で見込まれるばらつき範囲の
最小値を初期値として設定しておけば、いずれの室内ユ
ニットにおいても、当初の空調運転開始時には基準電圧
をDCモータに入力したときの回転数は目標回転数より
も低めになり、その後に、例えばフィードバック制御に
よってこのときの回転数から目標回転数に到達させる制
御も、モータ入力電圧を上昇させて行われることにな
る。これによっても、定数Bの補正をより速やかにファ
ン特性に適合する値に修正でき、また、上記フィードバ
ック制御によってより短時間で目標回転数に到達させ安
定させることができる。
【図1】この発明の一実施形態における空気調和機のフ
ァン制御装置によって行われる室内ファンの制御手順を
示すフローチャートである。
ァン制御装置によって行われる室内ファンの制御手順を
示すフローチャートである。
【図2】上記空気調和機の室内ユニットを示すもので、
同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
【図3】上記室内ユニットの内部構成を示すもので、同
図(a)は前面パネルを外して示す正面図、同図(b)
は縦断面図である。
図(a)は前面パネルを外して示す正面図、同図(b)
は縦断面図である。
【図4】上記室内ファンを駆動するDCモータの制御ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】ターボファンから成る室内ファンをDCモータ
で駆動するファンシステムにおける回転数とモータ入力
電圧との関係を示すグラフである。
で駆動するファンシステムにおける回転数とモータ入力
電圧との関係を示すグラフである。
【図6】上記ファンシステムの個体差による特性のばら
つきを説明するためのグラフである。
つきを説明するためのグラフである。
1 ケーシング 2 吸込口 3 吹出口 4 熱交換器 6 DCモータ 6a 出力軸 7 室内ファン 12 マイコン(回転数制御手段、定数補正手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 室内ユニットのケーシング(1)内に、
熱交換器(4)と、回転軸の軸方向に沿って吸引した空
気を径方向外方へと吹出すターボファンから成る室内フ
ァン(7)とを配置し、この室内ファン(7)をDCモ
ータ(6)で駆動することにより、室内空気をケーシン
グ(1)の吸込口(2)を通して流入させ熱交換器
(4)を通過させた後にケーシング(1)の吹出口
(3)から室内に吹出させる空気調和機のファン制御装
置であって、室内ファン(7)の回転数とDCモータ
(6)へのモータ入力電圧との関係式に基づいて目標回
転数に対応する基準電圧を求め、この基準電圧をDCモ
ータ(6)に入力して室内ファン(7)の駆動を制御す
る回転数制御手段(12)と、この回転数制御手段(1
2)によって制御されているときの室内ファン(7)の
駆動状態に基づいて上記関係式中の定数を補正する定数
補正手段(12)とを設けていることを特徴とする空気
調和機のファン制御装置。 - 【請求項2】 モータ入力電圧をV、室内ファン(7)
の回転数をRとしたときの上記関係式をV=A×R+B
(A,Bは定数)として、上記定数補正手段(12)が
定数Bに対する補正を行うことを特徴とする請求項1の
空気調和機のファン制御装置。 - 【請求項3】 前記回転数制御手段(12)が、前記基
準電圧をDCモータ(6)に入力した後、室内ファン
(7)の検出回転数が目標回転数に近づくようにDCモ
ータ(6)への入力電圧をフィードバック制御する一
方、定数補正手段(12)が、上記フィードバック制御
によって室内ファン(7)がほぼ目標回転数で駆動され
ているときのモータ入力電圧と基準電圧との差に基づい
て定数の補正を行うことを特徴とする請求項1又は2の
空気調和機のファン制御装置。 - 【請求項4】 目標回転数に対応して求められた基準電
圧をV0 、室内ファン(7)がほぼ目標回転数で駆動さ
れているときのモータ入力電圧をVNOW とするとき、 BNEXT=(VNOW −V0 )/n+B (但し、nは1より大きい正の値) での算出値BNEXTをそれまでの定数Bに置き換える補正
を定数補正手段(12)が繰り返し行うことを特徴とす
る請求項3の空気調和機のファン制御装置。 - 【請求項5】 室内ファン(7)を停止した状態から目
標回転数に到達させる制御がそれぞれ行われる毎に、定
数補正手段(12)が前記補正を繰り返すことを特徴と
する請求項1、2、3又は4の空気調和機のファン制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087974A JP3006576B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気調和機のファン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087974A JP3006576B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気調和機のファン制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264598A JPH11264598A (ja) | 1999-09-28 |
| JP3006576B2 true JP3006576B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=13929819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087974A Expired - Fee Related JP3006576B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気調和機のファン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3006576B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6968707B2 (en) | 2003-12-02 | 2005-11-29 | Electrolux Home Products, Inc. | Variable speed, electronically controlled, room air conditioner |
| JP2008082643A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Mitsubishi Electric Corp | 換気装置 |
| JP7352192B2 (ja) * | 2020-08-31 | 2023-09-28 | 三菱電機株式会社 | 送風装置および送風装置の制御方法 |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP10087974A patent/JP3006576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11264598A (ja) | 1999-09-28 |
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